JP2011220493A - 該ボルトにナット螺合時の螺子山溝違い甘ガミ防止機構付ナット部材である。 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボルト部材に、ナット部材を高速回転するインパクトレンチに装着していきなり締め込む際の、螺子山溝違いによる甘ガミの発生を防止した、ナット部材を提供する。
【解決手段】ナット部材3のナット裏面F又はナット表面Gに対しそれぞれ直角に、ガイド溝A又はガイド溝Hを円柱状又は円錐台状に切削により成形したことにより、ボルト挿入時の角度違いを正し、甘ガミを防止するガイド溝の役割を果たす。よって、ボルトBに直接高速締付け可能なナット部材3が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】ナット部材3のナット裏面F又はナット表面Gに対しそれぞれ直角に、ガイド溝A又はガイド溝Hを円柱状又は円錐台状に切削により成形したことにより、ボルト挿入時の角度違いを正し、甘ガミを防止するガイド溝の役割を果たす。よって、ボルトBに直接高速締付け可能なナット部材3が得られる。
【選択図】図1
Description
該ボルトに、ナット部材を螺合する際に螺子山溝違いによる甘ガミ防止に関するナット部材を提供する物である。
従来の該ボルトに、ナット部材を高速回転するインパクトレンチ等で直接で締め込む際に、螺子山溝違いによる甘ガミが多々発生し、該ボルトの螺子山又はナット部材の螺子溝を破損させ修復又は交換等を余儀無くされており、螺合の始まりは人力にて1〜2回程度はめなじみ廻し込みを行い、後に高速回転等により、ナット部材締め付を行なう工程及び時間等を必要としていた。
先行技術文献参照無し
従来の該ボルトに、ナット部材を高速回転するインパクトレンチに装着していきなり高速回転で締め込む際に、螺子山溝違いによる甘ガミが多々発生し螺合の始まりは人力にて1〜2回程度なじみ廻し込みを行い、後に高速回転等により、ナット部材締め付を行なう工程及び時間等を必要としていた。
本発明は、このような従来の機構が有していた問題を解決する物であり、人力にてなじみ廻し込み等により生ずる作業工程又は作業時間等が節約され、螺合の始まりに螺子山溝違いによる、甘ガミ発生後に、ボルト部材及びナット部材の螺子山破損修復及び交換等による、作業工程又は作業時間の効率化が求められていた。
本発明は、上記目的を達成する為に、図1のF面に対し直角にA部を円柱状又は円錐台状に切削加工し、挿入時の該ボルトの角度違いを正すガイド溝の役割を果たさせ、螺合するナット部材による甘ガミ螺子山溝違いによる引っ掛かりを低減させ、直接高速回転で該ボルト部材に自在にナット部材の螺合を可能とする事を特徴としたナット部材である。
上記載の、ナット部材の成型材を鉄、鋼鉄、アルミ、ステンレス、銅、ポリカ-ボネイト、プラスチック材等から構成され、日本工業規格から成る六角ナット部材の各サイズに適合させた切削加工は勿論のこと、日本工業規格以外から成る多角形に成型された、各ナット部材を、円柱状又は円錐状に切削加工を可能とする事を特徴としたナット部材である。
本発明の、ナット部材の成型は、図1のFのA部片面より円柱状又は円錐台状に切削加工は勿論のこと、Gの方向面からもH部を円柱状又は円錐台状に切削加工の成型も可能とし、F及びGの両面どちらの面からも、ボルト部材の螺合を可能とする事を特徴としたナット部材である。
上記載の、ナット部材は金属系、ガラス系、プラスチック系、から成型された、瓶又は缶及びプラスチック類の各既存容器類の蓋の成型範囲に及ぶ螺子山溝加工部分の甘ガミ防止機能の構成を可能とする事を特徴としたナット部材である。
上述したように本発明は、該ボルト部材にナット部材の螺合の際に甘ガミによる、該ボルト部材等の螺子山溝破損に対し、修復及び交換等に掛かる作業工程又は作業時間を短縮し迅速且スムーズにボルト部材の螺合を可能とする事を特徴としたナット部材である。
本発明の、一実施形態に付いては、図を参照して説明する。尚、以下説明する部材等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変し日本工業規格の各サイズのナット部材に適合させた切削加工を可能とする事は勿論である。
図1〜図3は本発明のナット部材の一実施形態を示す物であり、図1のA及びHは、F及びG面より、直角に円柱状又は円錐台状に切り込まれ、図1のBの、該ボルト部材挿入時のガイド溝の役割をさせ角度違いを正し、甘ガミを有効に防止する事を可能とするナット部材である。
図1〜図3は本発明のナット部材の一実施形態を示す物であり、図1のA及びHは、F及びG面より、直角に円柱状又は円錐台状に切り込まれ、図1のBの、該ボルト部材挿入時のガイド溝の役割をさせ角度違いを正し、甘ガミを有効に防止する事を可能とするナット部材である。
本発明の、具体的に構成されるナット材質は鉄、鋼鉄、アルミ、ステンレス、銅、ポリカーボネイト、プラスチック材から構成され、日本工業規格から成る六角ナット部材の各サイズに適合した、螺子切削成型を可能とする事を特徴としたナット部材である。
本発明の、ナット部材の成型は、図1のFのA部片面よりの切削加工成型は勿論のこと、G面のH部よりの切削加工も可能とし、F及びGの両面どちらからでも螺合するナット部材の挿入を可能とする事を特徴としたナット部材である。
本発明の、ナット部材の加工成型について説明する、図1のA及びH部の、円柱状又は円錐台状に先削加工を施し後に、図4のN及びYの各螺子山溝の切削加工を行う手順とする。以上叙述した様に、本発明を用いるならば工業生産のTPOの観点から考察しても、微細な時間短縮の累積が、工程管理及び生産時間等の大幅な短縮を可能とする事を特徴とした所にある。
1・・・外径
2・・・内径
3・・・ナット部材
A・・・ガイド溝
B・・・該ボルト
C-C・・ナット断面
D ・・・円柱状又は円錐台状加工拡大図
E・・・該ボルト及びナット螺子の許容クリアランス
F・・・ナット裏面
G・・・ナット表面
H・・・ガイド溝
N・・・ナット谷側ピッチ
Y・・・ナット山側ピッチ
2・・・内径
3・・・ナット部材
A・・・ガイド溝
B・・・該ボルト
C-C・・ナット断面
D ・・・円柱状又は円錐台状加工拡大図
E・・・該ボルト及びナット螺子の許容クリアランス
F・・・ナット裏面
G・・・ナット表面
H・・・ガイド溝
N・・・ナット谷側ピッチ
Y・・・ナット山側ピッチ
Claims (8)
- 本発明は、ナット部材の外径ピッチの1〜2山の範囲を側面より円柱状又は円錐台状に切削加工を施す所にあり、該ボルト部材挿入時の角度違いを正しガイド溝の役割を果たさせる事を特徴としたナット部材である。
- 本発明は、螺合するナット部材の螺子山溝違い時に発生する、甘ガミによる引っ掛かりを低減させ、直接高速回転で自在に締め付けを可能とする事を特徴とした、請求項1に記載のナット部材である。
- 本発明の、ナット形成材質は鉄、鋼鉄、アルミ、ステンレス、銅、ポリカーボネイト、プラスチック各部材から構成する事を特徴とした、請求項2に記載のナット部材である。
- 日本工業規格から成る六角ナット部材の各サイズを有効に切削加工出来る事は勿論のこと、日本工業規格以外から成る多角形に成型された、各ナット部材サイズに対しても切削加工を可能とする事を特徴とした、請求項3に記載のナット部材である。
- 上記載の、ナット部材の成型は片面を円柱状又は円錐台状に切削可能は勿論のこと、両面より円柱状又は円錐台状に切削加工を可能とし、螺合するボルト部材の挿入を、両面どちらの方向からもボルト部材の挿入を可能とする事を特徴としたナット部材である。
- 上記載の、ナット部材は金属系、ガラス系、プラスチック系、から成型された、瓶又は缶及びプラスチック類の、各既存容器類の蓋の成型範囲に及ぶ螺子山溝部分の構成を可能とする事を特徴とした、請求項4に記載のナット部材である。
- 上記載の、ナット部材は、図1のF及びG面の両面又は片面の加工面にペンキ等を着色させ、A及びHの甘ガミ防止機能を施したか否かを表示させ、日本工業規格又はそれら以外の一般流通品と目視で区別確認出来る事を可能とする事を特徴とした、請求項4に記載のナット部材である。
- 上述したように本発明は、該ボルト部材にナット部材を螺合する際に甘ガミによる、該ボルト部材の破損に対し修復及び交換等に掛かる作業工程又は作業時間の短縮を可能とする事を特徴とした、請求項5に記載のナット部材である。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010092520A JP2011220493A (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 該ボルトにナット螺合時の螺子山溝違い甘ガミ防止機構付ナット部材である。 |
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Publications (1)
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ID=45037723
Family Applications (1)
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JP2010092520A Pending JP2011220493A (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 該ボルトにナット螺合時の螺子山溝違い甘ガミ防止機構付ナット部材である。 |
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JP (1) | JP2011220493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104033454A (zh) * | 2013-03-06 | 2014-09-10 | 诺马德国有限责任公司 | 特别是用于夹子的螺杆连接件以及夹子 |
-
2010
- 2010-04-13 JP JP2010092520A patent/JP2011220493A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104033454A (zh) * | 2013-03-06 | 2014-09-10 | 诺马德国有限责任公司 | 特别是用于夹子的螺杆连接件以及夹子 |
JP2014173728A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Norma Germany Gmbh | 特にクランプのためのねじ込み式の接続具(screwconnection)およびクランプ |
US9702491B2 (en) | 2013-03-06 | 2017-07-11 | Norma Germany Gmbh | Screw connection, in particular for a clamp, and clamp |
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