JP2011175374A - 表示体、粘着ステッカ、転写箔及びラベル付き物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】読取条件に対する制約を小さくする。
【解決手段】本発明の表示体10は、機械読取可能情報を表示する表示体であって、領域R1及びR2を含んだ反射面を有し、領域R1は、一次元的に又は二次元的に配列した第1凹部又は凸部を含み、照明光を照射した場合に反射光として散乱光を射出し、領域R2は、各々が順テーパ形状を有し、第1凹部又は凸部と比較してより小さなピッチで二次元的に配列した第2凹部又は凸部を含み、先の照明光を照射した場合に反射光を射出しないか又は上記散乱光と比較してより低い強度で反射光を射出し、領域R2に対応した部分は、前面側から白色光で照明し、正面から拡大して観察した場合に、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明の表示体10は、機械読取可能情報を表示する表示体であって、領域R1及びR2を含んだ反射面を有し、領域R1は、一次元的に又は二次元的に配列した第1凹部又は凸部を含み、照明光を照射した場合に反射光として散乱光を射出し、領域R2は、各々が順テーパ形状を有し、第1凹部又は凸部と比較してより小さなピッチで二次元的に配列した第2凹部又は凸部を含み、先の照明光を照射した場合に反射光を射出しないか又は上記散乱光と比較してより低い強度で反射光を射出し、領域R2に対応した部分は、前面側から白色光で照明し、正面から拡大して観察した場合に、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示技術に関する。
一次元コード及び二次元コードは、機械読取可能情報の表示に使用されている。これらコードが表示する情報は、物品の売上管理、在庫管理、商品管理、検品、仕分け、真偽判定及び個人認証などの様々な目的で利用することができる。
このようなコードは、一般には、物品に貼り付けられるべきラベルに印刷するか、又は、物品に直接印刷している。しかしながら、コードを印刷したラベルの偽造は比較的容易であり、物品上に印刷したコードの改竄も比較的容易である。
特許文献1には、パターニングされた金属反射層と、その背面側に設けられた拡散反射層とを含み、金属反射層が二次元コードなどのコードパターンを構成している表示体が記載されている。この表示体を斜め方向から照明し、正面方向から観察すると、金属反射層に対応した部分は黒色に見え、金属反射層の開口部に対応した部分は拡散反射層からの散乱光によって白色に見える。
この表示体では、金属反射層の前面に、ホログラム又は回折格子を構成しているレリーフ構造が設けられている。従って、この表示体は、印刷によってコードパターンを形成した表示体と比較すれば、偽造や情報の改竄がより困難である。
この表示体が表示するコードパターンを機械読み取りする場合、金属反射層からの正反射光が撮像素子に入射すると、金属反射層に対応した部分とその開口部に対応した部分とのコントラスト比が不十分となり、読取精度が不十分となる。従って、この表示体が表示するコードパターンを機械読み取りするには、照明方向及び撮影方向を、金属反射層からの正反射光が撮像素子に入射しないように設定する必要がある。即ち、この表示体は、コードパターンの読取条件に対する制約が大きい。
そこで、本発明は、読取条件に対する制約を小さくすることを目的とする。
そこで、本発明は、読取条件に対する制約を小さくすることを目的とする。
本発明の第1側面によると、機械読取可能情報を表示する表示体であって、第1及び第2領域を含んだ反射面を有し、前記第1領域は、一次元的に又は二次元的に配列した複数の第1凹部又は凸部を含み、照明光を照射した場合に反射光として散乱光を射出し、前記第2領域は、各々が順テーパ形状を有し、前記複数の第1凹部又は凸部と比較してより小さなピッチで二次元的に配列した複数の第2凹部又は凸部を含み、前記照明光を照射した場合に反射光を射出しないか又は前記散乱光と比較してより低い強度で反射光を射出し、前記第2領域に対応した部分は、前面側から白色光で照明し、正面から拡大して観察した場合に、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する表示体が提供される。
本発明の第2側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体に支持された粘着層とを具備した粘着ステッカが提供される。
本発明の第3側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体を剥離可能に支持した支持体層とを具備した転写箔が提供される。
本発明の第4側面によると、第1側面に係る表示体と、前記表示体を支持した物品とを具備したラベル付き物品が提供される。
本発明によると、読取条件に対する制約を小さくすることが可能となる。
以下、本発明の態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には全ての図面を通じて同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一態様に係る表示体を概略的に示す平面図である。図2は、図1に示す表示体のうち、破線で囲んだ部分を拡大して示す平面図である。図3は、図2に示す表示体のIII−III線に沿った断面図である。
図中、X方向及びY方向は、表示体10の前面に平行であり且つ互いに交差する方向である。ここでは、一例として、X方向及びY方向は互いに直交していることとする。また、Z方向は、X方向及びY方向に対して垂直な方向である。
この表示体10は、図3に示すように、基材11とレリーフ構造形成層12と反射層13と保護層14との積層体を含んでいる。ここでは、保護層14側の面を前面側とし、基材11反射層13側を背面側とする。従って、ここでは、反射層13と保護層14との界面を反射面として利用する。
基材11は、例えば、フィルム、シート又は板である。基材11は、光透過性を有していてもよく、有していなくてもよい。また、基材11は、透明であってもよく、不透明であってもよい。透明な場合は、表示体10が表示する画像を、基材11側から視認することが可能である。
基材11は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。基材11の材料としては、例えば、樹脂又は金属を使用することができる。基材11は省略することができる。
レリーフ構造形成層12は、基材11上に形成されている。レリーフ構造形成層12の前面には、凹構造及び凸構造の少なくとも一方を含んだレリーフ構造が設けられている。
レリーフ構造形成層12は、光透過性を有していてもよく、有していなくてもよい。また、レリーフ構造形成層12は、透明であってもよく、不透明であってもよい。
レリーフ構造形成層12は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。レリーフ構造形成層12の材料としては、例えば、熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂を使用することができる。この場合、レリーフ構造形成層12は、例えば、熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂を含んだ塗膜を基材11上に形成し、この塗膜に原版を押し当てながら樹脂を硬化させることにより得られる。レリーフ構造形成層12は省略することができる。なお、原版へのレリーフ構造の形成に電子ビーム描画を利用すると、印刷では不可能な細かなパターンを形成することができる。
レリーフ構造形成層12上には、反射層13が形成されている。反射層13の前面には、レリーフ構造形成層12の前面に設けられたのと同様のレリーフ構造が設けられている。このレリーフ構造については、後で詳しく説明する。
反射層13としては、例えば、アルミニウム、銀、金、及びそれらの合金などの金属材料からなる金属層を使用することができる。或いは、反射層13として、保護層14とは屈折率が異なる誘電体層を使用してもよい。或いは、反射層13として、隣り合うもの同士の屈折率が異なる誘電体層の積層体、即ち、誘電体多層膜を使用してもよい。但し、誘電体多層膜が含む誘電体層のうち保護層14と接触しているものの屈折率は、保護層14の屈折率とは異なっている必要がある。反射層13は、例えば、真空蒸着法及びスパッタリング法などの気相堆積法により形成することができる。
保護層14は、反射層13の前面を被覆している。保護層14は、光透過性を有しており、典型的には透明である。保護層14は、反射層13を損傷から保護する。また、保護層14は、例えば、前面が滑らかであるか又は反射層13に設けられているものとは異なるレリーフ構造が前面に設けられている場合には、反射層13の前面に設けられたレリーフ構造の偽造を目的とした複製を困難とし得る。
保護層14は、単層構造を有していてもよく、多層構造を有していてもよい。保護層14の材料としては、例えば、透明樹脂を使用することができる。保護層14は省略することができる。
この表示体10は、図3に示す光散乱部DP1及び光吸収部DP2を含んでいる。光散乱部DP1と光吸収部DP2とでは、反射層13の前面に設けられているレリーフ構造が異なっている。これについて、図3乃至図5を参照しながら説明する。
図4は、図1乃至図3に示す表示体の光散乱部に採用可能な構造の一例を概略的に示す斜視図である。図5は、図1に示す図1乃至図3に示す表示体の光吸収部に採用可能な構造の一例を概略的に示す斜視図である。なお、図4及び図5には、前面側から見た反射層13を描いている。
図3に示す光散乱部DP1及び光吸収部DP2は、反射層13の前面に設けられているレリーフ構造が異なっている。
具体的には、反射層13の前面のうち光散乱部DP1に対応した第1領域R1では、図4に示す第1凸部PR1が不規則に配置されている。これら凸部PR1は、白色光などの照明光を照射した場合に、反射光として散乱光を射出する。
凸部PR1の中心間距離の平均、即ちピッチは、例えば、100nm乃至1000nmの範囲内とする。また、凸部PR1の高さH1とZ方向に対して垂直な方向における凸部PR1の寸法の最大値L1との比H1/L1は、例えば、0.001乃至10の範囲内とする。
凸部PR1は、順テーパ形状を有している。即ち、凸部PR1は、背面側から前面側へと先細りしている。ここでは、凸部PR1は先端が丸まった円錐形状を有しているが、凸部PR1は他の形状を有していてもよい。例えば、凸部PR1は、先端が尖った円錐形状を有していてもよく、先端が尖った又は丸まった角錐形状を有していてもよい。或いは、凸部PR1は、径が異なる複数の柱状体を、背面側から前面側に向けて径が小さくなるように積み重ねることによって得られる構造と同様の形状を有していてもよい。
凸部PR1は、順テーパ形状を有していなくてもよい。例えば、凸部PR1は、円柱形状又は角柱形状を有していてもよい。
これら凸部PR1は、寸法及び/又は形状が均一であってもよく、不均一であってもよい。また、図4では、島状の凸部PR1を二次元的に配列させているが、筋状の凸部PR1を一次元的に配列させてもよい。
反射層13の前面のうち図3に示す光吸収部DP2に対応した第2領域R2では、図5に示す第2凸部PR2が二次元的に配列している。これら凸部PR2は、先の照明光を照射した場合に反射光を射出しない。或いは、これら凸部PR2は、先の照明光を照射した場合に、凸部PR1が射出する散乱光と比較してより低い強度で反射光を射出する。
凸部PR2の中心間距離の平均、即ちピッチは、凸部PR1のピッチと比較してより小さい。凸部PR2のピッチは、例えば800nm以下とし、典型的には可視光の最短波長未満、即ち400nm未満とする。また、凸部PR2のピッチは、例えば400nm以上とし、典型的には可視光の最短波長の1/2よりも大きく、即ち200nmよりも大きくする。また、凸部PR2の高さH2とZ方向に対して垂直な方向における凸部PR1の寸法の最大値L2との比H2/L2は、例えば、0.5nm乃至2nmの範囲内とする。
凸部PR2は、順テーパ形状を有している。即ち、凸部PR2は、背面側から前面側へと先細りしている。ここでは、凸部PR2は先端が丸まった円錐形状を有しているが、凸部PR2は他の形状を有していてもよい。例えば、凸部PR2は、先端が尖った円錐形状を有していてもよく、先端が尖った又は丸まった角錐形状を有していてもよい。或いは、凸部PR2は、径が異なる複数の柱状体を、背面側から前面側に向けて径が小さくなるように積み重ねることによって得られる構造と同様の形状を有していてもよい。
これら凸部PR2は、寸法及び/又は形状が均一であってもよく、不均一であってもよい。また、これら凸部PR2は、規則的に配列させてもよく、不規則に配置してもよい。
図5に示す構造では、凸部PR2をX方向とY方向とに配列させている。凸部PR2は、X方向及びY方向と交差する方向に配列していてもよい。例えば、図5に示す構造では、凸部PR2は正方格子状に配列しているが、凸部PR2は三角格子状に配列していてもよい。
ここでは、一例として、凸部PR2は、X方向とY方向とに規則的に配列し、正方格子を形成していることとする。また、ここでは、凸部PR2は、寸法及び/又は形状が互いに等しいこととする。
図3に示す光散乱部DP1は、図1に示す第1パターンP1を含んでいる。パターンP1は、白色光などの照明光を照射し、肉眼で観察した場合に、比較的明るく見える。例えば、パターンP1は白色に見える。ここで、「肉眼で観察」することは、顕微鏡などの光学機器又は光学素子を使用することなしに観察することを意味する。
図3に示す光散乱部DP1は、図2に示す第1サブパターンSP1を更に含んでいる。そして、図3に示す光吸収部DP2は、図2に示す第2サブパターンSP2を含んでいる。
サブパターンSP1及びSP2は、微細なパターンであって、肉眼で観察した場合に互いからの識別が不可能である。例えば、サブパターンSP1上の何れの位置であっても、サブパターンSP2までの最短距離D12は10μm以下である。或いは、サブパターンSP2上の何れの位置であっても、サブパターンSP1までの最短距離D21は10μm以下である。或いは、サブパターンSP1及びSP2は、これら条件の双方を満足している。この場合、サブパターンSP1及びSP2が島状及び帯状などの何れの形状を有していても、肉眼で観察した場合にそれらを互いから識別することは不可能である。
サブパターンSP1及びSP2は、拡大して観察した場合に、図2に示すように、二次元コードを表示する。サブパターンSP1及びSP2は、一次元コードを表示してもよく、他の図形、図柄又は文字等を表示してもよい。例えば、サブパターンSP1及びSP2は、表示体10の製造において利用するアライメントマークや、情報の読み出しの際に利用するポジションマークを表示してもよい。
サブパターンSP1及びSP2は、図1に示す第2パターンP2を形成している。パターンP2において、サブパターンSP1及びSP2の各々は、略均一に分布している。そして、上記の通り、サブパターンSP1及びSP2は微細である。従って、パターンP2は、白色光などの照明光を照射し、肉眼で観察した場合に、サブパターンSP1及びSP2の表示色の加法混色によって得られる色を表示する。即ち、この場合、パターンP2は、パターンP1と比較して暗く見える。例えば、パターンP2は暗灰色乃至黒色に見える。
パターンP1及びP2は、肉眼で観察した場合に互いから識別することができる。パターンP1及びP2の最小寸法は、距離D12及びD21と比較してより大きい。
パターンP1及びP2は、図1に示すように、二次元コードと文字列とを表示する。パターンP1及びP2は、一次元コードを表示してもよく、他の図形又は図柄を表示してもよい。例えば、パターンP1及びP2は、表示体10の製造において利用するアライメントマークや、情報の読み出しの際に利用するポジションマークを表示してもよい。
光吸収部DP2は、肉眼で観察した場合にパターンP1及びP2から識別することが可能な第3パターンを更に形成していてもよい。この場合、第1パターンP1を省略してもよい。
この表示体10は、白色光などの照明光を照射し、肉眼で観察した場合には、図1に示すように、明るさが互いに異なるパターンP1及びP2を含んだ第1画像を表示する。そして、この表示体10は、先の照明光を照射し、拡大して観察した場合には、図2に示すように、明るさが互いに異なり、パターンP1及びP2と比較してより細かいサブパターンSP1及びSP2を含んだ第2画像を、パターンP2に対応した位置で表示する。
肉眼で観察した場合に第1画像を表示するので、拡大して観察した場合にこの表示体10が第2画像を表示することは気付かれ難い。従って、この表示体10には、例えば、利用価値のないダミー情報を第1画像として表示させ、実際に必要な情報を第2画像として表示させることができる。或いは、この表示体10には、目視確認用の画像として第1画像を表示させ、機械読み取り用の画像として第2画像を表示させることができる。
この表示体10には、相補的な第1及び第2情報をそれぞれ第1及び第2画像として表示させてもよい。例えば、この表示体10には、アドレスを含んだ情報を第1画像として表示させ、第2画像のうち先のアドレスに対応した部分から情報を読み出すようにしてもよい。
また、光散乱部DP1は、前面側から白色光で照明し、拡大して観察した場合、照明方向及び観察方向に拘らずに白色を表示する。他方、光吸収部DP2は、以下に説明するように、前面側から白色光で照明し、拡大して観察した場合、正面方向を含む広い観察角度範囲で、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する。
回折格子を照明すると、回折格子は、入射光である照明光の進行方向に対して特定の方向に強い回折光を射出する。
m次回折光(m=0、±1、±2、・・・)の射出角βは、回折格子の格子線に垂直な面内で光が進行する場合、下記等式から算出することができる。
d=mλ/(sinα−sinβ)
この等式において、dは回折格子の格子定数を表し、mは回折次数を表し、λは入射光及び回折光の波長を表している。また、αは、0次回折光、即ち、透過光又は正反射光の射出角を表している。換言すれば、αの絶対値は照明光の入射角と等しく、反射型回折格子の場合には、照明光の入射方向と正反射光の射出方向とは、回折格子が設けられた界面の法線に関して対称である。
d=mλ/(sinα−sinβ)
この等式において、dは回折格子の格子定数を表し、mは回折次数を表し、λは入射光及び回折光の波長を表している。また、αは、0次回折光、即ち、透過光又は正反射光の射出角を表している。換言すれば、αの絶対値は照明光の入射角と等しく、反射型回折格子の場合には、照明光の入射方向と正反射光の射出方向とは、回折格子が設けられた界面の法線に関して対称である。
なお、回折格子が反射型である場合、角度αは、0°以上であり且つ90°未満である。また、回折格子が設けられた界面に対して斜め方向から照明光を照射し、法線方向の角度、即ち0°を境界値とする2つの角度範囲を考えると、角度βは、回折光の射出方向と正反射光の射出方向とが同じ角度範囲内にあるときには正の値であり、回折光の射出方向と照明光の入射方向とが同じ角度範囲内にあるときには負の値である。以下、正反射光の射出方向を含む角度範囲を「正の角度範囲」と呼び、照明光の入射方向を含む角度範囲を「負の角度範囲」と呼ぶ。
法線方向から回折格子を観察する場合、表示に寄与する回折光は射出角βが0°の回折光のみである。従って、この場合、格子定数dが波長λと比較してより大きければ、上記等式を満足する波長λ及び入射角αが存在する。即ち、この場合、観察者は、上記等式を満足する波長λを有する回折光を観察することができる。
これに対し、格子定数dが波長λと比較してより小さい場合、上記等式を満足する入射角αは存在しない。従って、この場合、観察者は、回折光を観察することができない。
この説明から明らかなように、図5に示す領域R2は、通常の回折格子とは異なり、回折光を法線方向に射出しないか、又は、視認度が高い回折光を法線方向に射出しない。
また、図5に示す構造では、凸部PR2は順テーパ形状を有している。このような構造を採用した場合、凸部PR2の中心間距離が十分に短ければ、例えば、可視光の最短波長と比較してより短ければ、領域R2の近傍では、屈折率が表示体10の厚さ方向に連続的に変化していると見なすことができる。そのため、どの角度から観察しても、領域R2の正反射光の反射率は小さい。
従って、光吸収部DP2は、前面側から白色光で照明し、拡大して観察した場合、正面方向を含む広い観察角度範囲で、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する。なお、ここで、「暗灰色」は、例えば、表示体10に法線方向から光を照射し、正反射光の強度を測定したときに、波長が400nm乃至700nmの範囲内にある全ての光成分について反射率が約25%以下であることを意味することとする。また、「黒色」は、例えば、表示体10に法線方向から光を照射し、正反射光の強度を測定したときに、波長が400nm乃至700nmの範囲内にある全ての光成分について反射率が10%以下であることを意味することとする。
このように、前面側から白色光で照明し、拡大して観察した場合、光散乱部DP1は照明方向及び観察方向に拘らずに白色を表示し、光吸収部DP2は正面方向を含む広い観察角度範囲で照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する。即ち、この表示体10は、観察条件を変更することに伴うパターンP1及びP2並びにサブパターンSP1及びSP2の見え方の変化が小さい。また、この表示体10は、凹凸を有している表面に貼り付けたとしても、その凹凸が機械読み取りの精度に及ぼす影響が小さい。それ故、この表示体10は、コードパターンの読取条件に対する制約が小さい。
また、この表示体10は、特殊な観察条件のもとで回折像を表示する。これについて、図6乃至図9を参照しながら説明する。
図6は、一般的な回折格子が1次回折光を射出する様子を概略的に示す図である。図7は、図5に示す構造が形成している回折格子が1次回折光を射出する様子を概略的に示す図である。図8は、図1乃至図3に示す表示体を前面側から照明して前方法線方向から観察している様子を概略的に示す図である。図9は、図1乃至図3に示す表示体を前面側から照明して前方斜め方向から観察している様子の一例を概略的に示す図である。なお、図6及び図7において、IFは回折格子が形成された界面を示し、NLは界面IFの法線を示し、ILは照明光を示し、RLは正反射光又は0次回折光を示し、DLは1次回折光を示している。
上記等式から明らかなように、回折格子の格子定数dが可視光の最短波長と比較してより大きい場合、例えば約400nmよりも大きい場合、界面IFに対して斜め方向から照明光ILを照射すると、回折格子は、図6に示すように正の角度範囲内の射出角βで1次回折光DLを射出する。
これに対し、回折格子の格子定数dが可視光の最短波長の1/2より大きく且つこの最短波長未満である場合、例えば約200nmより大きく且つ約400nm未満である場合、界面IFに対して斜め方向から照明光ILを照射すると、回折格子は、図7に示すように負の角度範囲内の射出角βで1次回折光DLを射出する。例えば、角度αが80°であり、格子定数dが300nmである場合を考えると、回折格子は、波長λが540nmの1次回折光を約−25°の射出角βで射出する。
一般に、表示体10を観察する場合、図8に示すように、正反射光を知覚できるように表示体10と光源LSとを観察者OSの目に対して相対的に位置合わせする。そのため、例えば、図5を参照しながら説明した構造の代わりに、格子定数が比較的大きな回折格子を領域R2に設けた場合、そのこと自体を観察者が知らないとしても、観察者は比較的高い確率で回折光を知覚する。これに対し、図5を参照しながら説明した構成を領域R2に採用すると、そのことを知らない観察者は、多くの場合、回折光を知覚できない。それ故、この表示体10は、光吸収部DP2が干渉光を表示し得ることを悟られ難い。そして、この回折光は図9に示すように特殊な観察条件のもとでのみ知覚できる。従って、この回折光を知覚できるか否かを確認することによって、表示体の真偽判定を行うことができる。
この表示体10には、様々な変形が可能である。
例えば、凸部PR2は、図5に示すように規則的に配列させる代わりに、不規則に配置してもよい。この場合、光吸収部DP2は、回折光を射出しない。但し、この場合、前面側から白色光で照明し、拡大して観察したときに、光吸収部DP2が照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する観察角度範囲が広くなる。
例えば、凸部PR2は、図5に示すように規則的に配列させる代わりに、不規則に配置してもよい。この場合、光吸収部DP2は、回折光を射出しない。但し、この場合、前面側から白色光で照明し、拡大して観察したときに、光吸収部DP2が照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する観察角度範囲が広くなる。
反射層13の反射面は、回折格子及び/又はホログラムを構成するレリーフ構造が設けられた第3領域を更に含んでいてもよい。こうすると、表示体10に、肉眼で観察した場合に、より複雑な画像を表示させることができる。従って、拡大して観察した場合にこの表示体10が第2画像を表示することが、更に気付かれ難くなる。
表示体10には、図10に示す構造を採用してもよい。
図10は、一変形例に係る表示体を概略的に示す断面図である。
図10は、一変形例に係る表示体を概略的に示す断面図である。
この表示体10は、反射層13の背面と向き合い、遮光パターン15を更に含んでいること以外は、図1乃至図5を参照しながら説明した表示体10と同様である。遮光パターン15は、基材11とレリーフ構造形成層12との間に介在している。遮光パターン15は、例えば、インキ層又は金属反射層である。遮光パターン15は、入射光の少なくとも一部を遮る。
遮光パターン15は、典型的には、図1に示すパターンP1及びP2間の各々の一部と向き合うように設ける。ここでは、一例として、遮光パターン15は、Y方向に延びた形状を各々が有し、X方向に配列した複数の帯状部からなるストライプパターンであるとする。
図11は、表示体を背面側から照明して前面側から観察している様子を概略的に示す図である。図12は、図11に示す観察条件のもとで図1乃至図3に示す表示体が表示する画像を示す図である。図13は、図11に示す観察条件のもとで図10に示す表示体が表示する画像を示す図である。
上述した表示体10では、一般に、領域R2の表面積S2aと反射層13のうち領域R2に対応した部分のZ方向に対して垂直な平面への正射影の面積S2bとの比S2a/S2bは、領域R1の表面積S1aと反射層13のうち領域R1に対応した部分のZ方向に対して垂直な平面への正射影の面積S1bとの比S1a/S1bと比較してより大きい。それ故、通常、反射層13のうち領域R2に対応した部分は、領域R1に対応した部分と比較して、光透過率がより大きい。
それ故、図1乃至図5を参照しながら説明した表示体10を、図11に示すように背面側から照明して前面側から肉眼で観察した場合、表示体10は、図12に示すように、パターンP1及びP2間で明暗が反転した画像I1を表示する。他方、図10を参照しながら説明した表示体10を、図11に示すように背面側から照明して前面側から肉眼で観察した場合、表示体10は、図13に示すように、明暗が反転したパターンP1及びP2と遮光パターン15との重ね合わせに対応した画像I2を表示する。即ち、遮光パターン15を設けることにより、反射光を観察する場合と、透過光を観察する場合とで、表示体10に異なる画像を表示させることができる。
上述した表示体10は、様々な形態で利用することができる。
図14は、粘着ステッカの一例を概略的に示す断面図である。
この粘着ステッカ20は、図1乃至図5を参照しながら説明した表示体10と、粘着層21とを含んでいる。粘着層21は、表示体10の背面を被覆している。このように、表示体10は、粘着ステッカとして利用してもよい。
図14は、粘着ステッカの一例を概略的に示す断面図である。
この粘着ステッカ20は、図1乃至図5を参照しながら説明した表示体10と、粘着層21とを含んでいる。粘着層21は、表示体10の背面を被覆している。このように、表示体10は、粘着ステッカとして利用してもよい。
図15は、転写箔の一例を概略的に示す断面図である。
この転写箔30は、表示体10と支持体層31と接着層32とを含んでいる。
この転写箔30は、表示体10と支持体層31と接着層32とを含んでいる。
表示体10は、レリーフ構造形成層12が反射層13と保護層14との間に介在しており、基材11を含んでいないこと以外は、図1乃至図5を参照しながら説明した表示体10と同様である。なお、この表示体10では、保護層14側の面が前面であり、反射層13側の面が背面である。また、この転写箔30では、保護層14は、表示体10の支持体層31からの剥離を容易にする剥離層としての役割を果たしている。
支持体層31は、表示体10を剥離可能に支持している。支持体層31は、例えば、耐熱性に優れたフィルム又はシートである。
接着層32は、表示体10の背面を被覆している。接着層32は、例えば熱可塑性樹脂からなる。
このように、表示体10は、転写箔として利用してもよい。
このように、表示体10は、転写箔として利用してもよい。
図16は、ラベル付き物品の一例を概略的に示す平面図である。図17は、図16に示すラベル付き物品のXVII−XVII線に沿った断面図である。
図16及び図17には、ラベル付き物品の一例として、印刷物50を描いている。この印刷物50は、IC(integrated circuit)カードであって、基材51を含んでいる。基材51は、例えば、プラスチックからなる。基材51の一方の主面には凹部が設けられており、この凹部にICチップ52が嵌め込まれている。ICチップ52の表面には電極が設けられており、これら電極を介してICへの情報の書き込み及び/又はICに記録された情報の読出しが可能である。基材51上には、印刷層53が形成されている。基材51の印刷層53が形成された面には、上述した表示体10が例えば粘着層又は接着層を介して固定されている。表示体10は、例えば、粘着ステッカとして又は転写箔として準備しておき、これを印刷層53に貼りつけることにより、基材51に固定する。
この印刷物50は、表示体10を含んでいる。それ故、この印刷物50の偽造又は模造は困難である。また、この印刷物50は、表示体10を含んでいるので、真正品であるかが不明の物品を真正品と非真正品との間で判別することも容易である。しかも、この印刷物50は、表示体10に加えて、ICチップ52及び印刷層53を更に含んでいるため、それらを利用した偽造防止対策を採用することができる。
なお、図16及び図17には、表示体10を含んだ印刷物としてICカードを例示しているが、表示体10を含んだ印刷物は、これに限られない。例えば、表示体10を含んだ印刷物は、磁気カード、無線カード及びID(identification)カードなどの他のカードであってもよい。或いは、表示体10を含んだ印刷物は、商品券及び株券などの有価証券、物品に取り付けられるべきタグ、又は包装体若しくはその一部であってもよい。
また、図16及び図17に示す印刷物50では、表示体10を基材51に貼り付けているが、表示体10は、他の方法で基材に支持させることができる。例えば、基材として紙を使用した場合、表示体10を紙に漉き込み、表示体10に対応した位置で紙を開口させてもよい。或いは、基材として光透過性の材料を使用する場合、その内部に表示体10を埋め込んでもよく、基材の裏面、即ち表示面とは反対側の面に表示体10を固定してもよい。或いは、表示体10を細かく砕き、これをバインダ樹脂と混合することによって得られるインキを用いて印刷パターンを形成してもよい。
また、ラベル付き物品は、印刷物でなくてもよい。即ち、印刷層を含んでいない物品に表示体10を支持させてもよい。例えば、表示体10は、美術品などの高級品に支持させてもよい。
10…表示体、11…基材、12…レリーフ構造形成層、13…反射層、14…保護層、15…遮光パターン、20…粘着ステッカ、21…粘着層、30…転写箔、31…支持体層、32…接着層、50…印刷物、51…基材、52…ICチップ、53…印刷層、DL…1次回折光、DP1…光散乱部、DP2…光吸収部、I1…画像、I2…画像、IF…回折格子が形成された界面、IL…照明光、LS…光源、NL…界面の法線、OS…観察者、P1…パターン、P2…パターン、PR1…凸部、PR2…凸部、R1…領域、R2…領域、RL…正反射光又は0次回折光、SP1…サブパターン、SP2…サブパターン。
Claims (10)
- 機械読取可能情報を表示する表示体であって、第1及び第2領域を含んだ反射面を有し、前記第1領域は、一次元的に又は二次元的に配列した複数の第1凹部又は凸部を含み、照明光を照射した場合に反射光として散乱光を射出し、前記第2領域は、各々が順テーパ形状を有し、前記複数の第1凹部又は凸部と比較してより小さなピッチで二次元的に配列した複数の第2凹部又は凸部を含み、前記照明光を照射した場合に反射光を射出しないか又は前記散乱光と比較してより低い強度で反射光を射出し、前記第2領域に対応した部分は、前面側から白色光で照明し、正面から拡大して観察した場合に、照明方向に拘らずに暗灰色乃至黒色を表示する表示体。
- 前記複数の第2凹部又は凸部は規則的に配列し、前面側から白色光で照明した場合に前方斜め方向に回折光を射出する請求項1に記載の表示体。
- 前記照明光を照射し、肉眼で観察した場合に、明るさが互いに異なる第1及び第2パターンを含んだ第1画像を表示し、前記照明光を照射し、拡大して観察した場合に、明るさが互いに異なり、前記第1及び第2パターンと比較してより細かい第1及び第2サブパターンを含んだ第2画像を、前記第1及び第2パターンの一方に対応した位置で表示する請求項1又は2に記載の表示体。
- 前記第2画像は一次元又は二次元コードを含んだ請求項3に記載の表示体。
- 前面が前記反射面を含んだ反射層と、前記反射層の背面と向き合い、入射光の少なくとも一部を遮る遮光パターンとを具備した請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示体。
- 背面側から照明して前面側から肉眼で観察した場合に前記遮光パターンと前記第1及び第2パターンとの重ね合わせを表示する請求項5に記載の表示体。
- 前記反射面は、回折格子及び/又はホログラムが設けられた第3領域を更に含んだ請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示体。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体に支持された粘着層とを具備した粘着ステッカ。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体を剥離可能に支持した支持体層とを具備した転写箔。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示体と、前記表示体を支持した物品とを具備したラベル付き物品。
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Cited By (3)
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JP2013080099A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止表示体及び情報印刷物 |
JP2013222060A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toppan Printing Co Ltd | 画像表示体および物品 |
JP2015064819A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 大日本印刷株式会社 | 識別パターン及び識別パターンを付した物品 |
-
2010
- 2010-02-23 JP JP2010037773A patent/JP2011175374A/ja not_active Withdrawn
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