JP2011205501A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Hiroyuki Takita
寛幸 瀧田
Yoshifumi Kajiwara
義史 梶原
Haruyoshi Yada
晴義 矢田
Kenta Sugimori
健太 杉森
Hiroshi Kubo
洋 久保
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Abstract

【課題】回転移動時に筐体が傷つくことを防止することができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯端末装置が、操作部を備える第1の筐体と、第1の筐体の操作部が備えられる前面と対向配置され、かかる前面の操作部以外の位置を中心点として第1の筐体と略平行に回転する第2の筐体と、第1の筐体又は第2の筐体のいずれか一方の筐体における他方の筐体との対向面のうち操作部と前述の中心点との間に形成され、かかる中心点における双方の筐体の間隔以上の高さに他方の筐体に向けて隆起した凸部とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯端末装置に関する。
携帯電話機等の携帯端末装置には、操作部等を備える固定側筐体と、液晶表示部等を備える可動側筐体とを有するものがある。近年では、可動側筐体が固定側筐体に対して水平に回転する回転式の携帯端末装置も知られている。
ここで、図9及び図10を用いて、従来の回転式携帯端末装置について説明する。図9及び図10は、従来の回転式携帯端末装置の外観例を示す斜視図である。図9に示すように、従来の携帯端末装置200は、可動側筐体210と、固定側筐体220とを有する。可動側筐体210は、各種情報を表示する液晶表示部211が設けられる。固定側筐体220は、多機能キー、決定キー、ダイヤルキー、テンキー等の操作部221が設けられる。
図9に示した例において、可動側筐体210及び固定側筐体220は、図示しない連結部によって連結される。かかる連結部は、可動側筐体210及び固定側筐体220を回転自在に連結する。言い換えれば、可動側筐体210は、図示しない連結部によって、固定側筐体220に対して平行に回転自在に固定側筐体220と連結される。
図10は、可動側筐体210が回転移動した回転状態を示す。すなわち、図10に示した例では、可動側筐体210が回転移動させられ、可動側筐体210の長手方向と固定側筐体220の長手方向とが垂直状態になる。このように、回転式の携帯端末装置200は、液晶表示部211の視認性の向上を図っている。例えば、ユーザは、可動側筐体210を回転状態にすることで、液晶表示部211をワイド画面対応にすることができ、固定側筐体220を手に持ちながら地上デジタル放送やワンセグメント放送を視聴することができる。
特開2004−187186号公報 特開2008−66763号公報
しかしながら、上記の従来技術には、筐体が傷つきやすいという問題がある。図9に示した例を用いて説明すると、可動側筐体210が回転移動する際に、可動側筐体210の一端は、固定側筐体220と接触しながら回転移動する場合がある。かかる場合には、可動側筐体210は、固定側筐体220を傷つけるおそれがある。
図11を用いて、より具体的に説明する。図11は、図9のI−I線における断面を模式的に示す図である。図11に示すように、可動側筐体210が回転移動する際に、可動側筐体210の一端が固定側筐体220側へ下がり、可動側筐体210と固定側筐体220との隙間がなくなる場合がある。かかる状態で可動側筐体210が回転移動した場合には、可動側筐体210の一端が固定側筐体220の操作部221が備えられている面を傷つけるおそれがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、回転移動時に筐体が傷つくことを防止することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、一つの態様において、操作部を備える第1の筐体と、前記第1の筐体の操作部が備えられる前面と対向配置され、該前面の操作部以外の位置を中心点として該前面と略平行に回転する第2の筐体と、前記第1の筐体又は前記第2の筐体のいずれか一方の筐体における他方の筐体との対向面のうち前記操作部と前記中心点との間に形成され、前記中心点における双方の筐体の間隔以上の高さに該他方の筐体に向けて隆起した凸部とを有する。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、回転移動時に筐体が傷つくことを防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施例に係る携帯電話機の前面側外観例を示す斜視図である。 図2は、実施例に係る携帯電話機の回転状態時における前面側外観例を示す斜視図である。 図3は、実施例に係る携帯電話機の構成例を示す分解斜視図である。 図4は、実施例におけるスイングシートの平面拡大図である。 図5は、図4のII−II線における断面を模式的に示す図である。 図6は、図1のIII−III線における断面を模式的に示す図である。 図7は、実施例に係る携帯電話機のスイング動作を示す平面図である。 図8は、図7のIV−IV線におけるスイングシート及び接触部の断面を模式的に示す図である。 図9は、従来の回転式携帯端末装置の外観例を示す斜視図である。 図10は、従来の回転式携帯端末装置の外観例を示す斜視図である。 図11は、図9のI−I線における断面を模式的に示す図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末装置が限定されるものではない。例えば、以下の実施例では、本願の開示する携帯端末装置を携帯電話機に適用する例を示すが、本願の開示する携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistant)などの他の携帯端末装置にも適用することができる。
まず、図1及び図2を用いて、本実施例に係る携帯電話機の外観について説明する。図1は、本実施例に係る携帯電話機100の前面側外観例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110と、固定側筐体120とを備える。
なお、以下では、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面を「前面」と表記する場合があり、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。また、固定側筐体120の操作キーが備えられた面を「前面」と表記する場合があり、固定側筐体120の操作キーが備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。
可動側筐体110及び固定側筐体120は、図示しない連結部によって可動自在に連結される。かかる連結部は、スライド機構及び回転機構であり、可動側筐体110及び固定側筐体120をスライド自在に連結するとともに、固定側筐体120に対して可動側筐体110を回転自在に連結する。なお、図1は、可動側筐体110がスライドされて、可動側筐体110と固定側筐体120とが最小の重なり範囲で重なった開状態を示している。また、図1は、可動側筐体110が回転移動していない状態を示している。このようなスライド型の携帯電話機100は、一般に、非使用時には可動側筐体110と固定側筐体120とが重ねられて閉状態となる。また、携帯電話機100は、固定側筐体120に設けられたキー操作時には、可動側筐体110が固定側筐体120に対して長手方向にスライドさせられ開状態となる。
可動側筐体110は、図1に示すように、前面外装ケース111と、背面外装ケース112とを有する。前面外装ケース111は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。また、背面外装ケース112は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。
前面外装ケース111は、通話音声を受話する受話部113、各種情報を表示する液晶表示部114、前面外装ケース111を貫通する開口部115等が設けられる。開口部115は、可動側筐体110内部の前面側に備えられた図示しないマイクへ通じる貫通孔である。すなわち、ユーザが発する発話音声は、開口部115から可動側筐体110の内部へ進入し、マイクによって収音される。
固定側筐体120は、図1に示すように、前面外装ケース121と、背面外装ケース122とを有する。前面外装ケース121は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。また、背面外装ケース122は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。前面外装ケース121は、多機能キー、決定キー、ダイヤルキー、テンキー等の操作キーを有するキーパッド123が設けられる。
図2は、本実施例に係る携帯電話機100の回転状態時における前面側外観例を示す斜視図である。図2に示すように、可動側筐体110が回転移動させられた場合には、可動側筐体110の長手方向と固定側筐体120の長手方向とが垂直状態になる。このように、携帯電話機100は、可動側筐体110が回転可能であるので、液晶表示部114の視認性を向上させることができる。
なお、本実施例における可動側筐体110の回転範囲は、図1に示した非回転状態から、図2に示した回転状態までであるものとする。具体的には、可動側筐体110の回転範囲は、可動側筐体110の長手方向と固定側筐体120の長手方向とが平行である非回転状態から、可動側筐体110の長手方向と固定側筐体120の長手方向とが垂直になる回転状態までである。言い換えると、可動側筐体110は、図1に示した非回転状態から、固定側筐体120に対して90°回転することが可能である。
次に、図3を用いて、本実施例に係る携帯電話機100の内部構造について説明する。図3は、本実施例に係る携帯電話機100の構成例を示す分解斜視図である。図3に示すように、可動側筐体110には、レールプレート116と、スイングプレート117とが取り付けられる。レールプレート116は、固定側筐体120の前面外装ケース121の外周縁に形成される凸上の溝を可動側筐体110と一体的に摺動する。スイングプレート117は、固定側筐体120のベースプレート126と嵌合する。例えば、スイングプレート117の中央部分と、ベースプレート126の中央部分とが嵌合する。そして、スイングプレート117は、ベースプレート126との嵌合部分を軸として、可動側筐体110と一体的に回転する。このとき、スイングプレート117は、ベースプレート126の摺動溝を摺動することで、可動側筐体110と一体的に回転する。また、スイングプレート117は、キーパッド123の方向に突き出した接触部117aが形成される。かかる接触部117aは、後述するスイングシート127と接触する。
また、本実施例おける固定側筐体120は、スイングシート127が設けられる。スイングシート127は、固定側筐体120のキーパッド123が設けられる操作面のうち、キーパッド123と、スイングプレート117及びベースプレート126の嵌合部分との間に設けられる。言い換えれば、スイングシート127は、キーパッド123と、スイングプレート117及びベースプレート126の回転軸A1との間に設けられる。かかるスイングシート127は、回転軸A1におけるスイングプレート117とベースプレート126の嵌合部分との間隔以上の高さに隆起した凸部が形成される。
ここで、図4及び図5を用いて、スイングシート127について具体的に説明する。図4は、本実施例におけるスイングシート127の平面拡大図を示す。なお、図4は、図3に示した固定側筐体120の前面から見たスイングシート127の拡大図を示す。また、図5は、図4のII−II線における断面を模式的に示す図である。図4及び図5に示すように、スイングシート127には、凸部127aが形成される。かかる凸部127aは、図3に示した回転軸A1におけるスイングプレート117とベースプレート126の嵌合部分との間隔以上の高さに、スイングプレート117の接触部117aに向けて隆起する。すなわち、接触部117aは、スイングプレート117が回転移動する場合に、スイングシート127の凸部127aに接触しながら移動する。
このように、本実施例におけるスイングプレート117の接触部117aは、凸部127aに接触するので、可動側筐体110を固定側筐体120と離れる方向に持ち上げることができる。具体的には、スイングプレート117は、図3に示すように、レールプレート116と一体となって、可動側筐体110の前面外装ケース111に取り付けられる。すなわち、スイングプレート117の接触部117aは、固定側筐体120に取り付けられるスイングシート127の凸部127aと接触することで、可動側筐体110と固定側筐体120とが接触すること防止することができる。特に、スイングプレート117の接触部117aは、スイングプレート117が取り付けられている位置からキーパッド123が取り付けられている位置までの範囲で、可動側筐体110を固定側筐体120から離れる方向に傾かせることができる。
図6を用いて具体的に説明する。図6は、図1のIII−III線における断面を模式的に示す図である。図6に示すように、スイングプレート117の接触部117aは、スイングシート127の凸部127aと接触する。その結果、スイングプレート117は、可動側筐体110を固定側筐体120から離れる方向Aに持ち上げることができる。
これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110と固定側筐体120との隙間がなくなることを防止できるので、可動側筐体110が回転移動する場合であっても、可動側筐体110の一端が固定側筐体120の操作面を傷つけてしまうことを防止することができる。
次に、図7及び図8を用いて、本実施例に係る携帯電話機100のスイング動作について説明する。図7は、本実施例に係る携帯電話機100のスイング動作を示す平面図である。また、図8は、図7のIV−IV線におけるスイングシート127及び接触部117aの断面を模式的に示す図である。なお、図7の一番左側に示した状態S1は、可動側筐体110が回転移動していない状態を示す。そして、図7の右側に示した携帯電話機100ほど、可動側筐体110が回転移動しており、図7の一番右側に示した状態S5は、可動側筐体110が固定側筐体120に対して90°回転した状態である。また、図8に示した状態S1〜S5は、図7に示した状態S1〜S5に対応する。また、図8の中央に付した点線は、スイングシート127の中央を示す。
図7の状態S1に示すように、可動側筐体110が回転移動していない場合であっても、スイングプレート117の接触部117aは、スイングシート127の凸部127aに接触する。具体的には、図8の状態S1に示すように、スイングプレート117の接触部117aのうち、少なくとも一部分は、スイングシート127の凸部127aに接触する。
また、図7の状態S2〜S4に示すように、スイングプレート117が可動側筐体110と一体的に回転移動する場合に、接触部117aは、スイングシート127の凸部127aに接触しながら移動する。具体的には、図8の状態S2〜S4に示すように、スイングプレート117の接触部117aの一部分又は全部は、凸部127aに接触しながら凸部127a上を移動する。
また、図7の状態S5に示すように、可動側筐体110が固定側筐体120に対して90°回転した回転状態においても、スイングプレート117の接触部117aは、スイングシート127の凸部127aに接触する。具体的には、図8の状態S5に示すように、スイングプレート117の接触部117aのうち、少なくとも一部分は、スイングシート127の凸部127aに接触する。
このように、スイングプレート117の接触部117aは、常にスイングシート127の凸部127aに接触している。これにより、スイングプレート117が回転移動する場合に、接触部117aは、前面外装ケース121と凸部127aとの段差に引っかかることがないので、凸部127a上を滑らかに移動することができる。すなわち、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110をスムーズに可動させることができる。
また、図8に示すように、スイングシート127の凸部127aは、中央から両端に向けて高さが徐々に低くなる形状である。具体的には、凸部127aは、状態S1に示した開状態時に接触部117aが接触する部分、状態S2である場合に接触部117aが接触する部分、状態S3である場合に接触部117aが接触する部分の順に徐々に高くなる。そして、凸部127aは、状態S3である場合に接触部117aが接触する部分、状態S4である場合に接触部117aが接触する部分、状態S5である場合に接触部117aが接触する部分の順に徐々に低くなる。すなわち、凸部127aは、接触部117aの移動方向に対して滑らかな山状に隆起する。
これにより、本実施例におけるスイングシート127は、一部の範囲において可動側筐体110の回転移動を助勢することができる。例えば、スイングシート127は、可動側筐体110が図7の状態S3から状態S5へ回転移動する場合に、可動側筐体110の回転移動を助勢することができる。これは、スイングプレート117の接触部117aには、凸部127aと接触する方向に力が働いているので、接触部117aは、状態S3から状態S5へ遷移する場合には、凸部127aの高さが低い方向へ移動するからである。したがって、本実施例に係る携帯電話機100のユーザは、可動側筐体110を状態S3から状態S5へ容易に回転移動させることができる。同様に、スイングシート127は、可動側筐体110が図7の状態S3から状態S1へ回転移動する場合に、可動側筐体110の回転移動を助勢することができる。したがって、実施例に係る携帯電話機100のユーザは、可動側筐体110を状態S3から状態S1へ容易に回転移動させることができる。
上述してきたように、本実施例に係る携帯電話機100は、固定側筐体120に、スイングプレート117の接触部117aに向けて隆起した凸部127aを有するスイングシート127が取り付けられる。そして、可動側筐体110が回転する場合に、スイングプレート117の接触部117aは、凸部127aに接触しながら移動する。これにより、スイングプレート117は、可動側筐体110を固定側筐体120から離れる方向に傾かせることができる。すなわち、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110と固定側筐体120との隙間がなくなることを防止できるので、可動側筐体110が回転移動する場合であっても、可動側筐体110の一端が固定側筐体120の操作面を傷つけてしまうことを防止することができる。
なお、可動側筐体と固定側筐体との隙間がない場合には、可動側筐体の一端が固定側筐体の操作部と接触しながら回転移動する結果、可動側筐体の一端が操作部を押下するとも考えられる。このことは、可動側筐体が回転移動する場合に、ユーザの意図しない操作キーが押下されるという問題を招く。しかし、本実施例に係る携帯電話機100は、スイングプレート117が可動側筐体110を固定側筐体120から離れる方向に持ち上げるので、可動側筐体110が回転移動する場合であっても、ユーザの意図しない操作キーが押下されることを防止できる。
また、本実施例におけるスイングシート127の凸部127aは、少なくともスイングプレート117の接触部117aの回転軌跡に対応する位置に形成される。言い換えれば、スイングプレート117の接触部117aは、回転軌跡の全範囲においてスイングシート127の凸部127aに接触する。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、スイングプレート117が回転移動する場合に、接触部117aが前面外装ケース121と凸部127aとの段差に引っかかることを防止できる。その結果、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110をスムーズに可動させることができる。
また、本実施例におけるスイングシート127の凸部127aは、図8に示すように、中央から両端に向けて高さが徐々に低くなる形状である。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、一部の回転範囲において可動側筐体110の回転移動を助勢することができる。したがって、本実施例に係る携帯電話機100のユーザは、一部の回転範囲において可動側筐体110を容易に回転移動させることができる。
なお、上記実施例では、固定側筐体120の前面にスイングシート127が設けられる例を示した。しかし、固定側筐体120の前面自体が上記の凸部127aと同様の形状に隆起してもよい。
また、上記実施例では、スイングプレート117の接触部117aがスイングシート127の凸部127aに接触しながら移動する例を示した。しかし、レールプレート116の一部や、前面外装ケース111の一部がスイングシート127の凸部127aに接触しながら移動してもよい。
また、上記実施例では、固定側筐体120の前面にスイングシート127が設けられる例を示した。しかし、スイングシート127は、可動側筐体110に設けられてもよい。例えば、上記の接触部117aが固定側筐体120の前面に向かって隆起する形状であってもよい。
また、上記実施例では、本願の開示する携帯端末装置を携帯電話機に適用する例を説明したが、本願の開示する携帯端末装置は、これに限定されるものではない。例えば、本願の開示する携帯端末装置は、小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置にも適用することができる。
100 携帯電話機
110 可動側筐体
111 前面外装ケース
112 背面外装ケース
113 受話部
114 液晶表示部
115 開口部
116 レールプレート
117 スイングプレート
117a 接触部
120 固定側筐体
121 前面外装ケース
122 背面外装ケース
123 キーパッド
126 ベースプレート
127 スイングシート
127a 凸部
200 携帯端末装置
210 可動側筐体
211 液晶表示部
220 固定側筐体
221 操作部

Claims (4)

  1. 操作部を備える第1の筐体と、
    前記第1の筐体の操作部が備えられる前面と対向配置され、該前面の操作部以外の位置を中心点として該前面と略平行に回転する第2の筐体と、
    前記第1の筐体又は前記第2の筐体のいずれか一方の筐体における他方の筐体との対向面のうち前記操作部と前記中心点との間に形成され、前記中心点における双方の筐体の間隔以上の高さに該他方の筐体に向けて隆起した凸部と
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第2の筐体は、
    前記中心点を中心に前記第1の筐体の前面と略平行に該第2の筐体と一体的に回転し、回転時に前記凸部と接触する接触部を有する回転部が備えられ、
    前記凸部は、
    前記第1の筐体における前記第2の筐体との対向面のうち、前記接触部の回転軌跡に対応する位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記凸部は、
    前記中心点における前記第1の筐体と前記第2の筐体との間隔以上の高さに隆起した中央から両端に向けて高さが徐々に低くなる形状であることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記接触部は、
    回転軌跡の全範囲において前記凸部に接触することを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯端末装置。
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