JP2011213617A - 貼付剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できる螺旋状の凹凸が形成された支持部材とその中央部及び/又は周辺部の裏側に薬剤含有部及びライナーから構成され、患部の治療に好適な貼付剤を提供する。
【解決手段】 貼付剤において、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材1を配置し、前記支持部材1の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部6をセット及びライナー8を装着し、患部の治療を行うようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 貼付剤において、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材1を配置し、前記支持部材1の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部6をセット及びライナー8を装着し、患部の治療を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できる螺旋状の凹凸が支持部材に形成された貼付剤に関するものである。
従来、このような貼付剤乃至貼付剤用支持体としては、略半円状のパッドに積層された立体型貼付剤(下記特許文献1参照)、かかと、ひじ、ひざ、肩、目の周囲などの湾曲した部分に貼付する異型状の支持体(下記特許文献2参照)、複雑な立体形状を有する患部へ貼付することが容易な、貼付剤の粘着剤層の一部を覆う掴み片形成するように、剥離材に切れ込み形成されている水虫用貼付剤(下記特許文献3参照)が開示されている。
しかしながら、上記した貼付剤乃至貼付剤用支持体においては、立体的パッドが必須で、保存時にかさばったり(特許文献1)、貼付後、日常的及び激しい動きにより、貼付剤の端が浮き上がってしまったり(特許文献2及び特許文献3)といった問題があった。
そこで、本発明では、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように、螺旋状の凹凸が形成された支持部材として立体に変形するときの円滑化を図り、患部の治療を行う貼付剤を提供することにある。
そこで、本発明では、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように、螺旋状の凹凸が形成された支持部材として立体に変形するときの円滑化を図り、患部の治療を行う貼付剤を提供することにある。
本発明は、上記状況に鑑みて、患部へ適合する螺旋状の凹凸が形成された支持部材とその中央部及び/又は周辺部の裏側に薬剤含有部を装着し、患部の治療に好適な貼付剤を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕貼付剤において、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材、前記支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部及びライナーから構成され、前記ライナーを剥離し、薬剤含有部を患部に貼付して患部の治療を行うようにしたことを特徴とする。
〔1〕貼付剤において、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材、前記支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部及びライナーから構成され、前記ライナーを剥離し、薬剤含有部を患部に貼付して患部の治療を行うようにしたことを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の貼付剤において、前記中央部及び/又は周辺部に配置される薬剤含有部が、液剤、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤から選択されることを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の薬剤含有部が、液剤の場合は不織布やガーゼに含浸させ、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤の場合はそのまま上記〔1〕記載の支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に装着されることを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の薬剤含有部が、液剤の場合は不織布やガーゼに含浸させ、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤の場合はそのまま上記〔1〕記載の支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に装着されることを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕記載の貼付剤において、乳房以外の患部に用いられ、前記支持部材の裏側に螺旋状に配置される導電回路を含む電極シートを設け、前記支持部材の中央部に形成された薬剤含有部に接続され、電気回路によって前記電極シートに通電するようにしたイオントフォレーシス貼付剤とすることを特徴とする。
〔5〕上記〔4〕記載の貼付剤において、前記導電回路を含む電極シート上の電極は、カーボン薄膜及び又は銀薄膜からなることを特徴とする。
〔5〕上記〔4〕記載の貼付剤において、前記導電回路を含む電極シート上の電極は、カーボン薄膜及び又は銀薄膜からなることを特徴とする。
〔6〕上記〔1〕及び〔4〕記載の貼付剤において、前記柔軟性のある部材がシリコンゴムであることを特徴とする。
本発明によれば、貼付剤において、肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できる螺旋状の凹凸が形成される支持部材とその中央部及び/又は周辺部の裏側に薬剤含有部を装着し、ライナーを剥離して、薬剤含有部を患部に貼付することにより患部の治療に適合させることができる。
本発明の貼付剤は、肘、膝、足等の患部に貼付し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材を配置し、前記支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部を装着し、患部の治療を行うようにした。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例(通常の貼付剤)を示す貼付剤の通常時の平面図、図2はその貼付剤の側面図、図3はその貼付剤の斜視図、図4はその貼付剤の裏面図、図5はその貼付剤の断面図、図6はその貼付剤を膨らませた状態の側面図、図7はその貼付剤を膨らませた状態を示す概略斜視図である。
図1は本発明の第1実施例(通常の貼付剤)を示す貼付剤の通常時の平面図、図2はその貼付剤の側面図、図3はその貼付剤の斜視図、図4はその貼付剤の裏面図、図5はその貼付剤の断面図、図6はその貼付剤を膨らませた状態の側面図、図7はその貼付剤を膨らませた状態を示す概略斜視図である。
これらの図に示されるように、貼付剤を構成する支持部材1は、人体への生体適合性が良好な柔軟性のあるシリコンゴムからなり、通常は、図1〜図5に示すように略平坦な形状をなしているが、螺旋状の凹部2と螺旋状の凸部3を形成していることにより、肘や膝などの関節部や屈曲部の患部に適合させる際には、図6又は7に示すように、膨らませて立体形状に変形させることができる。また、支持部材1の周縁部にスリット1Aを形成し、人体との接着性をさらに向上させるようにしている。図2や図4又は図5に示すように、支持部材1の裏面の中央部4には、薬剤含有部6がセットされる。また、支持部材1の裏面の周辺部5にも薬剤含有部7をセットするようにしてもよい。これらの薬剤含有部6及び7はライナー8によって保存時に保護されるように構成されている。
そこで、本発明の第1実施例を示す貼付剤(通常の貼付剤)は、肘や膝などの関節部や屈曲部の患部の治療に適合した、つまり、変形可能な患部に、支持部材1の裏面の中央部4の薬剤含有部6や支持部材1の裏面の周辺部5に配置される薬剤含有部7は、ライナー8によって薬剤含有部は保存時に保護され、使用の際ライナー8を剥離し、薬剤含有部を患部に貼付し、薬剤を作用させるようにしている。
このため、肘や膝などの関節部や屈曲部が曲げられても、貼付剤の支持部材1は、柔軟性がある凹部2と凸部3を螺旋状に形成していることにより、日常的及び激しい動きをした場合にも、図6及び7に示すように、膨らませて立体形状に変形する。特に、凸部3の高さが3mm以上の場合は、立体形状への変形はよりスムーズで、患部に自在に追随し、適合することができる。
また、図8は本発明の第2実施例(イオントフォレーシス貼付剤)を示す貼付剤の通常時の平面図、図9はその貼付剤の側面図、図10はその貼付剤の正面図、図11はその貼付剤の斜視図、図12はその貼付剤の裏面図、図13はその貼付剤の断面図、図14はその貼付剤を膨らませた状態の側面図、図15はその貼付剤を膨らませた状態を示す概略斜視図、図16はその貼付剤の分解斜視図である。
これらの図に示されるように、貼付剤を構成する支持部材11は、人体への生体適合性が良好な柔軟性のあるシリコンゴムからなり、通常は、図8〜図13に示すように略平坦な形状をなしているが、螺旋状の凹部12と螺旋状の凸部13を形成していることにより、肘や膝などの関節部や屈曲部の患部に適合させる際には、図14及び図15に示すように、膨らませて立体形状に変形させることができる。特に、凸部13の高さが3mm以上の場合は、立体形状のへの変形はよりスムーズである。
また、支持部材11の周縁部にスリット11Aを形成し、人体との接着性をさらに向上させるようにしている。支持部材11の中央部には薬剤が封入されて溜められるポケット14が形成されている。そのポケット14の底14Aには、ドナー側電極を滑り込ませるようにポケット14の根元に形成された切り込みが配置され、そのドナー側電極はポケット14の底14Aにドナー側電極を保持するようにしている。16は電源搭載部、17は粘着シート、17Aは粘着シートに形成されるスリット、17Bは電極シート20の中央部の電極を露出するためにに形成される穴、18はライナー、18Aはライナー18に形成される電極を露出するための穴である。
図12及び図13において、20は電極シート、20Aはスリット、21はドナー側電極の端子部、22は螺旋状の導電部(銀薄膜からなる)、23は人体の患部の位置に対応するドナー側電極(カーボン薄膜からなる)、24はレセプター側端子部、25はレセプター側導電部、26は略円形のレセプター側電極(カーボン薄膜からなる)であり、これらは電極シート20上に形成されている。31は電源搭載基板であり、この電源搭載基板31にはバッテリー電源(ボタン電池)32、定電流回路及びタイマー回路、電源スイッチ(図示なし)等が搭載されるように構成されている。ここで、支持部材11の裏面の凸部(表面から見ると凹部12)13上に螺旋状の導電部(導電回路)22が配置され、患部に密着するように構成されている。
ここで、支持部材(シリコンゴム)11と電極シート20とは両面テープや接着剤などで固定し、電極シート20と電源搭載基板(プリント基板)31とは導電性の両面テープや接着剤で固定する。また、螺旋状の導電部(導電回路)22は、支持部材(シリコンゴム)11の裏面の凸部(表面から見ると凹部12)13上に這わせるように配置される。
次に、薬剤含有部が装着されるポケット14に薬剤15が溜められて、患部のドナー側電極23及び略円形のレセプター電極26が装着され、薬剤15が患部に作用する。電源搭載基板31には、バッテリー電源32、定電流回路及びタイマー回路並びに電源スイッチが搭載されているので、利用者が患部に貼付剤用支持体をセットし、電源スイッチをオンにすると治療が開始される。すなわち、電源スイッチをオンにすると、ドナー側電極23及び略円形のレセプター側電極26を介して薬剤15に電流が作用して患部に作用する。タイマー回路で設定された時間が経過すると自動的に電源が切れるように構成されている。
次に、薬剤含有部が装着されるポケット14に薬剤15が溜められて、患部のドナー側電極23及び略円形のレセプター電極26が装着され、薬剤15が患部に作用する。電源搭載基板31には、バッテリー電源32、定電流回路及びタイマー回路並びに電源スイッチが搭載されているので、利用者が患部に貼付剤用支持体をセットし、電源スイッチをオンにすると治療が開始される。すなわち、電源スイッチをオンにすると、ドナー側電極23及び略円形のレセプター側電極26を介して薬剤15に電流が作用して患部に作用する。タイマー回路で設定された時間が経過すると自動的に電源が切れるように構成されている。
また、図13に(図5と同様に)示すように、支持部材としてのシリコンゴム11の螺旋部分の断面形状を、半円ではなく、内側伸びしろが長くなる断面三角形状部13Aとなるように構成したので、立体形状に膨らませる際の螺旋部分の伸び方がスムーズであり、シワの出方が少なくといった利点がある。
このような構成により、本発明の第2実施例を示す貼付剤(イオントフォレーシス貼付剤)も、第1実施例の貼付剤(通常の貼付剤)と同様に、肘や膝などの関節部や屈曲部の患部の治療に適合させることができる。
このような構成により、本発明の第2実施例を示す貼付剤(イオントフォレーシス貼付剤)も、第1実施例の貼付剤(通常の貼付剤)と同様に、肘や膝などの関節部や屈曲部の患部の治療に適合させることができる。
支持部材1の材質としては、上記実施例ではシリコンゴムを示したが、これに限定されるものではなく、柔軟性があり、絶縁物で、加工しやすく、有害性がなく、劣化しにくいものが望ましく、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)基材、ポリウレタン、PC(ポリカーボネート)樹脂などを用いるようにしてもよい。
薬物含有部に用いる製剤としては、液剤、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤等が挙げられる。このうち、含水系及び非含水系の貼付剤が好ましい。ここで、液剤及びゲル剤は、有効成分、溶剤、基剤、可溶化剤、粘稠化剤、安定剤、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、電解質で構成され、貼付剤は、液剤及びゲル剤の構成成分に加え、充填剤、架橋剤(硬化剤)、粘着剤、粘着増強剤で構成される。
薬物含有部に用いる製剤としては、液剤、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤等が挙げられる。このうち、含水系及び非含水系の貼付剤が好ましい。ここで、液剤及びゲル剤は、有効成分、溶剤、基剤、可溶化剤、粘稠化剤、安定剤、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、電解質で構成され、貼付剤は、液剤及びゲル剤の構成成分に加え、充填剤、架橋剤(硬化剤)、粘着剤、粘着増強剤で構成される。
有効成分としては、様々な薬効成分が配合できるが、特に、非ステロイド系消炎鎮痛剤が好ましい。非ステロイド系消炎鎮痛剤としては、インドメタシン、アセメタシン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、アスピリン、アセトアミノフェン、ジクロフェナックナトリウム、アンフェナクナトリウム、イブプロフェン、スリンダック、ナプロキセン、ケトプロフェン、フルフェナム酸、イブフェナック、フェンブフェン、アルクロフェナック、フェニルブタゾン、メフェナム酸、ベンザダック、ピロキシカム、フルルビプロフェン、ペンタゾシン、塩酸ブプレノフィン、酒石酸ブトルファノール、セレコキシブ、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、エトリコキシブ、ルミラコキシブ、パレコキシブNa、エトドラク、NS−398、メロキシカム等が挙げられる。このうち、インドメタシン、アンフェナクナトリウムが、薬理効果の観点から好ましく、特にインドメタシンが好ましい。
溶剤としては、水;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコールポリエチレングリコール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ポリプロピレングリコール2000、ポリプロピレングリコール、(濃)グリセリン、バチルアルコール、ペンタエリトリトール、D−ソルビトール液等の多価アルコール;エタノール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール等のアルコール;アジピン酸ジイソプロピル、トリアセチン、セバシン酸ジイソプロピル、トリイソオクタン酸、炭素数が6〜12の中鎖脂肪酸トリグリセリド等のエステル類;クロタミトン等のケトン類等が挙げられ、これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
基剤としては、アルギン酸ナトリウム、エチルセルロース、カラギーナン、カルメロースナトリウム、カンテン、キサンタンガム、ゼラチン、カオリン、ベントナイト、モンモリナイト、酸化亜鉛、酸化チタン、無水ケイ酸、D−ソルビトール、タルク、テルペン樹脂、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が挙げられる。
可溶化剤としては、塩酸、ショ糖脂肪酸エステル、大豆レシチン、乳酸、N−メチル−2−ピロリドン、ラウロマクロゴール等が挙げられる。
粘稠化剤としては、カルボキシビニルポリマー、尿素、ポリビニルアルコール、メタリン酸ナトリウム等が挙げられる。
安定剤としては、ビタミンE、ブチルヒドロキシアニソール等の抗酸化剤、アスコルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等の還元剤、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、レシチン、EDTA等の相乗化剤等が挙げられる。
粘稠化剤としては、カルボキシビニルポリマー、尿素、ポリビニルアルコール、メタリン酸ナトリウム等が挙げられる。
安定剤としては、ビタミンE、ブチルヒドロキシアニソール等の抗酸化剤、アスコルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等の還元剤、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、レシチン、EDTA等の相乗化剤等が挙げられる。
界面活性剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム等の陽イオン性界面活性剤、モノステアリン酸グリセリル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤等が挙げられる。
pH調整剤としては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、塩酸、グリシン、コハク酸、酢酸、ジイソプロパノールアミン、酒石酸、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、乳酸、ホウ酸、リンゴ酸、燐酸等が挙げられる。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸メチル、フェノール、クレゾール等のフェノール性物質、クロロブタノール、フェニルエチルアルコール等の中性物質、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等の逆性石鹸、安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酸、サリチル酸等の酸性物質が挙げられる。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸メチル、フェノール、クレゾール等のフェノール性物質、クロロブタノール、フェニルエチルアルコール等の中性物質、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等の逆性石鹸、安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酸、サリチル酸等の酸性物質が挙げられる。
電解質としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム等が挙げられる。
充填剤としては、カオリン、含水二酸化ケイ素、酸化亜鉛、酸化チタン、二酸化ケイ素等が挙げられる。
架橋剤(硬化剤)としては、乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロサルタイト、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート等が挙げられる。
充填剤としては、カオリン、含水二酸化ケイ素、酸化亜鉛、酸化チタン、二酸化ケイ素等が挙げられる。
架橋剤(硬化剤)としては、乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロサルタイト、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート等が挙げられる。
粘着剤としては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸部分中和物、N−ビニルアセトアミド−アクリル酸共重合体等の水溶性粘着性基剤等、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、ジメチルポリシロキサン、アクリル酸2−エチルヘキシル・メタクリル酸2−エチルヘキシル・メタクリル酸ドデシル共重合体等の疎水性粘着性基剤等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
粘着増強剤としては、エステルガム、脂環族飽和炭化水素樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、ポリブテン、ロジン等の疎水性粘着性基剤が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
イオントフォレーシス貼付剤として用いる場合のレセプターとしては、導電性粘着剤5Aには、電解質配合の粘着剤、市販の導電性粘着剤が用いられる。
イオントフォレーシス貼付剤として用いる場合のレセプターとしては、導電性粘着剤5Aには、電解質配合の粘着剤、市販の導電性粘着剤が用いられる。
電解質配合の粘着剤としては、薬物含有部(ドナー)の有効成分を除いた粘着剤等が挙げられる。
市販の導電性粘着剤としては、ゲルロード(タキロン製)、ニトフロン半導電性粘着テープ(日東電工製)、金属箔/銅メッキ繊維テープ(3M製)等が挙げられ、粘着性及び皮膚への安全性の観点からゲルロードが好ましい。
市販の導電性粘着剤としては、ゲルロード(タキロン製)、ニトフロン半導電性粘着テープ(日東電工製)、金属箔/銅メッキ繊維テープ(3M製)等が挙げられ、粘着性及び皮膚への安全性の観点からゲルロードが好ましい。
ライナー8としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック系のライナー、セルロース系のライナー、及びシリコーン系剥離剤を表面にコーティングした上記ライナー、紙シート等が挙げられる。
ここに、本発明の第1実施例の貼付剤(通常の貼付剤)の特徴を比較例と対比させて表1に示す。
ここに、本発明の第1実施例の貼付剤(通常の貼付剤)の特徴を比較例と対比させて表1に示す。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の貼付剤用支持体は、広く患部の治療用に好適な貼付剤用支持体として利用可能である。
1,11 支持部材
1A,11A,17A,20A スリット
2,12 螺旋状の凹部
3,13 螺旋状の凸部
3A,13A 断面三角形状部
4 支持部材の中央部
5 支持部材の周辺部
6,7 薬剤含有部
8,18 ライナー
14 薬剤含有部が溜められるポケット(薬剤溜)
14A ポケットの底
15 薬剤含有部
16 電源搭載部
17 粘着シート
17B,18A 穴
20 電極シート
21 ドナー側電極の端子部
22 螺旋状の導電部(銀薄膜からなる)
23 ドナー側電極(カーボン薄膜からなる)
24 レセプター側端子部
25 レセプター側導電部
26 略円形のレセプター側電極(カーボン薄膜からなる)
31 電源搭載基板
32 バッテリー電源(ボタン電池)
1A,11A,17A,20A スリット
2,12 螺旋状の凹部
3,13 螺旋状の凸部
3A,13A 断面三角形状部
4 支持部材の中央部
5 支持部材の周辺部
6,7 薬剤含有部
8,18 ライナー
14 薬剤含有部が溜められるポケット(薬剤溜)
14A ポケットの底
15 薬剤含有部
16 電源搭載部
17 粘着シート
17B,18A 穴
20 電極シート
21 ドナー側電極の端子部
22 螺旋状の導電部(銀薄膜からなる)
23 ドナー側電極(カーボン薄膜からなる)
24 レセプター側端子部
25 レセプター側導電部
26 略円形のレセプター側電極(カーボン薄膜からなる)
31 電源搭載基板
32 バッテリー電源(ボタン電池)
Claims (6)
- 肘、膝、足等の患部に適合し、日常的及び激しい動きにも追随できるように螺旋状の凹凸部が形成される柔軟性のある支持部材、前記支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に薬剤含有部及びライナーから構成され、前記ライナーを剥離し、薬剤含有部を患部に貼付して患部の治療を行うようにしたことを特徴とする貼付剤。
- 請求項1記載の貼付剤において、前記中央部及び/又は周辺部に配置される薬剤含有部が、液剤、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤から選択されることを特徴とする貼付剤。
- 請求項2記載の薬剤含有部が、液剤の場合は不織布やガーゼに含浸させ、ゲル剤、含水系及び非含水系の貼付剤の場合はそのまま請求項1記載の支持部材の裏側の中央部及び/又は周辺部に装着されることを特徴とする貼付剤。
- 請求項1記載の貼付剤において、乳房以外の患部に用いられ、前記支持部材の裏側に螺旋状に配置される導電回路を含む電極シートを設け、前記支持部材の中央部に形成された薬剤含有部に接続され、電気回路によって前記電極シートに通電するようにしたイオントフォレーシス貼付剤とすることを特徴とする貼付剤。
- 請求項4記載の貼付剤において、前記導電回路を含む電極シート上の電極は、カーボン薄膜及び又は銀薄膜からなることを特徴とする貼付剤。
- 請求項1及び4記載の貼付剤において、前記柔軟性のある部材がシリコンゴムであることを特徴とする貼付剤。
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Cited By (4)
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2010
- 2010-03-31 JP JP2010081339A patent/JP2011213617A/ja not_active Withdrawn
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