JP2011218540A - 落下防止ビスガード付きドライバービット - Google Patents

Abstract

【課題】高所現場での作業中など身体を支えるためや、取付ける材料を持つために両手でビスを打つことが困難なとき、片方の手だけでビスを打つのだが、ビスがドライバーの先から外れ落ちたり倒れたりして作業能率が悪かった。
本発明は、片方の手だけで楽にビスが打てるようにビスガードそのものをドライバーと一体化させ、ビスガードがドライバー上を前後にスライドできるように工夫された落下防止ビスガード付きのドライバービットを提供する。
【解決手段】ドライバーにスプリング止めを設け、ドライバーの先からスプリングを通し、ドライバーとスプリングを両側からはさみ込むようにプラスチックの落下防止用のビスガードを設けた。
【選択図】図１

Description

本発明は、ビスの落下を防ぐための落下防止ビスガード付きドライバービットに関するものである。

従来、高所でビスを打つときは片方の手が塞がれるので、ビスが落下したり横転したりして作業の効率が悪かった。
なお、ドライバーに直接横転防止ガードを突き刺す種類のものが知られている。
（特許文献１参照）（特許文献２参照）。

特開平１１−１５１６７８号報 実用新案第３００３３１０号報

高所でビスを打つときや材料を持って片方の手だけでビスを打つとき、ビスが落下したり横転したりして作業効率が悪かった。ドライバーに横転防止ガードを取り付けるものもあるが、大小のビスに対応できなかったり、ビスを１本打った後手動でガードを元の位置に戻さなければ次のビスが打てない不便さがあった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

スプリング止めを設けたドライバーの先からスプリングを通していき、ドライバーとスプリングの上から落下防止ビスガードを挟み付けるように取付ける。
落下防止ビスガードは、ビスを打ち込み始めるとビスの落下と横転を防ぎながらドライバーの上を前後にスライドできるようにし、ビスを打ち終わると瞬時に元の位置に戻るようにスプリングを設ける。
以上の構成よりなる落下防止ビスガード付きドライバービット。

従来高所作業時などで、身体を支えるために片方の手だけで作業しなければいけないとき、ビスの落下や横転を防ぎ、なお且つ次のビスを打つ準備が瞬時にできるので安全であり作業効率も上がる。
本発明は、安価に製造可能なので、ビスの太さや長さによって種類を増やすことが出来る。

本発明の構造を表す透視図 本発明のパーツを表す断面図 本発明の使用前を表す断面図 本発明の使用中を表す断面図 本発明の販売における応用図

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）ドライバー（３）にスプリング・ビスガード止め（４）を設ける。
（ロ）ドライバー（３）の先端からスプリング（２）を差込みながらスプリング・ビスガード止め（４）まで押し込むように通す。
（ハ）スプリング（２）が嵌め込まれたドライバー（３）に、落下防止ビスガード（１）を両側からはさみこむように設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、ドライバー（３）の先にビス（７）をあてがい、落下防止ビスガード（１）に落下を防止されながら木材（８）にビスを打ち込んでいく。ビス（７）が木材（８）に打込まれる分だけ落下防止ビスガード（１）は後方にスライドする。ビス（７）が完全に打ち込まれた後、ドライバー（３）を木材（８）から離すと、落下防止ビスガード（１）はスプリング（２）の力で元の位置に戻り次の準備に入れる。

（１）落下防止ビスガード、（２）スプリング、（３）ドライバー、（４）スプリング・ビスガード止め、（５）スプリング押え、（６）ビスガードスライド補助部、（７）ビス、（８）木材

Claims (1)

1. スプリング止めを設けたドライバーの先端からスプリングを通していき、前記ドライバーと前記スプリングの上に落下防止ビスガードを両側から挟み込むように取付け、取付けた前記落下防止ビスガードはビスの落下を防ぐように前記ドライバー上を前後にスライドできるようにし、ビスを打ち終わると瞬時に元の位置に戻るように前記ドライバーに前記スプリングを設けた落下防止ビスガード付きドライバービット。

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