JP2011168141A - Air blowing structure in air conditioner for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のエアコンディショナユニット(以下、「エアコンユニット」という)からのエアをインストルメントパネルから乗員側に向けて導入する車両用空調装置のエア吹出構造体に関する。 The present invention relates to an air blowing structure for a vehicle air conditioner that introduces air from an air conditioner unit (hereinafter referred to as “air conditioner unit”) of a vehicle from an instrument panel toward an occupant side.
車両用空調装置のエア吹出構造体は、インストルメントパネルにハウジングが配置され、このハウジングにエアコンユニットから車室にエア(空気)を導入するダクトの端部が接続され、ハウジングの内部にエアの指向性を規定するフィンが設けられる。
フィンは、ハウジングの吹出口に平行に設けられる複数の横フィンと、これらの横フィンの中央からエアの上流側に延ばされた縦フィンとから構成される。また、縦フィン及び複数の横フィンは一体的に形成されている。さらに、縦フィン及び複数の横フィンは、ハウジングに対して固定されたフィンである。
An air blowing structure of a vehicle air conditioner has a housing arranged on an instrument panel, and an end of a duct for introducing air (air) from an air conditioner unit to a passenger compartment is connected to the housing, and an air Fins that define directivity are provided.
A fin is comprised from the some horizontal fin provided in parallel with the blower outlet of a housing, and the vertical fin extended from the center of these horizontal fins to the upstream of air. The vertical fin and the plurality of horizontal fins are integrally formed. Further, the vertical fin and the plurality of horizontal fins are fins fixed to the housing.
この車両用空調装置のエア吹出構造体によれば、縦フィン及び横フィンはハウジングに対して固定されたフィンなので、エアコンユニットで空調制御されたエアを吹出口から車室内に吹き出す際に、吹出口から吹き出すエアは所定の指向性を有するものである(例えば、特許文献1参照。)。 According to the air blowing structure of the vehicle air conditioner, since the vertical fin and the horizontal fin are fins fixed to the housing, when the air controlled by the air conditioner unit is blown from the outlet to the vehicle interior, The air blown out from the outlet has predetermined directivity (for example, refer to Patent Document 1).
特許文献1の車両用空調装置のエア吹出構造体において、例えば、縦フィンに横フィンを傾斜自在に配置し、縦フィンを傾斜するようにした場合には、ハウジングの内面と一枚の縦フィンで構成される空気の流路では、縦フィンに近い部分では空気は傾斜させた縦フィンに沿って傾斜した流れとなるものの、ハウジングに近い部分では空気はハウジングの内側に沿って直進してしまうものと考えられる。
よって、エアコンユニットで空調制御された空気を吹出口から車室内に吹き出す際に、吹出口の全域から吹き出された空気が所望の向きに向かうとは限らない。すなわち、吹き出された空気の指向性を高め難いと推察する。
In the air blowing structure of a vehicle air conditioner disclosed in
Therefore, when the air controlled by the air conditioner unit is blown out from the air outlet into the vehicle compartment, the air blown from the entire area of the air outlet does not always go in a desired direction. That is, it is assumed that it is difficult to increase the directivity of the blown air.
本発明は、エアコンユニットから送られたエア(空気)が吹出口から吹き出される際に、空気の指向性を高めることができる車両用空調装置のエア吹出構造体を提供することを課題とする。 It is an object of the present invention to provide an air blowing structure of a vehicle air conditioner that can enhance the directivity of air when air (air) sent from an air conditioner unit is blown out from a blower outlet. .
請求項1に係る発明は、車両のエアコンユニットからのエアをインストルメントパネルから乗員側に向けて導出する車両用空調装置のエア吹出構造体において、インストルメントパネルの吹出口に、エアの吹き出し方向を規定するフィンを傾斜自在に設けるとともに、フィンの外側に位置する吹出口の側面に突起を設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項2に係る発明は、突起が、フィンを傾斜自在に設ける軸部よりもエアコンユニットからの風向きの上流側に位置することを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、突起が、フィンの最大可動角と略同等に傾けられたことを特徴とする。
The invention according to
請求項4に係る発明は、フィンを囲む壁面を、凹凸形状としたことを特徴とする。
The invention according to
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両用空調装置のエア吹出構造体で、車両のエアコンユニットからのエアをインストルメントパネルから乗員側に向けて導出する。
インストルメントパネルの吹出口に、エアの吹き出し方向を規定するフィンを傾斜自在に設けるとともに、フィンの外側に位置する吹出口の側面に突起を設けた。
フィンの外側に位置する吹出口の側面に突起を設けることで、フィンの外側のエアの流れをフィンの傾斜に沿った流れとすることができる。これにより、エアコンユニットからのエアの指向性を高めることができる。
The present invention has the following effects.
In the invention which concerns on
A fin defining the air blowing direction is provided at the air outlet of the instrument panel so as to be inclined, and a protrusion is provided on a side surface of the air outlet located outside the fin.
By providing the protrusion on the side surface of the air outlet located outside the fin, the air flow outside the fin can be made to flow along the inclination of the fin. Thereby, the directivity of the air from an air-conditioner unit can be improved.
請求項2に係る発明では、突起が、フィンを傾斜自在に設ける軸部よりもエアコンユニットからの風向きの上流側に位置するので、フィンを風(エア)の流れに平行にしたときにも、風の流れに傾斜させたときにも、フィンの外側のエアの流れを円滑にフィンに沿わせることができる。
In the invention according to
請求項3に係る発明では、突起が、フィンの最大可動角と略同等に傾けられた。フィンの最大可動角とするときが、エアコンユニットからの風を最も曲げる必要があるときである。すなわち、突起が、フィンの最大可動角と略同等に傾けられたので、フィンの最大可動角としたときにも、突起がエアコンユニットからの風を十分に曲げ、フィンの傾斜角度に沿わせることができる。
In the invention according to
請求項4に係る発明では、フィンを囲む壁面を、凹凸形状としたので、フィンを囲む壁面の風(エア)の剥離を促進することができる。この結果、吹出口の内周部分から導出される空気の拡散を防止することができる。
In the invention which concerns on
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. Note that “front”, “rear”, “left”, and “right” indicate the direction viewed from the driver, the front side is Fr, the rear side is Rr, the left side is L, and the right side is R.
図1に示すように、車両用空調装置10は、インストルメントパネル11の車体前方側に設けられたエアコンユニット(エアコンディショナユニット)12と、エアコンユニット12にダクト13を介して連結された吹出手段20、21,21,23とを備えている。
エアコンユニット12は、インストルメントパネル11で仕切られた車室17内の空調制御をおこなうユニットである。
As shown in FIG. 1, the
The
インストルメントパネル11は、車体幅方向中央11aに設けられた一対の中央吹出手段21,21と、左側部11bに設けられた左吹出手段20と、右側部11cに設けられた右吹出手段23とを備えている。
The
中央吹出手段21は、エアコンユニット12で空調制御された空気を車室17内の車幅方向中央に向けて吹き出す換気(ベンチレーション)用の吹出手段である。
左吹出手段20は、エアコンユニット12で空調制御された空気を車室17内の左側部に向けて吹き出す換気用の吹出手段である。
The
The left blowing means 20 is a ventilation blowing means that blows out air that has been air-conditioned by the
右吹出手段23は、エアコンユニット12で空調制御された空気を車室17内の右側部に向けて吹き出す換気用の吹出手段である。
一対の中央吹出手段21,21や左右の吹出手段20,23から空気(空調制御された空気)を車室17内に吹き出すことで、車室17内の空調制御をおこなうことができる。
The right blowing means 23 is a ventilation blowing means that blows out air that has been air-conditioned by the
By blowing air (air that is air-conditioned under control) from the pair of central blowing means 21 and 21 and the left and right blowing means 20 and 23, the air-conditioning control in the
ここで、一対の中央吹出手段21,21や左右の吹出手段20,23はそれぞれが同様に構成されている。よって、左吹出手段20を、「車両用空調装置のエア吹出構造体20」として説明し、一対の中央吹出手段21,21や右吹出手段23についての説明を省略する。
Here, the pair of central blowing means 21 and 21 and the left and right blowing means 20 and 23 are configured in the same manner. Therefore, the
図2〜図6に示されたように、車両用空調装置のエア吹出構造体20は、ダクト13(図1参照)が接続されるハウジング31と、このハウジング31に回転自在に取付けられるドラム32と、このドラム32に取付けられるフィンユニット33と、ドラム32をハウジング31に回転自在に支持するねじ34,34及びカラー部材35,35と、ハウジング31の入口側(風向きの上流側)でハウジング31とドラム32とをシールする弾性部材36,36と、からなる。
As shown in FIGS. 2 to 6, the
車両用空調装置のエア吹出構造体20では、車両の車室(室内)17の空気を制御するエアコンユニット12に連結され、且つ車室17に空気を導入するダクト13の端部に配置されるハウジング31にフィン81〜83を設けて、エアコンユニット12からの空気(風)の指向性を規定するものである。
In the
ハウジング31は、上の壁面が構成される上壁材41と、下の壁面が構成される下壁材42と、上壁材41及び下壁材42に取付けられ、左の壁面が構成される左側板43と、上壁材41及び下壁材42に取付けられ、右の壁面が構成される右側板44と、上壁材41の前端41aに取付けられる上前部材45と、下壁材42の前端42aに取付けられる下前部材46と、左側板43を上下の壁材41,42に、若しくは右側板44を上下の壁材41,42に止める複数の止めねじ47と、からなる。
The
上壁材41は、止めねじ47が嵌合する円弧状のレール51a,51bと、弾性部材36を支持するレール52とが形成される。下壁材42は、上壁材41に対称の部材である。
左側板43は、カラー部材35を回転自在に支持する支持孔54と、複数の止めねじ47を貫通させる複数の貫通孔55とが形成される。右側板44は、左側板43に同一形状の部材である。
上前部材45と下前部材46とは、上下対称の部材である。
The
The
The
カラー部材35は、支持孔54に回転自在に嵌合するボス56と、このボス56に形成され、ドラム32をハウジング31に回転自在に支持するねじ34を貫通する孔57と、が形成される。
弾性部材36は、図6及び図7に示されたように、上壁材41若しくは下壁材42に支持される支持部58と、ドラム32をシールするシール部59と、からなる。
The
As shown in FIGS. 6 and 7, the
すなわち、ハウジング31には、上前部材45、下前部材46、左側板43の前エッジ43a及び右側板44の前エッジ44aでインストルメントパネル11(図1参照)に臨ます吹出口61が形成される。さらに、ハウジング31には、上壁材41の後端41b、下壁材42の後端42b、左側板43の後エッジ43b及び右側板44の後エッジ44bでダクト13(図1参照)の端部が接続される接続口62が形成される。
That is, the
ドラム32は、フィン81〜83を備えたフィンユニット33を収納するハウジングである。すなわち、ドラム32は、フィンユニット33を囲む上下の円弧部材65,66と、フィンユニット33を囲む左右の円板67,68とからなる。また、ドラム(ハウジング)32の構成部品である円弧部材65,66の内側は、フィン81〜83を囲む壁面に相当する。
The
上の円弧部材65の内側には、左右の円板67,68に嵌合するT字レール71と、風の剥離を促す複数の凹凸部(セレーション)72と、が形成される。下の円弧部材66は、上の円弧部材65と同一の部材である。
Inside the
図6に示されたように、フィン81〜83を囲む壁面(円弧部材)65,66を、凹凸部(凹凸形状)72としたので、フィン81〜83を囲む壁面の風(エア)の剥離を促進することができる。この結果、吹出口61の内周部分から導出される空気の拡散を防止することができる。
As shown in FIG. 6, since the wall surfaces (arc members) 65 and 66 surrounding the
左の円板67は、上下の円弧部材65,66のT字レール71に嵌合するT字嵌合部74と、ドラム32を回転するための手掛かり部75と、フィンユニット33の回り止めをする止め孔76,76と、フィンユニット33が嵌合する嵌合孔77と、が形成される。 右の円板68は、左の円板67と同一の部材である。
The
フィンユニット33は、ドラム32に取付けられるフィンケース78と、このフィンケース78に傾斜自在に取付けられる第1〜第3フィン81〜83と、これらのフィン81〜83を連結する連結バー84とからなる。
The
フィンケース78は、フィン81〜83を囲むハウジングである。フィンケース78は、第1〜第3フィン81〜83を傾斜自在に支持する上下の遮蔽板85,86と、これらの遮蔽板85,86に組合わせられ、ドラム32に取付けられる左右の支持板87,88と、からなる。
The
上下の遮蔽板85,86には、第1〜第3フィン81〜83を傾斜自在に支持する複数の受け部89が形成される。上下の遮蔽板85,86は、後述するように、ドラム32を区画してハウジング31及びドラム(ハウジング)32内にチャンバ101,102を形成する部材でもある。
The upper and
右の支持板88は、ハウジング31、ドラム(ハウジング)32若しくはフィンケース(ハウジング)78内に導入された空気の指向性を高める右の突起92(図5参照)と、円板68の止め孔76,76に嵌合する嵌合ピン93,93と、ドラム32をハウジング31に回転自在に支持するねじ34がねじ込まれるボス部94と、が形成される。
The
左の支持板87は、右の支持板88と同一部品である。すなわち、ハウジング31、ドラム(ハウジング)32若しくはフィンケース(ハウジング)78内に導入された空気の指向性を高める左の突起91を備える。
The
また、上下の遮蔽板85,86は、フィン81〜83の外側に位置する遮蔽板とも言うことができる。さらに、左右の支持板87,88は、フィン81〜83の外側に位置する吹出口61の側面に相当する。
Moreover, the upper and
第1フィン81は、エアの吹き出し方向を規定するとともに整流作用をなすフィン本体95と、このフィン本体95の側面略中央に形成され、上下の(一対の)遮蔽板85,86に傾斜自在に嵌合する軸部96,96と、連結バー84に回転自在に嵌合する連結ピン97が形成される。なお、軸部96,96は、遮蔽板85,86の受け部89,89に嵌合している。連結ピン97は先端に連結バー84からの抜け止めをする拡径部98が形成される。
第2及び第3フィン82,83は、第1フィン81と同一部品である。
The
The second and
図3及び図4に示されたように、ドラム32及びフィンユニット33の上部において、ドラム32の上の円弧部材65と、ドラム32の左右の円板67,68の上部と、フィンケース78の上の遮蔽板85で上のチャンバ101が形成される。さらに、側面視において、上の円弧部材65の後エッジ65bと、上の遮蔽板85の後エッジ85bとで上のエア吸い込み口103が形成される。上の円弧部材65の前エッジ65aと、上の遮蔽板85の前エッジ85aとで上のエア吐き出し口104が形成される。すなわち、上のチャンバ101は上の遮蔽板85でドラム(ハウジング)32が区画されて形成される。
As shown in FIGS. 3 and 4, in the upper part of the
同様に、ドラム32及びフィンユニット33の下部において、ドラム32の下の円弧部材66と、ドラム32の左右の円板67,68の下部と、フィンケース78の下の遮蔽板86で下のチャンバ102が形成される。さらに、側面視において、下の円弧部材66の後エッジ66bと、下の遮蔽板86の後エッジ86bとで下のエア吸い込み口105が形成される。下の円弧部材66の前エッジ66aと、下の遮蔽板86の前エッジ86aとで下のエア吐き出し口106が形成される。すなわち、下のチャンバ102は下の遮蔽板86でドラム(ハウジング)32が区画されて形成される。
Similarly, in the lower part of the
上下のチャンバ101,102は、ハウジング31若しくはドラム(ハウジング)32を流れる空気(風)の一部を、ベンチュリ効果を利用して上下のエア吸い込み口103,105から導入し、導入した空気を上下のエア吐き出し口104,106から導出する部分である。後述するように、空気を導入/導出することで、空気の圧力を高めるとともに、空気の速度を速め、空気の指向性を高める作用をなす。
The upper and
図7(a),(b)において、車両用空調装置のエア吹出構造体20では、空気の流れるハウジング31(図4に示されるドラム32も含む)内に上下のチャンバ101,102が設けられている。以下、上下のチャンバ101,102の作用を説明する。
7A and 7B, in the
車両用空調装置のエア吹出構造体20は、フィン81〜83の近傍で、且つフィン81〜83の外側に遮蔽板85,86により区画されたチャンバ101,102を設け、ハウジング31(ドラム32及びフィンケース78も含む)内を流れる風の一部をベンチュリ効果によりチャンバ101,102に風を巻き込みつつ導入し、チャンバ101,102から導出するようにし、チャンバ101,102から導出される空気(風)を、ハウジング31内から導出されるメインの風に側方から当てるようにし、ハウジング31内から導出されるメインの風を収束するようにした。
The
ダクト13(図1参照)の接続口62から導入された空気の本流a3の一部は、ベンチュリ効果で上下のエア吸い込み口103,105から、矢印a4,a5の如く上下のチャンバ101,102に巻き込まれる。巻き込まれた空気は、上下のエア吐き出し口104,106から矢印a6,a7の如く空気の本流a3の側方から合流する。これにより、空気の本流a3は、空気の圧力が高められるとともに、空気の速度を速め、空気の指向性が高められるものと推測できる。
Part of the main air flow a3 introduced from the
すなわち、車両用空調装置のエア吹出構造体20では、チャンバ101,102から導出される空気(風)を、側方から、ハウジング31内から導出されるメインの空気(風)に当てるようにし、ハウジング31内から導出されるメインの風を収束するようにしたので、エアコンユニット12から導入される風の圧力を高めることができるとともに、エアコンユニット12から導出される空気(風)の速度(風速)を高め、風の指向性を狭める(高める)ことができる。
That is, in the
車両用空調装置のエア吹出構造体20では、図8に示されたように、左右の突起91,92は、好ましくは、第1〜第3フィン81〜83の最大傾斜角α1と略同一の角度に形成される。左の突起91は右の突起92に同一であり、以下、右の突起92について説明する。
In the
第1〜第3フィン81〜83及び右の突起92の前後の位置関係について、右の突起92の前端は、第1〜第3フィン81〜83の軸部96よりも寸法S1だけ後方に(風向きの上流側に)形成される。右の突起92の後端は、第1〜第3フィン81〜83を全開(中立静止状態)としたときに、第1〜第3フィン81〜83の後端よりも寸法S2だけ前方に(風向きの下流側に)形成される。
Regarding the positional relationship of the front and rear of the first to
第1〜第3フィン81〜83及び突起91,92の左右の距離関係について、第1〜第3フィン81〜83を全開(中立静止状態)としたときに、左の支持板87(図5参照)の突起91から第3フィン83の左面までの距離をA、第3フィン83の右面から第2フィン82の左面までの距離B、第2フィン82の右面から第1フィン81の左面までの距離C、第1フィン81の右面から右の支持板88(図5参照)の突起92までの距離をDとするときに、A=B=C=Dに形成される。
Regarding the left-right distance relationship between the first to
突起91,92は、フィン81〜83を傾斜自在に設ける軸部96よりもエアコンユニット12からの風向きの上流側に位置するので、フィン81〜83を風(エア)の流れに平行にしたときにも、風の流れに傾斜させたときにも、フィン81〜83の外側のエアの流れを円滑にフィン81〜83に沿わせることができる。
Since the
突起91,92は、フィン81〜83の最大可動角と略同等に傾けられた。フィン81〜83の最大可動角とするときが、エアコンユニット12からの風を最も曲げる必要があるときである。すなわち、突起92が、フィン81〜83の最大可動角と略同等に傾けられたので、フィン81〜83の最大可動角としたときにも、突起92がエアコンユニット12からの風を十分に曲げ、フィン81〜83の傾斜角度に沿わせることができる。
The
以下、車両用空調装置のエア吹出構造体20の左右の突起91,92の作用を説明する。
図9(a)に比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210が示され、比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210は、ハウジング211に第1〜第3のフィン215〜217を傾斜自在に取付けられる。なお、ハウジング211内での空気の流れを検証するために、ハウジング211の吹出口213に大気開放を模した仮想空気ボックス219が接続されている。
Hereinafter, the operation of the left and
FIG. 9A shows an
図9(b)に実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20が示され、ハウジング31内での空気の流れを検証するために、ハウジング31の吹出口61に大気開放を模した仮想空気ボックス109が接続されている。
FIG. 9B shows the
図10〜図12では図9の符号を参照して説明する。
図10(a)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の圧力分布が示される。
図10(b)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング31及び仮想空気ボックス109内の空気の圧力分布が示される。
10 to 12 will be described with reference to the reference numerals in FIG.
FIG. 10A shows an
FIG.10 (b) is the
図10(c)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して傾斜させたときのハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の圧力分布が示される。図10(d)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して傾斜させたときのハウジング31及び仮想空気ボックス109内の空気の圧力分布が示される。
FIG. 10C shows an
なお、図10(a)〜(d)において、最も圧力が高い部分の圧力をP5、最も圧力が低い部分の圧力をP1とするときに、圧力P5〜P1の5段階で圧力分布を表示する(P5>P4>P3>P2>P1)。 In FIGS. 10A to 10D, when the pressure at the highest pressure part is P5 and the pressure at the lowest pressure part is P1, the pressure distribution is displayed in five stages of pressures P5 to P1. (P5> P4> P3> P2> P1).
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図10(a)に示されたように、第1〜第3フィン215〜217の間に圧力の上昇はほとんど見られない。実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では図10(b)に示されたように、第1〜第3フィン81〜83の間に圧力P5の部分が帯状に現れている。これは、左右の突起91,92により空気の通路が狭められたこと、及び左右の突起91,92により空気が仮想空気ボックス109の中心に寄せられることにより圧力により高まったためと考えられる。
In the
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図10(c)に示されたように、第1〜第3フィン215〜217の間に圧力がP5に上昇している。詳細には、第3フィンとハウジング211との間の圧力がP5に上昇した部分が吹出口213に向かって延びている。第3フィン217と第2フィン216との間、第2フィン216と第1フィン215との間では、フィン215〜217の傾斜に沿った圧力の上昇が見られる。第1フィン215とハウジング211との間の圧力がP5に上昇した部分は図面下方のハウジング211側に傾斜するものの、吹出口213に向かって延びている。
In the
実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、図10(d)に示されたように、第1〜第3フィン81〜83の間に圧力がP5に上昇している。詳細には、第3フィン83と左の突起91との間の圧力がP5に上昇した部分もフィン81〜83の傾斜に沿っている。第3フィン83と第2フィン82との間、第2フィン82と第1フィン81との間では、フィン81〜83の傾斜に沿った圧力の上昇が見られる。第1フィン81と右の突起92との間の圧力がP5に上昇した部分もフィン81〜83の傾斜に沿っている。
すなわち、実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、フィン81〜83の傾斜に沿った圧力の上昇が現れている。
In the
That is, in the
図11(a)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の速度分布が示される。図11(b)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング及び仮想空気ボックス109内の空気の速度分布が示される。
FIG. 11A shows an
図11(c)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して傾斜させたときのハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の速度分布が示される。図11(d)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して直交させたときのハウジング31及び仮想空気ボックス109内の空気の速度分布が示される。
FIG. 11C shows an
なお、図11(a)〜(d)において、最も速度が高い部分の速度をS5、最も速度が低い部分の速度をS1とするときに、速度S5〜S1の5段階で速度分布を表示する(S5>S4>S3>S2>S1)。 11A to 11D, the speed distribution is displayed in five stages of speeds S5 to S1, where S5 is the speed of the highest speed part and S1 is the speed of the lowest speed part. (S5> S4> S3> S2> S1).
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図11(a)に示されたように、第1〜第3フィン215〜217の間にほぼ一律に速度S5に上昇している。実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、図11(b)に示されたように、第1〜第3フィン81〜83の間で速度S5に上昇し、帯状に繋がり吹出口61まで延びている。これは、左右の突起91,92により空気の通路が狭められ、空気の速度が速められるものと考える。
In the
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図11(c)に示されたように、第3フィン217とハウジング211との間の速度がS5に上昇した部分が吹出口213に向かって直交するように延びている。第3フィン217と第2フィン216との間、第2フィン216と第1フィン215との間では、フィン215〜217の傾斜に沿った速度の上昇が見られる。第1フィン215とハウジング211との間の速度がS5に上昇した部分は図面下方のハウジング211に傾斜するものの、吹出口213に向かって延びている。
In the
実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、図11(d)に示されたように、第3フィン83と左の突起91との間の速度がS5に上昇した部分は、フィン81〜83の傾斜に沿っている。第3フィン83と第2フィン82との間、第2フィン82と第1フィン81との間では、フィン81〜83の傾斜に沿った速度の上昇が見られる。第1フィン81とハウジング31との間の速度がS5に上昇した部分もフィン81〜83の傾斜に沿っている。
実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、フィン81〜83の傾斜に沿った速度の上昇が現れている。
In the
In the
図12(a)〜(d)において、図10(a)〜(d)及び図11(a)〜(d)に示された圧力分布及び速度分布から類推される空気の流れの特徴が示される。 12 (a) to 12 (d) show the air flow characteristics inferred from the pressure distribution and velocity distribution shown in FIGS. 10 (a) to 10 (d) and FIGS. 11 (a) to 11 (d). It is.
図12(a)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の流れが示される。図12(b)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して直交させたとき(全開若しくは中立静止状態とき)のハウジング31及び仮想空気ボックス109内の空気の流れが示される。
FIG. 12A shows an
図12(c)は比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210であり、第1〜第3フィン215〜217を吹出口213に対して傾斜させたときのハウジング211及び仮想空気ボックス219内の空気の流れが示される。図12(d)は実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20であり、第1〜第3フィン81〜83を吹出口61に対して傾斜させたときのハウジング31及び仮想空気ボックス109内の空気の流れが示される。
FIG. 12C shows an
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図12(a)に示されたように、矢印a1〜a4の如く、ハウジング211及び仮想空気ボックス219内ではほぼ平行に流れると考えられる。実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では図12(b)に示されたように、左の突起91と第3フィン83との間の空気の流れは矢印b1の如く仮想空気ボックス109の中心に向かうと考えられる。同様に、右の突起92と第1フィン81との間の空気の流れは矢印b4の如く仮想空気ボックス109の中心に向かうと考えられる。従って、ハウジング31を流れる空気b1〜b4は、空気の流れの中心に収束すると考えられる。すなわち、空気の流れの指向性を向上することができる。
In the
比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、図12(c)に示されたように、ハウジング211と第3フィン217との間の空気の流れc1と、ハウジング211と第1フィン215との空気の流れc4は、ほぼ吹出口213に向かって直進すると考えられる。従って、空気の流れc2,c3は、傾斜したフィン215〜217の方向に向かうものの、空気の流れc1,c4は、傾斜したフィン215〜217の方向に空気が向かい難いことが考えられる。すなわち、比較例の車両用空調装置のエア吹出構造体210では、全ての流れを所定の方向に向けることはできない。
In the
実施例の車両用空調装置のエア吹出構造体20では、図12(d)に示されたように、左右の突起91,92及び第1〜第3フィン81〜83の間の空気の流れは、矢印d1〜d4の如く、ほぼフィン81〜83を傾斜した方向に流れると考えられる。これにより、空気を所定の方向に向けることができる。
In the
図1〜図7に示されたように、車両用空調装置のエア吹出構造体20は、車両のエアコンユニット12からのエアをインストルメントパネル11から乗員側に向けて導出する。
インストルメントパネル11の吹出口61に、エアの吹き出し方向を規定するフィン81〜83を傾斜自在に設けるとともに、フィン81〜83の外側に位置する吹出口61の側面(上下の遮蔽板)85,86に突起91,92を設けた。
フィン81〜83の外側に位置する吹出口61の側面に突起91,92を設けることで、フィン81〜83の外側の空気(エア)の流れをフィン81〜83の傾斜に沿った流れとすることができる。これにより、エアコンユニット12からのエアの指向性を高めることができる。なお、フィン81〜83の外側に位置する吹出口61の側面は、詳細には、フィンケース78の上下の遮蔽板85,86に相当する。
As shown in FIGS. 1 to 7, the
The
By providing the
尚、本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図4に示すように、ドラム32内に上下のチャンバ101,102が形成されたが、これに限るものではなく、チャンバのないものであってもよい。
In the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention, as shown in FIG. 4, the upper and
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図4に示すように、ドラム32内に上下のチャンバ101,102が形成されたが、これに限るものではなく、ハウジングに直接チャンバが形成されるものであってもよい。
As shown in FIG. 4, the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention has upper and
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図5に示すように、上下の(フィン81〜83の外側に位置する)遮蔽板85,86はドラム32内に設けられたが、これに限るものではなく、ハウジングに直接設けられるものであってもよい。
As shown in FIG. 5, the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention has upper and
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図5に示すように、空気の指向性を高める突起91,92は左右の支持板87,88に形成されたが、ハウジング31の内面やドラム32の内面に、直接形成されるものであってもよい。すなわち、フィン81〜83の外側に位置する吹出口61の側面は、フィンケース78の内面、ドラム32の内面若しくはハウジング31の内面であってもよい。
As shown in FIG. 5, in the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention, the
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図6に示すように、上下の円弧部材65,66の内側に、風の剥離を促す複数の凹凸部(セレーション)72を形成したが、これに限るものではなく、ハウジング31の内面、ドラム32の内面若しくはフィンケース78(図5参照)の内面であってもよい。
すなわち、図5に示されたように、フィン81〜83を囲む壁面は、ハウジング31の内面、ドラム32の内面若しくはフィンケース78の内面であってもよい。
As shown in FIG. 6, the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention has a plurality of concave and convex portions (serrations) 72 that promote the separation of the wind inside the upper and
That is, as shown in FIG. 5, the wall surface surrounding the
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図5に示すように、左右の突起91,92はくさび状の断面であったが、これに限るものではなく、半円状の断面形状に形成するものであってもよい。
As shown in FIG. 5, the left and
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図1及び図2に示すように、横置きのエア吹出構造体として説明したが、これに限るものではなく、縦置きに設置したものであってもよい。 The air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention has been described as a horizontal air blowing structure as shown in FIGS. 1 and 2, but is not limited thereto, and is installed vertically. It may be.
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、図2に示すように、第1〜第3フィン81〜83の3枚のフィンが設けられたが、これに限るものではなく、フィンの枚数を増減することを妨げるものではない。
As shown in FIG. 2, the air blowing structure of the vehicle air conditioner according to the present invention is provided with the three fins of the first to
本発明に係る車両用空調装置のエア吹出構造体は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。 The air blowing structure of a vehicle air conditioner according to the present invention is suitable for use in a passenger car such as a sedan or a wagon.
10…車両用空調装置、11…インストルメントパネル、12…エアコンディショナユニット(エアコンユニット)、20…車両用空調装置のエア吹出構造体、31…ハウジング、32…ドラム(ハウジング)、61…吹出口、65,66…フィンを囲む壁面(上下の円弧部材)、72…凹凸形状(凹凸部)、78…フィンケース(ハウジング)、81〜83…第1〜第3フィン、85,86…吹出口の側面(上下の遮蔽板)、91,92…左右の突起、96…軸部。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記インストルメントパネルの吹出口に、エアの吹き出し方向を規定するフィンを傾斜自在に設けるとともに、フィンの外側に位置する吹出口の側面に突起を設けたことを特徴とする車両用空調装置のエア吹出構造体。 In an air blowing structure of a vehicle air conditioner for deriving air from an air conditioner unit of a vehicle toward an occupant side from an instrument panel,
The air of the vehicle air conditioner is characterized in that a fin defining the air blowing direction is provided at the air outlet of the instrument panel so as to be tiltable and a protrusion is provided on a side surface of the air outlet located outside the fin. Blowout structure.
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