JP2011199928A - 配電系統制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方法で配電系統のループ形成が可能な機会を増大させることができる配電系統制御方法を得る
【解決手段】第一の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第一の配電線と、第二の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第二の配電線と、第一の配電線と第二の配電線の間に、第一の系統電源側と第二の系統電源側とから順番に接続された常時開放の複数の連係開閉器とを備えた配電系統を制御する配電系統制御方法において、複数の連係開閉器のうち、一つの連係開閉器を投入する前に当該一つの連係開閉器よりも系統電源の側に接続された連係開閉器を投入する制御を行うようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、2つの配電線間に連係開閉器が接続された配電系統の連係を制御する配電系統制御方法に関する。
近年、配電系統の複数回線の各配電線に負荷と共に施設される分散型電源の種類、数が増え、配電系統への分散型電源の連系容量が増大する傾向にある。分散型電源は、一般家庭に多い太陽電池や、工場などの燃料電池、コージェネレーション発電機などで、配電系統の配電・給電システムを複雑化している。分散型電源の連系容量増大の状況に対し、現在の配電系統は一般に樹枝状の配電系統が採用されていることから、配電系統の電圧管理や効率的運用が困難になりつつある。そこで、樹枝状配電系統では、分散型電源の連系容量増大に伴う問題から、隣接する配電線をループ状に結合してループ化することが考えられている。
従来のループ形成操作は、樹枝状の配電系統における2つの配電線に接続された常開の連係開閉器の両側の電圧差および電圧位相差から系統ループ時の横流を計算し、横流と配電線送り出し電流の合計が配電線の許容値以下であれば、ループ操作、すなわち連係開閉器の投入を実施している。横流と配電線送り出し電流の合計が配電線の許容値を超過した場合、ループ操作を中断し、配電線の負荷が低下する時間帯に操作をやり直す等の運用を行っている。
設備投資の抑制等のため、配電線の稼働率を上げて運用され、配電線負荷が高い状態が継続している場合、上記の方法では、配電系統のループ形成ができないことが多くなる。また、ループを形成する箇所に潮流制御用のループコントローラを設置し、ループ横流を制御することにより配電線を何時でもループ可能な状態にする方法も提案されている。
例えば、特許文献1では、ループ点においてループとなる2配電線の電圧位相差、電圧差からループ横流を算出し、ループ横流が所定の値より小さい場合にループ操作可とし、所定の値より大きい場合は、ループ不可とし、ループ操作ができないよう警告を出すようにしている。この方法は、ループ対象の配電線がループ可能かどうかを判定することが主眼であり、ループ対象の2配電線の負荷状態等により、ループ操作ができない場合がある。
また、特許文献2では、ループ点両側に電圧型電力変換装置を設置し、ループ点両側配電線の交流電力を直流に変換した上でループ回路を形成することにより、ループ横流を発生させることなく、配電線のループ化を可能としたものである。この特許文献2で開示される技術によれば、ループ対象の配電線がどのような負荷状態であってもループ操作を実施可能となり、配電系統の運用制約がなくなるが、ループ点に設置する電圧型電力変換装置が大型、高価である。
また、樹枝状の配電系統では、配電線に事故が発生した場合、事故電流(零相電流、短絡電流)などにより事故が発生した配電線を特定する。そして、事故が発生した配電線に設置された遮断器又は区分開閉器により事故が発生した区間を切り離すことにより、その他の健全な区間に電力供給を継続する。この場合、できるだけ他の区間の停電がないように開閉器制御を行う必要がある。
特開平7−194004号公報 特許3723032号公報
従来の配電系統制御方法では、ループ横流を評価してループ操作可能かどうかを判定しているだけであり、系統の状態によっては、ループ操作ができない場合があるという問題点があった。また、ループコントローラを使った場合、装置が大型、高価という問題があった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、簡易な方法で配電系統のループ形成や配電系統の切替が可能な機会を増大させることができる配電系統制御方法を得ることを目的とするものである。
この発明に係る配電系統制御方法は、第一の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第一の配電線と、第二の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第二の配電線と、第一の配電線と第二の配電線の間に、第一の系統電源側と第二の系統電源側とから順番に接続された常時開放の複数の連係開閉器とを備えた配電系統を制御する配電系統制御方法において、複数の連係開閉器のうち、一つの連係開閉器を投入する前に当該一つの連係開閉器よりも系統電源の側に接続された連係開閉器を投入する制御を行うようにしたものである。
この発明の配電系統制御方法によれば、電源側から順次ループ系統を作成し、ループ横流を抑制しつつ目的のループ系統を形成するため、目的のループ点の連係開閉器単独の操作ではループ系統が形成できないような系統状態であっても、目的のループ系統を形成できるという効果がある。また、連系開閉器のみでループ系統を形成することができるため、ループコントローラのような高価な装置を使わずにループ系統を形成する機会を増加させることができるという効果がある。
本発明が適用される配電系統を示す概略図である。 本発明の実施の形態1による配電系統制御方法の手順を示すチャート図である。 本発明の実施の形態1による配電系統制御方法のステップST1後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。 本発明の実施の形態1による配電系統制御方法のステップST3後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。 本発明の実施の形態1による配電系統制御方法のステップST5後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。 本発明の実施の形態1による配電系統制御方法の別の手順を示すチャート図である。 本発明の実施の形態2による配電系統制御方法の手順を示すチャート図である。 本発明の実施の形態2による配電系統制御方法における制御後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。 本発明の実施の形態3による配電系統制御方法の手順を示すチャート図である。 本発明の実施の形態3による配電系統制御方法における制御後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。 本発明の実施の形態4による配電系統制御方法の手順を示すチャート図である。 本発明の実施の形態4による配電系統制御方法における制御後の配電系統の状態を示す配電系統概略図である。
実施の形態1.
図1は、本発明が適用される配電系統を示す概略図で、配電系統Aでは第一の系統電源10の変圧器5aから遮断器1aを通じて第一の配電線A1に電力が供給され、配電系統Bでは第二の系統電源20の変圧器5bから遮断器1bを通じて配電線B1に電力が供給さる。各配電線には配電線を区間に分割する常時は閉となっている(投入されている)常閉開閉器2a、2b、2c、2d、2e、2f、2gが設置されている。配電系統Aの配電線A1と配電系統Bの配電線B1の間には、系統電源側から順に複数の連系開閉器3a、3b、3cが接続されている。4a〜4iは開閉器2a〜2gなどで分割された区間を表している。なお、図1において、閉(投入)の状態の開閉器は黒で塗りつぶした記号で、開(開放)の状態の開閉器は白で塗りつぶした記号で示している。以下の各図においても、開閉器の状態は、図1と同様の記号で示す。
第一の系統電源10と第二の系統電源20は、典型的には同一の配電変電所の別々の変圧器5a、5bを源とする系統電源である。すなわち、第一の配電線A1および第二の配電線B1は樹枝状の配電系統の配電線のうちの2つの配電線を示している。ただし、第一の系統電源10と第二の系統電源20は必ずしも同一の変電所の変圧器を源とする電源でなくてもよく、別の変電所の変圧器を源とするものであってもよい。この場合、複数の連係開閉器3a、3b、3cに対して、第一の系統電源10と第二の系統電源20は同じ側でなければならない。
図1には、例として区間4cおよび区間4iに下位の配電系統を示している。これら下位の配電系統は通常各区間に存在する。下位の配電系統は、変圧器6aや6bを通じて需要家7aや7bに配電するための配電系統であり、近年では8aや8bで示す太陽光発電装置のような分散電源が接続されることも多い。連係開閉器3a、3b、3cは常時開の開閉器であり、連係開閉器3a、3b、3cのいずれかを投入することにより配電線A1と配電線B1でループ系統を形成することができる。
次に、本発明の実施の形態1による配電系統制御方法について説明する。図2が、本発明の実施の形態1による配電系統の制御方法を示すチャート図である。本実施の形態1は、最終的に連係開閉器3cによってループ系統を形成する実施の形態である。ループが形成される前は図1に示すように、連係開閉器3a、3b、3cは開の状態であり、配電線A1、B1はそれぞれの変圧器5a、5bから電力が供給されている。負荷が大きくなったなどの原因で、一方の配電線、例えばA1の配電線の負荷が過大になり区間4eで電圧が低下したような場合、連係開閉器3cでループ系統を形成して配電線B1からも電力が供給されるようにする。逆に、Aの配電系統に接続されている分散電源の出力が大きくなり電圧が上昇したような場合も、例えば連係開閉器3cによりループ系統を形成して配電線A1とB1を連係させる。このようにすることにより、負荷が大きくなった配電線の過負荷を防止できるとともに、電力損失を低減することができる。
このとき、本発明では、図2のチャート図で示すように、いきなり連係開閉器3cを投入するのではなく、最初に、連係開閉器3cより系統電源側に設置されている連係開閉器
3aを投入する(ステップST1)。連係開閉器3aを投入した配電系統の状態を図3に示す。図3で判るように、この状態では、配電線A1の連係点31と配電線B1の連係点32が連係開閉器3aにより接続されたため、連係点31と連係点32では電圧と電圧位相がほぼ等しくなる。この状態で、連係開閉器3aの次に系統電源側から近い連係開閉器3bを投入する(ステップST2)。次に、連係開閉器3aを開放する(ステップST3)。ステップST3が実行された後の配電系統の状態を図4に示す。図4で判るように、この状態では、配電線A1の連係点33と配電線B1の連係点34は連係開閉器3bにより接続されたため、連係点33と連係点34では、電圧と電圧位相がほぼ等しくなる。この状態で、連係開閉器3bの次に電源から遠い側に設置されている連係開閉器3cを投入する(ステップST4)。最後に、連係開閉器3bを開放する(ステップST5)。ステップST5が実行された後の配電系統の状態を図5に示す。図5で示す配電系統の状態が目的とするループ系統が形成された状態である。また、図5で判るように、この状態では、配電線A1の連係点35および配電線B1の連係点36は連係開閉器3cにより接続されたため、連係点35と連係点36では、電圧と電圧位相がほぼ等しくなる。
配電線間に接続された連係開閉器がすべて開放されている場合、すなわちループ系統が形成される前においては、各配電線で負荷や分散電源などの状態が異なる。このため、投入する連係開閉器がそれぞれの配電線に接続されている点、すなわち連係点の間で電圧および電圧位相が異なっている。例えば、分散電源が動作していない状態では、配電線A1および配電線B1において、電圧は系統電源から遠くなるほど低下しているが、低下の程度はそれぞれの配電線で異なる。電源から遠くなるほどこの相違は大きくなる。すなわち、連係開閉器3aによる連係点31と32の間よりも連係開閉器3cによる連係点35と36の間の方が電圧、電圧位相の相違が大きい。連係開閉器を投入したときに連係開閉器にはこの相違に応じて電流が流れる。この電流をループ横流と呼ぶ。いきなり連係開閉器3cを投入した場合に連係開閉器3cに流れるループ横流よりも、上記で説明した本発明のステップST1における連係開閉器3aを投入した場合に連係開閉器3aに流れるループ横流の方が少ない。
ステップST1の後では、上記の説明のように、連係点31と32においてほぼ等しい電圧と電圧位相になっている。この状態で、ステップST2において連係開閉器3aの隣に設置されている連係開閉器3bを投入するため、投入時に連係開閉器3bに流れるループ横流は、連係開閉器3aを投入せずに連係開閉器3bを投入する場合に連係開閉器3bに流れるループ横流に比較して少なくなる。さらに、ステップST4で連係開閉器3cを投入する前の配電系統は図4のような状態になっており、連係点33と34とでほぼ等しい電圧、電圧位相になっている。この状態で、ステップST4で連係開閉器3bの隣に設置された連係開閉器3cを投入する。この場合も、いきなり連係開閉器3cを投入した場合に比較して連係開閉器3cに流れるループ横流は小さくなる。次に連係開閉器3bを開放する。以上の操作により、目的とするループ系統を形成することができる。
以上ように、実施の形態1による配電系統制御方法においては、目的のループを形成する場合に、ループ対象となる2配電線の、まず電源側に接続されている連係開閉器を投入してループを形成する。その後、当該連係開閉器を投入したまま、当該連係開閉器よりも電源から遠い側に接続されている連係開閉器を投入してループを形成し、電源側のループを開放するという操作を順次繰り返すことにより、目的とするループを形成するようにしたものである。したがって、小さなループを順次形成していくため、各ループ形成において、ループ点の連係開閉器の電圧差と電圧位相差を小さくすることができるため、ループ横流を小さくすることができ、ループ形成を容易にするがことができるという効果がある。連係開閉器3cでループ形成しようとしてループ横流を評価した結果、連係開閉器3cが投入できないと判断される場合、従来はループ形成を行わないこととしていた。これに対して、本実施の形態1によれば、このような場合でも連係開閉器3cによるループ形成が可能となる。すなわちループ形成の機会が増加するという効果がある。
また、図1の配電系統において、上記と同様、最終的に連係開閉器3cでループを形成する方法において、図6のチャートに示すような方法でも良い。まず連係開閉器3aを投入し(ステップST11)、連係開閉器3aが投入された状態で連係開閉器3bではなく連係開閉器3cを投入し(ステップST12)、次に連係開閉器3aを開放する(ステップST13)ことにより連係開閉器3cによりループを形成する。例えば、連係点31と35、および連係点32と36の間で負荷による電圧の低下や電圧位相の変化が少ない場合は、連係開閉器3aを投入した後連係開閉器3bを投入せずに直接連係開閉器3cを投入しても、連係開閉器3cに流れるループ横流は少ない。この場合でも、連係開閉器3cに流れるループ横流は、連係開閉器3aを投入せずにいきなり連係開閉器3cを投入する場合に比較して少なくなるという本発明の効果を奏するのは言うまでもない。このように、隣り合う連係開閉器を電源側から順次投入せず、投入しない連係開閉器があっても良い。
以上では、例として連係開閉器が3個で説明したが、本発明が適用できるのは、連係開閉器が3個設置された配電系統に限らないのは言うまでもない。本発明は、以下の実施の形態2〜4を含めて、2つの配電線間に、連係開閉器が複数(2以上)設置されている配電系統において、一つの連係開閉器を投入する前に、当該一つの連係開閉器よりも系統電源側に接続されている別の連係開閉器を投入し、この別の連係開閉器が投入された状態で、上記一つの連係開閉器を投入する制御を行うものである。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2による配電系統制御方法を示すチャート図である。まず、連係開閉器3aを投入する(ステップST21)。次に連係開閉器3bを投入する(ステップST22)。ここまでは図2で示した実施の形態1と同様である。その次に連係開閉器3cを投入する(ステップST23)。このステップST23の後、すなわち目的のループが形成された配電系統の状態を図8に示す。図8のように、複数の連係開閉器が投入された状態でループが形成される。複数の連係開閉器が投入されたままでも連係された配電系統として働く。この場合でも、より電源側の連係開閉器から投入するため、いきなり電源から遠い連係開閉器を投入してループを形成する場合よりもループ横流が小さくなる。
また、実施の形態1の後半で説明したのと同じように、連係開閉器3aを投入した後、連係開閉器3bを投入せずに、すなわち図7のステップST22を省いて、連係開閉器3cを投入するようにしても良い。この場合も、前述のように連係開閉器3aと3cの2つの連係開閉器が投入された状態でループが形成される。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3による配電系統制御方法を示すチャート図である。ステップST31〜ステップST35までは、実施の形態1の図2で示したステップと同じである。本実施の形態3では、その後配電線A1の区間を分割する常閉開閉器2dを開放する(ステップST36)。すなわち、実施の形態1で説明したループを形成した後、配電線A1において、連係開閉器3cよりも系統電源側に設置された常閉開閉器2dを開放するものである。
ステップST36が実行された後の配電系統の状態を図10に示す。図10に示すように、本実施の形態3による配電系統制御方法を実行した後は、区間4a〜4dはA配電系統の変圧器5aから電力が供給され、区間4f〜4iおよび区間4eはB配電系統の変圧器5bから電力が供給されるようになる。すなわち、区間4eはステップST31〜ステ
ップST36が実行される前はA配電系統であったものが、ステップ31〜ステップ36が実行された後はB配電系統になった。すなわちループ横流を抑えながら系統の切替を無停電で行うことができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4による配電系統制御方法を示すチャート図である。ステップST41〜ステップST45までは、実施の形態1の図2で示したステップと同じである。本実施の形態4では、その後配電線A1の区間を分割する常閉開閉器2cおよび2dを開放する(ステップST46)。すなわち、実施の形態1で説明した、連係開閉器3cによりループを形成した後、連係開閉器3cよりも系統電源側に設置された2つの常閉開閉器2cと2dを開放するものである。
ステップST46が実行された後の配電系統の状態を図12に示す。図12に示すように、本実施の形態4による配電系統制御方法を実行した後は、区間4a〜4cはA配電系統の変圧器5aから電力が供給され、区間4f〜4iおよび区間4eはB配電系統の変圧器5bから電力が供給されるようになる。また区間4dにはA、Bどちらの配電系統からも電力が供給されず停電状態になる。区間4dにおいて、例えば工事などにより停電状態にする必要がある場合、ループ横流を抑えながら他の区間を無停電で、区間4dのみを停電状態にできる。
2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g:常閉開閉器
3a、3b、3c:連係開閉器
4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h、4i:区間
10:第一の系統電源 20:第二の系統電源
A1:第一の配電線 B1:第二の配電線

Claims (5)

  1. 第一の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第一の配電線と、
    第二の系統電源から電力が供給され、区間を分割する複数の常時閉の常閉開閉器が直列に接続された第二の配電線と、
    上記第一の配電線と上記第二の配電線の間に、上記二つの系統電源側から順番に接続された常時開放の複数の連係開閉器と
    を備えた配電系統を制御する配電系統制御方法において、
    上記複数の連係開閉器のうち、一つの連係開閉器を投入する前に当該一つの連係開閉器よりも上記二つの系統電源の側に接続された別の連係開閉器を投入し、この別の連係開閉器が投入された状態で、上記一つの連係開閉器を投入する制御を行うことを特徴とする配電系統制御方法。
  2. 複数の連係開閉器を、二つの系統電源側から順次投入するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の配電系統制御方法。
  3. 一つの連係開閉器を投入した後、当該一つの連係開閉器を投入する前に投入した別の連係開閉器を開放する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の配電系統制御方法。
  4. 一つの連係開閉器を投入する前に投入した別の連係開閉器を開放した後、上記一つの連係開閉器よりも系統電源側に接続されたいずれか一つの常閉開閉器を開放する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の配電系統制御方法。
  5. 一つの連係開閉器を投入する前に投入した別の連係開閉器を開放した後、上記一つの連係開閉器よりも系統電源側であって、同一の配電線上に接続された2つの常閉開閉器を開放する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の配電系統制御方法。
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