JP2011206232A - Foam chamber - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、石油等の危険物を貯蔵する貯蔵タンク等に設けられる泡消火設備に関するもので、更に述べれば、前記泡消火設備に用いられるフォームチャンバに関するものである。 The present invention relates to a foam fire extinguishing facility provided in a storage tank or the like for storing dangerous materials such as petroleum, and more particularly to a foam chamber used in the foam fire extinguishing facility.
大気圧以上の内圧をもった貯蔵タンクに設ける泡消火設備では、貯蔵タンクに固定して設けられるフォームチャンバを備えているものがある。フォームチャンバは、本体基端部に空気取入口を有する発泡器を備えており、火災時には一次側に連接した泡水溶液送液管から圧送される泡水溶液が発泡器の空気取入口から外気を取り込んで発泡し、消火用の泡を生成する。フォームチャンバ本体の二次側には泡放出口が設けられ、この部分が貯蔵タンク上部の気体層の側面に取り付けられ、火災時には、この泡放出口からタンク内に消火用泡が放出されて、窒息消火を行う。 Some foam fire extinguishing equipment provided in a storage tank having an internal pressure equal to or higher than atmospheric pressure includes a foam chamber that is fixedly provided in the storage tank. The foam chamber has a foamer having an air inlet at the base end of the main body. In the event of a fire, the foam aqueous solution pumped from the foam aqueous solution feed pipe connected to the primary side takes in outside air from the air intake of the foamer. To produce fire-fighting foam. A foam discharge port is provided on the secondary side of the foam chamber body, and this part is attached to the side of the gas layer at the top of the storage tank, and in the event of a fire, fire extinguishing foam is released into the tank from this foam discharge port, Extinguish asphyxiation.
フォームチャンバの二次側と一次側とは、平常時は遮蔽部に設けたガラス板等で遮断し、タンクに貯蔵された液体の気化ガスが二次側から漏れ出ないようにしているが、火災時には、一次側からの泡放出圧力によって遮蔽部を開放し、一次側から二次側に消火用泡を流す構造となっている。 The secondary side and the primary side of the foam chamber are normally blocked by a glass plate or the like provided in the shielding part so that the liquid vaporized gas stored in the tank does not leak from the secondary side. In the event of a fire, the shielding part is opened by the foam discharge pressure from the primary side, and the fire-extinguishing foam flows from the primary side to the secondary side.
浮き屋根式等の貯蔵タンクは、貯蔵物をタンカー等で輸送してくることから沿岸部に立地することが多く、外気に塩分が含まれることが多い。フォームチャンバの一次側は、発泡器の空気取入口を介して外気の流通があり（特許文献１参照）、遮蔽部までの一次側内部構造は塩害で腐食しないようにせねばならなかった。また、発泡器の空気取入口に弁を設ける構造も考案されているが（特許文献２参照）、外気の流入を防止するものではなかった。 Floating roof type storage tanks are often located in the coastal area because they transport the stored items by tanker or the like, and the outside air often contains salt. The primary side of the foam chamber has a flow of outside air through the air inlet of the foamer (see Patent Document 1), and the primary side internal structure up to the shielding part must be prevented from being corroded by salt damage. Moreover, although the structure which provides a valve in the air inlet of a foamer is also devised (refer patent document 2), it did not prevent inflow of external air.
前記特許文献１に記載のものでは、フォームチャンバ内部は長年に亘って塩分に曝されるので、経年的に劣化を生じる。また、前記特許文献２に記載のものは、発泡器の空気取入口に弁を設けたものの、内圧上昇時に閉止することが目的であり、外部から風圧を受けると容易に外気が流入する。 In the thing of the said patent document 1, since the inside of a foam chamber is exposed to salt for many years, it will degrade over time. Moreover, although the thing of the said patent document 2 provided the valve in the air intake port of the foamer, it aims at closing at the time of an internal pressure rise, and external air will flow in easily when receiving a wind pressure from the outside.
この発明は、上記事情に鑑み、フォームチャンバ内部が塩害で腐食しないようにすることを課題とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to prevent the inside of a foam chamber from being corroded by salt damage.
この発明は、大気圧以上の内圧をもった貯蔵タンクに設けられる泡消火設備に装備され、前記貯蔵タンクに連接する泡放出口と、前記泡放出口と遮蔽部を介して連通する発泡器と、を備えるフォームチャンバにおいて、前記発泡器の空気取入口は封止手段を備え、該封止手段は、平常時は前記空気取入口を封止し、火災時は上昇する内圧によって開放し、開放後は開度を一定に保つ手段を有することを特徴とする。 The present invention is equipped with a foam fire extinguishing equipment provided in a storage tank having an internal pressure equal to or higher than atmospheric pressure, a foam discharge port connected to the storage tank, and a foamer connected to the foam discharge port via a shielding portion. In the foam chamber, the air intake port of the foamer is provided with a sealing means, and the sealing means seals the air intake port in a normal state, and is opened and opened by an internal pressure that rises in a fire. After that, it has a means for keeping the opening degree constant.
また、この発明の前記発泡器は、前記空気取入口の正面に防風壁を備えることを特徴とする。 Moreover, the said foaming device of this invention is equipped with a windbreak wall in front of the said air intake port, It is characterized by the above-mentioned.
また、この発明の前記発泡器は、外部からの風圧を同時に受けない異なる位置に複数の空気取入口を備えたことを特徴とする。
The foamer according to the present invention is characterized in that a plurality of air intakes are provided at different positions that do not receive external wind pressure at the same time.
この発明の前記発泡器の空気取入口は封止手段を備え、該封止手段は、平常時は前記空気取入口を封止するので、フォームチャンバ内に外気が流入することがなく、すなわち塩風が侵入しないので、フォームチャンバ内部が塩害で腐食することがない。 The air inlet of the foamer according to the present invention includes a sealing means, and the sealing means normally seals the air inlet, so that the outside air does not flow into the foam chamber, that is, salt. Since the wind does not enter, the inside of the foam chamber is not corroded by salt damage.
また、前記発泡器は、前記空気取入口の正面に防風壁を備える、あるいは、外部からの風圧を同時に受けない異なる位置に複数の空気取入口を備えるので、外部からの風圧があっても火災時に前記封止手段を開放することができる。 In addition, since the foamer has a windbreak wall in front of the air intake, or has a plurality of air intakes at different positions that do not receive external wind pressure at the same time, even if there is an external wind pressure, a fire may occur. Sometimes the sealing means can be opened.
また、火災時は上昇する内圧によって開放し、開放後は開度を一定に保つ手段を有するので、泡水溶液送液管から圧送される泡水溶液が発泡器の空気取入口から外気を取り込んで発泡し、消火用の泡を生成することができる。 In addition, it has a means to keep it open by the rising internal pressure at the time of fire and keep the opening degree constant after opening, so the foam aqueous solution pumped from the foam aqueous solution feed pipe takes in the outside air from the air inlet of the foamer and foams And fire-fighting foam can be generated.
この発明の第１実施形態を、図１〜図３により説明する。
フォームチャンバ１は、その基底部が泡水溶液送液管Ｐに、泡放出口６が貯蔵タンクＴに、それぞれ取り付けられる。この貯蔵タンクＴは、石油等の危険物を貯蔵し、かつ、大気圧以上の内圧をもっている。
前記フォームチャンバ１の基端部には発泡器２を備え、該発泡器２は、泡水溶液送液管Ｐから圧送されてノズル７から送出される泡水溶液Ｗと、フォームチャンバ１の側方に開口する空気取入口８から流入する外気と、を混合させる気液混合装置であり、垂直状の管体である発泡室３に連接している。
前記発泡室３の上端部は、遮蔽部４を備え、天井部に設けた点検ハッチ５と間隔をおいて対向しており、前記発泡室３は、前記遮蔽部４および泡放出口６を介して貯蔵タンクＴに連通している。
前記遮蔽部４は、逆止弁構造であり、前記発泡室３の上端部を封止し、該発泡室３に内接するガイド１５に沿って摺動し、開閉可能となっており、平常時は、遮蔽部４を構成する弁体の自重とバネ等の付勢手段１７によって発泡室３の上端部を封止している。前記遮蔽部４は磁性体で形成され、消火用泡の圧力によって開放すると、遮蔽部保持機構１６の磁力によって一定の開度に保持されるようになっている。
なお、前記ノズル７はノズル以外の構造、例えば、オリフィスやベンチュリー管等であっても良い。また、前記遮蔽部４は図示した逆止弁構造以外、例えば、同じ逆止弁構造でありラッチ機構を有するチャッキ弁、泡放出時の圧力で破壊することによって開放するガラス等の封止板、泡放出時の圧力で開放する蓋構造、であっても良い。
前記発泡器２は、その空気取入口８を封止する封止手段として封止キャップ１０を備える。該封止キャップ１０は、前記遮蔽部４の開放圧力よりも低い内圧で開放するように、また容易に脱落しないように、所定の摺動抵抗をもって空気取入口８に被せられ、ワイヤー等の連結手段１１によって、前記フォームチャンバ１本体に連結される。また、前記空気取入口８は前記貯蔵タンクＴに向けて設けられ、外部からその正面への風圧を受けないようになっている。すなわち、前記貯蔵タンクＴを防風壁として用いている。
なお、前記空気取入口８は、前記貯蔵タンクＴのある方向以外に向けて設けても良く、その場合はその正面に外部からの風圧を受けないように、空気取入口８の前方に防風壁を設ける。
次に、本実施形態の動作について説明する。
「平常時」
平常時には、封止手段である前記封止キャップ１０によって前記発泡器２の前記空気取入口８は封止されており、前記フォームチャンバ１の内部に外気が流入することはない。そのため、前記フォームチャンバ１の内部が塩分を含んだ空気に曝されることはない。（図３（ａ）参照）
このとき、前記遮蔽部４は、その自重と付勢手段１７によって前記発泡室３の上端部を封止しており、その一次側と二次側とを遮断している。
「火災時」
火災発生時は、図示しない加圧送水装置が起動し、泡水溶液Ｗが前記泡水溶液送液管Ｐから前記フォームチャンバ１の基底部を経てその内部へ向けて圧送される。このとき、前記泡水溶液送液管Ｐ内部の空気は、圧送される前記泡水溶液Ｗの圧力を受け、加圧された空気Ａとして前記フォームチャンバ１の内部に流入し、さらに前記発泡器２に流入し、その圧力によって封止手段である前記封止キャップ１０を外側に押圧する。前記封止キャップ１０の開放圧力は前記遮蔽部４の開放圧力よりも小さく設定しておくので、前記封止キャップ１０は開放する。（図３（ｂ）参照）
なお、前記封止キャップ１０は、前記貯蔵タンクＴに向けて設けているので、外部からその正面への風圧を受けないようになっており、強風下であっても、その開放を阻害されることはない。また、前記空気取入口８を前記貯蔵タンクＴのある方向以外に向けて設けた場合は、その正面に外部からの風圧を受けないように防風壁を設けるので、同様にその開放を阻害されることはない。
開放した前記封止キャップ１０は、前記空気取入口８を自然に封止することはなく、前記空気取入口８の開度を一定に保つ手段として作用する。また、前記封止キャップ１０は、ワイヤー等の前記連結手段１１でフォームチャンバ１の本体に連結されているので飛び去ってしまうことはなく、鎮火後に作業員の手によって復旧することができる。
前記泡水溶液送液管Ｐから前記フォームチャンバ１の基底部を経てその内部へ圧送された前記泡水溶液Ｗは、前記発泡器２に到達すると、このとき、万一にも前記封止キャップ１０が開放されていなかった場合でも、前記泡水溶液Ｗの圧力で確実に開放する。前記発泡器２に到達した泡水溶液Ｗは、前記ノズル７より流路を狭められて放出するので、その側方に開口している前記空気取入口８から、異物混入を防止するフィルタであるストレーナ９を介して、ベンチュリー効果によって外気Ｂを吸引して混合され、連接する前記発泡室３へ送り出されて発泡し、消火用泡を生成する。（図３（ｃ）参照）
前記遮蔽部４は、前記消火用泡の圧力によって開放し、磁石等の遮蔽部保持機構１６によって一定の開度に保持される。前記遮蔽部４を通過した前記消火用泡は、その流路が一定に確保されることから所定の倍率で安定に発泡し、前記泡放出口６を経由して前記貯蔵タンクＴの内部へ放出される。そのため、貯蔵タンクＴ内の液面は、前記消火用泡で覆われるので、窒息消火が行われる。
なお、前記空気取入口８が開放した後、この部分から圧力が抜けて前記フォームチャンバ１の内圧を極端に上昇させられないことがあるので、前記遮蔽部４は、大きな開放圧力を要する前記ガラス等の封止板構造で形成するよりも、より小さな圧力で開放する前記逆止弁構造で形成する方が望ましいが、前記遮蔽部４と封止手段である前記封止キャップ１０の開放圧力のバランス、前記空気取入口８の孔径、前記消火泡の圧力とその流量、等によって適宜決定される。
消火活動が終了すると、前記加圧送水装置が停止され、前記泡水溶液Ｗの供給が停止されるので、消火用泡の生成は停止される。前記フォームチャンバ１の頭頂部に設けられた点検ハッチ５を開けて前記遮蔽部保持機構１６を解除して前記遮蔽部４を復旧し、開放された前記封止キャップ１０で前記空気取入口８を再び封止してフォームチャンバ１を元通りに復旧させることができる。
次に、この発明の第２実施形態を、図４〜図６により説明するが、図１〜３の図面符号と同一の図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施形態と第１実施形態との相違点は、空気取入口８の封止構造が逆止弁構造であることである。
発泡器２は、その空気取入口８を封止する封止手段として、弁体２０を側方にスイング移動させる逆止弁構造、即ち、チャッキ弁構造を備える。この機構は、前記空気取入口８の端部に設けられた弁座２１と、該弁座２１の外部側に設けられている軸止部２４と、チャッキ弁１４の前記弁体２０に対し平行の向きで前記軸止部２４に前記弁体２０と共に軸止されたスイング軸２２とを備えている。
前記空気取入口８を封止している閉鎖位置（図４（ａ）参照）と、前記空気取入口８を開放している開放位置（図４（ｂ）参照）の間で前記弁体２０をスイング移動させ、前記弁体２０は閉鎖位置と開放位置の間で、一定の軌道に沿って移動するようになっている。前記弁体２０の外面と前記軸止部２４との間には、ねじりばね２３を設けている。該ねじりばね２３は、前記弁体２０が、遮蔽部４の開放圧力よりも低い内圧で開放するように、また容易に開放しないように、所定の強さで前記弁体２０を閉鎖方向に付勢している。
この実施形態では、前記チャッキ弁１４はラッチ機構２５を利用した保持機構を有しており、開放した前記弁体２０の開放後の開度を一定に保つ。このラッチ機構２５は、前記軸止部２４に設けられているラッチ本体２６と、前記スイング軸２２に設けられたラッチ受け２７とを備えている。前記ラッチ本体２６は尖端ラッチ２６ａと戻りばね２６ｂを有し、前記ラッチ受け２７は係止面と滑り面が形成された受け部を複数有し、前記尖端ラッチ２６ａと係合可能になっている。（図５参照）
前記ラッチ受け２７は前記スイング軸２２に固定され、該スイング軸２２は固定ピン２８により前記弁体２０に固定され（図６参照）、前記弁体２０の移動と前記ラッチ受け２７は連動するようになっている。
したがって、ラッチ機構２５は、弁体２０の開放方向の移動に対しては、受け部の滑り面がラッチ本体２６の尖端ラッチ２６ａを押しながら回転し、ラッチ本体２６も戻りばね２６ｂを縮めながら回転し、尖端ラッチ２６ａの尖端部は滑り面上を滑動して受け部から一旦開放された後に、戻りばね２６ｂの作用によりラッチ本体２６は元の位置に戻りながら、尖端ラッチ２６ａは次の受け部と係合し、この動きが繰り返されるようになっている。
そのため、弁体２０を所定の開放位置まで移動できるようになっているが、逆に、弁体２０の閉鎖方向の移動に対しては、それに連動する方向へのラッチ本体２６の回転はストッパ２６ｃに規制されてできないので、弁体２０を閉鎖方向には移動できないようになっている。
次に、この実施形態の動作について説明する。
「平常時」
平常時には、封止手段である前記チャッキ弁１４によって前記発泡器２の前記空気取入口８は封止されており、前記フォームチャンバ１の内部に外気が流入することはない。そのため、前記フォームチャンバ１の内部が塩分を含んだ空気に曝されることはない。
このとき、前記遮蔽部４は、その自重と付勢手段１７によって前記発泡室３の上端部を封止しており、その一次側と二次側とを遮断している。
「火災時」
火災発生時は、第１実施形態と同様に、加圧された空気Ａはその圧力によって封止手段である前記チャッキ弁１４を外側に押圧する。前記チャッキ弁１４の開放圧力は前記遮蔽部４の開放圧力よりも小さく設定しておくので、前記チャッキ弁１４は開放する。開放した前記チャッキ弁１４は、前記空気取入口８を自然に封止することはなく、その開度はラッチ機構２５によって一定に保持される。また、前記チャッキ弁１４は、ラッチ機構２５を開放することによって解除できるので、鎮火後は作業員の手によって復旧することができる。
前記泡水溶液送液管Ｐから前記フォームチャンバ１の基底部を経てその内部へ圧送された前記泡水溶液Ｗは、前記発泡器２に到達すると、このとき、万一にも前記チャッキ弁１４が開放されていなかった場合でも、前記泡水溶液Ｗの圧力で確実に開放する。前記発泡器２に到達した泡水溶液Ｗは、前記ノズル７より流路を狭められて放出するので、その側方に開口している前記空気取入口８から、異物混入を防止するフィルタであるストレーナ９を介して、ベンチュリー効果によって外気Ｂを吸引して混合され、連接する前記発泡室３へ送り出されて発泡し、消火用泡を生成する。以降の動作は、第１実施形態と同様であるので、説明は省略する。
消火活動が終了すると、第１実施形態と同様に前記遮蔽部４を復旧し、開放された前記チャッキ弁１４の前記ラッチ機構２５を解除して弁体２０を閉鎖方向へ移動し、前記空気取入口８を再び封止してフォームチャンバ１を元通りに復旧させることができる。
この発明の第３実施形態を、図７により説明するが、図１〜６の図面符号と同一の図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施形態と第１実施形態との相違点は、空気取入口８が異なる方向に複数設けられることであり、それ以外の構成は第１実施形態と同じである。
次に、この実施形態の動作について説明する。前記空気取入口８は、異なる方向に複数設けられるので、外部からの風圧をすべての空気取入口８がその正面へ同時に受けることはなく、複数の空気取入口８のいずれかが、必ず外部からの風圧を受けないようになっており、強風下であってもその開放を阻害されない。したがって、火災発生時には、複数の空気取入口８のいずれかが開放され、発泡器２に外気を取り込むことができるので、消火用泡を生成し、消火活動を行うことができる。
また、異なる方向に複数設けた空気取入口８それぞれの前方正面に前記防風壁を設けても良い。この場合、すべての空気取入口８が外部からの風圧に阻害されることなく同時に開放するので、大量の外気を取り込むことができ、大量の泡水溶液を用いて大容量の泡消火装置を構築する場合に、大量の消火用泡を生成することができる。その他の動作は第１実施形態と同様である。
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The foam chamber 1 has a base portion attached to the foam aqueous solution feeding pipe P and a foam discharge port 6 attached to the storage tank T, respectively. The storage tank T stores dangerous materials such as oil and has an internal pressure equal to or higher than atmospheric pressure.
The foam chamber 2 is provided with a foaming device 2 at the proximal end of the foam chamber 1, and the foaming device 2 is fed from the foam aqueous solution feeding pipe P and sent from the nozzle 7 to the side of the foam chamber 1. It is a gas-liquid mixing device that mixes outside air flowing in from an air intake port 8 that opens, and is connected to the foaming chamber 3 that is a vertical tube.
The upper end portion of the foaming chamber 3 is provided with a shielding portion 4 and is opposed to an inspection hatch 5 provided on the ceiling portion with a space therebetween. The foaming chamber 3 is interposed via the shielding portion 4 and the foam discharge port 6. To the storage tank T.
The shielding portion 4 has a check valve structure, seals the upper end portion of the foaming chamber 3, slides along a guide 15 inscribed in the foaming chamber 3, and can be opened and closed. Has sealed the upper end part of the foaming chamber 3 by the urging means 17 such as a spring of the valve body constituting the shielding part 4 and a spring. The shielding part 4 is formed of a magnetic material and is held at a certain opening by the magnetic force of the shielding part holding mechanism 16 when it is opened by the pressure of the fire extinguishing foam.
The nozzle 7 may be a structure other than the nozzle, such as an orifice or a venturi tube. Further, the shielding part 4 is other than the illustrated check valve structure, for example, a check valve having the same check valve structure and a latch mechanism, a sealing plate made of glass or the like that is opened by breaking with pressure at the time of foam discharge, The lid structure may be opened by the pressure at the time of foam discharge.
The foamer 2 includes a sealing cap 10 as a sealing means for sealing the air intake port 8. The sealing cap 10 is put on the air intake port 8 with a predetermined sliding resistance so as to be opened at an internal pressure lower than the opening pressure of the shielding part 4 and not easily fall off, and a connection of a wire or the like is made. The means 11 is connected to the body of the foam chamber 1. The air intake 8 is provided toward the storage tank T so as not to receive wind pressure from the outside to the front. That is, the storage tank T is used as a windbreak wall.
The air intake 8 may be provided in a direction other than the direction in which the storage tank T is located. In that case, a windbreak wall is provided in front of the air intake 8 so as not to receive wind pressure from the outside in front of the air intake 8. Is provided.
Next, the operation of this embodiment will be described.
"Normal"
In normal times, the air intake 8 of the foamer 2 is sealed by the sealing cap 10 which is a sealing means, and no outside air flows into the foam chamber 1. For this reason, the interior of the foam chamber 1 is not exposed to air containing salt. (See Fig. 3 (a))
At this time, the shielding portion 4 seals the upper end portion of the foaming chamber 3 by its own weight and the urging means 17 and blocks the primary side and the secondary side.
"In case of fire"
When a fire occurs, a pressurized water supply device (not shown) is activated, and the foam aqueous solution W is pumped from the foam aqueous solution feed pipe P through the base of the foam chamber 1 toward the inside thereof. At this time, the air inside the foam aqueous solution feeding pipe P receives the pressure of the foam aqueous solution W being pumped, flows into the foam chamber 1 as pressurized air A, and further enters the foamer 2. It flows in, and the sealing cap 10 which is a sealing means is pressed outside by the pressure. Since the opening pressure of the sealing cap 10 is set smaller than the opening pressure of the shielding part 4, the sealing cap 10 is opened. (See Fig. 3 (b))
In addition, since the said sealing cap 10 is provided toward the said storage tank T, it does not receive the wind pressure to the front from the outside from the outside, and the open | release is inhibited even under a strong wind There is nothing. In addition, when the air intake 8 is provided in a direction other than the direction in which the storage tank T is located, a windbreak wall is provided on the front face so as not to receive wind pressure from the outside, so that the opening is similarly inhibited. There is nothing.
The opened sealing cap 10 does not naturally seal the air intake 8 but acts as a means for keeping the opening of the air intake 8 constant. Moreover, since the said sealing cap 10 is connected with the main body of the foam chamber 1 by the said connection means 11, such as a wire, it does not fly away and can be restored | recovered by a worker's hand after extinguishing the fire.
When the foam aqueous solution W pumped into the foam chamber 1 from the foam aqueous solution feed pipe P through the base portion of the foam chamber 1 reaches the foaming device 2, the sealing cap 10 should be uncovered by any chance. Even when it is not opened, it is surely opened by the pressure of the aqueous foam solution W. Since the foam aqueous solution W that has reached the foaming device 2 is discharged from the nozzle 7 with its flow path narrowed, a strainer that is a filter that prevents foreign matter from entering from the air intake port 8 that opens to the side of the nozzle 7. 9, the outside air B is sucked and mixed by the venturi effect, sent to the bubbling chamber 3 connected thereto, and foamed to generate a fire extinguishing bubble. (See Fig. 3 (c))
The shielding part 4 is opened by the pressure of the fire-extinguishing foam, and is held at a constant opening by a shielding part holding mechanism 16 such as a magnet. The fire-extinguishing foam that has passed through the shielding part 4 is stably foamed at a predetermined magnification because its flow path is kept constant, and is discharged into the storage tank T through the foam discharge port 6. Is done. Therefore, the liquid level in the storage tank T is covered with the fire-extinguishing foam, so that suffocation is performed.
In addition, after the air intake port 8 is opened, the pressure is released from this portion, and the internal pressure of the foam chamber 1 may not be increased extremely. It is preferable to form the check valve structure that opens with a smaller pressure than the sealing plate structure such as the sealing plate structure. It is appropriately determined depending on the balance, the hole diameter of the air intake port 8, the pressure of the fire extinguishing bubble and its flow rate, and the like.
When the fire-extinguishing activity is finished, the pressurized water supply apparatus is stopped and the supply of the foam aqueous solution W is stopped, so that the generation of the fire-extinguishing foam is stopped. The inspection hatch 5 provided at the top of the foam chamber 1 is opened to release the shielding portion holding mechanism 16 to restore the shielding portion 4, and the air intake port 8 is opened by the opened sealing cap 10. The foam chamber 1 can be restored to its original state by sealing again.
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 4 to 6. The same reference numerals as those in FIGS. 1 to 3 have the same names and functions.
The difference between this embodiment and the first embodiment is that the sealing structure of the air intake 8 is a check valve structure.
The foaming device 2 includes a check valve structure, that is, a check valve structure that swings the valve body 20 to the side as a sealing means for sealing the air intake port 8. This mechanism is parallel to the valve seat 21 provided at the end of the air intake 8, the shaft stopper 24 provided on the outside of the valve seat 21, and the valve body 20 of the check valve 14. And a swing shaft 22 that is supported together with the valve body 20 on the shaft stop portion 24 in the direction of
The valve body 20 is between a closed position (see FIG. 4A) that seals the air intake 8 and an open position (see FIG. 4B) that opens the air intake 8. The valve body 20 is moved along a fixed path between a closed position and an open position. A torsion spring 23 is provided between the outer surface of the valve body 20 and the shaft stopper 24. The torsion spring 23 attaches the valve body 20 in the closing direction with a predetermined strength so that the valve body 20 is opened with an internal pressure lower than the opening pressure of the shielding portion 4 and is not easily opened. It is fast.
In this embodiment, the check valve 14 has a holding mechanism using a latch mechanism 25, and keeps the opening degree of the opened valve body 20 constant. The latch mechanism 25 includes a latch body 26 provided on the shaft stopper 24 and a latch receiver 27 provided on the swing shaft 22. The latch body 26 has a pointed latch 26a and a return spring 26b, and the latch receiver 27 has a plurality of receiving portions formed with a locking surface and a sliding surface, and can be engaged with the pointed latch 26a. . (See Figure 5)
The latch receiver 27 is fixed to the swing shaft 22. The swing shaft 22 is fixed to the valve body 20 by a fixing pin 28 (see FIG. 6), and the movement of the valve body 20 and the latch receiver 27 are interlocked. It has become.
Therefore, when the valve body 20 moves in the opening direction, the latch mechanism 25 rotates while the sliding surface of the receiving portion pushes the pointed latch 26a of the latch body 26, and the latch body 26 also rotates while contracting the return spring 26b. Then, after the pointed portion of the pointed latch 26a slides on the sliding surface and is once released from the receiving part, the latching body 26 returns to the original position by the action of the return spring 26b, while the pointed latch 26a becomes the next receiving part. This movement is repeated.
Therefore, the valve body 20 can be moved to a predetermined open position. Conversely, when the valve body 20 is moved in the closing direction, the rotation of the latch body 26 in the interlocking direction is stopped by the stopper 26c. Therefore, the valve body 20 cannot be moved in the closing direction.
Next, the operation of this embodiment will be described.
"Normal"
Under normal circumstances, the air intake port 8 of the foamer 2 is sealed by the check valve 14 which is a sealing means, so that outside air does not flow into the foam chamber 1. For this reason, the interior of the foam chamber 1 is not exposed to air containing salt.
At this time, the shielding portion 4 seals the upper end portion of the foaming chamber 3 by its own weight and the urging means 17 and blocks the primary side and the secondary side.
"In case of fire"
When a fire occurs, as in the first embodiment, the pressurized air A presses the check valve 14 serving as a sealing means outward by the pressure. Since the opening pressure of the check valve 14 is set to be smaller than the opening pressure of the shielding part 4, the check valve 14 is opened. The opened check valve 14 does not naturally seal the air intake port 8, and its opening degree is kept constant by the latch mechanism 25. Further, since the check valve 14 can be released by opening the latch mechanism 25, it can be restored by a worker's hand after the fire is extinguished.
When the foam aqueous solution W fed into the foam chamber 1 from the foam aqueous solution feed pipe P through the base portion of the foam chamber 1 reaches the foamer 2, the check valve 14 is opened by any chance. Even if it has not been done, it is surely opened by the pressure of the aqueous foam solution W. Since the foam aqueous solution W that has reached the foaming device 2 is discharged from the nozzle 7 with its flow path narrowed, a strainer that is a filter that prevents foreign matter from entering from the air intake port 8 that opens to the side of the nozzle 7. 9, the outside air B is sucked and mixed by the venturi effect, sent to the bubbling chamber 3 connected thereto, and foamed to generate a fire extinguishing bubble. Subsequent operations are the same as those in the first embodiment, and a description thereof will be omitted.
When the fire extinguishing activity is completed, the shielding portion 4 is restored as in the first embodiment, the latch mechanism 25 of the opened check valve 14 is released, the valve body 20 is moved in the closing direction, and the air intake is The inlet 8 can be sealed again and the foam chamber 1 can be restored.
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 7. The same reference numerals as those in FIGS. 1 to 6 have the same names and functions.
The difference between this embodiment and the first embodiment is that a plurality of air intakes 8 are provided in different directions, and the other configurations are the same as those of the first embodiment.
Next, the operation of this embodiment will be described. Since a plurality of the air intakes 8 are provided in different directions, all the air intakes 8 do not receive the wind pressure from the outside at the same time on the front surface, and any one of the plurality of air intakes 8 is surely provided from the outside. The wind pressure is not received, and even under strong winds, the opening is not hindered. Therefore, when a fire occurs, any one of the plurality of air intakes 8 is opened and the outside air can be taken into the foaming device 2, so that fire extinguishing bubbles can be generated and fire extinguishing activities can be performed.
Further, the windbreak wall may be provided in front of each of the air intake ports 8 provided in different directions. In this case, since all the air intakes 8 are opened simultaneously without being obstructed by the external wind pressure, a large amount of outside air can be taken in, and a large-capacity bubble extinguishing apparatus is constructed using a large amount of foam aqueous solution. In some cases, a large amount of fire-fighting foam can be produced. Other operations are the same as those in the first embodiment.
１ フォームチャンバ
２ 発泡器
３ 発泡室
４ 遮蔽部
５ 点検ハッチ
６ 泡放出口
７ ノズル
８ 空気取入口
９ ストレーナ
１０ 封止キャップ
１１ 連結手段
１２ キャップ側継合手段
１３ 本体側継合手段
１４ チャッキ弁
１５ 遮蔽部ガイド
１６ 遮蔽部保持機構
１７ 遮蔽部付勢機構
２０ 弁体
２１ 弁座
２２ スイング軸
２３ ねじりばね
２４ 軸止部
２５ ラッチ機構
２６ ラッチ本体
２７ ラッチ受け
２８ 固定ピン
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Foam chamber 2 Foaming device 3 Foaming chamber 4 Shielding part 5 Inspection hatch 6 Foam discharge port 7 Nozzle 8 Air intake 9 Strainer 10 Sealing cap 11 Connection means 12 Cap side joining means 13 Main body side joining means 14 Check valve 15 Shielding part guide 16 Shielding part holding mechanism 17 Shielding part urging mechanism 20 Valve body 21 Valve seat 22 Swing shaft 23 Torsion spring 24 Shaft stopping part 25 Latching mechanism 26 Latch body 27 Latch receiver 28 Fixing pin
Claims (3)
前記発泡器の空気取入口は封止手段を備え、該封止手段は、平常時は前記空気取入口を封止し、火災時は上昇する内圧によって開放し、開放後は開度を一定に保つ手段を有することを特徴とするフォームチャンバ。 A foam equipped with a foam fire extinguishing facility provided in a storage tank having an internal pressure of atmospheric pressure or higher, and comprising a foam discharge port connected to the storage tank, and a foamer communicating with the foam discharge port via a shielding part In the chamber,
The air inlet of the foaming device is provided with a sealing means. The sealing means normally seals the air inlet, and is opened by an internal pressure that rises in the event of a fire, and the opening degree is constant after opening. A foam chamber characterized by having means for keeping.
The foam chamber according to claim 1, wherein the foamer includes a plurality of air intake ports at different positions that are not simultaneously subjected to wind pressure from the outside.
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2010
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