JP2011224444A - Rice polishing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、精米装置に関する。 The present invention relates to a rice milling apparatus.
従来、精米装置には、玄米を水平方向に搬送して精米部で精米する横型精米装置(例えば、特許文献1参照)と、玄米を垂直方向に搬送して精米部で精米する縦型精米装置(例えば、特許文献2参照)とが知られている。横型、縦型の両精米装置における精米部は、除糠網と、周縁に突出した羽部を設けた攪拌ロールとを具備して、除糠網と攪拌ロールとの間には精米室が形成される。 Conventionally, in a rice milling apparatus, a horizontal rice milling apparatus (for example, refer to Patent Document 1) that transports brown rice in the horizontal direction and mills it in the milling part, and a vertical rice milling apparatus that transports brown rice in the vertical direction and mills it in the rice milling part. (For example, see Patent Document 2). The rice milling unit in both horizontal and vertical rice milling equipment comprises a scouring net and a stirring roll provided with wings protruding at the periphery, and a milling chamber is formed between the scouring net and the stirring roll. Is done.
すなわち、搬送部から精米室始端側に搬送された玄米は、攪拌ロールと除糠網との間を攪拌されながら精白米排出口へと移動することで精白米となる。これら両精米装置では、精米部の排出口に付勢して設けた抵抗蓋により、精米部内の玄米にかかる精米圧が調整され、精米部内における米粒同士の接触圧と接触摩擦等によって玄米から糠の層が取り除かれて白米となり、これら白米は抵抗蓋を押動して排出口から排出される。 That is, the brown rice transported from the transport unit to the start side of the milled rice chamber becomes milled rice by moving to the milled rice discharge port while being stirred between the stirring roll and the screen. In both of these rice milling devices, the resistance lid provided by energizing the discharge port of the rice milling section adjusts the rice milling pressure applied to the brown rice in the rice milling section, and the rice bran is crushed from the brown rice by contact pressure and contact friction between the rice grains in the rice milling section. This layer is removed to become white rice, which is discharged from the outlet by pushing the resistance lid.
しかしながら、従来の縦型、横型の精米装置において、攪拌ロールの周面を移動する玄米は、除糠網の内壁側を移動する玄米と比べて精白米排出口へ移動する速度が速くなる。したがって、それぞれを移動する玄米の精米白度を比べると、攪拌ロールの周面を移動する玄米の精米白度が悪いため、精米ムラを生じる問題があった。 However, in conventional vertical and horizontal rice mills, brown rice moving on the peripheral surface of the stirring roll moves faster to the milled rice discharge port than brown rice moving on the inner wall side of the screen. Therefore, when comparing the whiteness of the brown rice that moves through each, the whiteness of the brown rice that moves around the peripheral surface of the stirring roll is poor, resulting in a problem of uneven rice milling.
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、精米ムラを低減することができる精米装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a situation, Comprising: It aims at providing the rice milling apparatus which can reduce rice mill nonuniformity.
請求項1に記載の発明は、玄米を搬送する搬送部と、この搬送部に連設され、当該搬送部から搬送された玄米を、筒状の攪拌ロールと前記攪拌ロールを収納する筒状の除糠網との間で所定の精米圧で精米する精米部と、を備えた精米装置において、前記攪拌ロールの周面には、ロール長手方向に突状に延在させた突条と前記突条の中途からロール周面に沿って延在して玄米の移動を規制する規制部が形成されることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の精米装置において、前記規制部の高さは、突条の高さより低くしたことを特徴とする。
The invention according to
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の精米装置において、前記規制部は、前記攪拌ロールの周面に複数設けられていることを特徴とする。
The invention according to
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の精米装置において、前記精米部は、搬送された玄米を水平方向に送りながら精米することを特徴とする。
The invention according to
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の精米装置において、前記精米部は、搬送された玄米を垂直方向に送りながら精米することを特徴とする。
Further, the invention according to
本発明によれば、玄米を搬送する搬送部と、この搬送部に連設され、当該搬送部から搬送された玄米を、筒状の攪拌ロールと前記攪拌ロールを収納する筒状の除糠網との間で所定の精米圧で精米する精米部と、を備えた精米装置において、前記攪拌ロールの周面には、ロール長手方向に突状に延在させた突条と前記突条の中途からロール周面に沿って延在して玄米の移動を規制する規制部が形成されるので、搬送部から精米室内に玄米が搬送されると、攪拌ロールの周面を移動する玄米は、規制部により精白米排出口へ向う移動を規制されて、除糠網の内壁を移動する玄米と同程度の速度となる。結果的に攪拌ロールの周面を移動する玄米と除糠網の内壁を移動する玄米との精米白度が均一となり精米ムラを低減することができる。 According to the present invention, a transport unit that transports brown rice, and a cylindrical strip that is connected to the transport unit and transports the brown rice transported from the transport unit to a cylindrical stirring roll and the stirring roll. And a rice milling unit that polishes the rice at a predetermined rice milling pressure between the ridge and the middle of the ridge on the circumferential surface of the agitating roll and the ridge extending in the roll longitudinal direction. Since a restriction part is formed that extends along the circumferential surface of the roll and restricts the movement of brown rice, when the brown rice is conveyed from the conveyance part into the milled rice chamber, the brown rice that moves on the circumferential surface of the stirring roll is regulated. The movement toward the milled rice discharge port is regulated by the section, and the speed is the same as that of the brown rice moving on the inner wall of the screen. As a result, the whiteness of the polished rice between the brown rice moving on the peripheral surface of the stirring roll and the brown rice moving on the inner wall of the scouring net becomes uniform, and unevenness of the polished rice can be reduced.
以下、本発明に係る精米装置の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, specific embodiments of the rice milling apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[横型の精米装置]
横型の精米装置について図1から図6を参照しながら説明する。
[Horizontal rice milling machine]
A horizontal rice mill will be described with reference to FIGS.
本実施形態に係る精米装置1は、図1及び図2に示すように、玄米aを貯留する玄米供給部2と、この玄米供給部2から玄米aを水平搬送する搬送部3と、この搬送部3に連設され、当該搬送部3から搬送された玄米aを所定の精米圧で精米する精米部4と、この精米部4内から精白米b(図2参照)を排出するとともに、前記精米圧を調整する機能を有する白米排出機構5を備えている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
玄米供給部2は、収容した玄米aを搬送部3に供給するホッパ部6を備えており、ホッパ部6の底部の中央には、玄米供給口を有する短尺の玄米供給筒10を下方に向けて突設している。玄米供給筒10は、搬送部3の天井部に接続されている。
The brown
搬送部3はスクリューフィーダとして構成されており、ホッパ部6内に貯留された玄米aを精米部4に一定量安定して供給する搬送スクリュー11と、搬送スクリュー11を回動自在となるように収容した搬送室12とを備えている。搬送スクリュー11は、ホッパ部6の下方に配置された搬送室12内に、軸方向が横方向に一致するように横置きに配置されている。
The
搬送室12は、搬送スクリュー11と同心状の円筒内に構成され、搬送スクリュー11の軸方向基端側で且つこの搬送室12のケーシング9の天井部側に供給口10aが形成されている。この供給口10aには、ホッパ部6の底部中央に開口した玄米排出口が連通して対向配置されており、ホッパ内の玄米aが、供給口10aを通って搬送室12内に落下しながら供給される。
The
搬送スクリュー11の基端には、駆動軸21が連動連結されており、駆動軸21は、軸受け部22,23により回転自在に支承されると共に受動プーリ28を連結する構成としている。
A
すなわち、搬送スクリュー11は、駆動軸21により片持ち支持された状態で、搬送部3の下方に設けた動力部としてのモータ部24からの駆動力が前記モータ部24の出力軸25に連結した各プーリ26,28を介して伝動伝達されて軸心回りに回転駆動する。なお、駆動プーリ26と受動プーリ28間には、出力軸25からの動力を伝達するベルト27が懸架されている。
That is, in the state where the conveying
なお、ホッパ部6底部の玄米排出口から排出される玄米aの量をシャッターによって調整するようにしてもよいし、或は、搬送スクリュー11の回転数を調整することにより、玄米供給部2より供給される玄米aの供給量を調整するようにしてもよい。
In addition, you may make it adjust the quantity of the brown rice a discharged | emitted from the brown rice discharge port of the bottom part of the
搬送室12の水平方向一端部側には、精米部4を構成する筒状の精米室30が横臥状態で水平方向に連通して連設される。なお、本実施形態における搬送室12や精米部4の精米室30は、水平となるように横置き配置された設置構造としたが、精米室30の始端側から精白米排出口34に向かって傾斜を設けるようにして横置き配置された設置構造であってもよい。
A cylindrical
精米部4は、玄米aを精白米bに精米する筒状の攪拌ロール32と、攪拌ロール32を収納する断面視正六角形の筒状の除糠網80とを備えている。そして、この除糠網80と攪拌ロール32との間に形成される空間により、実質的な精米室30が形成されている。このように除糠網80を多角形状とすることで、攪拌ロール32と除糠網80とからなる精米室30内に精米圧を生起することが可能となる。
The
また、筒形状の攪拌ロール32は、そのロール長手方向に突状に延在させた1対の門形状の突条32aが連設される。攪拌ロール32の突条32aには、回転方向と逆方向の側部にエアーポンプ13から供給される空気を吹き出す吹出口32bを開口して、この吹出口32bは、攪拌ロール32内部に連通している。攪拌ロール32は、正面視楕円形状となるように肉厚に形成されている。
In addition, the
除糠網80は、断面視略六角状の筒を長手方向に沿って半割状に2分割した形状の2つの網体とから構成されている。除糠網80の内壁81には、玄米から糠を取り除くため略半球形状の隆起部(図示しない)が多数形成されると共に、玄米から取り除かれた糠を通過させるための貫通孔86が多数穿設されている。各網体の外壁側には、各網体を補強するための補強体89が連設される。
The stripping
なお、除糠網80は、断面視略六角形としたが、これらの形状に限定されず、その他の断面視略八角形、七角形、九角形等の多角形状であってもよい。
Although the stripping
攪拌ロール32の基端側は、前記搬送スクリュー11の先端側に同心状に連結されており、駆動軸21が回転すると搬送スクリュー11や攪拌ロール32が一体的に回転することとなる。
The proximal end side of the stirring
図3から図5に示すように、攪拌ロール32の外周面には、一対の門形状の突条32a,32a(図1参照)が軸方向に設けられている。突条32aの基端側の攪拌ロール32には、エアーポンプ13から供給される空気が吹き出す吹出口32bが形成されている。上述した駆動軸21や搬送スクリュー11や攪拌ロール32の中心には、それぞれ相互に連通した連通孔14が形成され、この連通孔14にエアーポンプ13から供給された空気を通過させて、攪拌ロール32の周面に設けた吹出口32bから空気を吹き出すようにしている。
As shown in FIGS. 3 to 5, a pair of gate-shaped
さらに、攪拌ロール32のロール周面には、その円周方向に1/4円弧とした板状の規制部39,39を設けることとした。
Further, plate-shaped restricting
すなわち、各規制部39は、攪拌ロール32のロール長手方向中央位置でかつ門形状の突条32aにおける回転方向の側部32c(図4中、正面視左側部)から延在して形成されている。具体的には、規制部39は、攪拌ロール32の基端側からロール長手方向の1/3〜1/2の長さの位置で且つ突条32aの回転方向の側部32cに設けられる。なお、規制部39の幅は、例えば数cmの幅であってもよいし、ロール長手方向の1/3位置〜1/2位置までの長さの幅であってもよい。
That is, each restricting
また、各規制部39は、その先端部分が正面視テーパー状に形成されている。さらに、規制部39は、その長さが攪拌ロール32の円周の長さの約1/4であり、その高さが突条32aの高さより低く設定されている。特に、規制部39の高さH2は、突条32aの高さH1の1/2以上2/3以下としている。すなわち、突条32aの高さH1の1/2未満の場合は、米にかかる負荷が不足することとなる。他方、突条32aの高さH1の2/3より高い場合は、米にかかる負荷が過負荷となる。
Each restricting
図5及び図6に示すように、搬送部3から精米室30内に玄米が水平搬送されると、攪拌ロール32の周面を移動する玄米の速度(矢印d1)は、規制部39により精白米排出口34へ向う移動を規制されることで減速された速度(矢印d2)となり、除糠網80の内壁81側を移動する玄米の速度(矢印d3)と同程度の速度となる。
As shown in FIGS. 5 and 6, when the brown rice is horizontally transported from the
すなわち、攪拌ロール32の周面と除糠網80の内壁81側における玄米密度が均一になり、結果的に攪拌ロール32の周面を移動する玄米と除糠網80の内壁81側を移動する玄米との精米白度が同程度となり精米ムラを低減することができる。
That is, the density of the brown rice on the peripheral surface of the stirring
また、この攪拌ロール32の規制部39を境として、搬送室12側の精米室30では、玄米から糠が分離される作用が従来の装置より高くなり、白米と分離された糠が規制部39を乗り越えて、精白米排出口34側の精米室30においては、糠が吹出口32bから吹き出す空気により除糠網80側に吹き飛ばされて、貫通孔86から集糠ケース33に排出される一方で、白米が精白米排出口34側に搬送されて排出される。従来の装置では、精白米排出口34から白米と共に粉糠が排出されることがあったが、規制部39を設けることで、玄米から糠を分離する作用と、糠を装置外へ排出しつつ白米を精白米排出口34から取り出す作用とが効果的に行えることとなった。
In addition, in the
除糠網80の終端側には、精白米bを排出する円形の精白米排出口34が形成されており、この精白米排出口34は、後述する白米排出機構5の蓋体40によって閉塞する方向に付勢されている。
A circular milled
白米排出機構5は、図1及び図2に示すように、筒状に形成された精米部4の一端に形成した精白米排出口34に接離自在に配設した蓋体40と、この蓋体40の中心を回動自在に支持するとともに、前記精米圧に抗して前記精白米排出口34を閉塞する方向に当該蓋体40を付勢する付勢支持アーム41と、を具備している。
As shown in FIGS. 1 and 2, the white
蓋体40は、円板状に形成されており、蓋体40の中央部40aは、回転自在になるように枢支されている。すなわち、蓋体40は、その中央部40aが後述するL字状の付勢支持アーム本体44の端部44aに、ボール型ジョイントを介して枢支されている。
The
また、付勢支持アーム本体44の基端部には、左右方向に円柱形状の突起部44b,44bが形成されている。付勢支持アーム本体44は、両突起部44b,44bが揺動自在に支持フレーム45先端の1対の凹状の枢支部45a,45aに枢支するように構成されている。支持フレーム45の基端部は、精米部4の前部上部の機枠31に設けた段部31aに配設されている。
Further,
さらに、付勢支持アーム41は、付勢支持アーム本体44の基端部に連結プレート47を介して付勢力を付与する付勢部本体42を備えており、付勢部本体42は、棒46に挿通した弾性スプリング48と、棒46を前後に伸縮自在となす周知の伸縮装置とからなる。棒46の先端側は、連結プレート47の長孔(図示しない)に挿通した状態となる。付勢部本体42は、精米部4の機枠31上に配設している。
Further, the urging
すなわち、精米室30内では、搬送スクリュー11による搬送力と、この搬送スクリュー11による搬送力に抗する蓋体40による当接圧等によって、玄米aに精米圧(搗精圧力)が作用し、米粒相互の接触圧力と接触摩擦力等によって、精白米排出口34に到達するまでに玄米aから糠層cが取り除かれる。
That is, in the
蓋体40に作用させる当接圧は、付勢部本体42で生起する付勢力によって調節することができる。具体的には、付勢部本体42により棒46を伸長すると、棒46に挿通した弾性スプリング48が縮み、この付勢力が連結プレート47に付与され、この連結プレート47を介して付勢支持アーム本体44の基端部44cを押圧することとなり、この付勢支持アーム本体44は突起部44b,44bを支点として揺動して、この付勢支持アーム本体44先端の蓋体40が精白米排出口34に押圧されるように付勢されることとなる。すなわち、蓋体40では、付勢力を受ける作用点が中央にあり、蓋体40の周縁全体が精白米排出口34の周縁全体に同一の押圧密度で押圧されている。
The contact pressure applied to the
[横型の精米装置による精米工程]
横型の精米装置による精米工程について説明する。
[Rice milling process with horizontal rice mill]
A rice milling process using a horizontal rice mill will be described.
図1に示すように、玄米供給部2に貯留された玄米aが、玄米供給筒10に供給されて搬送部3に搬送される。搬送部3の搬送室12内に搬送された玄米aは、搬送スクリュー11の回転駆動により、水平方向に連設した精米部4の精米室30に搬送される。
As shown in FIG. 1, the brown rice a stored in the brown
精米室30に搬送された玄米は、回転する攪拌ロール32の突条32a,32aによって攪拌されながら精白米排出口34へと移動する。すなわち、精米室30内の玄米には、搬送スクリュー11による搬送力と、この搬送力に抗する蓋体40による当接圧等によって、玄米aに精米圧(搗精圧力)が作用し、米粒相互の接触圧力と接触摩擦力等によって、精白米排出口34に到達するまでに玄米aから糠層cが取り除かれる。すなわち。蓋体40には、付勢支持アーム41における付勢部本体42で生起する付勢力が付勢支持アーム本体44を介して加えられることとなる。
The brown rice conveyed to the milled
このとき、本精米装置1では、図5に示すように、反時計回りに回転している攪拌ロール32により、精米室30の下半部分から上半部分の頂点部分へ玄米が徐糠されながら反時計回りに巻き上げられる一方で、図6に示すように、攪拌ロール32の周面を移動する玄米の速度(矢印d1)は、この規制部39により精白米排出口34へ向う移動を規制されることで減速された速度(矢印d2)となり、除糠網80の内壁81側を移動する玄米の速度(矢印d3)と同程度の速度となる。すなわち、攪拌ロール32の周面と除糠網80の内壁81側との精米密度が均一となることで、精米白度が均一になり、精米ムラを低減することとなる。
At this time, in this
一方、玄米aから剥離した糠cは、砕米と共に、除糠網80に設けられた貫通孔86を通過して、精米室30の下部側から外部に排出される(図2参照)。
On the other hand, the rice cake c peeled off from the brown rice a passes through the through-
精白米排出口34に到達した精米室30の上半部分における精白米と下半部分における精白米は、付勢支持アーム41による付勢力に抗して蓋体40を押動して、精白米排出口34から排出される。精白米排出口34に到達した精白米bは、蓋体40の下半部と精白米排出口34の下半部からなる間隙sから排出されて、シュート36上を滑り落ちて容器に収容される。
The milled rice in the upper half of the milled
なお、精米装置1の白米排出機構5において付勢力を生起する付勢部本体42を精米部4の前部上部の段部31aに設けたが、同精米室30前部の水平方向に新たな機枠を連設し、その機枠に付勢部本体を設けるようにしてもよい。
In addition, although the urging part
[規制部の他の形状]
攪拌ロール32に設ける規制部39の他の形状について図6から図9を参照しながら説明する。
[Other shapes of restriction part]
Other shapes of the restricting
図6に示すように、規制部39の形状は、断面視三角形状に形成されており、このような形状とすることにより、攪拌ロール32の周面を長手方向に移動する玄米の速度を減速させて、除糠網80の内壁81側を移動する玄米と同程度の速度とすることができる。よって、攪拌ロール32の周面を移動する玄米と除糠網80の内壁81側を移動する玄米との精米白度が同程度となり精米ムラを低減することができる。
As shown in FIG. 6, the shape of the restricting
また、規制部39の形状は、断面視半円弧形状や断面視三日月形状等であってもよい。
Moreover, the shape of the restricting
なお、規制部39は、肉盛り溶接によって形成してもよく、上述した形状に限定されるものではない。
The restricting
また、複数の規制部39−1,39−2を攪拌ロール32の各突条32aの長手方向位置に並設するようにしてもよい。すなわち、図7及び図8に示すように、攪拌ロール32の突条32aにおける回転方向の側部32cに規制部39−1,39−2が所定間隔ごとに並設される。具体的には、一方の規制部39−1は、攪拌ロール32の基端側から長手方向の1/3〜1/2の長さの位置X1で且つ突条32aの回転方向の側部に設けられ、他方の規制部39−2は、攪拌ロール32の先端側から20mm〜30mmの長さの位置X2で且つ突条32aの回転方向の側部32cに設けられる。
Moreover, you may make it arrange the some control part 39-1 and 39-2 in the longitudinal direction position of each
上記規制部39−1が、攪拌ロール32の基端側から長手方向の1/3未満の長さ位置X1となると、精米工程を行う部分が少なくなり精米不足となる。上記規制部39−1が、攪拌ロール32の基端側から長手方向の1/2より長い長さ位置X1となると、精米工程を行う部分が多くなり徐糠工程を行う部分が少なくなり徐糠不良となる。上記規制部39−2が、攪拌ロール32の先端側から20mm未満の長さ位置X2となると、米にかかる負荷が過負荷となる。上記規制部39−2が、攪拌ロール32の先端側から30mmより長い長さ位置X2となると、徐糠工程を行う部分が少なくなり徐糠不良となる。
When the regulating portion 39-1 is located at a length position X1 of less than 1/3 of the longitudinal direction from the base end side of the stirring
搬送部3から精米室30内に玄米が搬送されると、攪拌ロール32の周面を移動する玄米の速度(矢印d1)は、この規制部39−1,39−2により精白米排出口34へ向う移動を規制されることで減速されて速度(矢印d2)となり、除糠網80の内壁81側を移動する玄米の速度(矢印d3)と同程度の速度となる(図5参照)。
When the brown rice is transported from the
結果的に攪拌ロール32の周面を移動する玄米と除糠網80の内壁81側を移動する玄米との精米白度が同程度となり精米ムラを低減することができる。
As a result, the polished rice whiteness of the brown rice that moves on the peripheral surface of the stirring
また、この攪拌ロール32の一方の規制部39−1を境として、搬送室12側の精米室30では、玄米から糠が分離される作用が従来の装置より高くなり、白米と分離された糠が規制部39−1を乗り越えて、精白米排出口34側の精米室30においては、糠が吹出口32bから吹き出す空気により除糠網80側に吹き飛ばされて、貫通孔86から集糠ケース33に排出される一方で、白米が精白米排出口34側に搬送されて排出される。従来の縦型の装置では、精白米排出口34から白米と共に粉糠が排出されることがあったが、他方の規制部39−2を設けることで、玄米から糠を分離する作用と、糠を装置外へ排出しつつ白米を精白米排出口34から取り出す作用とが効果的に行えることとなった。
In addition, in the
なお、並設する規制部39−1、39−2は、それぞれの高さを異なるようにしてもよい。例えば、搬送室12側の規制部39−1の高さを高く設定し、精白米排出口34側の規制部39−2の高さを低く設定するようにしてもよい。
In addition, you may make it the restriction | limiting part 39-1 and 39-2 arranged in parallel differ in each height. For example, the height of the regulating portion 39-1 on the
また、図9に示す攪拌ロール32には、上述した図8に示す攪拌ロール32と同様に2つの規制部39−1,39−2が、攪拌ロール32の円周方向でかつ攪拌ロール32の接線方向に攪拌ロール32に周設され、しかも、各規制部39−1,39−2が攪拌ロール32の軸方向に対して鋭角をなすように攪拌ロール32に配設されている。
Further, in the stirring
すなわち、規制部39−1,39−2は、攪拌ロール32の周方向に対して約15°の角度をなすように配設されている。
That is, the restricting portions 39-1 and 39-2 are arranged so as to form an angle of about 15 ° with respect to the circumferential direction of the stirring
このように構成することで、規制部39−1,39−2の先端付近に当接する玄米を基端側に戻すように作用させることが可能となる。 By comprising in this way, it becomes possible to make it act so that the brown rice contact | abutted near the front-end | tip vicinity of the control part 39-1 and 39-2 may be returned to the base end side.
上述した規制部39,39−1,39−2付きの攪拌ロール32は、後述する縦型の精米装置にも適用することができる。
The above-described stirring
[縦型の精米装置]
縦型の精米装置について図10を参照しながら説明する。縦型の精米装置は、横型の精米装置と基本的な構成が同じであり、異なる点は精米部における玄米の送り方向が水平方向から垂直方向に変えられた点である。なお、縦型の精米装置には、搬送部の上側に精米部を有するものと、逆のものがあり、前者についてのみ説明する。
[Vertical rice milling equipment]
A vertical rice mill will be described with reference to FIG. The vertical rice milling apparatus has the same basic configuration as the horizontal rice milling apparatus, and the difference is that the feeding direction of the brown rice in the rice milling section is changed from the horizontal direction to the vertical direction. The vertical rice milling apparatus includes a rice milling unit on the upper side of the conveying unit and a reverse one, and only the former will be described.
図10に示すように、縦型の精米装置は、玄米aを貯留する玄米供給部2と、この玄米供給部2から玄米aを水平搬送する第1搬送部3aと、この第1搬送部3aから搬送された玄米aを垂直搬送する第2搬送部3bと、この第2搬送部3bに連設され、当該第2搬送部3bから揚送された玄米を所定の精米圧で精米する精米部4と、この精米部4内から精白米を排出するとともに、前記精米圧を調整する機能を有する白米排出機構5を備えている。
As shown in FIG. 10, the vertical rice milling apparatus includes a brown
玄米供給部2は、収容した玄米aを第1搬送部3aに供給するホッパ部6を備えている。ホッパ部6の底部の中央には、玄米供給口を有する短尺の玄米供給筒10を下方に向けて突設している。玄米供給筒10は、第1搬送部3aの天井部に接続されている。
The brown
第1搬送部3aは、スクリューフィーダとして構成されており、ホッパ部6内に貯留された玄米aを第2搬送部3bに一定量安定して供給する第1搬送スクリュー11aと、第1搬送スクリュー11aを回動自在となるように収容した第1搬送室12aとを備えている。第1搬送スクリュー11aは、ホッパ部6の下方に配置された第1搬送室12a内に、軸方向が横方向に一致するように横置きに配置されている。
The
第1搬送室12aは、第1搬送スクリュー11aと同心状の円筒内に構成され、第1搬送スクリュー11aの軸方向基端側で且つこの第1搬送室12aのケーシングの天井部側に供給口10aが形成されている。この供給口10aには、ホッパ部6の底部中央に開口した玄米排出口が連通して対向配置されており、ホッパ内の玄米aが、供給口10aを通って搬送室12a内に落下しながら供給される。
The
第1搬送スクリュー11aの基端には、第1駆動軸21aが連動連結されており、第1駆動軸21aは、第1軸受け部22aにより回転自在に支承されると共に第1受動プーリ28aを連結する構成としている。
A
すなわち、第1搬送スクリュー11aは、第1駆動軸21aにより片持ち支持された状態で、第1搬送部3aの下方に設けた動力部としての第1モータ部24aからの駆動力が前記第1モータ部24aの第1出力軸25aに連結した各プーリ26a,28aを介して伝動伝達されて軸心回りに回転駆動する。なお、第1駆動プーリ26aと第1受動プーリ28a間には、第1出力軸25aからの動力を伝達する第1ベルト27aが懸架されている。
That is, the first conveying
水平方向に載置した第1搬送室12aから搬送された玄米を垂直方向に搬送するための第2搬送部3bについて説明する。
The
第2搬送部3bは、第1搬送部3aと同様にスクリューフィーダとして構成されており、第1搬送室12aから水平搬送された玄米aを垂直方向の精米部4に一定量安定して供給する第2搬送スクリュー11bと、第2搬送スクリュー11bを回動自在となるように収容した第2搬送室12bとを備えている。第2搬送スクリュー11bは、第1搬送部3aの側方に配置された第2搬送室12b内に、その軸方向が縦方向に一致するように縦置きに配置されている。
The
第2搬送室12bは、第2搬送スクリュー11bと同心状の円筒内に構成される。
The
第2搬送スクリュー11bの基端には、第2駆動軸21bが連動連結されており、第2駆動軸21bは、上下軸受け部23a,23bにより回転自在に支承されると共に第2受動プーリ28bを連結する構成としている。
A
すなわち、第2搬送スクリュー11bは、第2駆動軸21bにより両持ち支持された状態で、第1搬送部3aの背部に設けた動力部としての第2モータ部24bからの駆動力が前記第2モータ部24bの第2出力軸25bに連結した各プーリ26b,28bを介して伝動伝達されて軸心回りに回転駆動する。なお、第2駆動プーリ26bと第2受動プーリ28b間には、第2出力軸25bからの動力を伝達する第2ベルト27bが懸架されている。
That is, the second conveying
なお、ホッパ部6底部の玄米排出口から排出される玄米aの量をシャッターによって調整するようにしてもよいし、或は、搬送スクリュー11の回転数を調整することにより、玄米供給部2より供給される玄米aの供給量を調整するようにしてもよい。
In addition, you may make it adjust the quantity of the brown rice a discharged | emitted from the brown rice discharge port of the bottom part of the
精米部4は、玄米aを精白米bに精米する筒状の攪拌ロール32と、攪拌ロール32を収納する断面視正六角形の筒状の除糠網80とを備えている。そして、この除糠網80と攪拌ロール32との間に形成される空間により、実質的な精米室30が形成されている。このように除糠網80を多角形状とすることで、攪拌ロール32と除糠網80とからなる精米室30内に精米圧を生起することが可能となる。
The milled
また、筒形状の攪拌ロール32は、その長手方向に突状に延在させた1対の門形状の突条32aが連設される。攪拌ロール32の突条32aには、吸引式のエアーポンプを作動すると、回転方向と逆方向の側部に精米部上部の開口部50から吸込まれた空気を吹き出すための吹出口32bを開口しており、この吹出口32bは、攪拌ロール32内部に連通している。攪拌ロール32は、正面視楕円形状となるように肉厚に形成されている。
In addition, the
除糠網80は、断面視略六角状の筒を長手方向に沿って半割状に2分割した形状の2つの網体とから構成されている。除糠網80の内壁81には、玄米から糠を取り除くため略半球形状の隆起部が多数形成されると共に、玄米から取り除かれた糠を通過させるための貫通孔86が多数穿設されている。
The stripping
攪拌ロール32の基端側は、前記第2搬送スクリュー11bの先端側に同心状に連結されており、第2駆動軸21bが回転すると第2搬送スクリュー11bや攪拌ロール32が一体的に回転することとなる。
The proximal end side of the stirring
攪拌ロール32の外周面には、一対の門形状の突条32a,32aが軸方向に設けられている(図7参照)。突条32aには、吸引式のエアーポンプで吸引することにより、精米部上部の開口部50から供給される空気が吹き出す吹出口32bが形成されている。上述した第2駆動軸21bや攪拌ロール32の中心には、それぞれ相互に連通した連通孔14が形成され、吸引式のエアーポンプで吸引することにより、この連通孔14に開口部50から供給された空気を通過させて、攪拌ロール32の周面に設けた吹出口32bから空気を吹き出すようにしている。
On the outer peripheral surface of the stirring
さらに、攪拌ロール32のロール周面には、その円周方向に1/4円弧とした板状の規制部39,39を設けることとした。
Further, plate-shaped restricting
すなわち、一方の規制部39−1は、攪拌ロール32の長手方向中央位置でかつ門形状の突条32aにおける回転方向の側部32c(図中、正面視左側部)から延在して形成されている。他方の規制部39−2は、攪拌ロール32の長手方向の先端側位置でかつ門形状の突条32aにおける回転方向の側部32c(図中、正面視左側部)から延在して形成されている。
That is, one regulating portion 39-1 is formed to extend from the
また、規制部39−1,39−2は、その先端部分が正面視テーパー状に形成されている。さらに、規制部39−1,39−2は、その長さが攪拌ロール32の円周の長さの約1/4であり、その高さが突条32aの高さより低く設定されている。
Moreover, the front-end | tip part of the control parts 39-1 and 39-2 is formed in the front view taper shape. Furthermore, the lengths of the regulating portions 39-1 and 39-2 are about 1/4 of the circumference of the stirring
搬送部3から精米室30内に玄米が搬送されると、攪拌ロール32の周面を移動する玄米の速度(矢印d1)は、この規制部39−1,39−2により精白米排出口34へ向う移動を規制されることで減速されて速度(矢印d2)となり、除糠網80の内壁81側を移動する玄米の速度(矢印d3)と同程度の速度となる。
When the brown rice is transported from the
結果的に攪拌ロール32の周面を移動する玄米と除糠網80の内壁81側を移動する玄米との精米白度が同程度となり精米ムラを低減することができる。
As a result, the polished rice whiteness of the brown rice that moves on the peripheral surface of the stirring
また、この攪拌ロール32の一方の規制部39−1を境として、搬送室12側の精米室30では、玄米から糠が分離される作用が従来の装置より高くなり、白米と分離された糠が規制部39−1を乗り越えて、精白米排出口34側の精米室30においては、糠が吹出口32bから吹き出す空気により除糠網80側に吹き飛ばされて、貫通孔86から集糠ケース33に排出される一方で、白米が精白米排出口34側に搬送されて排出される。従来の縦型の装置では、精白米排出口34から白米と共に粉糠が排出されることがあったが、他方の規制部39−2を設けることで、玄米から糠を分離する作用と、糠を装置外へ排出しつつ白米を精白米排出口34から取り出す作用とが効果的に行えることとなった。
In addition, in the
除糠網80の終端側には、精白米bを排出する精白米排出口34が形成されており、この精白米排出口34は、後述する白米排出機構5の蓋体40によって閉塞する方向に付勢されている。
A milled
白米排出機構5は、図10に示すように、筒状に形成された精米部4の上端側に形成した精白米排出口34に接離自在に配設した蓋体40と、この蓋体40の上端を回動自在に支持するとともに、前記精米圧に抗して前記精白米排出口34を閉塞する方向に当該蓋体40を付勢する付勢支持アーム41と、を具備している。付勢支持アーム41の先端側には、錘49が取り付けられ、この錘49を増やすことにより蓋体40への付勢力を変えることができる。
As shown in FIG. 10, the white
すなわち、精米室30内では、搬送スクリュー11による搬送力と、この搬送スクリュー11による搬送力に抗する蓋体40による当接圧等によって、玄米aに精米圧(搗精圧力)が作用し、米粒相互の接触圧力と接触摩擦力等によって、精白米排出口34に到達するまでに玄米aから糠層cが取り除かれる。
That is, in the
蓋体40に作用させる当接圧は、付勢支持アーム41の錘49の重量で生起する付勢力によって調節することができる。具体的には、この付勢支持アーム41の基端側の枢支部を支点として揺動して、この付勢支持アーム41基端側の蓋体40が精白米排出口34に押圧されるように付勢されることとなる。すなわち、蓋体40では、付勢力を受ける作用点が上部にあり、蓋体40の周縁全体が精白米排出口34の周縁全体に同一の押圧密度で押圧されている。
The contact pressure applied to the
[縦型精米装置による精米工程]
縦型精米装置による精米工程について説明する。
[Rice milling process with vertical rice mill]
The rice milling process by the vertical rice mill will be described.
玄米供給部2に貯留された玄米aが、玄米供給筒10に供給されて第1搬送部3aに搬送される。第1搬送部3aの第1搬送室12a内に搬送された玄米aは、第1搬送スクリュー11aの回転駆動により、横方向に連設した第2搬送部3bに搬送される。第2搬送部3bの第2搬送室12b内に搬送された玄米aは、第2搬送スクリュー11bの回転駆動により、垂直方向に連設した精米部4の精米室30に搬送される。
The brown rice a stored in the brown
精米室30に搬送された玄米は、回転する攪拌ロール32の突条32a,32aによって攪拌されながら精白米排出口34へと移動する。すなわち、精米室30内の玄米には、第2搬送スクリュー11bによる搬送力と、この搬送力に抗する蓋体40による当接圧等によって、玄米aに精米圧(搗精圧力)が作用し、米粒相互の接触圧力と接触摩擦力等によって、精白米排出口34に到達するまでに玄米aから糠層cが取り除かれる。すなわち。蓋体40には、付勢支持アーム41先端の錘で生起する付勢力が加えられることとなる。
The brown rice conveyed to the milled
このとき、本精米装置1では、反時計回りに回転している攪拌ロール32により、精米室30の玄米が徐糠されながら反時計回りに押し上げられる。図6に示すように、攪拌ロール32の周面を移動する玄米の速度(矢印d1)は、この規制部39により精白米排出口34へ向う移動を規制されることで減速されて速度(矢印d2)となり、除糠網80の内壁81側を移動する玄米の速度(矢印d3)と同程度の速度となる。すなわち、攪拌ロール32の周面と除糠網80の内壁81側との精米密度が均一となることで、精米白度が均一になり、精米ムラを低減することとなる。
At this time, in the present
一方、玄米aから剥離した糠cは、砕米と共に、除糠網80に設けられた貫通孔86を通過して、精米室30から外部に排出される(図10参照)。
On the other hand, the rice cake c peeled off from the brown rice a passes through the through-
精白米排出口34に到達した精米室30内の精白米は、付勢支持アーム41による付勢力に抗して蓋体40を押動して、精白米排出口34から排出される。精白米排出口34に到達した精白米bは、蓋体40の下半部と精白米排出口34の下半部からなる間隙から排出されて、シュート36上を滑り落ちて容器に収容される。
The milled rice in the milled
なお、縦型の精米装置には、搬送部の上側に精米部を有するものと、逆のものがある。すなわち、精米部の上側に搬送部を有する構造であっても、上述した同様の効果を奏すものである。 Note that vertical rice milling devices include those having a rice milling unit on the upper side of the conveying unit and those having the reverse. That is, even if it has a structure which has a conveyance part above a rice milling part, there exists the same effect mentioned above.
なお、本発明を各実施形態を通して説明したが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の主旨を逸脱することのない限り、各構成要素の形状や装置のレイアウトなどは適宜変更することができる。 Although the present invention has been described through each embodiment, the present invention is not limited to each embodiment, and the shape of each component and the layout of the apparatus are within the scope of the claims. Etc. can be appropriately changed.
1 精米装置
2 玄米供給部
3 搬送部
4 精米部
5 白米排出機構
10 玄米供給筒
11 搬送スクリュー
12 搬送室
13 エアーポンプ
14 連通孔
15 流路
21 駆動軸
22 軸受け部
24 モータ部
30 精米室
32 攪拌ロール
33 集糠ケース
34 精白米排出口
40 蓋体
80 除糠網
81 内壁
DESCRIPTION OF
Claims (5)
この搬送部に連設され、当該搬送部から搬送された玄米を、筒状の攪拌ロールと前記攪拌ロールを収納する筒状の除糠網との間で所定の精米圧で精米する精米部と、
を備えた精米装置において、
前記攪拌ロールの周面には、ロール長手方向に突状に延在させた突条と前記突条の中途からロール周面に沿って延在して玄米の移動を規制する規制部が形成されることを特徴とする精米装置。 A transport unit for transporting brown rice;
A rice milling unit that is connected to the transporting unit and polishes the brown rice transported from the transporting unit at a predetermined milling pressure between a cylindrical stirring roll and a cylindrical stripping net that houses the stirring roll. ,
In the rice milling machine equipped with
On the peripheral surface of the stirring roll, there are formed a ridge extending in a protruding shape in the roll longitudinal direction and a regulating portion that extends along the roll peripheral surface from the middle of the ridge to regulate the movement of brown rice. A rice milling device characterized by that.
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