JP2011163004A - 二重管削孔装置用スイベル用アダプタ、連続削孔用スイベル、および、削孔方法 - Google Patents

二重管削孔装置用スイベル用アダプタ、連続削孔用スイベル、および、削孔方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 土質が変化してもロッドの挿抜や、削孔ビットやダウンザホールハンマの着脱交換が不要な連続削孔が実現できること。
【解決手段】 カプリング32のネジ32aに螺合しアウタロッド6接続用のネジ41aが設けられ、側周にはロータリーパーカッション2の打撃ストローク長以上の長さの孔41bのあけられたアウタロッドジョイント41と、アウタロッドジョイント41に内挿され、インナロッド5の接続用のネジ42aが設けられた筒状のインナロッドジョイント42と、インナロッド5の軸中心がずれないようにインナロッドジョイント42を外側から保持するアウタホルダ43と、アウタホルダ43とインナロッドジョイント42に合着してインナロッド5を保持する保持アーム44と、を具備し、インナロッドジョイント42に対してはドリルヘッド31の回動運動のみを伝達可能としたアダプタ4。
【選択図】図2

Description

本発明は、二重管削孔装置用スイベル用アダプタ、連続削孔用スイベル、および、削孔方法に関し、特に、ダウンザホールハンマとスイベルのエクステンションとのストロークが干渉せず、岩質土と軟質土が混在した土層であっても連続削孔を可能とする二重管削孔装置用スイベル用アダプタ、連続削孔用スイベル、および、削孔方法に関する。
ロータリーパーカッションによる二重管削孔工法は、インナロッドとアウタロッドの先端にそれぞれ削孔ビットを取り付け、ロータリーパーカッションの打撃運動、回動運動を伝達して削孔する工法である。ロータリーパーカッションと両ロッドの間には、スイベルを介在させ、掘削水の送水、掘削泥水の排水がおこなわれる(空気を送ることもある)。この二重管削孔工法では、特に軟質土の削孔に効果的である。
一方、岩質土の場合は、岩盤を打撃して削孔するダウンザホールハンマが有効である。これにより、空気圧と岩盤への打撃反動により効率的な岩盤削孔が可能となる。
ここで、土質は、軟質土ばかりであったり、岩質土ばかりが連続するものに限らず、これらが混在した場所に削孔が必要な状況も多数存在する。特に、削孔深さが深くなるほど、また、事前のボーリング地点から離れた場所になるほど、いつ軟質土から岩質土となるか、岩質土から軟質土となるか予想がつかない。
そこで、インナロッド先端にダウンザホールハンマ、アウタロッド先端に削孔ビットを装着して削孔する工法が採用される場合がある。これによれば、軟質土でも岩質土でも両方に対応できる。
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
ダウンザホールハンマは、本来ロータリーパーカッションとは独立した削孔装置であり、自立して作動する。従って、ロータリーパーカッションの打撃振幅や打撃周波数とダウンザホールハンマの打撃振幅や打撃周波数の関係で、掘削動作が安定しないばかりか、ダウンザホールハンマやインナロッドを痛めてしまう場合があるという問題点があった。ここで、ダウンザホールハンマの筐体厚みを厚くするなど強度を持たせれば損傷は生じないが、ロータリーパーカッションの仕様は様々であり、万能な厚みが存在しない。加えて、厚みが厚くなるほど強度は高くなるが、インナーロッドの外側にはアウターロッドがあり、かつ、掘削泥水や粉砕礫等を通過させる間隙が必要となるため、厚みを増せないという実情がある。
また、ダウンザホールハンマは打撃反動により駆動効率が高まるので、軟質土の場合は、有効な打撃反動が得られず掘削効率が上昇しにくいという問題点もある。
また、ロータリーパーカッションによっては、打撃動作をやめ回動運動だけを伝達できるものもある。しかしながら、岩質土ではアウタロッドが回動しなかったり、回動しても打撃がないので、内側のダウンザホールハンマの掘削に追いつかず、掘削効率が良くないという問題点がある。このような場合には、ロッドを抜いてアウタロッド径のダウンザホールハンマを用いて削孔したのちロッド一式を抜き取り、再度アウタロッドに掘削ビットにより孔を保護しながら二度堀りを行うという、いずれにせよ、掘削効率が悪い工法が採用されているという問題点があった。
特開2000− 87676号公報 特開2001−173358号公報 特開2002− 21461号公報 特開2003−239672号公報
すなわち、解決しようとする問題点は、汎用のロータリーパーカッションと汎用のスイベルと汎用のダウンザホールハンマとを用いて、軟質土と岩質土とが混在する土質であっても、二度堀りや、削孔ビットやダウンザホールハンマの着脱交換を必要とせず、連続削孔を実現させる点である。
請求項1に記載のアダプタは、インナロッド接続用のエクステンションと、アウタロッド接続用のカプリングと、ロータリーパーカッションの回動運動および打撃運動をエクステンションとカプリングとに伝達するドリルヘッドと、を有する二重管削孔装置用スイベルの先端に装着するアダプタであって、カプリングのアウタロッド用螺合溝に螺合して軸方向に延伸し、先端にはアウタロッド用螺合溝が設けられ、側周にはロータリーパーカッションの打撃ストローク長以上の長さの所定幅の孔のあけられた筒状基体と、エクステンション先端より先の位置であって筒状基体に内挿され、先端にインナロッド用螺合溝が設けられた筒状のインナロッド接合体と、インナロッドの軸中心がアウタロッドの軸中心からずれないようにインナロッド接合体を筒状基体外側、スイベル外側、または、ロータリーパーカッションから保持するインナロッド保持体と、インナロッド保持体から延伸し前記孔部分を通じインナロッド接合体に合着した保持アームと、を具備し、ドリルヘッドの回動運動および打撃運動のうち、インナロッド接合体に対しては回動運動のみを伝達することを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、インナロッドがエクステンションに直づけせず、安定的に浮かせ、打撃ストロークはインナロッドに伝えず回動力は伝えるので、インナロッド先端にダウンザホールハンマを採用できる。これにより、軟質土の場合にはアウタロッド先端の削孔ビットにより効果的な削孔を実現でき、岩質土の場合にはダウンザホールハンマにより効果的な削孔を実現でき、土質が変化してもロッドの挿抜や、削孔ビットやダウンザホールハンマの着脱交換が不要となる連続削孔が可能となる。
なお、打撃運動と回動運動のほかに、ロータリーパーカッションは、孔方向へ推進していき削孔がなされる。インナロッド接合体に対しては当然ながらこの推進力も伝達される。
なお、筒状基体は例えば中空円筒とすることができる。孔は一ヶ所に限定されず、インナロッド接合体やインナロッド自体の保持安定性の観点からは回転対称に複数箇所(二ヶ所、三ヶ所、四ヶ所等)あけることが好ましい。ダウンザホールハンマによっては孔の軸方向の長さはロータリーパーカッションの打撃ストローク長+ダウンザホールハンマの実質ストローク長の長さとする態様であっても良い。
また、エクステンション先端より先の位置、とは、インナロッド接合体全体が物理的に離れた位置であることを意味するほか、たとえば、インナロッド接合体基端側にエクステンション先端より大径の穴が設けられ、差し込まれた位置関係としつつ干渉しない(触れない)態様もふくまれるものとする。
また、筒状基体外側またはスイベル外側とは、それぞれの内周面より外側という意義であって、使用の態様によっては肉厚部分に溝を設け、インナロッド保持体はこの溝をスライドしてインナロッドを保持するような外周側には飛びでない構成であっても良いものとする。また、孔部分は、掘削泥水や粉砕礫等が漏出しないようにされているものとする。
請求項2に記載のアダプタは、請求項1に記載のアダプタにおいて、インナロッド保持体を、筒状基体外側またはスイベル外側に設ける場合において、インナロッド保持体を筒状基体もしくはスイベルに外挿する筒体もしくは環体とすることを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る発明は、インナロッド保持体をより安定的に保持できる。なお、筒状基体やスイベルとの接触部分は適宜ベアリングにより円滑に摺動するようにしてもよい。
請求項3に記載の連続削孔用スイベルは、二重管削孔装置用スイベルと請求項1または2に記載のアダプタとを一体化したことを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る発明は、新規なスイベルを提供可能となり、これにより、ダウンザホールハンマと掘削ビットを用いた好適な複合掘削ないし連続掘削が可能となる。
請求項4に記載の削孔方法は、ロータリーパーカッションに二重管削孔装置用スイベルを接続しこれに請求項1または2に記載のアダプタを装着し、または、ロータリーパーカッションに請求項3に記載の連続削孔用スイベルを装着し、更に、インナロッドとアウタロッドを接続し、インナロッド先端にダウンザホールハンマを装着し、アウタロッド先端に削孔ビットを装着して削孔をおこなうことを特徴とする。
すなわち、請求項4に係る発明によれば、柔らかな土と岩盤とが交互に積層している場所でも、軟質層の場合にはアウタロッド先端の削孔ビットにより効果的な削孔を実現でき、岩質層(硬質層)の場合にはダウンザホールハンマにより効果的な削孔を実現でき、土質が変化してもロッドの挿抜や、削孔ビットやダウンザホールハンマの着脱交換が不要な連続削孔が可能となる。
本発明によれば、土質が変化してもロッドの挿抜や、削孔ビットやダウンザホールハンマの着脱交換が不要な連続削孔が実現できる。
本発明であるアダプタを装着した本実施の形態の削孔システムの概要図を示した図である。 本実施の形態の削孔システムのうち、スイベルとアダプタとロッドと接合状態を示した部分断面図である。 本実施の形態の削孔システムのうち、スイベル末端部分とアダプタとロッドと接合状態を示した部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明であるアダプタを装着した本実施の形態の削孔システムの概要図を示した図である。なお、スイベル中途より下側は右半分を断面図としている。図2は、スイベルとアダプタとロッドとの接合状態を示した部分断面図である。図3は、スイベル末端部分とアダプタとロッドと接合状態を示した部分断面図である。なお、各図では、説明の便宜上、適宜縮尺を変え、また、構成の一部を省略して表示している。
削孔システム1は、ロータリーパーカッション2と、スイベル3と、アダプタ4と、インナロッド5と、アウタロッド6と、ダウンザホールハンマ7と、削孔ビット8と、を主要な構成とする。
スイベル3は、ドリルヘッド31と、カプリング32と、エクステンション33と、スイベルケース34とを、主要な構成とする。スイベル3は、インナロッド5へ掘削水を供給し、両ロッドを冷却し、また、掘削土砂や粉砕礫を押し出し排出する。そして各部は以下の通りである。ドリルヘッド31は、ロータリーパーカッション2からの打撃運動および回動運動そして押し込みを先端方向へ伝達する。カプリング32は、その先端にアウタロッド6を螺合可能なネジ32aを設けている。エクステンション33は、その先端にインナロッド5を螺合可能なネジ33aを設けている。なお、カプリング32とエクステンション33とは一体であってもよく、相手に対して軸回動する関係であってもよい。
スイベルケース34は、カプリング32に回動自在に外挿され、インナロッド5へ掘削水を供給する送水口34iと、インナロッド5とアウタロッド6との間から掘削された土砂や粉砕礫を排出する排出口34oとを有する。なお、図では、送排水機構は記していない。
次に、アダプタ4について説明する。アダプタ4は、アウタロッドジョイント41と、インナロッドジョイント42と、アウタホルダ43と、保持アーム44と、を主要な構成とする。
アウタロッドジョイント41は、円筒基調の形状であって、カプリング32のネジ32aに螺合して軸方向に延伸し、先端にはアウタロッド6を接合するためのネジ41aを設けている。このネジ41aとネジ32aとは、同一のピッチであることを基本とするが、径とピッチとを異ならせてアウタロッドの選択肢を増やすことも可能である。なお、本実施の形態ではアウタロッドジョイント41の外周とカプリング32の外周は面が揃うように段差なく接合された円筒を構成するものとする。
アウタロッドジョイント41の側周にはロータリーパーカッション2の打撃ストローク長以上の長さの縦長の孔41bを4箇所軸対称(90°回転対称)にあけている。孔の形状は特に限定されないが、例えば運動トラックのような長円形状や長方形とすることができる。後述するように、縦長の孔41bを設けているのでインナロッドジョイント42がアウタロッドジョイント41やエクステンション33の打撃運動と干渉しないことを実現している。一方で、孔41bの長辺41blに保持アーム44が当接し、アウタロッドジョイント41の回動運動をインナロッドジョイント42に伝えることができる。
インナロッドジョイント42は、円筒基調の形状であって、アウタロッドジョイント41内のエクステンション33先端より先の位置に内挿される。インナロッドジョイント42の先端には、インナロッド5を螺合可能なネジ42aが設けられている。このネジ42aの径とピッチは、エクステンション33の径とピッチと同一のピッチであることを基本とするが、これと異ならせてインナロッドの選択肢を増やすことも可能である。
アウタホルダ43は、インナロッド5がふらつかない様に、すなわち、インナロッド5の軸中心がアウタロッド6の軸中心からずれないようにするための、アウタロッドジョイント41とカプリング32の側周部分に外挿された筒体であって、保持アーム44を介してインナロッドジョイント42を保持する。ここで、安定的に保持するため、アウタホルダ43の軸方向の長さは所定長としている。
保持アーム44は、アウタホルダ43とインナロッドジョイント42とを合着し、剛体を形成する。この保持アーム44は、孔41bをくぐってアウタロッドジョイント41の内側のインナロッドジョイント42と外側のアウタホルダ43とを接続する。この保持アーム44が孔41bの長辺41blにあたり、アウタロッドジョイント41の回動運動に追従してインナロッドジョイント42が回動する。なお、図示は省略するが孔41b部分は、掘削泥水や粉砕礫等が漏出しないように、シーリング等されているものとする。
アダプタ4は以上の構成であるので、インナロッド5がエクステンション33に直づけされず、インナロッドジョイント42が、エクステンション33に干渉しない構成となる。また、孔41bにより、ロータリーパーカッション2の打撃ストロークはアウタロッド6には直接伝わるものの、インナロッド5には伝わらず、反対に、ロータリーパーカッション2からの回動力はアウタロッド6に直接伝わり、保持アーム44を介してインナロッド5にも間接的に伝わる。
よって、インナロッド5先端にダウンザホールハンマ7を装着して駆動さても、ロータリーパーカッション2の打撃が伝わらないので、ダウンザホールハンマ7(およびインナロッド5)が損傷することなく掘削可能となる。一方、アウタロッド6に関しては、ロータリーパーカッション2の打撃、回動両方が作用するので、先端の削孔ビット8の作動効率が低下せず、ダウンザホールハンマ7と協働して、土質が変化しても、二度堀や挿抜などをする必要なく、連続削孔が可能となる。また、ダウンザホールハンマ7は回動するので、これによって削孔効率がさらに上昇する。すなわち、本発明によれば、汎用の掘削システムをより効率的な掘削装置に簡便に変えることが可能となる。
本発明は、以上説明した態様に限定されない。例えばアウタホルダ43は、シリンダ形状としたが、安定的にインナロッドジョイント42を保持するのであればリング形状であってもよい。このとき、アウタロッドジョイント41の側周面に溝を形成し、アウタホルダ43のリング形状の内側に当該溝に勘合する突条を設けて、溝に沿ってアウタホルダ43が摺動する態様であってもよい。また、アウタホルダ43を、ロータリーパーカッション2の末端部分に装着するようにしても良い。この場合は、回動できるように適宜ベアリングを介在させるようにしても良い。
また、以上の例では、インナロッド5とスイベル3とが別体となっていたが、スイベルと一体としても良い。この場合は、設計の自由度が高く、かつ、エクステンション33の掘削水のインナロッドジョイント42への導水性をより高めることができる。
削孔水や空気をエクステンション33からインナロッドジョイント42に送り込む方法として、両者を蛇腹ホース等で接続する態様を挙げることができる。これにより、実質的に打撃運動は伝わらなくすることができる。
本発明によれば、汎用のロータリーパーカッション2に汎用のスイベル3を接続し、これにアダプタ4を装着し、さらに、このアダプタ4に汎用のインナロッド5と汎用のアウタロッド6を接続し、インナロッド4先端には汎用のダウンザホールハンマ7を装着し、アウタロッド6先端には削孔ビット8を装着して、効率的な連続掘削が可能となる。
1 削孔システム
2 ロータリーパーカッション
3 スイベル
4 アダプタ
5 インナロッド
6 アウタロッド
7 ダウンザホールハンマ
8 削孔ビット
31 ドリルヘッド
32 カプリング
32a ネジ
33 エクステンション
33a ネジ
34 スイベルケース
34i 送水口
34o 排出口
41 アウタロッドジョイント
41a ネジ
41b 孔
41bl 長辺
42 インナロッドジョイント
42a ネジ
43 アウタホルダ
44 保持アーム

Claims (4)

  1. インナロッド接続用のエクステンションと、アウタロッド接続用のカプリングと、ロータリーパーカッションの回動運動および打撃運動をエクステンションとカプリングとに伝達するドリルヘッドと、を有する二重管削孔装置用スイベルの先端に装着するアダプタであって、
    カプリングのアウタロッド用螺合溝に螺合して軸方向に延伸し、先端にはアウタロッド用螺合溝が設けられ、側周にはロータリーパーカッションの打撃ストローク長以上の長さの所定幅の孔のあけられた筒状基体と、
    エクステンション先端より先の位置であって筒状基体に内挿され、先端にインナロッド用螺合溝が設けられた筒状のインナロッド接合体と、
    インナロッドの軸中心がアウタロッドの軸中心からずれないようにインナロッド接合体を筒状基体外側、スイベル外側、または、ロータリーパーカッションから保持するインナロッド保持体と、
    インナロッド保持体から延伸し前記孔部分を通じインナロッド接合体に合着した保持アームと、
    を具備し、
    ドリルヘッドの回動運動および打撃運動のうち、インナロッド接合体に対しては回動運動のみを伝達することを特徴とするアダプタ。
  2. インナロッド保持体を、筒状基体外側またはスイベル外側に設ける場合において、インナロッド保持体を筒状基体もしくはスイベルに外挿する筒体もしくは環体とすることを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
  3. 二重管削孔装置用スイベルと請求項1または2に記載のアダプタとを一体化したことを特徴とする連続削孔用スイベル。
  4. ロータリーパーカッションに二重管削孔装置用スイベルを接続しこれに請求項1または2に記載のアダプタを装着し、または、ロータリーパーカッションに請求項3に記載の連続削孔用スイベルを装着し、更に、インナロッドとアウタロッドを接続し、
    インナロッド先端にダウンザホールハンマを装着し、アウタロッド先端に削孔ビットを装着して削孔をおこなうことを特徴とする削孔方法。
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