JP2011170671A - 情報処理システム、ファイル蓄積装置、ファイル蓄積装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、ファイル蓄積装置、ファイル蓄積装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファイルの送信における人為的ミスを防止し、ユーザの作業工数を低減させる。
【解決手段】通信システムは、転送されてきたファイルを所定の格納領域に蓄積するファイル蓄積装置と、保存すべきファイルをファイル蓄積装置に転送する情報処理装置とを有し、前記情報処理装置は、前記格納領域で一意な名称を前記ファイル蓄積装置に要求し、前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域で一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は前記ファイル蓄積装置から前記格納ファイル名を受信し、前記保存すべきファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、該圧縮ファイルに、受信した該格納ファイル名を付与して該ファイル蓄積装置へ送信し、前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記圧縮ファイルを受信し、該圧縮ファイルを前記格納領域に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置で利用するファイルを他の情報処理装置に蓄積する技術に関する。
情報処理装置で利用するファイルをサーバ等の他の情報処理装置に蓄積しておくことがある。
例えば、特許文献1〜4に記載された通信システムは、サーバと、クライアントとを有する。クライアントは、ユーザの操作に従ってファイルをサーバにアップロードする。サーバには複数のクライアントからのファイルが送られてきたり、1つのクライアントから複数のファイルが送られてきたりする。サーバは、アップロードされた各ファイルを所定の格納領域に蓄積しておき、クライアントから要求があると、要求されたファイルをクライアントへ送信する。
クライアントのユーザは、サーバへ送信するファイルの容量が大きいと判断した場合、そのファイルを、クライアントとして動作する情報処理装置に圧縮させてから送信させることがある。圧縮する場合、情報処理装置は、圧縮前のファイルのファイル名と異なる名称を、圧縮した圧縮ファイルに付与する。例えば、情報処理装置は、圧縮前のファイルの名称に「.zip」などの所定の拡張子を付けた名称を生成し、その名称を圧縮ファイルに付与する。
特開2006−195978号公報 特開2008−90490号公報 特開2009−347469号公報 特開平11−272575号公報
しかし、特許文献1〜4に記載された通信システムでは、ファイルの送信におけるユーザの作業工数が増加したり、人為的なミスが生じたりすることがあった。
特許文献1〜4に記載された通信システムでは、圧縮ファイルのファイル名を情報処理装置が生成している。また、これらの通信システムでは、圧縮ファイルのファイル名を、ユーザが手動で情報処理装置に入力することもある。
この圧縮ファイルのファイル名は、ファイルを蓄積記憶するサーバ(以下、ファイル蓄積装置という)内の、ファイルの格納領域で一意な名称でなくてはならない。圧縮ファイルと名称が重複するファイルが格納領域にあると、そのファイルが圧縮ファイルで上書きされたり、送信時にエラーが生じたりするためである。
ファイルの上書きや送信時のエラーを防止するためには、情報処理装置のユーザは、ファイル蓄積装置内の格納領域を参照して、圧縮ファイルの名称の一意性を目視で確認しなければならなかった。そして、一意性の確認の結果、重複する名称があった場合、ユーザは、圧縮ファイルの名称を手動で変更する必要があった。このような、ファイル名の確認作業および変更作業の分、ファイルの送信において、ユーザの作業工数が増えてしまうという問題があった。
また、ユーザが目視で一意性を確認するときに、ファイル名が実際には一意でないのに誤って一意であると判断してしまうことがある。また、手動でファイル名を変更するときに、一意でない名称を誤って入力することもある。このように人為的ミスが生じうるという問題があった。
本発明は、ファイルの送信における人為的ミスを防止し、ユーザの作業工数を低減する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、転送されてきたファイルを所定の格納領域に蓄積するファイル蓄積装置と、保存すべきファイルを前記ファイル蓄積装置に転送する情報処理装置とを有し、前記情報処理装置は、前記格納領域で一意な名称を前記ファイル蓄積装置に要求し、前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域で一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は前記ファイル蓄積装置から前記格納ファイル名を受信し、前記保存すべきファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、該圧縮ファイルに、受信した該格納ファイル名を付与して該ファイル蓄積装置へ送信し、前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記圧縮ファイルを受信し、該圧縮ファイルを前記格納領域に記憶する、通信システムである。
本発明のファイル蓄積装置は、情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域と、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信する格納ファイル名生成手段と、前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、前記格納領域に記録する格納ファイル記録手段と、を有する。
本発明のファイル蓄積装置の制御方法は、情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域を有するファイル蓄積装置が、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、前記格納領域に記録する、ファイル蓄積装置の制御方法である。
本発明のプログラムは、情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域を有するコンピュータに、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信する格納ファイル名生成手順、及び前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、前記格納領域に記録する格納ファイル記録手順、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ファイル蓄積装置は、情報処理装置の要求に応じて、格納領域で一意な格納ファイル名を生成し、情報処理装置は、ファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、その格納ファイル名を付与してファイル蓄積装置へ送信する。このため、ユーザは、圧縮ファイルの名称が一意であるか否かを確認し、一意でない場合に変更する必要がなくなり、ファイルの送信におけるユーザの作業工数が低減するとともに人為的ミスが防止される。
本発明の実施形態における通信システムの一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるクライアントの一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるサーバの一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるファイル情報の内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態における圧縮ファイル情報の内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるアップロードファイルリストデータベースに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における補足情報リストデータベースに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における圧縮ファイルリストデータベースに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態の通信システムのアップロード時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の通信システムのダウンロード時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の通信システムの、クライアントに圧縮ファイル名を表示させるときの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の通信システムのファイルの検索時の動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の通信システム1の一構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、通信システム1は、1以上のクライアントと、サーバ20とを有する。各クライアントとサーバ20とは、ネットワーク2を介して接続されている。図10では、クライアント10のみを記載し、それ以外のクライアントは省略している。
クライアント10は、ファイルを圧縮ファイルに圧縮してサーバ20へアップロードし、アップロードされた圧縮ファイルをサーバ20からダウンロードする機能を有する情報処理装置である。サーバ20は、クライアント10などの各クライアントからの1以上の圧縮ファイルを受信し、蓄積して格納しておき、格納しておいた各圧縮ファイルを、クライアントの要求に応じて、そのクライアントへ送信する。
クライアント10は、通信部101、ファイル情報生成部102およびファイル圧縮部103を有する。サーバ20は、通信部201、圧縮ファイル情報生成部202およびファイル情報管理部203を有する。以下、クライアント10およびサーバ20の構成について、ファイルの送信手順に沿って説明する。
クライアント10は、クライアント10内のファイルのうち、アップロード対象のファイル、またはアップロード対象のファイルを格納したディレクトリを選択するためのユーザの操作を受け付ける。
ユーザは、クライアント10内のファイルのうち、アップロード対象のファイルまたはディレクトリを選択する操作を行う。ディレクトリを選択した場合、そのディレクトリ内の全てのファイルがアップロードの対象となる。ユーザは、アップロード対象のファイルとして、1ファイルのみならず、複数のファイルを選択することもできる。
クライアント10のファイル情報生成部102は、ファイルが選択された場合、圧縮ファイル名の送信要求を発行し、各ファイルについて、ファイル詳細情報を取得する。ここで、ファイル詳細情報とは、ファイルのファイル名、アーカイブ内格納パス、データサイズ、タイムスタンプなど、ユーザがアップロードしたファイルを特定するための情報である。本実施形態では、ファイル詳細情報は、少なくともファイル名を含む。
アーカイブ内格納パスについて説明する。アップロード対象のファイルは、ファイル圧縮部103により圧縮され、圧縮ファイルとなる。アーカイブ内格納パスは、この圧縮ファイル内における、圧縮されていない各ファイルの格納パスである。
ファイル情報生成部102は、ファイル詳細情報を取得した後、ユーザIDを取得する。ユーザIDは、クライアント10のユーザを識別するための番号である。例えば、クライアント10にユーザがログインするときに入力されたIDをユーザIDとする。
そして、ファイル情報生成部102は、補足情報を入力するためのユーザの操作を受け付ける。ここで、補足情報とは、ファイルの内容を補足的に説明するテキストなど、ユーザがアップロードしたファイルを管理するための情報である。
補足情報が入力されると、ファイル情報生成部102は、補足情報およびユーザIDをユーザデータとして記憶する。
ファイル情報生成部102は、ファイル詳細情報およびユーザデータを含む情報をファイル情報として通信部101へ出力する。
クライアント10の通信部101は、圧縮ファイル名の送信要求とともに、ファイル情報をサーバ20へ送信する。サーバ20の通信部201は、圧縮ファイル名の送信要求と、ファイル情報とをクライアント10から受信する。本実施形態では、ファイルの転送プロトコルとして、FTP(File Transfer Protocol)が使用される。ファイルが転送できるのであれば、通信部201は、FTP以外のプロトコルを使用することもできる。
ファイル情報管理部203は、ファイル情報を圧縮ファイル情報と対応付けて記憶する。圧縮ファイル情報は、圧縮ファイル情報生成部202により生成される情報である。圧縮ファイル情報の詳細については後述する。ファイル情報は、アップロードファイルリストデータベースおよび補足情報リストデータベースに分割して記憶される。
アップロードファイルリストデータベースは、ファイル情報内のファイル詳細情報と、ヘッダ領域内の情報とを対応付けて記憶するデータベースである。ヘッダ領域には、ファイル詳細情報と圧縮ファイル情報と関連付けるための情報と、ファイル詳細情報とユーザデータとを関連付けるための情報とが格納される。
補足情報リストデータベースは、アップロードファイルリストデータベースに記載のファイル詳細情報と関連付けて、補足情報およびユーザIDを記憶するデータベースである。
圧縮ファイル情報生成部202は、圧縮ファイル情報を生成して、圧縮ファイルリストデータベースに格納する。
ここで、圧縮ファイル情報は、圧縮ファイルの圧縮ファイル名と、その圧縮ファイル内の各ファイルのファイル名と、サーバ内格納パスとを示す情報である。圧縮ファイル名は、サーバ20内の、ファイルの格納領域で一意なファイル名である。圧縮ファイル情報生成部202は、例えば、ユーザIDに、圧縮形式を示す拡張子を加えた名称を圧縮ファイル名とする。1人のユーザが複数の圧縮ファイルをサーバ20に格納する場合、サーバ20は、格納する順番をユーザIDに更に加えるなどして一意なファイル名を生成する。
また、圧縮ファイル情報におけるサーバ内格納パスは、サーバ20内において、圧縮ファイルを格納したパスである。クライアントとして動作する通信装置が複数台ある場合、またはユーザが複数いる場合、サーバ20は、クライアントの通信装置ごとに異なるパス、またはユーザごとに異なるパスをサーバ内格納パスとする。
また、圧縮ファイルリストデータベースは、アップロードファイルリストデータベースに記載のファイル詳細情報と関連付けて圧縮ファイル情報を格納するデータベースである。
圧縮ファイル情報生成部202は、生成した圧縮ファイル情報を通信部201へ出力する。
サーバ20の通信部201は圧縮ファイル情報をクライアント10へ送信する。クライアント10の通信部101はサーバ20から圧縮ファイル情報を受信する。クライアント10は圧縮ファイル情報を記憶装置(不図示)に格納する。
クライアント10のファイル圧縮部103は、アップロード対象のファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、圧縮ファイル情報の示す圧縮ファイル名を付与する。アップロード対象のファイルが複数ある場合、クライアント10は、それらを1つのファイルに結合および圧縮して圧縮ファイルを生成する。ファイル圧縮部103は、その圧縮ファイルを通信部101へ出力する。圧縮形式は、例えば、ZIP形式である。
クライアント10の通信部101は圧縮ファイルをサーバ20へ送信する。サーバ20の通信部201はクライアント10から圧縮ファイルを受信する。
サーバ20のファイル情報管理部203は、圧縮ファイルを、サーバ20の記憶装置(不図示)におけるサーバ内格納パスに格納する。
以上、ファイルをアップロードする場合について説明したが、続いてアップロードした圧縮ファイルをダウンロードする場合について説明する。
クライアント10は圧縮ファイル情報の示す圧縮ファイル名の中から、いずれかをダウンロード対象として選択するためのユーザの操作を受け付ける。クライアント10は、ユーザの操作に従って、圧縮ファイル情報を参照し、ダウンロード対象のファイルに対応するサーバ内格納パスにアクセスし、アップロードしたファイルの送信をサーバ20に要求する。
サーバ20は、指定されたサーバ内格納パスに格納された圧縮ファイルを読み出す。そして、サーバ20は、読み出した圧縮ファイルをクライアント10へ送信する。
また、圧縮ファイルをダウンロードする前に、ユーザは、その圧縮ファイルに対応するファイル詳細情報または補足情報をクライアント10に表示させることができる。
ここで、ユーザは、ダウンロード前に、圧縮前のファイル名または補足情報に対応する圧縮ファイル名をクライアント10に表示させることもできる。
その場合、クライアント10は、サーバ20に圧縮ファイルが格納された後、圧縮前のファイル名または補足情報を入力する操作を受け付ける。ファイル名については、ユーザが手動で直接入力してもよいし、クライアント10内のいずれかのファイルを選択する操作により入力してもよい。ファイル名または補足情報が入力されると、クライアント10は、ユーザIDと、入力されたファイル名または補足情報とを指定して、それらに対応する圧縮ファイル名の送信をサーバ20に要求する。
圧縮ファイル名の送信の要求に応じて、サーバ20は、指定されたユーザIDと、ファイル名または補足情報とに対応する圧縮ファイル名の全てを、アップロードリストファイルデータベースまたは補足情報リストデータベースから読み出す。サーバ20は、読み出した、それらの圧縮ファイル名をクライアント10へ送信し、クライアント10は、その圧縮ファイル名を表示する。
また、ユーザは、ダウンロード前に、圧縮ファイルに対応するファイル詳細情報および補足情報をクライアント10に表示させることもできる。
その場合、クライアント10は、サーバ20に圧縮ファイルが格納された後、圧縮ファイルに対応するファイル詳細情報および補足情報を表示するためのユーザの操作を受け付ける。この操作は、例えば、いずれかの圧縮ファイルを選択する操作である。クライアント10は、選択された圧縮ファイルに対応する、ファイル詳細情報および補足情報の送信を要求する。サーバ20は、その要求に応じて、該当するファイル詳細情報および補足情報をクライアント10へ送信する。クライアント10は、受信したファイル詳細情報および補足情報を表示する。
図2を参照して、本実施形態のクライアント10の具体的な構成について説明する。同図は、本実施形態のクライアント10の一構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、クライアント10は、クライアント側システム110、クライアント用記憶装置114、クライアント用OS(Operating System)115およびクライアント用ネットワークアダプタ116を有する。
クライアント側システム110は、FTPクライアントプログラム111、ファイル情報取得プログラム112およびファイル圧縮プログラム113を有する。
クライアント用記憶装置114は、アップロード対象となりうるファイルと、サーバ20から受信した圧縮ファイル情報とを記憶する。また、サーバ20からファイルがダウンロードされた場合、そのファイルもクライアント用記憶装置114に格納される。
クライアント用OS115は、クライアント10全体を管理する。クライアント用OS115は、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置(不図示)により実行される。
クライアント用ネットワークアダプタ116は、ネットワーク2に接続してクライアント10がサーバ20との間で通信を行うための通信インターフェースである。
図2のFTPクライアントプログラム111を処理装置が実行することにより、図1の通信部101の機能が実現される。図2のファイル情報取得プログラム112を処理装置が実行することにより、図1のファイル情報生成部102の機能が実現される。図2のファイル圧縮プログラム113を処理装置が実行することにより、図1のファイル圧縮部103の機能が実現される。
図3を参照して、本実施形態のサーバ20の具体的な構成について説明する。同図を参照すると、サーバ20は、サーバ側システム210、サーバ用記憶装置215、サーバ用OS216およびサーバ用ネットワークアダプタ217を有する。
サーバ側システム210は、FTPサーバプログラム211、ファイル名・格納パス発行プログラム212、ファイル情報管理プログラム213およびデータベース214を有する。
サーバ用記憶装置215は、クライアント10からアップロードされた圧縮ファイルを記憶する。
サーバ用OS216は、サーバ20全体を管理する。サーバ用OS216は、CPUなどの処理装置(不図示)により実行される。
サーバ用ネットワークアダプタ217は、ネットワーク2に接続してサーバ20がクライアント10との間で通信を行うための通信インターフェースである。
図3のFTPサーバプログラム211を処理装置が実行することにより、図1の通信部201の機能が実現される。図3のファイル名・格納パス発行プログラム212を処理装置が実行することにより、図1の圧縮ファイル情報生成部202の機能が実現される。図3のファイル情報管理プログラム213を処理装置が実行することにより、図1のファイル情報管理部203の機能が実現される。
また、図1のファイル情報管理部203は、図3のデータベース214およびサーバ用記憶装置215を有する。
図4を参照して、ファイル情報の内容について説明する。同図は、ファイル情報の内容の一例を示す図である。
ファイル情報は、ファイル詳細情報およびユーザデータを含む。ファイル詳細情報は、複数のファイルのファイル名、アーカイブ内格納パス、データサイズおよびタイムスタンプなどを示す情報を含む。ユーザデータは、ユーザIDを示す情報と補足情報とを含む。
ユーザIDは、ユーザを識別するための番号である。補足情報は、各ファイルをユーザが管理するためのデータであり、テキストなどの形式でユーザにより任意に入力される。
例えば、ファイル名「a.txt」のファイルの補足説明として、ユーザが「サンプルプログラム」のテキストを入力した場合、ファイル名「a.txt」のファイルに対応付けて、「サンプルプログラム」のテキストデータが補足情報としてファイル情報に格納される。
図5を参照して、圧縮ファイル情報の内容について説明する。同図は、圧縮ファイル情報の内容の一例を示す図である。圧縮ファイル情報は、アップロード対象の各ファイルのファイル名と、圧縮ファイル名と、サーバ内格納パスとを示す情報を含む。
例えば、ユーザID「00000001」のクライアント10が、「a.txt」、「b.ini」、「c.dll」、「e.exe」などのファイル名をサーバ20に通知した場合について考える。サーバ20は、ユーザIDに基づいて、サーバ20で一意なファイル名として「00000001.zip」を生成し、そのファイル名の圧縮ファイルをサーバ20内の「E\DATA\001」に格納するものとする。
この場合、サーバ20は、「a.txt」等のファイル名と、圧縮ファイル名「00000001.zip」と、サーバ内格納パス「E\DATA\001」とを示す圧縮ファイル情報をクライアント10に送信する。
図6を参照して、アップロードファイルリストデータベースについて説明する。同図は、アップロードファイルリストデータベースに格納される情報をまとめた表である。
アップロードファイルリストデータベースには、ファイル詳細情報を格納する領域と、ヘッダ領域とが設けられる。ヘッダ領域には、各ファイルのファイル詳細情報に対応付けて登録No.および管理No.が格納される。登録No.は、ユーザデータを特定するための番号であり、管理No.は、圧縮ファイル情報を特定するための番号である。
例えば、ファイル名「a.txt」、「b.ini」、「c.dll」および「d.exe」のファイルが1つの圧縮ファイルに結合および圧縮された場合、それらのファイルのファイル詳細情報に対応付けて、登録No.「1」が格納される。
図7を参照して、補足情報リストデータベースについて説明する。同図は、補足情報リストデータベースに格納される情報をまとめた表である。
アップロードファイルリストデータベースには、登録No.を示す情報と、ユーザデータとが対応付けて格納される。ユーザデータは、ユーザIDおよび補足情報を示す情報である。
図8を参照して、圧縮ファイルリストデータベースについて説明する。同図は、圧縮ファイルリストデータベースに格納される情報をまとめた表である。
圧縮ファイルリストデータベースには、管理No.と、圧縮ファイル名およびサーバ内格納パスとが対応付けて格納される。
例えば、サーバ内格納パス「E\DATA\001」に格納された圧縮ファイル名「000000001.zip」の圧縮ファイルが格納された場合、その圧縮ファイル名およびサーバ内格納パスに対応付けて、その圧縮ファイルを特定するための管理No.「1」が格納される。
図9および図10を参照して、本実施形態の通信システム1の動作について説明する。図9は、アップロードにおける通信システム1の動作を示すフローチャートである。この動作は、ファイルのアップロードのためのアプリケーションを実行したときに開始する
クライアント10は、クライアント10内のファイルのうち、アップロード対象のファイル、またはディレクトリを選択するためのユーザの操作を受け付ける(ステップS1)。
複数のファイルが選択されると、クライアント10は、圧縮ファイル名の送信要求を発行し、選択されたファイルのファイル名、アーカイブ内格納パス、データサイズ、およびタイムスタンプなどを示すファイル詳細情報を取得する(ステップS2)。
クライアント10は、補足情報を入力するためのユーザの操作を受け付ける(ステップS3)。
ユーザデータが入力されると、クライアント10は、圧縮ファイル名の送信要求とともに、ファイル詳細情報およびユーザデータを含むファイル情報をサーバ20へ送信する(ステップS4)。
サーバ20は、圧縮ファイル名の送信要求と、ファイル情報とをクライアント10から受信する。サーバ20は、受信したファイル情報をアップロードファイルリストデータベースおよび補足情報リストデータベースに格納し、これらのデータベースを登録No.で関連付ける(ステップT1)。
サーバ20は、選択されたファイルに対し、サーバ20内でユニークな圧縮ファイル名と、サーバ内格納パスとを決定する。サーバ20は、アップロード対象の各ファイルのファイル名と、圧縮ファイル名と、サーバ内格納パスとを示す圧縮ファイル情報を圧縮ファイルリストデータベースに格納する(ステップT2)。
サーバ20は、圧縮ファイル情報をクライアント10へ送信する(ステップT3)。
クライアント10は、圧縮ファイル情報をサーバ20から受信し、記憶する(ステップS5)。
クライアント10は、選択された各ファイルを1つの圧縮ファイルに圧縮して、圧縮ファイル情報の示す圧縮ファイル名を付与する(ステップS6)。
クライアント10は、FTPに従って、圧縮ファイルをサーバ20へアップロードする(ステップS7)。
サーバ20は、圧縮ファイルをクライアント10から受信し、記憶する(ステップT4)。サーバ20は、圧縮ファイルリストデータベースの管理No.をアップロードファイルリストデータベースに関連付ける。そして、サーバ20は、クライアント10にアップロードの完了を通知する(ステップT5)。ステップT5の後、通信システム1は、アップロードのための動作を終了する。
図10は、圧縮ファイルをダウンロードするときの通信システム1の動作を示すフローチャートである。この動作は、圧縮ファイルのダウンロードのためのアプリケーションを実行したときに開始する。
クライアント10は、圧縮ファイル名の示す圧縮ファイル名の中から、ダウンロード対象の圧縮ファイルを選択するための操作を受け付ける(ステップS11)。
圧縮ファイルが選択されると、クライアント10は、圧縮ファイル情報から、選択された圧縮ファイル名に対応するサーバ内格納パスを読み出す(ステップS12)。
クライアント10は、圧縮ファイル名とサーバ内格納パスとを指定して、サーバ20にファイルの送信を要求する(ステップS13)。
サーバ20は、クライアント10から圧縮ファイルの送信要求を受信する(ステップT11)。
サーバ20は、指定されたサーバ内格納パスに格納された圧縮ファイルを読み出す(ステップT12)。そして、サーバ20は、読み出した圧縮ファイルをクライアント10へ送信する(ステップT13)。クライアント10は、サーバ20から圧縮ファイルを受信する(ステップS14)。ステップS24の後、通信システム1は、ファイルのダウンロードのための動作を終了する。
図11は、圧縮前のファイル名または補足情報に対応する圧縮ファイル名を表示させるときの通信システム1の動作を示すフローチャートである。この動作は、圧縮前のファイル名または補足情報に対応する圧縮ファイル名を表示するためのプログラムを実行したときに開始する。
クライアント10は、圧縮前のファイル名または補足情報を入力する操作を受け付ける(ステップS11)。
ファイル名または補足情報が入力されると、クライアント10は、ユーザID6と、入力されたファイル名または補足情報とを指定して、圧縮ファイル名の送信をサーバ20に要求する(ステップS12)。サーバ20は、圧縮ファイル名の送信の要求を受信する(ステップT11)。
サーバ20は、指定されたユーザIDと、ファイル名または補足情報とに対応する圧縮ファイル名の全てをデータベースから読み出す(ステップT12)。サーバ20は、読み出した圧縮ファイル名をクライアント10へ送信する(ステップT13)。
クライアント10は、圧縮ファイル名をサーバ20から受信し、表示する(ステップS13)。ステップS13の後、通信システム1は、ファイルのダウンロードのための動作を終了する。
図12は、圧縮ファイル名に対応するファイル詳細情報および補足情報を表示させる操作を行った場合の通信システム1の動作を示すフローチャートである。この動作は、クライアント10がファイル詳細情報および補足情報を表示するためのプログラムを実行したときに開始する。なお、クライアント10がファイル詳細情報および補足情報の両方でなく、いずれか一方を表示する構成としてもよいのは勿論である。また、クライアント10は、ファイル詳細情報の一部を表示する構成としてもよい。
クライアント10は、圧縮ファイルを選択する操作を受け付ける(ステップS31)。
圧縮ファイルが選択されると、クライアント10は、選択された圧縮ファイル名を指定して、ファイル詳細情報および補足情報の送信をサーバ20に要求する(ステップS32)。サーバ20は、ファイル詳細情報および補足情報の送信の要求を受信する(ステップT31)。
サーバ20は、指定された圧縮ファイル名に対応するファイル詳細情報および補足情報をデータベースから読み出す(ステップT32)。サーバ20は、読み出したファイル詳細情報および補足情報をクライアント10へ送信する(ステップT33)。
クライアント10は、ファイル詳細情報および補足情報をサーバ20から受信し、表示する(ステップS33)。ステップS33の後、クライアント10は、ファイル詳細情報および補足情報の表示のための動作を終了する。
なお、本実施形態では、クライアント10は、ZIP形式で圧縮しているが、ZIP形式に限定されず、LZH形式やCAB形式など、任意の形式で圧縮できるのは勿論である。
本実施形態では、クライアント10は、圧縮ファイル名の送信要求とともに、ファイル情報を送信する構成としている。しかし、クライアント10がファイル情報に対応する圧縮ファイル名を問い合わせる必要がないのであれば、ファイル情報の一部または全部を送信しない構成とすることもできる。
本実施形態では、ファイル情報は、ファイル名のほか、アーカイブ内格納パス、データサイズ、およびタイムスタンプを示す情報を含む構成としている。しかし、ファイル情報の内容は、ファイルを特定するための情報であれば、これらに限定されない。例えば、ファイル情報は、ファイルの種類、属性、所有者、アクセス日時などを更に含む構成としてもよい。
本実施形態では、サーバ20は、ファイル情報を、アップロードファイルリストデータベースとユーザデータデータベースとに分けて記憶しているが、ファイル情報を1つのデータベースにまとめて記憶する構成とすることも可能である。また、サーバ20は、ファイル情報を、互いに関連づけた3つ以上のデータベースに分けて記憶する構成とすることもできる。
本実施形態では、ユーザIDをクライアント10が送信する構成としているが、ユーザ数が1人の場合や、クライアント10のアドレスと対応するユーザIDをサーバ20が予め格納している場合は、クライアント10は、ユーザIDを送信する必要はない。また、サーバ20は、ユーザIDに基づいて一意な圧縮ファイル名を生成しているが、一意な名称を生成できるのであれば、サーバ20は、ユーザID以外の情報を使用して圧縮ファイル名を生成してもよい。
本実施形態では、アップロード時に、サーバ20が圧縮ファイル名を決定して、クライアント10が、アップロード対象のファイルを圧縮して、決定された名称の圧縮ファイルを送信する構成としている。しかし、ダウンロード時に、クライアント10が圧縮ファイル名を決定して、サーバ20が、ダウンロード対象のファイルを圧縮して、決定されたファイル名の圧縮ファイルを送信する構成とすることもできる。
本実施形態では、サーバ20が圧縮ファイル全体をクライアント10へ送信する構成としている。しかし、圧縮ファイルに複数のファイルが含まれる場合、クライアント10が、圧縮ファイル内の各ファイルのうち、いずれか1つ以上の送信を要求する構成とすることもできる。この場合、その要求に応じて、サーバ20が圧縮ファイルを解凍し、解凍したファイル群の中から、要求されたファイルのみを取り出して送信する。
本実施形態のクライアント10は、本発明の情報処理装置の一例であり、本実施形態のサーバ20は、本発明のファイル蓄積装置の一例である。本実施形態の圧縮ファイル名は、本発明の格納ファイル名に相当する。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ファイル蓄積装置は、情報処理装置の要求に応じて、格納領域で一意な格納ファイル名を生成し、情報処理装置は、ファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、その格納ファイル名を付与してファイル蓄積装置へ送信する。このため、ユーザは、圧縮ファイルの名称が一意であるか否かを確認し、一意でない場合に変更する必要がなくなり、ファイルの送信におけるユーザの作業工数が低減する。
また、ユーザが圧縮ファイルのファイル名を手動で入力する場合、誤って重複するファイル名を入力してしまい、一意性の確認を怠ったり、重複するファイルがあるのにユニークであると誤って判断したりすることがある。このときは、ファイルの上書きや送信エラーが生じうる。しかし、本実施形態では、ファイル蓄積装置がユニークなファイル名を生成するので、ユーザがファイル名の一意性を目視で確認する必要がなくなり、このような人為的ミスが防止される。
本実施形態では、ユーザが情報処理装置に圧縮前のファイル名または補足情報を入力すると、対応する圧縮ファイル名を全て表示する。
この構成によれば、ユーザは、受信したいファイルに対応する圧縮ファイルを容易に特定できる。詳細に説明すると、圧縮ファイル名は、ユーザでなく、ファイル蓄積装置が生成するので、ユーザは、圧縮ファイル名と、圧縮前のファイル名や補足情報との間の対応関係を把握していない場合がある。しかし、圧縮前のファイル名や補足情報を入力するだけで、ファイル蓄積装置が対応する圧縮ファイル名を送信するので、ユーザは、受信したいファイルに対応する圧縮ファイルを容易に特定できる。
本実施形態では、ファイル蓄積装置は、圧縮ファイル名に対応付けて、ファイル詳細情報および補足情報を記憶し、情報処理装置の要求に応じて、ファイル詳細情報および補足情報を情報処理装置へ送信している。このため、情報処理装置のユーザは、それらのファイル詳細情報および補足情報を参照することで、圧縮ファイルを容易に管理できる。
具体的には、ファイル詳細情報には、圧縮ファイル内の各ファイルのファイル名等が含まれる。また、補足情報は、ユーザが入力したコメントなどである。圧縮ファイル名はユーザでなく、ファイル蓄積装置が生成した名称であるが、ユーザは、ファイル名やコメントから、その圧縮ファイル名の圧縮ファイル内にどのようなファイルが格納されているかを知ることができ、圧縮ファイルをファイル蓄積装置から受信するか否かの判断の参考にすることができる。
本実施形態では、ファイル蓄積装置は、情報処理装置へ圧縮ファイル名に加えて、格納領域(サーバ内格納パス)を通知し、情報処理装置は、サーバ内格納パスを圧縮ファイル名と対応付けて格納している。このため、ユーザが、圧縮ファイル名を選択するだけで、情報処理装置は、その圧縮ファイル名に対応するサーバ内格納パスを読み出して、そのパスから圧縮ファイルを容易に受信できる。
前述したように、サーバ内格納パスは、ユーザでなく、ファイル蓄積装置が生成するので、ユーザは、そのサーバ内格納パスを覚えていない場合がある。しかし、情報処理装置は、圧縮ファイルに対応付けてサーバ内格納パスを記憶しておくので、ユーザがサーバ内格納パスを知らなくとも、圧縮ファイルを選択するだけで、情報処理装置は、対応するサーバ内格納パスを取得して、圧縮ファイルをファイル蓄積装置から受信することができる。
本実施形態では、サーバにおけるファイル名の重複を防止することにより、ファイルのアップロード時のユーザの作業工数を低減し、人為的ミスを防止している。通常、サーバは多数のクライアントと接続され、アップロード先のサーバには、多数のユーザにより作成された多数のファイルが格納される。一方、ダウンロード先の個々のクライアントには、サーバに比べて、少数のファイルしか格納されず、それらのファイルに対応するユーザ数も少ない。
このため、一般に、アップロード先のサーバでファイル名が重複する可能性は、ダウンロード先のクライアントでファイル名が重複する可能性よりも高い。従って、アップロード対象のファイルを圧縮する場合に本発明を適用すると、ダウンロード対象のファイルを圧縮する場合に本発明を適用するときと比較して、作業工数を低減し、人為的ミスを防止する効果が高くなる。
1 通信システム
2 ネットワーク
10 クライアント
20 サーバ
101 通信部
102 ファイル情報生成部
103 ファイル圧縮部
110 クライアント側システム
111 FTPクライアントプログラム
112 ファイル情報取得プログラム
113 ファイル圧縮プログラム
114 クライアント用記憶装置
115 クライアント用OS
116 クライアント用ネットワークアダプタ
201 通信部
202 圧縮ファイル情報生成部
203 ファイル情報管理部
210 サーバ側システム
211 FTPサーバプログラム
212 ファイル名・格納パス発行プログラム
213 ファイル情報管理プログラム
214 データベース
215 サーバ用記憶装置
216 サーバ用OS
217 サーバ用ネットワークアダプタ

Claims (10)

  1. 転送されてきたファイルを所定の格納領域に蓄積するファイル蓄積装置と、
    保存すべきファイルを前記ファイル蓄積装置に転送する情報処理装置とを有し、
    前記情報処理装置は、前記格納領域で一意な名称を前記ファイル蓄積装置に要求し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域で一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は前記ファイル蓄積装置から前記格納ファイル名を受信し、前記保存すべきファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、該圧縮ファイルに、受信した該格納ファイル名を付与して該ファイル蓄積装置へ送信し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記圧縮ファイルを受信し、該圧縮ファイルを前記格納領域に記憶する、通信システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記格納ファイル名の送信を前記ファイル蓄積装置に要求するときに、更に、前記保存すべきファイルのファイル名を該ファイル蓄積装置に送信し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記要求とともに前記ファイル名を受信し、前記格納ファイル名を生成し、該格納ファイル名を前記情報処理装置に送信するときに、更に、受信した該ファイル名と生成した該格納ファイル名とを対応付けて記憶しておき、
    前記情報処理装置は、前記ファイル蓄積装置が前記圧縮ファイルを記憶した後、ユーザの操作に従って、前記ファイル名を指定し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置により前記ファイル名が指定されたとき、指定された該ファイル名に対応づけて記憶しておいた前記圧縮ファイル名を特定する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記ファイル名とともに、ユーザを識別するための識別情報を更に前記ファイル蓄積装置へ送信し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記要求とともに前記ファイル名及び前記識別情報を受信し、前記格納ファイル名を生成し、該格納ファイル名を前記情報処理装置に送信するときに、受信した該ファイル名及び該識別情報と生成した該格納ファイル名とを対応付けて記憶しておき、
    前記情報処理装置は、前記ファイル蓄積装置が前記圧縮ファイルを記憶した後、ユーザの操作に従って、前記ファイル名及び前記識別情報を指定し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置により前記ファイル名及び前記識別情報が指定されたとき、指定された該ファイル名及び該識別情報に対応づけて記憶しておいた前記圧縮ファイル名を特定する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記ファイル名とともに、ユーザが入力したデータである補足情報を更に前記ファイル蓄積装置に送信し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置から前記ファイル名及び前記補足情報を受信し、前記格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信するときに、更に、受信した該ファイル名及び該補足情報と生成した該格納ファイル名とを対応付けて記憶しておき、
    前記情報処理装置は、前記ファイル蓄積装置が前記圧縮ファイルを記憶した後、ユーザの操作に従って、前記ファイル名及び前記補足情報の少なくとも一方を指定し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記情報処理装置により前記ファイル名及び前記補足情報の少なくとも一方が指定されたとき、指定された前記ファイル名及び前記補足情報の少なくとも一方に対応づけて記憶しておいた前記圧縮ファイル名を特定する、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記ファイル名を指定するとともに、該ファイル名に対応する前記格納ファイル名の送信を要求し、
    前記ファイル蓄積装置は、前記格納ファイル名を特定し、特定した該格納ファイル名を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記ファイル蓄積装置から前記格納ファイル名を受信し、該格納ファイル名を表示する、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記ファイル蓄積装置は、前記格納ファイル名とともに、前記格納領域を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、前記ファイル蓄積装置から前記格納ファイル名及び前記格納領域を受信し、前記ファイル名のファイルを圧縮して圧縮ファイルを生成し、該圧縮ファイルに該格納ファイル名を付与して該ファイル蓄積装置へ送信し、更に該格納ファイル名に対応付けて該格納領域を記憶し、
    前記ファイル蓄積装置は、記情報処理装置から前記圧縮ファイルを受信し、前記格納領域に前記圧縮ファイルを格納し、
    前記情報処理装置は、ユーザの操作に従って、前記格納領域にアクセスして、該圧縮領域に格納された前記圧縮ファイルを指定し、
    前記ファイル蓄積装置は、特定した前記格納ファイル名の圧縮ファイルを前記情報処理装置へ送信する、請求項2乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記情報処理装置はクライアントであり、前記ファイル蓄積装置はサーバである、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域と、
    前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信する格納ファイル名生成手段と、
    前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、前記格納領域に記録する格納ファイル記録手段と、
    を有するファイル蓄積装置。
  9. 情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域を有するファイル蓄積装置が、
    前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、
    生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、
    前記格納領域に記録する、ファイル蓄積装置の制御方法。
  10. 情報処理装置から転送されたファイルを蓄積する格納領域を有するコンピュータに、
    前記情報処理装置による要求に応じて、前記格納領域において一意な名称である格納ファイル名を生成し、生成した該格納ファイル名を該情報処理装置に送信する格納ファイル名生成手順、及び
    前記情報処理装置から前記格納ファイル名が付与されたファイルを受信し、前記格納領域に記録する格納ファイル記録手順、
    を実行させるためのプログラム。
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