JP2011232495A - 光コネクタモジュール及びその製造方法 - Google Patents

光コネクタモジュール及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011232495A
JP2011232495A JP2010101897A JP2010101897A JP2011232495A JP 2011232495 A JP2011232495 A JP 2011232495A JP 2010101897 A JP2010101897 A JP 2010101897A JP 2010101897 A JP2010101897 A JP 2010101897A JP 2011232495 A JP2011232495 A JP 2011232495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
connector module
linear expansion
expansion coefficient
positioning component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010101897A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Tamura
充章 田村
Osamu Shimakawa
修 島川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2010101897A priority Critical patent/JP2011232495A/ja
Publication of JP2011232495A publication Critical patent/JP2011232495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】光ファイバの先端面と挿入孔の底面とが離間する虞がない光コネクタモジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】光ファイバ2と、光ファイバ2が固定され光ファイバ2の先端面2cが当接する底面4cを備える固定部4と、底面4cに対向するように設けられたレンズ5とを備えた位置決め部品3とを有する光コネクタモジュール1であって、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2の線膨張係数よりも大きい場合は、光コネクタモジュール1の使用温度範囲の上限よりも高い温度で光ファイバ2の先端面2cが固定部4の底面4cに当接されて固定され、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2の線膨張係数よりも小さい場合は、光コネクタモジュール1の使用温度範囲の下限よりも低い温度で光ファイバ2の先端面2cが固定部4の底面4cに当接されて固定されていることを特徴とする光コネクタモジュール1によって上記目的が達成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光信号を相手部材へ伝送する光コネクタモジュール及びその製造方法に関する。
発光素子で発生させた光信号を光ファイバにより伝送したり、光ファイバを伝搬してきた光信号を受光素子で受光する光伝送を行う光電気変換モジュールが知られている。
このような光モジュールとして、光電変換素子パッケージと、光ファイバの端部としてのフェルールと、レンズと、これらを収容する光透過性の樹脂材料からなるホルダとを備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−171556号公報
ところで、本発明者らは、上記特許文献1に記載の光モジュール(光コネクタモジュール)において、光ファイバとレンズとを単一の部品(位置決め部品)で直接接続すれば光ファイバに取り付けるフェルールを省略できるのではないかと検討した。ところが、位置決め部品に設けた挿入孔に光ファイバを挿入して固定するだけでは以下のような問題が生じることが判明した。
光ファイバは一般にガラス等から形成され、位置決め部品を形成する樹脂よりも線膨張係数が低い。このため、光コネクタモジュールの作動温度が高温になると、光ファイバと位置決め部品の線膨張係数の相違に起因して、光ファイバの先端面と、位置決め部品に設けられた挿入孔の突き合わせ接触面(底面)とが離間する虞があった。
図3は参考例に係る光コネクタモジュール101を示す。
光コネクタモジュール101は、光ファイバ102が位置決め部品103に設けられた挿入孔104に挿入されて構成されている。この光コネクタモジュール101が加熱されて光ファイバ102が熱膨張すると、光ファイバ102の先端面102cが挿入孔104の底面104cに近づくように変形する。他方で、位置決め部品103が熱膨張すると挿入孔104の側面104bが光ファイバ102の側面を保持して光ファイバ102の先端面102cを底面104cから遠ざけるように変形する。なお、図3の点線で示す部分が熱膨張により変形した部分を表す。また、この現象は光ファイバ102の長手方向の変形が支配的なので、図3では軸方向の変形のみを示している。
このとき、位置決め部品103の線膨張係数が光ファイバ102の線膨張係数よりも大きいと、位置決め部品103の熱膨張による変形が光ファイバ102の熱膨張による変形を上回ることがある。すなわち、光コネクタモジュール101が常温の時に光ファイバ102の先端面102cと挿入孔104の底面104cとが当接した状態で固定されていても、光コネクタモジュール101が高温になると光ファイバ102の先端面102cと挿入孔104の底面104cとが離間し、図3で示す隙間Aが生じる虞がある。
この現象とは逆に、光コネクタモジュール101が冷却されて光ファイバ102が熱収縮すると、光ファイバ102の先端面102cが挿入孔104の底面104cから遠ざかるように変形する。他方で、位置決め部品103が熱収縮すると挿入孔104の側面104bが光ファイバ102を保持したまま光ファイバ102の先端面102cを底面104cに近づけるように変形する。
このとき、光ファイバ102の線膨張係数が位置決め部品103の線膨張係数よりも大きいと、光ファイバ102の熱収縮による変形が位置決め部品103の熱収縮による変形を上回ることがある。すなわち、光コネクタモジュール101が常温の時に光ファイバ102の先端面102cと挿入孔104の底面104cとが当接する状態で固定されていても、光コネクタモジュール101が低温になると光ファイバ102の先端面102cと挿入孔104の底面104cとが離間する虞がある。
このように光ファイバ102の先端面102cと挿入孔104の底面104cとが離間して両者の間に隙間Aが生じると、隙間Aから光ファイバ102又はレンズ105に入射する光の一部が光ファイバ102又はレンズ105の表面で反射されるので、透過光量の減少による結合効率が悪化したり、この反射光の影響で光コネクタモジュール101に光学的に接続される不図示の光電変換素子の動作が不安定になる虞がある。
そこで、本発明は光ファイバの先端面と固定部(挿入孔)の底面とが離間する虞がない光コネクタモジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、
光ファイバと、
前記光ファイバが固定され前記光ファイバの先端面が当接する底面を備える固定部と、前記底面に対向するように設けられたレンズとを備えた位置決め部品とを有する光コネクタモジュールであって、
前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも大きい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の上限よりも高い温度で前記光ファイバの前記先端面が前記固定部の前記底面に当接されて固定され、
前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも小さい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の下限よりも低い温度で前記光ファイバの前記先端面が前記固定部の前記底面に当接されて固定されていることを特徴とする光コネクタモジュールが提供される。
さらに、本発明によれば、
光ファイバと、
前記光ファイバが固定され前記光ファイバの先端面が当接する底面を備える固定部と、前記底面に対向するように設けられたレンズとを備えた位置決め部品とを有する光コネクタモジュールの製造方法であって、
前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも大きい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の上限よりも高温で前記光ファイバの前記先端面を前記固定部の前記底面に固定する工程、又は、
前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも小さい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の下限よりも低温で前記光ファイバの前記先端面を前記固定部の前記底面に固定する工程を有することを特徴とする光コネクタモジュールの製造方法が提供される。
本発明に係る光コネクタモジュール及びその製造方法によれば、位置決め部品の線膨張係数が光ファイバの線膨張係数よりも大きい時は、光コネクタモジュールの使用温度範囲の上限よりも高温で光ファイバの先端面を固定部の底面に当接させて固定し、位置決め部品の線膨張係数が光ファイバの線膨張係数よりも小さい時は、光コネクタモジュールの使用温度範囲の下限よりも低温で光ファイバの先端面を固定部の底面に当接させて固定する。すなわち、光コネクタモジュールが加熱されたり冷却されたりして光ファイバと位置決め部品とが熱膨張・熱収縮しても、光コネクタモジュールの使用温度範囲では光ファイバの先端面が底面に密着した状態が維持される。したがって、光ファイバの先端面が底面から離間することがない。したがって、光の結合効率が良好に維持される光コネクタモジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る光コネクタモジュールの正面図である。 図1のII−II断面図である。 参考例に係る光コネクタモジュール1を側断面図である。
以下、本発明に係る光コネクタモジュールの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光コネクタモジュール1の正面図であり、図2は図1のII―II断面図である。図1,2を参照して、本実施形態に係る光コネクタモジュール1は、コア2aとクラッド2bとからなる光ファイバ2と、光ファイバ2が直接挿入されて固定される位置決め部品3とを有する。
光ファイバ2は、コア2aと、コア2aよりも屈折率の小さいクラッド2bとを有する。
位置決め部品3はポリエーテルイミド等の透明樹脂から形成される略直方体状の部材であり、光ファイバ2が挿入固定される挿入孔(固定部)4とレンズ5と嵌合凹部6とを有する。なお光コネクタモジュール1は、レンズ5が不図示の相手部品(不図示)に搭載された光電変換素子やレンズ等の光部品と対向した状態で、嵌合凹部6が相手部品に設けられた嵌合凸部と嵌合することで相手部品と接続される。
挿入孔4は、位置決め部品3の一側面に形成された開口4aからレンズ5側に設けられた底面4cまで位置決め部品3の長手方向(図2中の左右方向)に延びる円柱状の空間である。この挿入孔4の径方向寸法は光ファイバ2の外径寸法と同じかそれより僅かに大きく設定される。また、光ファイバ2は、先端面2cに光透過性の接着剤が塗布された状態で先端面2cが底面4cに当接するまで挿入孔4に挿入されて位置決め部品3に固定される。
レンズ5は位置決め部品3と一体成形される凸レンズである。レンズ5は、光ファイバ2の先端面と対向する位置で、開口4aが形成される面と反対側の面に設けられる。レンズ5は光ファイバ2を伝搬してきた光を収束させ、レンズ5に対向するように接続される不図示のレンズ等の光学素子や受光素子等の光電変換素子に効率よく光を伝搬させるものである。
ここで、本実施形態の光コネクタモジュール1は、使用温度範囲で光ファイバ2の先端面2cが常時底面4cに押し付けられるように、光ファイバ2と位置決め部品3の材料に応じて光ファイバを位置決め部品に固定する温度を調整する。
すなわち、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2全体の線膨張係数よりも大きいときは、光コネクタモジュール1の使用温度範囲(例えば、−40〜85℃)の上限よりも高い温度(例えば90℃)で光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底面4cに当接させて固定する。
使用環境により光コネクタモジュール1の温度が上昇して光ファイバ2が熱膨張すると、光ファイバ2の先端面2cが挿入孔4の底面4cに近づくように変形する。他方で、位置決め部品3が熱膨張すると挿入孔4の側面4bが光ファイバ2の側面を保持して光ファイバ2を底面4cから遠ざけるように変形する。
ところが、本実施形態の光コネクタモジュール1によれば、使用温度範囲の上限よりも高温で光ファイバ2の先端面2cが挿入孔4の底面4cに当接されて固定されている。したがって、固定時の温度より低い使用温度では、光ファイバ2は熱収縮によって先端面2cが挿入孔4の底面4cから遠ざかり、位置決め部品3は熱収縮によって挿入孔4の側面4bが光ファイバ2の側面を保持して光ファイバ2の先端面2cを底面4cに近づけるように変形している。しかも、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2の線膨張係数よりも大きいので、位置決め部品3の熱収縮による影響が光ファイバ2の熱収縮による影響よりも大きく、使用温度範囲内では光ファイバ2の先端面2cは常に挿入孔4の底面4cに押し付けられることになる。
一方、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2の線膨張係数よりも小さいときは、光コネクタモジュール1の使用温度範囲の下限よりも低い温度で光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底面4cに当接させて固定する。これは、光コネクタモジュール1を比較的高温環境下で使用するときに好適である。例えば使用温度範囲を30〜85℃に設定したときは、例えば使用温度範囲より低い温度である20℃で光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底面4cに当接させて固定する。
光コネクタモジュール1が冷却され、光ファイバ2が熱収縮すると、光ファイバ2の先端面2cが挿入孔4の底面4cから遠ざかるように変形する。他方で、位置決め部品3が熱収縮すると挿入孔4の側面4bが光ファイバ2の側面を保持して光ファイバ2の先端面2cを底面4cに近づけるように変形する。
ところが、本実施形態の光コネクタモジュール1によれば、使用温度範囲の下限よりも低温で光ファイバ2の先端面2cが挿入孔4の底面4cに当接されて固定されている。したがって、固定時の温度よりも低い使用温度では、光ファイバ2は熱膨張によって先端面2cが挿入孔4の底面4cに近づき、位置決め部品3は熱膨張によって挿入孔4の側面4bが光ファイバ2の側面を保持して光ファイバ2の先端面2cを底面4cから遠ざけるように変形している。しかも、位置決め部品3の線膨張係数が光ファイバ2の線膨張係数よりも小さいので、位置決め部品3の熱膨張による影響が光ファイバ2の熱膨張による影響よりも小さく、使用温度範囲内では光ファイバ2の先端面2cは常に挿入孔4の底面4cに押し付けられることになる。
つまり、本実施形態の光コネクタモジュール1においては、光ファイバ2の先端面2cが挿入孔4の底面4cから離間する虞があるのは光コネクタモジュール1が使用温度範囲から外れた時だけであり、使用温度範囲内の使用では光ファイバ2の先端面2cと挿入孔4の底面4cとの間に隙間が生じる虞がない。
以下に、種々の材料を用いた光ファイバ2と位置決め部品3を組み合わせて光コネクタモジュール1を形成した実施例1〜3を説明する。
<実施例1>
実施例1はコア2aに石英ガラス、クラッド2bにフッ化アクリレートを用いたHPCF(Hard Plastic Clad Fiber)を光ファイバ2に用い、ポリエーテルイミドの一種であるウルテム(ULTEM)(登録商標:サビック・イノベーテイブ・プラスティックス・アイピー・ベー・ベー社)を位置決め部品3に用いて、光コネクタモジュール1を形成した場合である。本実施例で用いた石英ガラス、フッ化アクリレート、ウルテムの線膨張係数(/℃)はそれぞれ、5×10−7、2×10−4、5×10−5である。
実施例1に係る光ファイバ2は石英ガラスとフッ化アクリレートの2種類の材料から構成されているので、光ファイバ2の断面積に占める各々の割合を考慮して光ファイバ2全体の線膨張係数を求めることができる。本実施例で用いる光ファイバ2のコア2aの半径は100μm、クラッド2bの半径は115μmなので、光ファイバ2全体の線膨張係数は以下の式により5×10−6(/℃)と求めることができる。
π(100)/π(115)×5×10−7+{π(115)―π(100)}/π(115)×2×10−4=5×10−6
本実施例では、位置決め部品3の線膨張係数(5×10−5)は光ファイバ2全体の線膨張係数(5×10−6)よりも大きいので、使用温度範囲の上限値(85℃)よりも高温の90℃に位置決め部品3を加熱した状態で、光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底面4cに当接させて固定する。
<実施例2>
実施例2はコア2aにゲルマニウム含有石英、クラッド2bに石英を用いたAGF(All Glass Fiber)を光ファイバ2として用い、テラリンク(登録商標:住友電工ファインポリマー株式会社)を位置決め部品3に用いて、光コネクタモジュール1を形成した場合である。
なお、テラリンクとは特開2008−88303号公報に開示される透明で耐熱性に優れた樹脂であり、透明ポリアミド、環状ポリオレフィン、フッ素樹脂、ポリエステル、アクリル、ポリカーボネート及びアイオノマー樹脂からなる群より選ばれる1種又は2種以上の架橋性の熱可塑性樹脂である。このテラリンクの線膨張係数(/℃)は9×10−5である。
上記AGFを用いた光ファイバ2の線膨張係数は、コア2a、クラッド2bともに5×10−7であることから、5×10−7(/℃)となる。
実施例2においても位置決め部品3の線膨張係数(9×10−5)は光ファイバ2の線膨張係数(5×10−7)よりも大きいので、使用温度範囲の上限値(85℃)よりも高温の90℃に位置決め部品3を加熱した状態で光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底4cに当接させて固定する。
<実施例3>
実施例3は光ファイバ2としてコア2aにポリメタクリレート、クラッド2bにフッ素系ポリマーであるフッ化アクリレートを用いたPOF(Plastic Optical Fiber)を用い、ウルテム(線膨張係数:5×10−5)を位置決め部品3に用いて、光コネクタモジュール1を形成した場合である。
なお、光ファイバ2のポリメタクリレートの線膨張係数は7×10−5、フッ化アクリレートの線膨張係数は2×10−4、コア2aの半径は0.49mm、クラッド2bの半径は0.50mmなので上述の実施例1と同様に光ファイバ2全体の線膨張係数は以下の式より8×10−5と求めることができる。
π(0.49)/π(0.50)×7×10−5+{π(0.50)―π(0.49)}/π(0.50)×2×10−4=8×10−5
本実施例では、位置決め部品3の線膨張係数(5×10−5)は光ファイバ2の線膨張係数(8×10−5)よりも小さいので、使用温度範囲の下限値(−40℃)よりも低温の−45℃に位置決め部品3を冷却した状態で光ファイバ2の先端面2cを挿入孔4の底面4cに当接させて固定する。
なお、以上の実施形態においては、挿入凹部4は円柱状の孔として説明したが、他の形態であってもよい。例えば、位置決め部品3を合わせ面を有するベース部材とベース部材の合わせ面を覆うカバー部材とで構成し、挿入凹部4を合わせ面に形成された断面V字状の溝として形成してもよい。
1 光コネクタモジュール
2 光ファイバ
3 位置決め部品
4 挿入孔(固定部)
5 レンズ
6 径方向延出凹部

Claims (2)

  1. 光ファイバと、
    前記光ファイバが固定され前記光ファイバの先端面が当接する底面を備える固定部と、前記底面に対向するように設けられたレンズとを備えた位置決め部品とを有する光コネクタモジュールであって、
    前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも大きい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の上限よりも高い温度で前記光ファイバの前記先端面が前記固定部の前記底面に当接されて固定され、
    前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも小さい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の下限よりも低い温度で前記光ファイバの前記先端面が前記固定部の前記底面に当接されて固定されていることを特徴とする光コネクタモジュール。
  2. 光ファイバと、
    前記光ファイバが固定され前記光ファイバの先端面が当接する底面を備える固定部と、前記底面に対向するように設けられたレンズとを備えた位置決め部品とを有する光コネクタモジュールの製造方法であって、
    前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも大きい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の上限よりも高温で前記光ファイバの前記先端面を前記固定部の前記底面に固定する工程、又は、
    前記位置決め部品の線膨張係数が前記光ファイバの線膨張係数よりも小さい場合は、前記光コネクタモジュールの使用温度範囲の下限よりも低温で前記光ファイバの前記先端面を前記固定部の前記底面に固定する工程を有することを特徴とする光コネクタモジュールの製造方法。
JP2010101897A 2010-04-27 2010-04-27 光コネクタモジュール及びその製造方法 Pending JP2011232495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101897A JP2011232495A (ja) 2010-04-27 2010-04-27 光コネクタモジュール及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101897A JP2011232495A (ja) 2010-04-27 2010-04-27 光コネクタモジュール及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011232495A true JP2011232495A (ja) 2011-11-17

Family

ID=45321869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010101897A Pending JP2011232495A (ja) 2010-04-27 2010-04-27 光コネクタモジュール及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011232495A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9063304B2 (en) Ferrule and ferrule with optical fiber
US11880072B2 (en) Optical ferrules with waveguide inaccessible space
JP5750997B2 (ja) 光コネクタモジュール
JP4903120B2 (ja) 光路変更部材
JP6956211B2 (ja) 光コネクタ及び光コネクタシステム並びにこれらを備えたアクティブ光ケーブル
US9201201B2 (en) Fiber trays, fiber optical modules, and methods of processing optical fibers
US9851521B2 (en) Connectorized optical chip assembly
US8469605B2 (en) Optical connector with ferrule interference fit
US11934019B2 (en) Dust mitigating optical connector
US9429717B2 (en) Ferrule and ferrule with optical fiber
WO2013130949A1 (en) Modularized interposer
JP2006220717A (ja) 光ファイバ接続部品およびこれを使用した光ファイバ接続器
TWI544247B (zh) Optical socket and its light module
KR20180067580A (ko) 도파관 보조 정합을 갖는 광학 커플링 장치
KR20190035896A (ko) 빔 확장을 위한 단일 반사 표면을 갖는 광섬유 연결부 페룰 조립체 및 이를 포함하는 확장형 빔 연결부
KR20100084973A (ko) 광모듈
KR20110119576A (ko) 광커넥터 모듈
US9645330B2 (en) Optical module
JP6390291B2 (ja) 光コネクタ
JP2011232495A (ja) 光コネクタモジュール及びその製造方法
JP6279352B2 (ja) 光結合部品、光コネクタおよび光結合方法
JP5657944B2 (ja) レンズ付き光コネクタ
TW202246825A (zh) 具有零拔模斜度機械對準特徵之模製光學連接器
WO2019077681A1 (ja) フェルール、光ファイバ付きフェルール及びフェルールの製造方法
JP2014182340A (ja) 光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121130