JP2011202926A - ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法 - Google Patents

ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011202926A
JP2011202926A JP2010072634A JP2010072634A JP2011202926A JP 2011202926 A JP2011202926 A JP 2011202926A JP 2010072634 A JP2010072634 A JP 2010072634A JP 2010072634 A JP2010072634 A JP 2010072634A JP 2011202926 A JP2011202926 A JP 2011202926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
conduit
meter
gas meter
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010072634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5295159B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Kanazawa
一弘 金澤
Shinji Suzuki
伸二 鈴木
Jun Isono
淳 磯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2010072634A priority Critical patent/JP5295159B2/ja
Publication of JP2011202926A publication Critical patent/JP2011202926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5295159B2 publication Critical patent/JP5295159B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

【課題】ガスメーター内に過大な負圧を与えることなく、ガスメーター内の残留空気を簡易な器具によって容易にパージすることができるガス回収用導管セットと、この導管を用いたガスメーター交換方法とを提供する。
【解決手段】ガスメーター5の取り替え後、入管1のメーターコック3を閉め、出管2のチーズ4に導管10を介してガス回収容器20を接続する。容器20内はほぼ真空圧となっている。導管10にはバキュームブレーカ13とニードルバルブ14が設けられており、導管10内を流れるガス流量がガスメーター5の最大流量以下となるようにニードルバルブ14の開度が設定されている。メーターコック3を開けた後、バルブ23を開け、ガスメーター5内の残留空気をガスで押し出して容器20に回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、都市ガスなどのガスメーター交換時のガスメーター内のガスパージ作業に使用する導管を複数本備えた導管セットに係り、詳しくは定格ガス流量が異なる複数の導管を組み合わせた導管セットに関する。また、本発明は、この導管セットから選んだ導管を用いてガスメーター内のガスパージ作業を行うガスメーター交換方法に関する。
都市ガスは、ガス配管及びガスメーターを介して各顧客に供給されている。このガスメーターの一部は、計量法により、一定期間毎に交換することが義務付けられている。
ガスメーターを交換すると、取り替えられた新しいガスメーター内には空気が残留している。そのため、ガスメーターの取り替え後には、この残留空気をパージする作業を行う。
従来、この残留空気のパージ作業を行う場合、ガスメーターのガス出管に設けたチーズのガス放出口(試験口と称されることもある。)を開放し、ガス入管からガスをガスメーターに供給し、残留空気を該チーズのガス放出口を介して大気中に放散させたり、現場にて燃焼処理を行っていた。近年、このチーズのガス放出口に導管を介してガス回収容器を接続し、パージ空気及びそれに随伴するガスをガス回収容器内に回収することが行われるようになってきている。
特開2004−132662(特許3836417)には、活性炭を収容した容器内を真空に減圧しておき、この容器をチューブによってガスメーター出管に接続し、パージガスを回収することが記載されている。この特開2004−132662号公報の0039〜0046段落には、このチューブを流れるパージガスの圧力を調整する圧力調整装置を設け、ガスメーター内部が負圧になることを防止することが記載されている。また、同号公報の0044〜0045段落には、圧力調整装置として、電子圧力計と、この電子圧力計の計測値が大気圧以下になると流量調整バルブを閉鎖するためのバルブ制御装置とを備えたものが記載されている。0046段落には、作業者が圧力計を見ながら作業を行い、圧力計の計測値が大気圧以下になったときに作業者が手動で流量調整弁を閉めることが記載されている。
なお、この特開2004−132662号公報の0043段落に記載されている通り、膜式ガスメーターの場合、ガスメーター内を負圧にすることは内部の機器を損傷させるおそれがあり、好ましくない。
特開2004−132662号公報
上記特開2004−132662号公報の0044段落のように電子圧力計、バルブ制御装置等によってパージガス流量を制御する設備は、機器コストが嵩む。0046段落のように作業者が手作業でバルブ開閉を行うのでは、作業効率に劣るだけでなく、ささいなミスによってもガスメーターに過大な負圧を与えてしまうおそれがある。
本発明は、上記従来の問題点を解消し、ガスメーター内に過大な負圧を与えることなく、ガスメーター内の残留空気を簡易な器具によって容易にパージすることができるガス回収用導管セットと、この導管を用いたガスメーター交換方法とを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のガス回収用導管セットは、ガスメーターに連なるガス出管とガス回収容器とを接続するための導管を複数本備えたガス回収用導管セットであって、各導管に流量調節弁が設けられており、定格ガス流量が異なるように該流量調節弁の開度が設定された複数本の導管を備えたことを特徴とするものである。
請求項2のガス回収用導管セットは、請求項1において、前記ガスメーターは低圧膜式ガスメーターであり、最も号数が小さいガスメーターから最も号数が大きいガスメーターまでのn(nは2以上の整数)種類の低圧膜式ガスメーターに対応した第1ないし第nのn種類の導管を備えており、第1の導管から第nの導管まで順次に定格ガス流量が増大するように前記流量調節弁の開度が設定されていることを特徴とするものである。
請求項3のガス回収用導管セットは、請求項2において、各導管にそれぞれ対応するガスメーターの号数を示す表示が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4のガス回収用導管セットは、請求項1ないし3のいずれか1項において、各導管に前記流量調節弁としてニードルバルブが設けられていることを特徴とするものである。
請求項5のガス回収用導管セットは、請求項1ないし4のいずれか1項において、該導管にバキュームブレーカが設けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)のガスメーターの交換方法は、ガス入管及びガス出管から既設のガスメーターを取り外し、新しいガスメーターを該ガス入管及びガス出管に接続し、その後、このガスメーター内の空気をガス回収容器に回収するガスパージ作業を行うガスメーター交換方法であって、該ガスパージ作業を行うに際し、前記ガス出管に設けられたチーズに対し導管を介してガス回収容器を接続し、前記ガス入管に設けられたコックを開き、該ガス入管からのガスによってガスメーター内の空気を押し出して該ガス回収容器に回収するガスメーターの交換方法において、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のガス回収用導管セットのうちから、交換した新しいガスメーターの最大ガス流量以下の定格ガス流量を有した導管を選択して使用することを特徴とするものである。
請求項7のガスメーターの交換方法は、請求項6において、前記ガス回収容器は、容器本体内に活性炭を収容したものであって、容器本体内が減圧状態となっているものであることを特徴とするものである。
なお、本発明において、定格ガス流量とは、導管の一端を所定の正圧のガス源に接続し、他端を所定の負圧の負圧源に接続したときに、該導管内を流れるガス流量を表わす。通常の場合、この正圧としてガスメーター出口に連なるガス出管内の圧力を採用し、負圧としてガス回収容器内の負圧を採用して定格ガス流量を定める。
本発明のガス回収用導管セットを用いてガスメーター交換作業を行う場合、サービスステーション等に保管されている交換すべき新しいガスメーターと、該ガスメーターの最大ガス流量以下の定格ガス流量を有した導管を選び出し、この導管をガス回収容器及び新しいガスメーターと共に現場へ携行する。
現場にてガスメーターを既設ガスメーターと取り替えた後、ガス出管に設けられたチーズのガス放出口に該導管を介してガス回収容器を接続し、パージガスを該ガス回収容器内に流入させて回収する。この導管には定格ガス流量以上の流量のガスが流れないので、ガスメーター内の流量はその最大ガス流量以下となる。このため、ガスメーターに負圧が生じるおそれがない。また、導管は、サービスステーション等を出発する前に新しいガスメーターと共に選んでいたものであり、現場にて定格ガス流量の異なるものを選んでしまう作業ミスは発生せず、作業信頼性が極めて高い。また、この導管は安価であり、使用方法も簡易である。
本発明は、低圧膜式ガスメーターの交換に適用するのに好適である。この低圧膜式ガスメーターには、1号ないし120号の11種類のものがある。ガスメーターの号数が大きいほど最大ガス流量が大きい。そこで、導管セットとして、定格ガス流量が異なるn種の導管を揃えたものをサービスステーション等に配備しておく。そして、この導管セットの中から、当日の作業で交換するガスメーターの最大ガス流量以下の定格ガス流量を有した導管を選び出す。なお、各導管に、対応するガスメーターの号数を示す表示を付しておくのが好ましい。
導管の定格ガス流量を設定するには、導管にニードルバルブを設けておき、ニードルバルブの開度を異ならせるのが簡便かつ安価で好ましい。
この導管にバキュームブレーカを設けておくと、何らかの原因で過大な負圧が導管に生じたとしても、この負圧がガスメーターに伝わることが防止される。
実施の形態に係る導管を用いたガスパージ作業を説明する斜視図である。 (a)図はガスメーターの正面図、(b)図はガスメーターの側面図である。 出管のチーズ付近の斜視図である。 ニードルバルブ開度と流量及びCV値を示すグラフである。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第2図(a),(b)はガスメーターの設置状況を示しており、地面等より立ち上がるようにガスの入管1及び出管2が設けられており、これらの入管1及び出管2に対しユニオンナット1a,2aを介してガスメーター5が接続されている。入管1にはメーターコック3が設けられ、出管2にはチーズ4が設けられている。
第3図の通り、チーズ4の側面のガス放出口4aの内周面に雌ねじが刻設されており、プラグ4bが螺着されている。
第1図の通り、ガスメーターの交換後にパージガスをガス回収容器20に流入させるための導管10は、第1アダプタ11、ホース12、バキュームブレーカ13、ニードルバルブ14、ホース15及び第2アダプタ16を備えている。各アダプタ11,16にはワンタッチ式のカプラー11a,16aが設けられている。
バキュームブレーカ13は、導管10内の圧力が所定圧(例えば、絶対圧として0.08〜0.10MPa程度)以下になった場合に開弁して流入部13aから大気を取り込んで導管10内の負圧を解消ないし低減するよう構成されている。バキュームブレーカ13としては、弁体をバネで閉弁方向に付勢した構造の普及品を用いれば足りる。
ニードルバルブ14は、ハンドル14aを回すことにより開度が調節される周知のものであり、市販の各種普及品を用いれば足りる。ニードルバルブ14の開度を一旦設定した後、この開度が変更されないように、ハンドル14aをロック金具、バンド固定、ハンドル取り外し等によって固定状態としてある。
ホース12,15としては、ゴム、合成樹脂等よりなり、柔軟に湾曲しうるものが好適である。
この導管には、ガスメーター5の号数を示す表示が印字、ラベル貼り付け等により設けられている。数字による表示と併せて、ホースの色を号数に応じて異ならせ、号数表示を行うようにしてもよい。
ガス回収容器20は、開閉バルブ23を備えた合成樹脂、金属等よりなる容器本体21内に粒状活性炭を収容し、キャップ22で封じ、内部を真空レベル(例えば、絶対圧として0〜0.095MPa程度)まで減圧したものである。ガスメーター5が低圧膜式ガスメーターの場合、容器20の容積は2.0〜20.0リットル程度が好適であるが、これに限定されない。図示は省略するが、容器本体21に把手が設けられている。容器20が大きい場合等には容器20をキャスタ付きキャリヤ等に搭載してもよい。
開閉バルブ23は容器本体21の上部に設けられている。開閉バルブ23には手動操作用のハンドル23aが設けられている。開閉バルブ23のアダプタ接続口23bには、第2アダプタ16のワンタッチ式カプラー16aが螺着される挿入口が刻設されている。この実施の形態では、アダプタ接続口23bの口径はチーズのガス放出口4aの口径と異なっており、第2アダプタ16のみが開閉バルブ23に接続可能となっている。
この導管10は、ニードルバルブ14の開度が異なる複数種類の導管よりなる導管セットのうちの1本である。導管セットの各導管のニードルバルブ開度については後に詳述する。
ガスメーター5の交換作業手順について次に説明する。
まず、サービスステーション等において、当日の作業予定箇所に携行する新しいガスメーター5と、このガスメーター5の最大ガス流量以下の定格ガス流量を有した導管10を選んでおく。導管10は、サービスステーション等においてガス回収容器20に接続されてもよく、現場に到着してからガス回収容器20に接続されてもよい。
現場では、まずメーターコック3を閉めた後、ユニオンナット1a,2aを緩めて既設のガスメーター5を入管1及び出管2から取り外し、新しいガスメーター5を入管1及び出管2に対しユニオンナット1a,2aによって接続する。なお、取り外したガスメーター5については、ガス流入口及び流出口にそれぞれキャップを装着し、作業終了後、サービスステーション等に持ち帰る。
上記のように新しいガスメーター5を取り付けた後、第3図のようにチーズ4からプラグ4bを取り外し、第1図の通り、ガス放出口4aに対し導管10の第1アダプタ11を接続し、導管10を介してガス回収容器20をチーズ4に接続する。なお、導管10の第2アダプタ16を予めガス回収容器20の開閉バルブ23に接続しておき、第1アダプタ11をチーズ4のガス放出口4aに装着した段階で出管2のチーズ4とガス回収容器20とが接続状態となるようにしておくのが好ましい。
しかる後、メーターコック3を開け、次いでハンドル23aを回してバルブ23を開ける。これにより、入管1からのガスがガスメーター5に流入し、ガスメーター5内に残留していた空気がガスで押し出され、ガス回収容器20に回収される。所定時間この状態を継続することにより、ガスメーター5及び出管2内の空気がすべてパージされるので、開閉バルブ23及びメーターコック3を閉め、第1アダプタ11をチーズ4のガス放出口4aから取り外し、ガス放出口4aにプラグ4bを装着する。その後、メーターコック3を開くことにより、ガスメーター交換作業が終了する。ガス回収容器20については、サービスステーション等に持ち帰り、活性炭の再生を行う。この再生は、真空ポンプ等の排気手段にて容器内を所定の真空圧力にすることにより行われる。
なお、上記説明では所定時間空気パージを継続するものとしたが、この所定時間は、ガスメーターの号数に応じて予め実験して定めておくのが好ましい。また、本発明では、導管10や開閉バルブ23にガス濃度計を設けておき、このガス濃度計のガス濃度が100%に達したならば、空気パージを終了させるようにしてもよい。
上記説明では、空気パージを行うに際し、まずメーターコック3を開き、その後、開閉バルブ23を開くようにしているが、これはガスメーター5に過大な負圧を加えないためである。仮に、メーターコック3を開ける前に開閉バルブ23を開けると、ガスメーター5に回収容器20の負圧が加えられることになる。ただし、この実施の形態では、バキュームブレーカ13を設けているので、この場合でも導管10内にバキュームブレーカ13から大気が流入し、ガスメーター5に過大な負圧がかかることはなく、ガスメーター5の損傷が防止される。バキュームブレーカの代わりに緊急遮断弁を設けてもよいが、バキュームブレーカは構成が簡易で低価格でもあるので、好適である。
導管セットを構成する各導管10のニードルバルブ14の開度について、低圧膜式ガスメーター用導管を例にとって次に説明する。
一般的な低圧膜式ガスメーター号数とその最大流量値を表1に示す。表1の通り、低圧膜式ガスメーターの最大流量は1.7L/min〜2667L/minである。たとえばNI−1.6号ガスメーターの最大流量は27L/minであるため、27L/min超の流量でこのガスメーターからガス回収を行うと、メータ内が負圧になり、損傷や遮断といった状態に陥る。従ってNI−1.6号ガスメーターからのガス回収を行う際は、定格ガス流量が27L/min以下となるようにニードルバルブの開度を設定した導管を用いる。NI−1号、2.5号、又は4号のガスメーターからガス回収を行う場合であれば、それぞれ定格ガス流量が1.7L/min以下、42L/min以下、67L/min以下となるようにニードルバルブの開度を設定した導管を用いる。尚、NI−6、NI−10、NI−25、NI−40、NI−65、NI−100、NI−120のガスメーターからガス回収を行う場合は全開のニードルバルブを用いてガス回収を行ってもよい。
Figure 2011202926
ただし、選んだ導管の定格ガス流量が過度に小さいと、空気パージ作業時間が徒に長いものとなるので、用いる導管の定格ガス流量はガスメーターの最大ガス流量の45〜100%、特に80〜100%程度であることが好ましい。
なお、第1図に示したガスメーター設備のチーズ4に対しニードルバルブ14付き導管を介して真空ポンプを接続し、ニードルバルブ14の開度(ハンドル14aの回転数)を種々変えて1分間の流量を計測した。その計測結果と、各開度におけるCV値とを表2及び第4図に示す。
主な計測条件は次の通りである。
ガス:都市ガス
出管ガス圧:表1中に1次側圧力Pとして表示。表中のabs.は絶対圧であることを表す。
導管:内径4mm、全体の長さ1000mm
ニードルバルブ:千代田社製インラインスピードコントローラーF8R00SC
(全開時ハンドル回転数:10回)
真空ポンプ:排気容量250L/min
Figure 2011202926
表2及び第4図の通り、このニードルバルブの場合、0〜80L/minの間で流量調節可能であるので、低圧膜式ガスメーター1号〜6号の交換作業に好適に用いることができる。例えば、最大ガス流量が27L/minの低圧膜式ガスメーター1.6号の場合であれば、ハンドル回転数を4回とした定格ガス流量27L/minの導管が好適である。同様に、最大ガス流量が42L/minの2.5号ガスメーターの場合であればハンドル回転数を4.5回とした定格ガス流量約40L/minの導管が好適であり、最大ガス流量が67L/minの4号ガスメーターの場合であればハンドル回転数を6回とした定格ガス流量67L/minの導管が好適である。6号ガスメーターの場合であればニードルバルブを全開としても導管の定格ガス流量は82L/minであるのでパージガス流量がガスメーター最大流量を超えることはない。
1 ガスの入管
2 ガスの出管
3 メーターコック
4 チーズ
10 導管
11,16 アダプタ
11a,16a 雄ねじ部
12,15 ホース
13 バキュームブレーカ
14 ニードルバルブ
14a ハンドル
20 ガス回収容器
21 容器本体
23 開閉バルブ
23a ハンドル

Claims (7)

  1. ガスメーターに連なるガス出管とガス回収容器とを接続するための導管を複数本備えたガス回収用導管セットであって、
    各導管に流量調節弁が設けられており、
    定格ガス流量が異なるように該流量調節弁の開度が設定された複数本の導管を備えたことを特徴とするガス回収用導管セット。
  2. 請求項1において、前記ガスメーターは低圧膜式ガスメーターであり、最も号数が小さいガスメーターから最も号数が大きいガスメーターまでのn(nは2以上の整数)種類の低圧膜式ガスメーターに対応した第1ないし第nのn種類の導管を備えており、
    第1の導管から第nの導管まで順次に定格ガス流量が増大するように前記流量調節弁の開度が設定されていることを特徴とするガス回収用導管セット。
  3. 請求項2において、各導管にそれぞれ対応するガスメーターの号数を示す表示が設けられていることを特徴とするガス回収用導管セット。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    各導管に前記流量調節弁としてニードルバルブが設けられていることを特徴とするガス回収用導管セット。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、該導管にバキュームブレーカが設けられていることを特徴とするガス回収用導管セット。
  6. ガス入管及びガス出管から既設のガスメーターを取り外し、新しいガスメーターを該ガス入管及びガス出管に接続し、その後、このガスメーター内の空気をガス回収容器に回収するガスパージ作業を行うガスメーター交換方法であって、
    該ガスパージ作業を行うに際し、前記ガス出管に設けられたチーズに対し導管を介してガス回収容器を接続し、前記ガス入管に設けられたコックを開き、該ガス入管からのガスによってガスメーター内の空気を押し出して該ガス回収容器に回収するガスメーターの交換方法において、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載のガス回収用導管セットのうちから、交換した新しいガスメーターの号数に対応する定格ガス流量を有した導管を選択して使用することを特徴とするガスメーターの交換方法。
  7. 請求項6において、前記ガス回収容器は、容器本体内に活性炭を収容したものであって、容器本体内が減圧状態となっているものであることを特徴とするガスメーターの交換方法。
JP2010072634A 2010-03-26 2010-03-26 ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法 Active JP5295159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072634A JP5295159B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072634A JP5295159B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011202926A true JP2011202926A (ja) 2011-10-13
JP5295159B2 JP5295159B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44879764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010072634A Active JP5295159B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5295159B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6335346B1 (ja) * 2017-02-07 2018-05-30 東京瓦斯株式会社 ガス回収容器
JP2018163098A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 東京瓦斯株式会社 ガス処理装置、ガス処理方法、及びプログラム
JP2019124532A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 東京瓦斯株式会社 配管容量推定装置および配管容量推定方法
JP2019124534A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 東京瓦斯株式会社 ガスメータ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132662A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Tokyo Gas Co Ltd ガスの回収方法およびガスの回収システム
JP2004346986A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Tokyo Gas Co Ltd ガス吸着容器
JP2010159999A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Osaka Gas Co Ltd ガスメーター及びガスメーター用表示シール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132662A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Tokyo Gas Co Ltd ガスの回収方法およびガスの回収システム
JP2004346986A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Tokyo Gas Co Ltd ガス吸着容器
JP2010159999A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Osaka Gas Co Ltd ガスメーター及びガスメーター用表示シール

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6335346B1 (ja) * 2017-02-07 2018-05-30 東京瓦斯株式会社 ガス回収容器
JP2018128046A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 東京瓦斯株式会社 ガス回収容器
JP2018163098A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 東京瓦斯株式会社 ガス処理装置、ガス処理方法、及びプログラム
JP2019124532A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 東京瓦斯株式会社 配管容量推定装置および配管容量推定方法
JP2019124534A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 東京瓦斯株式会社 ガスメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5295159B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5295159B2 (ja) ガス回収用導管セット及びガスメーター交換方法
US7886773B2 (en) Low pressure directional stop bypass device
CN211146071U (zh) 一种加氢站的卸气柜及其双接口卸气系统
CN105312272A (zh) 一种hcl合成炉视镜自动清洗装置
CN107219046B (zh) 一种呼吸管的测试装置及测试方法
CN110118637B (zh) 飞机加油接头综合试验系统
CN204933031U (zh) 一种多用过滤阀
CN107096771A (zh) 一种船舶管路压缩空气自动吹洗、检查方法
CN204879455U (zh) 一种气压排液装置
CN207271433U (zh) 一种高效的石油化工过滤器
CN204121844U (zh) 移动式重水回收再利用设备
CN201778093U (zh) 一种保护性气体监控装置
CN207392317U (zh) 一种超纯水循环装置
CN206973903U (zh) 一种热水器进水接头
CN215049145U (zh) 一种净水机管路堵塞检测装置
CN2701523Y (zh) 一种反渗透膜清洗装置
Kit Important
CN213311368U (zh) 一种口腔综合治疗台水道气体报警装置
CN210716931U (zh) 一种卸气柜
CN216935189U (zh) 一种用于空气过滤机的管道过滤器灭菌装置
CN214662913U (zh) 低压引入口快速封堵器
CN104289046A (zh) 新型天然气过滤器
CN216278378U (zh) 一种改造后的空压机进气阀气缸进气源系统
CN204655615U (zh) 一种纯水养护式血液透析用制水设备
CN211652181U (zh) 一种背板内嵌气源阀岛的发酵自动取样管板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5295159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250