JP2011179740A - High-frequency cooking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は高周波調理装置に関する。 The present invention relates to a high-frequency cooking apparatus.
高周波(マイクロ波)で食品の分子を振動させ、それにより食品を内部から加熱する高周波調理装置は、一般的には「電子レンジ」という呼称で親しまれ、家庭の必需品となっている。 A high-frequency cooking apparatus that vibrates food molecules with high frequency (microwave) and thereby heats the food from the inside is generally known as “microwave oven” and has become a household necessity.
高周波調理装置の加熱室には、内部の状況を認識しやすくするため、庫内照明装置が設けられる。その例を特許文献1に見ることができる。 In the heating chamber of the high-frequency cooking device, an interior lighting device is provided to make it easy to recognize the internal situation. An example of this can be seen in US Pat.
特許文献1記載の高周波調理装置は、照明手段から加熱室に照射される光を制御する光源制御手段を備える。光源制御手段は、照明手段が加熱室に照射する光の色か強度のいずれかを制御する。また、人体検知素子を備え、人が近づいてきたことを検知して光源制御手段により照明手段の照射する光の強度を変化させる。さらに、人体検知素子に加えて明るさセンサを備え、それぞれの検出値に応じて光源制御手段により照明手段の複数の光源の光の強度を変化させて、加熱室に照射される光の色を調整する。
The high-frequency cooking device described in
庫内照明装置の光源として、発光ダイオード(以下、本件出願では「LED」の呼称を用いる)を使用する提案もなされている。その例を特許文献2に見ることができる。 A proposal has been made to use a light emitting diode (hereinafter referred to as “LED” in the present application) as a light source of the interior lighting device. An example of this can be seen in US Pat.
室内照明の分野では、省エネルギーの観点から、白熱電球をLED電球に置き換える取り組みが積極的に進められるようになっている。高周波調理装置でも、庫内照明装置の光源をLEDにするのは時代の流れと言える。庫内照明装置に用いられるLEDは、マグネトロン等の発熱部品を冷却する目的で設けられているファンが生成する空気流で冷却されるが、ここに一つ問題があった。 In the field of indoor lighting, from the viewpoint of energy saving, efforts to replace incandescent light bulbs with LED light bulbs have been actively promoted. Even in a high-frequency cooking device, it can be said that the LED is used as the light source of the interior lighting device. The LED used in the interior lighting device is cooled by an air flow generated by a fan provided for the purpose of cooling a heat generating component such as a magnetron, but there is one problem here.
それは、LEDの点灯中、ファンが回転を続けているとは限らないということである。調理が終了し、加熱室の扉を開けて食品を取り出すとき、照明が消えてしまったのでは使用者に不便なので、LEDは引き続き点灯している。他方ファンの方は、調理終了後も運転を続けていたのでは音が気になり、高周波調理装置が故障したのではないかと使用者が誤解するおそれもあるので、扉を開ければ停止する構成となっている。このように、LEDは点灯しているがファンは停止しているという状態が続くとLEDが自己発熱で過熱する。 That is, the fan does not always keep rotating while the LED is on. When cooking is finished and the food is taken out by opening the door of the heating chamber, it is inconvenient for the user to turn off the illumination, so the LED is continuously lit. On the other hand, the fan is worried about the sound if it continues to operate after cooking is finished, and the user may misunderstand that the high frequency cooking device has failed, so it will stop if the door is opened It has become. As described above, when the LED is lit but the fan is stopped, the LED is overheated by self-heating.
また、扉が開かれることなくファンが回転を続けていたとしても、排気口が塞がれるなどして空気の流れが停滞すれば、LEDは過熱する。このようにLEDが過熱すると、LED自身の品質劣化や短寿命化などの問題が生じる。 Further, even if the fan continues to rotate without the door being opened, the LED is overheated if the air flow stagnates due to the exhaust port being blocked. When the LED is overheated in this way, problems such as deterioration of the quality of the LED itself and shortening of the lifetime occur.
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、庫内照明装置の光源としてLEDを用いる高周波調理装置において、LEDの過熱を避けられるようにすることを目的とする。 This invention is made | formed in view of said point, and it aims at enabling it to avoid overheating of LED in the high frequency cooking apparatus which uses LED as a light source of an interior lighting device.
上記目的を達成するために本発明は、加熱室に庫内照明装置を設けた高周波調理装置において、前記庫内照明装置はLEDを光源とするものであり、前記LEDは当該高周波調理装置に配置されたファンが生成する空気流で冷却されるものであり、前記LEDは、前記加熱室の扉が開かれて前記ファンが停止したとき、または当該LEDが所定の温度に到達したとき、通常発光時よりも発光強度が下がることを特徴としている。 In order to achieve the above object, the present invention provides a high-frequency cooking apparatus having an interior lighting device provided in a heating chamber, wherein the interior lighting device uses an LED as a light source, and the LED is disposed in the high-frequency cooking device. The LED is cooled by an air flow generated by the fan, and the LED normally emits light when the door of the heating chamber is opened and the fan stops or when the LED reaches a predetermined temperature. It is characterized in that the emission intensity is lower than the time.
また本発明は、上記構成の高周波調理装置において、前記LEDの温度を検知するため、前記LEDの近傍に温度検知装置が配置されることを特徴としている。 Further, the present invention is characterized in that, in the high-frequency cooking apparatus having the above-described configuration, a temperature detection device is disposed in the vicinity of the LED in order to detect the temperature of the LED.
また本発明は、上記構成の高周波調理装置において、前記制御装置はデューティ制御で前記LEDの発光強度を低下させることを特徴としている。 Moreover, the present invention is characterized in that, in the high-frequency cooking device having the above-described configuration, the control device reduces the light emission intensity of the LED by duty control.
本発明によると、LEDの点灯時にLEDの過熱またはそのおそれが生じたときは、LEDの発光強度が下がるから、LEDは過熱するに至らない。そのため、LEDの品質劣化や短寿命化などの問題が起こりにくく、照明品質の安定した、長寿命の庫内照明装置を得ることができる。 According to the present invention, when the LED is overheated or when the LED is turned on, the light emission intensity of the LED decreases, and therefore the LED does not overheat. Therefore, problems such as LED quality degradation and shortening of the lifetime are unlikely to occur, and a long-life interior lighting device with stable illumination quality can be obtained.
以下、図に基づき本発明の実施形態である高周波調理装置1の構造を説明する。図1において、紙面の上下は高周波調理装置1の上下に一致する。また紙面左側が高周波調理装置1の左側、紙面右側が高周波調理装置1の右側であるものとする。
Hereinafter, the structure of the high
高周波調理装置1は直方体形状の板金製構造体からなる筐体10を備える。筐体10の内部には一回り小さな直方体形状の板金製構造体からなる加熱室20が設けられる。加熱室20は筐体10の正面側が開口部となっている。筐体10の正面には加熱室20の開口部を開閉する金属製の扉11が設けられる。扉11は左側の端が蝶番12で筐体10に連結され、蝶番12を支点として水平面内で回転する。
The high
扉11には加熱室20の内部を見通す窓13が形成される。窓13にはパンチングメタルを2枚のガラス板で挟んだドアスクリーン14がはめ込まれ、透視性を保ちつつ電波漏洩が防がれるようになっている。扉11にはドアスクリーン14以外にも電波漏洩防止対策が施され、加熱室からの気体漏洩を防ぐガスケットが取り付けられ、閉鎖状態を保つロック装置が設けられるが、それらはいずれも周知技術なので、詳細説明は省略する。
The
筐体10には、扉11の右側の部分に操作部15が形成される。筐体10の一部を構成する操作部カバー15aには、操作インターフェースとして、一群の操作キー15bやダイヤル15cが配置されている。操作キー15bの上方には表示装置15dが配置されている。
An
操作キー15bは、3列6段計18個が設けられている。その中には、図5に示す通り、テンキーと、「出力切替」「自動メニュー」「スタート」「とりけし」「温度」のキーが含まれる。最下段には、後述する庫内照明装置の照明色を変える「白色」「暖色」「寒色」のキーが並んでいる。なお、このような操作キー15bの種類や数、配列は一例であり、発明に限定を加えるものではない。
A total of 18
図4に示す通り、操作キー15bは光を透過するキーボタン15eを備え、個々のキーボタン15eの背後にはバックライトとなるLED15fが配置されている。LED15fは回路基板15gに実装されており、キーボタン15eとそれに対応するLED15fの間には筒状の反射体15hが設けられている。反射体15hは、LED15fが放つ光をキーボタン15eに集め、キーボタン15eの輝度を高める役割を果たす。
As shown in FIG. 4, the
表示装置15dは、回路基板15gに実装された表示管などの表示素子15iと、操作部カバー15aに形成された表示窓15jを含む。表示窓15jには透明合成樹脂からなるレンズがはめ込まれている。
The
回路基板15gには、ダイヤル15cによって回転操作されるロータリーエンコーダ15kが実装されている。また、高周波調理装置1の前に人がいるかどうかを調べる人体検知素子15lと、高周波調理装置1の周囲の明るさを調べる光検知素子15m(図5参照)が実装されている。
A
人体検知素子15lとしては、例えば、人体から放出される赤外線を検出して人体の有無や人体の接近を検知する赤外線センサが用いられる。光検知素子15mとしては、例えば、受光量に応じて抵抗値が変化するCdsセルなどが用いられる。
As the human
人体検知素子15lと光検知素子15mは、ロータリーエンコーダ15kの下方に左右横並びとなる形で配置される。操作部カバー15aには、人体検知素子15lと光検知素子15mのそれぞれ正面にあたる位置に、受光窓15n、15oが形成されている。人体検知素子15lと受光窓15nの間、及び光検知素子15mと受光窓15oの間には、反射体15hと同様の反射体15pが設けられている。
The human body detection element 15l and the
筐体10は脚部16(図2参照)によってテーブルや台の上に支持される。脚部16は正面側と背面側の左右2箇所ずつに計4個の接地部16aを有し、4点支持を形成する。
The
続いて高周波調理装置1の内部構造を説明する。加熱室20の右側の側壁の外面に、高周波発生装置(マグネトロン)21が取り付けられている。高周波発生装置21は加熱室20の内部に高周波を供給する。高周波発生装置21は、操作部15の裏側にあたる筐体10内の空間に位置している。同じ空間に、後述する制御装置を構成する回路基板(図示せず)も配置される。
Next, the internal structure of the high
加熱室20の天井壁の外面には、加熱室20の内部を照らす庫内照明装置22が配置される。庫内照明装置22はLED23を光源とするものである。LED23は複数個存在し、全体としての照明色を「白色」「暖色」「寒色」に切り替えられるようになっている。LED23については、赤・緑・青のそれぞれ単色のLEDをとり混ぜることとしてもよく、1個で多色に発光できるものを用いることとしてもよい。
An
加熱室20の天井壁にはLED23が放つ光を通過させる光透過孔24が矩形の集合をなすように多数形成されている。光透過孔24の大きさや配列はドアスクリーン14のパンチングメタルの穴と同様であり、そこから電波が漏洩することはない。
A large number of light transmission holes 24 through which light emitted from the
光透過孔24の集合は加熱室20の外側から直方体形状のカバー25で覆われる。カバー25はLED23を囲い込み、LED23の取付ベースともなる。カバー25はパンチングメタルからなり、LED23を冷却する空気が出入りできるようになっている。
A set of light transmission holes 24 is covered with a rectangular parallelepiped cover 25 from the outside of the
筐体10の天井壁にはスリットの集合からなる排気口17が形成され、その内側に冷却ファン18が配置される。冷却ファン18を運転すると、筐体10の内部の空気が排気口17から排気され、その結果、筐体10の別の箇所に設けた図示しない吸気口から高周波調理装置1の外部の空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は冷却ファン18の方に流れ、その空気流が高周波発生装置21、LED23、回路基板などの発熱部品を冷却する。
An
加熱室20の底壁には、ほぼ中心の位置に、回転軸挿通穴26が形成される。それに加えて加熱室20の底壁には、回転軸挿通穴26を中心に置く円形の浅い窪み27が形成される。
A rotating
加熱室20には被加熱物である食品を載置するターンテーブル30が配置される。ターンテーブル30は平面形状円形のガラス製部材で、上面は皿のように浅く窪んでいる。ターンテーブル30はローラーステイ31により加熱室20の底壁の上に支持される。ローラーステイ31は、図3に示す通り、中心のハブ31aから120°間隔で放射状に突き出す3本のアーム31bの先端にそれぞれ1個ずつのローラー31cを回転自在に保持したものである。ローラー31cは、窪み27の上面とターンテーブル30の下面の両方に接触してターンテーブル30及び食品の重量を支える。ローラーステイ31に対し位置ずれしないように、ターンテーブル30の下面には3個のローラー31cを囲い込む環状のリブ30aが形成されている。
In the
ローラーステイ31には回転軸31dを通じて回転が伝えられる。回転軸31dはハブ31aから垂下する形でハブ31aに一体成型されている。回転軸31dは回転軸挿通穴26を上下に通り抜ける。加熱室20の底壁下面に突き出した回転軸31dは、モータ32の出力軸32aに回転不能に連結する。
The rotation is transmitted to the roller stay 31 through the
モータ32は竪軸であり、加熱室20の底壁の外面に固定されたカップ状の支持ベース33を介して加熱室20に支持される。モータ32は減速機構を内蔵し、出力軸32aを減速回転させる。出力軸32aが支持ベース33を通り抜ける箇所には、支持ベース33内からモータ側に水が漏れ出さないようにするシール部材34が配置されている。支持ベース33の上端は加熱室20の底壁に密着状態で溶接されており、ここから気体や液体が漏れ出すことはない。
The
高周波調理装置1の制御システムは図5に示す構成となっている。制御装置40はマイクロコンピュータを中核として構成され、様々な構成要素から出力信号を受け取り、また様々な構成要素に対し制御信号を出力する。
The control system of the high
制御装置40に信号を出力する構成要素には次のものが含まれる。まず一群の操作キー15bがある。扉11に対して扉開閉検知スイッチ41が設けられており、扉開閉検知スイッチ41を含む扉開閉検知回路42からも制御装置40に信号が出力される。庫内照明装置22のLED23の近傍にはサーミスタからなる温度検知装置43が配置されており、温度検知装置43を含む温度検知回路44からも制御装置40に信号が出力される。
The components that output signals to the
人体検知素子15lからは人体検知回路45を介して制御装置40に信号が出力される。人体検知回路45は増幅回路45a、基準値回路45b、比較器45c、及び信号発生回路45dを含む。光検知素子15mからは信号発生回路46を介して制御装置40に信号が出力される。ロータリーエンコーダ15kからも制御装置40に対し信号が出力される。
A signal is output from the human
制御装置40が制御信号を出力する構成要素には次のものが含まれる。まず表示素子15iがある。個々のキーボタン15eに対応するLED15fを含む照明部47と、冷却ファン18の制御回路48も制御信号出力対象である。制御回路48はファンモータ18aと商用電源19との接続をリレースイッチ48aで開閉するものであり、リレースイッチ48aのスイッチング回路48bに対し制御装置40から制御信号が出力される。
The components from which the
庫内照明装置22の調光回路49も制御装置40からの制御信号出力対象である。調光回路49はLED23のスイッチング回路49aを含み、制御装置40は調光回路49をデューティ制御する。
The dimming
この他制御装置40が制御信号を出力する構成要素としては、高周波発生装置21に付属する高周波駆動電源(図示せず)と、モータ32のドライバ回路(図示せず)がある。
Other components from which the
高周波調理装置1の動作は次の通りである。加熱を行う場合は、ターンテーブル30の上に被加熱物である食品を載せ、扉11を閉じる。扉11がきちんと閉じられると扉開閉検知スイッチ41が導通状態になり、扉開閉検知回路42から制御装置40に対し、扉11が閉じられた旨の信号が出力される。これを受けて、操作キー15bを通じての指令が可能になる。またLED15fが点灯し、キーボタン15eを背後から照らす。
The operation of the high-
使用者は、一群の操作キー15bの中で必要なものを押し、調理メニューや加熱目標温度などを選択する。選択結果は表示装置15dに表示される。最後に「スタート」の操作キー15bを押すと、調理が開始される。制御装置40は、高周波発生装置21、冷却ファン18、庫内照明装置22、及びモータ32のそれぞれに制御信号を出力し、それらを動作させる。
The user presses a necessary one of the group of
高周波駆動電源への通電により、高周波発生装置21が高周波発振を開始し、加熱室20の中の食品は高周波で加熱される。冷却ファン18はそれが引き起こす空気流で筐体10内の発熱部品を冷却する。モータ32は出力軸32aを回転させ、出力軸32aはローラーステイ31を回転させる。ローラーステイ31が回転すると、ローラー31cは、ターンテーブル30を支えた状態で、軌道面29の上を転動する。転動するローラー31cはその上に載っているターンテーブル30をさらに進行方向へと押しやる。ターンテーブル30の角速度はローラーステイ31cの角速度の約2倍ということになる。
By energizing the high frequency drive power supply, the
制御装置40は調光回路49にスタティック信号を出し、LED23を点灯させる。これにより、加熱中、庫内照明装置22は加熱室20の内部を照明することになる。照明の色は、デフォルトでは「白色」となっているが、調理モードに応じて「暖色」「寒色」を選択することもできる。例えば、焼き色の判断が必要なオーブン料理の場合は「白色」を選び、焼き色判断を必要としない料理では食欲をそそる「暖色」を選び、解凍や発酵など低出力での調理や、野菜の緑色を鮮やかに見せたい場合は「寒色」を選ぶ、といった使い分けが可能である。
The
照明の強度は、ダイヤル15cでロータリーエンコーダ15kを回すことにより調節できる。なお、操作キー15bの中に照明強度の選択キーを設け、ロータリーエンコーダ15kは他のパラメータの調節に用いることとしてもよい。
The intensity of illumination can be adjusted by turning the
キーボタン15eを照らすLED15fの発光強度は、状況により求められるレベルが異なる。昼間など、周囲がきわめて明るい環境では、使用者が見やすいようにLED15fの発光強度を十分確保する必要がある。逆に夜間など、周囲が暗い環境では、LED15fの発光強度が昼間と同じままでだとまぶしく感じられることもある。そもそも、高周波調理装置1の前に誰もいなければ、LED15fを点灯する必要すらない。LED15fを無駄に、あるいは不適切に明るく点灯することは、エネルギーの浪費になるばかりでなく、LED15fの寿命も短くする。
The level of light emission intensity of the
本実施形態では、上記のようなLED15fの点灯の無駄を、人体検知素子15lと光検知素子15mを用いて防いでいる。人体検知素子15lは、人体から放出される赤外線により人体の存在をキャッチする。高周波調理装置1の前に人がいることを検知した人体検知素子15lは人体検知回路45に信号を出力する。人体検知回路45に入力された信号は増幅回路45aで増幅され、比較器45cで、基準値回路45bが出力する基準値信号とレベルを比較される。増幅回路45aの出力信号レベルの方が基準値信号のレベルよりも高かった場合は、信号発生回路45dから制御装置40に対し、人体検知信号が出力される。
In this embodiment, useless lighting of the
人体検知信号の出力により、LED15fの点灯可との判定条件が満たされたことになる。これを受けて制御装置40は、照明部47に対し、LED15f点灯の制御信号を出力する。人体検知信号が出力されなければ、LED15fの点灯可との判定条件は満たされないままであり、制御装置40は、LED15f点灯の制御信号を出力しない。
By the output of the human body detection signal, the determination condition that the
光検知素子15mは、光を検知したときは信号発生回路46に対し信号を出力し、信号発生回路46はそれを受けて制御装置40に光検知信号を出力する。制御装置40は光検知信号のレベルに基づいて高周波調理装置1周囲の明るさレベルを演算し、その演算結果に基づいて、照明部47に対し、LED15fの発光強度の維持または増減の制御信号を出力する。
When the
制御装置40は、「昼間のレベル」「夜間のレベル」「夜間で室内照明が消灯しているときのレベル」といった具合に、LED15fの発光強度を複数段階に変化させる。デューティ比を調整した制御信号を出力することでその制御を行う。例えば「昼間のレベル」では、LED15fの発光強度を100%とするため、デューティ比10/10の制御信号を出力する。「夜間のレベル」では、LED15fの発光強度を70%とするため、デューティ比7/10の制御信号を出力する。「夜間で室内照明が消灯しているときのレベル」では、LED15fの発光強度を50%とするため、デューティ比5/10の制御信号を出力する。
The
このように、LED15fの発光強度を周囲の明るさに応じて変え、高周波調理装置1の前に人がいないときはLED15fを点灯しないこととすることにより、電力消費量を減らし、LED15fの寿命を延ばすことができる。
Thus, by changing the light emission intensity of the
LED15fに対する制御は、表示装置15dと庫内照明装置22にも適用される。すなわち、表示装置15dの表示の明るさと、庫内照明装置22の照明の明るさは、周囲が明るければ明るくし、周囲が暗ければそれに応じて暗くし、使用者が眩しさを感じない、適切な明るさとなるように制御される。明るさの制御にはLED15fの場合と同じくデューティ制御を適用することができる。高周波調理装置1の前に人がいなければ、表示装置15dは表示をやめ、庫内照明装置22は照明をやめる。
The control for the
このように、使用者がいるかいないかによって、また周囲の明るさに応じて、表示素子15iの明るさやLED23の発光強度をきめ細かく調整することにより、電力消費量を減らし、表示素子15iやLED23の寿命を延ばすことができる。
Thus, by finely adjusting the brightness of the
調理開始以来所定時間が経過したことを受けて、あるいは使用者による操作を受けて、あるいは食品温度が所定値に達したことをそのために設けたセンサが検知したことを受けて、あるいは使用者が扉11を開けかかったために扉開閉検知回路42から扉11が開いた旨の信号が出力されたことを受けて、制御装置40は高周波発生装置21、冷却ファン18、庫内照明装置22、及びモータ32の動作を停止する。調理が完了していれば、使用者は扉11を開けて食品を取り出す。
In response to the elapse of a predetermined time since the start of cooking, the operation by the user, or the detection of the sensor provided for that the food temperature has reached the predetermined value, or the user In response to the door opening /
食品を取り出すために扉11を開けたとき、庫内照明装置22は点灯を続けており、使用者は明るい加熱室20から食品を取り出すことができる。他方冷却ファン18は、運転を継続していたのでは音が気になり、高周波調理装置1が故障したのではないかと使用者が誤解するおそれもあるので、扉11を開けたときに停止する。このように冷却ファン18が停止した状態で庫内照明装置22が点灯すると、そのままではLED23が過熱状態になる。
When the
そこで本発明では、LED23が点灯しているときに冷却ファン18を停止させることとなったことで、LED23の過熱またはそのおそれがあるとの判定条件が満たされたものとする。当該判定条件が満たされたことを受けて、制御装置40は、LED23の発光強度を下げる制御を行う。すなわち調光回路49にパルス信号を出力し、LED23をデューティ制御して、例えば通常の70%の消費電力でLED23を発光させる。
Therefore, in the present invention, it is assumed that the determination condition that the
このように、加熱室20の扉11が開かれて冷却ファン18が停止したとき、LED23の発光強度が下がることにより、LED23はそれほど熱を持たなくなり、冷却ファン18が停止状態であっても過熱が防がれる。これにより、LED23の品質の劣化が抑制され、寿命も延びる。
As described above, when the
また本発明では、扉11を閉じ、冷却ファン18を運転しつつ調理を行っているときに温度検知装置43が所定の温度に到達したとき、制御装置40は、LED23の温度が過熱状態またはそのおそれがある温度にまで到達したと判定する。これを受け、制御装置40は、上記と同じようにLED23の発光強度を下げる。
Further, in the present invention, when the temperature detection device 43 reaches a predetermined temperature while cooking while the
このように、LED23が所定の温度に到達したとき、LED23の発光強度が下がることにより、LED23の発熱量が小さくなって過熱が防がれるので、LED23の品質の劣化が抑制され、寿命も延びる。
As described above, when the
これまでの説明では、高周波加熱のみを行う高周波調理装置について述べてきたが、蒸気による加熱を併用する高周波調理装置にも本発明を適用できることは言うまでもない。 In the description so far, the high-frequency cooking apparatus that performs only high-frequency heating has been described, but it goes without saying that the present invention can also be applied to a high-frequency cooking apparatus that uses heating with steam.
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the scope of the present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the invention.
本発明は高周波調理装置に広く利用可能である。 The present invention can be widely used for high-frequency cooking apparatuses.
1 高周波調理装置
10 筐体
11 扉
15 操作部
18 冷却ファン
20 加熱室
21 高周波発生装置
22 庫内照明装置
23 LED
30 ターンテーブル
40 制御装置
43 温度検知装置
DESCRIPTION OF
30
Claims (3)
前記庫内照明装置はLEDを光源とするものであり、
前記LEDは当該高周波調理装置に配置されたファンが生成する空気流で冷却されるものであり、
前記LEDは、前記加熱室の扉が開かれて前記ファンが停止したとき、または当該LEDが所定の温度に到達したとき、通常発光時よりも発光強度が下がることを特徴とする高周波調理装置。 In the high-frequency cooking device provided with an interior lighting device in the heating chamber,
The interior lighting device uses an LED as a light source,
The LED is cooled by an air flow generated by a fan arranged in the high-frequency cooking device,
The LED has a light emission intensity lower than that in normal light emission when the door of the heating chamber is opened and the fan stops or when the LED reaches a predetermined temperature.
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