JP2011217972A - 照明装置および遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮蔽部が閉状態と開状態との間で動作する際に周囲の構成と干渉しないようにしつつ、遮蔽部が遮蔽すべき領域の形状として様々な形状を採用することができる照明装置を提供すること。
【解決手段】一部の遮蔽部14は、動作部18、20が第1状態から第2状態に動作することに伴い閉状態から正方向に回転して開状態となり、動作部18、20が第2状態から第1状態に動作することに伴い開状態から逆方向に回転して閉状態となり、他の遮蔽部15は、動作部22、24が第1状態から第2状態に動作することに伴い閉状態から逆方向に回転して開状態となり、動作部22、24が第2状態から第1状態に動作することに伴い開状態から正方向に回転して閉状態となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置および遊技機に関する。
従来から、光源を遮蔽する閉状態と光源を遮蔽しない開状態との間で動作する遮蔽部を備えた照明装置が知られている。そしてこのような照明装置として、遮蔽部が回転することにより遮蔽部が閉状態または開状態となる照明装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−18809号公報
このような照明装置では、遮蔽部が回転する際に周囲の構成と干渉しないようにするために、遮蔽部が遮蔽すべき領域の形状が制限されてしまうという問題が発生する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遮蔽部が閉状態と開状態との間で動作する際に周囲の構成と干渉しないようにしつつ、遮蔽部が遮蔽すべき領域の形状として様々な形状を採用することができる照明装置を提供することにある。
(1)本発明は、光源と、駆動源の動力に基づいて第1状態と第2状態との間で動作を行う動作部と、前記動作部に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の遮蔽部とを備え、前記複数の遮蔽部のうち一部の遮蔽部は、前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から正方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向の逆の方向である逆方向に回転して前記閉状態となり、前記複数の遮蔽部のうち前記一部の遮蔽部以外の他の遮蔽部は、前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする照明装置に関するものである。
本発明では、一部の遮蔽部と他の遮蔽部とが互いに逆の方向に回転することにより閉状態と開状態との間で動作するので、複数の遮蔽部が周囲の構成と干渉しないようにしつつ、複数の遮蔽部が遮蔽すべき領域の形状として様々な形状を採用することができる。
(2)本発明の照明装置では、前記光源の照明範囲を制限する筒状の制限部を更に備え、前記複数の遮蔽部は、前記制限部の内周面側に設けられているようにしてもよい。
このようにすれば、光源の照明範囲を制限する制限部の内周面側を複数の遮蔽部が動作するための空間とすることができるので、複数の遮蔽部が動作するための空間を効率的に確保することができる。
(3)本発明の照明装置では、前記動作部は、前記駆動源が駆動することに伴い一方が前記正方向に回転するとともに他方が前記逆方向に回転する第1アームおよび第2アームと、前記第1アームに連結され、前記第1アームが前記逆方向に回転することに伴い第1方向にスライドし、前記第1アームが前記正方向に回転することに伴い前記第1方向の逆の方向である第2方向にスライドする板状の第1スライド板と、前記第2アームに連結され、前記第2アームが前記正方向に回転することに伴い前記第2方向にスライドし、前記第2アームが前記逆方向に回転することに伴い前記第1方向にスライドする板状の第2スライド板とを備え、前記一部の遮蔽部は、前記第1スライド板に連結され、前記第1スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記正方向に回転し、前記第1スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記逆方向に回転し、前記他の遮蔽部は、前記第2スライド板に連結され、前記第2スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記逆方向に回転し、前記第2スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記正方向に回転するようにしてもよい。
このようにすれば、第1スライド板と第2スライド板とが互いに逆の方向にスライドすることにより、一部の遮蔽部と他の遮蔽部とを互いに逆の方向に回転させることができるので、動作部が動作するための空間を縮小することができる。
(4)本発明は、光源と、ソレノイドと、一端が前記ソレノイドに連結された第1アームおよび第2アームと、前記第1アームの他端に連結された板状の第1スライド板と、前記第2アームの他端に連結された板状の第2スライド板と、一端が前記第1スライド板に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の第1遮蔽部と、一端が前記第2スライド板に連結され、前記閉状態と前記開状態との間で動作を行う複数の第2遮蔽部とを備え、前記第1アームおよび前記第2アームは、前記ソレノイドの動力に基づいて一方が前記正方向に回転するとともに他方が前記正方向の逆の方向である逆方向に回転し、前記第1スライド板は、前記第1アームが前記逆方向に回転することに伴い第1方向にスライドし、前記第1アームが前記正方向に回転することに伴い前記第1方向の逆の方向である第2方向にスライドし、前記第2スライド板は、前記第2アームが前記正方向に回転することに伴い第2方向にスライドし、前記第2アームが前記逆方向に回転することに伴い前記1方向にスライドし、前記複数の第1遮蔽部は、前記第1スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記閉状態から前記正方向に回転して前記開状態となり、前記第1スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記開状態から前記逆方向に回転して前記閉状態となり、前記複数の第2遮蔽部は、前記第2スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記第2スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする照明装置に関するものである。
本発明では、複数の第1遮蔽部と複数の第2遮蔽部とが互いに逆の方向に回転することにより閉状態と開状態との間で動作するので、複数の第1遮蔽部と複数の第2遮蔽部とが周囲の構成と干渉しないようにしつつ、複数の第1遮蔽部と複数の第2遮蔽部とが遮蔽すべき領域の形状として様々な形状を採用することができる。
(5)本発明は、光源と、駆動源の動力に基づいて第1状態と第2状態との間で動作を行う動作部と、前記動作部に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の遮蔽部とを備えた照明装置と、前記照明装置の制御を行う制御部とを備え、前記複数の遮蔽部のうち一部の遮蔽部は、前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から正方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向の逆の方向である逆方向に回転して前記閉状態となり、前記複数の遮蔽部のうち前記一部の遮蔽部以外の他の遮蔽部は、前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする遊技機に関するものである。
本発明では、一部の遮蔽部と他の遮蔽部とが互いに逆の方向に回転することにより閉状態と開状態との間で動作するので、遮蔽部が周囲の構成と干渉しないようにしつつ、遮蔽部が遮蔽すべき領域の形状として様々な形状を採用することができる。
本実施形態の遊技機の外観構成を示す斜視図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を示す斜視図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を示す斜視図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を説明するための図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を説明するための図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を示す斜視図である。 本実施形態の照明装置の外観構成を示す斜視図である。 本実施形態の照明装置の内部構成を示す組立図である。 本実施形態の遊技機の機能ブロックを説明する図である。 変形実施形態の照明装置の一部の外観構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.遊技機の構成
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機の外観構成を示す斜視図である。
本実施形態の遊技機は、いわゆるスロットマシンあるいは回胴式遊技機と呼ばれるもので、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行う種類の遊技機である。
本実施形態の遊技機は、収納箱BX、前面上扉UD、および前面下扉DDからなる箱形の筐体内に第1リールR1〜第3リールR3からなるリールユニットが収められている。また筐体内のリールユニットの下部には、メダルの払出装置としてのホッパーユニット(図示省略)が収められている。また本実施形態の遊技機の筐体内には、CPU、ROM(情報記憶媒体の一例)、RAM等を搭載し、遊技機の動作を制御する制御基板も収められている。
図1に示す第1リールR1〜第3リールR3は、それぞれ外周面が一定の間隔で21の領域(各領域を「コマ」と称する)に区画されており、各コマに複数種類の図柄のいずれかが配列されている。また第1リールR1〜第3リールR3は、ステップモータ(リール駆動手段:図示省略)に軸支されており、それぞれステップモータの軸周りに回転駆動され、ステップモータの駆動パルスのパルス数やパルス幅などを制御することによって、コマ単位(所定の回転角度単位、所定の回転量単位)で停止可能に設けられている。すなわち本実施形態の遊技機では、ステップモータが制御基板から供給された駆動パルスに応じて第1リールR1〜第3リールR3を回転駆動し、制御基板から駆動パルスの供給が断たれると、ステップモータの回転が停止することに伴って第1リールR1〜第3リールR3が停止する。
前面上扉UDと前面下扉DDとは個別に開閉可能に設けられており、前面上扉UDには第1リールR1〜第3リールR3の回転状態及び停止状態を観察可能にする表示窓DWが設けられている。第1リールR1〜第3リールR3の停止状態では、第1リールR1〜第3リールR3それぞれの外周面に一定間隔で配列された複数種類の図柄のうち、外周面上に連続して配列されている3つの図柄(上段図柄、中段図柄、下段図柄)を遊技機の正面から表示窓DWを通じて観察できるようになっている。
また本実施形態の遊技機では、表示窓DWを通じて図柄を観察するための表示位置として、各リールについて上段、中段、下段が設けられており、各リールに関する図柄の表示位置の組合せによって有効ラインL1〜L4が設定されている。具体的には、第1リールR1の上段、第2リールR2の中段、および第3リールR3の下段の組合せによって有効ラインL1が設定され、第1リールR1の上段、第2リールR2の上段、および第3リールR3の上段の組合せによって有効ラインL2が設定され、第1リールR1の下段、第2リールR2の下段、および第3リールR3の下段の組合せによって有効ラインL3が設定され、第1リールR1の下段、第2リールR2の中段、および第3リールR3の上段の組合せによって有効ラインL4が設定されている。そして本実施形態の遊技機では、第1リールR1の中段、および第3リールR3の中段は、いずれの有効ライン上の表示位置ともなっていない。すなわち本実施形態の遊技機では、第1リールR1および第3リールR3のそれぞれの表示位置の一部は有効ライン上の表示位置から除外されている。
そして遊技結果は表示窓DW内の有効ラインL1〜L4に停止表示された図柄組合せによって判断され、有効ラインL1〜L4上の図柄組合せが予め定められた役に対応した図柄組合せである場合には、その役が入賞したものとしてホッパーユニットからメダルの払い出し等が行われる。なお、本実施形態の遊技機では、1回の遊技に関して必要となるメダルの数、いわゆる規定投入数が3枚に設定され、規定投入数のメダルが投入されたことに基づいて有効ラインL1〜L4が設定される。なお規定投入数については、遊技状態に応じて異なっていてもよく、規定投入数が複数種類設定されている場合には、規定投入数に応じて有効ラインの数や種類が異なっていてもよい。
また前面上扉UDには、遊技情報表示部DSが設けられている。遊技情報表示部DSは、LED、ランプ、7セグメント表示器等からなり、メダルのクレジット数、1回の遊技におけるメダルの払出数あるいは獲得数、ボーナス遊技の残り回数等の各種遊技情報が表示される。
また前面上扉UDには、遊技演出を行うための液晶ディスプレイLCDが設けられている。この液晶ディスプレイLCDには、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の映像(または画像)が表示される。また本実施形態の遊技機では、前面上扉UDや前面下扉DDに対して、遊技演出を行うためのスピーカ(図示省略)が複数設けられている。このスピーカからは、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の音声が出力される。
また前面上扉UDの表示窓DWの右側には、遊技演出を行うための照明装置(演出装置)LDが設けられている。この照明装置LDには、LED(光源の一例)が内蔵され、また、LEDを遮蔽する閉状態とLEDを遮蔽しない開状態との間で動作する遮蔽部が設けられている。そしてこのLEDが明滅されたり、遮蔽部が閉状態と開状態との間で動作することにより、遊技を補助したり、遊技を盛り上げたりするための各種の演出が行われる。そして照明装置LDは、前面上扉UDの前面を構成する前面パネルFPに形成された無色透明な矩形の領域の奥側に設けられていることにより、遊技者が接触不可能かつ視認可能にされている。
なお第1リールR1〜第3リールR3も、前面パネルFPに形成された無色透明な矩形の領域の奥側に設けられていることにより、遊技者が接触不可能かつ視認可能にされている。すなわち、前面パネルFPのうち、第1リールR1〜第3リールR3の位置に対応して形成されている無色透明な矩形の領域が表示窓DWとして機能している。
また前面下扉DDには、各種の操作手段が設けられている。操作手段としては、クレジット(貯留)されたメダルを投入する操作を行うためのベットボタン(投入操作手段)B0、第1リールR1〜第3リールR3を回転させて遊技を開始する契機となる操作を行うためのスタートレバー(回転開始操作手段)SL、ステップモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3のそれぞれを停止させる契機となる操作を行うためのストップボタン(停止操作手段)B1〜B3などが設けられている。
本実施形態の遊技機では、遊技者がメダルをメダル投入口MIに投入するか、ベットボタンB0を押下する操作を行うことで、第1リールR1〜第3リールR3の回転制御を開始することが可能な準備状態にセットされる。そして、遊技者がスタートレバーSLを押下すると、制御基板において第1リールR1〜第3リールR3をステップモータの駆動により回転開始させるとともに、乱数値を用いた内部抽選が行われ、第1リールR1〜第3リールR3の回転速度が所定の速度まで上昇したことを条件に、ストップボタンB1〜B3の押下操作が許可(有効化)される。
その後、遊技者が任意のタイミングでストップボタンB1〜B3を押下していくと、ストップボタンB1〜B3のそれぞれに内蔵されているストップスイッチ(停止信号出力手段:例えば、フォトセンサ、導通センサ、圧力センサなど)が作動状態となり、制御基板に入力されるリール停止信号をオフ状態からオン状態へ変化させる。
また遊技者が任意のタイミングで押下状態にあるストップボタンB1〜B3を解放すると、各ボタンのストップスイッチが非作動状態となり、制御基板に入力されるリール停止信号をオン状態からオフ状態に変化させる。
そして制御基板は、ストップボタンB1〜B3の押下タイミング及び解放タイミングに応じて信号状態が変化するリール停止信号のオフ状態からオン状態への変化に基づいて、内部抽選の結果に応じた停止位置で第1リールR1〜第3リールR3を停止させる。
また前面下扉DDの下部には、メダル払い出し口MOとメダル受け皿MPとが設けられており、遊技の結果に応じた枚数のメダルがメダル払い出し口MOからメダル受け皿MPへ払い出されるようになっている。
2.照明装置の構成
2−1.遮蔽部の構成
図2は、照明装置LDの内部構造を示す斜視図である。なお、図2、図3、図6、図7、図8の説明における上下左右の方向は、特に断り書きのない場合には図1における上下左右の方向である。
図2に示すように照明装置LDは、3つの照明部10を備えており、各照明部10の内部にはLED(光源)が設けられている。そして各照明部10は、円筒状の第1制限部12を備えており、第1制限部12は、円形の開口を形成することによりLEDの照明範囲を、図中の直線矢印で示す前方に向かって円形となるように制限している。
また第1制限部12の内周面側には、円形の開口のうち上半分の半円形部分を覆う板状の2個の上部遮蔽板14(第1遮蔽部)と、円形の開口のうち下半分の半円形部分を覆う板状の2個の下部遮蔽板15(第2遮蔽部)とが設けられている。そして、2個の上部遮蔽板14のそれぞれは、上半分の半円形の弦に平行な1本の直線で上半分の半円形を2分割することにより形成される形状を有しており、2個の下部遮蔽板15のそれぞれは、下半分の半円形の弦に平行な1本の直線で下半分の半円形を2分割することにより形成される形状を有している。そして図2に示すように、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が閉状態となっている場合には、LED(発光部分)が遮蔽されるようになっている。
また、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15のそれぞれは、上半分および下半分の半円形の弦に平行な回転軸である遮蔽軸16を備えており、この遮蔽軸16を中心として第1制限部12に対して回転可能に軸支(保持)されている。すなわち2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15のそれぞれの遮蔽軸16は、互いに平行となるように設けられている。そして図3に示すように、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が閉状態から回転して開状態となっている場合には、LED(発光部分)を遮蔽しないようになっている。
このように本実施形態では、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15を閉状態と開状態との間で回転させているが、LEDの照明範囲を制限する第1制限部12の内周面側の空間を、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が回転するための空間として利用することにより、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が回転するための空間を効率的に確保している。これにより本実施形態では、図1で示したように照明装置LDの前面に前面パネルFPを設ける場合に、照明装置LDと前面パネルFPとの間の空間を圧縮しても、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が回転する際に前面パネルFPと干渉しないようにすることができる。
ここで図2に示すように、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15は、LEDを遮蔽するためのものであるので、閉状態では第1制限部12との隙間がなるべく狭くなるように形成されている。そして2個の上部遮蔽板14のうち上段の上部遮蔽板14は、弧部分が上部となる弓形に形成されているため、遮蔽軸16に沿った方向の幅である横幅は弓形の下部となる弦部分が最も広く、弓形の弦部分から上方に離れるにつれ横幅が狭くなる。従って、上段の上部遮蔽板14が回転する際に第1制限部12と干渉しないようにするため、上段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16は横幅が最も広くなる弓形の弦部分に沿うように設けられている。
また、2個の上部遮蔽板14のうち上段の上部遮蔽板14の下に設けられている中段の上部遮蔽板14は、上半分の半円形から上部の弓形を切り取った形状に形成されているため、横幅は当該形状の下部となる半円形の弦部分が最も広く、半円形の弦部分から上方に離れるにつれ横幅が狭くなる。従って、中段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16は、横幅が最も広くなる半円形の弦部分に近い部分に設けられている。なお図2に示すように、本実施形態の中段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16は、半円形の弦部分から若干上方にずれた部分に設けられている。しかし、円形の横幅の変化率は直径部分に近づくにつれて小さくなるため、中段の上部遮蔽板14と第1制限部12との間に形成されている若干の隙間により、中段の上部遮蔽板14が回転する際に第1制限部12と干渉しないようになっている。
また、2個の下部遮蔽板15のうち下段の下部遮蔽板15は、弧部分が下部となる弓形に形成されているため、横幅は弓形の上部となる弦部分が最も広く、弓形の弦部分から下方に離れるにつれ横幅が狭くなる。従って、下段の下部遮蔽板15が回転する際に第1制限部12と干渉しないようにするため、下段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16は弓形の弦部分に沿うように設けられている。
また、2個の下部遮蔽板15のうち下段の下部遮蔽板15の上に設けられている中段の下部遮蔽板15は、下半分の半円形から下部の弓形を切り取った形状に形成されているため、横幅は当該形状の上部となる半円形の弦部分が最も広く、半円形の弦部分から下方に離れるにつれ横幅が狭くなる。従って、中段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16は、半円形の弦部分に近い部分に設けられている。
このように本実施形態では、2個の上部遮蔽板14のそれぞれは、遮蔽軸16に沿った方向に直交する方向の幅である縦幅の中心よりも下方にずれた位置に遮蔽軸16が設けられており、2個の下部遮蔽板15のそれぞれは、縦幅の中心よりも上方にずれた位置に遮蔽軸16が設けられている。これにより本実施形態では、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が遮蔽すべき領域が円形であり、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が円形の開口を形成する第1制限部12の内周面側に設けられていても、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15のそれぞれが第1制限部12と干渉せずに回転することができる。
なお本実施形態では、上段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16と中段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16と中段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16と下段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16とが等間隔に設けられているようにするため、中段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16が半円形の弦部分から若干上方にずれた部分に設けられ、中段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16が半円形の弦部分から若干下方にずれた部分に設けられている。
ここで、上段の上部遮蔽板14の形状と下段の下部遮蔽板15の形状との関係、および中段の上部遮蔽板14の形状と中段の下部遮蔽板15の形状との関係は、上下を反転した関係となっている。そして、2個の上部遮蔽板14のそれぞれには、縦幅の中心よりも下方にずれた位置に遮蔽軸16が設けられていることから、縦幅に関して遮蔽軸16から上部の方が下部よりも長く、2個の下部遮蔽板15のそれぞれには、縦幅の中心よりも上方にずれた位置に遮蔽軸16が設けられていることから、縦幅に関して遮蔽軸16から下部の方が上部よりも長く形成されている。
従って、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が開状態となる際にこれらが同一方向に回転すると、2個の上部遮蔽板14の上端が前方に移動する場合には、2個の下部遮蔽板15の下端が後方に移動し、2個の上部遮蔽板14の上端が後方に移動する場合には、2個の下部遮蔽板15の下端が前方に移動することになり、開状態において4つの遮蔽板の向きが揃わず、しかも2個の上部遮蔽板14あるいは2個の下部遮蔽板15の後方にも2個の上部遮蔽板14あるいは2個の下部遮蔽板15が回転するための空間を確保する必要がある。
そこで本実施形態では、2個の上部遮蔽板14あるいは2個の下部遮蔽板15を図2に示す閉状態から開状態にする際には、2個の上部遮蔽板14を図中左側から見て右回り(正方向)に回転させ、2個の下部遮蔽板15を図中左側から見て左回り(逆方向)に回転させている。これにより本実施形態では、図3に示すように、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15を開状態にする際には、2個の上部遮蔽板14の上端が前方に移動するとともに、2個の下部遮蔽板15の下端も前方に移動するようにすることができる。従って本実施形態では、開状態において2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15の向きを揃えることができ、しかも2個の上部遮蔽板14あるいは2個の下部遮蔽板15の後方に2個の上部遮蔽板14の上端および2個の下部遮蔽板15の下端が回転するための空間を確保する必要がないようにすることができる。
そして本実施形態では、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15を図3に示す開状態から図2に示す閉状態に戻す際には、2個の上部遮蔽板14を図中左側から見て左回り(逆方向)に回転させ、2個の下部遮蔽板15を図中左側から見て右回り(正方向)に回転させている。
2−2.動作部の構成
本実施形態の照明装置LDは、図2に示すように、3つの照明部10を備えており、3つの照明部10の6個の上部遮蔽板14および6個の下部遮蔽板15を同時に閉状態と開状態との間で回転させるようにしている。そのため本実施形態では、各上部遮蔽板14の左端に、直進運動を回転運動に変換する第1クランク部18(変換部)が形成されている。そしてこの第1クランク部18は、3つの照明部10の左側において上下方向に直進的にスライド可能に設けられた板状の第1スライド板20に連結されている。そして第1スライド板20が上下方向にスライドすると、第1スライド板20の直進運動が第1クランク部18によって回転運動に変換され、各上部遮蔽板14が右回りおよび左回りに回転するようになっている。
また、各下部遮蔽板15の左端には第2クランク部22が形成されており、この第2クランク部22は、第1スライド板20の左側において第1スライド板20と平行に上下方向に直進的にスライド可能に設けられた板状の第2スライド板24に連結されている。そして第2スライド板24が上下方向にスライドすると、各下部遮蔽板15が右回りおよび左回りに回転するようになっている。
そして第1スライド板20は、第1スライド板20の奥側において第1アーム26の先端(一端)に連結されている。この第1アーム26は、遮蔽軸16に平行な回転軸である第1アーム軸28を中心として基礎部30に対して回転可能に軸支(保持)されている。そして第1アーム26の後端は直進ソレノイド32(駆動源)の駆動部分に連結されている。一方、第2スライド板24は、第2スライド板24の奥側において第2アーム34の先端に連結されている。この第2アーム34は、遮蔽軸16に平行な回転軸である第2アーム軸36を中心として基礎部30に対して回転可能に軸支(保持)されている。そして第2アーム34の後端(他端)は直進ソレノイド32(駆動源)の駆動部分に連結されている。
なお本実施形態では、第1アーム26と第2アーム34が、直進ソレノイド32の駆動部分を中心として線対称となるように直進ソレノイド32の駆動部分に取り付けられているので、第1アーム26と第2アーム34を共通の部材としている。
図4(A)は、照明装置LDを左側から見た場合における6個の上部遮蔽板14と、第1スライド板20と、第1アーム26と、直進ソレノイド32との関係を示す図である。図4(A)の状態では、直進ソレノイド32の駆動部分が突出状態となっており、第1アーム26が右回りに回転した状態(第1状態)となっており、第1スライド板20が下方にスライドした状態(第1状態)となっており、上部遮蔽板14が閉状態となっている。
ここで第1スライド板20の上部と下部には、上下方向に長いガイド穴38が設けられ、このガイド穴38には基礎部30に対して固定的に設けられている固定ピン40が貫通している。これにより第1スライド板20は、固定ピン40にガイドされて基礎部30に対して上下方向に直進的にスライド可能となっている。
また、第1スライド板20が上部遮蔽板14と連結する部分には、図中左右方向に長い作用穴42が設けられ、この作用穴42には上部遮蔽板14の第1クランク部18の先端(一端)に設けられた移動ピン44が貫通している。そして図4(A)の状態では、移動ピン44が遮蔽軸16よりも下方に位置している(第1状態)。
そして図4(B)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が図中左方向に移動して非突出状態となると、第1アーム26が第1アーム軸28を中心として基礎部30に対して図中左回りに回転する。すると第1アーム26の先端が上方に移動し、第1アーム26は第1スライド板20に設けられている第1突起46を上方に押し上げ、第1スライド板20が上方向(第1方向)にスライドする。
すると第1スライド板20が移動ピン44に上方向への力を作用させ、移動ピン44は作用穴42の内部を往復するように移動しながら遮蔽軸16を中心として右回りに回転し、移動ピン44は遮蔽軸16よりも上方に移動する。すなわち、6個の上部遮蔽板14のそれぞれが遮蔽軸16を中心として同時に右回りに回転する。
こうして図4(B)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が非突出状態となると、第1アーム26が左回りに回転した状態(第2状態)となり、第1スライド板20が上方にスライドした状態(第2状態)となり、6個の上部遮蔽板14が開状態となる。
そして図4(A)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が図中右方向に移動して突出状態となると、第1アーム26が第1アーム軸28を中心として基礎部30に対して図中右回りに回転する。すると第1アーム26の先端が下方に移動し、第1アーム26は第1スライド板20に設けられている第1突起46を下方に押し下げ、第1スライド板20が下方向(第2方向)にスライドする。
すると第1スライド板20が移動ピン44に下方向への力を作用させ、移動ピン44は作用穴42の内部を往復するように移動しながら遮蔽軸16を中心として左回りに回転し、移動ピン44は遮蔽軸16よりも下方に移動する。すなわち、6個の上部遮蔽板14が遮蔽軸16を中心として左回りに回転し、閉状態となる。
図5(A)は、照明装置LDを左側から見た場合における6個の下部遮蔽板15と、第2スライド板24と、第2アーム34と、直進ソレノイド32との関係を示す図である。図5(A)の状態では、直進ソレノイド32の駆動部分が突出状態となっており、第2アーム34が左回りに回転した状態(第1状態)となっており、第2スライド板24が上方にスライドした状態(第1状態)となっており、下部遮蔽板15が閉状態となっている。
ここで第2スライド板24の上部と下部にも第1スライド板20と同様に、上下方向に長いガイド穴38が設けられ、このガイド穴38には基礎部30に対して固定的に設けられている固定ピン40が貫通している。これにより第2スライド板24は、固定ピン40にガイドされて基礎部30に対して上下方向に直進的に、かつ第1スライド板20と平行にスライド可能となっている。
また、第2スライド板24が下部遮蔽板15と連結する部分には、図中左右方向に長い作用穴42が設けられ、この作用穴42には下部遮蔽板15の第2クランク部22の先端(一端)に設けられた移動ピン44が貫通している。そして図5(A)の状態では、移動ピン44が遮蔽軸16よりも上方に位置している(第1状態)。
そして図5(B)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が図中左方向に移動して非突出状態となると、第2アーム34が第2アーム軸36を中心として基礎部30に対して図中右回りに回転する。すると第2アーム34の先端が下方に移動し、第2アーム34は第2スライド板24に設けられている第2突起48を下方に押し下げ、第2スライド板24が下方向にスライドする。
すると第2スライド板24が移動ピン44に下方向への力を作用させ、移動ピン44は作用穴42の内部を往復するように移動しながら遮蔽軸16を中心として左回りに回転し、移動ピン44は遮蔽軸16よりも下方に移動する。すなわち、6個の下部遮蔽板15のそれぞれが遮蔽軸16を中心として同時に左回りに回転する。
こうして図5(B)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が非突出状態となると、第2アーム34が右回りに回転した状態(第2状態)となり、第2スライド板24が下方にスライドした状態(第2状態)となり、6個の下部遮蔽板15が開状態となる。
そして図5(A)に示すように、直進ソレノイド32の駆動部分が図中右方向に移動して突出状態となると、第2アーム34が第2アーム軸36を中心として基礎部30に対して図中左回りに回転する。すると第2アーム34の先端が上方に移動し、第2アーム34は第2スライド板24に設けられている第2突起48を上方に押し上げ、第2スライド板24が上方向にスライドする。
すると第2スライド板24が移動ピン44に上方向への力を作用させ、移動ピン44は作用穴42の内部を往復するように移動しながら遮蔽軸16を中心として右回りに回転し、移動ピン44は遮蔽軸16よりも上方に移動する。すなわち、6個の下部遮蔽板15のそれぞれが遮蔽軸16を中心として右回りに回転し、閉状態となる。
このように本実施形態では、図4(A)および図5(A)に示すように直進ソレノイド32の駆動部分が非突出状態から突出状態に駆動されることに伴い、図4(A)に示すように第1アーム26が右回りに回転するとともに図5(A)に示すように第2アーム34が左回りに回転する。そして、図4(A)に示すように第1アーム26が右回りに回転することに伴い第1スライド板20が下方向にスライドし、図5(A)に示すように第2アーム34が左回りに回転することに伴い第2スライド板24が上方向にスライドする。そして、図4(A)に示すように第1スライド板20が下方向にスライドすることに伴い上部遮蔽板14が左回りに回転して閉状態となり、図5(A)に示すように第2スライド板24が上方向にスライドすることに伴い下部遮蔽板15が右回りに回転して閉状態となる。
また、図4(B)および図5(B)に示すように直進ソレノイド32の駆動部分が突出状態から非突出状態に駆動されることに伴い、図4(B)に示すように第1アーム26が左回りに回転するとともに図5(B)に示すように第2アーム34が右回りに回転する。そして、図4(B)に示すように第1アーム26が左回りに回転することに伴い第1スライド板20が上方向にスライドし、図5(B)に示すように第2アーム34が右回りに回転することに伴い第2スライド板24が下方向にスライドする。そして、図4(B)に示すように第1スライド板20が上方向にスライドすることに伴い上部遮蔽板14が右回りに回転して開状態となり、図5(B)に示すように第2スライド板24が下方向にスライドすることに伴い下部遮蔽板15が左回りに回転して開状態となる。
こうして本実施形態では、1つの直進ソレノイド32によって6個の上部遮蔽板14および6個の下部遮蔽板15を同時に、かつ上部遮蔽板14の回転方向と下部遮蔽板15の回転方向とが逆方向となるように回転させることができる。そして本実施形態では、第1スライド板20と第2スライド板24とが薄い板状の部材により構成されており、第1スライド板20と第2スライド板24とが図2に示したように互いに干渉しない程度に左右方向にずれて隣接するように設けられている。従って本実施形態では、6個の上部遮蔽板14および6個の下部遮蔽板15を上述のように動作させる構成に必要な空間を縮小することができる。
2−3.遮蔽部の取り付け構造
図6は、図2に示した第1制限部12(接続部)が基礎部30から取り外されている状態を示す斜視図である。図6に示すように第1制限部12には、第1制限部12が基礎部30に接続されるときに基礎部30と接触する後方端49の左部分と右部分のそれぞれに4個の凹部50が形成されている。各凹部50は、遮蔽軸16を受け入れることができるように形成されており、第1制限部12が基礎部30の所定位置に接続されると、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15のそれぞれの遮蔽軸16を第1制限部12に対して回転可能に軸支する4個の軸受け部52が形成される。
ここで第1制限部12には、後方端49の左部分と右部分のそれぞれに鉤状の鉤部材54が2つの凹部50の間から後方に突出するように設けられており、各鉤部材54の先端には内側に突出した鉤部分56が形成されている。また基礎部30には、各鉤部材54の鉤部分56が嵌め込まれる鉤穴(図示せず)が設けられている。そして第1制限部12を基礎部30の所定の位置に取り付ける際には、各鉤部材54を中段の上部遮蔽板14の遮蔽軸16と中段の下部遮蔽板15の遮蔽軸16との間を通すようにして、まずは各鉤部材54の鉤部分56を基礎部30に接触させる。そしてこの状態から第1制限部12を基礎部30に向けて押し込むと各鉤部材54が外側に変形し、第1制限部12を基礎部30に向けて更に押し込むと第1制限部12の後方端49が基礎部30に接触する。するとこの状態では、各鉤部材54の鉤部分56が基礎部30の鉤穴に到達し、外側に変形していた各鉤部材54が元に戻るように弾性変形して鉤部分56が基礎部30の鉤穴に嵌め込まれる。こうして本実施形態では、第1制限部12と基礎部30との接続状態が維持されるようになっている。
ここで図4(A)等に示した移動ピン44は、単に作用穴42を貫通しているだけであり、移動ピン44には移動ピン44が作用穴42から抜けることを防止する構成が設けられていない。しかし本実施形態では、第1制限部12と基礎部30とが接続されることにより、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15の動作が各遮蔽軸16を中心とした回転動作に制限されるため、移動ピン44が単に作用穴42を貫通しているだけであっても、移動ピン44が作用穴42から抜けないようにすることができる。
ここで軸受け部52には、2個の上部遮蔽板14および2個の下部遮蔽板15が回転するごとに衝撃が加えられるので、各鉤部材54の鉤部分56が基礎部30の鉤穴に嵌め込まれるようにしただけでは、衝撃により第1制限部12が基礎部30から外れてしまうことが懸念される。従って第1制限部12と基礎部30とは、ネジなどにより強固に固定されることが望ましいが、この場合には第1制限部12と基礎部30とをネジ止めするための空間が必要となり、また製造工程が増加してしまうという問題が発生する。
そこで本実施形態では、3つの第1制限部12が基礎部30に対して仮止めされた状態で、図7に示すように、3つの第1制限部12を表側から覆う表カバー部60(固定部)が基礎部30に対してネジにより固定される。この表カバー部60は、基礎部30に対してネジにより固定された状態で、3つの第1制限部12の前方端と密着するように形成されている。従って、基礎部30に対して表カバー部60がネジにより固定されると、基礎部30と表カバー部60に3つの第1制限部12が挟まれるようにして保持(挟持)される。
従って本実施形態では、基礎部30に対して第1制限部12をネジなどにより固定しなくても、軸受け部52に加えられる衝撃により基礎部30と第1制限部12の接続状態が解除されないようにすることができる。しかも本実施形態では、1つの表カバー部60により同時に3つの第1制限部12を基礎部30に対する接続状態が解除されないように挟持することができる。
詳細には表カバー部60は、照明装置LDの外観を形成する意匠部品であって、3つの照明部10を覆う他、第1クランク部18、第2クランク部22、第1スライド板20、第2スライド板24を覆うものである。そして表カバー部60は、前面が矩形に開口された箱状に形成され、左右側面の前後方向の幅が上部から下部となるにつれ次第に広くなっている。また表カバー部60の上面の前端の左側部分からは、上方向に延出する上方鍔部が設けられ、表カバー部60の左側面の前端の全部からは、左方向に延出する左方鍔部が設けられており、上方鍔部と左方鍔部とは連続するように形成されている。
そして表カバー部60は、3つの照明部10のそれぞれの照明範囲を、図中の直線矢印で示す前方に向かって円形となるように制限する3つの第2制限部62を備えている。詳細には表カバー部60の上面と下面と左右側面に囲われた奥側面64には、第1制限部12が形成する円形の開口とほぼ同一の大きさの3つの円形の開口が設けられている。この奥側面64の3つの円形の開口は、表カバー部60が基礎部30に対してネジにより固定された状態で、3つの第1制限部12のそれぞれが形成する円形の開口と一致するように設けられている。そして表カバー部60が基礎部30に対してネジにより固定された状態では、奥側面64の裏側が3つの第1制限部12の前方端と密着するように形成されている。
そして奥側面64の表側には、第1制限部12が形成する円形の開口とほぼ同一の大きさの円形の開口を形成する3つの第2制限部62が設けられている。この3つの第2制限部62のそれぞれは、各第2制限部62が形成する円形の開口が各第1制限部12が形成する円形の開口と一致するように、奥側面64の表側に設けられている。これにより本実施形態では、図1で示したように照明装置LDを遊技機に取り付けた状態で、第2制限部62の円形の開口、および奥側面64の円形の開口、および第1制限部12の円形の開口を通して、遊技機の正面に向かう遊技者が3つの照明部10を視認できるようになっている。
ここで本実施形態では、照明装置LDが遊技機に取り付けられると、表カバー部60の上面および下面および左右側面により形成される矩形の開口面は、遊技機の正面方向を向くが、第2制限部62の円形の開口、および奥側面64の円形の開口、および第1制限部12の円形の開口により形成される円柱状の空間の開口面は、正面方向よりも左(遊技機から見て右)に傾いた方向を向くように形成されている。すなわち本実施形態では、図1で示したように照明装置LDが表示窓DWの右側に設けられているため、3つの照明部10の照明範囲の中心が遊技機の正面に向かう遊技者に向かうようになっている。
図8は、照明装置LDの組立図である。図8に示すように、基礎部30は、第1制限部12が取り付けられる取付部66と、LEDが設けられたLED基板68と、3つの照明部10のLEDを覆う3つのレンズ70と、LED基板68の裏側を覆う裏カバー部72とを備えている。
レンズ70は、後方が開口された円柱状に形成されており、レンズ70の前方の円形面には、LEDの光を拡散させるために凹凸が設けられている。そしてレンズ70は、第1制限部12が取り付けられる取付部66の円筒部分74の内側に、裏側から嵌め込まれるようになっている。ここでレンズ70の側面の後端の一部には凸部76が設けられており、円筒部分74の内側面の側面の後端の一部には凸部76に対応する形状の凹部(図示せず)が設けられている。
そしてレンズ70が取付部66に嵌め込まれる際には、この凸部76が凹部(図示せず)に嵌め込まれることにより、レンズ70が円筒部分74の内側で円周方向に回転しないように、また、上部遮蔽板14および下部遮蔽板15が回転しても上部遮蔽板14および下部遮蔽板15とレンズ70の前端とが接触しないように位置決めされる。また、レンズ70の後方にはLED基板68が設けられ、LED基板68の表側において導体パターンがプリントされていない領域がレンズ70の後端と接触することにより、レンズ70が後方に移動しないように位置決めされる。なお図8では、中段の照明部10と下段の照明部10については、レンズ70が円筒部分74の内側に既に嵌め込まれている状態となっている。
そして裏カバー部72は、取付部66の後方から取付部66に対して取り付けられ、ネジにより固定される。すると、裏カバー部72の表側に設けられた6個の突起73の前端とLED基板68の裏側とが接触し、LED基板68の表側とレンズ70の後端とが接触し、レンズ70の凸部76と取付部66の凹部(図示せず)とが接触することにより、裏カバー部72と取付部66との間で、LED基板68と3つのレンズ70とが挟まれるようにして保持(挟持)される。
また、表カバー部60は、取付部66の前方から取付部66に対して取り付けられ、ネジにより固定される。すると、表カバー部60の奥側面64の裏側と3つの第1制限部12の前方端78とが接触することにより、表カバー部60と取付部66との間で、3つの第1制限部12が挟まれるようにして保持(挟持)される。
そして表カバー部60の奥側面64の表側には、第2制限部62が取り付けられる。詳細には第2制限部62には、第2制限部62の後方端79の右部分に鉤状の鉤部材80が後方に突出するように設けられており、この鉤部材の先端には外側に突出した鉤部分82が形成されている。また表カバー部60の奥側面64に形成された円形の開口の右部分には、鉤部材80の鉤部分82が嵌め込まれる鉤溝84が設けられている。そして第2制限部62が奥側面64に取り付けられる際には、第2制限部62の後方端79が奥側面64の表側に接触した状態で、第2制限部62の鉤部材80の鉤部分82が鉤溝84に嵌め込まれる。そして第2制限部62は、この状態で奥側面64に対してネジにより固定される。
3.機能ブロック
図9は、本実施形態の遊技機の機能ブロック図である。
本実施形態の遊技機は、遊技制御手段(制御基板)100によって制御される。遊技制御手段100は、メダル投入スイッチ210、ベットスイッチ220、スタートスイッチ230、ストップスイッチ240等の入力手段からの入力信号を受けて、遊技を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいてリールユニット310、ホッパーユニット320、表示装置330、音響装置340等の出力手段の動作制御を行う。遊技制御手段100の機能は各種のプロセッサ(CPU、DSPなど)、ASIC(ゲートアレイなど)、ROM(情報記憶媒体の一例)、あるいはRAMなどのハードウェアや、ROMなどに予め記憶されている所与のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。
そして遊技制御手段100は、主制御手段110と副制御手段120とを含む。
主制御手段110は、遊技者がスタートレバー(回転開始操作手段)SLの押下操作により作動するスタートスイッチ230からのスタート信号に基づいて、役の当否を決定する内部抽選を行うとともに、第1リールR1〜第3リールR3をステップモータにより回転駆動する。
そして主制御手段110は、回転中のリールに対応するストップボタンB1〜B3の押下操作(停止操作)により作動するストップスイッチ240からの停止信号に基づいて、ステップモータにより回転駆動されている第1リールR1〜第3リールR3を抽選フラグの設定状態(内部抽選の結果)に応じて停止させる制御を行う。
そして主制御手段110は、第1リールR1〜第3リールR3の停止態様に基づいて、役が入賞したか否かを判定する処理を行い、小役が入賞した場合に、役毎に予め定められている配当に基づいて遊技におけるメダルの払出数を決定し、決定された払出数に相当するメダルを、ホッパーユニット320(払出装置)に払い出させる制御を行う。
また主制御手段110は、所定の移行条件の成立に基づいて、通常状態、ボーナス成立状態、およびボーナス状態の間で遊技状態を移行させる遊技状態移行制御処理や、入賞に伴い遊技者の所有する遊技媒体を要さずに次回の遊技を行わせるリプレイの抽選状態を変化させることにより、内部抽選におけるリプレイの当選確率を変動させるリプレイ確率変動処理を行う。
副制御手段120は、演出データ記憶手段122に記憶されている演出データに基づいてランプ、LED、液晶ディスプレイLCD、照明装置LD等の表示装置330(演出装置)を用いて行う表示演出や音響装置340(演出装置)を用いて行う音響演出に関する制御を行う。具体的には、メダルの投入やベットボタンB0、スタートレバーSL、ストップボタンB1〜B3に対する操作、第1リールR1〜第3リールR3の停止態様、入賞判定の結果、遊技状態の変動など、各種の遊技イベントの発生に応じてランプやLEDや照明装置LDを点灯あるいは点滅させたり、照明装置LDを動作させたり、液晶ディスプレイLCDの表示内容を変化させたり、スピーカから音を出力させたりすることにより、遊技を盛り上げたり、遊技を補助するための演出制御を行う。
4.変形例
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。なお、上記各実施形態や、変形例として後述する各種の構成は、本発明を実現する構成として適宜組み合わせて採用したり、置き換えて採用することができる。また上記各実施形態で説明した制御手法は、一例を示したに過ぎず、上記各実施形態の制御手法と同様の効果を奏する均等な手法を採用した場合においても本発明の範囲に含めることができる。
4−1.変形例1
例えば上記実施形態では、照明装置LDが3個の照明部10を備え、1個の照明部10が4個の遮蔽板を備える例を挙げて説明したが、照明部10の数や、遮蔽板の数は適宜変更することができる。また上記実施形態では、光源の照明範囲を制限する第1制限部12が円形の開口を形成している例を挙げて説明したが、制限部が形成する開口の形状は適宜変更することができる。
例えば図10(A)に示すように、照明部10が、円形の開口を形成する制限部400と、遮蔽軸16を中心に図中左側から見て右回りに回転して閉状態から開状態となる1個の上部遮蔽板402(第1遮蔽部)と、遮蔽軸16を中心に左回りに回転して閉状態から開状態となる1個の下部遮蔽板404(第2遮蔽部)とを備えるようにしてもよい。また、図10(B)に示すように、照明部10が、楕円形の開口を形成する制限部406と、遮蔽軸16を中心に右回りに回転して閉状態から開状態となる3個の上部遮蔽板408(第1遮蔽部)と、遮蔽軸16を中心に左回りに回転して閉状態から開状態となる2個の下部遮蔽板410(第2遮蔽部)とを備えるようにしてもよい。また、図10(C)に示すように、照明部10が、矩形の開口を形成する制限部412と、遮蔽軸16を中心に右回りに回転して閉状態から開状態となる2個の上部遮蔽板414(第1遮蔽部)と、遮蔽軸16を中心に左回りに回転して閉状態から開状態となる2個の下部遮蔽板416(第2遮蔽部)とを備えるようにしてもよい。すなわち、制限部412の開口を形成する矩形の各辺と各遮蔽軸16とが平行でないため、上部遮蔽部の形状が、下部から上部となるにつれ横幅が狭くなり、下部遮蔽部の形状が、上部から下部となるにつれ横幅が狭くなる場合に本発明を適用すると、遮蔽部が閉状態と開状態との間で回転する際に、遮蔽部が周囲の構成と干渉しないようにすることができる。
また、図10(D)に示すように、照明部10が、上下を反転させた2つの三角形を組み合わせた形状の開口を形成する制限部418と、遮蔽軸16を中心に左回りに回転して閉状態から開状態となる2個の上部遮蔽板420(第1遮蔽部)と、遮蔽軸16を中心に右回りに回転して閉状態から開状態となる2個の下部遮蔽板422(第2遮蔽部)とを備えるようにしてもよい。すなわち、上部遮蔽部の形状が、上部から下部となるにつれ横幅が狭くなり、下部遮蔽部の形状が、下部から上部となるにつれ横幅が狭くなる場合においても、本発明を適用すると遮蔽部が閉状態と開状態との間で回転する際に、遮蔽部が周囲の構成と干渉しないようにすることができる。そしていずれの場合であっても、各遮蔽部の遮蔽軸16は、各遮蔽部の最も横幅が広い部分あるいはその付近に設ければよい。
また、上部遮蔽部と下部遮蔽部のうち少なくとも1つの形状が、上部から下部となるにつれ横幅が広くなるあるいは狭くなる場合においても、本発明を適用すると遮蔽部が閉状態と開状態との間で回転する際に、遮蔽部が周囲の構成と干渉しないようにすることができる。
4−2.変形例2
また上記実施形態では、遮蔽軸16に沿った方向が横方向となるように第1遮蔽部および第2遮蔽部が設けられ、第1遮蔽部および第2遮蔽部の形状が、上下方向で横幅が変化する形状である例を挙げて説明したが、第1遮蔽部および第2遮蔽部が設けられる向き、あるいは照明部10が設けられる向きは任意に変更することができる。例えば遮蔽軸16に沿った方向が縦方向(上下方向)となるように第1遮蔽部および第2遮蔽部が設けられる場合には、第1遮蔽部および第2遮蔽部の形状は、左右方向で縦幅が変化する形状とすることができる。
4−3.変形例3
また上記実施形態では、複数の上部遮蔽板14が第1スライド板20に連結され、複数の下部遮蔽板15が第2スライド板24に連結されている例を挙げて説明したが、1つの直進ソレノイド32で1個の上部遮蔽板14と1個の下部遮蔽板15とを回転させる場合には、第1クランク部18が直進ソレノイド32の直進運動を上部遮蔽板14の回転運動に変換し、第2クランク部22が直進ソレノイド32の直進運動を上部遮蔽板15の回転運動に変換するように構成すれば、第1スライド板20、第2スライド板24、第1アーム26、第2アーム34を省略することができる。
4−4.変形例4
また上記実施形態では、駆動源として直進運動を行う直進ソレノイドを用いる例を挙げて説明したが、駆動源として回転運動を行うモーターを用いるようにしてもよい。この場合には、第1スライド板20および第2スライド板24にラック(平歯車)を形成し、第1スライド板20のラックをモーターの回転軸に設けられたピニオン(円形歯車)に連結し、第2スライド板24のラックを中間ギア(円形歯車)を介してモーターの回転軸に設けられたピニオン(円形歯車)に連結することにより、モーターの正方向への回転運動を第1スライド板20の第2方向への直進運動および第2スライド板24の第1方向への直進運動に変換し、モーターの逆方向への回転運動を第1スライド板20の第1方向への直進運動および第2スライド板24の第2方向への直進運動に変換することができる。
4−5.変形例5
また上記実施形態では、複数の遮蔽部が、LEDを遮蔽する閉状態とLEDを遮蔽しない開状態との間で動作する照明装置に本発明を適用した例を挙げて説明したが、LEDに代えて遮蔽部の後方に液晶ディスプレイやキャラクタの造形物やホログラムなどの表示物の表示領域を設け、遮蔽部が表示物の表示領域を遮蔽する閉状態と表示物の表示領域(演出領域)を遮蔽しない開状態との間で動作する演出装置に本発明を適用してもよい。すなわち、遊技機用の演出装置であって、遮蔽部が、所定の表示領域を遮蔽する閉状態と所定の表示領域を遮蔽しない開状態との間で動作する演出装置に本発明を適用してもよい。
また上記実施形態では、光源を備え、基礎部30と第1制限部12が接続された状態で形成される軸受け部52に光源を遮蔽する遮蔽部が回転可能に軸支される例を挙げて説明したが、光源を遮蔽する遮蔽部に限らず、回転することにより演出を行う回転部(演出物)が軸受け部52に軸支されるようにしてもよい。すなわち、遊技機用の演出装置であって、基礎部と、基礎部に対して回転する回転部と、基礎部に接続される接続部と、基礎部に固定される固定部とを備え、基礎部と接続部が接続された状態で形成される軸受け部に回転部が回転可能に軸支され、基礎部と固定部が固定された状態で基礎部と固定部に接続部が挟持される演出装置に本発明を適用してもよい。
また上記実施形態では、本発明に係る照明装置(演出装置)が回胴式遊技機に取り付けられている例を挙げて説明したが、本発明に係る照明装置(演出装置)は、ぱちんこ遊技機に取り付けられるようにしてもよい。
BX 収納箱、UD 前面上扉、DD 前面下扉、DW 表示窓、L1〜L4 有効ライン、DS 遊技情報表示部、LCD 液晶ディスプレイ、LD 照明装置、
R1 第1リール、R2 第2リール、R3 第3リール、
B0 ベットボタン、SL スタートレバー、B1〜B3 ストップボタン、
MI メダル投入口、MO メダル払い出し口、MP メダル受け皿、
10 照明部、12 第1制限部、14 上部遮蔽板、15 下部遮蔽板、16 遮蔽軸、
18 第1クランク部、20 第1スライド板、22 第2クランク部、
24 第2スライド板、26 第1アーム、28 第1アーム軸、30 基礎部、
32 直進ソレノイド、34 第2アーム、36 第2アーム軸、38 ガイド穴、
40 固定ピン、42 作用穴、44 移動ピン、46 第1突起、48 第2突起、
50 凹部、52 軸受け部、54 鉤部材、56 鉤部分、60 表カバー部、
62 第2制限部、64 奥側面、66 取付部、68 LED基板、70 レンズ、
72 裏カバー部、74 円筒部分、100 遊技制御手段、110 主制御手段、
120 副制御手段、122 演出データ記憶手段、
210 メダル投入スイッチ、220 ベットスイッチ、230 スタートスイッチ、
240 ストップスイッチ、310 リールユニット、
315 リールインデックス、320 ホッパーユニット、
325 払出メダル検出スイッチ、330 表示装置、340 音響装置

Claims (5)

  1. 光源と、
    駆動源の動力に基づいて第1状態と第2状態との間で動作を行う動作部と、
    前記動作部に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の遮蔽部とを備え、
    前記複数の遮蔽部のうち一部の遮蔽部は、
    前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から正方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向の逆の方向である逆方向に回転して前記閉状態となり、
    前記複数の遮蔽部のうち前記一部の遮蔽部以外の他の遮蔽部は、
    前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1において、
    前記光源の照明範囲を制限する筒状の制限部を更に備え、
    前記複数の遮蔽部は、
    前記制限部の内周面側に設けられていることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記動作部は、
    前記駆動源が駆動することに伴い一方が前記正方向に回転するとともに他方が前記逆方向に回転する第1アームおよび第2アームと、
    前記第1アームに連結され、前記第1アームが前記逆方向に回転することに伴い第1方向にスライドし、前記第1アームが前記正方向に回転することに伴い前記第1方向の逆の方向である第2方向にスライドする板状の第1スライド板と、
    前記第2アームに連結され、前記第2アームが前記正方向に回転することに伴い前記第2方向にスライドし、前記第2アームが前記逆方向に回転することに伴い前記第1方向にスライドする板状の第2スライド板とを備え、
    前記一部の遮蔽部は、
    前記第1スライド板に連結され、前記第1スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記正方向に回転し、前記第1スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記逆方向に回転し、
    前記他の遮蔽部は、
    前記第2スライド板に連結され、前記第2スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記逆方向に回転し、前記第2スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記正方向に回転することを特徴とする照明装置。
  4. 光源と、
    ソレノイドと、
    一端が前記ソレノイドに連結された第1アームおよび第2アームと、
    前記第1アームの他端に連結された板状の第1スライド板と、
    前記第2アームの他端に連結された板状の第2スライド板と、
    一端が前記第1スライド板に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の第1遮蔽部と、
    一端が前記第2スライド板に連結され、前記閉状態と前記開状態との間で動作を行う複数の第2遮蔽部とを備え、
    前記第1アームおよび前記第2アームは、
    前記ソレノイドの動力に基づいて一方が前記正方向に回転するとともに他方が前記正方向の逆の方向である逆方向に回転し、
    前記第1スライド板は、
    前記第1アームが前記逆方向に回転することに伴い第1方向にスライドし、前記第1アームが前記正方向に回転することに伴い前記第1方向の逆の方向である第2方向にスライドし、
    前記第2スライド板は、
    前記第2アームが前記正方向に回転することに伴い第2方向にスライドし、前記第2アームが前記逆方向に回転することに伴い前記1方向にスライドし、
    前記複数の第1遮蔽部は、
    前記第1スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記閉状態から前記正方向に回転して前記開状態となり、前記第1スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記開状態から前記逆方向に回転して前記閉状態となり、
    前記複数の第2遮蔽部は、
    前記第2スライド板が前記第2方向にスライドすることに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記第2スライド板が前記第1方向にスライドすることに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする照明装置。
  5. 光源と、
    駆動源の動力に基づいて第1状態と第2状態との間で動作を行う動作部と、
    前記動作部に連結され、前記光源を遮蔽する閉状態と前記光源を遮蔽しない開状態との間で動作を行う複数の遮蔽部とを備えた照明装置と、
    前記照明装置の制御を行う制御部とを備え、
    前記複数の遮蔽部のうち一部の遮蔽部は、
    前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から正方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向の逆の方向である逆方向に回転して前記閉状態となり、
    前記複数の遮蔽部のうち前記一部の遮蔽部以外の他の遮蔽部は、
    前記動作部が前記第1状態から前記第2状態に動作することに伴い前記閉状態から前記逆方向に回転して前記開状態となり、前記動作部が前記第2状態から前記第1状態に動作することに伴い前記開状態から前記正方向に回転して前記閉状態となることを特徴とする遊技機。
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