JP2011211324A - マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機 - Google Patents

マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011211324A
JP2011211324A JP2010074827A JP2010074827A JP2011211324A JP 2011211324 A JP2011211324 A JP 2011211324A JP 2010074827 A JP2010074827 A JP 2010074827A JP 2010074827 A JP2010074827 A JP 2010074827A JP 2011211324 A JP2011211324 A JP 2011211324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
power
subbands
interference power
subband
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010074827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5541500B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Shimanuki
至行 島貫
Koichi Tamura
浩一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
NEC Corp
Original Assignee
NTT Docomo Inc
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc, NEC Corp filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2010074827A priority Critical patent/JP5541500B2/ja
Publication of JP2011211324A publication Critical patent/JP2011211324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5541500B2 publication Critical patent/JP5541500B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】マルチキャリア通信における干渉電力を高い精度で推定する。
【解決手段】有効帯域幅を分割した複数のサブバンドでそれぞれ、そのサブバンド内の複数のサブキャリアに含まれる既知信号の受信電力を測定し、測定された受信電力の値に基づいてサブバンドを複数のグループにグループ分けし、各グループでそれぞれ、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定する。サブキャリア間で既知信号の周波数変動量が所定の値より大きいサブバンドについては、グループ分けの対象から除外する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機に関する。
移動体通信システムにおいては、限られた無線リソースを効率的に活用することが求められる。このような要求から、近年は、移動局が推定した伝搬路状態情報に基づいて、基地局が適応的に符号化率、変調方式などの伝送フォーマットを変更する適応リンク制御が用いられている(特許文献1〜6参照)。
たとえば、特許文献6には、伝搬路推定結果に応じたサブキャリア割当に関する技術が開示されている。特許文献6には、伝搬路品質情報を得るために、受信信号電力、干渉信号電力、雑音電力、受信信号電力と干渉信号電力の比、受信信号電力と雑音電力の比、または干渉電力と雑音電力の合成電力と受信信号電力の比を伝搬路推定に用いることが示されている。ただし、特許文献6には、これらのパラメータをどのように得るかについては記載がない。
また、特許文献7には、伝搬路状態情報に基づいて適応リンク制御を行うものではないが、周波数選択性フェージングを受けた場合にスペクトル拡散方式がうまく機能しなくなる問題を解決するために、基地局側で受信した信号で受信電力を測定し、サブキャリアグループ毎に拡散符号を割り当てることで、拡散処理の直交性を保つことが開示されている。ただし、特許文献7に開示の技術は、拡散符号の割当てにより、移動局が信号を受信するときに各サブキャリアが等しい電力で受信できるようにするというものであって、移動局で伝搬路品質情報を推定するものではない。
適応リンク制御は、基地局により、移動局から報告された伝搬路状態情報に基づいて行われる。このため、移動局から報告された品質情報の推定精度が悪いと、適応リンク制御の効果が薄れ、システムスループットの向上が期待できなくなってしまう。
たとえば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されるLTE(Long Term Evolution)でも、移動局装置が伝搬路状態情報を基地局装置に送信することで適応的な送受信制御を行う適応リンク制御が採用されている。また、より効果的なリンク制御を行うために、有効帯域幅(フルバンド)を複数の単位に分割した単位(サブバンド)で伝搬路状態情報を報告することが、移動局に求められている。なお、サブバンドは、複数のサブキャリアを束ねたバンドであり、互いに重ならない複数のサブバンドにより、システム帯域が構成される。
伝搬路状態情報は、一般に、信号対干渉電力比(SIR:Signal to Interference Ratio)に基づいて生成される。したがって、移動局が高精度の伝搬路状態を報告するためには、干渉電力および信号電力を高精度に推定する必要がある。一般に、干渉電力および信号電力の推定には、パイロット信号(LTEではRS:Reference Signal)が利用される。まず、パイロット信号の干渉電力を推定し、パイロット信号の受信電力からその推定された干渉電力を減算することで、信号電力が推定される。
パイロット信号の干渉電力の推定は、サブバンド単位で行うこともできるが、システム帯域全体にマッピングされたパイロット信号すべてを干渉電力推定に利用することもできる。3GPPで規定される標準仕様が移動局に求めているのは、あくまでサブバンド毎に伝送路状態情報を「報告」することであり、伝送路状態情報に変換する直前のSIRを移動局がどのように求めるかは任意である。したがって、必ずしも、干渉、信号電力をサブバンド毎に求める必要はない。たとえば、干渉電力をシステム帯域幅全体のパイロット信号を利用して帯域全体で共通の値を算出し、信号電力をサブバンド毎に求めることでも、サブバンド毎にSIRを求めることが可能である。サブバンド毎に干渉電力が大きく異ならなければ、帯域全体で干渉電力を求めるほうが、利用できるパイロット数が多いため、推定精度が上がることが想定される。
しかし、干渉電力をシステム帯域全体、すなわちフルバンドで推定する場合、移動局装置がセル端に位置する場合の他セルの干渉、ピコセル、フェムトセル等の別ネットワークからの干渉、他チャネルから干渉の影響等により、サブバンド毎に異なる干渉が発生する可能性がある。このような場合、フルバンドでの平均により干渉電力を推定すると、サブバンド単位の干渉電力推定精度が劣化してしまう可能性がある。
一方、サブバンド内に含まれるパイロット信号のみを利用して干渉電力をサブバンド単位で推定すれば、別の干渉を受けるサブバンドの影響を受けずにサブバンド毎の干渉電力を推定できる。しかし、推定に利用するパイロット信号の数が、全帯域で推定した場合と比べて限られるため、推定精度が劣化する可能性がある。
特開2006−229503号公報 特開2008−118656号公報 特開2008−141313号公報 特開2008−294631号公報 特開2009−017341号公報 特開2006−148220号公報 WO2006-114932
本発明は、マルチキャリア通信における干渉電力を高い精度で推定することのできる干渉電力推定方法および受信機を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によると、有効帯域幅を分割した複数のサブバンドでそれぞれ、そのサブバンド内の複数のサブキャリアに含まれる既知信号の受信電力を測定し、測定された受信電力の値に基づいて複数サブバンドを複数のグループにグループ分けし、複数のグループでそれぞれ、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定することを特徴とするマルチキャリア通信の干渉電力推定方法が提供される。
複数のサブバンドのうちサブキャリア間で既知信号の周波数変動量が所定の値より大きいサブバンドについては、グループ分けの対象から除外することが望ましい。
本発明の第2の観点によると、複数のサブキャリアに含まれる既知信号をユーザ固有の情報から分離する既知信号分離部と、既知信号分離部が分離した既知信号を等化処理する等化処理部と、等化処理部により得られる等化既知信号について、その受信電力を有効帯域幅を分割した複数のサブバンドごとに測定する受信電力測定部と、受信電力測定部により得られる受信電力測定値に基づいて複数のサブバンドを複数のグループに分けるグルーピング部と、グルーピング部により分けられたグループごとに、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定する干渉電力推定部と、受信電力測定値と干渉電力推定部により得られる干渉電力推定値とから複数のサブバンドのそれぞれの信号電力を推定する信号電力推定部と、信号電力推定部により推定された信号電力と干渉電力推定値とから伝搬路品質情報を生成する伝搬路品質情報生成部とを有することを特徴とする受信機が提供される。
複数のサブバンドのそれぞれについて、等化既知信号のうち互いに隣接する信号の差分から周波数誤差を測定する周波数誤差測定部と、周波数誤差測定部により測定された周波数誤差が所定の閾値より大きいサブバンドを判定する周波数誤差閾値判定部とを有し、グルーピング部は、周波数誤差閾値判定部により周波数誤差が大きいと判定されたサブバンドについて、グループ分けの対象から除外することが望ましい。
本発明によると、マルチキャリア通信における干渉電力を、高い精度で推定することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。 図3に示す受信機が下り信号を受信してからサブバンドのグルーピングを行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示す受信機による干渉電力の推定から伝搬路状態測定情報の生成までの処理の流れを示すフローチャートである。 サブバンド、リソースブロックおよびリソースエレメント(サブキャリア)の構成例を示す図である。 グルーピング処理の一例を説明する図である。 グループ単位の干渉電力の推定を説明する図である。 サブバンド単位での干渉電力の推定を説明する図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。この受信機は、マルチキャリア通信の移動局装置の受信機として用いられ、既知信号分離部1、等化処理部2、受信電力測定部3、グルーピング部4、干渉電力推定部5、信号電力推定部6および伝搬路品質情報生成部7を備える。
既知信号処理部1は、複数のサブキャリアに含まれる既知信号、たとえばパイロット信号を、ユーザ固有の情報から分離する。等化処理部2は、既知信号分離部1が分離した既知信号を等化処理する。受信電力測定部3は、等化処理部2により得られる等化既知信号について、その受信電力を有効帯域幅を分割した複数のサブバンドごとに測定する。グルーピング部4は、受信電力測定部3により得られる受信電力測定値に基づいて、複数のサブバンドを複数のグループに分ける。干渉電力推定部5は、グルーピング部4により分けられたグループごとに、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定する。信号電力推定部6は、受信電力測定部3により得られる受信電力測定値と、干渉電力推定部5により得られる干渉電力推定値とから、複数のサブバンドのそれぞれの信号電力を推定する。伝搬路品質情報生成部7は、信号電力推定部6により推定された信号電力と干渉電力推定値とから、伝搬路品質情報を生成する。
グルーピング部4によるグループ分けは、たとえば以下のように行われる。まず、受信電力測定部3により得られた受信電力測定値が、昇順もしくは降順に並び替えられる。そして、並び替えられた受信電力測定値に基づいて、グループに分割するための閾値により、受信電力が同程度の値と判断されるサブバンドごとにグループ分け(グルーピング)される。
ここで、干渉電力推定におけるサブバンドのグルーピンプ分けの指標として、既知信号の受信電力測定値を用いている。その理由は、以下の通りである。まず、干渉の振幅は、ガウス分布に従う。すなわち、ランダムである。このランダム性から、干渉電力の推定精度を確保するためには、サンプル数の確保が必要である。一方、受信電力は、受信信号の二乗演算で測定できる。このため、干渉電力の推定と受信電力測定とでは、それぞれを得るために利用される信号が同じといえども、精度は受信電力のほうが高い。同一のシンボルで送信される既知信号が全て同一の送信電力で送信される場合、受信電力が同程度であれば、干渉電力も同程度と判断できる。そこで、同程度の受信電力となったサブバンドをグループ化し、そのグループ内では干渉電力が同じであるとして、干渉電力を推定する。
信号電力推定部6では、受信電力測定値から干渉電力推定値を減算することで、サブバンド毎の信号電力を推定することができる。伝搬路品質情報生成部7は、サブバンド毎の干渉電力推定値と信号電力推定値とから、サブバンド毎に信号対干渉電力比(SIR)を算出し、テーブルルックアップ等によりSIRから伝搬路状態情報に変換し、上り通信チャネルを用いて基地局に報告する。
[第2の実施の形態]
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。この受信機は、図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る受信機の構成に加え、周波数誤差測定部8および周波数誤差閾値判定部9を備える。
周波数誤差測定部8は、等化既知信号のうち互いに隣接する信号の差分から、周波数誤差を測定する。周波数誤差閾値判定部9は、周波数誤差測定部8により測定された周波数誤差が所定の閾値より大きいサブバンドを判定する。そして、グルーピング部4は、周波数誤差閾値判定部9により周波数誤差が大きいと判定されたサブバンドについて、干渉電力がサブキャリア間で大きく変動していると判断し、グループ分けの対象から除外する。
[第3の実施の形態]
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る受信機を示すブロック構成図である。ここでは、LTEの下りリンクを受信する移動局の受信機を例に具体的に説明する。図3に示す受信機は、FFT(Fast Fourier Transform)部10、デマッピング部11、RS等化処理部12、RS受信電力測定部13、周波数誤差測定部14、周波数誤差閾値判定部15、受信電力ソート処理部16、サブバンドグルーピング部17、干渉電力推定部18、干渉電力時間平均部19、信号電力推定部20、信号対干渉電力比算出部21および伝搬路品質情報生成部22を備える。
デマッピング部11は、第1および第2の実施の形態における既知信号分離部1に相当する。RS等化処理部12は、第1および第2の実施の形態における等化処理部2に相当する。RS受信電力測定部13は、第1および第2の実施の形態における受信電力測定部2に相当する。周波数誤差測定部14は、第2の実施の形態における周波数誤差測定部8に相当する。周波数誤差閾値判定部15は、第2の実施の形態における周波数誤差閾値判定部9に相当する。受信電力ソート処理部16およびサブバンドグルーピング部17は、第1および第2の実施の形態におけるグルーピング部4に相当する。干渉電力推定部18および干渉電力時間平均部19は、第1および第2の実施の形態における干渉電力推定部5に相当する。信号電力推定部20は、第1および第2の実施の形態における信号電力推定部6に相当する。信号対干渉電力比算出部21および伝搬路品質情報生成部22は、第1および第2の実施の形態における伝搬路品質情報推定部7に相当する。
図3に示す受信機において、FFT部10は、各受信アンテナで受信した信号をFFT変換することで、各シンボルのサブキャリアを得る。デマッピング部11は、FFT部10により得られたサブキャリアから、各ユーザ固有のデータ信号がマッピングされたサブキャリアと、既知信号であるReference Signal(RS)がマッピングされた信号とを分離し、RSを得る。RS等化処理部12は、RSを等化し、パイロットパターンをキャンセルする。以上の処理は、スロット(slot)単位で行う。LTEの下りリンクサブフレーム(subframe)およびスロットのフォーマットは、3GPP TS36.211に規定されており、ここでは説明を省略する。
RS受信電力測定部13は、RS等化処理部12で等化されたRSの第1RS、第2RS両方を利用して、サブバンド毎にパイロット信号の受信電力を測定する。なお、RSは常に同一送信電力で送信されるため、RS受信電力測定部13では、サブバンド単位で直近のAI[slot]にわたり受信電力の時間平均を行う。
周波数誤差測定部14は、RS等化処理部12で等化されたRSを入力として、後段のサブバンドグルーピング処理の制御用に、サブバンド単位の周波数誤差を測定する。周波数誤差閾値判定部15は、周波数誤差測定部14で測定したサブバンド単位の周波数誤差が閾値Tより大きくなる場合は、後段のサブバンドグルーピング処理部17でグループ化する対象からそのサブバンドを外すように、フラグを立てておく。
受信電力ソート処理部16は、サブバンド単位の受信電力測定値のソート処理を行い、ソート結果と閾値Xを用いて、同等値と判断できるサブバンドをグルーピングする。サブバンドグルーピング処理部17は、周波数誤差閾値判定部15でフラグが立てられたサブバンド以外のサブバンドを対象として、受信電力ソート処理部16でソートした受信電力を、閾値Xにより同等値と判断できるサブバンドごとに、いくつかのグループに分ける。なお、必ずしも常にグルーピングしなければならないというわけではなく、閾値X=0として、グルーピングを行わないという処理も可能である。
干渉電力推定部18は、サブバンドグルーピング部17でグループ化した単位で、そのグループに含まれるRSを利用して、処理対象であるスロットの干渉電力を推定する。干渉電力時間平均部19は、干渉電力推定部18において算出した干渉電力を、AI[slot]にわたり、サブバンド毎に時間平均する。なお、干渉電力推定部18で算出した現スロットの干渉電力値が干渉電力時間平均部19で算出した時間平均干渉電力値とX[dB]以上乖離する場合は、時間平均干渉電力として干渉電力推定部18の干渉電力を用いることも可能である。信号電力推定部20は、RS受信電力測定部13により得られた受信電力測定値から、干渉電力推定部18で得られた干渉電力推定値を減算することで、信号電力を推定する。
信号対干渉電力比算出部21は、干渉電力時間平均部19、信号電力推定部20でそれぞれ得られた干渉電力推定値および信号電力推定値を用いて、SIRを算出する。伝搬路状態情報生成部22は、SNRと伝搬路状態情報変換テーブルを参照して、伝搬路状態情報を生成する。
[動作の説明]
図3に示す受信機の詳しい動作を図4から図9を参照して説明する。図4は、図3に示す受信機が下り信号を受信してからサブバンドのグルーピングを行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。図5は、図3に示す受信機による干渉電力の推定から伝搬路状態測定情報の生成までの処理の流れを示すフローチャートである。図6は、サブバンド、リソースブロックおよびリソースエレメント(サブキャリア)の構成例を示す図である。図7は、グルーピング処理の一例を説明する図である。図8は、グループ単位の干渉電力の推定を説明する図である。図9は、サブバンド単位での干渉電力の推定を説明する図である。
ここで、システム帯域幅が10MHz、CP(Cyclic Prefix)がNormal、CQI報告モードがPUSCH1-2、Transmission mode 4(Closed-loop spatial multiplexing)で、送信アンテナ2本の場合を例に説明する。サブバンド数Sは9(サブバンド#0〜#8)、リソースブロック数は50であるから、1つのサブバンドに含まれるリソースブロック数は、サブバンド#8を除いて、4となる。また1リソースブロックは、12リソースエレメント(サブキャリア)から構成される(図6参照)。
RS等化処理部12は、受信信号をFFTした信号から、6リソースエレメント間隔でマッピングされている全てのRS(送信アンテナ#1、2の第1RS、第2RS)をデマッピングし、ZF(Zero Forcing)等化処理を行う(ステップS1)。RS受信電力測定部13は、サブバンドごとに(ループL1)、等化されたRSを用いて、RS受信電力を算出する(ステップS2)。ここで、RS受信電力は、処理対象スロットの直近AI[slot]分の時間平均により求めるものとし、RAMには平均電力を格納するものとする(ステップS3)。なお、受信できている信号がAI[slot]分より少ない場合は、受信できているスロット数分で平均を行う。また、周波数誤差推定測定部14は、並行して、サブバンドごとに(ループL1)、等化されたRSを用いて周波数軸上で隣にマッピングされたRS等化信号との差分をとり、周波数変動量を算出する(ステップS4)。
次に、サブバンドをG個のグループに分割するグルーピング処理を行うために、以降の処理を行う。
まず、受信電力ソート処理部16は、ループL1(ステップS2からS4)の処理で算出したサブバンド毎の受信電力測定値を昇順にソートする処理を行い(ステップS5)、RAMに格納する(i=0,・・・,8)。
サブバンドグルーピング部17は、RS受信電力測定値が同等の値、すなわち干渉電力が同等であるサブバンドをグルーピングするために、RAMに格納したソート後の受信電力を最大値から順に読み出し(i=i)、次点(i=i+1)の受信電力との差分がX[dB]以内か否かの判定を行う(ステップS6)。差分がX[dB]以内であれば(ステップS6でYes)、次の処理に移行する。次の処理として、周波数誤差閾値判定部15は、現在処理しているサブバンド(i)の周波数変動量を確認することで、そのサブバンドの周波数変動量が閾値Tより大きいか否かを判定する(ステップS7)。周波数変動量が閾値Tより小さければ(ステップS7でYes)、サブバンドグルーピング部17は、そのサブバンドをそれまでのグループに加ええる(ステップS8)。周波数変動量が閾値Tより大きい場合(ステップS7でNo)には、サブバンドグルーピング部17は、サブバンド内でさえ干渉レベルが大きく変動しているため、そのサブバンドはグルーピング対象とはすべきではないと判断し、グルーピング処理の対象から除外する。ステップS6で差分がX[dB]より大きければ(ステップS6でNo)、サブバンドグルーピング部17は、現在処理対象としている受信電力までを一つのグループとしてまとめ(ステップS10)、次点(i+1)のサブバンド以降は、次のグループへのグルーピング処理に移行する。ステップS6からS10の処理を、全てのサブバンドが処理されるまで実行する(ループL2)。
ループL2の処理において、たとえば各サブバンドの受信電力、周波数誤差が、図7に示すように算出できるとする。この場合、8つのサブバンドが、サブバンド#1、#2、#5および#8、サブバンド#0、#3、#4および#6、サブバンド#7の3つのグループ(グループ#0〜#3)に分けられることになる。この例では、非グループ化されたサブバンドはない。
ループL2の処理が完了すると、干渉電力推定部18は、ループL2の処理でグルーピングされたグループ毎に、各グループに含まれる等化RS信号を利用して、たとえば図8に示すように、干渉電力を算出する(ループL3、ステップS11)。このとき、同一グループに含まれるサブバンドの干渉電力は、すべて同じ値とする。たとえば、図7に示すようにサブバンド#0〜#7がグループ#0〜#3に分けられているとして、グループ#0で求められた干渉電力IG=0が、サブバンド#1、#2、#5および#8のそれぞれの干渉電力IS=1、IS=2、IS=5、IS=8とされる。また、グループ#1で求められた干渉電力IG=1が、サブバンド#0、#3、#4および#6のそれぞれの干渉電力IS=0、IS=3、IS=4、IS=6とされる。さらに、グループ#2で求められた干渉電力IG=2が、サブバンド#7の干渉電力IS=7とされる。
干渉電力時間平均部19は、ループL3の処理で算出した干渉電力推定値を利用して、図9に示すように、サブバンド単位でA[slot]分の干渉電力の時間平均処理を行う(ループL4,ステップS12)。すなわち、サブバンド#sの干渉電力推定値Iは、スロット#n、サブバンド#sの干渉電力推定値Is,nのn=0〜A−1の総和をAで割ることにより求められる。
信号電力推定部20は、サブバンド単位の受信電力測定値から干渉電力推定値を減算することで、サブバンド単位の信号電力推定値を算出する。続いて、信号電力推定部20は、上位シグナリングにより通知されるRSとユーザ固有のデータがマッピングされるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)の送信電力の比と、ループL2で算出された信号電力推定値とから、PDSCHの信号電力推定値を算出する(ステップS13)。信号対干渉電力比算出部21は、干渉電力推定値と、PDSCHの信号電力推定値とから、サブバンドごとのSIRを推定する(ステップS14)。伝搬路品質情報生成部22は、SIR-CQI変換テーブルを用いて、伝搬路状態測定情報を生成する(ステップS15)。ステップS13からS15を各サブバンドについて行う(ループl5)。
[効果の説明]
以上説明した本願の実施の形態では、適応リンク制御を用いるマルチキャリア通信システムにおいて、複数のサブキャリアを束ねた単位であるサブバンド単位で伝搬路状態を報告する必要がある場合に、干渉レベルが同等であるサブバンドをグルーピングする。これにより、移動局が周波数選択性フェージングを受ける場合でも、サブバンド単位の干渉電力推定精度を向上させ、サブバンドごとのSIR推定精度を向上させ、移動局から基地局に報告する伝搬路状態情報の精度を高める効果が得られる。また、あるサブバンドが大きな干渉を受ける場合にも、そのサブバンドをグループ分けの対象から除外することで、伝搬路状態情報の精度の劣化を避けることができる。
[他の実施の形態]
以上の説明、特に第3の実施の形態では、LTEへ適用を例に説明した。本発明は、必ずしもこれに限定されるものではなく、マルチキャリア通信システムでシステム帯域をいくつかに分割した単位で伝搬路状態情報を報告する必要がある移動体通信システム全てに、適用可能である。また、受信電力算出のために全てのReference Signalを用いることは必ずしも必要なく、第1RSと第2RSのどちらか一方を用いて算出しても良い。
また、干渉電力の推定に利用する既知信号としてパイロット信号(RSを含む)を例に説明したが、たとえば同期チャネルなど、他の信号を利用することもできる。
また、サブバンドのグルーピング処理を毎スロット行う場合を例に説明したが、時間方向の誤差(変動量)推定値を利用して、変動量が少ないと判断できる場合はグルーピング処理を行わないなどの、動的な制御を適用することも可能である。
また、システム帯域幅全体での周波数誤差を算出することを追加することで、その変動量がある一定値以下であれば、サブバンド毎の受信電力、周波数誤差の算出、干渉電力のグルーピングを行わず、システム帯域幅全体のパイロットを利用し、干渉電力、信号電力を求める制御も可能である。
1 既知信号分離部
2 等化処理部
3 受信電力測定部
4 グルーピング部
5 干渉電力推定部
6 信号電力推定部
7 伝搬路品質情報生成部
8 周波数誤差測定部
9 周波数誤差閾値判定部
10 FFT部
11 デマッピング部
12 RS等化処理部
13 RS受信電力測定部
14 周波数誤差測定部
15 周波数誤差閾値判定部
16 受信電力ソート処理部
17 サブバンドグルーピング部
18、干渉電力推定部
19 干渉電力時間平均部
20 信号電力推定部
21 信号対干渉電力比算出部
22 伝搬路品質情報生成部

Claims (4)

  1. 有効帯域幅を分割した複数のサブバンドでそれぞれ、そのサブバンド内の複数のサブキャリアに含まれる既知信号の受信電力を測定し、
    測定された受信電力の値に基づいて上記複数のサブバンドを複数のグループにグループ分けし、
    上記複数のグループでそれぞれ、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定する
    ことを特徴とするマルチキャリア通信の干渉電力推定方法。
  2. 請求項1記載の干渉電力推定方法において、前記複数のサブバンドのうちサブキャリア間で前記既知信号の周波数変動量が所定の値より大きいサブバンドについては、前記グループ分けの対象から除外することを特徴とするマルチキャリア通信の干渉電力推定方法。
  3. 複数のサブキャリアに含まれる既知信号をユーザ固有の情報から分離する既知信号分離部と、
    上記既知信号分離部が分離した既知信号を等化処理する等化処理部と、
    上記等化処理部により得られる等化既知信号について、その受信電力を有効帯域幅を分割した複数のサブバンドごとに測定する受信電力測定部と、
    上記受信電力測定部により得られる受信電力測定値に基づいて上記複数のサブバンドを複数のグループに分けるグルーピング部と、
    上記グルーピング部により分けられたグループごとに、そのグループ内のサブバンド全体で干渉電力を推定する干渉電力推定部と、
    上記受信電力測定値と上記干渉電力推定部により得られる干渉電力推定値とから上記複数のサブバンドのそれぞれの信号電力を推定する信号電力推定部と、
    上記信号電力推定部により推定された信号電力と上記干渉電力推定値とから伝搬路品質情報を生成する伝搬路品質情報生成部と
    を有することを特徴とする受信機。
  4. 請求項3記載の受信機において、
    前記複数のサブバンドのそれぞれについて、上記等化既知信号のうち互いに隣接する信号の差分から周波数誤差を測定する周波数誤差測定部と、
    上記周波数誤差測定部により測定された周波数誤差が所定の閾値より大きいサブバンドを判定する周波数誤差閾値判定部と
    を有し、
    前記グルーピング部は、上記周波数誤差閾値判定部により周波数誤差が大きいと判定されたサブバンドについて、グループ分けの対象から除外する
    ことを特徴とする受信機。
JP2010074827A 2010-03-29 2010-03-29 マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機 Expired - Fee Related JP5541500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010074827A JP5541500B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010074827A JP5541500B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011211324A true JP2011211324A (ja) 2011-10-20
JP5541500B2 JP5541500B2 (ja) 2014-07-09

Family

ID=44941961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010074827A Expired - Fee Related JP5541500B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5541500B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102421123A (zh) * 2011-11-30 2012-04-18 合肥东芯通信股份有限公司 一种lte系统中检测邻区带宽的方法和装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169036A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Japan Telecom Co Ltd 直交周波数分割多重システムおよび送受信装置
WO2006035841A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、受信装置、通信システム及び通信方法
JP2007036627A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sharp Corp 制御情報グループ化制御装置、制御情報通知制御装置、無線機、およびマルチキャリア無線通信システムおよび制御情報グループ化制御方法
WO2007020995A1 (ja) * 2005-08-19 2007-02-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信移動局装置、無線通信基地局装置およびcqi報告方法
WO2007125702A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corporation チャネル品質報告方法、スケジューリング方法、通信システム、端末および基地局
JP2009152876A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Sharp Corp 無線通信システム、受信装置及び受信方法
JP2009182586A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Panasonic Electric Works Co Ltd マルチキャリア受信装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169036A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Japan Telecom Co Ltd 直交周波数分割多重システムおよび送受信装置
WO2006035841A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 送信装置、受信装置、通信システム及び通信方法
JP2007036627A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sharp Corp 制御情報グループ化制御装置、制御情報通知制御装置、無線機、およびマルチキャリア無線通信システムおよび制御情報グループ化制御方法
WO2007020995A1 (ja) * 2005-08-19 2007-02-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線通信移動局装置、無線通信基地局装置およびcqi報告方法
WO2007125702A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corporation チャネル品質報告方法、スケジューリング方法、通信システム、端末および基地局
JP2009152876A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Sharp Corp 無線通信システム、受信装置及び受信方法
JP2009182586A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Panasonic Electric Works Co Ltd マルチキャリア受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102421123A (zh) * 2011-11-30 2012-04-18 合肥东芯通信股份有限公司 一种lte系统中检测邻区带宽的方法和装置
CN102421123B (zh) * 2011-11-30 2014-07-30 合肥东芯通信股份有限公司 一种lte系统中检测邻区带宽的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5541500B2 (ja) 2014-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101638748B1 (ko) 하향링크 채널 전력 설정을 위한 방법 및 장치
US8325592B2 (en) Communication device, mobile station, and communication method
EP3468058B1 (en) Interference measurement method and apparatus for use in distributed antenna system
US8654745B2 (en) Technique for signal transmission mode determination in wireless communication system and apparatus for same
EP2915270B1 (en) Interference-aware detection method and apparatus for use in wireless communication system
JP6683378B2 (ja) 基準信号を送受信するための方法及び装置
KR102052420B1 (ko) 통신 시스템에서 간섭 측정을 위한 방법 및 그 장치
JP5526165B2 (ja) 無線通信システム、基地局装置、ユーザ端末、及びチャネル状態情報測定方法
JP5918680B2 (ja) 無線通信システム、基地局装置、ユーザ端末、及び無線通信方法
EP3466008B1 (en) Dynamic cyclic prefix configuration
JPWO2009154270A1 (ja) リソース割当方法、特定方法、無線通信システム、基地局、移動局、及びプログラム
JP2012509042A (ja) アップリンク受信機のための低複雑性チャネル推定
EP2843983A1 (en) Wireless communications system, base station device, user terminal, and wireless communications method
CN106161322B (zh) 一种信号处理方法、上行资源分配方法及其装置
EP2680517B1 (en) Channel spread estimation
US20230327937A1 (en) Wireless telecommunication base station and process for high-mobility scenarios
JP2017528042A (ja) Lteレシーバのための干渉推定
JP5541500B2 (ja) マルチキャリア通信の干渉電力推定方法および受信機
KR101655093B1 (ko) 단말의 피드백에 따른 기준 신호 전송 방법 및 장치
US10993244B2 (en) Enhanced NOMA scheme
EP2859672A1 (en) Network-centric link adaptation for coordinated multipoint downlink transmission
Sreenivas et al. Physical abstraction method (RBIR) for OFDM system
WO2014189421A1 (en) Method and network node for assisting handling of interference at a receiver device
KR101219985B1 (ko) 간섭 제거 방식을 이용한 스케줄링 방법 및 장치
KR20150082147A (ko) 하향링크 채널 전력 설정을 위한 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5541500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees