JP2011155469A - 無線通信システム及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機の音声ダイヤルにおけるタイムラグを考慮して音声ダイヤル機能を確実に使用可能とする「無線通信システム及び通信装置」を提供すること。
【解決手段】携帯通信端末と情報センターとが相互に通信可能で、かつ、相互に通信可能な通信装置と携帯通信端末とにより音声ダイヤルが可能な無線通信システムにおいて、携帯通信端末は、通信装置と通信する第1の通信部と、情報センターと通信する第2の通信部と、第2の通信部を介して情報センターから音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報を取得し、タイムラグ情報を第1の通信部を介して通信装置に送出する制御部とを有する。通信装置は、表示部と、通信部と、音声ダイヤルの要求があったとき、通信部を介して携帯通信端末から取得したタイムラグ情報を基に音声ダイヤルが可能になるまでの時間を算出し、音声ダイヤルが可能になったことを表示部の画面に表示させる制御部とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信システム及び通信装置に関し、特に、音声ダイヤル機能を備え、音声ダイヤルが可能な状態を明示可能な無線通信システム及び通信装置に関する。
近年、ブルートゥース(登録商標)に代表される近距離無線データ通信技術の開発が進められ、この種の技術を採用した機器が開発されてきている。携帯電話のような移動体端末にも採用されており、例えば、携帯電話とPC(パーソナルコンピュータ)との間で接続ケーブルを使用せずにデータの転送を行うことが可能となっている。また、車両内で使用する場合には、車載機と携帯電話との間でケーブルを使用せずに無線接続してハンズフリーシステムを構成し、ハンズフリー通話を行うことができるようになっている。
このように、接続された異なる機器の間で、音声データ等の各種データの送受信を行うときには、各機器でデータの受信が可能になるように、機器間で同期をとることが必要となる。
例えば、特許文献1には、通信で費やす通信時間(遅延時間)を考慮してサーバから取得したサーバ時刻を近似し、近似されたサーバ時刻と携帯電話の内部時刻とを用いて携帯電話の基準となる時刻をサーバ時刻に同期させる技術が記載されている。
また、特許文献2には、自動販売機の時刻を正確に設定するために、親送受信機が通信のタイムラグを考慮してセンターから受信した設定時刻データを修正し、修正した設定時刻データを新しい設定時刻データとして自動販売機の時刻を設定する子送受信機に送信する技術が記載されている。
また、特許文献3には、カメラシステムにおいて、2つのストロボの発光開始時間の違いを考慮して発光開始を同期させる技術が記載されている。
特開2005−106696号公報 特開平11−213222号公報 特開2005−134850号公報
上記したようなハンズフリーシステムでは、ユーザが携帯電話を手動操作することなく、ユーザの発生する音声を認識してダイヤル発信を行う音声ダイヤルシステムが実現されている。
この音声ダイヤルシステムは、車載機と音声認識機能等を備えた携帯電話とが接続され、音声ダイヤル機能を使用する旨の指示があったときに実行されるようになっている。
しかし、携帯電話によっては音声ダイヤル機能の要求を受けて音声ダイヤルの実行開始の通知をしたとしても、実際には音声ダイヤルを実行する準備ができていない状態の場合もある。その状態でユーザが発話したとしても、携帯電話側で音声認識処理が行われないため正常に機能することができない。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたものであり、携帯電話の音声ダイヤルにおけるタイムラグを考慮して音声ダイヤル機能を確実に使用可能とする無線通信システム及び通信装置を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、携帯通信端末と当該携帯通信端末に関する情報が保存されている情報センターとが相互に通信可能であり、かつ、当該携帯通信端末と相互に通信可能な通信装置とにより音声ダイヤルが可能な無線通信システムであって、前記携帯通信端末は、前記通信装置と通信する第1の通信部と、前記情報センターと通信する第2の通信部と、前記第2の通信部を介して前記情報センターから当該携帯通信端末の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報を取得し、当該タイムラグ情報を前記第1の通信部を介して前記通信装置に送出する制御部とを有し、前記通信装置は、表示部と、操作部と、前記携帯通信端末と通信する通信部と、前記操作部を介して音声ダイヤルの要求があったとき、前記通信部を介して前記携帯通信端末から取得した前記タイムラグ情報を基に、音声ダイヤルが可能になるまでの時間を算出し、音声ダイヤルが可能になったときに、その旨を表示部の表示画面に表示させる制御部と、を有することを特徴とする無線通信システムが提供される。
この形態に係る無線通信システムにおいて、前記通信装置の制御部は、前記タイムラグ情報を基に、前記表示部の表示画面に前記音声ダイヤルが可能になるまでの時間を示すカウントダウン表示を表示させるようにしてもよく、前記携帯通信端末の制御部は、前記通信装置と当該携帯通信端末とが接続されたと判定したとき、前記情報センターに対して当該携帯通信端末の音声ダイヤルに関するタイムラグ情報の取得を要求し、取得した前記タイムラグ情報を前記通信装置に送信するようにしてもよく、前記携帯通信端末の制御部は、当該携帯通信端末の音声ダイヤルに関するタイムラグ情報を取得してから所定の期間経過したとき、当該タイムラグ情報を新たに取得するようにしてもよい。
また、本発明の他の形態によれば、表示部と、操作部と、携帯通信端末の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報が格納された記憶部と、前記操作部を介して音声ダイヤルの要求があったとき、前記記憶部に格納された前記タイムラグ情報を基に、音声ダイヤルが可能になるまでの時間を算出し、音声ダイヤルが可能になったときに、その旨を表示部の表示画面に表示させる制御部と、を有することを特徴とする通信装置が提供される。
この形態に係る通信装置において、前記制御部は、前記タイムラグ情報を基に、前記表示部の表示画面に前記音声ダイヤルが可能になるまでの時間を示すカウントダウン表示を表示させるようにしてもよい。
本発明では、音声ダイヤル機能を備えた携帯通信端末(携帯電話)と通信装置とが接続され、ユーザから通信装置に対して音声ダイヤル機能の実施が要求されたとき、接続されている携帯電話の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報を取得し、そのタイムラグに応じて音声ダイヤルが可能になったことをユーザに知らせるようにしている。これにより、ユーザは携帯電話の音声ダイヤル機能が実施可能になる時点を容易に把握でき、音声ダイヤル実施可能前に発話されることによる音声の誤認識を防止し、音声ダイヤル機能を確実に使用することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1の無線通信システムにおける車載装置の一例を示す図である。 図1の無線通信システムにおける車載装置と携帯電話とが接続されたときに行う携帯電話に関連する情報取得処理の一例を示すフロー図である。 図1の無線通信システムにおけるボイスダイヤル処理の一例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システム100の構成を概略的に示したものである。無線通信システム100は、車載装置10と、携帯通信端末である携帯電話20と、情報センター30とで構成されている。
車載装置10と携帯電話20とは短距離無線接続手段であるブルートゥースで接続され、携帯電話と情報センターはインターネットを介して接続されている。車載装置10と携帯電話20は無線接続に限らず有線接続でもよい。
また、本実施形態の携帯電話20は、音声ダイヤル(ボイスダイヤル)機能を備えているものとする。すなわち、発呼する際に通話先の相手の名称や電話番号などを音声入力し、入力された音声の認識処理をして、予め登録されたユーザの音声のときに、所望の相手先に自動的に発呼を行う機能を備えている。
また、本実施形態では携帯通信端末として携帯電話20を例にとって説明しているが、携帯通信端末としては携帯電話20の他に、PHS(Personal Handy-phone System)、無線通信機能を搭載したPDA(Personal Digital Assistants)やモバイルノートパソコンなどもボイスダイヤル機能を備えていれば適用可能である。
車載装置10は、表示部11と、音声入力部12と、操作部13と、記憶部14と、通信制御部15と、制御部16で構成されている。
表示部11は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)等を備えた表示装置を備えている。この表示画面には、オーディオ・ビデオ機能が動作しているときには楽曲等の情報が表示される。
音声入力部12は、マイクロフォンで構成され、ボイスダイヤルを行う際に、ユーザの送話音声を集音して制御部16に送出する。なお、制御部16に音声認識機能を持たせ、操作部13の手動操作によるボイスダイヤルの指示を行うかわりに、音声入力部12を介して音声によりボイスダイヤルの指示を行うようにしてもよい。
操作部13は、ユーザが指示した情報を入力するためのものであり、例えば、楽曲の再生・早送りボタンや、ボイスダイヤルを選択するボイスダイヤルボタン等が含まれている。また、表示部11の表示画面にタッチパネルが設けられているとき、そのタッチパネルが操作部13として機能する。
記憶部14は、その記憶媒体として、例えばHDDや半導体メモリを使用し、電話情報を記録する領域(電話情報記録部14a)と、音声情報を記録する領域(音声記録部14b)とを備えている。電話情報記録部14aと音声記録部14bは、一つの記憶媒体の記録エリアを区切って領域を確保するようにしてもよいし、別個の記憶媒体を使用するようにしてもよい。
通信制御部15は、送信部15aと受信部15bとを含み、携帯電話20との間での無線通信の制御を行う。送信部15aは、携帯電話20へ動作の要求を送信し、受信部15bは携帯電話20からの携帯電話20に関する情報を受信する。
制御部16は、例えば、マイクロコンピュータ等により構成され、上記各部の制御を行う。すなわち、操作部13を介してユーザの所望する操作を取得し、それに応じて携帯電話20に情報を送出したり、携帯電話20から情報を取得したりする。また、音声入力がされたときに、取得した音声データを音声記録部14bに記憶させたり、記憶させた音声データを携帯電話20に送出する時間を算出して、適切な時間に音声データを携帯電話20に送出する処理などを行う。
携帯電話20は、通話/通信制御部21と、表示部22と、操作部23と、音声認識部24と、記憶部25と、通信制御部26と、制御部27を含んで構成されている。
通話/通信制御部21は、アンテナ(不図示)を通じ、移動体通信網の基地局(不図示)を介して他の携帯電話(不図示)との通話を制御したり、情報センター30とのデータの通信を制御する。
表示部22は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)等を備えた表示装置を備え、携帯電話20の動作における各種情報が表示される。
操作部23は、携帯電話20に設けられた各種ボタンで構成され、どのボタンが押下されたかの情報を制御部27に送信する。
音声認識部24は、通信制御部26の受信部26bを介して受信した車載装置10からの音声データを音声認識する。音声認識部24では、ユーザの発話した音声の認識処理を、記憶部25に保存されている音声認識辞書を利用した周知の方法によって行う。すなわち、入力された音声を音響分析して特徴量を抽出し、特徴量と音響モデルとを照合して複数の発音記号列を得る。この発音記号列を基に認識対象となっている語彙の中から尤もらしい語彙を選択する。
記憶部25は、電話帳やメールデータ、ボイスダイヤル時に使用される音声登録されたボイスタグなどの携帯電話20における情報を保持する。
通信制御部26は、送信部26a及び受信部26bを含み、携帯電話20の通話/通信回線以外の無線通信を行う。例えば、車載装置10との間でブルートゥースによる無線通信を行う。通信制御部26のうち送信部26aは、車載装置10へ携帯電話20における動作結果を送信する。また、通信制御部26のうちの受信部26bは、車載装置10からボイスダイヤルなどの要求を受信する。
制御部27は上記各部の制御を行う。すなわち、車載装置10からボイスダイヤルの要求があると、携帯電話20のボイスダイヤルに関する情報(ボイスダイヤルの要求を受けてからボイスダイヤルの機能が実行可能になるまでのタイムラグの情報)を車載装置10へ送出したり、車載装置10からユーザの音声を取得して、音声認識部24に音声認識を行わせ、ボイスダイヤルを実行したりする。
情報センター30は、通信制御部31と、記憶部32と、通信制御部31及び記憶部32を制御する制御部33とを含んでいる。
通信制御部31は、情報入力部31aと情報送信部31bを含んで構成され、情報入力部31aは、携帯電話20からの情報取得要求を受け付ける。情報送信部31bは、携帯電話20に対して、携帯電話20のボイスダイヤル機能に関連するデータの送信を行う。
記憶部32は、例えばハードディスクで構成され、携帯電話20に関するアプリケーションの情報やプログラム、音声ダイヤルに関するタイムラグの情報等が携帯電話20の機種毎に格納されている。
このように構成された無線通信システム100において、車載装置10の音声入力部12や操作部13を介してボイスダイヤルを実行する旨の要求があったとき、携帯電話20におけるボイスダイヤルのタイムラグに関する情報を基にボイスダイヤルが実施可能な時間を算出し、ボイスダイヤルが可能になったときにその旨を表示部11の画面に出力する。
以下に、本実施形態にかかる無線通信システム100において行う、ボイスダイヤル処理について、図2から図4を参照しながら説明する。
図2は、車載装置10の一例としてのヘッドユニット(表示機能付き操作ユニット)40のフロントパネルを示した図である。図2(a)に示すように、フロントパネルには、操作ボタン40a及び表示画面40bで構成されている。このヘッドユニットは、iPod(登録商標)などの外部機器と接続可能であり、接続した機器からの楽曲等の情報は記憶部14に格納される。操作ボタン40aの指示により記憶部14に格納された楽曲が再生されたり、表示画面40bにその楽曲のタイトル等の情報が表示される。また、ヘッドユニット40はブルートゥース接続により携帯電話20とも接続可能となっている。
図2(b)は、ヘッドユニット40と携帯電話20とがブルートゥース等により接続された後、ヘッドユニット40の操作ボタン40aのうちの「ボイスダイヤルボタン」43を選択し、ボイスダイヤルが可能になった状態を示している。「ボイスダイヤルボタン」43が選択されると、ヘッドユニット40は接続されている携帯電話20に対してボイスダイヤル機能の実行を要求する。その後、携帯電話20からボイスダイヤル実行可能の通知を受けると、ボイスダイヤルが開始可能であることを示す旨のボイスダイヤル実行可能マーク41を表示画面40bに出力する。
本実施形態では、ボイスダイヤルが開始可能であることを、予め取得した携帯電話20のボイスダイヤルにおけるタイムラグ情報を基にボイスダイヤル実行要求時点からの時間を考慮して、実際のボイスダイヤルが可能になったときにボイスダイヤル実行可能マーク41の表示を行う。
また、図2(c)に示すように、実際にボイスダイヤルが可能になるまでの間、あと何秒でボイスダイヤル開始可能になるかをカウントダウン表示42で表示するようにしてもよい。
次に、携帯電話20のボイスダイヤルにおけるタイムラグ情報の取得処理を含むボイスダイヤル実行処理について説明する。
図3及び図4は、ボイスダイヤルに関する携帯電話20の情報を取得する処理の一例を示すフロー図である。これらのフロー図では、車載装置10と携帯電話20との間、又は携帯電話20と情報センター30との間における処理の流れは破線で示している。
図3は、車載装置10と携帯電話20との間での接続処理のフロー図を示している。車載装置10及び携帯電話20の双方でブルートゥース機能のスイッチがオンされるなどの接続要求があると、車載装置10と携帯電話20との間でペアリング処理(ステップS10)を行う。ペアリング処理では、同期確立フェーズにおける問い合わせシーケンス及び呼び出しシーケンスが順に実行され、車載装置10に対する携帯電話20のピコネット内同期が確立される。ピコネット内同期が確立された後、ブルートゥース待ち受けモードに移行する。このとき、携帯電話20の動作モードが「ハンズフリー通話モード」になった旨のメッセージを表示部11の画面に表示するようにしてもよい。
ペアリングが確立した後、車載装置10はステップS11において携帯電話20に携帯電話情報の取得を要求する。制御部16で車載装置10の状態(携帯電話20とのペアリングが確立していること)を判断し、通信制御部15(送信部15a)を介してペアリングが確立している携帯電話20に対して要求信号を送出する。
次のステップS12において、携帯電話20の制御部27は携帯電話20に関する情報の取得処理を行う。この情報としては、ボイスダイヤルに関するタイムラグの情報や、携帯電話20のアプリケーションの更新情報などが含まれている。このような情報を、携帯電話20に関する情報を提供している情報センター30に問い合わせる処理を行う。
情報センター30の制御部33は、ステップS13において、携帯電話20から情報の提供を要求されたとき、その携帯電話20の機種の情報を用いて、記憶部33に格納されているタイムラグ等の情報を検索する。
次のステップS14において、情報センター30の制御部33は、ステップS13で取得した携帯電話20に関する情報を携帯電話20に通知する。
次のステップS15において、携帯電話20の制御部27は、携帯電話20に関する情報を情報センター30から取得し、車載装置10へ取得した情報を送出する。
次のステップS16において、車載装置10の制御部16は、携帯電話20から携帯電話20に関する情報を受信し、この情報をステップS17において記憶部14の電話情報記録部14aに格納する。
このようにして、車載装置10と接続された携帯電話20のボイスダイヤルのタイムラグに関する情報が車載装置10に取得される。
図4は、ボイスダイヤル処理の一例を示すフロー図である。この図4では、携帯電話20のボイスダイヤルに関する情報を情報センター30から取得した後の処理を示しており、車載装置10と携帯電話20との間の処理の流れは破線で示している。
まずステップS21において、「ボイスダイヤルボタン」43が押下されたことを判断する。この判断は、ユーザが押下したボタンの位置等の情報を操作部13から制御部16に送出し、制御部16がその信号を基に判断する。
次のステップS22において、車載装置10の制御部16は、ユーザの要求がボイスダイヤルの実行要求であることを判定し、通信制御部15(送信部15a)から携帯電話20に対してボイスダイヤル実行要求信号を送出する。
次のステップS23において、ボイスダイヤルのタイムラグ調整処理を行う。例えば、車載装置10の制御部16は、ステップS22においてボイスダイヤル実行要求をした時点から制御部16に内蔵されているタイマーにより時間を計時し、記憶部14から抽出した携帯電話20のタイムラグの時間と同一になるまでボイスダイヤルの開始表示は行わずに待機する。
また、取得したタイムラグの時間を基に、ボイスダイヤルが実行可能な時間までのカウントダウン表示を表示部11の画面に出力するようにしてもよい。
また、車載装置10にスピーカを設け、音声ダイヤル開始までの時間や、音声ダイヤルが可能になったことを音声で告知するようにしてもよい。
一方、ステップS24において、携帯電話20の制御部27は車載装置10から送出されたボイスダイヤル実行要求信号を取得し、ボイスダイヤル実行処理を開始する。
次のステップS25において、携帯電話20の制御部27は、ボイスダイヤルの実行を受け付けた旨の信号を車載装置10に送出する。
次のステップS26において、車載装置10の制御部16は、携帯電話20からボイスダイヤルの実行を受け付けた旨の信号を受信すると、ステップS27において、ボイスダイヤル開始の表示処理を行う。すなわち、表示部11の表示画面にボイスダイヤルが可能である旨の表示、例えば、「SPEAK」41を表示する。また、表示画面にカウントダウン表示42が表示されているときは、カウントダウン表示後にボイスダイヤル実行可能マーク「SPEAK」41の表示をする。
その後、車載装置10は音声入力部12を介してユーザの音声を入力し、ユーザの音声入力があったとき(ステップS28でYES)、ステップS29において、入力された音声を通信制御部15の送信部15aを介して携帯電話20に送出する。すなわち、ユーザがボイスタグとして登録されている通話先の相手方の氏名や電話番号を発話すると、車載装置10の音声入力部12を介して携帯電話20に発話音声を送出する。
ステップS30において、携帯電話20は入力された音声に対してボイスダイヤル処理を実行する。すなわち、携帯電話20の制御部27は取得した音声を音声認識部24において音声解析を行わせ、音声認識結果等を取得する。
次のステップS31において、ステップS30で解析されたユーザ音声の解析結果を基に、音声が予め登録してあるユーザの音声か否かを判定する。音声認識部24において、予め登録された登録音声パターンと、ユーザの入力音声パターンとの類似度を算出し、所定の類似度が得られないとき、ユーザの音声が予め登録されたユーザの音声でないと判定する。
判定結果が予め登録してあるユーザの音声入力に該当しないときは、ステップS32に移行してボイスダイヤル処理を終了し、ボイスダイヤル終了の旨の信号を車載装置10に送出する。判定結果がユーザの音声入力に該当するときは、ステップS33に移行し、解析結果を基に携帯電話20の発信処理を行う。すなわち、予め記憶部25に格納されている電話帳から、認識された氏名に対応する電話番号を検索し、検索した電話番号に対する自動発信が行われる。
発信処理が行われたときは、ステップS34において、発信が行われている旨の信号を車載装置10に送出し、ステップS35において車載装置10はボイスダイヤル処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の無線通信システムでは、音声ダイヤル(ボイスダイヤル)機能を備えた携帯通信端末(携帯電話)と車載装置とが接続され、ユーザから車載装置に対して音声ダイヤル機能の実施が要求されたとき、接続されている携帯電話の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報を取得し、そのタイムラグに応じて音声ダイヤルが可能になったことをユーザに知らせるようにしている。
これにより、ユーザは携帯電話の音声ダイヤル機能が実施可能になる時点を容易に把握でき、音声ダイヤル実施可能前に発話されることによる音声の誤認識を防止し、音声ダイヤル機能を確実に使用することが可能となる。
なお、上記実施形態では、車載装置、携帯電話及び情報センターで無線通信システムが構成される場合を例にとって説明したが、車載装置に限らず、携帯電話と通信可能な装置であれば室内に据え付けられたオーディオ装置等であってもよい。
また、図3に示した車載装置10と携帯電話20との接続処理では、車載装置10と携帯電話20とが接続されたときに、携帯電話20から携帯電話20に関する情報を情報センター30から取得するようにしているが、接続した際に常に行うようにしてもよいし、最初に接続したときに一度だけ携帯電話20に関する情報を取得するようにしてもよい。また、例えば、前回携帯電話20に関する情報を取得してから1カ月経過した場合など所定の期間毎に行うようにしてもよい。
また、上記実施形態において、音声ダイヤルの指示があった後、音声ダイヤル開始までに時間がかかる場合、ボイスダイヤルが可能な旨の表示が出力される前にユーザが相手方の氏名を発話する可能性もある。その場合に、発話した内容を有効に利用するようにしてもよい。すなわち、発話された氏名を車載装置10の記憶部14に格納しておき、音声ダイヤルが可能になった後に記憶部14に格納した氏名を携帯電話20に送出するようにしてもよい。
10…車載装置、
11…表示部、
12…音声入力部、
13…操作部、
14…記憶部、
15…通信制御部、
16…制御部、
20…携帯電話、
21…通話/通信制御部、
24…音声認識部、
26…通信制御部、
27…制御部、
30…情報センター、
31…通信制御部、
32…記憶部、
33…制御部、
40…ヘッドユニット、
40b…表示画面、
41…ボイスダイヤル実行可能マーク、
42…カウントダウン表示、
43…ボイスダイヤルボタン、
100…無線通信システム。

Claims (6)

  1. 携帯通信端末と当該携帯通信端末に関する情報が保存されている情報センターとが相互に通信可能であり、かつ、当該携帯通信端末と相互に通信可能な通信装置とにより音声ダイヤルが可能な無線通信システムであって、
    前記携帯通信端末は、
    前記通信装置と通信する第1の通信部と、
    前記情報センターと通信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部を介して前記情報センターから当該携帯通信端末の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報を取得し、当該タイムラグ情報を前記第1の通信部を介して前記通信装置に送出する制御部とを有し、
    前記通信装置は、
    表示部と、操作部と、
    前記携帯通信端末と通信する通信部と、
    前記操作部を介して音声ダイヤルの要求があったとき、前記通信部を介して前記携帯通信端末から取得した前記タイムラグ情報を基に、音声ダイヤルが可能になるまでの時間を算出し、音声ダイヤルが可能になったときに、その旨を表示部の表示画面に表示させる制御部と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記通信装置の制御部は、前記タイムラグ情報を基に、前記表示部の表示画面に前記音声ダイヤルが可能になるまでの時間を示すカウントダウン表示を表示させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記携帯通信端末の制御部は、前記通信装置と当該携帯通信端末とが接続されたと判定したとき、前記情報センターに対して当該携帯通信端末の音声ダイヤルに関するタイムラグ情報の取得を要求し、取得した前記タイムラグ情報を前記通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記携帯通信端末の制御部は、当該携帯通信端末の音声ダイヤルに関するタイムラグ情報を取得してから所定の期間経過したとき、当該タイムラグ情報を新たに取得することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 表示部と、操作部と、
    携帯通信端末の音声ダイヤルにおけるタイムラグ情報が格納された記憶部と、
    前記操作部を介して音声ダイヤルの要求があったとき、前記記憶部に格納された前記タイムラグ情報を基に、音声ダイヤルが可能になるまでの時間を算出し、音声ダイヤルが可能になったときに、その旨を表示部の表示画面に表示させる制御部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  6. 前記制御部は、前記タイムラグ情報を基に、前記表示部の表示画面に前記音声ダイヤルが可能になるまでの時間を示すカウントダウン表示を表示させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
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