JP2011157130A - 蓋付き容器の蓋 - Google Patents

Abstract

【課題】蓋付き容器の蓋を取り外した場合、取り外した蓋の置き場所に困る事があり、そして又、熱せられた蓋を裏返しにしたり、或るいはそのまま伏せてテーブル等に直置きしたりする事もあって、安全面や衛生面に於いても好ましくなく、また更には邪魔になる蓋を、掛け置き支持具等を用いて蓋を掛け置きする方法もあるが、掛け置き支持具そのものの嵩張りや、その支持具を使用する煩わしさがあった。
【解決手段】蓋付き容器の蓋の表面と裏面の両方に、つまみを設けて、蓋を取り外した時には、容器本体上部の開口周縁に当該蓋裏面のつまみを係止させ、当該蓋を容器本体に掛けて置く様にする事で、この課題を解決する。
【選択図】図２

Description

本発明は、蓋付き容器の蓋に関するものであり、蓋を取り外した場合、外した蓋の置き場所に困らぬように、そして熱くなった蓋を裏返す手間やテーブルなどの上に直置きしなくて済む様にしたものである。

従来から蓋を容器本体より取り外した場合、取り外した蓋の置き場に困る事があるので、蓋の掛け置き支持具などで、蓋を立て掛けて置く様に工夫したものが数多く考案されている。

又、形作られた窪みの枠に嵌め込んで蓋を置く様にする、お盆に似た蓋置き台などもある。

更に、用途、構成は異なるが蓋のつまみが脱着式になっていて、表面の邪魔なつまみを裏側に付け替えて蓋を数枚重ねて収納する様にした考案もある。

特願２００８−２３３０４ 特願２００３−１１４９９２ 平１１−６２５２２ 平０８−３５７４３３

実用新案文献１

昭６１−１９４１０４

蓋付き容器の蓋を外して置く場合、蓋の置き場所に困る事があり、熱せられた蓋を裏返しにしたり、或るいはそのまま伏せてテーブルなどに直置きしたりすることもあって、安全面、衛生面に於いても好ましくなかった。

又更には邪魔になる蓋を、掛け置き支持具などに掛け置きする方法等があるが、掛け置き支持具そのものの嵩張りや、その支持具を使用する煩わしさがあるので、これらの不都合を解決することを課題とする。

この課題を解決するための本発明は、蓋の裏面にも、つまみを設けて、蓋を取り外した時には容器本体上部の開口周縁に、この蓋裏面のつまみを係止させて、蓋を容器本体に掛けて置くことを特徴とするもので、蓋は容器本体と一体となって置かれるので蓋の置き場所に困らない。

本発明により、蓋付き容器の蓋を外して置く場合に、蓋の置き場所に困ることなく、熱せられた蓋を裏返す手間も無くなり、テーブルの上などに直置きしなくて済むので、より安全で清潔であり、又更には、つまみが蓋の両面にあるので蓋の表と裏を逆にし、蓋裏面を上向けにして、イメージを変えた容器の使い方も可能となる。

図１は、蓋の表と裏の両面に、つまみを設けたことを特徴とする蓋付き容器の蓋の斜視図であって、裏面のつまみは係止用として用いるが、大きさ、形などは表面のつまみと同一である必要は無く、そして蓋全体に関しても表面と裏面のデザイン色彩を異なるものにして裏表を逆にし、裏面を上向きにして下向きになった蓋表面のつまみを係止用に代用し、趣の異なる二種類の蓋の容器として使い分ける事も可能である。

図２は、図１に示す当該蓋裏面のつまみを、容器本体上部の開口周縁に掛止して、蓋を容器本体に掛けて置く状態を示しており、蓋は容器本体と離れずに一体となって置かれるので場所をとらない。

本発明に係る蓋付き容器の蓋は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。

本発明の蓋の斜視図 本発明の蓋を容器本体に掛け置きした時の斜視図

１ 蓋
２ 蓋のつまみ
３ 容器本体

Claims (1)

1. 蓋の表と裏の両面に、つまみを設けたことを特徴とする蓋付き容器の蓋。

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