JP2011163048A - 建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法 - Google Patents

建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建設機械の作業状態に応じて一方側の車輪に伝達する他方の車輪の駆動力を調整すること。
【解決手段】建設機械1は、前輪2a,2b及び後輪2c,2dの駆動軸にそれぞれ連結され、前輪2a,2b及び後輪2c,2dを回転駆動する電動モータ3a,3b及び電動モータ3c,3dと、後輪2c,2dの駆動軸に連結され、後輪2c,2dの回転に合わせて駆動される油圧ポンプ7a,7bと、前輪2a,2bの駆動軸に連結され、油圧ポンプ7a,7bから供給される圧油によって前輪2a,2bを回転駆動する油圧モータ5a,5bを備える。コントローラ14は、建設機械1の作業状態に応じて、電動モータ3a〜3dの駆動力を制御すると共に、油圧ポンプ7a,7bから油圧モータ5a,5bに伝達されるトルクを制御することにより、前輪2a,2bに発生する駆動力を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、前輪と後輪とを駆動することによって走行する建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法に関する。
前輪と後輪との四輪を駆動することによって走行する建設機械では、図5に示すように、後輪Rが浮き前輪Fだけが接地している状態になることがある。この時、前輪Fは、四輪全てが接地している状態にある時に得られる大きな牽引力を伝達させる必要になることがある。このような背景から、前輪だけが接地している状態にある時に、後輪の駆動力を前輪に伝達する動力伝達機構を有する建設機械が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載の建設機械は、前輪及び後輪の駆動軸にそれぞれ設けられた前部差動装置及び後部差動装置と、前部差動装置と後部差動装置とを連結するシャフトとを有する。このような建設機械では、前輪だけが接地している状態にある時には、後輪の駆動力が、シャフトを介して後部差動装置から前部差動装置に機械式に伝達されるので、四輪全てが接地している状態にある時に得られる大きな牽引力を得ることができる。
特開2000−177411号公報
ところで、前輪だけが接地している状態にある時に前輪が必要とする駆動力は、建設機械の作業状態に応じて変化する。従って、前輪だけが接地している状態にある時に前輪に伝達されるべき後輪の駆動力の大きさは、建設機械の作業状態に応じて変化する。しかしながら、上述の建設機械では、前輪に伝達される後輪の駆動力の大きさは、前部差動装置を構成するギアと後部差動装置を構成するギアとのギア比によって決まる固定値である。このため、上述の建設機械では、建設機械の作業状態に応じて前輪に伝達される後輪の駆動力の大きさを必要な大きさに調整することができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、作業状態に応じて一方の車輪に伝達する他方の車輪の駆動力を調整可能な建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る建設機械の駆動制御装置は、一方及び他方の車輪の駆動軸にそれぞれ連結され、一方及び他方の車輪を回転駆動する複数の電動モータと、一方の車輪の駆動軸に連結され、一方の車輪の回転に合わせて駆動される油圧ポンプと、他方の車輪の駆動軸に連結され、油圧ポンプから供給される圧油によって他方の車輪を回転駆動する油圧モータと、建設機械の作業状態を検出する作業状態検出手段と、作業状態検出手段によって検出された建設機械の作業状態に応じて、複数の電動モータの駆動力を制御すると共に、油圧ポンプから油圧モータに伝達されるトルクを制御することによって、他方の車輪に発生する駆動力を制御する制御手段とを備える。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る建設機械の駆動制御方法は、一方及び他方の車輪の駆動軸にそれぞれ連結され、一方及び他方の車輪を回転駆動する複数の電動モータと、一方の車輪の駆動軸に連結され、一方の車輪の回転に合わせて駆動される油圧ポンプと、他方の車輪の駆動軸に連結され、油圧ポンプから供給される圧油によって他方の車輪を回転駆動する油圧モータとを備える建設機械の駆動制御方法であって、建設機械の作業状態を検出する作業状態検出ステップと、作業状態検出ステップによって検出された建設機械の作業状態に応じて、複数の電動モータの駆動力を制御すると共に、油圧ポンプから油圧モータに伝達されるトルクを制御することによって、他方の車輪に発生する駆動力を制御する制御ステップとを含む。
本発明に係る建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法によれば、建設機械の作業状態に応じて、一方の車輪の回転に合わせて駆動される油圧ポンプから他方の車輪を回転駆動する油圧モータに伝達されるトルクを制御するので、建設機械の作業状態に応じて他方の車輪に伝達される一方の車輪の駆動力を調整することができる。
図1は、本発明の一実施形態である建設機械の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態である建設機械の駆動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、図2に示す駆動制御処理における、建設機械の車速と最大牽引力の関係を示す図である。 図4は、図2に示す駆動制御処理における、建設機械のアクセル開度と牽引力出力比の関係を示す図である。 図5は、建設機械の後輪が浮き前輪だけが接地している状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である建設機械の構成及びその駆動制御方法について説明する。
〔建設機械の構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である建設機械の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である建設機械の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である建設機械1は、他方の車輪である前輪2a,2b及び一方の車輪である後輪2c,2dの駆動軸にそれぞれ連結された電動モータ3a,3b及び電動モータ3c,3dを備える。電動モータ3a〜3dはそれぞれ、多相交流モータにより構成されている。建設機械1は、電動モータ3a,3b及び電動モータ3c,3dの駆動出力によって前輪2a,2b及び後輪2c,2dの駆動軸が回転駆動されることにより、走行する。
電動モータ3a〜3dにはそれぞれ、インバータ4a,4b,4c,4dが接続されている。インバータ4a〜4dはそれぞれ、直流電源線を介して図示しない蓄電器に電気的に接続され、蓄電器に蓄積されている直流電力を交流電力に変換,出力する。インバータ4a〜4dはそれぞれ、電動モータ3a〜3dの出力トルクを検出し、コントローラ14から出力される指令値に従って電動モータ3a〜3dの出力トルクが目標トルク値になるように電動モータ3a〜3dに供給する交流電力をフィードバック制御する。インバータ4a〜4dはそれぞれ、本発明に係る実トルク検出手段として機能する。図示しない蓄電器は、キャパシタや蓄電池等によって構成されている。図示しない蓄電器は、図示しない発電電動機が発電した電力を蓄積すると共に、蓄積された直流電力をインバータ4a〜4dに供給する。
電動モータ3a,3bの回転軸にはそれぞれ、油圧モータ5a,5bの回転軸が連結されている。油圧モータ5a,5bは、可変容量型の油圧モータである。油圧モータ5a,5bの容量は、コントローラ14が電磁比例制御(Electromagnetic Proportional Control:EPC)弁9a,9bを介して油圧モータ5a,5bの斜板6a,6bの傾転角を制御することによって、可変制御される。なお、本実施形態では、油圧モータ5a,5bとして可変容量型の油圧モータを用いたが、可変容量型の油圧モータの代わりに固定容量型の油圧モータを用いてもよい。
電動モータ3c,3dの回転軸にはそれぞれ、油圧ポンプ7a,7bの駆動軸が連結されている。油圧ポンプ7a,7bは、可変容量型の油圧ポンプである。油圧ポンプ7a,7bのポンプ容量は、コントローラ14がEPC弁10a,10bを介して油圧ポンプ7a,7bの斜板8a,8bの傾転角を制御することによって、可変制御される。
油圧モータ5aは、油圧ラインL1を介して油圧ポンプ7aと閉回路接続され、油圧モータ5bは、油圧ラインL2を介して油圧ポンプ7bと閉回路接続されている。油圧ポンプ7a,7bは、電動モータ3c,3dの駆動に応じて閉回路中の油を吸引し、吐出する。油圧ポンプ7a,7bから吐出された圧油は、油圧ラインL1,L2を介して油圧モータ5a,5bに供給され、油圧モータ5a,5bを回転する。
油圧モータ5a,5bから排出された油は、油圧ラインL1,L2を介して油圧ポンプ7a,7bに戻される。油圧ポンプ7a,7bが吐出する圧油量は、コントローラ14がEPC弁10a,10bの開度を制御することによって、調整される。このように、建設機械1は、油圧ポンプ7a,7bから吐出された圧油によって油圧モータ5a,5bを回転駆動する油圧駆動機構を備え、この油圧駆動機構によって後輪2c,2dの駆動力を前輪2a,2bに伝達することができる。
建設機械1は、制御系として、ストロークセンサ11,操作位置センサ12,車速センサ13,及びコントローラ14を備える。ストロークセンサ11は、アクセルペダル15に設けられ、オペレータによるアクセルペダル15の操作量を検出する。ストロークセンサ11は、アクセルペダル15の操作量を示す信号をコントローラ14に入力する。操作位置センサ12は、図示しないブームやバケット等の作業機を動作させるための作業機レバー16の操作量を検出し、検出された操作量を示す信号をコントローラ14に出力する。
車速センサ13は、前輪2a,2b又は後輪2c,2dのいずれかの駆動軸に設けられ、前輪2a,2b又は後輪2c,2dのいずれかの駆動軸の回転数を検出する。車速センサ13は、検出された回転数を示す信号をコントローラ14に出力する。なお、車速センサ13を全ての駆動軸に設け、その回転数の平均値をもって車速とするようコントローラ14で処理する方法とすることができる。また、車速を検出することが目的であるので、車速センサ自体を用いずに、インバータ4a〜4dによる電動モータの駆動信号から車速を算出する方法を採用することができる。
コントローラ14は、CPU,RAM,ROM,入出力回路等を含むマイクロコンピュータにより実現される。コントローラ14内のCPUは、ROM内に格納されている制御プログラムをRAM内にロードし、RAM内にロードされた制御プログラムを実行することによって、建設機械1全体の動作を制御する。コントローラ14は、本発明に係る作業状態検出手段,制御手段,目標牽引力算出手段,及び適正トルク算出手段として機能する。
コントローラ14のROM内に格納される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM,フレキシブルディスク,CD−R,DVD等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。またROM内に格納されている制御プログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。またROM内に格納されている制御プログラムをインターネット等の電気通信回線を介して提供又は配布するように構成してもよい。
〔駆動制御処理〕
このような構成を有する建設機械1では、コントローラ14が以下に示す駆動制御処理を実行することにより、建設機械1の作業状態に応じて前輪2a,2bに伝達する後輪2c,2dの駆動力の大きさを調整する。以下、図2に示すフローチャートを参照して、コントローラ14による駆動制御処理の流れについて説明する。
図2は、コントローラ14による駆動制御処理の流れを示すフローチャートである。コントローラ14による駆動制御処理は、建設機械1のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングで開始となり、ステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、コントローラ14が、車速センサ13から入力された前輪2a,2b又は後輪2c,2dの駆動軸の回転数を示す信号を用いて、建設機械1の車速Vを算出する。これにより、ステップS1の処理は完了し、駆動制御処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、コントローラ14が、ステップS1の処理によって算出された車速Vで走行している際に建設機械1全体で出力可能な牽引力を最大牽引力Tmaxとして算出する。具体的には、コントローラ14は、図3に示すような車速Vと最大牽引力Tmaxとの対応関係を示すマップを予めROM内に備え、ステップS1の処理によって算出された車速Vに対応する最大牽引力Tmaxをマップから読み出すことにより、最大牽引力Tmaxを算出する。
図4に示すマップでは、車速Vが0以上V1(>0)未満[km/h]の範囲内では最大牽引力Tmaxは所定値T1を維持し、車速VがV1以上の範囲内では最大牽引力Tmaxは車速Vの増加に応じて所定値T1から減少する。これは、建設機械1が低速で走行している時には、バケットに荷を積んでいる状態であったり、荷を積み込むために掘削作業をしている等、高速で走行している時と比較してより大きな牽引力が必要とされているケースが多いためである。
なお、本実施形態では、コントローラ14は、マップを参照することによって最大牽引力Tmaxを算出したが、例えば予めROM内に記憶された車速Vと最大牽引力Tmaxの関係を示す関数にステップS1の処理によって算出された車速Vを代入することにより、最大牽引力Tmaxを算出するようにしてもよい。これにより、ステップS2の処理は完了し、駆動制御処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、コントローラ14が、ストロークセンサ11から入力されるアクセルペダル15の操作量を示す信号に基づいて、建設機械1のアクセル開度を検出する。これにより、ステップS3の処理は完了し、駆動制御処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、コントローラ14が、ステップS3の処理によって検出されたアクセル開度において建設機械1全体で出力するべき牽引力を目標牽引力Tcmdとして算出する。具体的には、コントローラ14は、図4に示すようなアクセル開度と牽引力出力比X[%]の対応関係を示すマップを予めROM内に備え、ステップS3の処理によって検出されたアクセル開度に対応する牽引力出力比Xの値を読み出す。そして、コントローラ14は、以下の数式(1)に示すように、読み出された牽引力出力比X[%]の値をステップS2の処理によって算出された最大牽引力Tmaxに乗算することにより、目標牽引力Tcmdを算出する。
図4に示すマップでは、牽引力出力比Xは、アクセル開度の増加に応じて増加する。これは、アクセルペダル15の踏み込み量が大きい、すなわちアクセル開度が大きい程、オペレータがより大きな牽引力を必要としていると考えられるためである。なお、本実施形態では、コントローラ14は、マップを参照することによって最大牽引力Tmaxを算出したが、例えば予めROM内に記憶された車速Vと最大牽引力Tmaxの関係を示す関数にステップS1の処理によって算出された車速Vを代入することにより、最大牽引力Tmaxを算出するようにしてもよい。これにより、ステップS4の処理は完了し、駆動制御処理はステップS5の処理に進む。
Figure 2011163048
ステップS5の処理では、コントローラ14が、以下の数式(2)を用いて、ステップS4の処理によって算出された目標牽引力Tcmdを出力した際に前輪2a,2b及び後輪2c,2dに掛かるべき負荷トルクをそれぞれ適正トルクTcf,Tcrとして算出する。なお、数式2中のパラメータRは、前輪2a,2b及び後輪2c,2dの半径を示す。また、数式(2)では、前輪2a,2bと後輪2c,2dの四輪全てが接地している際には、建設機械1全体の動力が前輪2a,2bと後輪2c,2dとに等配分されるように、目標牽引力Tcmdを2(前輪2a,2b分と後輪2c,2d分)で除算している。これにより、ステップS5の処理は完了し、駆動制御処理はステップS6の処理に進む。
Figure 2011163048
ステップS6の処理では、コントローラ14が、前輪2a,2b及び後輪2c,2dに実際に掛かっている負荷トルクを実トルクTf,Trとして検出する。具体的には、コントローラ14は、インバータ4a,4bが電動モータ3a,3bを制御する際に検出する電動モータ3a,3bの出力トルクの平均値を前輪2a,2bの実トルクTfとして検出する。また、コントローラ14は、インバータ4c,4dが電動モータ3c,3dを制御する際に検出する電動モータ3c,3dの出力トルクの平均値を後輪2c,2dの実トルクTrとして検出する。これにより、ステップS6の処理は完了し、駆動制御処理はステップS7の処理に進む。
ステップS7の処理では、コントローラ14が、本発明に係る作業状態検出手段として機能することにより、ステップS5の処理によって算出された後輪2c,2dの適正トルクTcrがステップS6の処理により検出された後輪2c,2dの実トルクTrより大きいか否かを判別する。判別の結果、適正トルクTcrが実トルクTrより大きい場合、コントローラ14は、後輪2c,2dの実トルクが適正な負荷トルク(四輪全てが接地している際に後輪2c,2dに掛かる負荷トルク)より低いことから、後輪2c,2dが浮き前輪2a,2bだけが接地している状態にあると判断し、駆動制御処理をステップS8の処理に進める。一方、適正トルクTcrが後輪2c,2dの実トルクTr未満である場合には、コントローラ14は、前輪2a,2bと後輪2c,2dの四輪全てが接地している状態にあると判断し、駆動制御処理をステップS9の処理に進める。
ステップS8の処理では、コントローラ14が、ステップS5の処理によって算出された後輪2c,2dの適正トルクTcrとステップS6の処理により検出された後輪2c,2dの実トルクTrの差分値を算出し、算出された差分値を後輪2c,2dから前輪2a,2bに伝達されるべきトルク値(以下、油圧伝達トルクと表記)Tadjに設定する。このような処理によれば、浮いていることによって後輪2c,2d側で無駄になっている出力トルクが前輪2a,2b側に伝達されることになるので、前輪2a,2bだけが接地している状態である時でも、前輪2a,2bと後輪2c,2dの四輪全てが接地している状態にある時に得られる大きな牽引力が得られ、建設機械1の作業状態に合わせた牽引力を出力することができる。これにより、ステップS8の処理は完了し、駆動制御処理はステップS10の処理に進む。
ステップS9の処理では、コントローラ14が、後輪2c,2dから前輪2a,2bに伝達するべきトルク値(以下、油圧伝達トルクと表記)Tadjの値を0に設定する。これにより、ステップS9の処理は完了し、駆動制御処理はステップS10の処理に進む。
ステップS10の処理では、コントローラ14が、ステップS8又はステップS9の処理によって算出された油圧伝達トルクTadjに基づいて、EPC弁10a,10bに対する制御指令値を生成する。具体的には、コントローラ14は、油圧伝達トルクTadjが後輪2c,2dから前輪2a,2bに伝達されるように、EPC弁10a,10bに対する制御指令値を生成する。これにより、ステップS10の処理は完了し、駆動制御処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、コントローラ14が、ステップS4の処理によって算出された目標牽引力Tcmdに基づいて、電動モータ3a〜3dに対する制御指令値Tmcを生成する。具体的には、コントローラ14は、ステップS5の処理において算出された前輪2a,2b及び後輪2c,2dに掛かるべきそれぞれの適正トルクTcf,Tcrを生成する。このような処理によれば、後輪2c,2dが浮いている場合であっても、電動モータ3c,3dで発生するトルクが油圧モータ7a,7bに吸収され、油圧伝達トルクTadj分を前輪2a,2bに配分することができる。前輪2a,2bにて発生することができる牽引力は、目標牽引力Tcmdの大きさになる。このような出力形態をとることによって、前輪2a,2bを駆動する電動モータ3a,3bは、後輪2c,2dの浮きを考慮した出力の大きな電動モータを使用する必要がなく、全ての電動モータの合計出力を建設機械1の大きさに見合ったものにすればよい。また、前輪2a,2b駆動用の電動モータ3a,3bと後輪2c,2d駆動用の電動モータ3c,3dとの負荷を等配分することができるので、使用時間に応じた前後電動モータの品質劣化の差が少なくなり、建設機械1の耐久性や信頼性も向上する。これにより、ステップS11の処理は完了し、駆動制御処理はステップS12の処理に進む。
ステップS12の処理では、コントローラ14が、本発明に係る制御手段として機能することによって、ステップS10及びステップS11の処理によって生成された制御指令値をそれぞれEPC弁10a,10b及び電動モータ3a〜3dに出力する。この処理によって、電動モータ3a〜3dは、制御指令値に対応する出力トルクで前輪2a,2b及び後輪2c,2dを回転駆動する。またこの際、EPC弁10a,10b及びEPC弁9a,9bの開度が制御されることによって、油圧伝達トルクTadj分の大きさの駆動力が後輪2c,2dから前輪2a,2bに伝達される。これにより、ステップS12の処理は完了し、駆動制御処理はステップS1の処理に戻る。
ここで、EPC弁10a,10b及びEPC弁9a,9bの開度の制御について詳細に説明する。コントローラ14は、ステップS8の処理を行い、油圧伝達トルクTadjを算出する。ステップS10の処理において、コントローラ14は、油圧ポンプ7a,7bが電動モータの発生するトルクを油圧伝達トルクTadj分だけ吸収するのに最適な斜板角になるようにEPC弁10a,10bのEPC弁制御指令値を算出する。また、コントローラ14は、油圧ポンプ7a,7bからの油によってステップS1の処理において検出された前輪2a,2bの駆動軸の回転数になるように油圧モータ5a,5bのEPC弁9a,9bの制御指令値を生成する。一般に、可変容量型の油圧ポンプ7a,7bは、油圧ポンプ7a,7bの1回転当たりの吐出量が大きくなると吸収トルクが大きく、また運転の効率が高くなるので、油圧モータ7a,7bのEPC弁制御指令値は1回転当たりの吐出量が大きくなるように設定される。すると、後輪2c,2dの電動モータ3c,3dは、低回転で油圧モータ7a,7bを駆動することになる。このように動作させることによって、空転する後輪2c,2dの回転は、空転が始まった時の回転よりも遅くなり、建設機械のオペレータ等に対して安心感を与えることができる。なお、油圧ポンプ,モータのEPC弁制御指令値の設定については、斜板角毎の回転数と吸収/出力トルクに関する数式から算出する、又は、コントローラ14内のメモリに特性マップを持たせて参照する等の一般的な手法によって定めることができる。
ところで、油圧伝達トルクTadj及び電動モータ制御指令値Tmcの算出についての変形例として、ステップS8の処理によって算出された油圧伝達トルクTadjから前輪2a,2b側の電動モータ3a,3bが出力し得る最大出力トルクTmmaxを差し引いてもよい。この場合、油圧伝達トルクTadj(=Tcr−Tr−Tmmax)が油圧によって伝達されるトルクになる。このとき、コントローラ14は、前輪2a,2b側の電動モータ3a,3bの出力トルク値が最大出力トルクTmmax、後輪2c,2d側の電動モータ3b,3cの出力トルクが油圧伝達トルクTadjを達成できるように、電動モータ制御指令値Tmcを生成する。このような制御によれば、前輪3a,3b側の電動モータ3a,3bの出力トルクが電気的に制御されるので、素早く、且つ、滑らかに電動モータ3a,3bの出力を制御できると共に、後輪3c,3dの空転をさらに抑えることができる。なお、最大出力トルクTmmaxを差し引くことによって油圧伝達トルクTadjが負の値になる場合には、コントローラ14は、油圧伝達トルクTadjをゼロとし、前輪2a,2b側の電動モータ3a,3bの出力トルク値の合計が目標牽引力Tcmdと同じになるように電動モータ3a,3bに対する制御指令値Tmcを生成すればよい。これにより、後輪2c,2d側の電動モータ3b,3cの回転数をゼロにすることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態となる建設機械1は、前輪2a,2b及び後輪2c,2dの駆動軸にそれぞれ連結され、前輪2a,2b及び後輪2c,2dを回転駆動する電動モータ3a,3b及び電動モータ3c,3dと、後輪2c,2dの駆動軸に連結され、後輪2c,2dの回転に合わせて駆動される可変容量型の油圧ポンプ7a,7bと、前輪2a,2bの駆動軸に連結され、油圧ポンプ7a,7bから供給される圧油によって前輪2a,2bを回転駆動する可変容量型の油圧モータ5a,5bとを備える。
そして、コントローラ14は、建設機械1の作業状態を検出し、検出された建設機械1の作業状態に応じて、電動モータ3a〜3dの動作を制御すると共に、油圧ポンプ7a,7bから油圧モータ5a,5bに伝達されるトルクを制御することによって、前輪2a,2bの駆動軸に伝達される後輪2c,2dの駆動力を調整する。このような構成によれば、建設機械1の作業状態に応じて、油圧ポンプ7a,7bから油圧モータ5a,5bに伝達されるトルクが制御されるので、作業状態に応じて前輪2a,2bに伝達する後輪2c,2dの駆動力を調整することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば本実施形態では、建設機械が前輪2a,2bが浮いている状態にある時(第1の作業状態)に後輪2c,2dの駆動力を前輪2c,2dに伝達したが、前輪2a,2bと後輪2c,2dの四輪全てが接地している状態であっても、建設機械1の作業機が操作されている状態にある時(第2の作業状態)に後輪2c,2dの駆動力を前輪2c,2dに伝達するようにしてもよい。
例えば、本実施形態の建設機械においては、作業機に土砂等を抱え込んでいる状態では、建設機械全体の重心が前方に移動し、前輪2a,2bの接地圧が上がるために、大きな駆動力を与えてもスリップしづらくなることが知られている。掘削作業のブーム上げを行う場合やブーム上げの状態で走行している場合等がこの状態に当たる。従って、このような状態が検知された場合に駆動力の配分を前輪2a,2b側に移してもよい。
具体的には、始めに、コントローラ14は、作業機の作業状態に応じて以下の数式(3)に示すパラメータNの値を適宜変更することによって、例えば前輪2a,2bの駆動力を後輪の駆動力2c,2dより大きくする等、作業機の作業状態に応じて前輪2a,2b及び後輪2c,2dに対する目標牽引力Tcmdの配分比率を決定する。次にコントローラ14は、以下の数式(3),(4)を用いて前輪2a,2bの適正トルクTcfと後輪2c,2dの適正トルクTcrを算出する。
そして、コントローラ14は、算出された適正トルクTcf,Tcrで前輪2a,2b及び後輪2c,2dが駆動されるように電動モータ3a〜3d及びEPC弁10a,10bに対する制御指令値を生成,出力する。なお、コントローラ14は、例えば作業機を駆動するシリンダのボトム側の圧力,速度段を2速から1速に切り替えるキックダウンボタンのオン/オフ,作業機レバー16の操作量等によって、作業機が操作されているか否かを判定することができる。
Figure 2011163048
Figure 2011163048
また、上記実施形態では、後輪2c,2dの駆動力を前輪2a,2bに伝達する油圧駆動機構で、ポンプとモータ共に可変容量型を用いたが、どちらかを固定容量型とすることもできる。この場合、ポンプの吸収トルクを増減できるので、ポンプ側を可変容量型とすることが望ましい。さらに、両方を固定容量型としても、電動モータの回転数と駆動トルクとを制御し、油圧ポンプの流量を制御する方式とすることもできるし、油圧回路の油路L1,L2にポンプの吐出側と吸い込み側とをパイパスする油路を設け、そのパイパス油路を電磁弁により制御することによって、油圧モータへ流れる油量を制限し、油圧モータの駆動トルクを制御する構成も採用することができる。また、例えば油圧モータ5a,5bと油圧ポンプ7a,7bの配置を逆にする等、同様の機構や制御によって一方の車輪を前輪2a,2b、他方の車輪を後輪2c,2dとして、前輪2a,2bの駆動力を後輪2c,2dに伝達するようにしてもよい。また、本実施形態では、建設機械1は前輪2a,2bと後輪2c,2dの四輪によって構成されているが、本発明は四輪の建設機械に限定されることはなく、四輪以上の建設機械にも適用することができる。このように、上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る建設機械の駆動制御装置及び駆動制御方法は、複数の車輪を独立して駆動する各種建設機械に対し適用することができる。
1 建設機械
2a,2b 前輪
2c,2d 後輪
3a,3b,3c,3d 電動モータ
4a,4b,4c,4d インバータ
5a,5b 油圧モータ
6a,6b 斜板
7a,7b 油圧ポンプ
8a,8b 斜板
9a,9b,10a,10b EPC弁
11 ストロークセンサ
12 操作位置センサ
13 車速センサ
14 コントローラ
15 アクセルペダル
16 作業機レバー

Claims (8)

  1. 一方及び他方の車輪の駆動軸にそれぞれ連結され、当該一方及び他方の車輪を回転駆動する複数の電動モータと、
    前記一方の車輪の駆動軸に連結され、当該一方の車輪の回転に合わせて駆動される油圧ポンプと、
    前記他方の車輪の駆動軸に連結され、前記油圧ポンプから供給される圧油によって当該他方の車輪を回転駆動する油圧モータと、
    建設機械の作業状態を検出する作業状態検出手段と、
    前記作業状態検出手段によって検出された建設機械の作業状態に応じて、前記複数の電動モータの駆動力を制御すると共に、前記油圧ポンプから前記油圧モータに伝達されるトルクを制御することによって、前記他方の車輪に発生する駆動力を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする建設機械の駆動制御装置。
  2. 前記作業状態検出手段は、前記他方の車輪だけが接地している状態を建設機械の第1の作業状態として検出し、
    前記制御手段は、当該第1の作業状態が検出された場合、前記油圧ポンプから前記油圧モータに伝達されるトルクを制御することによって、前記一方の車輪の駆動力を他方の車輪の駆動軸に伝達する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械の駆動制御装置。
  3. 建設機械の目標牽引力を算出する目標牽引力算出手段と、
    前記目標牽引力算出手段によって算出された目標牽引力を出力する際に一方及び他方の車輪に掛かるべき負荷トルクを適正トルクとして算出する適正トルク算出手段と、
    一方及び他方の車輪に掛かっている負荷トルクを実トルクとして検出する実トルク検出手段と、を備え、
    前記作業状態検出手段は、前記適正トルク算出手段によって算出された一方の車輪の適正トルクが前記実トルク検出手段によって検出された一方の車輪の実トルクより大きい場合、建設機械の作業状態が第1の作業状態であると判定し、前記適正トルク算出手段によって算出された一方の車輪の適正トルクが前記実トルク検出手段によって検出された一方の車輪の実トルクより小さい場合には、一方及び他方の車輪が接地していると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の建設機械の駆動制御装置。
  4. 前記制御手段は、一方及び他方の車輪が接地している場合には、他方の車輪を回転駆動する電動モータの出力馬力を、一方の車輪を回転駆動する電動モータの出力馬力より油圧モータの最小出力馬力分だけ小さく制御することを特徴とする請求項3に記載の建設機械の駆動制御装置。
  5. 前記作業状態検出手段は、前記建設機械の作業機が操作されている状態を建設機械の第2の作業状態として検出し、
    前記制御手段は、建設機械の第2の作業状態が検出された場合、前記油圧ポンプから前記油圧モータに伝達されるトルクを制御することにより、前記一方の車輪の駆動力を他方の車輪の駆動軸に伝達する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載の建設機械の駆動制御装置。
  6. 建設機械の目標牽引力を算出する目標牽引力算出手段と、
    前記第2の作業状態において前記目標牽引力算出手段によって算出された目標牽引力を出力する際に一方及び他方の車輪に掛かるべき負荷トルクを適正トルクとして算出する適正トルク算出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記適正トルク算出手段によって算出された適正トルクで一方及び他方の車輪が駆動されるように、前記複数の電動モータと前記油圧ポンプから前記油圧モータに伝達されるトルクとを制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の建設機械の駆動制御装置。
  7. 前記一方の車輪は建設機械の後輪であり、前記他方の車輪は建設機械の前輪であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1項に記載の建設機械の駆動制御装置。
  8. 一方及び他方の車輪の駆動軸にそれぞれ連結され、当該一方及び他方の車輪を回転駆動する複数の電動モータと、前記一方の車輪の駆動軸に連結され、当該一方の車輪の回転に合わせて駆動される油圧ポンプと、前記他方の車輪の駆動軸に連結され、前記油圧ポンプから供給される圧油によって当該他方の車輪を回転駆動する油圧モータとを備える建設機械の駆動制御方法であって、
    建設機械の作業状態を検出する作業状態検出ステップと、
    前記作業状態検出ステップによって検出された建設機械の作業状態に応じて、前記複数の電動モータの駆動力を制御すると共に、前記油圧ポンプから前記油圧モータに伝達されるトルクを制御することによって、前記他方の車輪に発生する駆動力を制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする建設機械の駆動制御方法。
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