JP2011203791A - 2d・3d複合照合装置 - Google Patents

2d・3d複合照合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2D照合と3D照合との複合による照合性能の向上と照合スピードの高速化とを両立させる。
【解決手段】3D照合顔画像作成部31において、顔M1を撮像したカメラの左画像S1および右画像S2の少なくとも一方から照合対象領域AR1を抽出し、この照合対象領域AR1における顔M1の3次元画像を3D照合顔画像として作成する。2D照合顔画像作成部32において、照合対象領域AR1における顔M1の2次元画像を2D照合顔画像として作成する。先ず、2次元照合部33において、2D照合顔画像と複数の2D登録顔画像との照合を行い、全ての照合結果が不一致であった場合、3次元照合部34において、3D照合顔画像と複数の3D登録顔画像との照合を行う。
【選択図】 図10

Description

この発明は、2次元の照合(2D照合)と3次元の照合(3D照合)とを複合して対象物の照合を行う2D・3D複合照合装置に関するものである。
近年、コンピュータ室や重要機械室への入退室管理、コンピュータ端末や銀行の金融端末へのアクセス管理などの個人認証を必要とする分野において、これまでの暗証番号やIDカードに代わって、生体情報に基づいて個人の認証を行うシステムが開発されている。
生体情報を用いた個人認証システムは、記憶や所持を必要としないこと、盗難の危険性が低いことから注目されている。生体情報による個人認証では、指紋・虹彩・顔・掌紋・筆跡などが利用されるが、その中でも顔を用いた個人認証は、利便性と受容性が高いことから注目されている。
例えば、入退室管理などに利用される顔認証方法として、カメラ等で撮影した2次元の画像(2D顔画像)を用いる2D顔認証と、3Dスキャナやステレオビジョン等で取得した3次元の画像(3D顔画像)を用いる3D顔認証がある。2D顔認証の場合、明るさ・顔の向きの変化により認証性能が低下するが、表情やメガネなどの部分的な変化に対してロバストな認証が可能である。一方、3D顔認証の場合は、表情変化により認証性能が低下するが、明るさ・顔の向きの変化にロバストな認証が可能である。このように、2D顔認証と3D顔認証とには、それぞれ一長一短がある。
そこで、例えば特許文献1に、2D顔認証と3D顔認証とを複合して認証を行う2D・3D複合認証装置が提案されている。この2D・3D複合認証装置では、認証対象物の2次元情報(2D顔画像)と3次元情報(3D顔画像)の両方を取得し、両者の重みを調整して認証を行う。具体的には、認証対象物(照合対象物)の3次元情報と比較対象物(登録対象物)の3次元情報との類似度を第1の類似度として算出し、認証対象物の2次元情報と比較対象物の2次元情報との類似度を第2の類似度として算出し、調整された重み係数を用いて第1の類似度と第2の類似度とを合成し、認証対象物と比較対象物との総合類似度を算出し、この算出した総合類似度に基づいて認証判定を行う。これにより、2D顔認証と3D顔認証とが複合され、認証性能が向上する。
特開2007−58393号公報 特開平10−132534号公報(特許第3347608号) 特開2007−164669号公報 特開平9−277184号公報
コンピュータ画像処理入門(日本工業技術センター編、総研出版(株)発行、P.44〜45) P. J. Besl and N. D. McKay: "A method for registration of 3-D shapes", IEEE Trans. on Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 14, no. 2, pp. 239-256 (Feb. 1992) X. Lu and A. K. Jain: "Matching 2.5D face scans to 3D models", IEEE Trans. on Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 28, no. 1, pp. 31-43 (Jan. 2006)
しかしながら、上述した従来の2D・3D複合認証装置では、2次元情報の類似度と3次元情報の類似度を常に求める必要があり、特に3次元情報の類似度を求めるための処理量が多く、認証に時間を要するという問題があった。すなわち、従来の2D・3D複合認証装置では、実質的に2D顔画像の照合と3D顔画像の照合の両方を常時行うようにしているために、2D顔画像の照合のための演算処理量に3D顔画像の照合のための演算処理量が加わり、照合スピードを高速化することができないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、2D照合と3D照合との複合による照合性能の向上と照合スピードの高速化とを両立させることができる2D・3D照合装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、照合対象物を第1の方向から撮像した画像および第2の方向から撮像した画像の少なくとも一方から照合対象となる領域を抽出し、この照合対象領域における照合対象物の3次元画像を3D照合画像として作成する3D照合画像作成手段と、照合対象領域における照合対象物の2次元画像を2D照合画像として作成する2D照合画像作成手段と、この2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像と予め2D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の2次元画像とを各個に照合する2次元照合手段と、この2次元照合手段による2D照合画像と2D登録画像との照合結果が全て不一致であった場合、3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像と予め3D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の3次元画像とを各個に照合する3次元照合手段とを設けたものである。
この発明によれば、先ず、2D照合画像と2D登録画像との照合(2D照合)が行われる。この2D照合によって、2D照合画像と一致する2D登録画像が見つかれば、その時点で「一致」した旨の照合結果が得られる。2D照合画像と一致する2D登録画像が見つからなければ、2D照合では判定できなかったものとして、3D照合画像と3D登録画像との照合(3D照合)が行われる。
本発明において、2D照合画像は、3D照合画像(照合対象領域における照合対象物の3次元画像)を正面から見た2次元画像として作成するようにしてもよいし、照合対象物を第1の方向から撮像した画像や第2の方向から撮像した画像から抽出された照合対象領域における照合対象物の2次元画像として作成するようにしてもよい。
また、本発明において、3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像より得られる照合対象物の特徴を示す情報又は2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像より得られる照合対象物の特徴を示すに基づいて、記憶されている複数の登録対象物の3次元画像の中から3D登録画像として使用する3次元画像を絞り込むようにしたり、3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像より得られる照合対象物の特徴を示す情報又は2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像より得られる照合対象物の特徴を示す情報に基づいて、記憶されている複数の登録対象物の2次元画像の中から2D登録画像として使用する2次元画像を絞り込むようにしたりしてもよい。
また、本発明において、3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像が正面を向いているか否かを判定し、正面を向いていないと判定した場合、3次元照合手段による3D照合画像と3D登録画像との照合を直ちに実行させるようにしてもよい。この場合、正面を向いていると判定されると、2次元照合手段による2D照合画像と2D登録画像との照合が行われ、この2次元照合手段による2次元照合手段による2D照合画像と2D登録画像との照合結果が全て不一致であった場合、3次元照合手段による3D照合画像と3D登録画像との照合が行われるものとなる。
また、本発明において、3D照合画像作成手段において得られる照合対象領域の実際の大きさを規定する情報(例えば、カメラから顔までの距離)を規定情報として取得するようにし、この取得された規定情報に基づいて2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像の画像サイズを正規化するようにしてもよい。この場合、2次元照合手段は、正規化手段によって正規化された2D照合画像と2D登録画像との照合を行う。
本発明によれば、2D照合画像と複数の2D登録画像との照合を行うようにし、2D照合画像と2D登録画像との照合結果が全て不一致であった場合、3D照合画像と複数の3D登録画像との照合を行わせるようにしたので、2D照合で判定できればすぐに照合結果が得られ、2D照合によって判定できなかった場合にのみ3D照合が行われるものとなり、2D照合と3D照合との複合による照合性能の向上と照合スピードの高速化とを両立させることができるようになる。
本発明に係る2D・3D複合照合装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。 この2D・3D複合照合装置における制御部が実行する照合処理の第1例(実施の形態1)のフローチャートである。 図2に続く照合処理の第1例のフローチャートである。 図3に続く照合処理の第1例のフローチャートである。 この照合処理の第1例において3D照合顔画像および2D照合顔画像が作成されて行く様子を説明する図である。 この照合処理の第1例において求められる顔領域の座標や瞳の座標(2D瞳座標、3D瞳座標)の例を示す図である。 左カメラの画像あるいは右カメラの画像における照合対象領域からの2D照合顔画像の作成例を説明する図である。 2D照合顔画像と2D登録顔画像との位相限定相関法による局所領域毎の照合を説明する図である。 2D照合顔画像と2D登録顔画像との位相限定相関法による局所領域毎の照合の別の例を説明する図である。 実施の形態1の機能ブロック図である。 実施の形態1において左カメラの画像から2D照合顔画像を作成するようにした場合の機能ブロック図である。 制御部が実行する照合処理の第2例(実施の形態2)のフローチャートである。 図12に続く照合処理の第2例のフローチャートである。 図12および図13に続く照合処理の第2例のフローチャートである。 実施の形態2の機能ブロック図である。 実施の形態2において左カメラの画像から2D照合顔画像を作成するようにした場合の機能ブロック図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る2D・3D複合照合装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。
図1において、10は第1のCCDカメラ、11は第2のCCDカメラ、12は液晶表示装置(LCD)、20は処理部であり、処理部20は、CPUを有する制御部20−1と、ROM20−2と、RAM20−3と、ハードディスク(HD)20−4と、フレームメモリ(FM)20−5と、外部接続部(I/F)20−6と、フーリエ変換部(FFT)20−7とを備えており、ROM20−2には本実施の形態特有のプログラムとして2D・3D複合照合プログラムが格納されている。また、HD20−4には、複数の登録対象物(人間の顔)の2次元画像および3次元画像が2D登録顔画像および3D登録顔画像として格納されている。この2D登録顔画像および3D登録顔画像については後述する。
また、この2D・3D複合照合装置において、CCDカメラ10,11は、所定の距離L1を隔てて設置されている。すなわち、CCDカメラ10,11は、そのレンズ10−1,11−1間の距離をL1として、横方向に並んで配置されている。図では分かり易いように、2D・3D複合照合装置は上方向から見た図とし、対象物(人間の顔)は横方向から見た図としている。
〔対象物の照合:実施の形態1〕
この2D・3D複合照合装置において、照合対象物を人間の顔M1とした場合、この顔M1の照合は次のようにして行われる。図2〜図4に制御部20−1がROM20−2に格納されている2D・3D複合照合プログラムに従って実行する照合処理の第1例(実施の形態1)のフローチャートを示す。
〔画像キャプチャ〕
利用者は、CCDカメラ10,11の前に立つ。すると、制御部20−1は、CCDカメラ10,11の撮像領域に顔M1が入ったことを認識し、フレームメモリ20−5を介して、CCDカメラ10からの顔M1を捉えた画像S1(図5(a):第1の方向から撮像した画像)を左カメラの画像として取り込み、CCDカメラ11からの顔M1を捉えた画像S2(図5(b):第2の方向から撮像した画像)を右カメラの画像として取り込む(図2:ステップS101)。
〔顔検出、瞳検出〕
そして、制御部20−1は、取り込んだ左カメラの画像S1に対して、分離度フィルタなどの画像処理にて顔検出と瞳検出を行い、顔領域の座標と左右の瞳の座標(2D瞳座標)を求める(ステップS102)。図6(a)にこの時の顔領域の座標(顔領域(左上)、顔領域(右下))の例を示す。図6(b)にこの時の左右の瞳の座標(2D瞳座標(左)、2D瞳座標(右))の例を示す。なお、この例では、左カメラの画像S1に対して顔検出および瞳検出を行っているが、右カメラの画像S2に対して顔検出および瞳検出を行うようにしてもよい。
〔3D照合顔画像の作成〕
次に、制御部20−1は、ステップS102で求めた顔領域を照合対象領域AR1とし、左カメラの画像S1と右カメラの画像S2より照合対象領域AR1における顔M1の3次元画像を3D照合顔画像S3(図5(c))として作成する(ステップS103)。なお、この3D照合顔画像S3の作成は、本出願人が既に特許を取得している特許文献2に示された方式(三角測量の原理に基づく方式)によって行う。この方式では、ステレオ画像の対応付けに位相限定相関法を利用しており、高精度に顔の3Dデータ(実測値)を取得することが可能である。
〔3D瞳座標の取得〕
そして、制御部20−1は、ステップS102で求めた2D瞳座標から、3D照合顔画像S3における左右の瞳の座標を3D瞳座標として求める(ステップS104)。図6(c)にこの時の左右の瞳の座標(3D瞳座標(左)、3D瞳座標(右))の例を示す。なお、この3D瞳座標は、3D照合顔画像S3を得る前に、2D瞳座標から3D計測によって即座に求めるようにしてもよい。
〔3D位置合わせ(瞳ICP)〕
そして、制御部20−1は、注目部分の3次元パターンとして標準的な人の瞳の位置および姿勢を基準として配置した基準テンプレートを用い(例えば、特許文献3参照)、ICP(Iterative Closest Point )アルゴリズム(例えば、特許文献4参照)によって、3D照合顔画像S3の位置合わせを行う(ステップS105)。この基準テンプレートの0瞳の位置を基準とした位置合わせを瞳ICPと呼ぶ。
なお、ICPアルゴリズムでは、基準テンプレートのデータをM、3D照合顔画像S3のデータをM’とした場合、3D照合顔画像S3の位置および姿勢は次の(1)〜(4)のようにして基準テンプレートと合わせられる。
(1)Mに含まれる全ての点miについて、最も近い点mi’をM’の中から探し、得られたmiとmi’の組を対応点の組とする。
(2)現在の対応関係を基にして、2つの3次元パターンのデータM,M’間の最適な運動パターン(回転R,並進t)を推定する。具体的には、並進tを瞳の3D座標によって求める。また、回転Rに関しては最小二乗法により推定する。
(3)上記(2)で得られたRとtを用いて、M’を座標変換する。
(4)Mと座標変換後のM’に対して、Rとtの変化が十分に小さくなり、収束するまで、上記(1)〜(3)を繰り返す。
制御部20−1は、このようにして3D照合顔画像S3の位置合わせを瞳ICPによって行った後、この位置合わせされた3D照合顔画像S3を3D照合顔画像3G0(図5(d))としてHD20−4に保存する(ステップS106)。また、この3D照合顔画像3G0を正面から見た2次元顔画像を2D照合顔画像2G0(図5(e))として取得し、HD20−4に保存する(ステップS107)。
なお、この例では、3D照合顔画像3G0を正面から見た2次元顔画像を2D照合顔画像2G0として取得するものとしたが、図7に示すように、左カメラの画像S1の照合対象領域AR1における顔M1の2次元画像を2D照合顔画像2G0として取得するようにしてもよい。また、右カメラの画像S2から照合対象領域AR1を抽出するようにし、この右カメラの画像S2から抽出した照合対象領域AR1における顔M1の2次元画像を2D照合顔画像2G0として取得するようにしてもよい。
〔2D照合〕
次に、制御部20−1は、HD20−4に格納されている2D登録顔画像の数をN1maxとして取得し(図3:ステップS108)、N1(初期値0)をN1=N1+1とし(ステップS109)、N1≦N1maxであること確認のうえ(ステップS110のYES)、HD20−4からN1番目の2D登録顔画像を読み込む(ステップS111)。この場合、HD20−4に格納されている2D登録顔画像を2G1〜2GN1maxとすれば、N1=1番目の2D登録顔画像2G1が読み込まれる。
なお、この時のHD20−4に格納されている2D登録顔画像2G1〜2GN1maxは、2D照合顔画像2G0と同様にして得られた登録時の2次元顔画像である。但し、この2D登録顔画像2G1〜2GN1maxの作成に際しては、カメラ10,11からの距離を規定の距離として、姿勢を正した状態で登録対象物(人間の顔)M1を撮像する。この例において、2D登録顔画像2G1〜2GN1maxは、後述する3D登録顔画像3G1〜3GN1maxを正面から見た2次元顔画像として得られている。
そして、制御部20−1は、HD20−4に格納されている2D照合顔画像2G0を読み出し(ステップS112)、この読み出した2D照合顔画像2G0とステップS111で読み込んだ2D登録顔画像2G1とを照合する(ステップS113)。この2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G1との照合は、2D照合顔画像2G0を局所領域に分割し、この分割した局所領域毎に、2D登録顔画像2G1における対応する局所領域との照合を位相限定相関法(POC)によって行うことによって実施する。
〔位相限定相関法による2D照合顔画像と2D登録顔画像との照合(2D照合)〕
ステップS113での2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G1との照合は次のようにして行う。制御部20−1は、2D照合顔画像2G0(図8(a))をm×n個の局所領域2G0(i,j)に分割する(図8(b))。そして、i=1,j=1とし、2D照合顔画像2G0の局所領域2G0(1,1)の画像データをフーリエ変換部20−7へ送り、2次元離散的フーリエ変換を施す。これにより、局所領域2G0(1,1)の画像データは、フーリエ画像データ2F0(1,1)となる。なお、2次元離散的フーリエ変換については、例えば非特許文献1等に説明されているので、ここでの詳しい説明は省略する。
次に、制御部20−1は、2D登録顔画像2G1(図8(b))をm×n個の局所領域2G1(i,j)に分割する(図8(d))。そして、i=1,j=1とし、2D登録顔画像2G1の局所領域2G1(1,1)の画像データをフーリエ変換部20−7へ送り、2次元離散的フーリエ変換を施す。これにより、局所領域2G1(1,1)の画像データは、フーリエ画像データ2F1(1,1)となる。
そして、制御部20−1は、フーリエ画像データ2F0(1,1)とフーリエ画像データ2F1(1,1)とを合成し、合成フーリエ画像データを得る。
ここで、合成フーリエ画像データは、フーリエ画像データ2F0をA・exp(jθ)とし、フーリエ画像データ2F1をB・exp(jφ)とした場合、フーリエ画像データ2F0にフーリエ画像データ2F1の複素共役を乗じることによって得られるA・B・exp(j(θ−φ))で表される。但し、A,B,θ,φとも空間周波数(フーリエ)空間(u,v)の関数とする。
そして、A・B・exp(j(θ−φ))は、
A・B・exp(j(θ−φ))=A・B・cos(θ−φ)+j・A・B・sin(θ−φ) ・・・(1)
として表され、A・exp(jθ)=α1 +jβ1 、B・exp(jφ)=α2 +jβ2 とすると、A=(α1 2+β1 21/2,B=(α2 2+β2 21/2,θ=tan-1(β1 /α1 ),φ=tan-1(β2 /α2 )となる。この(1)式を計算することにより合成フーリエ画像データを得る。
なお、A・B・exp(j(θ−φ))=A・B・exp(jθ)・exp(−jφ)=A・exp(jθ)・B・exp(−jφ)=(α1 +jβ1 )・(α2 −jβ2 )=(α1 ・α2 +β1 ・β2 )+j(α2 ・β1 −α1 ・β2 )として、合成フーリエ画像データを求めるようにしてもよい。
そして、制御部20−1は、このようにして合成フーリエ画像データを得た後、振幅抑制処理を行う。この実施の形態では、振幅抑制処理として、全ての振幅を1にする。すなわち、前述した合成フーリエ画像データの演算式であるA・B・exp(j(θ−φ))の振幅A・Bを1とし、位相のみとする。なお、振幅抑制処理として、log処理や√処理を行うようにしてもよい。位相のみにすると、log処理や√処理等に比べ、計算量を減らすことができるという利点とデータが少なくなるという利点がある。
次に、制御部20−1は、位相のみとした合成フーリエ画像データをフーリエ変換部20−7へ送り、もう一度、2次元離散的フーリエ変換を施す。この2次元離散的フーリエ変換が施された合成フーリエ画像データは、周波数空間における振幅が1とされているが、基本的には2D照合顔画像2G0の局所領域2G0(1,1)の画像と2D登録顔画像2G1の局所領域2G1(1,1)の画像とを畳み込んだ画像データと考えることができ、2D照合顔画像2G0の局所領域2G0(1,1)の画像と2D登録顔画像2G1の局所領域2G1(1,1)の画像との相関を表すものである。
そして、制御部20−1は、この2次元離散的フーリエ変換が施された合成フーリエ画像データを取り込み、この合成フーリエ画像データより所定の相関成分エリア(この実施の形態では全エリア)の各画素の強度(振幅)をスキャンし、最もその強度が高いものを相関ピークPa1として抽出する(図8(e))。
この場合、2D照合顔画像2G0の局所領域2G0(1,1)の画像中に2D登録顔画像2G1の局所領域2G1(1,1)の画像と一致する画像データがないので、あるいは一致する画像データがあったとしてもそれは背景であるので、相関ピークPa1は小さいものとして現れる。
次に、i=2,j=1とし、2D照合顔画像2G0の局所領域2G0(1,2)および2D登録顔画像2G1の局所領域2G1(1,2)での相関ピークPa1を抽出し、同様の処理をi=n,j=mとなるまで繰り返す。そして、制御部20−1は、このようにして得た各局所領域での相関ピークPa1を平均して照合スコアとし、この照合スコアと予め定められている閾値とを比較し、照合スコアが閾値以上であれば「一致」という照合結果を出し、照合スコアが閾値に満たなければ「不一致」という照合結果を出す。
ここで、「一致」という照合結果が出されれば(ステップS114のYES)、制御部20−1は「認証OK」とする(ステップS115)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。また、外部接続部20−6を介して、解錠指令などとして出力される。
これに対し、「不一致」という照合結果が出されれば(ステップS114のNO)、制御部20−1は、N1=N1+1=2とし(ステップS109)、上述と同様にして、2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G2(2GN1)との照合を行う(ステップS110〜S113)。この2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2GN1との照合は、「一致」という照合結果が得られるまで、N1を1ずつアップしながら繰り返される。
制御部20−1は、2D登録顔画像2G1〜2GN1maxの全てについて「不一致」という照合結果が得られると、ステップS109でカウントアップされるN1がN1>N1maxとなるため(ステップS110のNO)、ステップS109〜S114の処理ループを抜けて、ステップS116(図4)へ進む。すなわち、2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G1〜2GN1maxとの照合結果が全て不一致であった場合、制御部20−1は、2D照合では判定できなかったと判断し、ステップS116以降の処理として次に説明する3D照合へ進む。
なお、この例では、ステップS113における2D照合において、2D照合顔画像2G0を局所領域に分割し、この分割した局所領域毎に、2D登録顔画像2G1における対応する局所領域との照合を行うようにしたが、図9に示すように、2D登録顔画像2G1を水平方向に分割し、これにより得られる各分割領域2G1(j)と局所領域2G0(i,j)とを照合して行くようにしてもよい。また、水平方向ではなく、垂直方向に分割し、同様にして各分割領域との照合を行って行くようにしてもよい。また、この例では、2D照合顔画像2G0からオーバラップすることなく局所領域2G0(i,j)を切り出したが、少しずつ画像をずらしながら切り出すようにしてもよい。
〔3D照合〕
制御部20−1は、ステップS116において、HD20−4に格納されている3D登録顔画像の数をN2maxとして取得する。そして、N2(初期値0)をN2=N2+1とし(ステップS117)、N2≦N2maxであること確認のうえ(ステップS118のYES)、HD20−4からN2番目の3D登録顔画像を読み込む(ステップS119)。この場合、HD20−4に格納されている3D登録顔画像を3G1〜3GN2maxとすれば、N2=1番目の3D登録顔画像3G1を読み込む。
なお、この時のHD20−4に格納されている3D登録顔画像3G1〜3GN1maxは、3D照合顔画像3G0と同様にして得られた登録時の3次元顔画像である。但し、この3D登録顔画像3G1〜3GN1maxの作成に際しては、カメラ10,11からの距離を規定の距離として、姿勢を正した状態で登録対象物(人間の顔)M1を撮像する。前述した2D登録顔画像2G1〜2GN1maxは、この3D登録顔画像3G1〜3GN1maxを正面から見た2次元顔画像として得られる。
そして、制御部20−1は、HD20−4に格納されている3D照合顔画像3G0を読み出し(ステップS120)、この読み出した3D照合顔画像3G0とステップS119で読み込んだ3D登録顔画像3G1とを照合する(ステップS121)。この3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3G1との照合はICPアルゴリズムを用いて行う。ICPアルゴリズムを用いての3次元の照合については、例えば非特許文献2、3等に説明されているのでここでの詳しい説明は省略するが、このICPアルゴリズムによる位置合わせを行い、結果的に2つのデータ間の距離が十分に小さくなれば、認証成功とみなす。
ここで、「一致」という照合結果が出されれば(ステップS122のYES)、制御部20−1は「認証OK」とする(ステップS123)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。また、外部接続部20−6を介して、解錠指令などとして出力される。
これに対し、「不一致」という照合結果が出されれば(ステップS122のNO)、制御部20−1は、N2=N2+1=2とし(ステップS117)、上述と同様にして、3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3G2(3GN2)との照合を行う(ステップS118〜S122)。この3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3GN2との照合は、「一致」という照合結果が得られるまで、N2を1ずつアップしながら繰り返される。
制御部20−1は、3D登録顔画像3G1〜3GN2maxの全てについて「不一致」という照合結果が得られると、ステップS117でカウントアップされるN2がN2>N2maxとなるため(ステップS118のNO)、ステップS117〜S122の処理ループを抜けて、「認証NG」とする(ステップS124)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。そして、制御部20−1は、ステップS101へ戻り、再度画像キャプチャから2D・3Dの照合処理を再開する。
この実施の形態1では、先ず、2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2GN1との照合(2D照合)が行われ、この2D照合によって2D照合顔画像2G0と一致する2D登録顔画像2GN1が見つかれば、その時点で「認証OK」という結果が得られる。これにより、照合スピードの高速化が図られる。また、2D照合顔画像2G0と一致する2D登録顔画像2GN1が見つからなければ、2D照合では判定できなかったものとして、3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像2GN2との照合(3D照合)が行われる。これにより、照合性能の向上が確保される。
このようにして、実施の形態1では、2D照合と3D照合との複合による照合性能の向上と照合スピードの高速化との両立が図られる。例えば、本実施の形態の場合、画像キャプチャから認証OK結果出力までの処理時間として、2D照合OKの場合、約0.7秒、3D照合OKの場合、約1.2秒という実用的な処理速度を実現することが可能である。
また、この実施の形態では、位相限定相関法に基づく高精度ステレオビジョンによって高精度な3D照合顔画像3G0を取得しているため、3D照合に際してICPアルゴリズムによって単純に位置合わせを行うだけで十分な認証性能が得られる。しかし、ICPアルゴリズムは、3Dデータ間の最近傍点の対応付けを繰り返すことで位置合わせを行う手法であり、高密度な3Dデータであれば最近傍検索に過大な処理を必要とするため1対N認証には向かない。そこで、この実施の形態では、通常の顔認証システムにおいては、利用者がカメラに対して正対する場合がほとんどであることに着目し、先ず比較的処理量の少ない2D照合を行い、2D照合で判定できなかった場合にのみ3D照合を行うようにしている。これにより、大量の演算処理を必要とする3D照合が行われる機会が少なくなり、2D・3D複合照合装置全体としてみた場合の照合スピードがアップする。
図10に実施の形態1の機能ブロック図を示す。同図において、31は3D照合顔画像作成部、32は2D照合顔画像作成部、33は2次元照合部、34は3次元照合部、35は2D登録顔画像記憶部、36は3D登録顔画像記憶部である。
この機能ブロック図において、3D照合顔画像作成部31は、照合対象物(人間の顔)M1を撮像したカメラの左画像S1および右画像S2の少なくとも一方から照合対象領域AR1を抽出し、この照合対象領域AR1における照合対象物M1の3次元画像を3D照合顔画像として作成する。2D照合顔画像作成部32は、3D照合顔画像作成部31によって作成された3D照合顔画像を正面から見た2次元画像を2D照合顔画像として作成する。
2次元照合部33は、2D照合顔画像作成部32によって作成された2D照合顔画像と2D登録顔画像記憶部35に記憶されている複数の2D登録顔画像とを各個に照合し、2D照合顔画像と一致する2D登録顔画像があれば、すぐに「認証OK」という結果を出す。また、2次元照合部33は、2D照合顔画像と2D登録顔画像との照合結果が全て不一致であった場合、3D照合の開始指令を3次元照合部34へ送る。
3次元照合部34は、2次元照合部33からの3D照合の開始指令を受けて、3D照合顔画像作成部31によって作成された3D照合顔画像と3D登録顔画像記憶部36に記憶されている複数の3D登録顔画像とを各個に照合し、「認証OK」/「認証NG」の結果を出す。
図11に実施の形態1において、左カメラの画像S1から2D照合顔画像2G0を作成するようにした場合の機能ブロック図を示す。この場合、2D照合顔画像作成部32は、左カメラの画像S1の照合対象領域AR1における顔M1の2次元画像から2D照合顔画像を作成し、2次元照合部33へ送る。2D登録顔画像記憶部35には2D照合顔画像作成部32が作成する2D照合顔画像と同様にして作成された登録時の2D登録顔画像が記憶されている。
〔対象物の照合:実施の形態2〕
図12〜図14に制御部20−1がROM20−2に格納されている2D・3D複合照合プログラムに従って実行する照合処理の第2例(実施の形態2)のフローチャートを示す。
この実施の形態2でも、制御部20−1は、実施の形態1と同様にして、CCDカメラ10,11から左右のカメラの画像S1,S2(図5(a),(b))を取り込み(図12:ステップS201)、左カメラの画像S1に対して顔検出、瞳検出を行うことによって顔領域の座標と左右の瞳の座標(2D瞳座標)を求め(ステップS202)、左右のカメラの画像S1,S2より照合対象領域(顔領域)の3D照合顔画像S3(図5(c))を作成し(ステップS203)、2D瞳座標から3D瞳座標を求め(ステップS204)、瞳ICPによって3D照合顔画像S3の位置合わせを行い(ステップS205)、位置合わせされた3D照合顔画像S3を3D照合顔画像3G0(図5(d))としてHD20−4に保存する(ステップS206)。
〔3D登録顔画像の絞り込み〕
この実施の形態2において、制御部20−1は、3D照合顔画像3G0を作成すると、この作成した3D照合顔画像3G0より、瞳間距離、顔長さ、瞳サイズ、カメラから顔までの距離(図1に示すL2(実測値))を求める(ステップS207)。なお、この場合のカメラから顔までの距離L2は、3D瞳座標より計算する。
そして、制御部20−1は、ステップS207で求めた瞳間距離、顔長さ、瞳サイズに基づいて、HD20−4に格納されている3D登録顔画像を分類し、3D照合顔画像3G0に類似する顔画像群として、HD20−4内の3D登録顔画像を10個程度に絞り込む(ステップS208)。ここで、絞り込まれた3D登録顔画像が1つもない場合には(ステップS209のNO)、直ちに「認証NG」とする(ステップS210)。絞り込まれた3D登録顔画像があれば(ステップS209のYES)、3D照合顔画像3G0に対して正面判定を行う(ステップS211)。
なお、この例では、3D照合顔画像3G0中の瞳間距離、顔長さ、瞳サイズを使用して3D照合に際して使用する3D登録顔画像を絞り込むようにしたが、すなわち3D照合顔画像3G0より得られる顔M1の特徴に基づいて3D照合に際して使用する3D登録顔画像を絞り込むようにしたが、後述するように、2D照合顔画像2G0から顔M1の特徴を示す情報を求め、この顔M1の特徴を示す情報から3D照合に際して使用する3D登録顔画像を絞り込むようにしてもよい。
〔正面判定〕
ステップS211での正面判定は次のようにして行われる。制御部20−1は、絞り込まれた3D登録顔画像の中から最も近い3D登録顔画像を抽出し、この3D登録顔画像と3D照合顔画像3G0との間のX,Y,Z軸方向の姿勢の差Δθ,Δρ,Δψを求め、この姿勢の差Δθ,Δρ,Δψを所定値と比較する。
この場合、姿勢の差Δθ,Δρ,Δψが全て所定値よりも小さければ、3D照合顔画像3G0が正面を向いているものと判定する。姿勢の差Δθ,Δρ,Δψが1つでも所定値よりも大きければ、3D照合顔画像3G0が正面を向いていないものと判定する。
なお、この例では、ステップS211での正面判定において、絞り込まれた3D登録顔画像の中から最も近い3D登録顔画像を抽出し、この3D登録顔画像と3D照合顔画像3G0との間のX,Y,Z軸方向の姿勢の差Δθ,Δρ,Δψを求めるようにしたが、3D照合顔画像3G0のX,Y,Z軸方向の傾きθ,ρ,ψを基準姿勢との差として求め、この姿勢の差θ,ρ,ψに基づいて正面判定を行うようにしてもよい。
制御部20−1は、3D照合顔画像3G0が正面を向いていると判定すると(ステップS211のYES)、3D照合顔画像3G0が2D照合に適している画像であると判断し、ステップS212(図13)以降の処理として次に説明する2D照合へ進む。これに対し、3D照合顔画像3G0が正面を向いていないと判定すると(ステップS211のNO)、3D照合顔画像3G0が2D照合に適していない画像であると判断し、ステップS226(図14)以降の処理として次に説明する3D照合へ進む。
〔2D照合〕
〔画像サイズの正規化〕
制御部20−1は、ステップS212において、HD20−4から3D照合顔画像3G0を読み出し、この読み出した3D照合顔画像3G0を正面から見た2次元顔画像を2D照合顔画像2G0(図5(e))として取得する。そして、ステップS207で求めたカメラから顔までの距離L2に基づき、2D照合顔画像2G0の画像サイズ(顔画像サイズ)を正規化する(ステップS213)。
すなわち、ステップS207で求めたカメラから顔までの実際の距離L2(照合対象領域AR1の実際の大きさを規定する情報)と登録時のカメラから顔までの規定の距離L2との比率に基づいて、2D照合顔画像2G0の顔画像サイズを2D登録顔画像の顔画像サイズに合わせる。この場合、カメラから顔までの実際の距離L2が長ければ、顔画像サイズが大きくされ、カメラから顔までの実際の距離L2が短ければ、顔画像サイズが小さくされる。
〔2D登録顔画像の絞り込み〕
次に、制御部20−1は、正規化された2D照合顔画像2G0中の瞳間距離、顔長さ、瞳サイズを求め(ステップS214)、この求めた瞳間距離、顔長さ、瞳サイズに基づいて、HD20−4に格納されている2D登録顔画像を分類し、2D照合顔画像2G0に類似する顔画像群として、HD20−4内の2D登録顔画像を10個程度に絞り込む(ステップS215)。ここで、絞り込まれた2D登録顔画像が1つもない場合には(ステップS216のNO)、直ちに「認証NG」とする(ステップS217)。絞り込まれた2D登録顔画像があれば(ステップS216のYES)、ステップS218へ進む。
なお、この例では、正規化された2D照合顔画像2G0中の瞳間距離、顔長さ、瞳サイズを使用して2D照合に際して使用する2D登録顔画像を絞り込むようにしたが、すなわち2D照合顔画像2G0より得られる顔M1の特徴に基づいて2D照合に際して使用する2D登録顔画像を絞り込むようにしたが、3D照合顔画像3G0から顔M1の特徴を示す情報を求め、この顔M1の特徴を示す情報から2D照合に際して使用する2D登録顔画像を絞り込むようにしてもよい。
また、この例では、カメラから顔までの実際の距離(カメラから3D瞳座標までの距離)に基づいて2D照合顔画像2G0の顔画像サイズを正規化するようにしたが、3D照合顔画像3G0における顔の重心の座標を顔の重心3D座標として求め、カメラから重心3D座標までの距離に基づいて2D照合顔画像2G0の顔画像サイズを正規化するようにしてもよい。また、3D照合顔画像3G0から得られる瞳間距離、顔長さ、瞳サイズなどの実測値に基づいて、2D照合顔画像2G0の顔画像サイズを正規化するようにしてもよい。
〔絞り込まれた2D登録顔画像との照合〕
制御部20−1は、ステップS218において、ステップS215で絞り込まれた2D登録顔画像の数をN1maxとして取得する。そして、N1(初期値0)をN1=N1+1とし(ステップS219)、N1≦N1maxであること確認のうえ(ステップS220のYES)、HD20−4からN1番目の絞り込まれた2D登録顔画像を読み込む(ステップS221)。この場合、HD20−4に格納されている絞り込まれた2D登録顔画像を2G1〜2GN1maxとすれば、N1=1番目の2D登録顔画像2G1が読み込まれる。
そして、制御部20−1は、HD20−4に格納されている2D照合顔画像2G0を読み出し(ステップS221)、この読み出した2D照合顔画像2G0とステップS221で読み込んだ2D登録顔画像2G1とを照合する(ステップS223)。この2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G1との照合は、実施の形態1と同様にして、2D照合顔画像2G0を局所領域に分割し、この分割した局所領域毎に、2D登録顔画像2G1における対応する局所領域との照合を位相限定相関法(POC)によって行うことによって実施する。
ここで、「一致」という照合結果が出されれば(ステップS224のYES)、制御部20−1は「認証OK」とする(ステップS225)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。また、外部接続部20−6を介して、解錠指令などとして出力される。
これに対し、「不一致」という照合結果が出されれば(ステップS224のNO)、制御部20−1は、N1=N1+1=2とし(ステップS219)、上述と同様にして、2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2G2(2GN1)との照合を行う(ステップS220〜S223)。この2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2GN1との照合は、「一致」という照合結果が得られるまで、N1を1ずつアップしながら繰り返される。
制御部20−1は、絞り込まれた2D登録顔画像2G1〜2GN1maxの全てについて「不一致」という照合結果が得られると、ステップS219でカウントアップされるN1がN1>N1maxとなるため(ステップS220のNO)、ステップS219〜S224の処理ループを抜けて、ステップS226(図14)へ進む。すなわち、2D照合顔画像2G0と絞り込まれた2D登録顔画像2G1〜2GN1maxとの照合結果が全て不一致であった場合、制御部20−1は、2D照合では判定できなかったと判断し、ステップS226以降の処理として次に説明する3D照合へ進む。
〔3D照合〕
〔姿勢合わせ〕
制御部20−1は、ステップS226において、HD20−4に格納されている3D照合顔画像3G0を読み出し、この読み出した3D照合顔画像3G0の姿勢合わせを行う。
この例では、ステップS208で絞り込まれた3D登録顔画像の中から最も近い3D登録顔画像を抽出し、この3D登録顔画像と3D照合顔画像3G0との間のX,Y,Z軸方向の姿勢の差Δθ,Δρ,Δψを求め、この差Δθ,Δρ,Δψが何れも0となるように3D照合顔画像3G0の姿勢を修正する。
なお、3D照合顔画像3G0のX,Y,Z軸方向の傾きθ,ρ,ψを基準姿勢との差として求め、この姿勢の差θ,ρ,ψが何れも0となるように3D照合顔画像3G0の姿勢を修正するようにしてもよい。
〔絞り込まれた3D登録顔画像との照合〕
次に、制御部20−1は、ステップS208で絞り込まれた3D登録顔画像の数をN2maxとして取得する(ステップS227)。そして、N2(初期値0)をN2=N2+1とし(ステップS228)、N2≦N2maxであること確認のうえ(ステップS229のYES)、HD20−4からN2番目の絞り込まれた3D登録顔画像を読み込む(ステップS230)。この場合、HD20−4に格納されている絞り込まれた3D登録顔画像を3G1〜3GN2maxとすれば、N2=1番目の3D登録顔画像3G1が読み込まれる。
そして、制御部20−1は、HD20−4に格納されている3D照合顔画像3G0を読み出し(ステップS231)、この読み出した3D照合顔画像3G0とステップS230で読み込んだ3D登録顔画像3G1とを照合する(ステップS232)。この3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3G1との照合はICPアルゴリズムを用いて行う。
ここで、「一致」という照合結果が出されれば(ステップS233のYES)、制御部20−1は「認証OK」とする(ステップS234)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。また、外部接続部20−6を介して、解錠指令などとして出力される。
これに対し、「不一致」という照合結果が出されれば(ステップS233のNO)、制御部20−1は、N2=N2+1=2とし(ステップS228)、上述と同様にして、3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3G2(3GN2)との照合を行う(ステップS229〜S232)。この3D照合顔画像3G0と3D登録顔画像3GN2との照合は、「一致」という照合結果が得られるまで、N2を1ずつアップしながら繰り返される。
制御部20−1は、絞り込まれた3D登録顔画像3G1〜3GN2maxの全てについて「不一致」という照合結果が得られると、ステップS228でカウントアップされるN2がN2>N2maxとなるため(ステップS229のNO)、ステップS228〜S233の処理ループを抜けて、「認証NG」とする(ステップS235)。この認証結果は液晶表示装置12に表示される。そして、制御部20−1は、ステップS201へ戻り、再度画像キャプチャから2D・3Dの照合処理を再開する。
この実施の形態2では、ステップS215で2D照合に際して使用する2D登録顔画像を絞り込むようにしているので、またステップS208で3D照合に際して使用する3D登録顔画像を絞り込むようにしているので、絞り込まれた登録顔画像との間でのみ2D照合や3D照合が行われるものとなり、照合スピードがアップする。
また、この実施の形態2では、ステップS213において、2D照合顔画像2G0の顔画像サイズをカメラから顔までの実際の距離に基づいて正規化しているので、登録時と照合時のカメラから顔M1までの位置がずれていても、2D照合顔画像2G0と2D登録顔画像2GN1との顔画像サイズが一致するものとなり、2D照合の照合精度がアップする。
また、この実施の形態2では、ステップS211において3D照合顔画像3G0に対して正面判定を行い、3D照合顔画像3G0が正面を向いている場合にのみ2D照合を行うようにしているので、2D照合で「認証OK」となる確率が高くなり、照合スピードがアップする。また、この2D照合で全て不一致と判断されると、3D照合が行われるので、照合性能の向上が確保される。これにより、実施の形態1と同様、2D照合と3D照合との複合による照合性能の向上と照合スピードの高速化との両立が図られる。
また、この実施の形態2では、3D照合顔画像3G0が正面を向いていない場合には2D照合が行われず、直ちに3D照合が行われる。これにより、「認証NG」となる可能性が高い2D照合で無駄に処理時間が費やされることがなく、「認証OK」となる可能性が高い3D照合が即座に行われて、照合スピードがアップする。
なお、この実施の形態2では、2D照合で全て不一致と判断された場合、3D照合へ進むようにしているが、3D照合へは進まず、即座に「認証NG」とするようにしてもよい。すなわち、3D照合顔画像3G0に対して正面判定を行い、正面を向いていれば2D照合のみを行い、正面を向いていなければ3D照合のみを行うという方式としてもよい。
図15に実施の形態2の機能ブロック図を示す。同図において、41は3D照合顔画像作成部、42は正面判定部、43は2D照合顔画像作成部、44は正規化部、45は2D登録顔画像絞込部、46は2次元照合部、47は3D登録顔画像絞込部、48は3次元照合部、49は2D登録顔画像記憶部、50は3D登録顔画像記憶部、51は規定情報取得部である。
この機能ブロック図において、3D照合顔画像作成部41は、照合対象物(人間の顔)M1を撮像したカメラの左画像S1および右画像S2の少なくとも一方から照合対象領域AR1を抽出し、この照合対象領域AR1における照合対象物M1の3次元画像を3D照合顔画像として作成する。
3D登録顔画像絞込部47は、この3D照合顔画像作成部41によって作成された3D照合顔画像より得られる照合対象物M1の特徴を示す情報に基づいて、3D登録顔画像記憶部50に記憶されている複数の3D登録顔画像の中から3D照合に際して使用する3D登録顔画像を絞り込む。
正面判定部42は、3D照合顔画像作成部41によって作成された3D照合顔画像が正面を向いているか否かを判定し、3D照合顔画像が正面を向いていれば2D照合顔画像作成部43に3D照合顔画像を送り、3D照合顔画像が正面を向いていなければ3次元照合部48へ3D照合の開始指令を送る。
2D照合顔画像作成部43は、正面判定部42より3D照合顔画像が送られてくると、この3D照合顔画像を正面から見た2次元画像を2D照合顔画像として作成する。規定情報取得部51は、3D照合顔画像作成部41で得られる照合対象領域の実際の大きさを規定する情報(この例では、カメラから顔までの実際の距離)を規定情報として取得する。正規化部44は、規定情報取得部51によって取得された規定情報に基づいて、2D照合顔画像作成部43によって作成された2D照合顔画像の画像サイズ(顔画像サイズ)を正規化する。
2D登録顔画像絞込部45は、正規化部44によって正規化された2D照合顔画像より得られる照合対象物M1の特徴を示す情報に基づいて、2D登録顔画像記憶部49に記憶されている複数の2D登録顔画像の中から2D照合に際して使用する2D登録顔画像を絞り込む。
2次元照合部46は、正規化部44によって正規化された2D照合顔画像と2D登録顔画像記憶部49に記憶されている2D登録顔画像絞込部45によって絞り込まれた2D登録顔画像とを各個に照合し、2D照合顔画像と一致する2D登録顔画像があれば、すぐに「認証OK」という結果を出す。また、2次元照合部46は、2D照合顔画像と2D登録顔画像との照合結果が全て不一致であった場合、3D照合の開始指令を3次元照合部48へ送る。
3次元照合部48は、2次元照合部46あるいは正面判定部42からの3D照合の開始指令を受けて、3D照合顔画像作成部41によって作成された3D照合顔画像と3D登録顔画像記憶部50に記憶されている3D登録顔画像絞込部50によって絞り込まれた3D登録顔画像とを各個に照合し、「認証OK」/「認証NG」の結果を出す。
図16に実施の形態2において、左カメラの画像S1から2D照合顔画像2G0を作成するようにした場合の機能ブロック図を示す。この場合、正面判定部42は、3D照合顔画像作成部41によって作成された3D照合顔画像が正面を向いているか否かを判定し、3D照合顔画像が正面を向いていれば2D照合顔画像作成部43に2D照合顔画像の作成指令を送る。この作成指令を受けて、2D照合顔画像作成部43は、左カメラの画像S1の照合対象領域AR1における顔M1の2次元画像から2D照合顔画像を作成し、正規化部44へ送る。2D登録顔画像記憶部35には2D照合顔画像作成部32が作成する2D照合顔画像と同様にして作成された登録時の2D登録顔画像が記憶されている。
本発明の2D・3D複合照合装置は、入退室を管理するシステムに限らず、各種の対象物を認証するシステム(例えば、印刷などの画像チェック、半田基板チェックなど)において利用することが可能である。
10,11…CCDカメラ、12…液晶表示装置(LCD)、20…処理部、20−1…制御部、20−2…ROM、20−3…RAM、20−4…ハードディスク(HD)、20−5…フレームメモリ(FM)、20−6…外部接続部(I/F)、20−7…フーリエ変換部(FFT)、10−1,11−1…レンズ、31…3D照合顔画像作成部、32…2D照合顔画像作成部、33…2次元照合部、34…3次元照合部、35…2D登録顔画像記憶部、36…3D登録顔画像記憶部、41…3D照合顔画像作成部、42…正面判定部、43…2D照合顔画像作成部、44…正規化部、45…2D登録顔画像絞込部、46…2次元照合部、47…3D登録顔画像絞込部、48…3次元照合部、49…2D登録顔画像記憶部、50…3D登録顔画像記憶部、51…規定情報取得部。

Claims (8)

  1. 照合対象物を第1の方向から撮像した画像および第2の方向から撮像した画像の少なくとも一方から照合対象となる領域を抽出し、この照合対象領域における前記照合対象物の3次元画像を3D照合画像として作成する3D照合画像作成手段と、
    前記照合対象領域における前記照合対象物の2次元画像を2D照合画像として作成する2D照合画像作成手段と、
    この2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像と予め2D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の2次元画像とを各個に照合する2次元照合手段と、
    この2次元照合手段による2D照合画像と2D登録画像との照合結果が全て不一致であった場合、前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像と予め3D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の3次元画像とを各個に照合する3次元照合手段と
    を備えることを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  2. 請求項1に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像より得られる前記照合対象物の特徴を示す情報又は前記2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像より得られる前記照合対象物の特徴を示すに基づいて、前記記憶されている複数の登録対象物の3次元画像の中から前記3D登録画像として使用する3次元画像を絞り込む3D登録画像絞込手段
    を備えることを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  3. 請求項1又は2の何れか1項に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像より得られる前記照合対象物の特徴を示す情報又は前記2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像より得られる前記照合対象物の特徴を示す情報に基づいて、前記記憶されている複数の登録対象物の2次元画像の中から前記2D登録画像として使用する2次元画像を絞り込む2D登録画像絞込手段
    を備えることを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  4. 請求項1−3の何れか1項に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像が正面を向いているか否かを判定し、正面を向いていないと判定した場合、前記3次元照合手段による3D照合画像と3D登録画像との照合を直ちに実行させる正面判定手段
    を備えることを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  5. 請求項1−4の何れか1項に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記3D照合画像作成手段において得られる前記照合対象領域の実際の大きさを規定する情報を規定情報として取得する規定情報取得手段と、
    この規定情報取得手段によって取得された規定情報に基づいて前記2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像の画像サイズを正規化する正規化手段とを備え、
    前記2次元照合手段は、
    前記正規化手段によって正規化された2D照合画像と2D登録画像との照合を行う
    ことを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  6. 照合対象物を第1の方向から撮像した画像および第2の方向から撮像した画像の少なくとも一方から照合対象となる領域を抽出し、この照合対象領域における前記照合対象物の3次元画像を3D照合画像として作成する3D照合画像作成手段と、
    前記照合対象領域における前記照合対象物の2次元画像を2D照合画像として作成する2D照合画像作成手段と、
    この2D照合画像作成手段によって作成された2D照合画像と予め2D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の2次元画像とを各個に照合する2次元照合手段と、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像と予め3D登録画像として記憶されている複数の登録対象物の3次元画像とを各個に照合する3次元照合手段と、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像が正面を向いているか否かを判定し、正面を向いていると判定した場合、前記2次元照合手段による2D照合画像と2D登録画像との照合を実行させ、正面を向いていないと判定した場合、前記3次元照合手段による3D照合画像と3D登録画像との照合を実行させる正面判定手段と
    を備えることを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  7. 請求項1−6の何れか1項に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記2D照合画像作成手段は、
    前記3D照合画像作成手段によって作成された3D照合画像を正面から見た2次元画像を2D照合画像として作成する
    ことを特徴とする2D・3D複合照合装置。
  8. 請求項1−6の何れか1項に記載された2D・3D複合照合装置において、
    前記2D照合画像作成手段は、
    前記照合対象物を第1の方向から撮像した画像および第2の方向から撮像した画像の少なくとも一方から抽出された照合対象領域における照合対象物の2次元画像を2D照合画像として作成する
    ことを特徴とする2D・3D複合照合装置。
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