JP2011214540A - マイクロポンプ - Google Patents

マイクロポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2011214540A
JP2011214540A JP2010084898A JP2010084898A JP2011214540A JP 2011214540 A JP2011214540 A JP 2011214540A JP 2010084898 A JP2010084898 A JP 2010084898A JP 2010084898 A JP2010084898 A JP 2010084898A JP 2011214540 A JP2011214540 A JP 2011214540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
fingers
cam
groove
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010084898A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Karaki
信雄 唐木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2010084898A priority Critical patent/JP2011214540A/ja
Publication of JP2011214540A publication Critical patent/JP2011214540A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

【課題】元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合においても、適切にチューブ内の液
体を輸送すること。
【解決手段】液体を流動させるチューブと、回転する回転板の平面にカム溝が形成された
平面溝カムと、前記カム溝に摺動可能に配置される複数のガイドピンと、前記チューブと
前記カムとの間で摺動可能に保持される複数のフィンガーであって、前記複数のガイドピ
ンに取り付けられた複数のフィンガーと、前記複数のフィンガーが接触する側と対向する
側から前記チューブを保持するチューブ案内枠と、を備え、前記回転板が回転することに
より、前記複数のフィンガーが、前記チューブを、前記液体の流入口部から吐出口部に向
かって順次閉塞し、前記チューブ内の液体を流動させる、マイクロポンプ。
【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロポンプに関する。
カムの外周に複数のフィンガーを配置し、これらフィンガーの先端がチューブを順次閉
塞することによって、チューブ内の液体を輸送する装置が開示されている(特許文献1)
特表2001−515557号公報
しかしながら、特許文献1の構成である場合には、チューブに元の形状に戻ろうとする
強い弾力性か、及び、チューブを元の形状に戻すだけの液体による強い内圧を必要とする
。すなわち、弾力性及び内圧が弱い場合には、フィンガーをカムの内側に移動させること
ができず適切に液体を輸送することができない。よって、このように、元の形状に戻りに
くいチューブを用いた場合においても、適切に液体を輸送できることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、元の形状に戻りにくいチュー
ブを用いた場合においても、適切にチューブ内の液体を輸送することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
液体を流動させるチューブと、
回転する回転板の平面にカム溝が形成された平面溝カムと、
前記カム溝に摺動可能に配置される複数のガイドピンと、
前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数のフィンガーであって、前
記複数のガイドピンに取り付けられた複数のフィンガーと、
前記複数のフィンガーが接触する側と対向する側から前記チューブを保持するチューブ
案内枠と、
を備え、
前記回転板が回転することにより、前記複数のフィンガーが、前記チューブを、前記液
体の流入口部から吐出口部に向かって順次閉塞し、前記チューブ内の液体を流動させる、
マイクロポンプである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
第1実施形態におけるマイクロポンプの概略構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るマイクロポンプのチューブユニット11の平面図である。 第1実施形態におけるチューブユニット11の部分断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 平面溝カム20の回転後におけるチューブユニット11の平面図である。 第2実施形態におけるチューブユニットの平面図である。 第2実施形態におけるチューブユニットの部分断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
液体を流動させるチューブと、
回転する回転板の平面にカム溝が形成された平面溝カムと、
前記カム溝に摺動可能に配置される複数のガイドピンと、
前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数のフィンガーであって、前
記複数のガイドピンに取り付けられた複数のフィンガーと、
前記複数のフィンガーが接触する側と対向する側から前記チューブを保持するチューブ
案内枠と、
を備え、
前記回転板が回転することにより、前記複数のフィンガーが、前記チューブを、前記液
体の流入口部から吐出口部に向かって順次閉塞し、前記チューブ内の液体を流動させる、
マイクロポンプ。
このようにすることで、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合においても、適切
にチューブ内の液体を輸送することができる。
かかるマイクロポンプであって、前記フィンガーの先端が前記チューブとの接触面で接
着され、前記チューブと前記チューブ案内枠は前記複数のフィンガーが接触する側と対向
する側において接着されることが望ましい。また、前記フィンガーを該フィンガーの長手
方向中心軸回りに回転させない機構を有することが望ましい。また、前記フィンガーの断
面形状が矩形であることが望ましい。
このようにすることで、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合においても、適切
にチューブ内の液体を輸送することができる。
液体を流動させるチューブと、
回転する回転板の第1面と該第1面の反対面の第2面にカム溝が形成された平面溝カム
と、
前記第1面のカム溝に摺動可能に配置される複数の第1のガイドピンと、
前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数の第1のフィンガーであっ
て、前記複数の第1のガイドピンに取り付けられた複数の第1のフィンガーと、
前記第2面のカム溝に摺動可能に配置される複数の第2のガイドピンと、
前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数の第2のフィンガーであっ
て、前記複数の第2のガイドピンに取り付けられた複数の第2のフィンガーと、
を備え、
前記回転板が回転することにより、前記複数の第1のフィンガー及び前記複数の第2の
フィンガーが、前記チューブを前記液体の流入口部から吐出口部に向かって順次閉塞し、
前記チューブ内の液体を流動させる、マイクロポンプ。
このようにすることで、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合においても、適切
にチューブ内の液体を輸送することができる。
かかるマイクロポンプであって、前記複数の第2のフィンガーの形状は鉤形状であるこ
とが望ましい。また、前記複数の第1のフィンガーが前記チューブを前記回転板の外周側
に摺動するときに、前記複数の第2のフィンガーが前記チューブを前記回転板の中心側に
摺動するように、前記第1面のカム溝と前記第2面のカム溝が形成されることが望ましい
。また、前記複数の第1のフィンガーと前記複数の第2のフィンガーは、それぞれの前記
チューブとの接触面で前記チューブに接着されることが望ましい。
このようにすることで、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合においても、適切
にチューブ内の液体を輸送することができる。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態におけるマイクロポンプの概略構成を示す斜視図である。図1に
おいて、マイクロポンプ10は、チューブユニット11と制御ユニット12と、チューブ
ユニット11と制御ユニット12とを結合する結合部材13と、から構成されている。チ
ューブユニット11は、チューブ50と、チューブ50を押圧する複数のフィンガー(図
示せず)と、チューブ50とから構成される。また、制御ユニット12は、駆動源として
のモーターと、カム軸に駆動力を伝達する駆動力伝達機構と、モーターの駆動制御をする
制御回路部と(いずれも図示せず)と、から構成されている。本実施形態におけるチュー
ブ50は、後述するフィンガーにより変形が可能であれば弾性体でなくてもよい。例えば
、ビニール素材のようなもので形成されたチューブであってもよい。
チューブユニット11に装着されるチューブ50は、液体を収容するリザーバー(図示
せず)から液体を流入する流入口部52と、吐出する吐出口部53とを有し、それぞれが
チューブユニット11から突設されている。なお、リザーバーをチューブユニット11の
内部に設け、チューブユニット11の内部で流入口部52と接続する構造としてもよい。
チューブユニット11と制御ユニット12とは、積み重ねられて結合部材13によって密
接固定される。従って、マイクロポンプ10は、チューブ50の流入口部52及び吐出口
部53以外の内部は防水性構造となっている。
図2は、第1実施形態に係るマイクロポンプのチューブユニット11の平面図である。
図3は、第1実施形態におけるチューブユニット11の部分断面図である。図4は、図3
におけるB−B断面図である。
チューブユニット11は、ほぼ中央部に平面溝カム20とカム保持枠65とを収容する
空間を有する。また、チューブユニット11は、平面溝カム20と、複数のフィンガー4
1〜48(図3では、フィンガー44を例示)と、複数のガイドピン31〜38(図4で
は、ガイドピン34を例示)とを有する。また、チューブユニット11は、チューブ50
の一部を含む。平面溝カム20の一部と、平面溝カム20によって揺動される複数のフィ
ンガー(図3ではフィンガー44を例示している)と、複数のフィンガーによって押圧さ
れるチューブ50とが、チューブ案内枠15と第2案内枠16によって構成される案内枠
14によって保持されている。
平面溝カム20を含むカム軸76は、軸上方をカム保持枠65、軸下方を機枠17によ
って軸支されている。カム保持枠65は、機枠17に固定されている。カム軸76は、不
図示のモーターを含む駆動機構70によって後述する方向(上部からみて反時計回り)に
回転させられる。
チューブ50は、チューブ案内枠15と第2案内枠16とで設けられるチューブ案内溝
51内に保持される。チューブ案内溝51には、フィンガーの揺動方向のチューブ50の
位置を規制するチューブ案内壁52が設けられている。
チューブ案内壁52には、チューブ50が接着される。その一方で、チューブ変形領域
58には、チューブ案内溝51の内側において、チューブ案内壁52が設けられておらず
、チューブ50は自由に変形可能となっている。
チューブ50と複数のフィンガーとが、それぞれチューブ案内枠15と第2案内枠16
に形成されたチューブ案内溝51、フィンガー案内溝56の内部に装着された状態で、チ
ューブ案内枠15と第2案内枠16とを溶着または固定螺子によって固定しチューブユニ
ット11として一体化される。
平面溝カム20には、カム溝21が形成されている。図2には、仮想内円25aと仮想
外円25bが示されている。これらの円の軸は平面溝カム20の回転軸と一致している。
仮想内円25aは、カム溝21の平面溝カム20の中心に最も近い部分が接する円である
。仮想外円25bは、カム溝21の平面溝カム20の中心に最も遠い部分が接する円であ
る。本説明において、平面溝カム20の中心に近いときに「低い」と表現し、平面溝カム
20の中心に遠いときに「高い」と表現することがある。例えば、仮想外円25bは、仮
想内円25aに対して高いということになる。
カム溝21の形状は、時計回りに見ると、低い仮想内円25aに接する高さから始まり
、徐々に仮想外円25bに向かうように高さが高くなっていく。そして、仮想外円25b
に接すると、その高さは、急激に仮想内円25aに接する位置にまで低くされる。このよ
うに、仮想内円25aの高さから仮想外円25bの高さにまで徐々に高くなり、その後、
急に低くなるという構成が4回繰り返すように、カム溝21は平面溝カム20に形成され
ている。
尚、カム溝21には、後述する突起部34aが掛かるためのせり出し部22が設けられ
ている。このようにすることによって、フィンガー44は、カム溝21から外れにくい構
造となっている。
次に、フィンガーについて説明する。複数のフィンガー41〜48(図2)は、同じ形
状をしているので、ここではフィンガー44を例示して説明する。フィンガー44は、本
体部44aと、この本体部44aの先端であってチューブ50と接着される先端部44b
を有する。
フィンガー44には、ガイドピン34が一体的に形成される。ガイドピン34は、平面
溝カム20の面に関して垂直方向を軸として回転可能なピンである。そして、ガイドピン
34には、カム溝21から外れないようにするための突起部34aが設けられている。
また、図4に示されるように、フィンガー44の断面形状は矩形形状となっている。ま
た、チューブ案内枠15と第2案内枠16のフィンガー案内壁57によって構成されるフ
ィンガー案内溝56の断面形状も同様に矩形形状となっている。このような構造となって
いるので、フィンガー44は、その軸心回りに回転しない。このため、ガイドピン34は
、カム溝21から外れないようになっている。フィンガー44は、フィンガー案内溝56
内を摺動して軸方向に進退可能である。
このような構造となっているので、平面溝カム20が回転すると、フィンガー44は、
カム溝21の形状に合わせて揺動する。また、先端部44bがチューブ50の接触部にお
いて接着されている。よって、仮に、チューブ50が弾性力を有さないチューブであった
としても、揺動するフィンガー44にあわせてチューブ50は、押しつぶされたり、拡げ
られたりする。すなわち、元の形状に戻りにくいチューブ50(弾性力に欠けるチューブ
)を用いた場合であっても、適切にチューブ50内の液体を輸送することができる。
図5は、平面溝カム20の回転後におけるチューブユニット11の平面図である。ここ
では、図5と前述の図2を参照しつつ、上述のチューブユニット11を用いた液体の輸送
について説明する。
図2において、平面溝カム20は、モーターを含む駆動機構70を介して回転される(
図示、矢印L方向)。回転する平面溝カム20のカム溝21に沿ってフィンガー44が移
動する。そうすると、フィンガー44は、フィンガー案内溝56に沿って摺動する。
フィンガー41からフィンガー47のガイドピン31〜37の位置は、平面溝カム20
において時計回りに徐々に高い位置となっている。フィンガーの長さは全て同じ長さであ
るから、フィンガー41〜47の先端部41b〜48bの位置も平面溝カム20の中心か
ら徐々に高い位置となる。つまり、フィンガー41からフィンガー47につれて、チュー
ブ50をより押しつぶしている。具体的には、フィンガー46、47は、チューブ50を
ほぼ完全に押しつぶし、閉塞させている。一方、フィンガー41は、まだチューブ50を
押しつぶし始めたところであり、閉塞を開始させたばかりである。
一方、フィンガー48のガイドピン38は、カム溝21において最も低い位置にある。
フィンガー48の先端部48bも、チューブ50に接着されているので、フィンガー48
のガイドピン38がカム溝21の最も低い位置に落ち込んだ場合には、チューブ50を拡
げるように作用する。よって、フィンガー48の先端部48bにおいて、チューブ50は
その断面が最も拡大された状態となる。
この位置から、さらに平面溝カム20を矢印L方向に回転すると(図5)、カム溝21
によって、各フィンガーの位置の高さが変化させられる。これにより、フィンガー44、
45は、チューブ50を押しつぶし、閉塞するようになる。一方、図2においてチューブ
50を閉塞していたフィンガー46、47は、チューブ50の流路を拡大するようになる
。そして、流路が拡大された位置には、液体が流入することになる。
このように、フィンガー41からフィンガー48は、フィンガー41、42、43、4
4の順に順次押動していき、チューブ50を閉塞したフィンガーから順番にチューブ50
の流路を拡大していく。そして、閉塞を完了したフィンガーから順番にその閉塞を解除す
る。このとき、いずれかのフィンガーが必ずチューブ50を閉塞する構造とすることによ
り、液体の輸送において逆流を防止することができる。
このように、フィンガー41〜48は、平面溝カム20の外側に向かって移動させられ
るだけでなく、中心側に向かって移動させられるので、適切にチューブ50の流路を拡大
することができる。そして、仮に、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合であって
も、適切にチューブ内の液体を輸送することができるようになる。
===第2実施形態===
図6は、第2実施形態におけるチューブユニットの平面図である。図7は、第2実施形
態におけるチューブユニットの部分断面図である。第2実施形態のマイクロポンプでは、
平面溝カム120の両面にカム溝が形成されている。図7には、平面溝カム120の上面
(第1面)に第1のカム溝121が形成され、下面(第2面)において第2のカム溝12
2が形成されていることが示されている。
第1実施形態と同様に第1のカム溝121には、ガイドピン131〜138が摺動可能
に設けられている。尚、ガイドピン131〜138には、第1のカム溝121から外れな
いように突起部131a〜138a(図7には、突起部134aが示されている)も形成
されている。また、ガイドピン131〜138には、フィンガー141〜148が一体的
に形成されている。フィンガー141〜148のぞれぞれの先端部141a〜148bは
、第2実施形態におけるチューブ150の接触部において接着されている。
第2のカム溝122にも、ほぼ同様にして、ガイドピン232〜238が摺動可能に設
けられている。また、ガイドピン231〜238にも、突起部231a〜238aが形成
されている。ガイドピン231〜238も、フィンガー241〜248が一体的に形成さ
れている。そして、フィンガー241〜248において、チューブ150と接触する部位
244bはチューブ150と接着されている。
第2実施形態では、第1のカム溝121に応じて揺動するフィンガー131〜138と
、第2のカム溝122に応じて揺動するフィンガー231〜238とが、それぞれ同一の
チューブを対向する位置から押すことができるような形状を有している。特に、フィンガ
ー241〜248は、鉤形状となっている。そして、フィンガー241〜248が平面溝
カム20の中心軸方向に引き込まれたときにおいて、チューブ150を中心軸方向に押す
ことができるようになっている。
第1のカム溝121の形状は、第1実施形態におけるカム溝21とほぼ同様の形状を有
している。このようにすることによって、フィンガー141〜148は、徐々にチューブ
150を閉塞する方向に押すことができるようになっている。
図6には、第2のカム溝122の形状が破線で示されている。破線で示されているのは
、第2のカム溝122を第1の面から透過的に見ているためである。第2のカム溝122
の形状は、時計回りに見ると、仮想内円25bに接する高さから始まり、徐々に仮想内円
25aに向かうように高さが低くなっていく。そして、仮想内円25aに接すると、その
高さは、急激に仮想外円25bに接する位置にまで高くされる。急激に仮想外円25bに
接する位置にまで高くされる箇所は、第1のカム溝121において急激に仮想内円25a
に接する位置にまで低くされる箇所と一致するように形成される。
このように、仮想外円25bの高さから仮想内円25aの高さにまで徐々に低くなり、
その後、急に高くなるという構成が4回繰り返すように、第2のカム溝221は平面溝カ
ム20の第2の面に形成されている。
このようにすることで、フィンガー141〜148が平面溝カム120の外側に向かっ
てチューブ150を徐々に閉塞させるときには、フィンガー241〜248が平面溝カム
120の中心軸方向に向かってチューブ150も徐々に閉塞しようとする。一方、フィン
ガー141〜148が平面溝カム120の中心軸方向に向かってチューブ150を徐々に
拡張しようとするときには、フィンガー241〜248も平面溝カム120の外側に向か
ってチューブ150を徐々に拡張しようとする。そして、チューブ150内の液体を輸送
方向に適切に輸送することができる。
このようにすることによって、元の形状に戻りにくいチューブを用いた場合であっても
、適切にチューブ内の液体を輸送することができるようになる。また、チューブを2方向
から同時に閉塞させるため、フィンガーのストロークを短くすることができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解
釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得
ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
10 マイクロポンプ、
11 チューブユニット、12 制御ユニット、
13 結合部材、14 案内枠、
15 チューブ案内枠、16 第2案内枠、17 機枠、
21 カム溝、25a 仮想内円、25b 仮想外円、
31〜38 ガイドピン、41〜48 フィンガー、
51 チューブ案内溝、52 チューブ案内壁、
56 フィンガー案内溝、57 フィンガー案内壁、
65 カム保持枠、76 カム軸

Claims (8)

  1. 液体を流動させるチューブと、
    回転する回転板の平面にカム溝が形成された平面溝カムと、
    前記カム溝に摺動可能に配置される複数のガイドピンと、
    前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数のフィンガーであって、前
    記複数のガイドピンに取り付けられた複数のフィンガーと、
    前記複数のフィンガーが接触する側と対向する側から前記チューブを保持するチューブ
    案内枠と、
    を備え、
    前記回転板が回転することにより、前記複数のフィンガーが、前記チューブを、前記液
    体の流入口部から吐出口部に向かって順次閉塞し、前記チューブ内の液体を流動させる、
    マイクロポンプ。
  2. 前記フィンガーの先端が前記チューブとの接触面で接着され、
    前記チューブと前記チューブ案内枠は前記複数のフィンガーが接触する側と対向する側
    において接着される、請求項1に記載のマイクロポンプ。
  3. 前記フィンガーを該フィンガーの長手方向中心軸回りに回転させない機構を有する、請
    求項1又は2に記載のマイクロポンプ。
  4. 前記フィンガーの断面形状が矩形である、請求項3に記載のマイクロポンプ。
  5. 液体を流動させるチューブと、
    回転する回転板の第1面と該第1面の反対面の第2面にカム溝が形成された平面溝カム
    と、
    前記第1面のカム溝に摺動可能に配置される複数の第1のガイドピンと、
    前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数の第1のフィンガーであっ
    て、前記複数の第1のガイドピンに取り付けられた複数の第1のフィンガーと、
    前記第2面のカム溝に摺動可能に配置される複数の第2のガイドピンと、
    前記チューブと前記カムとの間で摺動可能に保持される複数の第2のフィンガーであっ
    て、前記複数の第2のガイドピンに取り付けられた複数の第2のフィンガーと、
    を備え、
    前記回転板が回転することにより、前記複数の第1のフィンガー及び前記複数の第2の
    フィンガーが、前記チューブを前記液体の流入口部から吐出口部に向かって順次閉塞し、
    前記チューブ内の液体を流動させる、マイクロポンプ。
  6. 前記複数の第2のフィンガーの形状は鉤形状である、請求項5に記載のマイクロポンプ
  7. 前記複数の第1のフィンガーが前記チューブを前記回転板の外周側に摺動するときに、
    前記複数の第2のフィンガーが前記チューブを前記回転板の中心側に摺動するように、前
    記第1面のカム溝と前記第2面のカム溝が形成される、請求項5又は6に記載のマイクロ
    ポンプ。
  8. 前記複数の第1のフィンガーと前記複数の第2のフィンガーは、それぞれの前記チュー
    ブとの接触面で前記チューブに接着される、請求項5〜7のいずれかに記載のマイクロポ
    ンプ。
JP2010084898A 2010-04-01 2010-04-01 マイクロポンプ Withdrawn JP2011214540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010084898A JP2011214540A (ja) 2010-04-01 2010-04-01 マイクロポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010084898A JP2011214540A (ja) 2010-04-01 2010-04-01 マイクロポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011214540A true JP2011214540A (ja) 2011-10-27

Family

ID=44944512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010084898A Withdrawn JP2011214540A (ja) 2010-04-01 2010-04-01 マイクロポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011214540A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105246372B (zh) 旋转吐出式化妆品容器
JP5861341B2 (ja) ポンプ装置
JP6557339B2 (ja) カラーペーストの大量吐出及び微量吐出の両立を実現できるポンプ
WO2011118382A1 (ja) チューブロータリポンプ
JP5429317B2 (ja) 圧電マイクロポンプ
CN207972985U (zh) 真空泵式容器
JP6334683B2 (ja) 流体を定量供給する装置
CN103758747A (zh) 加料阀机构以及应用该加料阀机构的阀泵
KR101320203B1 (ko) 액체세제 공급펌프
CN205913592U (zh) 用于输液泵的止液件以及止液装置
TWI638097B (zh) 微型氣體傳輸裝置
JP2011214540A (ja) マイクロポンプ
US11155399B2 (en) Dual-pump outflowing liquid container
JP6083574B2 (ja) ディスペンサーポンプボタンのノズル構造
CN109500289B (zh) 二极管引脚成型机
US8414535B2 (en) Miniature pump device and method
JP5825384B2 (ja) マイクロポンプ
JP2009228425A (ja) マイクロポンプ
JP2007078106A (ja) 液体圧送装置
US8470026B2 (en) Mechanical heart valve apparatus
CN208966560U (zh) 一种用于隔膜泵的板阀以及隔膜泵
CN111707032A (zh) 一种可改变冷却液量的机器冷却装置
JP2011214539A (ja) マイクロポンプ
WO2021098167A1 (zh) 分配器及洗涤电器
CN206130311U (zh) 一种软管防弯折装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130604