JP2011221770A - 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置 - Google Patents

業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011221770A
JP2011221770A JP2010089847A JP2010089847A JP2011221770A JP 2011221770 A JP2011221770 A JP 2011221770A JP 2010089847 A JP2010089847 A JP 2010089847A JP 2010089847 A JP2010089847 A JP 2010089847A JP 2011221770 A JP2011221770 A JP 2011221770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cause
order
task
business
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010089847A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Yoshida
雅一 吉田
Minoru Ueda
稔 上田
Aritsune Matsui
有恒 松井
Masato Tani
真人 谷
Michiyo Kadoya
三千代 門屋
Mika Myoga
美香 明賀
Takanao Tanaka
孝直 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010089847A priority Critical patent/JP2011221770A/ja
Publication of JP2011221770A publication Critical patent/JP2011221770A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】業務改善活動において、改善活動の結果がバランスよくかつ効果的に表れるように進めることができる方法、装置を提供すること。
【解決手段】
本発明の業務改善活動支援方法は、業務の各ステップ、前記各ステップにおける課題、前記課題の達成度を示す課題達成パラメータ、前記課題の原因、および前記原因の解消度を示す原因解消パラメータを入力し、少なくとも入力された前記課題達成パラメータに基づいて、前記課題間の相対的な順位である第1の解決順位を決定し、 少なくとも入力された前記原因解消パラメータに基づいて、前記課題内における前記原因間の相対的な順位である第2の解決順位を決定し、前記第1の解決順位、および前記第2の解決順位に基づき、前記業務における解消すべき前記原因間の相対的な順位である第3の解決順位を決定するものである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、複数のステップからなる業務の改善活動を支援する方法、および装置に関するものであり、特に、医療業務の質と安全を確保するために重要な位置を占める病院の薬剤部の薬剤処方業務について、業務改善案策定および改善案の実行を支援する方法、および装置に関するものである。
一般的に複数のステップからなる業務は、最初に完璧なルーチンを組むことは困難であり、またその時々に求められるスペックも変化するため、常に改善をしていくことが必要である。ただ、一般的に多数の人間がかかわる複数のステップからなる業務は、改善のため一部のステップを変更するとその消極的影響が他のステップに現れることが多く、次第に大きく変更することに対して消極的になることが多いため、改善活動意欲が次第に失われていき、業務ルーチンが固定化していく傾向がある。これを避けるとともに、改善活動を意識づけるため、QC活動などに見られる業務改善活動が多くの業務で取り入れられている。
特開平11−110204号公報 特開2002−183416号公報 公開サイト:e医療コンサルティング(http://www.nkgr.co.jp) 公開サイト:株式会社日本経営(http://www.medical−network.jp)
しかし、例えば通常のQC活動のように、一般的な業務に関する改善活動は、それに携わるスタッフの主観的な問題点の指摘、およびそれに対する改善案の実行という形で散発的、離散的に行われることが多い。このような改善活動は、改善活動に積極的な者が担当する業務のステップについてのみ行われ、その上流や下流に対する影響などは考慮されにくいという問題があった。また、業務全体を通じての問題の本質的な課題、原因を把握しないまま行われる場合、ボトルネックとなる業務改善が取り残されることにより、業務のステップ毎の効率に偏りが生じ、改善効果が十分発揮されないということがあった。時には、かえって業務効率を低下させることがあった。さらに、一気に100%を目標に改善活動を行った場合にも、業務の各ステップや担当する人間の改善効果の現れ方が異なり、結果的に各ステップの業務効率にアンバランスが生じ、改善効果が思った程には発現しないということもある。加えて、業務を行うのは本質的には人間であることから、改善効果のアンバランスに起因する業務効率のアンバランスが発現すると、業務の各ステップを担当する人間の間に軋轢が生じ、ときにこれが原因で業務効率が低下することもある。
このような問題は、多数の人間が関与する病院における薬剤処方業務においても例外ではない。特に、薬剤処方業務は、多様な要請に対し、多量の薬剤を厳格に定められた時間内に効率的に仕分け、処方する必要があるという過酷な業務である。例えば入院患者に対しての薬剤の処方は、処方箋に従い朝一番に、入院患者全員に対して多量の薬剤を短時間に準備するという処理能力が要求される半面、外来患者に対しての薬剤の処方は、一日を通じてリクエストに応じ短時間に準備するというリアルタイム性が要求されるという複雑なものである。また、薬剤処方業務は、薬剤という物の流れを軸に、様々な情報が入力されるとともに、各ステップにおいてそれを処理する者の役割分担が定められた、いわゆるベルトコンベア式のライン業務であり、あるステップに問題が生じると出力結果に影響が現れる業務の典型例である。このようなライン業務の特性を有しつつも、薬剤処方業務は、患者の治療に関係する人の生命、身体にかかわる業務であるがゆえ、出力結果のより一層の向上が求められ、改善活動の必要性は高く、改善効果を確実に発現させる必要がある。
かかる課題に対し、従来の技術の適用を検討する。
特許文献1記載のシステム構成提案支援方法は、人間の業務処理能力を増強する支援システムの効果評価と業務プロセスに適応したシステム構成提案とを支援するためのシステム構成評価、提案支援方法であり、定量化の基本となるファクターは人間の処理能力であるという前提で業務支援提案がされている。しかし、本システムは、業務全体のバランスを課題と原因というファクターで整理し、どのような順序で課題を解決していけばよいかという知見がないため、バランス良く改善活動を進めることは困難であると考えられる。
特許文献2記載のシステム提案方法によれば、サーバー等のシステムを提案するにあたり、システム構成の定義内容を組み合わせたそれぞれの構成について応答時間及び合計価格を算出し、性能要件及び価格要件を満たすものを提案対象として出力するものである。しかし、本提案方法は、あくまでも業務全体中における一つのシステムの提案方法であり、業務全体の中でバランス良く改善を進めることは考慮されていない。
非特許文献1には、医療コンサルティングの手法が開示されており、具体的には、しかるべきヒアリングを行った後、経営診断、問題点の解決手法の提案、患者開拓の強化、看護部門の強化などを行うとともに、時間軸に沿っての管理等の処方プログラムを提案することが開示されている。しかし、業務の中の課題や原因に順位をつけるという知見が開示されていないため、業務中の各ステップの改善活動の結果の発現の程度次第では業務全体のバランスが必ずしも保証されるものではない。
非特許文献2には、病院経営の改善のコンサルティング手法が開示されており、具体的には、課題の抽出、ヒアリングの実施、機器の再検討などを通じて業務効率を改善することが開示されている。しかし、非特許文献1と同様、業務の中の課題や原因に順位をつけるという知見が開示されていないため、業務中の各ステップの改善活動の結果の発現の程度次第では業務全体のバランスが必ずしも保証されるものではない。
このように、従来の技術では、業務における各ステップの課題と原因の双方に着目しておらず、またこれらの重みづけが考慮されておらず、さらに改善活動の順序を最適化するという観点が欠けているため、改善効果が十分発揮されないという可能性があった。また、改善効果のアンバランスに起因する業務効率のアンバランスにより担当する人間の間に軋轢が生じ、業務効率の低下が起こる可能性があった。
そこで、本発明は、効率的かつ効果的に業務の改善活動を支援する方法、および装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の業務改善活動支援方法は、業務の各ステップ、前記各ステップにおける課題、前記課題の達成度を示す課題達成パラメータ、前記課題の原因、および前記原因の解消度を示す原因解消パラメータを入力し、少なくとも入力された前記課題達成パラメータに基づいて、前記課題間の相対的な順位である第1の解決順位を決定し、少なくとも入力された前記原因解消パラメータに基づいて、前記課題内における前記原因間の相対的な順位である第2の解決順位を決定し、前記第1の解決順位、および前記第2の解決順位に基づき、前記業務における解消すべき前記原因間の相対的な順位である第3の解決順位を決定するものである。
本発明の請求項2記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位の決定は、入力された前記課題達成パラメータおよび前記課題の性質に基づいて決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータで示される課題達成度の低い課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項4記載の業務改善活動支援方法は、請求項3記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータが同じになった場合は、前記業務の各ステップの上流側の課題から順に選択することにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項5記載の業務改善活動支援方法は、請求項3記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータが同じになった場合は、前記業務の各ステップの下流側の課題から順に選択することにより決定することを特徴するものである。
本発明の請求項6記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位は、前記業務の各ステップの上流側の課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項7記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位は、前記業務の各ステップの下流側の課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項8記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第2の解決順位は、前記原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択するとともに、選択された前記原因の前記原因解消パラメータに原因定数を加えて前記原因解消パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項9記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第2の解決順位は、前記原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択するとともに、選択された前記原因の前記原因解消パラメータに原因定数を加えて前記原因解消パラメータが取りうる最大値に達するまで選択し続けることにより決定することを特徴とするものである。
本発明の請求項10記載の業務改善活動支援方法は、請求項8または9記載の業務改善活動支援方法であって、前記原因解消パラメータに前記原因定数を加えたときは、前記原因が属する前記課題の前記課題達成パラメータに前記課題定数を加えることを特徴とするものである。
本発明の請求項11記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記課題達成パラメータは、各ステップに要する所要時間の関数として定めることを特徴とするものである。
本発明の請求項12記載の業務改善活動支援方法は、請求項1または11記載の業務改善活動支援方法であって、前記課題達成パラメータの総和は、100ないし1に規格化されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項13記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第3の解決順位順に前記原因を表示することを特徴とするものである。
本発明の請求項14記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記第1の解決順位、前記第2の解決順位、および前記第3の解決順位の少なくとも一つは、レーダーチャートないし棒グラフで表示することを特徴とするものである。
本発明の請求項15記載の業務改善活動支援方法は、請求項1記載の業務改善活動支援方法であって、前記業務は薬剤処方業務であることを特徴とするものである。
本発明の請求項16記載のプログラムは、請求項1ないし15に記載した方法を記述したものである。
本発明の請求項17記載の記録媒体は、請求項16のプログラムを格納したものである。
本発明の請求項18記載の業務改善活動支援装置は、業務の各ステップ、前記各ステップにおける課題、前記課題の達成度を示す課題達成パラメータ、前記課題の原因、および前記原因の解消度を示す原因解消パラメータを入力する入力部と、入力された前記課題達成パラメータに基づいて、前記課題間の相対的な順位である第1の解決順位を決定するとともに、入力された前記原因解消パラメータに基づいて、前記課題内における前記原因間の相対的な順位である第2の解決順位を決定し、前記第1の解決順位、および前記第2の解決順位に基づき、前記業務における解消すべき前記原因間の相対的な順位である第3の解決順位を決定する順位決定部とを備えたものである。
本発明の請求項19記載の業務改善活動支援装置は、請求項18記載の業務改善活動支援装置であって、前記第3の解決順位順に前記原因を表示する表示部を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項20記載の業務改善活動支援装置は、請求項19記載の業務改善活動支援装置であって、前記第1の解決順位、前記第2の解決順位、および前記第3の解決順位の少なくとも一つは、レーダーチャートないし棒グラフで表示する表示部を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項21記載の業務改善活動支援装置は、請求項18記載の業務改善活動支援装置であって、前記業務は薬剤処方業務であることを特徴とするものである。
請求項1、18記載の発明によれば、業務における各ステップの課題と原因の双方について、それぞれの達成度、解消度という重みづけを導入し(課題達成パラメータ、原因解消パラメータ)、業務における解決すべき原因の順序(第3の解決順位)を求めることにより、抜本的な業務改善活動を行う場合においても、かかる順序で原因に対する改善活動を行うことにより、大きな改善効果が期待できるものである。つまり、本発明によれば、業務効率の改善に資するものである。
請求項2記載の発明によれば、課題の性質も考慮して第1の解決順位を決定するので、課題の特性に対応したよりきめ細やかな解決順位の決定を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、達成度の低い課題から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。また、課題定数を加えた同一の課題に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の課題を解決することなく、他の課題に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
請求項4記載の発明によれば、各課題の解決度合いがそろった時点で、業務の各ステップの上流側の課題から順に解決していくので、上流側の業務効率を向上させることにより、自然と下流側の業務量が増加することとなり、下流側の業務効率の向上を促すような改善活動を進めることが可能である。
請求項5記載の発明によれば、各課題の解決度合いがそろった時点で、業務の各ステップの下流側の課題から順に解決していくので、下流側の業務のオーバーフローを招く危険が少なく、下流側が業務改善を行ったのを確認して上流側の業務改善に着手でき、安全に業務の改善を進めることが可能である。
請求項6記載の発明によれば、業務の各ステップの上流側の課題から順に解決していくので、上流側の業務効率を向上させることにより、自然と下流側の業務量が増加することとなり、下流側の業務効率の向上を促すような改善活動を進めることが可能である。
請求項7記載の発明によれば、業務の各ステップの下流側の課題から順に解決していくので、下流側の業務のオーバーフローを招く危険が少なく、下流側が業務改善を行ったのを確認して上流側の業務改善に着手でき、安全に業務の改善を進めることが可能である。
請求項8記載の発明によれば、解消度の低い原因から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。また、原因定数を加えた同一の原因に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の原因を解消することなく、他の原因に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
請求項9記載の発明によれば、解消度の低い原因から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。また、原因に対する改善活動を一気に進めることとなり、効率的に改善活動を進めることが可能である。
請求項10記載の発明によれば、原因解消と課題達成をリンクさせることができるので、業務全体を鳥瞰しながら原因解消の順序を定めることが可能となる。
請求項11記載の発明によれば、業務の各ステップの所要時間を反映した課題達成度を設定できるので、課題の相対的順位が業務全体に占める各ステップの割合として正しく反映された改善活動を進めることが可能である。
請求項12記載の発明によれば、課題達成度の相対関係をより正しくかつきめ細やかに把握することができるので、課題の相対的順位が正しく反映された改善活動を進めることが可能である。
請求項13、14,19,20記載の発明によれば、解決すべき業務における課題の原因が解決すべき順に表示され、あるいは視覚的に表示されるので、業務改善活動を正しく進めることが可能である。
本発明の第1の実施形態における業務改善活動支援装置の構成図 同装置の動作を表した説明図 同装置の入力画面を示す説明図 課題達成パラメータの一例を示す説明図 原因解消パラメータの一例を示す説明図 課題達成パラメータおよび原因解消パラメータの一例を示す説明図 同装置の結果出力画面を示す説明図
以下に、本発明の業務改善活動支援方法及び業務改善支援活動支援装置の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における業務改善活動支援方法を実行する業務改善活動支援装置の構成図である。業務改善活動支援装置101は、入力部102、CPU103、主記憶装置104、補助記憶装置105、出力部106からなる。また出力部106には、表示装置107や印刷装置108が接続されている。
入力部102は、各種情報を入力するためのセクションであり、例えばUSBやPS/2インターフェースなどの入力インターフェース、内部バス、およびここに接続されるキーボードやマウス等の入力装置を含むものである。また、外部に接続された補助記憶装置等から読み込んでもよい。さらに、後述する補助記憶装置105から必要な情報を読み込む場合も、内部バス経由で読み込まれるので、入力部102からの入力に含まれるものである。
入力部102からは、少なくとも、業務の各ステップ、各ステップにおける課題、課題の達成度を示す課題達成パラメータ、課題の原因、原因の解消度を示す原因解消パラメータが入力される。これらの入力される各種情報の詳細は後述する。
CPU103は、前記各種情報に基づいて、第1の解決順位、第2の解決順位、および第3の解決順位を求めるための演算を行い、これを決定する順位決定部を構成するものである。演算の詳細は実施例1から8で後述する。CPU103は、汎用のCPUでも専用に構成されたものでもどちらでもよい。
主記憶装置104は、メインメモリであり、CPU103にて上記演算を行うためのプログラムを展開して実行するために用いられる。
補助記憶装置105は、大量の情報を格納するための記憶媒体たる記憶装置であり、例えばハードディスクやCD,DVD,ブルーレイディスクおよびこれを読み取る読み取り装置からなる。補助記憶装置105には、上記演算を行うためのプログラムを格納している。また、補助記憶装置105には、上記演算や上記演算の結果表示に必要なプログラム、データベースが格納されているとともに、上記演算の結果も必要に応じ保存される。格納されているデータベースの詳細は後述する。
出力部106は、上記演算結果を出力するものであり、例えばUSBや映像出力インターフェースなどの出力インターフェース、および内部バスを含むものである。出力部106には、ディスプレイなどの表示装置107、およびレーザープリンタやインクジェットプリンタなどの印刷装置108が接続され、上記演算結果が表示ないし印刷される。
次に、入力部に入力される各種情報について説明する。
まず、本発明における業務とは、あらゆる事業ないしその事業を構成する業務を含む概念である。その中でも本発明では、複数のステップが含まれる業務を対象とする。
業務の各ステップとは、ある業務につき、時系列に複数の作業を必要とする場合における各作業に対応するものである。例えば、ビデオのシリンダーヘッドの製造業務の場合、(シリンダに対し)読取ヘッドの取り付け、基盤の取り付け、配線の半田付け、ヘッドの欠け検査、ヘッドの機能検査、箱詰めのステップからなる。また、病院の薬剤部の薬剤処方業務の場合、処方箋出力、処方箋仕分け、処方箋に基づく薬剤の取り揃え(調剤)、監査、仕分け、搬送のステップからなる。もちろん、このステップの中にもさらに複数のステップが含まれるが、本発明においては一つのステップの枠組みをどの範囲で定めるかは任意である。
また、業務において、各ステップは時系列順に並べることができ、時間的に早く発生する側を上流側、時間的に後に発生する側を下流側と定義する。
次に、各ステップにおける課題とは、各ステップに課せられた問題であり、それを達成することにより各ステップを改善できるものを指す。例えば、ビデオのシリンダーヘッドの製造工程や、病院の薬剤部の薬剤処方業務の場合、各ステップで様々な課題を有している。例えば、作業時間の短縮、物や情報を待つ時間の短縮、作業者の作業環境の改善、無駄な廃棄物の削減、正確な薬剤の処方や欠陥のないビデオシリンダの提供などが、各ステップの課題となりうる。もちろん、各ステップで複数の課題があってもよい。
課題達成パラメータとは、業務の各ステップで設定された課題の達成度を示す指標である。例えば、課題達成度の低いものから順に、1,2,3,4,5の5段階で表現してもよいし、100分率でパーセント表示してもよい。
また、課題達成パラメータは、全ての課題を達成したときに、業務における改善活動が完成するとした場合、その総和を100ないし1に規格化して、現在どれくらいの割合の課題達成度となっているかを数字で把握できるようにしてもよい。
さらに、各課題の重みづけも反映したパラメータとしてもよい。例えば、全体の業務の中で重い課題の場合は、10段階表示として、軽い課題に比べハードルを高く設定してもよい。あるいは、各ステップに要する所要時間を変数とした関数で重みづけしてもよい。例えば、所要時間を入力すれば、その時間の長短により課題達成パラメータの最大値が変化するような場合もこれに含む。
原因とは、各課題に背景にある問題点が生じる理由、根拠を指す。例えば、ビデオのシリンダーヘッドの製造業務の場合、作業姿勢が悪い、特定のステップに作業量が偏在している、半田の温度設定が低い(高い)、初心者と熟練者の配置のバランスが悪い、シリンダや基板の搬送に時間がかかる、などが候補となりうる。病院の薬剤部の薬剤処方業務においては、作業姿勢が悪い、移動距離が大きい、仕分け作業の単位が複雑、仮置きの発生、薬剤の整理や配置が不適当、通路が狭いなどが、課題に対応する原因の候補となりうる。もちろん、一つの課題に複数の原因があってもよい。
原因解消パラメータとは、各ステップの各課題で設定された原因の解消度を示す指標である。例えば、原因解消度の低いものから順に、1,2,3,4,5の5段階で表現してもよいし、100分率でパーセント表示してもよい。
表1は、以上の各種情報のうち、業務のステップ、各ステップにおける課題、課題の原因を整理した説明図(表)である。このように、業務の各ステップの改善活動行うに際しては、課題、および(その課題の)原因で整理することができる。
次に、かかる業務改善活動支援装置の動作、すなわち業務改善活動支援方法について、図2から図7を用いて説明する。
図2は、業務改善活動支援装置の動作、すなわち業務改善活動支援方法のフローチャート、図3は業務改善活動支援装置の入力画面を示す説明図、図7は業務改善活動支援装置の結果出力画面を示す説明図である。以下、図2のフォローに従って、適宜図3,7を参照しながら説明する。
まず、CPU103は、補助記憶装置105に格納された本業務改善活動支援方法を記述したプログラムを読み出し、主記憶装置104に展開し、当該プログラムを実行する。
当該プログラムは、入力部102から、業務の種類、業務の各ステップ、各ステップにおける課題、課題の達成度を示す課題達成パラメータ、課題の原因、および原因の解消度を示す原因解消パラメータの入力を促す(S201)。
図3に示す通り、入力画面は表形式となっており、入力するとカーソルが順次移動するようになっている。まず、カーソルは業務の種類の欄301に点灯して表示され、業務の種類の入力を促す。業務の種類が入力されれば、カーソルは次に業務ステップ欄302に移動し、ステップ1の入力を促す。これ以降、順次ステップを入力し、ステップの入力が終われば、カーソルはステップ1の課題の欄303に移動する。各ステップにおいて課題は複数入力することが可能である。全てのステップの課題の入力が終わると、カーソルは課題1の原因の欄304および原因解消パラメータの欄305に移動する。ここで、原因、およびこの原因の原因解消パラメータを入力する。原因は、一つの課題に対し、複数入力することが可能である。原因解消パラメータの欄305にカーソルが移動すると、ポップアップ画面306が開き、1から5のうち一つにチェックを入れて選択するようになっている。あるいは原因解消パラメータの欄305からプルダウンメニューで選択するようになっている。各課題に対する原因および原因解消パラメータの入力が終わるとカーソルは最後に課題達成パラメータの欄307に移動する。課題達成パラメータの欄307にカーソル移動すると、ポップアップ画面308が開き、1から5のうち一つにチェックを入れて選択するようになっている。あるいは課題達成パラメータの欄307からプルダウンメニューで選択するようになっている。
なお、入力の順序はこれに限られることはなく、任意の順序で、あるいは操作者が自らカーソルを移動させて任意の順に入力を行ってもよい。また、一つのステップに多くの課題があるとき、あるいは一つの課題に対して多くの原因があるときは、その内容の全てを表示することはできないので、マウス等のカーソルを該当欄に当てることにより、ポップアップ画面で該当欄の全内容を表示するようにしてもよい。
また、課題達成パラメータは、全ての入力が終わると、自動的にその総和が100ないし1に規格化されて表示されるようにしてもよい。あるいは、課題達成パラメータの欄に加え、所要時間を入力する欄を設け、所要時間で重みづけした課題達成パラメータを規格化して表示するようにしてもよい。
さらには、重みづけした課題達成パラメータの数値に従って、図3のステップの幅を変更し、視覚的に重みづけが把握できるようにしてもよい。
次に、入力された各種情報を用いて、第1の解決順位(S202)、第2の解決順位(S203)、第3の解決順位(S204)を決定する。この決定の順序は任意である。
第1の解決順位は、S201で入力された課題達成パラメータに基づいて求められた、複数の課題間の相対的な順位である。この順位に基づいて、課題を順次解決するようにすれば、全体の業務をバランスよく改善することが可能となるものである。具体的な第1の解決順位の求め方は実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5で説明する。
第2の解決順位は、S201で入力された原因解消パラメータに基づいて求められた、特定の課題の中の複数の原因間の相対的な順位である。この順位に基づいて、原因を順次解消するようにすれば、全体の業務をバランスよく改善することが可能となるものである。具体的な第2の解決順位の求め方は実施例6、実施例7で説明する。
第3の解決順位は、第1の課題解決順位、および第2の課題解決順位に基づいて求められた、業務における解消すべき原因間の相対的な順位である。この順位に基づいて、原因を順次解消するようにすれば、全体の業務をバランスよく改善することが可能となるものである。具体的な第3の解決順位の求め方は実施例8で説明する。
実施例1の第1の解決順位の決定の規則は、課題達成パラメータで示される課題達成度の低い課題から順に選択して順位を決定していくことを基本とする。また、課題達成パラメータが同じものが複数ある場合は、ステップの上流側から選択することを基本とする。
図4のように、課題1について課題達成パラメータ1、課題2について課題達成パラメータ4、課題3について課題達成パラメータ2、課題4について課題達成パラメータ3、課題5について課題達成パラメータ5が設定されている場合を想定して、第1の解決順位を決定する方法を説明する。なお、本実施例の場合、課題達成パラメータは5が最大値であり、課題5は課題達成パラメータが5であるので、課題5については特に改善活動の必要が認められないことを表している。
まず、課題達成パラメータの最も小さい課題は課題1である。そこで、課題1がまず選択される。そして選択された課題には、課題定数が加えられる。課題定数とは、課題解決のための業務改善活動を行った場合にその効果に応じて増加すべき課題達成パラメータを示す。つまり、業務改善活動の効果を示す定数である。本実施例では、課題定数は1に設定しているので、課題1の課題達成パラメータは2となる。
次に、最も課題達成パラメータが小さい課題は、課題1と課題3(どちらも課題達成パラメータは2)となる。そこで、上流側の課題である課題1が選択され、課題定数が加えられ、課題1の課題達成パラメータは3となる。その次に、課題3が選択され、課題定数が加えられ、課題3の課題達成パラメータは3となる。この規則で、全ての課題達成パラメータが5になるまで選択を続ける。
このような順で第1の解決順位を決定した場合、本実施例の第1の解決順位は、
第1の解決順位=課題1、1,3、1,3,4,1,2,3,4
となる。なお、同一のステップに複数の課題がある場合は、選択の規則をさらに定めて選択を行う。
なお、課題定数は、定数であるが、さまざまな変数に応じてその都度求めるものであってもよい。例えば、課題の種類に応じた課題定数を関連付けたテーブルからなるベータベースを補助記憶装置105に記憶させておき、入力された課題に応じてテーブルを参照して課題定数を出力する、あるいは課題に応じて課題定数も入力部102から入力させる、あるいは各ステップの所要時間の関数として課題定数を定める、などの例が考えられる。
本実施例の発明によれば、達成度の低い課題から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。
また、課題定数を加えた同一の課題に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の課題を解決することなく、他の課題に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
さらに、各課題の解決度合いがそろった時点で、業務の各ステップの上流側の課題から順に解決していくので、上流側の業務効率を向上させることにより、自然と下流側の業務量が増加することとなり、下流側の業務効率の向上を促すような改善活動を進めることが可能である。すなわち、熟練者が多く、自ら担当する各ステップにおける改善活動を自発的に行うことができる業務、ないし現場の場合に効果を発揮する。
実施例2の第1の解決順位の決定の規則は、課題達成パラメータで示される課題達成度の低い課題から順に選択して順位を決定していくことを基本とする点は実施例1と同様である。また、課題達成パラメータが同じものが複数ある場合は、実施例1と異なり、ステップの下流側から選択することを基本とする。その他の点は、実施例1と同様である。
この規則に従って第1の解決順位を決定した場合、本実施例の第1の解決順位は、
第1の解決順位=課題1、3,1、4,3,1,4,3,2,1
となる。
本実施例の発明によれば、達成度の低い課題から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。
また、課題定数を加えた同一の課題に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の課題を解決することなく、他の課題に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
さらに、各課題の解決度合いがそろった時点で、業務の各ステップの下流側の課題から順に解決していくので、下流側の業務のオーバーフローを招く危険が少なく、下流側が業務改善を行ったのを確認して上流側の業務改善に着手でき、安全に業務の改善を進めることが可能である。すなわち、初心者が多い現場やミスが許されない業務に効果を発揮する。
実施例3の第1の解決順位の決定の規則は、ステップの上流側から課題を順に選択することを基本とする。以下、同様に図4の場合を用いて説明する。
まず、最も上流の課題は課題1である。そこで、課題1がまず選択される。そして選択された課題には、課題定数が加えられ、課題1の課題達成パラメータは2となる。
次に、時系列で課題1の次に来るのが課題2である。そこで、課題2が選択される。そして、課題2に課題定数が加えられ、課題2の課題定数は5となる。これで課題2は、課題達成パラメータが5となってので、次回以降に選択されることはない。そして、最下流まで到達すれば、また最上流から順に選択を行い、全ての課題達成パラメータが5になるまで選択を続ける。
この規則に従って第1の解決順位を決定した場合、本実施例の第1の解決順位は、
第1の解決順位=課題1、2,3、4,1,3,4,1,3,1
となる。
本実施例の発明によれば、最初から上流側の課題から順に解決していくので、現在の業務の特性を保持したまま順次かさ上げしていくことになり、急激な業務の変化を招くことがない。したがって、業務改善活動中も従来の業務を続けたまま業務を行うことが可能となる。
また、課題定数を加えた同一の課題に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の課題を解決することなく、他の課題に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
さらに、業務の各ステップの上流側の課題から順に解決していくので、上流側の業務効率を向上させることにより、自然と下流側の業務量が増加することとなり、下流側の業務効率の向上を促すような改善活動を進めることが可能である。すなわち、熟練者が多く、自ら担当する各ステップにおける改善活動を自発的に行うことができる業務、ないし現場の場合に効果を発揮する。
実施例4の第1の解決順位の決定の規則は、実施例3と異なり、ステップの下流側から課題を順に選択することを基本とする。以下、同様に図4の場合を用いて説明する。
まず、最も下流の課題は課題4である。そこで、課題4がまず選択される。そして選択された課題には、課題定数が加えられ、課題4の課題達成パラメータは4となる。
次に、時系列で課題4の前に来るのが課題3である。そこで、課題3が選択される。そして、課題3に課題定数が加えられ、課題3の課題定数は3となる。そして、最上流まで到達すれば、また最下流から順に選択を行い、全ての課題達成パラメータが5になるまで選択を続ける。
この規則に従って第1の解決順位を決定した場合、本実施例の第1の解決順位は、
第1の解決順位=課題4、3,2、1,4,3,1,3,1,1
となる。
本実施例の発明によれば、最初から下流側の課題から順に解決していくので、現在の業務の特性を保持したまま順次かさ上げしていくことになり、急激な業務の変化を招くことがない。したがって、業務改善活動中も従来の業務を続けたまま業務を行うことが可能となる。
また、課題定数を加えた同一の課題に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の課題を解決することなく、他の課題に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
さらに、業務の各ステップの下流側の課題から順に解決していくので、下流側の業務のオーバーフローを招く危険が少なく、下流側が業務改善を行ったのを確認して上流側の業務改善に着手でき、安全に業務の改善を進めることが可能である。すなわち、初心者が多い現場やミスが許されない業務に効果を発揮する。
実施例5の第1の解決順位の決定の規則は、課題達成パラメータで示される課題達成度に加えて、入力された課題の性質に基づいて順位を決定することを基本とする。
例えば、表1において、薬剤の取り揃えのステップの課題は4つ挙げられている。入力された課題達成パラメータは、作業時間の短縮の課題の方が、作業者の作業環境の改善の課題より小さなパラメータであったと仮定する。しかし、作業者の環境整備は作業者の労働環境に直結する課題であるので、こちらの課題の解決を優先させるべきである。そこで、第1の解決順位の決定の際、こちらの課題の順位を上げるような演算を行うものである。
優先度の高い課題かどうかを判断する方法として、例えば補助記憶装置105にあらかじめ優先すべき課題と順位の算出方法を記録したテーブルをデータベースとして準備しておき、該当する課題が入力されたときは、順位の算出方法を読み出し、順位を決定することが考えられる。
本実施例の発明によれば、優先して解決すべき課題を考慮して課題の解決順位を決定するので、課題の特性に応じた解決順位を提供できるものである。
実施例6の第2の解決順位の決定の規則は、原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択して順位を決定していくことを基本とする。
図5のように、原因1について原因解消パラメータ1、原因2について原因解消パラメータ4、原因3について原因解消パラメータ2、原因4について原因解消パラメータ3、原因5について原因解消パラメータ5が設定されている場合を想定して、第2の解決順位を決定する方法を説明する。なお、本実施例の場合、原因解消パラメータは5が最大値であり、原因5は原因解消パラメータが5であるので、原因5については特に改善活動の必要が認められないことを表している。
まず、原因解消パラメータの最も小さい原因は原因1である。そこで、原因1がまず選択される。そして選択された原因には、原因定数が加えられる。原因定数とは、原因解消のための業務改善活動を行った場合にその効果に応じて増加すべき原因解消パラメータを示す。つまり、原因解消パラメータもまた業務改善活動の効果を示す定数である。本実施例では、原因定数は1に設定しているので、原因1の原因解消パラメータは2となる。
次に、最も原因解消パラメータが小さい原因は、原因1と原因3(どちらも原因解消パラメータは2)となる。ここで、課題内の複数の原因については、お互いに時間的に前後する関係ではないので、基本的にはどちらを優先的に解消してもかまわない。そこで、本実施例では、原因の番号が小さいものから選択していくという規則で選択する。もちろん、両方同時に選択することや、その他様々な規則で選択の順序を規定してもよい。
そこで、原因の番号が小さい原因1が選択され、原因定数が加えられ、原因1の原因解消パラメータは3となる。その次に、原因3が選択され、原因定数が加えられ、原因3の原因解消パラメータは3となる。この規則で、全ての原因解消パラメータが5になるまで選択を続ける。
このような順で第2の解決順位を決定した場合、本実施例の第2の解決順位は、
第2の解決順位=原因1、1,3、1,3,4,1,2,3,4
となる。
なお、原因定数は、定数であるが、さまざまな変数に応じてその都度求めるものであってもよい。例えば、原因の種類に応じた原因定数を関連付けたテーブルからなるデータベースを補助記憶装置105に記憶させておき、入力された原因に応じてテーブルを参照して原因定数を出力する、あるいは原因に応じて原因定数も入力部102から入力させる、などの例が考えられる。
本実施例の発明によれば、解消度の低い原因から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。
また、原因定数を加えた同一の原因に対する改善活動が重ねて選択対象となるので、一気に特定の原因を解消することなく、他の原因に対する改善活動とのバランスを保った改善活動を進めることが可能である。
実施例7の第2の解決順位の決定の規則は、原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択して順位を決定していくことを基本とする。さらに、選択された原因は、原因解消パラメータが最大値に達するまで選択し続けることを基本とする。実施例6と同様、図5を用いて説明する。
まず、原因解消パラメータの最も小さい原因は原因1である。そこで、原因1がまず選択される。そして選択された原因には、原因定数が加えられる。原因1の原因解消パラメータは2となる。本実施例では、いったん選択された原因は、原因解消パラメータが最大になるまで選択され続けるので、再度原因1が選択され、原因定数が加えられ、原因1の原因解消パラメータは3となる。これが繰り返され、原因1の原因解消パラメータは5になるまで繰り返される。
次に、最も原因解消パラメータが小さい原因は原因3であるので、原因3が選択され、原因定数が加えられ、原因解消パラメータは3となる。この規則で、全ての原因解消パラメータが5になるまで選択を続ける。
このような順で第2の解決順位を決定した場合、本実施例の第2の解決順位は、
第2の解決順位=原因1、1,1,1、3,3,3、4,4、2
となる。
なお、同様の結果を得る方法として、各原因に加える原因定数を原因定数の最大値から各原因の原因解消パラメータの値を減算したものを用いてもよい。この場合、
第2の解決順位=原因1、3,4,2
となる。
通常課題に対する原因は課題に対して複数存在するので、一つの原因を徐々にではなく一気に解消しても、課題を一気に解消する程には影響しないと考えられる。
本実施例の発明によれば、解消度の低い原因から優先的に改善活動を行うことにより、大きな改善効果を改善活動の早期に期待することができる。
また、原因に対する改善活動を一気に進めることとなり、効率的に改善活動を進めることが可能である。
実施例8の第3の解決順位の決定は、第1の解決順位および第2の解決順位に基づくものである。すなわち、本発明では、本実施例のように実施例1から7で説明した第1の解決順位および第2の解決順位を組み合わせることにより、業務全体を通じての解消すべき原因間の相対的な順位を決定するものである。
本実施例は、その一例として、第1の解決順位は実施例1、第2の解決順位は実施例7のなお書きに基づくものとする。そして、第2の解決順位に従い選択した原因の原因解消パラメータに原因定数を加えた時は、課題の解決度合いが上がったことになるので、対応する課題の課題達成パラメータにも課題定数を加えることとする。なお、本実施例では課題定数および原因定数は1、課題達成パラメータおよび原因解消パラメータの最大値は3とする。
図6のように、課題1について課題達成パラメータ1、課題2について課題達成パラメータ2、課題3について課題達成パラメータ2、課題1の原因1に原因解消パラメータ2、課題1の原因2に原因解消パラメータ1、課題1の原因3に原因解消パラメータ3、課題2の原因1に原因解消パラメータ1、課題2の原因2に原因解消パラメータ3、課題2の原因3に原因解消パラメータ2、課題3の原因1に原因解消パラメータ2、課題3の原因2に原因解消パラメータ3、課題3の原因3に原因解消パラメータ1か、それぞれ設定される場合を想定して、第3の解決順位を決定する方法を説明する。
まず、課題達成バラメータの最も小さい課題は課題1である。そこで、課題1がまず選択される。そして選択された課題には、原因1,2,3があるが、原因2が最も小さいので、課題1の原因2に原因定数2が加えられるとともに、課題1に課題定数1が加えられる。
次に、最も課題達成パラメータが小さい課題は、課題1と課題2と課題3(どれも課題達成パラメータは2)となる。そこで、上流側の課題である課題1が選択される。そして選択された課題には、原因1,2,3があるが、原因1が最も小さいので、課題1の原因1に原因定数1が加えられるとともに、課題1に課題定数1が加えられる。
このような順で第1の解決順位を決定した場合、本実施例の第1の解決順位は、
第3の解決順位=(課題1の原因2)、(1の1),(2の1)、(3の3)
となる。なお、課題達成パラメータ、課題定数、原因解消パラメータと原因定数の関係で、課題ないし原因のどちらかが全て最大値となった後については、別途選択の規則を定めて、その規則に従って選択を行うとよい。
なお、第3の解決順位を計算するにあたり、第1の解決順位および第2の解決順位をあえて別に計算する必要はなく、入力部102から入力された各種情報を用いて直接第3の解決順位を計算することが可能である。しかし、第3の解決順位の内訳は、結局第1の解決順位と第2の解決順位の考え方が内包されているので、かかる場合においても実質的に第1の解決順位と第2の解決順位が求められているといえる。
本実施例の発明によれば、原因解消と課題達成をリンクさせることができるので、業務全体を鳥瞰しながら原因解消の順序を定めることが可能となる。特に、従来のコンサルティングは、原因と課題とを区別しない、あるいは混同している場合が散見されるので、本実施例の発明によれば、原因と課題を区別して処理が可能であり、課題解決のバランスを見ながらそれに対応する適切な原因から解消する改善活動を進めることができる。そして、選択した第1の解決順位と選択した第2の解決順位が発揮する効果を併有するものである。
以上の実施例において、第1の解決順位(S202)、第2の解決順位(S203)、第3の解決順位(S204)の決定方法を説明した。以下では、画面上でのこれらの決定方法、およびこれに続く結果の表示(S205)のステップについて説明する。
図7は、業務改善活動支援装置の結果出力画面701を示す説明図である。かかる画面は、順位決定方法入力部702、課題原因表703、課題レーダーチャート704、原因レーダーチャート705、原因順位表示部706、カーソル707、解決手段入力部708から構成されている。
順位決定方法入力部702は、第1の解決順位、第2の解決順位、第3の解決順位の決定方法を入力ないし選択する画面である。選択対象である条件は、例えば実施例1から実施例7の決定順序の規則を表示し、そこにチェックを入れることにより選択されるようにしてもよいし、業務の特質を具体的に記述した選択肢の中から条件を選択するようにしてもよい。たとえば,早期に改善効果を得たい、今の業務を止めずに改善活動を行いたい、初心者がいる、熟練者が多い、などの条件の選択肢が考えられる。選択肢は複数入力が可能としてもよい。そして、業務改善活動支援装置101は、この入力、選択された条件に一番マッチする解決順位決定方法を決定する(S202、S203,S204)。
なお、順位決定方法入力部702は、プルダウン型メニュー形式をとり、入力が済めば画面から消去してもよい。あるいは、常に表示しておき、常時入力待ち状態にしておいてもよい。この場合は、入力する条件を変えるごとに、後述する、課題レーダーチャート704、原因レーダーチャート705、原因順位表示部706の表示が更新されるので、条件を変えるとどのように解消すべき原因の順位が変化するかを比較することが容易になる。
課題原因表703は、図3で用いた入力画面の表を縮小して表示されたものである。もちろん、まったく同じ情報を全て表示する必要はない。例えば、課題達成パラメータおよび原因解消パラメータは、後述する課題レーダーチャート704および原因レーダーチャート705に視覚的に表示させるので、課題原因表703に数値として表示する必要は必ずしもない。本実施例では、業務の種類、業務の各ステップ、各ステップにおける課題、課題の原因を表示しているが、この表示内容は任意に変更が可能である。
課題原因表703の左上には、課題レーダーチャート704が表示されている。課題レーダーチャート704は、入力部102から入力された課題達成パラメータの初期値に基づき、レーダーチャート形式で達成度を視覚的に表示したものである。これによれば、課題の達成度を一目で把握できるものである。なお、図7では、課題レーダーチャートのそれぞれの課題をクリックすると、当該課題に対する原因レーダーチャート705も表示するようにしている。
また、課題原因表703の下部には、それぞれの課題に対応するように、原因レーダーチャート705が表示されている。原因レーダーチャート705は、入力部102から入力された原因解消パラメータの初期値に基づき、レーダーチャート形式で原因解消度を視覚的に表示したものである。これによれば、原因の解消度を一目で把握できるものである。
なお、課題レーダーチャート704、原因レーダーチャート705は、レーダーチャート形式で表示しているが、この形式に限定されるものではなく、棒グラフや折れ線グラフなどの形式でもよい。
原因順位表示部706は、決定された第3の解決順位に基づき、解消すべき原因の順に表示部たる表示装置107に表示したものである(S205)。この順に原因を解消していけば、順位決定方法入力部702で入力、選択した条件を満たすような業務改善活動を進めることが可能となる。また、この順序に従って業務改善活動を行った結果、この改善活動でも吸収しきれないボトルネックが存在する業務ステップを発見することができる。これにより、例えば改善活動前に特定の業務ステップにおいて、自動化のために各種機器(電子カルテシステム、注射薬混合装置、薬品払出装置など)の導入を検討すればオーバースペックの機器を導入することになるのに対し、本業務改善活動支援装置および方法を用いて吸収しきれないボトルネックのある業務ステップを発見し、この業務ステップに対して適切なスペックの機器を導入できるので、無駄な費用を削減することができるものである。
また、原因順位表示部706に表示された原因にカーソル707を持ってきて、それを順次下位の原因に移動させることにより、課題レーダーチャート704、および原因レーダーチャート705の表示が更新される。つまり、実施例1から8で説明したように課題達成パラメータに課題定数が、原因解消パラメータに原因定数が加えられることにより、課題達成パラメータおよび原因解消パラメータが更新され、この値を反映した表示に変更される。これにより、業務改善活動の成果が積み重ねられる様子を視覚的に観察することができる。
なお、原因順位表示部706に表示されたそれぞれの原因にカーソル707を当てると、課題解決手段のメニューである解決手段入力部708かプルダウンないしポップアップ表示されるようにしてもよい。課題解決手段入力部708には、それぞれの原因について解決手段の候補が表示される。この表示を行うために、補助記憶装置105には、原因と解決手段とが関連付けられているテーブルからなるデータベースが保持されている。そして、このテーブルを参照して原因に対応する解決手段の候補を表示する。なお、選択された解決手段は、順位表示部706に原因と関連付けられて表示される。
以上の業務改善活動支援装置、および業務改善活動支援方法によれば、業務の各ステップの課題、原因について、順序を付けた課題解決、原因解消を行うことができるので、一気に改善活動を進めることなく、日々の改善を無理なく積み重ねることができ、また改善効果が期待でき、各ステップ間のバランスを考慮した最適な改善活動を支援するのに有用である。さらには、課題解決、原因解消の順序づけを行っているため、業務改善活動の履歴を残しやすく、進捗の管理が容易であり、万一不十分な改善結果しか得られなくても、結果をフィードバックして、原因追究を繰り返し行うことが可能である。
特に、病院の薬剤部の場合、薬剤という人の生命、身体に直接関係する物品を扱うため、業務のストップや遅延が許されず、さらに改善活動による失敗は許されない中、確実に改善活動の成果を享受する必要があるので、特に効果を発揮しやすいものである。
本発明は、主に説明した病院の薬剤部における薬剤処方業務に関する業務改善活動支援はもちろんのこと、工場における生産ライン、各種事務手続き、工事現場など、あらゆる業務に対する改善活動支援に用いることが可能である。
101 業務改善活動支援装置
102 入力部
103 CPU
104 主記憶装置
105 補助記憶装置
106 出力部
701 結果出力画面
702 順位決定方法入力部
703 課題原因表
704 課題レーダーチャート
705 原因レーダーチャート
706 原因順位表示部
707 カーソル
708 解決手段入力部

Claims (21)

  1. 業務の各ステップ、前記各ステップにおける課題、前記課題の達成度を示す課題達成パラメータ、前記課題の原因、および前記原因の解消度を示す原因解消パラメータを入力し、
    少なくとも入力された前記課題達成パラメータに基づいて、前記課題間の相対的な順位である第1の解決順位を決定し、
    少なくとも入力された前記原因解消パラメータに基づいて、前記課題内における前記原因間の相対的な順位である第2の解決順位を決定し、
    前記第1の解決順位、および前記第2の解決順位に基づき、前記業務における解消すべき前記原因間の相対的な順位である第3の解決順位を決定する業務改善活動支援方法。
  2. 前記第1の解決順位の決定は、入力された前記課題達成パラメータおよび前記課題の性質に基づいて決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  3. 前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータで示される課題達成度の低い課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  4. 前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータが同じになった場合は、前記業務の各ステップの上流側の課題から順に選択することにより決定する請求項3記載の業務改善活動支援方法。
  5. 前記第1の解決順位は、前記課題達成パラメータが同じになった場合は、前記業務の各ステップの下流側の課題から順に選択することにより決定する請求項3記載の業務改善活動支援方法。
  6. 前記第1の解決順位は、前記業務の各ステップの上流側の課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  7. 前記第1の解決順位は、前記業務の各ステップの下流側の課題から順に選択するとともに、選択された前記課題の前記課題達成パラメータに課題定数を加えて前記課題達成パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  8. 前記第2の解決順位は、前記原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択するとともに、選択された前記原因の前記原因解消パラメータに原因定数を加えて前記原因解消パラメータが取りうる最大値に達するまで選択対象とすることにより決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  9. 前記第2の解決順位は、前記原因解消パラメータで示される原因解消度の低い原因から順に選択するとともに、選択された前記原因の前記原因解消パラメータに原因定数を加えて前記原因解消パラメータが取りうる最大値に達するまで選択し続けることにより決定する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  10. 前記原因解消パラメータに前記原因定数を加えたときは、前記原因が属する前記課題の前記課題達成パラメータに前記課題定数を加える請求項8または9記載の業務改善活動支援方法。
  11. 前記課題達成パラメータは、各ステップに要する所要時間の関数として定める請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  12. 前記課題達成パラメータの総和は、100ないし1に規格化されている請求項1または11記載の業務改善活動支援方法。
  13. 前記第3の解決順位順に前記原因を表示する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  14. 前記第1の解決順位、前記第2の解決順位、および前記第3の解決順位の少なくとも一つは、レーダーチャートないし棒グラフで表示する請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  15. 前記業務は薬剤処方業務であることを特徴とする請求項1記載の業務改善活動支援方法。
  16. 請求項1ないし15に記載した方法を記述したプログラム。
  17. 請求項16のプログラムを格納した記録媒体。
  18. 業務の各ステップ、前記各ステップにおける課題、前記課題の達成度を示す課題達成パラメータ、前記課題の原因、および前記原因の解消度を示す原因解消パラメータを入力する入力部と、
    入力された前記課題達成パラメータに基づいて、前記課題間の相対的な順位である第1の解決順位を決定するとともに、入力された前記原因解消パラメータに基づいて、前記課題内における前記原因間の相対的な順位である第2の解決順位を決定し、前記第1の解決順位、および前記第2の解決順位に基づき、前記業務における解消すべき前記原因間の相対的な順位である第3の解決順位を決定する順位決定部とを備えた業務改善活動支援装置。
  19. 前記第3の解決順位順に前記原因を表示する表示部を備えた請求項18記載の業務改善活動支援装置。
  20. 前記第1の解決順位、前記第2の解決順位、および前記第3の解決順位の少なくとも一つは、レーダーチャートないし棒グラフで表示する表示部を備えた請求項19記載の業務改善活動支援装置。
  21. 前記業務は薬剤処方業務であることを特徴とする請求項18記載の業務改善活動支援装置。
JP2010089847A 2010-04-08 2010-04-08 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置 Withdrawn JP2011221770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010089847A JP2011221770A (ja) 2010-04-08 2010-04-08 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010089847A JP2011221770A (ja) 2010-04-08 2010-04-08 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011221770A true JP2011221770A (ja) 2011-11-04

Family

ID=45038688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010089847A Withdrawn JP2011221770A (ja) 2010-04-08 2010-04-08 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011221770A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017179163A1 (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社日立製作所 アプリケーション分析システム、方法、及び、プログラム
JP2018139160A (ja) * 2018-06-18 2018-09-06 東日本メディコム株式会社 進捗状況管理システム及びプログラム
JP2019149211A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 東日本メディコム株式会社 進捗状況管理システム及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017179163A1 (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 株式会社日立製作所 アプリケーション分析システム、方法、及び、プログラム
JPWO2017179163A1 (ja) * 2016-04-14 2019-02-14 株式会社日立製作所 アプリケーション分析システム、方法、及び、プログラム
JP2018139160A (ja) * 2018-06-18 2018-09-06 東日本メディコム株式会社 進捗状況管理システム及びプログラム
JP2019149211A (ja) * 2019-06-17 2019-09-05 東日本メディコム株式会社 進捗状況管理システム及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bowman Impact of electronic health record systems on information integrity: quality and safety implications
Pedersen et al. ASHP national survey of pharmacy practice in hospital settings: prescribing and transcribing—2019
Paterno et al. Tiering drug–drug interaction alerts by severity increases compliance rates
Horsky et al. Interface design principles for usable decision support: a targeted review of best practices for clinical prescribing interventions
Venkateswaran et al. Improving healthcare warehouse operations through 5S
US8620680B2 (en) Methods and apparatus for planning and management of clinical trials
US8442666B2 (en) Dynamic maintenance planning apparatus
Chaffee et al. Developing and implementing clinical decision support for use in a computerized prescriber-order-entry system
US20100332439A1 (en) Apparatus and method for supporting cause analysis
JP6841339B2 (ja) 人員配置策定装置、人員配置策定方法及び人員配置策定プログラム
JP2008134756A (ja) 再審査実績を用いたレセプト抽出方法及びレセプト点検支援システム
Sapkota et al. The impact of decentralisation on health systems: a systematic review of reviews
US10699225B2 (en) Production management support apparatus, production management support method, and production management support program
US20150039331A1 (en) Assessing pharmaceuticals
Walsh et al. Exploring the impact of an automated prescription-filling device on community pharmacy technician workflow
Kinney et al. Pharmacy dashboard: an innovative process for pharmacy workload and productivity
JP2011221770A (ja) 業務改善活動支援方法および業務改善活動支援装置
GB2585439A (en) Method of minimising patient risk
Wang et al. Manufacturing and regulatory barriers to generic drug competition: A structural model approach
JP2011095917A (ja) プロジェクト進捗管理装置
JP2001167203A (ja) マーケティング分析支援システム、及び記録媒体
Harvin et al. Implementation of a prioritized scoring tool to improve time to pharmacist intervention
US11355221B2 (en) Classification systems, and methods of collecting, associating, storing, searching, and providing healthcare information, and connecting healthcare participants globally
Kuqi et al. Design of Electronic Medical Record User Interfaces: A Matrix‐Based Method for Improving Usability
JP2009187330A (ja) 業務品質の改善ガイドシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130702