JP2011176657A - カウンタを用いた2値化画像の画像処理装置 - Google Patents

カウンタを用いた2値化画像の画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の2値化データは通常の圧縮処理は、そのデータ量の大きさより処理に多大な時間を要するため、スムーズに処理されず処理待ちの時間が発生していた。これにより高速処理には不向きであった。
【解決手段】 CCDデータのスキャン開始位置をゼロとして欠点までの画素数をカウントし、欠点検出位置をメモリに保持する。次に、欠点が連続して続く間の画素数をカウントし、連続性が途切れた時点のカウント数をメモリに保持し、先の開始位置と、このカウント数を欠点の画像情報として保持し、端末PCへ転送するためのメモリに書き込む。欠点のカウント数等は、カウント数をメモリに書き出すと同時にリセットし、次の欠点開始位置を検出したら同様にカウントを繰り返す。
【選択図】 図4

Description

本発明は、2値化画像を符号化する、もしくは符号化された2値化画像を復号する画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関するものである。
従来の圧縮技術では、例えばランレングス符号化、画素値が近隣の画素と同じ値になる傾向が強いことを利用して、近隣の画素を参照し、値が同一であれば圧縮する符号化方法がある。
またハフマン符号化は、一定ビットごとに文字列を区切り、区切られた後の文字列を統計的に処理して、出現確率がより高いパターンに対してより短い符号を与える方式であり、各パターンの出現数を比較して、最も出現数の低いパターン2つに「0」と「1」の符号を付与し、次の比較においては両者を合算して扱うことにより、一意な情報を維持することを可能にしている。
またLZ77符号化、あるいはLZ78符号化のように、広い範囲の画素を参照し、値が同一の並びの画素を検出してこれを利用することにより圧縮する符号化方法がある。これらの方法によればかなり離れた位置にある同一の値を有する画素を検出して圧縮に利用することができる。
またJPEG符号のように、背景パターンそれ自体をよく圧縮できる符号化方法がある。
特開平9−89798号公報
しかしながら、上記ランレングス符号化、あるいはハフマン符号化によれば、基本的にパターンマッチングによる符号化であるため、各パターンを格納するメモリ空間が必要な上、各パターンとのマッチングに時間を要する為、メモリ空間を充分に確保しづらいFPGAなどのハードウェアや逐次処理が必要な生産設備には不向きである。
また、上記LZ77符号化、あるいはL78符号化によれば、符号化時に広い範囲の画素を参照するため、計算量が多く、符号化に要する時間が長いという欠点がある。またこれらの方法によれば、復号時に広い範囲の画素を参照するために、大容量のバッファメモリが必要となるという欠点があり、前記ランレングス符号化およびハフマン符号化と同様にハードウェアや逐次処理が必要な生産設備には不向きである。
また、上記JPEGによれば、符号化時の計算量が多いため、符号化に要する時間が長いという欠点がある。又、この方法によれば、復号時の計算量もまた多いという欠点があり、前記ランレングス符号化およびハフマン符号化と同様にハードウェアや逐次処理が必要な生産設備には不向きである。
本発明の目的は、メモリ空間の充分な確保が困難なFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア演算回路において、画像データの符号化および復号に処理時間を費やさない2値化画像の符号化および復号が可能な装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の請求項1に記載の、2値画像を符号化する画像処理装置であって、2値画像に対して、一定方向に走査して各画素の値を取得する走査手段と、前記走査手段によって取得された走査線上の画素の値が走査方向において変化する変化点において、前記変化点の座標を保持する開始位置保持手段と、前記変化点から前記走査方向に走査し、前記変化点の画素の値と同一の画素の値を有する連続した画素数を計数する連続画素数計数手段と、前記変化点から前記走査方向に走査し、前記変化点の画素の値とは画素の値が異なる画素が出現した場合に、前記開始位置保持手段によって保持されている前記変化点の前記座標と、前記連続画素数計数手段によって計数された連続数とを保持する符号情報保持手段と前記符号情報保持手段の機能する前または後に、前記連続画素数計数手段が保持している前記座標の値と、前記連続計数手段が保持している前記連続数の値とを消去する初期化手段と、を備えることを特徴とする。
この装置を用いれば、2値化画像を符号化する際に、メモリ空間を消費することなく、高速に、且つ高い圧縮率でデータを圧縮する事が可能となる。
請求項2および請求項3に記載の発明は、請求項1記載の2値画像を符号化する画像処理装置であって、前記走査手段の走査方向が、2値画像に対して水平方向であることを特徴とする方法、或いは前記走査手段の走査方向が、2値画像に対して鉛直方向であることを特徴とする方法である。
この方法を用いれば、画像の特徴によってはより高い圧縮率が得られる。請求項1記載の符号化手段においては、例えば2値化画像において、水平方向に長く鉛直方向に短い特徴を持つ画像が極端に多い場合は請求項2に記載の、画像に対して水平方向への走査手段が高い圧縮率を得るには有効である。また、例えば2値化画像において、水平方向に短く鉛直方向に長い特徴を持つ画像が極端に多い場合は請求項3に記載の、画像に対して鉛直方向への走査手段が高い圧縮率を得るには有効である。
請求項4に記載の発明は、請求項1と請求項2、あるいは請求項1と請求項3記載の、2値画像を符号化する画像処理装置によって符号化された2値画像を復号する画像処理装置であって、 所定の画像空間を有し、復号した画素列を指定された座標に格納する画像格納手段と、符号化された符号情報から変化点の座標を切り出し保持するための座標読み込み手段と、符号化された前記符号情報から連続した画素数を切り出し保持するための連続画素数読み込み手段と、 前記座標に、前記連続した画素数分の画素を付与する復号化手段と、前記復号化手段が保持する復号情報を前記画像格納手段によって画像化する画像化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置である。
この装置を用いれば、本発明の請求項1と請求項2、あるいは請求項1と請求項3記載の符号化する画像処理装置によって符号化された2値化画像を、効率よく復号することが可能となる。
本発明のカウンタを用いた2値化画像の符号化によれば、2値化画像を符号化する際に、メモリ空間を消費することなく、高速に、且つ高圧縮率で圧縮することが出来る。
また、FPGAなどのプログラマブルなハードウェア演算回路に適用することで、特別な追加回路や装置を必要とせず、安価な画像圧縮処理が可能となり、また復号する際にも、パソコン等にて簡易に画像を復元出来る。その結果、画像データを転送する際のデータ量が大幅に減少する為、生産設備などでは一般民生品の部品の転用による画像転送も対応可能となり、設備の開発費用と導入費用の削減に貢献出来る。
本発明による一実施例の画像処理装置の基本構成を示すブロック図 図1に示す画像処理装置の画像処理回路の詳細を示すブロック図 符号化処理の実行手順を示すフローチャート 本発明による符号化処理の動作を示す図 2次元の2値化画像に対する符号化処理方法を示す図 復号処理の初期動作を示す図 復号手順の説明図 2次元の2値化画像への復号処理方法を示す図
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像処理装置の基本構成図である。本実施形態ではCCDカメラ11で撮影した画像を、画像処理回路12で最適に処理し、一般的なパソコン13(パーソナルコンピュータ)に画像情報を転送して画像解析を行う。図2は、図1に示した画像処理回路12の詳細を示している。CCDカメラ11はCCDカメラインターフェイス21と接続され、撮影した画像が画像処理回路12に取り込まれ、FPGA22(Programmable Gate Array)内に構成された画像2値化処理部23と符号化処理部24によって符号化され、圧縮画像となった2値画像の符号化情報を画像送出インターフェイス25に出力し、画像送出インターフェイス25からパソコン13に転送する。
図3に符号化処理部24の実行する手順を示すフローチャートを示す。符号化処理部は走査1回分のデータのみを取り扱うので、走査手段の走査方向は問わない。また、図4に符号化処理部の符号化処理動作を示す。
まず、ステップ30において新規の走査が開始されるとステップ31において最初の画素の画素値を取得し、ステップ32にて画素の値を比較する。画素の値が2値画像「0」または「1」のうち、「1」であれば次のステップ33へ移るが「0」であればステップ31に戻り次の画素値を取得する。ステップ32において画素値「1」が得られた場合は、この画素を変化点と認識し、ステップ33にて当該画素の座標に相当する画素番号を内部メモリに記録する。この画素番号は、例えばステップ30の直後では走査の最初に出現する画素であるので「0」であり、その後連番で付与される。例えば、走査線上の画素数が5000画素であれば、走査線の終端の画素番号は4999になる。次に、ステップ34で次の画素値を取得し、ステップ35においてステップ32と同様に画素の値を比較するが、「1」ならばステップ36にて連続画素数をインクリメントしてステップ37にて画素値が「1」の画素の連続数を保存し、ステップ34にループし、画素値が「0」である画素を検出するまでステップ34,35,36,37の4ステップを繰り返す。
一方、ステップ35において画素値が「0」である画素を検出した場合は、ステップ38へ進み、ステップ33で保存した変化点座標の値と連続画素数計数値とを必要に応じて記録媒体へ保存し、ステップ39において走査線の終端に達しているか否かを判断する。終端に達していない場合は、ステップ31にループし、次の変化点を検出するルーチンへ戻るが、一方ステップ39において走査線の終端に達している場合は、ステップ3Aに移行して図2に示す画像送出インターフェイス25へ符号化情報内容を出力する。
次に図4を用いて符号化処理の動作を説明する。画像情報40は、通常は数百個から数千個の画素を有するが、ここでは画素1から画素20までの21個の画素による画像情報のモデルとして説明する。また、画素カウンタ42は画素数を計数するカウンタであり、計数されたカウンタ値は前記画像情報40にて検出される変化点の座標として引用され前記符号化情報バッファ43へ記録される。また、連続画素数カウンタ41は変化点検出後に変化点と同じ値を有する画素の連続性を計数するカウンタで、変化点を0番目とし、変化点に最初に連続する画素が1番目となるように計数し、連続が途切れると前記符号化情報バッファ43に情報を記録してカウンタ値をリセットする。
先ず連続画素44の検出手順について順を追って説明する。
前記画像情報40に対する走査を開始すると先ず画素0を検知し、前記画素カウンタ42がカウントアップしてカウンタ値を1とする。画素0の値が0である場合は直ちに次の画素である画素1の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を2とする。画素1の値が0である場合は直ちに次の画素である画素2の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を3とする。画素2の値が0で有る場合は直ちに次の画素である画素3の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を4とする。しかし、画素3の値が1であるので、この画素を変化点とし、前記符号化情報バッファ43に配置されている符号化情報メモリ44a2に前記画素カウンタ42の値である44a1が示す値4を書き込む。続いて画素4の値を取得し、その画素の値が1である場合、前記変化点である画素3と値が連続しているため、前記連続画素数カウンタ41をカウントアップして連続画素数カウンタ値41aを1とする。前記連続画素44においては画素4から画素7までは画素の値が連続して1であるので、画素4の処理と同様に、画素5から画素7まで画素の値を順次取得し、前記連続画素数カウンタ値41aを順次カウントアップする。画素7の処理を完了した時点で連続画素数44の連続数を示す前記連続画素数カウンタ値41aは44b1の示す値4となる。画素8の値は0であるので、画素3から画素7まで連続した画素の連続性が終了し、符号化情報メモリ44b2に前記連続画素数カウンタ値41aの値である4を書き込み、前記連続画素数カウンタ値41aをリセットする。この作業の結果、前記連続画素44が持つ連続画素の特徴を、変化点座標を4とし、連続画素数を4とした数値4:4として前記符号化情報バッファ43にそれぞれ保持完了となる。
続いて連続画素45の検出手順について順を追って説明する。
前記画像情報40に対する走査を再開する。前記連続画素44検出完了直後の画素8から走査を開始する。画素8を検知すると前記画素カウンタ42がカウントアップしてカウンタ値を9とする。
画素8の値が0である場合は直ちに次の画素である画素9の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を10とする。画素9の値が0である場合は直ちに次の画素である画素10の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を11とする。画素10の値が0で有る場合は直ちに次の画素である画素11の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を12とする。しかし、画素12の値が1であるので、この画素を変化点とし、前記符号化情報バッファ43に配置されている符号化情報メモリ45a2に前記画素カウンタ42の値である45a1が示す値13を書き込む。続いて画素13の値を取得し、その画素の値が1である場合、前記変化点である画素12と値が連続しているため、前記連続画素数カウンタ41をカウントアップして連続画素数カウンタ値41bを1とする。前記連続画素45においては画素13から画素15までは画素の値が連続して1であるので、画素13の処理と同様に、画素14から画素15まで画素の値を順次取得し、前記連続画素数カウンタ値41bを順次カウントアップする。画素15の処理を完了した時点で連続画素数45の連続数を示す前記連続画素数カウンタ値41bは45b1の示す値3となる。画素16の値は0であるので、画素12から画素15まで連続した画素の連続性が終了し、符号化情報メモリ45b2に前記連続画素数カウンタ値41bの値である3を書き込み、前記連続画素数カウンタ値41bをリセットする。この作業の結果、前記連続画素45が持つ連続画素の特徴を、変化点座標を13とし、連続画素数を3とした数値13:3として前記符号化情報バッファ43にそれぞれ保持完了となる。
続いて連続画素46の検出手順について順を追って説明する。
前記画像情報40に対する走査を再開する。前記連続画素46検出完了直後の画素16から走査を開始する。
画素16を検知すると前記画素カウンタ42がカウントアップしてカウンタ値を17とする。
画素16の値が0である場合は直ちに次の画素である画素17の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を18とする。画素17の値が0である場合は直ちに次の画素である画素18の値を取得し、前記画素カウンタ42の値をカウントアップしてカウンタ値を値19とする。しかし、画素18の値が1であるので、この画素を変化点とし、前記符号化情報バッファ43に配置されている符号化情報メモリ46a2に前記画素カウンタ42の値である46a1が示す19を書き込む。続いて画素19の値を取得し、その画素の値が1である場合、前記変化点である画素18と値が連続しているため、前記連続画素数カウンタ41をカウントアップして連続画素数カウンタ値41cを1とする。前記連続画素46においては画素19から画素20までは画素の値が連続して1であるので、画素19の処理と同様に、画素20の値を取得し、前記連続画素数カウンタ値41cをカウントアップする。画素20の処理を完了した時点で連続画素数46の連続数を示す前記連続画素数カウンタ値41cは46b1の示す値2となる。画素20は走査線終端であるので、画素18から画素20まで連続した画素の連続性が終了し、符号化情報メモリ46b2に前記連続画素数カウンタ値41cの値である2を書き込み、前記連続画素数カウンタ値41cをリセットする。この作業の結果、前記連続画素46が持つ連続画素の特徴を、変化点座標を19とし、連続画素数を2とした数値19:2として前記符号化情報バッファ43にそれぞれ保持完了となる。
画素20において走査対象となる画像は終端に達しているので、図2に示す画像送出インターフェイス25へ前記符号化情報バッファ43の内容を出力する。
上述の手順は、一本の走査線上の2値化画像の符号化について説明したが、図5では2次元の2値化画像に対する符号化処理を上述の手順を応用して実現する方法について説明する。
2値化画像52は、画像幅方向座標57と画像長さ方向座標58で構成されている。前記画像幅方向座標57は0から11までの数字で座標を構成しており、前記画像長さ方向座標58はaからmまでのアルファベットで座標を構成している。いずれも説明の為の表示であり、実際に処理を行う場合には数値で座標を構成するのが望ましい。符号化情報51は、パソコン13内の記録媒体に蓄積される情報である。現実の運用においてはヘッダ情報53および前記画像長さ方向座標54を符号化情報51に追加情報として付与するべきであり、符号化された画像を復号する際に必須な情報である。前記ヘッダ情報53には前記2値化画像52の画像の横寸法を表す前記画像幅方向座標57の個数である2値化画像横画素数59と、前記2値化画像52の画像の縦寸法を表す画像長さ方向座標58の最大数である2値化画像縦画素数55と、前記符号化情報51の符号化情報のデータ数の最大値である符号化データ情報最大数56などを記録するのが望ましい。また、符号化情報51が有すべき前記2値化画像52の縦寸法を現す画像長さ方向座標54は前記画像長さ方向座標58と対応している。
図6、図7および図8は、前記符号化情報51を2値化画像へ復号する復号手順を示す。図6は、復号処理の初期動作を説明する。前記符号化情報51にはヘッダ情報53と前記画像長さ方向座標54が含まれている。画像の復号処理を開始するには先ず、復号データを画素として配置するためのプロットエリアを用意する。前記ヘッダ情報53に含まれる前記2値化画像横画素数59の値をプロットエリアの横方向画素数とし、前記2値化画像縦画素数55の値をプロットエリアの縦方向画素数として任意の記録媒体内にプロットエリア61を確保する。
図7は、前記符号化情報51におけるの前記画像長さ方向座標b行64の符号化情報を復号し、プロットエリア61における前記復号データb行65に2値化画像データをプロットする方法について示す。b行変化点71とb行連続数72は、前記符号化情報バッファ43に前記符号化情報メモリ44a2と前記符号化情報メモリ44b2、あるいは前記符号化情報メモリ45a2と前記符号化情報メモリ45b2、あるいは前記符号化情報メモリ46a2と前記符号化情報メモリ46b2と、同様に画素の変化点と変化点からの連続画素数を表している。つまり、前記b行変化点71が示す値2に基づき、前記復号データb行65における画素2にあたるプロット変化点73をプロットし、前記b行連続数72が示す値6に基づき、前記復号データb行65のプロット開始点74から始まってプロット終了点75までの6画素分を右方向へプロットする。これにより前記画像長さ方向座標b行64の前記復号データb行65への復号が完了する。
図8は、図7を用いて示した前記画像長さ方向座標b行64の復号手順を用いて前記画像長さ方向座標54のaからmまでの全行に対してそれぞれ復号した場合の結果を示す。
本発明は、CCDカメラデータを2値化して画像データとして取り扱う装置において、ハードに頼らず情報量を小さくして扱うことが出来るので、安価で高速な処理を行う検査装置等に利用が可能である。
11 CCDカメラ
12 画像処理回路
13 パソコン
21 CCDカメラインターフェイス
22 FPGA(Programmable Gate Array)
23 画像2値化処理部
24 符号化処理部
25 画像送出インターフェイス
40 画像情報
41 連続画素数カウンタ
41a 連続画素44計数時の連続画素数カウンタ
41b 連続画素45計数時の連続画素数カウンタ
41c 連続画素46計数時の連続画素数カウンタ
42 画素カウンタ
43 符号化情報バッファ
44 連続画素
44a1 連続画素44の始点位置に相当する画素カウンタ値
44b1 連続画素44の連続数に相当する連続画素数カウンタ値
44a2 符号化情報バッファ内連続画素44の始点位置保持用メモリ位置
44b2 符号化情報バッファ内連続画素44の連続画素数保持用メモリ位置
45 連続画素
45a1 連続画素45の始点位置に相当する画素カウンタ値
45b1 連続画素45の連続数に相当する連続画素数カウンタ値
45a2 符号化情報バッファ内連続画素45の始点位置保持用メモリ位置
45b2 符号化情報バッファ内連続画素45の連続画素数保持用メモリ位置
46 連続画素
46a1 連続画素46の始点位置に相当する画素カウンタ値
46b1 連続画素46の連続数に相当する連続画素数カウンタ値
46a2 符号化情報バッファ内連続画素46の始点位置保持用メモリ位置
46b2 符号化情報バッファ内連続画素46の連続画素数保持用メモリ位置
51 符号化データ
52 2値化画像(サンプル)
53 符号化データのヘッダ情報
54 符号化データの画像長さ方向座標値
55 2値化画像縦画素数
56 符号化データの情報最大数
57 2値化画像の幅方向座標
58 2値化画像の長さ方向座標
59 2値化画像の横画素数
61 プロットエリア
64 2値化画像のb行の座標値
65 復号データのb行の座標値
71 b行の変化点座標(符号化データ)
72 b行の変化点の連続数(符号化データ)
73 b行の変化点のプロット位置
74 b行の変化点の連続開始位置
75 b行の変化点の連続終了位置

Claims (4)

  1. 2値画像を符号化する画像処理装置であって、
    2値画像に対して、一定方向に走査して各画素の値を取得する走査手段と、
    前記走査手段によって取得された走査線上の画素の値が走査方向において変化する変化点において、前記変化点の座標を保持する開始位置保持手段と、
    前記変化点から前記走査方向に走査し、前記変化点の画素の値と同一の画素の値を有する連続した画素数を計数する連続画素数計数手段と、
    前記変化点から前記走査方向に走査し、前記変化点の画素の値とは画素の値が異なる画素が出現した場合に、前記開始位置保持手段によって保持されている前記変化点の前記座標と、前記連続画素数計数手段によって計数された連続数とを保持する符号情報保持手段と、
    前記符号情報保持手段の機能する前または後に、前記連続画素数計数手段が保持している前記座標の値と、前記連続計数手段が保持している前記連続数の値とを消去する初期化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記走査手段の走査方向が、2値画像に対して水平方向であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記走査手段の走査方向が、2値画像に対して鉛直方向であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 符号化された2値画像を復号する画像処理装置であって、
    所定の画像空間を有し、復号した画素列を指定された座標に格納する画像格納手段と、
    符号化された符号情報から変化点の座標を切り出し保持するための座標読み込み手段と、
    符号化された前記符号情報から連続した画素数を切り出し保持するための連続画素数読み込み手段と、
    前記座標に、前記連続した画素数分の画素を付与する復号化手段と、
    前記復号化手段が保持する復号情報を前記画像格納手段によって画像化する画像化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
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