JP2011153813A - 空調システム - Google Patents

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Tomio Mogi
富雄 茂木
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】簡単な構成で、ガスエンジンの排熱を効率良く利用して、省エネ効果を高めたコ
ジェネレーションシステムを備えた空調システムを提供する。
【解決手段】圧縮機23、凝縮器92、減圧装置93、蒸発器94を用いた冷凍サイクル
、及び、圧縮機23を駆動する動力源24で駆動される発電機13を有するコジェネレー
ションシステムを備えた空調システム100において、動力源24に接続された動力源熱
交換器27と、不凍液を循環させて動力源24の発熱を動力源熱交換器27から回収した
後、回収熱を市水が貯留された貯湯槽41内へ貯湯槽熱交換器61を介して放熱する動力
源用熱回収回路73と、貯湯槽41内の市水を加熱する冷媒圧縮機53、放熱器51、減
圧装置59、蒸発器52から構成される冷凍サイクルによるヒートポンプ回路を備えたヒ
ートポンプ給湯機50と、ヒートポンプ給湯機50が貯湯槽41と接続される給水系入口
37とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスヒートポンプ式空気調和装置と、コジェネレーションシステムとを備え
た空調システムに関する。
従来、エネルギー消費量の多い大規模工場などにおいては、ガスエンジンにより圧縮機
を駆動させるガスヒートポンプ(GHP)式空気調和装置を備え、このガスエンジンの余
剰エネルギーを用いて発電を行うとともに、当該ガスエンジンの排熱を利用することで省
エネルギー効果の向上を図ったコジェネレーションシステムが知られている(例えば、下
記特許文献1参照)。
特開2007−40593号公報
上記特許文献1に開示されているようなコジェネレーションシステムでは、更に商用電
力と、太陽光発電装置等の直流電力を出力する直流発電装置と、蓄電池とを組合せ、蓄電
池に充電される電力を適宜発電機、直流発電装置及び商用電源から得ると共に、負荷に使
用される電力に応じ、発電機及び直流電源装置で発電された電力を、負荷に供給するか、
蓄電池に充電するかを変更することを可能とし、蓄電池に充電した電力を効率よく利用す
るようにすることによって商用電源からの消費電力を低減することが望まれている。
また、近年、圧縮機、ガスクーラー、減圧装置及び蒸発器を有し、このガスクーラーで
温水を生成して給湯するヒートポンプ給湯機が提案されている。この種のヒートポンプ給
湯機では、ガスクーラーに供給される市水を所定の給湯温度まで昇温させる必要がある。
このため、上記したガスエンジンの排熱を市水の加熱に利用してヒートポンプ給湯機の省
エネルギー化を図ることが望まれている。この場合、ガスエンジンの排熱を簡単な構成で
回収できる構成とすることが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、コジェネレーションシステムと
、商用電力と、太陽光発電装置等の直流電力を出力する直流発電装置と、蓄電池とを組合
せ、蓄電池に充電した電力を効率よく利用することができるようにして商用電源からの消
費電力を低減すると共に、簡単な構成で、ガスエンジンの排熱を効率良く利用して、省エ
ネルギー効果を高めることができる空調システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の空調システムは、
圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用いた冷凍サイクル、及び、前記圧縮機を駆動す
る動力源で駆動される発電機を有するコジェネレーションシステムを備えた空調システム
において、
商用電源系統から接続され商用電力が供給される配線と、
蓄電池と、
前記蓄電池への充電を制御する充電部と、
直流電力を交流電力に変換した後、前記配線へ供給する系統連係装置と、
前記蓄電池の電力を前記系統連係装置へ導く回路と、
前記発電機の発電電力を前記充電部へ導く回路と、
前記発電機の発電電力を直流電力に変換した後、前記系統連係装置へ導く回路と、
太陽光発電装置等の直流電力を出力する直流発電装置と、
前記直流発電装置の出力を前記充電部へ導く回路と、
前記直流発電装置の出力を前記系統連係装置へ導く回路と、
前記配線を介して電力を得る負荷と、
前記負荷へ供給される電力を検出する検出器と、
前記検出器で検出される電力が前記発電機の発電電力と前記直流発電装置の出力との合
算値以下の際には、前記発電機の発電電力及び直流発電装置の出力を前記充電部へ導く回
路を有効にすると共に、前記蓄電池の電力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にし、
前記検出器で検出される電力が前記発電機の発電電力と前記直流発電装置の出力との合
算値以上の際には、前記発電機の発電電力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にすると
共に、前記直流発電装置の出力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にする制御部と、
前記動力源に接続された動力源熱交換器と、
前記不凍液を循環させて前記動力源の発熱を前記熱交換器から回収した後、この回収熱
を市水が貯留された貯湯槽内へ貯湯槽熱交換器を介して放熱する動力源用熱回収回路と、
前記貯湯槽内の市水を加熱するための冷媒圧縮機、放熱器、減圧装置、蒸発器から構成
される冷凍サイクルによるヒートポンプ回路を備えたヒートポンプ給湯機と、
前記ヒートポンプ給湯機が前記貯湯槽と接続される給水系入口と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の態様の空調システムは、前記第1の態様の空調システムにおいて、前記不
凍液を循環させて前記直流発電装置の発熱を回収した後、この回収熱を前記貯湯槽内へ放
熱する直流発電装置用熱回収回路と、太陽光を吸収して内部の前記不凍液を加熱する太陽
熱温水パネルと、前記不凍液を循環させて前記太陽熱温水パネルで吸収した熱を前記貯湯
槽内へ放熱する太陽熱温水パネル用熱回収回路と、を備えることを特徴とする。
また、第3の態様の空調システムは、前記第1の態様の空調システムにおいて、前記動
力源は、ガスエンジンであることを特徴とする。
また、第4の態様の空調システムは、前記第1〜3のいずれかの態様の空調システムに
おいて、前記不凍液が合流する戻りヘッダと、前記不凍液を循環させる行きヘッダとを設
け、前記ヘッダ間を、前記貯湯槽熱交換器をバイパスするバイパス管で接続し、前記バイ
パス管に第一の電動弁を組み込み、前記行きヘッダと前記戻りヘッダの出入口の差圧を検
出する差圧センサーを備え、前記差圧センサーの検出結果に基づいて、前記第一の電動弁
の開度を開いて不凍液を、前記貯湯槽熱交換器をバイパスして循環することを特徴とする
また、第5の態様の空調システムは、前記第1〜4のいずれかの態様の空調システムに
おいて、前記戻りヘッダから前記貯湯槽熱交換器に至る戻り管路に第二の電動弁を組み込
み、前記貯湯槽貯湯槽に貯留された市水の温度に応じて第二の電動弁の開度を絞って、前
記貯湯槽熱交換器を通って流れる不凍液の量を調整して前記不凍液を循環することを特徴
とする。
また、第6の態様の空調システムは、前記第1〜5のいずれかの態様の空調システムに
おいて、前記ヒートポンプ給湯機の前記給水系入口に接続され、前記放熱器をバイパスし
て給湯する湯水配管を備えたことを特徴とする。
また、第7の態様の空調システムは、前記第1〜6のいずれかの態様の空調システムに
おいて、前記ヒートポンプ回路は、冷媒として二酸化炭素を用いたことを特徴とする。
本発明の第1の態様の空調システムにおいては、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を
用いた冷凍サイクルと、圧縮機を駆動する動力源で駆動される発電機とにより、コジェネ
レーションシステムが形成されている。このうち、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を
用いた冷凍サイクルは、通常は冷媒配管が空調装置の室内機に接続されて被調和室の空調
制御に用いられる。
すなわち、本発明の第1の態様の空調システムでは、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発
器を用いた冷凍サイクル及び圧縮機を駆動する動力源で駆動される発電機と、さらに、太
陽光発電装置等の直流発電装置と、蓄電池とを備え、発電機ないし太陽光発電装置等の直
流発電装置によって発電された電力を蓄電池に充電し、この蓄電池に充電された電力を負
荷の電力消費の多い時間帯に負荷に供給するようになされている。
そして、本発明の第1の態様の空調システムによれば、負荷に供給される電力が小さい
ときは、発電機によって発電された電力及び太陽光発電装置等の直流発電装置によって発
電された電力を蓄電池に充電しながら負荷に電力を供給しているので、商用電源系統から
の電力の供給を抑えることができるために省エネルギーを図ることができる。
また、本発明の第1の態様の空調システムによれば、負荷の使用電力が大きい場合は、
発電機によって発電された電力及び太陽光発電装置等の直流発電装置によって発電された
電力を直接負荷へ供給し、更に蓄電池に充電されていた電力も負荷に供給することができ
るので、蓄電池の利用効率が向上し、より商用電源系統からの電力の供給を抑えて省エネ
ルギーを図ることができるようになる。
加えて、本発明の第1の態様の空調システムによれば、動力源で駆動される圧縮機、凝
縮器、減圧装置並びに蒸発器を有する冷凍サイクルと、冷媒圧縮機、放熱器、減圧装置及
び蒸発器を有し、放熱器で温水を生成し、この温水を給湯するヒートポンプ回路を備えた
ヒートポンプ給湯機と、ヒートポンプ給湯機の給水系入口に接続され、市水を貯留し、こ
の市水を加熱する貯湯槽熱交換器を収納した貯湯槽とを備え、貯湯槽熱交換器に、動力源
の排熱を熱源とした不凍液を循環させる構成としたため、簡単な構成で、動力源の排熱を
効率良く利用して市水を加熱して給湯できるため、ヒートポンプ給湯機の運転効率及び省
エネルギー効果を高めることができる。
本発明の第2の態様の空調システムによれば、太陽光発電装置の太陽電池パネルが日射
によって高温となり太陽光発電装置の出力が低下するのを防止するために、太陽電池パネ
ルの背面に不凍液を流しており、この太陽光パネルで昇温した不凍液を貯湯槽熱交換器に
循環させる構成としたため、簡単な構成で、太陽光パネルの熱を効率良く利用して市水を
加熱して給湯できるため、更に省エネルギー効果を上げることができる。
また、本発明の第2の態様の空調システムによれば、太陽温水器パネルを設け、この太
陽温水器パネルで昇温された不凍液を貯湯槽熱交換器を介して貯湯槽内に貯留された市水
の昇温をすることができるため、更に省エネルギー効果を上げることができる。
本発明の第3の態様の空調システムによれば、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用
いた冷凍サイクルは非常に熱効率が良好であり、しかも、ガスエンジンは、冷凍サイクル
の圧縮機の駆動用に常にフルパワーで駆動する必要がないため、余剰のパワーを発電機駆
動用に利用できる。そのため、本発明の空調システムによれば、より商用電源系統からの
電力の供給を抑えて省エネルギーを図ることができるようになると共に、ガスエンジンは
、硫黄酸化物の発生がほとんどなく、二酸化炭素及び窒素酸化物の発生も少ないので、環
境にやさしい空調システムを提供することができる。
本発明の第4の態様の空調システムによれば、動力源の排熱を利用して昇温した不凍液
と、太陽温水器パネルで太陽熱を利用して昇温した不凍液と、太陽光発電装置の太陽電池
パネルを水冷して昇温した不凍液と、を合流させる戻りヘッダを設け、この戻りヘッダで
合流された不凍液を、貯湯槽熱交換器を経由して再びそれぞれの機器に分流する行きヘッ
ダを設け、戻りヘッダと行きヘッダの間をバイパス管で接続し、バイパス管に第一の電動
弁を組み込み、戻りヘッダの吐出口と行きヘッダの吸込口の差圧を検出する差圧センサー
を備える構成としたため、貯湯槽熱交換器に問題が発生した際には、第一の電動弁の開度
を開いて貯湯槽熱交換器をバイパスさせて不凍液を循環させることができ、貯湯槽熱交換
器に圧力異常などの問題が発生した際にも、温水系統の運転を継続することができるため
、貯湯槽のメンテナンスが必要な場合等にも、温水系統のダウンタイムを極力抑えること
ができる。
本発明の第5の態様の空調システムによれば、合流した不凍液が戻りヘッダから貯湯槽
熱交換器に流れる戻り管路に第二の電動弁を組み込み、貯湯槽内に貯留された湯水の温度
が所定以上になった時には、第二の電動弁の開度を絞って、貯湯槽熱交換器を通って流れ
る不凍液の量を調整するとともに、差圧センサーで吐出口と吸込口間の差圧が検出され、
第一の電動弁の開度が開かれて、不凍液が貯湯槽熱交換器をバイパスして循環する構成と
したため、貯湯槽熱交換器における熱交換負荷を調整できるとともに、貯湯槽内の湯水が
所定温度以上に過熱されることがない。
本発明の第6の態様の空調システムによれば、ヒートポンプ給湯機の給水系入口に、湯
水配管が接続され、ユーザーにより入力された設定温度が貯湯槽から給水系入口に供給さ
れる湯温よりも低い場合には、ヒートポンプ給湯機の放熱器をバイパスして、貯湯槽から
供給される湯水に市水を合流させて適切温度となった湯が湯水配管から、供給されるため
、必要時にのみ補助熱源であるヒートポンプ給湯機を稼働させて追いかけ運転を行い、給
湯することができ、省エネルギー効果を上げることができると共に、ヒートポンプ給湯機
の稼働によるCO(二酸化炭素)の排出量を大幅に削減することができる。
本発明の第7の態様の空調システムによれば、ヒートポンプ回路の冷媒として二酸化炭
素を用いた、いわゆる超臨界ヒートポンプ回路を採用しているため、効率よく市水を加熱
することができる。
本発明によるコジェネレーションシステムを示す回路図である。 ガスヒートポンプ式空気調和装置のガスエンジンの冷却回路を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、実施形態及び図面を参照しながら詳細に
説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための空調シ
ステムの一例を説明するものであって、本発明をこの実施形態に記載された空調システム
に特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実
施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1に示すように、本実施形態におけり空調システム100は、電力系統1と、温水系
統2と、空調システム100に備えられた各装置の運転状況の監視及び制御を行うシステ
ムコントローラ3と、を備えている。
電力系統1は、電力会社から供給される商用電源系統11と、この商用電源系統11に
系統連系される複数の外部発電装置とを備えている。本実施形態における外部発電装置は
、直流発電装置としての太陽光発電装置12と、GHP発電機(以下、単に「発電機」と
いう)13と、蓄電池18とから構成されている。また、電力系統1は、系統連系保護装
置が内蔵されたPCS(パワーコンディショナー)14を備え、太陽光発電装置12と、
発電機13と、蓄電池18とは、PCS14を介して商用電源系統11に系統連系されて
いる。PCS14は、インバータと遮断装置とを備えており、連系される系統から入力さ
れる直流電力を交流電力に変換すると共に、連系される各系統における系統事故(故障)
、例えば短絡、過電流或いは過電圧等、を検出し、事故が検出された外部発電装置等を電
力系統1から解列するために備えられている。また、蓄電池18及びPCS14は、電力
変換ユニット15に内蔵されている。
商用電源系統11は、主回路ブレーカ31及び検出器32を有し、これらを介してPC
S14に連系されると共に、システムコントローラ3(本発明の「制御部」に対応)、電
力変換ユニット15、発電機13を搭載したガスヒートポンプ式空調装置20(以下、空
調装置20という)の室外機21に、それぞれブレーカ29a、29b、29cを介して
配電され、それぞれの装置を駆動するための電力の供給を行っている。また、本実施形態
においては、検出器32は、逆潮流を防止し、系統から電力会社側へ電流が流れない構成
となっている。さらに検出器32では、商用電源系統11から各照明、OA機器及び空調
室内機22a、22b等(以下、まとめて負荷22という)へ供給される電力が検出され
る。
電力変換ユニット15は、マグネットスイッチ17a、17bを備え、マグネットスイ
ッチ17a、17bには、商用電力系統以外の外部発電装置、例えば太陽光発電装置12
或いは発電機13が配線接続されている。マグネットスイッチ17a、17bは、システ
ムコントローラ3に制御され、太陽光発電装置12或いは発電機13等の外部発電装置に
系統事故が発生した場合に、事故が検出された外部発電装置の機械的絶縁状態を確保する
ため(フェールセーフ機能)に設けられ、外部発電装置を電力系統1と並解列する。
また、マグネットスイッチ17a、17bには、それぞれDC/DCコンバーター16
a、16bが接続されている。このとき、太陽光発電装置12或いは発電機13で発電さ
れた電力は、2つの配線に分岐される。一方は、マグネットスイッチ17a、17bを介
して、それぞれDC/DCコンバーター16a、16bに入力され、DC/DCコンバー
ター16a、16bで、PCS14の動作電力まで昇圧されて、PCS14に入力され、
負荷22へと供給される。他方は、DC/DCコンバーター16a、16bに入力される
までは共通し、その先で後述する電池充電器19(本発明の「充電部」に対応)に供給さ
れ、蓄電池18に充電される。この供給先の変更は、DC/DCコンバーター16a、1
6bとPCS14及び電池充電器19との間に設けられたスイッチ部17A及び17Bで
行われる。このスイッチ部17A及び17Bの切り替えについては後述する。PCS14
は、不図示のインバータを内蔵し、太陽光発電装置12或いは発電機13で発電された電
力は、このインバータで直流電流から、商用電力系統と同じ単相3線交流電流に変換され
て、系統ライン1Aに供給される。
これらの構成によれば、電力変換ユニット15にPCS14と、DC/DCコンバータ
ー16a、16bと、それぞれのDC/DCコンバーター16a、16bに接続され、フ
ェールセーフ機能を有するマグネットスイッチ17a、17bを内蔵し、マグネットスイ
ッチ17a、17bに汎用の外部発電装置をつなげることができるため、系統連系を簡易
におこなって、省エネルギー効果を高めることができる。
また、電力変換ユニット15は、アクティブフィルタ82、電池充電器19、マグネッ
トスイッチ17c、及び、蓄電池18を内蔵して備え、蓄電池18は、マグネットスイッ
チ17cを介して電池充電器19に接続され、電池充電器19は、アクティブフィルタ8
2を介して商用電源系統11に連結されている。アクティブフィルタ82は、整流回路並
びに力率調整回路を有している。蓄電池18には、商用電源系統から供給される電力、発
電機13及び太陽光発電装置12で発電された電力が電池充電器19を介して充電される
商用電源系統11からの充電は、電池充電器19がシステムコントローラ3に制御され
、深夜または夜間(例えば、23時00分〜6時59分)が充電時間帯として設定され、この充電時間帯に、商用電源系統11の電力によって充電され、消費電力量の多い日中に放電することで、商用電源系統11からの使用電力量のピークカットを実現し、電力料金の低減を図ることができる。なお、電池充電器19と蓄電池18、或いは、蓄電池18とDC/DCコンバーター16cの接続は、それぞれの間に設けられたマグネットスイッチ17c、17dの開閉が時間帯によって制御されて電力供給される構成となっている。
また、マグネットスイッチ17dは、蓄電池18から供給される電力系統に系統事故が
発生した場合に、蓄電池18を電力系統1から解列し、蓄電池18と電力系統1との機械
的絶縁状態を確保する。なお、DC/DCコンバーター16cに入力された電力は、PC
S14の動作電力まで昇圧されて、PCS14に入力され、PCS14で直流電流から、
商用電力系統と同じ単相3線交流電流に変換されて、系統ライン1Aに供給される。
太陽光発電装置12は、入射した太陽光のエネルギーを直接電力に変換する太陽電池を
複数枚直並列に接続した太陽電池パネル(不図示)を備え、ここで発電した電力は電力変
換ユニット15に入力され、蓄電池18又はPCS14へと供給される。太陽電池パネル
は日射によって高温となると出力電圧が低下するため、本実施形態においては、太陽電池
パネルの背面に水冷放熱板又は水路を設け、ここに空調システム100内を循環する不凍
液を流して太陽熱を回収し、太陽電池パネルの温度上昇を防ぎ、太陽光発電装置12の出
力が低下するのを防止している。また、本実施形態において、不凍液は、寒冷地において
も、冬季に凍結しない性質を有する液体(冷却水)のことである。
発電機13は、空調装置20の室外機21に搭載されている。室外機21は、ガスを燃
料とするガスエンジン24と、このガスエンジン24にガスを供給するガス管26aと、
ガス管26aが接続されるガス供給口26を備え、このガスエンジン24にガス供給口2
6からガス管26aを介してガス燃料を供給してガスエンジン24を駆動させている。
また、空調装置20は、このガスエンジン24を駆動源として駆動する圧縮機23と、
圧縮機23で圧縮された冷媒を循環させる不図示の冷媒配管と、この冷媒配管を介して接
続された、少なくとも一つの室内機とを備えている。なお、実施形態1では2つの室内機
22a、22bとを備えた例を示している。また、室外機21は、圧縮機23に冷媒配管
91を介して接続された、凝縮器92、減圧装置93、蒸発器94、四方弁116(図2
参照)等が接続された構成を有している。室外機21の運転時には、ガスエンジン24の
余剰エネルギーを用いて発電機13を駆動させて発電し、ここで発電した電力を、整流回
路25を介してAC電流からDC電流に変換し、電力変換ユニット15に入力され、蓄電
池18又はPCS14へと供給される。
これらの構成によれば、本実施形態における空調システム100は、太陽光発電装置1
2、発電機13及び蓄電池18から出力される電力を、DC/DCコンバーター16a、
16b、16cを介してPCS14に入力し、交流電力に変換して、商用電源系統11と
系統連系した、ハイブリッド省エネシステムである。こうして連系された系統電力は、系
統ライン1Aを通って、ブレーカ33を介し、系統連系点34に接続され、系統連系点3
4から、それぞれに設けられたブレーカを介して照明、OA機器、空調装置の室内機22
a、22bなどの各種機器に配電されている。
ここで、ガスエンジン24の冷却回路について説明する。ガスエンジン24は、水冷式
であり、図2に示すように、冷却水循環路65に、ガスエンジン24に併設され、ガスエ
ンジンから排出される排ガスを冷却するための排ガス熱交換器111と、ガスエンジン2
4のウォータージャケットとを備え、これらにエンジン冷却水を流して、排ガスの温度と
、エンジン本体の温度を下げている。
冷却水循環路65には、電動三方弁113、冷却水ポンプ65a、動力源熱交換器27
が接続され、排ガス熱交換器111及び、ウォータージャケットを通って昇温した冷却水
は、冷却水循環路65を通って、電動三方弁113、冷却水ポンプ65aを介して、動力
源熱交換器27に導かれ、動力源熱交換器27で空調システム100内を循環する不凍液
と熱交換し、不凍液で、ガスエンジン24の排ガス及びウォータージャケットからの排熱
の回収を行っている。
また、冷却水循環路65の動力源熱交換器27の下流には、電動三方弁114、ラジエ
ータ112が冷却水配管65bで接続され、動力源熱交換器27を通った冷却水は、冷却
水循環路65から、電動三方弁114を介して、冷却水配管65bを通り、ラジエータ1
12に導かれる。ラジエータ112内を通る冷却水の熱は、ラジエータ112に併設した
ファン28によって放熱させられて、冷却水の温度が所定温度までさげられる。ラジエー
タ112を通った冷却水は、冷却水戻管65cを通って、再びガスエンジン24の排ガス
熱交換器111及びウォータージャケットに戻される。
排ガス熱交換器111と、ガスエンジン24のウォータージャケットとを通った冷却水
の温度が所定以下の場合には、冷却水は冷却水循環路65には導かれず、電動三方弁11
3を介して、冷却水バイパス管115を通って、ガスエンジン24の排ガス熱交換器11
1及びのウォータージャケットに戻される構成となっている。
システムコントローラ3は、発電機13及び太陽光発電装置12で発電された電力を記
憶し、この記憶されたそれぞれの電力と、検出器32で検出された負荷22で消費される
電力とを比較し、発電機13及び太陽光発電装置12で発電された電力を電池充電器19
を介し蓄電池18に充電させるか、又はPCS14を介し負荷22へ供給するかを判断す
るものである。そして、この制御は、発電機13及び太陽光発電装置12とPCS14と
の間に設けられたそれぞれの第1切換スイッチ部17A又は第2切換スイッチ部17Bを
切り換えることで行われる。
具体的には、システムコントローラ3は、検出器32で検出された電力が、発電機13
又は太陽光発電装置12の発電力以下の場合に、発電機13で発電される電力を電池充電
器19へ供給するように第1切換スイッチ部17Aを切り換えると共に、太陽光発電装置
12からの電力を電池充電器19へ供給するように第2切換スイッチ部17Bを切り換え
るように制御される。
このように、負荷22へと供給される電力が発電機13又は太陽光発電装置12の発電
力より小さい場合は、負荷22で消費される電力が小さいので、蓄電池18に充電された
電力をPCS14を介して負荷22へ供給することとなり、商用電源系統11からの電力
を使用することがなくなり、省エネを図ることができる。また、負荷22で消費される電
力が小さい場合に、発電機13又は太陽光発電装置12で発電された電力を負荷22に供
給さないようにすることで、消費される必要以上の電力が負荷22に供給されることがな
くなり、消費しきれない電力が商用電源系統11へと逆流し、売電となることを抑制する
ことができる。
このように、負荷22へと供給される電力が発電機13と太陽光発電装置12の発電力
の合算値より大きい場合は、負荷22で消費される電力が大きいので、一度これらの電力
を蓄電池18に充電させ、蓄電池18に充電された電力をPCS14を介して負荷22へ
供給するだけでは電力の共急不足となり、商用電源系統11から電力が供給されてしまい
、電気料金がかかることとなる。
そのため、負荷22の消費電力が大きい場合は、発電機13と太陽光発電装置12で発
電された電力を直接PCS14に供給し、これらの電力を負荷22へと供給することがで
きるようになる。このとき、供給される電力は、発電機13と太陽光発電装置12で発電
された両方の電力を供給することとなり、大きな電力を供給させることができる。そのた
め、商用電源系統11からの電力を使用することを抑えることができるので、省エネを図
ることができる。
さらに、この制御は、発電機13又は太陽光発電装置12のいずれか一方でも行うこと
もできる。例えば、検出器32で検出された電力が、発電機13と太陽光発電装置12と
の発電力の合算値以上の場合に、発電機13で発電される電力をPCS14へ供給するよ
うに第1切換スイッチ部17Aを切り替え、太陽光発電装置12で発電された電力を電池
充電器19へ供給するように第2切換スイッチ部17Bを切り換えるようにすることがで
きる。
また、その逆に、検出器32で検出された電力が、発電機13と太陽光発電装置12と
の発電力の合算値以上の場合に、発電機13で発電される電力を電池充電器19へ供給す
るように第1切換スイッチ部17Aを切り換え、太陽光発電装置12で発電される電力を
PCS14へ供給するように第2切換スイッチ部17Bを切り換えるようにすることがで
きる。
このようにすると、検出器32で検出された負荷22が消費される電力に応じて、発電
機13又は太陽光発電装置12で発電された電力の一方をPCS14を介して負荷22へ
と供給し、他方の電力を電池充電器19を介して蓄電池18で充電させておくことができ
る。このとき、片方の発電電力で足りない場合は、蓄電池18から供給するようにするこ
とで、負荷22の消費電力に応じた過不足のない電力を供給することができる。
次に、空調システムの温水系統2について説明する。
温水系統2は、市水を貯留する貯湯槽41と、この貯湯槽41から供給された市水を冷
媒の熱で加熱して給湯するヒートポンプ回路を備えた給湯機50(以下、ヒートポンプ給
湯機という)とを備えて略構成されている。このヒートポンプ給湯機50で加熱された湯
は、給湯管38を通じて給湯口81に供給されるようになっており、この給湯口81側で
不図示の蛇口が開かれると、ヒートポンプ給湯機50は、不図示のリモートコントローラ
にユーザーにより入力された設定温度の湯が給湯管38を通って、給湯口81から供給さ
れるように運転される。
ヒートポンプ給湯機50は、圧縮機53と、この圧縮機53から吐出された高温の冷媒
と市水との熱交換を行うガスクーラー51(特許請求の範囲では放熱器と記載されている
)と、膨張弁59と、蒸発器52とを備え、これらは冷媒配管54により接続されてヒー
トポンプ回路を構成している。本実施形態においては、ヒートポンプ回路は、冷媒として
二酸化炭素を用いた超臨界ヒートポンプ回路である。蒸発器52には、蒸発器52を空冷
するためのファンユニット55が併設されている。
ヒートポンプ給湯機50には、系統連系点34から、ブレーカ67を介して電力が供給
され、ヒートポンプ給湯機50内の圧縮機53、ファンユニット55及び各種センサー等
を駆動するために配電されている。
貯湯槽41は、その内部に貯湯槽熱交換器61を収納し、この貯湯槽熱交換器61に後
述する不凍液を供給することにより、この不凍液と熱交換させて市水を昇温させるように
なっている。貯湯槽熱交換器61は、例えば配管をコイル状に巻いて、この配管内を不凍
液が流れるように構成された熱交換器であり、この貯湯槽熱交換器61が市水を貯留する
貯湯槽41内に備えられている。
貯湯槽41には、この貯湯槽41に市水を供給する市水給水管36が接続されるととも
に、上記貯湯槽熱交換器61よって昇温された市水をヒートポンプ給湯機50に供給する
給水系入口37とが接続され、この給水系入口37は、給湯弁56を介して、ガスクーラ
ー51の水入口51Aに接続されている。また、ガスクーラー51の水出口51Bは、給
湯三方弁57を介して、給湯管38に接続されている。
この構成では、ガスクーラー51に供給される市水と冷媒とが対向して流れるように各
配管が接続されており、冷媒の市水との熱交換を効率良く行うことができるようになって
いる。
市水給水管36には給水弁88が設けられ、この給水弁88の下流側で市水給水管36
から分岐する市水給水管35が接続されている。この市水給水管35は、給水弁58を介
して、上記したガスクーラー51の水入口51Aと給湯弁56との間で給水系入口37に
接続されている。市水給水管35には、給水弁58の上流側に、市水の温度を検出する不
図示の温度センサーが設けられている。
また、貯湯槽41には、その内部に貯留された湯水(貯湯槽内に貯留された市水)の量
を検出する液面センサー98と温度を検出するための温度センサー96が備えられている
。液面センサー98が、貯湯量が減少し、所定量以下になったことを検出した際には、給
水弁88が開かれて、貯湯槽41に市水が供給される。また、貯湯槽41には、系統連系
点34からブレーカ66を介して系統電力が供給されて、各種センサー96、98などに
電力が供給されている。
給湯三方弁57には、給水系入口37から、ガスクーラー51をバイパスして湯水が流
れる湯水配管84が接続されている。ユーザーにより入力された設定温度が貯湯槽41か
ら給水系入口37に供給される湯水の温度よりも低い場合には、給湯三方弁57は、湯水
配管84側から湯水が流れるように開かれ、給湯弁56及び給水弁58が、貯湯槽41か
ら供給された湯に市水を混ぜて、ユーザーにより入力された設置温度に対して適温となる
ように開かれる。
一方、ユーザーにより入力された設定温度が貯湯槽41から給水系入口37に供給され
る湯水の温度よりも高い場合には、給湯三方弁57は、ガスクーラー51を介して給水系
入口37側から湯水が流れるように開かれ、湯水配管84側が閉じられて、給湯弁56が
開かれ、給水弁58が閉じられて、貯湯槽41から給水系入口37を通って、ガスクーラ
ー51に流入し、ガスクーラー51で冷媒と熱交換して昇温され、給湯三方弁57を介し
て給湯口81から供給される。また、貯湯槽41から給水系入口37に供給される湯水の
温度が、市水温度よりも低い場合には、給湯弁56が閉じられ、給水弁58が開かれて、
市水が給水系入口37、ガスクーラー51で冷媒と熱交換して昇温され、給湯三方弁57
を介して給湯口81から供給される。
貯湯槽41には、ヒートポンプ給湯機50の他に、床暖房などの暖房機器87等が配管
接続されて備えられ、貯湯槽41内で昇温された湯がポンプ85及び三方弁86等を介し
て、貯湯槽41と暖房機器87間を循環するよう構成されている。
次に、上記した貯湯槽熱交換器61に接続された不凍液の循環経路について説明する。
貯湯槽熱交換器61には、この貯湯槽熱交換器61に不凍液を流入、流出させるための戻
り管路42及び行き管路43が接続されている。また、戻り管路42には、戻りポンプ4
2aが接続され、戻りポンプ42aで、貯湯槽熱交換器61に不凍液を循環させている。
戻り管路42には、戻りヘッダ63が接続され、戻りヘッダ63には、太陽熱を利用し
て温水を生成するために備えられた太陽温水器パネル62で熱を回収した不凍液が流れる
太陽熱温水パネル用熱回収回路71と、太陽光発電装置12の太陽電池パネルから熱を回
収した不凍液が流れる直流発電装置用熱回収回路72と、GHPの室外機21に搭載され
たガスエンジン24の冷却水から動力源熱交換器27で熱を回収した不凍液が流れる動力
源用熱回収回路73とが、それぞれ接続されている。
一方、行き管路43には、行きヘッダ64が接続され、行きヘッダ64には、液管45
、46、47が接続されている。液管45は、ポンプ45aを介して太陽光発電装置12
に接続されている。液管46は、ポンプ46aを介して太陽温水器パネル62に接続され
ている。液管47は、ポンプ47aを介してガスエンジン24を水冷する動力源熱交換器
27に接続されている。ポンプ45a、46a、47aは押し込み型ポンプであり、行き
ヘッダ64から、それぞれ、太陽光発電装置12、太陽温水器パネル62、動力源熱交換
器27に、貯湯槽熱交換器61にて市水と熱交換し温度が下げられた不凍液を押し込んで
、循環させる構成となっている。なお、
戻りヘッダ63と、行きヘッダ64との間は、バイパス管44で接続され、バイパス管
44には、第一の電動弁48Aが備えられている。また、戻りヘッダ63の吐出口63a
と行きヘッダ64の吸込口64bの間には差圧センサー95が備えられている。さらに、
戻り管路42の戻りポンプ42aの下流側には、第二の電動弁48Bが備えられている。
この構成において、貯湯槽41内に備えられた温度センサー96が、貯湯槽41内に貯
留された湯水の温度が所定温度(例えば60度以上)に近づいてきたことを検出した際に
は、貯湯槽熱交換器61における熱交換負荷を抑えるために、第二の電動弁48Bの開度
を絞り、貯湯槽熱交換器61を通って流れる不凍液の流量を調整する。これによって、戻
りヘッダ63の出口63a側の圧力が上昇し、戻りヘッダ63の吐出口63aと行きヘッ
ダ64の吸込口4bとの間に備えられた差圧センサー95の検出結果に伴って、第一の電
動弁48Aの開が開かれて、戻りヘッダ63から行きヘッダ64へ、不凍液が貯湯槽熱交
換器61をバイパスし流れるように構成されている。
また、貯湯槽熱交換器61で配管詰まりなどの問題が発生した際には、差圧センサー9
5の検出結果が所定圧力外となり、この検出結果にともなって第一の電動弁48Aの開度
が開かれて、不凍液が貯湯槽熱交換器61をバイパスして戻りヘッダ63から直接行きヘ
ッダ64にバイパス管44を通って流れる構成となっている。
このように、本実施形態によれば、ガスエンジン24で駆動する圧縮機23を備えた空
調装置20の室外機21に、このガスエンジン24を水冷するための動力源熱交換器27
を設け、動力源熱交換器27で冷却水と不凍液を熱交換させて、冷却水の温度を下げると
共に不凍液を昇温し、この不凍液と市水とを、市水を貯留する貯湯槽41内に収納した貯
湯槽熱交換器61で熱交換させて、不凍液の温度を下げると共に市水を昇温し、この昇温
された市水を貯湯槽41からヒートポンプ給湯機50に供給して、給湯する構成とした。
そのため、貯湯槽41内に貯湯槽熱交換器61を設け、この貯湯槽熱交換器61に不凍
液を循環させるといった簡単な構成で、ガスエンジン24の排熱を効率よく利用して、貯
湯槽41内の市水を加温するこができる。これにより、ヒートポンプ給湯機50で使用さ
れるエネルギーの低減を図ることができるため、ヒートポンプ給湯機50の給湯効率を上
げることができ、省エネルギー効果が向上する。
また、本実施形態によれば、太陽温水器パネル62を設け、この太陽温水器パネル62
で昇温された不凍液を、ガスエンジン24の排熱を利用して昇温した不凍液とを合流させ
て貯湯槽熱交換器61に循環させる構成としたため、ガスエンジン24の排熱と共に、太
陽熱を利用して貯湯槽41内に貯留された市水の昇温をすることができるため、更に省エ
ネルギー効果を上げることができる。
また、本実施形態によれば、太陽光発電装置12の太陽電池パネルが日射によって高温
となり太陽光発電装置12の出力が低下するのを防止するために、太陽電池パネルの背面
に流している不凍液を、ガスエンジン24の排熱を利用して昇温した不凍液と、太陽温水
器パネル62で太陽熱を利用して昇温した不凍液とを合流させて貯湯槽熱交換器61に循
環させる構成としたため、更に省エネルギー効果を上げることができる。
また、本実施形態によれば、ガスエンジン24の排熱を利用して昇温した不凍液と、太
陽温水器パネル62で太陽熱を利用して昇温した不凍液と、太陽光発電装置12の太陽電
池パネルを水冷して昇温した不凍液と、を合流させる戻りヘッダ63を設け、この戻りヘ
ッダ63で合流された不凍液を、貯湯槽熱交換器61を経由して再びそれぞれの機器に分
流する行きヘッダ64を設け、戻りヘッダ63と行きヘッダ64の間をバイパス管44で
接続し、バイパス管44に第一の電動弁48Aを組み込み、戻りヘッダ63の吐出口63
aと行きヘッダ64の吸込口64bの差圧を検出する差圧センサー95を備える構成とし
たため、貯湯槽熱交換器61に問題が発生した際には、第一の電動弁48Aの開度を開い
て貯湯槽熱交換器61をバイパスさせて不凍液を循環させることができ、貯湯槽熱交換器
61に圧力異常などの問題が発生した際にも、温水系統2の運転を継続することができる
ため、貯湯槽41のメンテナンスが必要な場合等にも、温水系統2のダウンタイムを極力
抑えることができる。
また、本実施形態によれば、合流した不凍液が戻りヘッダ63から貯湯槽熱交換器61
に流れる戻り管路42に第二の電動弁48Bを組み込み、貯湯槽41内に貯留された湯水
の温度が所定以上になった時には、第二の電動弁48Bの開度を絞って、貯湯槽熱交換器
61を通って流れる不凍液の量を調整するとともに、差圧センサー95で吐出口63aと
吸込口64b間の差圧が検出され、第一の電動弁48Aの開度が開かれて、不凍液が貯湯
槽熱交換器61をバイパスして循環する構成としたため、貯湯槽熱交換器61における熱
交換負荷を調整できるとともに、貯湯槽41内の湯水が所定温度以上に過熱されることが
ない。
また、本実施形態によれば、ヒートポンプ給湯機50の給水系入口37に、湯水配管8
4が接続され、湯水配管84は給湯三方弁57及び給湯管38を介して給湯口81に接続
されて、ユーザーにより入力された設定温度が貯湯槽41から給水系入口37に供給され
る湯温よりも低い場合には、ヒートポンプ給湯機50のガスクーラー51をバイパスして
、貯湯槽41から供給される湯水に市水を合流させて適切温度となった湯が湯水配管84
から、給湯口81に供給されるため、必要時にのみ補助熱源であるヒートポンプ給湯機5
0を稼働させて追いかけ運転を行い、給湯することができ、省エネルギー効果を上げるこ
とができると共に、ヒートポンプ給湯機50の稼働によるCO2(二酸化炭素)の排出量
を大幅に削減することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。本実施形態では、太陽光発電装置と、GHPとの排熱を利用する構成としたが、これ
に限らず、他に燃料電池などを併設し、この燃料電池から発生する排熱も回収して利用す
る構成としても良い。
また、本実施形態では、一つの貯湯槽41を備える構成としたが、これに限らず、戻り
ヘッダ63と行きヘッダ64の二次側、具体的には、差圧センサ95の二次側の戻り管路
42、貯湯槽熱交換器61、行き管路43を含む不凍液の循環回路及びに貯湯槽41、ヒ
ートポンプ給湯機50、暖房機器87等を含む排熱利用側システムを複数台並列して備え
る構成としても良い。その他の配管構成や他の細部構成等についても任意に変更可能であ
ることは勿論である。
1:電力系統 2:温水系統 3:システムコントローラ 11:商用電源系統 12:
太陽光発電装置 13:発電機 15:電力変換ユニット 17A:第1切換スイッチ部
17B:第2切換スイッチ部 18:蓄電池 19:電池充電器 20:ガスヒートポ
ンプ式空調装置(空調装置) 21:室外機 22a:室内機 23:圧縮機 24:ガ
スエンジン(動力源) 27:動力源熱交換器 32:検出器 34:系統連系点 37
:給水系入口 41:貯湯槽 44:バイパス管 48A:第1の電動弁 48B:第2
の電動弁 50:ヒートポンプ給湯機 51:ガスクーラー 52:蒸発器 53:圧縮
機 59:膨張弁 61:貯湯槽熱交換器 62:太陽温水器パネル 63:戻ヘッダ
64:行ヘッダ 92:凝縮器 93:減圧装置 94:蒸発器 95:差圧センサー
100:空調システム

Claims (7)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用いた冷凍サイクル、及び、前記圧縮機を駆動す
    る動力源で駆動される発電機を有するコジェネレーションシステムを備えた空調システム
    において、
    商用電源系統から接続され商用電力が供給される配線と、
    蓄電池と、
    前記蓄電池への充電を制御する充電部と、
    直流電力を交流電力に変換した後、前記配線へ供給する系統連係装置と、
    前記蓄電池の電力を前記系統連係装置へ導く回路と、
    前記発電機の発電電力を前記充電部へ導く回路と、
    前記発電機の発電電力を直流電力に変換した後、前記系統連係装置へ導く回路と、
    太陽光発電装置等の直流電力を出力する直流発電装置と、
    前記直流発電装置の出力を前記充電部へ導く回路と、
    前記直流発電装置の出力を前記系統連係装置へ導く回路と、
    前記配線を介して電力を得る負荷と、
    前記負荷へ供給される電力を検出する検出器と、
    前記検出器で検出される電力が前記発電機の発電電力と前記直流発電装置の出力との合
    算値以下の際には、前記発電機の発電電力及び直流発電装置の出力を前記充電部へ導く回
    路を有効にすると共に、前記蓄電池の電力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にし、
    前記検出器で検出される電力が前記発電機の発電電力と前記直流発電装置の出力との合
    算値以上の際には、前記発電機の発電電力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にすると
    共に、前記直流発電装置の出力を前記系統連係装置へ導く回路を有効にする制御部と、
    前記動力源に接続された動力源熱交換器と、
    前記不凍液を循環させて前記動力源の発熱を前記熱交換器から回収した後、この回収熱
    を市水が貯留された貯湯槽内へ貯湯槽熱交換器を介して放熱する動力源用熱回収回路と、
    前記貯湯槽内の市水を加熱するための冷媒圧縮機、放熱器、減圧装置、蒸発器から構成
    される冷凍サイクルによるヒートポンプ回路を備えたヒートポンプ給湯機と、
    前記ヒートポンプ給湯機が前記貯湯槽と接続される給水系入口と、
    を備えることを特徴とする空調システム。
  2. 前記不凍液を循環させて前記直流発電装置の発熱を回収した後、この回収熱を前記貯湯
    槽内へ放熱する直流発電装置用熱回収回路と、
    太陽光を吸収して内部の前記不凍液を加熱する太陽熱温水パネルと、
    前記不凍液を循環させて前記太陽熱温水パネルで吸収した熱を前記貯湯槽内へ放熱する
    太陽熱温水パネル用熱回収回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記動力源は、ガスエンジンであることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  4. 前記不凍液が合流する戻りヘッダと、前記不凍液を循環させる行きヘッダとを設け、前
    記ヘッダ間を、前記貯湯槽熱交換器をバイパスするバイパス管で接続し、前記バイパス管
    に第一の電動弁を組み込み、前記行きヘッダと前記戻りヘッダの出入口の差圧を検出する
    差圧センサーを備え、前記差圧センサーの検出結果に基づいて、前記第一の電動弁の開度
    を開いて不凍液を、前記貯湯槽熱交換器をバイパスして循環することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の空調システム。
  5. 前記戻りヘッダから前記貯湯槽熱交換器に至る戻り管路に第二の電動弁を組み込み、前
    記貯湯槽貯湯槽に貯留された市水の温度に応じて第二の電動弁の開度を絞って、前記貯湯
    槽熱交換器を通って流れる不凍液の量を調整して前記不凍液を循環することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の空調システム。
  6. 前記ヒートポンプ回路の前記給水系入口に接続され、前記放熱器をバイパスして給湯す
    る湯水配管を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空調システム。
  7. 前記ヒートポンプ回路は、冷媒として二酸化炭素を用いたことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の空調システム。
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