JP2011181988A - 無線基地局装置及びその保守方法 - Google Patents

無線基地局装置及びその保守方法 Download PDF

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Abstract

【課題】上位局からのアクセスが不能となった無線基地局装置の保守を容易とすること。
【解決手段】無線基地局装置は、無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部と、メモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行うとともに、非接触ICチップを内蔵した電子機器、及び/又は、非接触ICカードと通信するインタフェース部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線基地局装置及びその保守方法に関し、特に、移動体通信システムにおける無線基地局装置及びその保守方法に関する。
一般に、移動体通信ネットワークシステムにおける無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)に対して、プログラムの更新、装置情報(故障箇所の特定や稼動状況の確認)の読み出し等の保守を施す場合には、夜間、早朝等のトラフィック使用率の低い時間帯に、上位局から遠隔アクセスが行われる。
一方、BTSの故障により上位局からの遠隔アクセスが不可能な場合、又は、緊急を要する場合には、作業者がBTSの設置場所に直行して作業を行わなくてはならない。この際、移動体通信ネットワークシステムへの影響を最小限に抑えるべく、迅速かつ正確な作業が求められることから、作業者には専門的な知識が求められる。また、作業場所となるBTSの設置場所は、必ずしも専用局舎とは限らず、ビルの屋上、鉄塔上の場合もあり、ピコセルBTSについては家庭、オフィス等の場合もあることから、様々な環境下での作業実施が考えられる。
なお、特許文献1に、多数の通信装置のソフトウェアをバージョンアップする必要があるときに、新バージョンのソフトウェアを上位局装置から全通信装置へダウンロードする所要時間を短くし、上位局装置の処理量を減らす処理装置が記載されている。
また、特許文献2に、移動通信システムに用いられる基地局装置において、容易かつ高い信頼性で、制御プログラムの更新を可能とするプログラム更新方法及び通信装置が記載されている。
さらに、特許文献3に、基地局の数が増加した場合であっても、保守監視卓から基地局に対してプログラムを効率よくダウンロードすることができるファイルダウンロード方法が記載されている。
特開2002−123398号公報 特開2005−182484号公報 特開2006−054804号公報
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
上記のように作業者がBTSの設置場所において、BTSの保守(整備、維持、点検、手入れ等を含む)を行う場合には、近年のセキュリティ強化の風潮により、従来のようにパソコンから専用のデバッグ用通信ツールを起動してBTSに有線接続し、データの読み出し及び書き込みを行うことは、困難となっている。
そこで、上位局からのアクセスが不能となった無線基地局装置の保守を容易とすることが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する無線基地局装置及びその保守方法を提供することにある。
本発明の第1の視点に係る無線基地局装置は、
無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部と、
前記メモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行うとともに、非接触ICチップを内蔵した電子機器、及び/又は、非接触ICカードと通信するインタフェース部と、を有する。
本発明の第2の視点に係る、無線基地局装置の保守方法は、
無線基地局装置に設けられたインタフェース部が、非接触ICチップを内蔵した電子機器、又は、非接触ICカードと通信する工程と、
前記無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行う工程と、を含む。
本発明に係る無線基地局装置及びその保守方法によると、上位局からのアクセスが不能となった無線基地局装置の保守を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局装置(BTS)の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るBTSの動作(装置障害情報データの取得)について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係るBTSの動作(プログラム更新)について説明するための図である。 従来のフェムトセルBTSないしピコセルBTS(ホームアンテナ)の設置の様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るBTS保守方法について説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係るBTS保守方法について説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係るBTSの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の展開形態によると、上記第1の視点に係る無線基地局装置が提供される。
本発明の第2の展開形態によると、前記データは、無線基地局装置を運用するためのプログラム及びパラメータ、並びに運用状況の履歴情報のうちの少なくともいずれかを含む、無線基地局装置が提供される。
本発明の第3の展開形態によると、前記履歴情報は、運用中に生じた故障又は障害の履歴情報を含む、無線基地局装置が提供される。
本発明の第4の展開形態によると、無線基地局装置に含まれるモジュールは、それぞれ識別子を付与され、前記インタフェース部は、前記識別子の読み出しを行う、無線基地局装置が提供される。
本発明の第5の展開形態によると、無線基地局装置に含まれるモジュールに含まれる回路ブロックは、それぞれ識別子を付与され、前記インタフェース部は、前記識別子の読み出しを行う、無線基地局装置が提供される。
本発明の第6の展開形態によると、前記モジュールは、移動体端末装置との間で電波の送受信を行うアンテナ部、上位局から受信信号をデジタル・アナログ変換して該アンテナ部に出力する送信部、該アンテナ部から受信した信号をアナログ・デジタル変換して上位局に出力する受信部、及び、無線基地局装置の制御及び運用状態の監視を行う制御部のうちの少なくともいずれかである、無線基地局装置が提供される。
本発明の第7の展開形態によると、上記第1乃至6のいずれか一の展開形態に記載の無線基地局装置のメモリ部に書き込むべきデータを保持する、非接触ICチップを内蔵した電子機器が提供される。
本発明の第8の展開形態によると、上記第7の展開形態の電子機器において、さらに無線通信機能を有する、電子機器が提供される。
本発明の第9の展開形態によると、上記第1乃至5のいずれか一の展開形態に記載の無線基地局装置のメモリ部に書き込むべきデータを保持する非接触ICカードが提供される。
本発明の第10の展開形態によると、上記第2の視点に係る、無線基地局装置の保守方法が提供される。
本発明に係る無線基地局装置は、無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行うとともに、非接触ICチップを内蔵した電子機器、及び/又は、非接触ICカードと通信するインタフェース部を有する。したがって、無線基地局装置のインタフェース部に対して、非接触ICチップを内蔵した電子機器、又は、非接触ICカードをかさずのみで、無線基地局装置のメモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行うことができる。
ゆえに、本発明に係る無線基地局装置及びその保守方法によると、上位局からのアクセスが不能となった無線基地局装置の保守を容易に行うことができる。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る無線基地局装置(BTS)について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るBTS100の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、BTS100は、アンテナ部101、送信部102、受信部103、制御部104、メモリ部105及びインタフェース部108を有する。
アンテナ部101は、移動体通信システム無線端末装置(MS:Mobile Station)との電波送受信機能を備える。
送信部102は、上位局110からの下り送信信号に対してディジタル処理を施した後、信号のD/A変換及び周波数変換を行い、アンテナ部101に出力する。
受信部103は、アンテナ部101から受信した上り受信信号を周波数変換及びA/D変換した後、ディジタル制御を行い、上位局110へ出力する。
制御部104は、送信部102、受信部103を含むBTS100全体の制御や運用状態の監視を行う。
メモリ部105は、BTS100を運用するためのプログラム、パラメータ、運用状況の履歴情報、運用中に発生した障害や故障内容の履歴情報等を保持する。メモリ部105は、実際に運用プログラムが保存されているプログラム格納エリア106と、実際に障害や故障内容履歴が保存されている障害情報格納エリア107とを含んでいてもよい。
インタフェース部108は、非接触型ICカード109とのインタフェース機能を備え、メモリ部105と非接触ICカード109との間におけるデータ通信を可能とする。
非接触ICカード109の規格としては、ISO/IEC10536、ISO/IEC14443、ISO/IEC15693等が挙げられる。なお、単体のカードである非接触ICカード109を用いてもよいし、かかるICカードと同等の機能を備えたICチップを内蔵した機器を用いるようにしてもよい。
また、インタフェース部108は、Bluetooth(IEEE802.15.1)その他の近距離無線通信規格に対応したインタフェース部によって置き換えることもできる。このとき、非接触ICカード109も、置換後の近距離無線通信規格に対応した機器によって置き換えられる。
一般に、移動体通信システムネットワーク下に設置された多数のBTS100に対して、プログラムの更新、発生した障害/故障内容の履歴情報の読み出し等の運用中の保守を行う場合には、上位局110からBTS100への遠隔操作により、送信部102、受信部103及び制御部104を介して、メモリ部105内に存在するプログラム格納エリア106又は障害情報格納エリア107へのアクセスを行う。
しかしながら、BTS100が故障し、上位局110からの遠隔操作が不可能となった場合には、メモリ部105への遠隔アクセスによる保守作業は不可能となるため、作業者がBTS100の設置場所において、保守作業を行う必要がある。
このとき、同一の移動体通信システムネットワークにおける他の装置に影響を与えないよう、BTS100に対して、迅速、正確、かつ、注意深い取り扱いが求められる。また、かかる保守作業を行うに際し、専用のデバッグ用通信ツールをBTS100に接続し、制御部104を介してメモリ部105にアクセスすることになる。したがって、保守の作業者には、専門的な知識と技術が求められる。また、BTS100は、必ずしも専用局舎に設置されているとは限らず、ビル屋上、鉄塔上等、保守作業が困難なロケーションに設置されているある場合も多く、保守の作業者に対する負担は大きい。
一方、本実施形態に係るBTSによると、以下で詳述するような保守が実現される。本実施形態に係るBTSの保守について、図面を参照して説明する。
図2は、本実施形態のBTS100において、メモリ部105内の障害情報格納エリア107に保存されているデータを読み出すときの様子を示す図である。従来の保守方法によると、専用のデバッグ用通信ツールをBTS100に接続し、運用状態に影響を与えないように慎重に読み出し、保守作業を実施する必要がある。
しかし、本実施形態のBTS100においては、非接触ICカード109をインタフェース部108にかざしてデータ通信を開始することで、容易に障害情報格納エリア107に格納されたデータを読み出すことができる。
ただし、非接触ICカード109には、障害情報格納エリア107に保存されたデータを読み出す手順を実行するためのプログラムを予め設定をしておく必要がある。
図3は、本実施形態のBTS100において、メモリ部105内のプログラム格納エリア106に保存するデータを更新するときの様子を示す図である。図2を参照して説明した場合と同様に、本実施形態のBTS100によると、専用のデバッグ用通信ツールをBTS100に接続することなく、非接触ICカード109をインタフェース部108にかざしてデータ通信を開始することで、容易にプログラム格納エリア106のデータを更新することができる。
ただし、非接触ICカード109には、プログラム格納エリア106に新たに書き込むための更新用プログラムと、プログラム格納エリア106に前述の更新用プログラムを書き込む手順を実行するためのプログラムとを、予め設定をしておく必要がある。
本実施形態のBTS100によると、インタフェース部108を設けたことにより、所望の動作を実現するためのプログラムを予め設定した非接触ICカード109を用意して、非接触ICインタフェース部108にかざすだけで、BTS100のプログラムを容易に更新することができ、専用のデバッグ用通信ツールが不要となる(第1の効果)。
また、本実施形態のBTS100によると、インタフェース部108を設けたことにより、所望の動作を実現するためのプログラムを予め設定した非接触ICカード109を用意しておけば、非接触ICインタフェース部108にかざすだけで、BTS100の運用状況、運用中に発生した障害・故障内容の履歴情報等を容易に読み出すことができ、専用のデバッグ用通信ツールが不要となる(第2の効果)。
なお、本実施形態のBTS100によると、単体のカードである非接触ICカード109を用いた場合と、これと同等の機能を備えたICチップを内蔵した機器を用いた場合のいずれも場合であっても、上記の効果がもたらされる。
さらに、本実施形態のBTS100によると、運用中のBTS100の故障により上位局110からの遠隔アクセスが不可能となり、直接BTS100の設置場所で保守作業を行わなければならないときに、作業者の作業内容が簡単化され、装置の誤作動及び作業時間の遅延を防ぎ、作業者の負担を軽減することができる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る、無線基地局装置(BTS)の保守方法について、図面を参照して説明する。
はじめに、従来のフェムトセルBTSないしピコセルBTSについて説明する。図4は、従来のフェムトセルBTSないしピコセルBTS1200の設置の様子を示す。図4を参照すると、各家庭やオフィスに超低出力送信タイプのピコセルBTS1200が設置され、上位局110とは、専用回線を含む様々なネットワーク回線網1202を介して接続されている。このとき、移動体通信システム無線端末装置(MS)1201は、電波の届きにくい家庭若しくはオフィスのような室内又は地下エリアのような狭い範囲において、ピコセルBTS1200との無線通信を行うことで、移動体通信システムのサービスを享受することができる。
上記の第1の実施形態において説明したように、この状況で、ピコセルBTS1200が故障し、上位局1210からの遠隔アクセスが不可能となった場合、作業者は、家庭、オフィス等の装置が実際に設置されている場所において、保守作業を実施しなければならない。現在ではセキュリティに対する意識が高まっていることから、家庭、オフィス等の個人的、私的な場所においては、入局調整が難航し、又は、ユーザの監視下における作業を強いられること等により、保守作業者の負担が重くなっている。
図5は、図4を参照して説明した従来のフェムトセルBTSないしピコセルBTSに対して、上記の第1の実施形態において説明したインタフェース部108を設けたときの様子を示す図である。すなわち、本実施形態のピコセルBTS200は、インタフェース部208を有する。
インタフェース部208は、非接触型ICカード209とのインタフェース機能を備え、ピコセルBTS200のメモリ部(非図示)と非接触ICカード209との間におけるデータ通信を可能とする。
本実施形態によると、ピコセルBTS200のプログラム更新や運用障害情報履歴のデータ読み出しといった保守作業は、非接触ICカード209をインタフェース部208にかざすのみとなり、作業の簡単化と時間の短縮化が可能となる。したがって、保守作業者には専門性及び知識が要求されず、これらを有していない者であっても保守作業を行うことができる。
また、本実施形態のBTSの保守方法によると、移動体通信事業者が予めユーザに非接触ICカード209を配布しておき、ピコセルBTS200の故障が疑われる場合には、ユーザに障害情報履歴の取得を依頼することもできる。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態に係る、無線基地局装置(BTS)の保守方法について、図面を参照して説明する。
図6は、図5における非接触ICカード209を使用する代わりに、これと同等の機能を備えた非接触ICチップ303を無線端末装置(MS)301に内蔵させた場合を示している。図6を参照すると、ピコセルBTS300は、インタフェース部308を有する。
インタフェース部308は、非接触型ICチップ303とのインタフェース機能を備え、ピコセルBTS300のメモリ部(非図示)と非接触ICチップ303との間におけるデータ通信を可能とする。
本実施形態によると、ピコセルBTS300のプログラム更新や運用障害情報履歴のデータ読み出しといった保守作業は、非接触ICチップ303の内蔵箇所を、インタフェース部308にかざすのみとなり、作業の簡素化と時間の短縮化が可能となる。
また、MS301のデータ通信機能を用いて、取得した障害情報履歴データを移動体通信事業者に送付することもできる。ただし、自局のピコセルBTS300が故障している場合には、他のBTSセルエリアから通信を行う必要がある。
本実施形態のBTSの保守方法によると、移動体通信事業者がユーザに非接触ICチップ303内蔵のMS301を提供し、ピコセルBTS300の故障が疑われる場合には、ユーザに障害情報履歴の取得及び送付を依頼することもできる。
(実施形態4)
本発明の第4の実施形態に係る無線基地局装置(BTS)について、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るBTSの構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、ピコセルBTS400は、アンテナ部401、送信部402、受信部403、制御部404、メモリ部405及びインタフェース部408を有する。これらの各部は、第1の実施形態に係るBTS100の各部と同様の機能を有する。以下では、第1の実施形態のBTS100と本実施形態のピコセルBTS400との相違点について説明する。
アンテナ部401は、アンテナ部401がピコセルBTS400で使用されるべき正規のアンテナ部であることを示すためのID情報であるアンテナ部ID情報411を保持している。
送信部402は、送信部402がピコセルBTS400で使用されるべき正規の送信部であることを示すためのID情報である送信部ID情報412を保持している。
受信部403は、受信部403がピコセルBTS400で使用されるべき正規の送信部であることを示すためのID情報である受信部ID情報413を保持している。
制御部404は、制御部404がピコセルBTS400で使用されるべき正規の送信部であることを示すID情報である制御部ID情報414を保持している。
上記の第2の実施形態及び第3の実施形態で説明したフェムトセル方式又はピコセル方式の移動体通信システムネットワークにおいては、ピコセルBTS400がユーザと近い場所に設置されるため、不正に改造されるおそれがある。特に、送信部402を不正に改造して送信出力を向上させた場合には、他の機器への干渉波又は妨害波となるおそれがあり、電波法にも違反するおそれがある。しかし、ハードウエアが改造されたか否かを運用中のピコセルBTS400の外観から識別することは困難であるため、通常は、システムを停止して、装置の筐体を開けて内部の状態を目視で確認しなければならない。
本実施形態では、インタフェース部408は、アンテナ部401、送信部402、受信部403及び制御部404におけるアンテナ部ID情報411、送信部ID情報412、受信部ID情報413及び制御部ID情報414を参照することができる。したがって、非接触ICカード409によって、各部のハードウエア情報を読み出し、不正改造の有無を識別することができる。
ID情報の付与方法については、例えば、送信部402全体を1つのモジュールとみなして、送信部402に1つのID情報を付与するようにしてもよい。しかし、この場合には、モジュール全体を交換したような改造しか識別することができない。そこで、内部の回路ブロック毎にID情報を付与することが好ましい。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
100 無線基地局装置(BTS)
101、401 アンテナ部
102、402 送信部
103、403 受信部
104、404 制御部
105、405 メモリ部
106、406 プログラム格納エリア
107、407 障害情報格納エリア
108、208、308、408 インタフェース部
109、209、409 非接触ICカード
110、210、310、1210 上位局
200、300、400、1200 ピコセルBTS
202、302、1202 ネットワーク回線網
301、1201 無線端末装置(MS)
303 非接触ICチップ
411 アンテナ部ID情報
412 送信部ID情報
413 受信部ID情報
414 制御部ID情報

Claims (10)

  1. 無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部と、
    前記メモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行うとともに、非接触ICチップを内蔵した電子機器、及び/又は、非接触ICカードと通信するインタフェース部と、を備えていることを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記データは、無線基地局装置を運用するためのプログラム及びパラメータ、並びに運用状況の履歴情報のうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 前記履歴情報は、運用中に生じた故障又は障害の履歴情報を含むことを特徴とする、請求項2に記載の無線基地局装置。
  4. 無線基地局装置に含まれるモジュールは、それぞれ識別子を付与され、前記インタフェース部は、前記識別子の読み出しを行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
  5. 無線基地局装置に含まれるモジュールに含まれる回路ブロックは、それぞれ識別子を付与され、前記インタフェース部は、前記識別子の読み出しを行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
  6. 前記モジュールは、移動体端末装置との間で電波の送受信を行うアンテナ部、上位局から受信信号をデジタル・アナログ変換して該アンテナ部に出力する送信部、該アンテナ部から受信した信号をアナログ・デジタル変換して上位局に出力する受信部、及び、無線基地局装置の制御及び運用状態の監視を行う制御部のうちの少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項4又は5に記載の無線基地局装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線基地局装置のメモリ部に書き込むべきデータを保持する非接触ICチップを内蔵した電子機器。
  8. 無線通信機能を備えていることを特徴とする、請求項7に記載の電子機器。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線基地局装置のメモリ部に書き込むべきデータを保持する非接触ICカード。
  10. 無線基地局装置に設けられたインタフェース部が、非接触ICチップを内蔵した電子機器、又は、非接触ICカードと通信する工程と、
    前記無線基地局装置を運用するためのデータを保持するメモリ部に対するデータの書き込み、及び/又は、読み出しを行う工程と、を含むことを特徴とする無線基地局装置の保守方法。
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US10652762B2 (en) 2014-12-30 2020-05-12 Comptel Corporation Enhanced quality of service of a cellular radio access network

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