JP2011229687A - Display system, display apparatus, commodity, and container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、商品の陳列を行う陳列システム等に関する。 The present invention relates to a display system for displaying merchandise.
例えばコンビニエンスストアなどにおいては、飲料缶やペットボトルなど飲料が充填された容器が、例えば陳列ケースに収容された陳列装置に縦置きに載せられて販売される。そしてこのような陳列装置は、例えば、容器自身の自重により陳列ケースの前方に容器が移動するように傾斜した状態で配置される。そして、手前側(最前列)の1つの容器を抜き取ると、後続の容器が自重で手前側に移動する。
ここで陳列装置の容器が載せられる箇所には、容器の滑りの良さから例えばプラスチックの平板が設けられる。また、近年では回転可能なローラを多数配置した陳列装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、容器の補充は陳列装置の後方側から行うのが一般的であるが、手前側からの容器の投入を可能とするとともに、奥側に移動した容器が、再度手前側に移動し陳列される陳列装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、容器に関するものとして、缶底に形成された環状凸部の内周壁に、内側凹部と縦リブとが円周方向に交互に形成された缶が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
For example, in convenience stores and the like, containers filled with beverages such as beverage cans and plastic bottles are placed on a display device housed in a display case, for example, and placed on the market. And such a display apparatus is arrange | positioned in the state inclined, for example so that a container might move ahead of a display case with dead weight of the container itself. When one container on the near side (front row) is extracted, the subsequent container moves to the near side by its own weight.
Here, a plastic flat plate, for example, is provided at a place where the container of the display device is placed because of the good sliding property of the container. In recent years, a display device in which a large number of rotatable rollers are arranged has been proposed (for example, see Patent Document 1). In addition, the container is generally refilled from the rear side of the display device, but the container can be loaded from the front side, and the container moved to the back side is moved to the front side again and displayed. A display device has also been proposed (see, for example, Patent Document 2). Further, as a container, a can has been proposed in which inner concave portions and vertical ribs are alternately formed in the circumferential direction on the inner peripheral wall of an annular convex portion formed on the can bottom (see, for example, Patent Document 3). ).
ここで、コンビニエンスストアなどの店舗では、飲料缶などの商品が陳列装置に陳列された状態で販売されることが多い。ところで、陳列装置における商品の存在を購入者により確実に認識させることができれば、商品が購入される可能性を高めることが可能となる。 Here, in stores such as convenience stores, products such as beverage cans are often sold in a state where they are displayed on a display device. By the way, if the purchaser can surely recognize the presence of the product in the display device, the possibility of purchasing the product can be increased.
本発明が適用される陳列システムは、商品と、投入された商品を商品の取り出し部まで移動させる移動手段と、移動手段により移動し取り出し部に位置する商品に向けて画像を投影する投影手段と、を含む陳列システムである。 The display system to which the present invention is applied includes a product, a moving unit that moves the input product to a product take-out unit, and a projection unit that projects the image toward the product that is moved by the moving unit and is located in the take-out unit. , Including display systems.
ここで、商品は、画像が投影されるスクリーン部を有していることを特徴とすることができる。また、スクリーン部は、無地で形成されていることを特徴とすることができる。さらに、スクリーン部は、白色で形成されていることを特徴とすることができる。また、スクリーン部は、平坦に形成されていることを特徴とすることができる。また、商品の移動経路に、移動する商品の側部に接触可能な側部接触部を更に備え、商品は、投影手段が設けられている方向以外の方向をスクリーン部が向いている場合に側部接触部に接触する商品側接触部を有し、商品側接触部が側部接触部に接触することで商品が周方向に回転し、投影手段が設けられている方向をスクリーン部が向くことを特徴とすることができる。さらに、スクリーン部は、商品の外周面に形成されるとともに商品の全周に亘り形成されていることを特徴とすることができる。また、投影手段は、商品名および/または商標名を含む画像を商品に向けて投影することを特徴とすることができる。さらに、投影手段は、商品に関する情報を含む画像を商品に向けて投影することを特徴とすることができる。 Here, the product may be characterized by having a screen portion on which an image is projected. Moreover, the screen part can be characterized by being formed in plain. Further, the screen portion may be formed in white. In addition, the screen portion may be formed flat. In addition, the moving path of the product further includes a side contact portion that can contact a side portion of the moving product, and the product is on the side when the screen unit is facing a direction other than the direction in which the projection unit is provided. A product side contact part that contacts the part contact part, the product side contact part contacts the side part contact part, the product rotates in the circumferential direction, and the screen part faces the direction in which the projection means is provided. Can be characterized. Further, the screen portion may be formed on the outer peripheral surface of the product and formed over the entire circumference of the product. Further, the projecting means may project an image including a trade name and / or a trade name toward the product. Further, the projecting means may project an image including information related to the product toward the product.
また、本発明を陳列装置と捉えた場合、本発明が適用される陳列装置は、投入された商品を商品の取り出し部まで移動させる移動手段と、移動手段により移動し取り出し部に位置する商品に向けて画像を投影する投影手段と、を含む陳列装置である。 Further, when the present invention is regarded as a display device, the display device to which the present invention is applied is a moving means for moving an inserted product to a product take-out section, and a product that is moved by the moving means and is located in the take-out section. And a projecting unit that projects an image toward the display device.
また、本発明を商品と捉えた場合、本発明が適用される商品は、取り出し部に位置する商品に対し画像を投影する投影手段を備えた陳列装置に陳列される商品であって、文字および/または図柄が付されている第1の領域と、投影手段による画像の投影が行われるスクリーンが形成された第2の領域と、を備える商品である。
また、本発明を容器と捉えた場合、本発明が適用される容器は、取り出し部に位置する容器に対し画像を投影する投影手段を備えた陳列装置に陳列される容器であって、文字および/または図柄が付されている第1の領域と、投影手段による画像の投影が行われるスクリーンが形成された第2の領域と、を備える容器である。
Further, when the present invention is regarded as a product, the product to which the present invention is applied is a product displayed on a display device provided with a projection unit that projects an image onto a product located in the take-out unit, and includes characters and In other words, the product includes a first region to which a pattern is attached and a second region on which a screen on which an image is projected by the projection unit is formed.
Further, when the present invention is regarded as a container, the container to which the present invention is applied is a container that is displayed on a display device that includes a projection unit that projects an image onto a container located in the take-out unit, and includes characters and A container having a first area to which a pattern is attached and a second area on which a screen on which an image is projected by a projection unit is formed.
本発明を採用しない場合に比べ、陳列装置における商品の存在を購入者により確実に認識させることができ、商品が購入される可能性を高めることが可能となる。 Compared with the case where the present invention is not adopted, the purchaser can surely recognize the presence of the product in the display device, and the possibility of purchasing the product can be increased.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る陳列装置30の概略構成を示した図である。図2は、陳列装置30および容器20を陳列装置30の前方から眺めた場合の図である。また図3は、陳列装置30の上面図である。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a
図1(A)に示すように本実施形態における陳列装置30は、飲料が内部に充填された容器20が載せられるとともにこの容器20を移動させる載置部31(移動手段の一例)と、容器20(商品の一例)の移動経路を形成するとともに容器20の移動を案内するガイド32とを備えている。また、載置部31の一側辺に沿って配置され、容器20の移動を停止させる規制板34を備えている。ここで規制板34は透明に形成されている。また陳列装置30は、陳列装置30の最前部に位置する容器20の外周面に対し画像を投影する投影機(プロジェクター)35を有している。ここで投影機35は、容器20に向けて画像を投影する投影手段として捉えることができる。
As shown in FIG. 1 (A), a
陳列装置30は、同図(B)に示すように、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどに設置される陳列ケース10の内部に収納される。この陳列ケース10は、直方体状に形成されたケース本体部10Aと、このケース本体部10Aに対して開閉可能に設けられたドア10Bとにより主要部が構成されている。ここで陳列装置30は、陳列ケース10に設けられた棚(不図示)の上に載せられる。この際、陳列装置30は、規制板34が設けられた側がドア10B側に位置するように設置される。また、載置部31は、規制板34が設けられた側が、規制板34が設けられた側とは反対側よりも下方に位置するように配置される。即ち、載置部31は、陳列ケース10の後方側から容器20が取り出される前方側(取り出し部側)に向かって下り傾斜した状態で配置される。
As shown in FIG. 2B, the
ここで本実施形態における陳列ケース10は、後方側にもドアが設けられ(不図示)、後方側も開放可能となっている。そしてこの後方側より陳列装置30に容器20が投入される。即ち、陳列ケース10の後方側および陳列装置30の後方側に容器20の投入部が設けられた構成となっている。そして、投入された容器20は載置部31上をドア10B側に向かって移動する。なお、本明細書では、ドア10B側を前方側(前方)と称しドア10Bとは反対側を後方側(後方)と称する場合がある。また、陳列ケース10の幅方向(容器20が移動する方向に直交する方向)を横方向、幅方向と称する場合がある。
Here, the
陳列装置30についてさらに詳細に説明する。図3に示すように、本実施形態における陳列装置30のガイド32は、容器20の移動経路に沿って配置されている。またガイド32は、容器20の移動経路の両側に設けられている。ここでガイド32は、例えばアルミニウムなどの金属材料や樹脂材料などにより形成される。なお2つ設けられたガイド32のうち容器20の移動経路の右側(図中右側)に位置するガイド32は省略することができる。また本明細書では、以下、図中右側のガイド32を右ガイド32と称する場合があり、図中左側のガイド32を左ガイド32と称する場合がある。
The
ここで載置部31は、容器20が載置される容器載置面31Aを有している。そしてこの容器載置面31Aは、手前側が奥側よりも下方に位置するように傾斜して配置されている。付言すると、容器載置面31Aと前後方向の水平面とが角度θV(以下、「前後方向傾斜角度θV」と称する場合がある)をなすように、容器載置面31Aは傾斜して配置されている。さらに説明すると、容器載置面31Aは、容器20の投入部から容器20の取り出し部に向かうに従い下る傾斜が付与されている。
Here, the
また容器載置面31Aは、左ガイド32の方が右ガイド32よりも下方に位置するように傾斜して配置されている。付言すると、容器載置面31Aと左右方向(幅方向)の水平面とが角度θH(以下、「左右方向傾斜角度θH」と称する場合がある)をなすように、容器載置面31Aは傾斜して配置されている。さらに説明すると、本実施形態では、容器20の移動経路の一方の側方側および他方の側方側のうちの一方の側方側に、後述する抵抗付与部33(側部接触部の一例)が設けられている。そして本実施形態における容器載置面31Aには、この他方の側方側からこの一方の側方側に向かうに従い下る傾斜が付与されている。なお図3における符号3A,3Bは容器載置面31Aにおける傾斜の状態を示している。
The
さらに載置部31は、容器20が置かれる側の面である容器載置面31Aに、載置部31の幅方向に並列配置された第1ローラ列311、第2ローラ列312を有している。ここで、第1ローラ列311は上記一方の側方側に設けられ、第2ローラ列312は上記他方の側方側に設けられている。また、各ローラ列は、容器20の投入部から取り出し部にかけて並んで配置された複数のロール状部材314を有している。なお、第1ローラ列311に含まれるロール状部材314は、容器20の移動方向に沿った回転が可能であり容器20を陳列装置30の前方に向けて円滑に移動させる。一方で、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314は、回転ができないように固定されている。このため、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314は、載置部31を移動する容器20に対し移動に対する抗力を付与する。
Further, the
ここで第2ローラ列312に含まれるロール状部材314は、容器20のうちの上記他方の側方側(抵抗付与部33が設けられている側とは反対側)に位置する部位に接触し容器20に対して抗力を付与する。なお本実施形態では、第2ローラ列312に含まれる全てのロール状部材314を回転できないように固定したが、一個おきにロール状部材314を固定するなど、一部のロール状部材314を固定してもよい。なお、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314の固定は、接着剤等により行うことができる。またテープ等を貼付して固定することもできる。また第2ローラ列312に含まれるロール状部材314を設けず、このロール状部材314に対応する凸部を載置部31の表面に設けることもできる。
Here, the roll-shaped
さらに本実施形態では、図1(A)および図3に示すように、左ガイド32に、接触する容器20の外周面(側部)に対して摺動抵抗(摩擦抵抗、抗力)を付与する抵抗付与部33が設けられている。この抵抗付与部33は、図1(A)に示すように、容器20の移動経路に沿って設けられている。また抵抗付与部33は、移動経路の一方の側方側および他方の側方側のうちの一方の側方側に設けられている。また抵抗付与部33は、図2に示すように、容器20の移動経路に沿って設けられるとともに左ガイド32に形成された溝に埋め込まれた円柱状の基材33Aと、この基材33Aの外表面に貼付された貼付部材33Bとから構成されている。
Furthermore, in this embodiment, as shown to FIG. 1 (A) and FIG. 3, sliding resistance (friction resistance, drag) is provided with respect to the outer peripheral surface (side part) of the
基材33Aを円柱状(断面を円形)に構成した場合、載置部31の上を移動する容器20が上下方向や左右方向に傾いたとしても、抵抗付与部33と容器20との接触面積が一定となりやすい。なお基材33Aは、例えばアルミニウムなどの硬質の材料により形成することができる。また貼付部材33Bは、例えば、塩化ビニルにより構成されたビニールテープにより構成することができる。付言すると、貼付部材33Bは、基材33Aよりも柔軟性を有し基材33Aよりも軟質の材料により構成することができる。
When the
なお抵抗付与部33は、貼付部材33Bを設けず硬質の基材33Aのみにより形成することができる。また、抵抗付与部33を基材33Aのみにより構成する場合、この基材33Aに対し粗面化処理の一例としてのサンドブラスト処理を行い基材33Aの表面を荒らすことも可能である。また、貼付部材33Bを設ける場合、この貼付部材33Bは、例えば、EPDM(エチレン−プロピレンゴム)などのゴム部材を用いることもできる。さらに図3では、貼付部材33Bが基材33Aの全長に渡り設けられた例を示したが、貼付部材33Bを基材33Aの一部に設けることもできる。また上記では、円柱状の基材33Aを左ガイド32の溝に埋め込んだ例を説明したが、半円状の基材33Aを左ガイド32の表面に貼付することもできる。
In addition, the
次に、図4を用いて容器20について詳細に説明する。
図4は、容器20を説明するための図である。なお、同図(A)は容器20を一方側から図示したものであり、同図(B)は、容器20を他方側から図示したものである。また、同図(C)は同図(A)のS部における断面を示し、同図(D)は同図(A)のT部における断面を示している。
Next, the
FIG. 4 is a view for explaining the
同図に示す容器20は、いわゆる2ピース缶であり、飲料などの内容物が充填され且つプルタブを有した蓋部材(不図示)が取り付けられている。本容器20は、図4(A)および(B)に示すように、外周面に、第1領域R1、第2領域R2(商品側接触部の一例)を有している。ここで本実施形態では、表面における摩擦係数の大小関係が、第1領域R1>第2領域R2となっている。
The
次に、図4(C)を参照し第2領域R2の表面状態について説明する。
同図(C)に示すように、第2領域R2には、容器本体50の表面にインキ層51が設けられている。また、インキ層51の表面にクレーター状の凹凸を有したトップコート層(最外層)52が設けられている。
Next, the surface state of the second region R2 will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 5C, an
ここでインキ層51に用いるインキには、例えば金属印刷用のものを用いることができる。ここでインキの顔料(色量)としては、各種の有機顔料や無機顔料が用いられる。また、インキのビヒクルは、熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂等の樹脂を主成分としている。ここで熱硬化性樹脂としては、アルキッド型又はポリエステル型の樹脂等が用いられる。また、紫外線硬化性樹脂としては、紫外線ラジカル重合型、紫外線カチオン重合型の樹脂等が用いられる。さらに、インキには添加剤が含有されていても良い。添加剤としては、艶消し剤、ワックス類(天然系、石油系、合成系)、乾燥剤、分散剤、湿潤剤、架橋剤、ゲル化剤、増粘剤、皮張り防止剤、安定剤、消泡剤、光重合開始剤等が用いられる。
Here, as the ink used for the
またインキ層51は、いわゆるはじきインキにより形成されている。即ち、インキ層51は、このインキ層51の表面にトップコート層52を形成する塗料が塗られた場合にこの塗料をはじくインキにより形成されている。ここでトップコート層52における上記凹凸は、トップコート層52を形成する塗料がこのインキ層51によりはじかれることにより形成されたものである。
The
なおトップコート層52を形成する塗料をインキ層51によりはじくためには(上記凹凸を形成するためには)、インキ層51の形成に用いるインキの表面張力を、トップコート層52の形成に用いる塗料の表面張力よりも5mN/m以上低く設定することが望ましい。換言すると、インキの表面張力が塗料の表面張力よりも低く、且つ、インキと塗料との間の表面張力の差が5mN/m以上であることが望ましい。ここでインキの表面張力の低下は、例えば、通常のインキにシリコーンを添加することにより行うことができる。
In order to repel the paint for forming the
一方、トップコート層52に用いる塗料は、熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂等の樹脂を主成分とするものであり、必要に応じてワックス成分を含有している。熱硬化性樹脂としては、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フラン−ホルムアルデヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、アミノ樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂(例:ノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂)、ビスマレイミド樹脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、シリコーン樹脂、油性樹脂等が用いられる。
On the other hand, the coating material used for the
さらに、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との組成物を用いても良い。この場合、熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル−マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、アクリル重合体、飽和ポリエステル樹脂等が用いられる。これらの樹脂は、単独でも2種以上を組み合わせても使用できる。また、これらの樹脂組成物には、必要に応じて、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の公知の酸触媒が添加されていても良い。酸触媒を用いる場合は、酸触媒は樹脂に対して0.5〜1質量%添加するのが望ましい。また、これらの樹脂のうち、特に、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂と飽和ポリエステル樹脂との組成物や、熱硬化性アクリル樹脂とメラミン−ホルムアルデヒド樹脂との組成物を用いることが塗膜性能面で望ましい。 Further, a composition of a thermosetting resin and a thermoplastic resin may be used. In this case, a vinyl chloride-maleic acid-vinyl acetate copolymer, an acrylic polymer, a saturated polyester resin, or the like is used as the thermoplastic resin. These resins can be used singly or in combination of two or more. Moreover, well-known acid catalysts, such as toluenesulfonic acid and benzenesulfonic acid, may be added to these resin compositions as needed. When using an acid catalyst, it is desirable to add the acid catalyst in an amount of 0.5 to 1% by mass based on the resin. Of these resins, it is particularly desirable in terms of coating film performance to use a composition of a melamine-formaldehyde resin and a saturated polyester resin or a composition of a thermosetting acrylic resin and a melamine-formaldehyde resin.
一方、紫外線硬化性樹脂としては、例えば、カチオン硬化型樹脂、ラジカル硬化型樹脂等が用いられる。カチオン硬化型樹脂としては、紫外線硬化型エポキシ樹脂と光カチオン重合触媒との組成物等が用いられる。 On the other hand, as the ultraviolet curable resin, for example, a cationic curable resin, a radical curable resin, or the like is used. As the cationic curable resin, a composition of an ultraviolet curable epoxy resin and a cationic photopolymerization catalyst is used.
また、トップコート層52に用いる塗料において、上記の樹脂に架橋剤や増感剤を必要に応じて添加しても良い。架橋剤としては、種々のポリオール類(例:ε−カプロラクトントリオール)等が用いられる。増感剤としては、チオキサントン誘導体等が用いられる。さらに、トップコート層52に用いる塗料に、滑りを補うために、ワックス成分として天然系、石油系、合成系のワックス剤を単独で又は複合して添加しても良い。さらに、トップコート層52の表面のレベリング剤として、あるいは/更に、塗料状態での安定性を高めるためや初期滑り性をトップコート層52に付与するために、各種のシリコーンオイルを添加しても良い。
Moreover, in the coating material used for the
なお、インキ層51およびトップコート層52の組成等の一例を挙げると以下のようになる。
[トップコート層52]
樹脂成分:ポリエステル30%、アクリル13%、アミノ55%、エポキシ2%
ワックス:石油系0.3%、天然系1%、合成系0.2%(樹脂成分に対し)
シリコーンオイル(混合):0.15%(樹脂成分に対し)
表面張力:33mN/m
厚さ:5μm
[インキ層51](はじきインキ)
主樹脂:アルキッド樹脂
顔料:TiO2
表面張力:28mN/m
厚さ:2μm
An example of the composition of the
[Topcoat layer 52]
Resin component: 30% polyester, 13% acrylic, 55% amino, 2% epoxy
Wax: Petroleum 0.3%, Natural 1%, Synthetic 0.2% (based on resin component)
Silicone oil (mixed): 0.15% (based on resin component)
Surface tension: 33 mN / m
Thickness: 5μm
[Ink layer 51] (repellent ink)
Main resin: Alkyd resin Pigment: TiO 2
Surface tension: 28 mN / m
Thickness: 2μm
なお上記は、第2領域R2の形成方法の一例を説明したものであり、例えば特開2002−361172号公報に開示されている技術を用いて第2領域R2を形成してもよい。即ち、トップコート層52を形成する塗料をインキ層51の表面で斑状に凝集させることで凹凸を形成し第2領域R2を形成してもよい。また第2領域R2のクレーター状の凹凸は、発泡剤を含有したいわゆる発泡インキを用いてインキ層51を形成することにより形成することができる。なおこの発泡剤としては、例えば、発泡性マイクロカプセルを用いることができる。この発泡性マイクロカプセルは、樹脂からなる球形の外殻の中に低沸点の炭化水素(ブタン、プロパン等)を封入したものであり、焼付け処理時の加熱によって粒径が数倍に膨張する。
The above is an example of a method for forming the second region R2. For example, the second region R2 may be formed by using a technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-361172. That is, the second region R <b> 2 may be formed by forming irregularities by agglomerating the coating material forming the
次いで、図4(D)を参照し第1領域R1の表面状態について説明する。
同図(D)に示すように第1領域R1には、上記と同様、容器本体50の表面にインキ層51が設けられている。また、インキ層51の表面に、上記第2領域R2におけるトップコート層52よりも表面が平滑に形成されたトップコート層(最外層)52が設けられている。
Next, the surface state of the first region R1 will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 4D, an
ここで第1領域R1におけるインキ層51は、トップコート層52を形成する塗料をはじかないインキ(通常インキ)を用いて形成している。付言すれば、インキ層51を形成するインキは、表面張力がトップコート層52を形成する塗料の表面張力と等しいか又はそれよりも高いインキが用いられている。このため第1領域R1では、トップコート層52を形成する塗料がはじかれず、トップコート層52の表面は、第2領域R2におけるトップコート層52に比べ平滑となる。なお、インキ層51を形成するインキの基本的な組成等は上記と同様である。トップコート層52を形成する塗料の基本的な組成等は上記と同様である。
Here, the
なお、第2領域R2におけるインキ層51を、上記発泡インキを用いて形成する場合には、第1領域R1におけるインキ層51は、発泡インキではないインキ(通常インキ)を用いて形成する。また、第2領域R2におけるインキ層51を、トップコート層52を形成する塗料を凝集させるインキを用いて形成する場合には、第1領域R1におけるインキ層51は、トップコート層52を形成する塗料を凝集させないインキ(通常インキ)を用いて形成する。
In addition, when forming the
また図4(A)に示すように、本実施形態における容器20は、その外面(外周面)に、上記投影機35により投影された画像が現れるスクリーン部27を有している。ここでこのスクリーン部27は、画像が形成されておらず無地で形成され且つ白色に形成されている。なお本実施形態では、スクリーン部27以外の領域には、文字、図柄などの画像が形成されている。ここで容器20の外周面のうちこのスクリーン部27以外の領域は、文字および/または図柄が付されている第1の領域として捉えることができる。またスクリーン部27が形成されている領域は第2の領域として捉えることができる。また本実施形態では、スクリーン部27と第2領域R2とが予め定められた所定の位置関係で配置されている。具体的には、第2領域R2が一方向を向く場合にスクリーン部27がこの一方向と直交する方向を向くようになっている。
As shown in FIG. 4A, the
次に、陳列装置30における容器20の動作について説明する。
図5および図6は、陳列装置30における容器20の動作を説明するための図である。なお図5では第1ローラ列311、第2ローラ列312(図3参照)の図示を省略している。
Next, the operation of the
5 and 6 are diagrams for explaining the operation of the
図5の符号4Aに示すように、載置部31の後方に置かれた容器20は、容器載置面31Aに対し左右方向(幅方向)における傾斜および前後方向における傾斜が付与されているため、左ガイド32によって案内されながら前方に向かって移動する。そしてこの際、第1領域R1が抵抗付与部33に接触する状態にあると、第1領域R1と抵抗付与部33との間における滑りが抑制され(第1領域R1に抗力が付与され)、容器20は、時計回りの回転を行いながら前方へ移動する(符号4B参照)。
As indicated by
そして符号4Cのように、第2領域R2が抵抗付与部33に接触する状態となると、第2領域R2と抵抗付与部33との間で滑りが生じ、容器20の回転は停止する。ここで、第2領域R2が抵抗付与部33に接触した場合、第2領域R2と抵抗付与部33とは点接触に近い状態で接触する。付言すれば、第2領域R2と抵抗付与部33とは接触面積が低下する状態となる。このため、第2領域R2と抵抗付与部33との間で上記滑りが生じるものと考えられる。
And if 2nd area | region R2 will be in the state which contacts
その後、容器20は左ガイド32により案内されながら前方に向かって移動(スライド)する。これにより、陳列装置30の前方に達した容器20は、スクリーン部27が前方を向いた状態となる。付言すると本実施形態では、スクリーン部27が前方以外の方向を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入されたとしても、陳列装置30の前方に容器20が達した際にスクリーン部27が陳列装置30の前方(投影機35が設けられている方向)を向くようになる。そして本実施形態では、このスクリーン部27に対し、投影機35によって画像が投影される。これにより、図6に示すように、容器20のスクリーン部27に画像が現れる。
Thereafter, the
なお図6では、スクリーン部27に投影された画像に商品名が含まれた状態となっている。ここでスクリーン部27に投影される画像には、商品名や商標名など他の容器(商品)との識別を可能にする標記を含ませておくことが好ましい。また、スクリーン部27に投影される画像には、容器20の価格に関する情報や、アルコール飲料であるか否かの情報や、容量に関する情報や、カロリーに関する情報などを含ませることができる。付言すると、容器20の各々が有する固有の情報を含んだ画像を容器20のスクリーン部27に対し投影することができる。ここで、上記商品名等を含んだ画像は容器20の外周面に予め印刷されているのが一般的であるが、商品名などを本実施形態のように投影する場合、容器20を購入する購入者に対し容器20の存在をより認識させることが可能となる。そしてこの場合、単に商品名などが印刷されている場合に比べ、容器20が購入される可能性が高まる。
In FIG. 6, the product name is included in the image projected on the
なお本実施形態における陳列装置30では、上述のとおり、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314は、回転ができないように固定されている。このため、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314は、移動してくる容器20に対し移動に対する抗力を付与することとなる。ここで本実施形態における構成にて、第2ローラ列312から容器20に対し抗力を付与しない場合、第2領域R2と抵抗付与部33とが接触しているにも関わらず容器20が回転してしまう可能性がある。即ち、第2領域R2に対し抵抗付与部33から付与される抗力によって容器20の意図しない回転が起こる可能性がある。このため本実施形態では、第2ローラ列312に含まれるロール状部材314を用いて容器20に対し抗力を与え上記意図しない回転を抑えている。付言すると、容器20のうち抵抗付与部33と接触する部位とは反対側に位置する部位に対し抗力を与え、容器20の過度の回転を抑えている。
In the
ここで、上記第1領域R1、第2領域R2の形成方法について説明する。第1領域R1、第2領域R2は、例えば、2ピース缶である容器20の製造工程に含まれる印刷工程にて形成することができる。より詳細には、印刷工程に設置された印刷機を用いて形成することができる。
Here, a method of forming the first region R1 and the second region R2 will be described. 1st area | region R1 and 2nd area | region R2 can be formed in the printing process included in the manufacturing process of the
ここで図7は、容器20に対して印刷を行う印刷機を示した図である。
同図に示す印刷機500は、いわゆるオフセット印刷を行う印刷機である。この印刷機500は、ブランケットシリンダ510、画像に対応した印刷版を有し上記インキ層51を形成するインキをブランケットシリンダ510に塗布するインキ塗布装置520、支持ロール530、上記トップコート層52を形成する塗料を塗布する塗料塗布装置540を備える。
Here, FIG. 7 is a diagram illustrating a printing machine that performs printing on the
A
ブランケットシリンダ510は、円盤状に形成されるとともに一方向に回転する。また、ブランケットシリンダ510は、外周面に複数のブランケット(被転写部)511を有している。また、ブランケットシリンダ510は、インキ塗布装置520における上記印刷版からブランケット511に転写されたインキを、転写部Teにて2ピース缶の基体となる素缶体に対して転写しこの素缶体に画像を形成する。
The
インキ塗布装置520は、ブランケットシリンダ510の周方向に沿って色毎に複数設けられている。各インキ塗布装置520は、ブランケットシリンダ510のブランケット511に接触する印刷用シリンダ522、印刷用シリンダ522の外周面にインキを供給するインキ供給装置521を備えている。ここで印刷用シリンダ522は、外周面に上記印刷版を有しインキ供給装置521により供給されたインキをブランケット511に転写する。これにより、各ブランケット511の表面にインキが載せられる。詳細には、各ブランケット511の表面であって印刷用シリンダ522毎に割り当てられた各領域に、印刷用シリンダ522の各々からインキが順次載せられる。この結果、各ブランケット511の表面には、画像に対応したインキ像が形成される。そして、このインキ像は、ブランケットシリンダ510の回転に伴い、転写部Teまで移動し、周方向に回転している素缶体の外周面に転写される。これによって上記インキ層51が形成される。
A plurality of
支持ロール530は、ブランケットシリンダ510の対向位置に配置されるとともに一方向に回転し、不図示のウォッシャー工程から移動してきた素缶体を上記転写部Teまで搬送する。また支持ロール530は、ウォッシャー工程から移動してきた素缶体を回転させた状態で上記転写部Teまで搬送する。塗料塗布装置540は、上記インキ像が転写された素缶体(インキ層51が形成された素缶体)の外周面に対して塗料を塗布する。これによって上記トップコート層52が形成される。
The
ここでこのような印刷機500を用いる場合、上記第2領域R2におけるインキ層51を担当する印刷用シリンダ522から塗料をはじく機能を有したインキをブランケット511に載せることにより、第2領域R2と、この第2領域R2に隣り合う第1領域R1との間に表面の違いを形成することができる。なお、上述した発泡インキを用いての第2領域R2の形成は、第2領域R2におけるインキ層51を担当する印刷用シリンダ522から発泡インキをブランケット511に載せることにより行うことができる。さらに、上述の塗料を凝集させるインキを用いての第2領域R2の形成は、第2領域R2におけるインキ層51を担当する印刷用シリンダ522から、この塗料を凝集させるインキをブランケット511に載せることにより行うことができる。
Here, when such a
次に容器20の他の一形態を示す。
図8は、容器20の他の一形態を示した図である。詳細には、同図(A)は容器20を一方側から図示したものであり、同図(B)は、容器20を他方側から図示したものである。
Next, another form of the
FIG. 8 is a view showing another embodiment of the
図8に示す容器20では、上記にて示した容器20と同様に、スクリーン部27が設けられている。ここでこのスクリーン部27は、容器20の全周に亘り設けられている。付言すると、図8に示すスクリーン部27は、容器20の周方向に沿って形成され且つ帯状に形成されている。
In the
図4に示した容器20では、容器20の周方向における特定の領域にスクリーン部27が設けられている。このため、陳列装置30に投入される際の容器20の姿勢によっては、スクリーン部27が陳列装置30の前方を向いておらず、スクリーン部27に対し画像が投影されない事態が起こりうる。このため上記では、スクリーン部27が陳列装置30の前方を向くように容器20を周方向に回転させる処理を行っている。
In the
一方で本実施形態では、上記のように、スクリーン部27が容器20の全周に亘り設けられている。このため、容器20が何れの方向を向いていたとしてもスクリーン部27が陳列装置30の前方を向くようになる。この結果、容器20が何れの方向を向いていたとしてもスクリーン部27に対し画像が投影される。
On the other hand, in the present embodiment, the
なお本実施形態における容器20を用いる場合、容器20の周方向への回転を行う必要がなくなるため、陳列装置30の簡略化が可能となる。例えば、抵抗付与部33を省略した陳列装置30を用いることができる。また上記陳列装置30では、載置部31に対し幅方向における傾斜を付与していたが、このような傾斜が付与されていない陳列装置30を用いることができる。さらに上記では、容器20に対し第1領域R1、第2領域R2の2つの領域が設けられていたが、上記のようにスクリーン部27を容器20の全周に亘り設ける場合、容器20の回転が不要となるため、第2領域R2を省略可能となる。
In addition, when using the
また容器20は次のような形態とすることもできる。
図9は、容器20の他の一形態を示した図である。詳細には、同図(A)は容器20を一方側から図示したものであり、同図(B)は、容器20を他方側から図示したものである。
Moreover, the
FIG. 9 is a view showing another form of the
図9に示す容器20でも、上記にて示した容器20と同様に、スクリーン部27が設けられている。但し、本実施形態におけるスクリーン部27は、容器20の外周面のほぼ全ての領域に形成されている。本実施形態においても、容器20が何れの方向を向いていたとしてもスクリーン部27が陳列装置30の前方を向くようになり、容器20が何れの方向を向いていたとしてもスクリーン部27に対し画像が投影される。このため、上記と同様、陳列装置30の簡略化が可能となる。また容器20の第2領域R2を省略可能となる。なお本実施形態のように、外周面の全てをスクリーン部27として場合、商品名や製造者等の把握が困難となる。このため本実施形態では、同図の符号28に示すように、容器20の下部に、商品名、製造者などに関する表示を別途行っている。
Also in the
容器20の他の一形態についてさらに説明する。
図10は、容器20の正面図である。また図11は、容器20の断面図である。具体的には、図11(A)は図10におけるXIA−XIA線における断面図を示し、図11(B)は図10におけるXIB−XIB線における断面図を示している。
Another embodiment of the
FIG. 10 is a front view of the
本実施形態における容器20は、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂材料により形成された容器を例示している。図10に示すように本実施形態における容器20は、上部に開口(飲み口)を有し且つ筒状に形成され内部に飲料が充填された容器本体21と、容器本体21の開口を塞ぐキャップ22とを備えている。ここで容器本体21の外周面には画像が印刷されたフィルムFが装着されている。ここで本実施形態では、このフィルムFに対し印刷によって白色のスクリーン部27が形成されている。また本実施形態では、フィルムFに表面に、上記第1領域R1および第2領域R2が形成されている。
The
また本実施形態では、図11(A)に示すように、容器本体21のうちスクリーン部27の背面に位置する箇所が平坦状に形成されている。このため、スクリーン部27も平坦状になっている。このようにスクリーン部27が平坦状である場合、スクリーン部27が湾曲している場合に比べ、画像を投影する際の各部の構成や設定を簡略化することができる。なお、容器本体21のうち第2領域R2が配置されている下部側(図10参照)は、図11(B)に示すように、断面が円状となっている。これにより、容器20は抵抗付与部33に接触しながら陳列装置30の前方に向かって円滑に移動するようになる。
Moreover, in this embodiment, as shown to FIG. 11 (A), the location located in the back surface of the
容器20および陳列装置30の他の形態を更に示す。
図12は、容器20の他の一形態を示した図である。図13は、陳列装置30の他の一形態を示した図である。
Another form of the
FIG. 12 is a view showing another embodiment of the
本実施形態に示す容器20では、図4に示した構成に加え、バーコードBCが設けられている。このバーコードBCは容器20の底部側且つ容器20の外周面に形成されている。更に説明すると、このバーコードBCは容器20のうち第2領域R2が設けられている側とは反対側に形成されている。一方、陳列装置30側には、図13に示すように、陳列装置30の前方に、バーコードBCを読み取りバーコードBCに含まれる情報を取得するバーコードリーダBRが設けられている。また本実施形態では、バーコードリーダBRから送信された情報を取得する制御部400が設けられている。ここでこの制御部400は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶された不揮発性のROM(Read Only Memory)およびHDD(Hard Disk Drive)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、その周辺回路等とを備えて構成されている。
The
ここで本実施形態では、スクリーン部27が陳列装置30の前方を向くのに伴って、容器20に付されたバーコードBCが陳列装置30の側方(図13における右方向)を向くようになる。付言すると、陳列装置30の前方に容器20が達した際に、容器20に付されたバーコードBCと陳列装置30側に設けられたバーコードリーダBRとが対向するようになる。これにより、バーコードBCに含まれる情報がバーコードリーダBRにより取得されるとともに、この情報が制御部400に送信される。そして制御部400は、この情報に基づき、容器20に投影する投影画像を決定する。そして、この投影画像をHDDから読み出しこの投影画像を投影機35に送信する。これにより、容器20のスクリーン部27に対し、制御部400にて決定された投影画像が表示される。
Here, in the present embodiment, as the
ここで本実施形態における構成を採用した場合、容器20の種類に応じた画像を容器20に表示可能となる。また例えば、バーコードBCに製造年月日に関する情報が含まれている場合には、この製造年月日に関する情報を容器20に対し表示可能となる。また、バーコードBCに対し、上述した、容器20の価格に関する情報、アルコール飲料であるか否かの情報、容量に関する情報、カロリーに関する情報などを含ませておくことも可能である。なお上記では、一般的なバーコードを利用した場合を例示したが2次元バーコードなどを用いることもできる。また、無線タグなどを容器20に設け、この無線タグから情報を取得するようにしてもよい。
Here, when the configuration in the present embodiment is adopted, an image corresponding to the type of the
なお上記では、投影機35による画像の投影が常時行われている場合を例示したが、図14(陳列装置30の他の一形態を示した図)に示すように、容器20を検知するセンサSNを設けておき、容器20がセンサSNにより検知されている場合にだけ投影を行うこともできる。図14に示す構成では、陳列装置30から容器20が取り出された際に、投影機35による画像の投影が一旦オフとなる。そして後方から来た新たな容器20がセンサSNにより検知されると、投影機35による画像の投影が再開される。このような場合、容器20の存在がより目立つようになり、容器20(商品)が購入される可能性がより高まるようになる。
In addition, although the case where the image projection by the
なお上記では、容器20の表面に形成された第1領域R1を用いて容器20を回転させたが、以下に説明する、他の物理的な回転機構による回転手段を用いて容器20を回転させることもできる。
In the above description, the
ここで、図15および図16は、容器20の他の一形態を示した図である。なお、図15(A)は容器20の正面図を示し、同図(B)は容器20の左側面図を示している。また、図16(A)は容器20の背面図を示し、同図(B)は容器20の右側面図を示している。また、図15(A)、(B)、図16(A)、(B)の各々の上部に表示した図は、A−A線における断面図である。
Here, FIGS. 15 and 16 are views showing another embodiment of the
図15および図16に示した容器20には、キャップ22の下部に、容器本体21の外周面から容器本体21の径方向に突出した第1突出部24が設けられている。また、本容器20には、この第1突出部24の下面から下方に向かって突出した第1突起241〜第5突起245が設けられている。ここで、第1突起241〜第5突起245は、容器本体21によっても支持されている。さらに第1突起241〜第5突起245は、放射状に配置されている。また、第1突起241が、スクリーン部27側に設けられ、第5突起245が、スクリーン部27が設けられている側とは反対側に設けられている。さらに、第2突起242〜第4突起244は、容器20の周方向において、第1突起241と第5突起245との間に配置されている。また、スクリーン部27が設けられた側から容器20を眺めた場合に(図15(A)参照)、容器本体21の図中右側面側には、突起が設けられていない構成となっている。
The
次に、陳列装置30における上記容器20の動作を説明する。
図17は、陳列装置30における容器20の動作を示した図である。同図に示す陳列装置30には、容器20の移動方向上流側から移動方向下流側に向かって順に、第1ピン521A、第2ピン522A、第3ピン523A、第4ピン524A、第5ピン525Aが設けられている。ここで、第1ピン521A〜第5ピン525Aは、容器20の移動経路に沿って設けられた棒状部材51Aにより支持されている。なお、棒状部材51Aは不図示の固定部材により陳列装置30側に固定されている。
Next, the operation of the
FIG. 17 is a view showing the operation of the
ここで例えば、同図(A)に示すように、スクリーン部27が右斜め前方を向いた状態で容器20が投入された場合、まず第1突起241が第1ピン521Aに突き当たる。これによって容器20は反時計回りの回転を行う。その後、容器20は、第2突起242が第2ピン522Aに突き当たり、第3突起243が第3ピン523Aに突き当たり、第4突起244が第4ピン524Aに突き当たることで、順次回転を行う。そして、容器20は、第5突起245が第5ピン525Aに突き当たることで更に回転する。この結果、スクリーン部27が前方を向くようになる。
Here, for example, as shown in FIG. 5A, when the
また例えば、同図(B)に示すように、スクリーン部27が後方を向いた状態で容器20が投入された場合、まず第3突起243が第1ピン521Aに突き当たる。これによって容器20は反時計回りの回転を行う。その後、容器20は、第4突起244が第2ピン522Aに突き当たり、第5突起245が第3ピン523Aに突き当たることで、順次回転を行う。これによって、スクリーン部27が前方を向くようになる。そしてこの場合、第1突起241〜第5突起245が設けられていない部位が、第1ピン521A〜第5ピン525Aが配置された側に対向する状態となる。この結果、容器20は、残りの第4ピン524A、第5ピン525Aに突き当たることなく前方へ移動していく。
For example, as shown in FIG. 5B, when the
ここで容器20の他の構成例を更に説明する。
図18は、容器20の他の構成例を示した図である。なお、同図の下部に表示した図は容器20の正面図であり、上部に表示した図は下部に表示した図におけるA−A線の断面図である。本図に示す容器20には、上記と同様、第1突起241〜第5突起245が設けられている。ここで本実施形態では、第1突起241〜第5突起245の各々は、棒状に形成されるとともに第1突出部24の下面から下方に向かって突出している。また、第1突起241〜第5突起245は、長さが異なっており、第1突起241が最も長く第5突起245が最も短くなっている。また本実施形態では、第1突起241〜第5突起245の下部に、第1突出部24と同様の形状を有した第2突出部26が設けられている。
Here, another configuration example of the
FIG. 18 is a view showing another configuration example of the
ここで、第1突出部24のように容器本体21から環状に突出した部位を2本のレール等で下方から支持することで容器20の搬送を円滑に行える場合がある。また、飲料の充填後にキャップ22を装着する際、第1突出部24を下方から支持したい場合がある。ところでこのような場合に、上記第1突起241〜第5突起245等が設けられていると、容器20の搬送が困難となったりキャップ22の装着が困難となったりする場合がある。本実施形態のように、第1突起241〜第5突起245の下部に、第2突出部26を設けることで上記のような不具合の発生を抑制可能となる。
Here, the
次に、上記容器20を陳列する陳列装置について説明する。
図19は、陳列装置30を説明するための図である。なお同図(A)は陳列装置30の上面図であり、同図(B)は陳列装置30の右側面図である。
本実施形態における陳列装置30には、上記と同様、第1ピン521A〜第5ピン525Aが設けられている。ここで本実施形態における陳列装置30では、同図(B)に示すように、棒状部材51Aが載置部31に対して傾斜して配置されている。このため本実施形態では、第1ピン521Aが載置部31に最も近い位置に配置され、第5ピン525Aが載置部31から最も離れた箇所に配置されている。
Next, a display device for displaying the
FIG. 19 is a diagram for explaining the
The
ここで図20(陳列装置30における容器20の動作を示した図)を参照しながら容器20の動作を説明する。例えば、同図の符号21Aに示すように、スクリーン部27が右斜め前方を向いた状態で容器20が陳列装置30に投入された場合、第1ピン521Aに対し第1突起241が突き当たるようになる。これによって容器20には回転力が付与され、容器20は反時計回りに回転を行うようになる。次いで容器20の前方への移動に伴い、第2ピン522Aに対し第2突起242が突き当たり(符号21B参照)、容器20は同様に反時計回りの回転を行う。
Here, the operation of the
その後、容器20は、第3ピン523Aに第3突起243が突き当たり、第4ピン524Aに第4突起244が突き当たることで、周方向の回転を順次行う。そして最終的に、第5突起245が第5ピン525Aに突き当たることで(符号21C参照)、スクリーン部27が前方を向くようになる。その後、容器20は、載置部31上をスライドし陳列装置30の前方に到達する。
なお、図示は省略するが、例えば、スクリーン部27が陳列装置30の後方を向いた状態で容器20が投入された場合には、第3突起243が、第1ピン521A〜第5ピン525Aが配置された側に位置するようになる。そしてこの場合は、第3突起243が、第1ピン521A、第2ピン522A(図19(B)も参照)の上方を通過し、第3ピン523Aに突き当たる。これにより、容器20は反時計回り方向の回転を行う。その後は、上記と同様、第4突起244が第4ピン524Aに突き当たり、第5突起245が第5ピン525Aに突き当たることで、スクリーン部27が前方を向くようになる。
Thereafter, the
In addition, although illustration is abbreviate | omitted, when the
また陳列装置30は、図21のように構成することができる。
図21は、陳列装置30の他の構成例を示した図である。なお、同図(A)は上面図であり、同図(B)は左側面図である。
The
FIG. 21 is a diagram illustrating another configuration example of the
同図(A)に示すように、本陳列装置30における載置部31は、容器20を前方に向けて移動させる第1ローラ部311と、容器20の底部に接触し容器20に摺動抵抗を付与する抵抗付与部312とを備えている。ここで本実施形態では、抵抗付与部312からの摺動抵抗により容器20が回転する。また、載置部31は、第1ローラ部311と抵抗付与部312との間に配置され容器20の回転を停止させる回転停止機構313を備えている。また載置部31は、第1ローラ部311、抵抗付与部312、回転停止機構313よりも前方に、容器20を更に前方に移動させる第2ローラ部314を備えている。
As shown in FIG. 4A, the
第1ローラ部311は、容器20の移動方向に沿った回転が可能に設けられたロール状部材311aを複数有している。抵抗付与部312は、例えばゴム部材により構成することができる。なおゴム部材には、例えばEPDM(エチレン−プロピレンゴム)を用いることができる。第2ローラ部314は、容器20の移動方向に沿って回転可能に設けられたロール状部材314aを複数有している。回転停止機構313は、同図(B)に示すように、無端状に形成され循環移動が可能なベルト部材313aを備えている。また、回転停止機構313は、回転可能に設けられ、ベルト部材313aを内側から張架する第1張架ロール313bおよび第2張架ロール313cを備えている。また、ベルト部材313aの表面に固定され且つベルト部材313aの移動方向に沿って並べて設けられ、ベルト部材313aの移動に伴い循環移動する複数の移動部材313dを備えている。さらに、ベルト部材313aの移動方向において所定の間隔をおいて設けられ、且つ移動部材313dの表面から突出した複数の突起313eを備えている。
The
次いで容器20について説明する。
図22は、容器20を底部側から眺めた場合の図である。
本実施形態における容器20は、円筒状に形成され、また同図(A)に示すように、底部210に、外方に向かった環状に突出した環状突出部211を備えている。また、環状突出部211の内側の側面に、容器20の変形により形成された第1凹部212a、第2凹部212bを備えている。なお、容器20における凹部212は、同図(B)に示すように、環状突出部211の外側の側面に設けることもできる。また、凹部212以外に、例えば同図(C)に示すように、環状突出部211の内側の側面に、容器20の変形により形成された突出部(凸部)213を設けることもできる。
Next, the
FIG. 22 is a view when the
The
また、上記では環状突出部211が設けられた容器20について説明したが、同図(D)に示すように環状突出部211が設けられずほぼ平坦に形成された底部210に突出部213や凹部(不図示)を設けることもできる。さらに突出部213は、例えば容器20の成形加工が難しい場合、容器20の変形によらず、同図(E)、(F)に示すように、樹脂片、金属片、接着剤、シート、シールなど他の部材を取り付けることにより形成することもできる。さらに、同図(G)、(H)に示すように、底部210に、例えば接着剤を塗布したり、シールなど他の部材を貼付したりし、底部210から盛り上がる盛り上がり部214を設ける。そして、この盛り上がり部214により相対的に凹んだ箇所を凹部212とすることもできる。
In the above description, the
図23は、陳列装置30および容器20の動作を示した図である。なお本図では、図22(A)に示した容器20が投入された際の動作を示している。
同図の実線40Aに示すように陳列装置30の後方側に容器20が置かれると、環状突出部211(図22(A)参照)が突起313eと接触する。これにより容器20から回転停止機構313に荷重が作用し、回転停止機構313における移動部材313dが前方に向かって移動する。このとき、容器20の図中右方側は第1ローラ部311により円滑に前方に向かって移動しようとするものの、図中左方側は抵抗付与部312から抵抗が付与されるため前方への移動が規制される。
FIG. 23 is a view showing the operations of the
When the
この結果破線40Bに示すように、容器20は、前方へ移動しつつも時計回り(周方向)の回転を行う。即ち、容器20が前方に移動しようとする移動力に抗する抵抗力が容器20の部位に応じて異なるようになり、容器20は回転する。詳細には、容器20の重心を境にして左右の抵抗力が異なるようになり、容器20は回転する。その後、容器20の第1凹部212a又は第2凹部212b(図22(A)参照)に、回転停止機構313の突起313eが入り込む。これにより容器20の回転が停止(規制)される(破線40C参照)。その後、容器20が第2ローラ部314の所定位置まで達すると、容器20と突起313eとが非接触状態となる。これにより、容器20は、第2ローラ部314によって更に前方まで移動する(破線4D参照)。なお、本図では第1凹部212aおよび第2凹部212bが設けられた容器20を用いた例を説明したが、例えば突出部213が設けられた容器20(例えば図22(E)参照)を用いた場合には、突起313eと突出部213とが突き当たり、容器20の回転が停止される。
As a result, as indicated by a
本実施形態でも、実線40Aに示すように、スクリーン部27が斜め方向を向いた状態で容器20が載置部31に置かれたとしても、前方に達する段階において、スクリーン部27が前方に向くようになる。このため、スクリーン部27が前方に向いていない状態で容器20の載置(投入)を行ったとしても、陳列装置30の前方に容器20が達した際にスクリーン部27が前方を向いた状態となる。
Also in the present embodiment, as shown by a
陳列装置30の他の構成例および容器20の動作を図24(陳列装置30の他の構成例および容器20の動作を示した図)を参照しながら更に説明する。なお図24では、図22(F)に示した容器20が投入された際の動作を示している。
Another configuration example of the
図24に示す陳列装置30では、回転停止機構313を、容器20の移動経路の直下ではなく、移動経路の側方に配置している。本図に示す回転停止機構313は、突起313eが上方に突出せず、突起313eが回転停止機構313の幅方向に突出する構成となっている。言い換えると、突起313eが、容器20の移動方向と直交する方向(交差する方向)に突出する構成となっている。また、回転停止機構313は、容器20の移動経路上に突出するとともに容器20の間に入り込み、各容器20が互いに接触することを防止する棒状部材313jを複数備えている。
In the
ここで、陳列装置30の後方側に置かれた容器20(符号17A参照)は、右ガイド32により案内されつつ前方に向かって移動する。なおこの際、容器20は、右ガイド32から回転力を受け、反時計回りに回転しながら前方へ移動する(符号17B参照)。そして、容器20が回転しながら更に前方に移動すると、突出部213と突起313eとが突き当たる状態となり、容器20の回転が停止される(符号17C参照)。なおこの際、容器20は、スクリーン部27が前方に向いた状態となる。そして、容器20は、回転停止機構313を通過すると、更に前方に向かって移動し、スクリーン部27が前方を向いた状態で陳列装置30の前方にて停止される(符号17D参照)。
Here, the container 20 (see reference numeral 17 </ b> A) placed on the rear side of the
また容器20の回転は次のように行うこともできる。
図25は、容器20および陳列装置30の他の構成例を示した図である。
本実施形態における容器20は、同図(A)に示すように、容器20の軸心を境にした一方側の側部220および他方側の側部220の両者に、容器20の周方向に沿った凹部221を有している。付言すれば、容器20は、位相が180°ずれた位置に凹部221を有している。一方、陳列装置30は、容器20の移動経路の両側にガイド32を2つ有している。但し、これらのガイド32は、前後方向に沿った直線状ではなく、前方に向かうに従い容器20の移動経路が狭まるように湾曲して形成されている。
The rotation of the
FIG. 25 is a diagram illustrating another configuration example of the
The
ここで本形態にて容器20が載置部31に置かれると、容器20は載置部31を前方に向かって移動し、同図(B)に示すように両ガイド32のうちの一方に接触する。そして容器20は、ガイド32により前方への移動が案内され且つガイド32から回転力が付与される。そして、容器20の凹部221にガイド32が入り込むことで容器20の回転が停止される。その後、容器20は、スクリーン部27が前方を向いた状態で前方に向かって更に移動していく。
Here, when the
また容器20の回転は次のように行うこともできる。
図26は、容器20および陳列装置30の他の構成例を示した図である。
本実施形態では、同図(A)に示すように、平板状の2本のガイド32を陳列装置30の前後方向に沿って且つ平行に設けるとともに、一方のガイド32の上面に容器20へ摺動抵抗を付与する抵抗付与部321(同図(B)参照)を設けている。なお、この抵抗付与部321は、例えばゴム部材の貼付により形成することができる。一方、本実施形態における容器20では、同図(A)に示すように、容器20の外周面から周方向に且つ環状に突出した環状突出部29が設けられている。そして本実施形態では、容器20は、ガイド32上に環状突出部29が載せられた状態にて陳列装置30に投入される。そして本形態にて容器20が前方に向けてスライドする際、容器20に作用する力(摩擦力)は、左方側(抵抗付与部321側)の方が大きくなる。このため、容器20は、同図(B)に示すように、時計回りに回転する。
The rotation of the
FIG. 26 is a diagram illustrating another configuration example of the
In the present embodiment, as shown in FIG. 2A, two
また上記では、容器20に対し直接、第1領域R1、第2領域R2を形成したが、図27(容器20の他の一形態を示した図)に示すように、円筒状に形成され容器20に対し別途装着される装着部材600の外周面に第1領域R1、第2領域R2を形成することができる。また、図28(容器20の他の一形態を示した図)に示すように容器20の外周面に装着される装着フィルム80の表面に第1領域R1、第2領域R2を形成しておき、この装着フィルム80を容器20に装着することで、容器20に対し第1領域R1、第2領域R2を形成することができる。
In the above, the first region R1 and the second region R2 are formed directly on the
20…容器、27…スクリーン部、30…陳列装置、31…載置部、33…抵抗付与部、35…投影機、R2…第2領域
DESCRIPTION OF
Claims (12)
投入された前記商品を当該商品の取り出し部まで移動させる移動手段と、
前記移動手段により移動し前記取り出し部に位置する前記商品に向けて画像を投影する投影手段と、
を含む陳列システム。 Products,
Moving means for moving the introduced product to the take-out portion of the product;
Projecting means for projecting an image toward the product located by the moving means and positioned in the take-out unit;
Including display system.
前記商品は、前記投影手段が設けられている方向以外の方向を前記スクリーン部が向いている場合に前記側部接触部に接触する商品側接触部を有し、
前記商品側接触部が前記側部接触部に接触することで前記商品が周方向に回転し、前記投影手段が設けられている方向を前記スクリーン部が向くことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の陳列システム。 The product further includes a side contact portion that can contact a side portion of the product to be moved in the movement path of the product,
The product has a product-side contact portion that comes into contact with the side contact portion when the screen portion is oriented in a direction other than the direction in which the projection means is provided,
6. The product is rotated in a circumferential direction when the product-side contact portion comes into contact with the side contact portion, and the screen portion faces a direction in which the projection unit is provided. The display system according to any one of the above.
前記移動手段により移動し前記取り出し部に位置する前記商品に向けて画像を投影する投影手段と、
を含む陳列装置。 Moving means for moving the introduced product to the take-out part of the product;
Projecting means for projecting an image toward the product located by the moving means and positioned in the take-out unit;
Including display device.
文字および/または図柄が付されている第1の領域と、
前記投影手段による前記画像の投影が行われるスクリーンが形成された第2の領域と、
を備える商品。 A product displayed on a display device provided with a projection means for projecting an image onto a product located in a take-out unit,
A first region with letters and / or symbols attached;
A second region on which a screen on which the image is projected by the projection unit is formed;
Products with
文字および/または図柄が付されている第1の領域と、
前記投影手段による前記画像の投影が行われるスクリーンが形成された第2の領域と、
を備える容器。 A container displayed on a display device having a projection means for projecting an image onto a container located in a take-out unit,
A first region with letters and / or symbols attached;
A second region on which a screen on which the image is projected by the projection unit is formed;
Container.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010102743A JP2011229687A (en) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | Display system, display apparatus, commodity, and container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010102743A JP2011229687A (en) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | Display system, display apparatus, commodity, and container |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011229687A true JP2011229687A (en) | 2011-11-17 |
Family
ID=45319659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010102743A Pending JP2011229687A (en) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | Display system, display apparatus, commodity, and container |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011229687A (en) |
-
2010
- 2010-04-27 JP JP2010102743A patent/JP2011229687A/en active Pending
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