JP2011150215A - 被覆部材および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルによって演奏操作を入力する方法を適用した場合であっても、操作したい操作部の位置を容易に特定すること。
【解決手段】タッチパネル124は、所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有し、演奏操作の入力に用いられる。被覆部材130は、タッチパネル124の被操作面を覆う被覆部材であって、演奏機器の操作部を模した突起形状を有する凸部132が、表示パネル122における操作部の表示位置に対応する位置に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被覆部材および表示装置に関する。
特許文献1には、演奏機器が備える複数の操作部(たとえば、弦楽器が備える複数のフレット)に対応した複数の操作ボタンを有し、これら複数の操作ボタンをユーザーに操作させることによって、演奏操作に応じた音をスピーカーから発する、電子楽器としての機能を有する携帯電話が記載されている。また、特許文献1には、表示部の表示画面上にタッチパネルを設け、表示されるキーボードを直接タッチすることで、演奏操作を入力できるようにしてもよいことが記載されている。
特開2001−282239号公報
しかしながら、上記技術では、タッチパネルによって演奏操作を入力する方法を適用した場合、一般的なタッチパネルにおいては被操作面が平滑化されていることから、操作したいキーボードの位置を容易に特定することができない。そこで、本発明は、タッチパネルによって演奏操作を入力する方法を適用した場合であっても、操作したい操作部の位置を容易に特定することができる被覆部材および表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネルの前記被操作面を覆う被覆部材であって、前記演奏機器の操作部を模した凹部または凸部が、前記被操作面上の前記操作部に対応する位置に形成されていることを特徴とする被覆部材を提供する。また、本発明は、前記演奏機器の操作部を表示する表示パネル上に前記タッチパネルが重ねられており、かつ前記タッチパネル上に当該被覆部材が重ねられている状態において、前記凹部および前記凸部は、被操作面側から平面視したときに、前記操作部と重なるように、前記操作部と同位置かつ同形状に形成されていることを特徴とする被覆部材を提供する。また、本発明は、演奏機器の操作部を表示する表示パネルと、前記表示パネルに表示された前記操作部に対する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネルと、請求項1または2に記載の被覆部材とを備えることを特徴とする表示装置を提供する。また、本発明は、所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネルを備え、前記タッチパネルの表面には、前記演奏機器の操作部を模した凹部または凸部が、前記被操作面上の前記操作部に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置を提供する。
本発明の被覆部材および表示装置によれば、被操作面に演奏機器の操作部を模した立体形状を有する凹部または凸部が形成されているため、ユーザーは、操作部の位置および形状を、触覚的に容易に特定することができる。
第1実施形態に係る携帯端末100の構成を示す。 被覆部材130が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100のA−A’断面を示す。 被覆部材130が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100の正面を示す。 第2実施形態に係る携帯端末100の構成を示す。 被覆部材330が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100のA−A’断面を示す。 被覆部材330が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100の正面を示す。
図1は、第1実施形態に係る携帯端末100の構成を示す。携帯端末100は、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機などの、携帯可能な小型の情報端末装置である。携帯端末100は、本発明の表示装置の一例としての表示ユニット120を備える。表示ユニット120は、筐体102の正面側に表示面および被操作面を有し、当該表示面に各種情報を表示するとともに、当該被操作面によって、ユーザーによる各種操作の入力を受け付けることができる。
携帯端末100は、演奏機器としての機能を有する。具体的には、携帯端末100は、演奏機器の画像を表示ユニット120に表示させる。演奏機器の画像には演奏機器が備える操作部の画像が含まれる。たとえば、演奏機器がギターであれば、表示ユニット120に表示されるギターの画像には、フレットや弦の画像が含まれる。また、演奏機器がピアノであれば、表示ユニット120に表示されるピアノ画像には、鍵盤の画像が含まれる。ユーザーは、表示ユニット120の被操作面に対して、演奏機器の操作部に対する操作を入力する。具体的には、表示ユニット120の被操作面における、所望の操作部に対応する位置に対して、所望の操作内容に応じた、押下、スライドなどの操作をおこなう。携帯端末100は、表示ユニット120からの出力信号によって、表示ユニット120に入力された操作内容を検出し、検出した操作内容に応じて、表示ユニット120に表示されている操作部の画像を必要に応じて変形させるとともに、演奏音を図示を省略するスピーカーなどから出力させる。
携帯端末100は、薄板状の被覆部材130をさらに備える。被覆部材130は、表示ユニット120の表面を覆うように、携帯端末100の筐体102の表面に対して、着脱可能に取り付けられる。ユーザーは、必要に応じて、被覆部材130を着脱することができる。たとえば、被覆部材130は、被覆部材130および筐体102の一方に設けられた突起部が、他方の一部に引っ掛けられることによって、筐体102に対して固定される。被覆部材130は、これ以外の固定方法によって、筐体102に対して固定されてもよい。たとえば、被覆部材130は、両面テープ、螺子などの部材によって、筐体102に対して固定されるものであってもよい。また、被覆部材130は、当該被覆部材130自体が粘着層を有する、フィルム、テープ状のものであってもよい。また、被覆部材130は、空間を有し、当該空間内に、筐体102の少なくとも一部を収容するものであってもよい。図1に示す被覆部材130は、筐体102の正面の全域を覆うものである。被覆部材130は、少なくとも表示ユニット120の表面の一部の領域を覆うものであればよい。たとえば、被覆部材130は、筐体102の正面の一部を覆うものであってもよい。また、被覆部材130は、筐体102の正面を覆うだけでなく、筐体102の正面以外の面をさらに覆うものであってもよい。
図2は、被覆部材130が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100のA−A’断面を示す。表示ユニット120は、薄板状の表示パネル122を備える。表示パネル122は、制御装置110から出力された制御信号に従って、各種情報を表示する。制御装置110は、CPU、メモリなどのハードウェアを有して構成されており、これら各ハードウェアが協働して動作することによって、携帯端末100を制御する。表示パネル122には、液晶パネルが用いられている。
また、表示ユニット120は、薄板状のタッチパネル124を備える。タッチパネル124は、ユーザーによる被操作面に対する入力操作を、機械的または電気的に検出する。そして、タッチパネル124は、入力操作の被操作面上の位置を検出し、検出した位置を含む入力操作に応じた信号を、制御装置110に対して出力する。制御装置110は、タッチパネル124から出力された信号に応じた処理を実行する。タッチパネル124は、表示パネル122の表示面に重ねて設けられているが、透過性を有するため、表示パネル122の表示内容を透過して、筐体102の正面側すなわち当該タッチパネル124の被操作面側からユーザーに視認させることができる。
タッチパネル124は、所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有する。被覆部材130には、演奏機器の操作部を模した突起形状を有する凸部132が、上記被操作面上の上記操作部に対応する位置に形成されている。本実施形態では、被覆部材130は、タッチパネル124の被操作面上に重ねて設けられており、タッチパネル124の被操作面を覆う。被覆部材130には、表示パネル122に表示された演奏機器の操作部を模した突起形状を有する凸部132が、操作部の表示位置に対応して形成されている。被覆部材130には、柔軟性、弾力性、および透過性を有する材料が用いられる。たとえば、被覆部材130は、シリコンが用いられる。被覆部材130は、ゴム、ポリカーボネート、プラスチックなど、柔軟性、弾力性、および透過性を有する他の材料が用いられてもよい。被覆部材130は、タッチパネル124の被操作面上に重ねて設けられているが、タッチパネル124と同様に透過性を有するため、表示パネル122の表示内容をタッチパネル124とともに透過して、筐体102の正面側すなわち当該被覆部材130の被操作面側からユーザーに視認させることができる。ユーザーは、タッチパネル124に代わって被覆部材130を被操作面として操作する。被覆部材130に対する操作は、当該被覆部材130を介して、タッチパネル124の被操作面に伝達される。これにより、ユーザーは、タッチパネル124の被操作面に対する操作を、被覆部材130を介して入力することができる。
図3は、被覆部材130が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100の正面を示す。図3に示す例では、表示ユニット120には、弦楽器の一例としてのギターの操作部であるネック部の画像である画像200が表示されている。画像200は、ギターが有するフレットの画像204a−eと、弦の画像202a−fを含む。たとえば、ユーザーは、それぞれの弦について、フレットにより区切られた複数の操作位置のうちのいずれかを押下することにより、演奏機器に対して音高を指定することができる。
これに応じて、被覆部材130には、図2に示すように、画像204a−eに対応する位置に、フレットを模した突起形状を有する凸部132a−eが形成されている。具体的には、被覆部材130において、凸部132a−eは、タッチパネル124上に当該被覆部材130が重ねられている状態において、端末装置100を被操作面側から平面視したときに、画像204a−eと重なるように、画像204a−eと同位置かつ同形状に形成されている。同位置とは、画像204と対応する凸部132とが完全に重なる位置であることが好ましいが、これに限らず、少なくとも、凸部132の大まかな位置をユーザーに把握させることができるように、画像204の一部と対応する凸部132の一部とが重なる位置であればよい。同形状とは、画像204の輪郭と、対応する凸部132とが完全に一致する形状であることが好ましいが、これに限らず、たとえば、画像204と対応する凸部132とが、互いに大きさが異なる相似形状を有するものであってもよい。
ユーザーは、被覆部材130の上から、画像202a−fとして表示されている複数の弦のいずれかに対して、その弦におけるいずれかの操作位置を押下する。その際に、ユーザーは、フレットに対応する凸部132を指で触れることにより、フレットで区切られた弦の操作位置を容易に把握することができる。このようにおこなわれた操作は、当該被覆部材130を介して、表示ユニット120(タッチパネル124)の被操作面における、対応する画像204の位置に伝達される。このようにして、ユーザーは、所望の弦の所望の操作位置を操作することができる。制御装置110は、タッチパネル124からの出力信号によって、ユーザーの操作内容を検出し、検出した操作内容に応じたギターの演奏音を図示を省略するスピーカーから出力する。
第1実施形態の携帯端末100によれば、フレットの画像204a−eと画像202a−fとを表示パネル122に表示したことで、ユーザーは、フレットと弦の位置を、視覚的に容易に特定することができる。また、フレットの画像204a−eに対応する凸部132a−eを被覆部材130に形成したことで、ユーザーは、所望のフレットの位置(所望の弦の所望の操作位置)を、触覚的にも容易に特定することができる。特に、表示パネル122、タッチパネル124、および被覆部材130を重ね合わせ、フレットの画像204a−eと対応する凸部132a−eとを、同位置かつ同形状としたことで、ユーザーは、所望のフレットの位置(所望の弦の所望の操作位置)をより容易かつ確実に特定することができるうえ、実際にギターを操作しているかのような操作感を得ることができる。このような、携帯端末100を用いることで、ユーザーは、ギターの画像を視認しにくい状態または視認できない状態であっても、凸部132によって、フレットの位置を容易に特定することができるので、所望の弦の所望の操作位置を容易に把握することができる。また、ギターの演奏になれていないユーザーにとっては、ギターの演奏の練習に有効である。また、ギターの演奏になれているユーザーにとっては、ギターと違和感なく演奏することができる。
図4は、第2実施形態に係る携帯端末100の構成を示す。図5は、被覆部材330が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100のA−A’断面を示す。第2実施形態の携帯端末100は、鍵盤楽器の一例としてのピアノの演奏機能を有し、ピアノの演奏用の被覆部材330を備える点で、第1実施形態の携帯端末100と相違する。
図6は、被覆部材330が筐体102に取り付けられた状態の携帯端末100の正面を示す。図6に示す例では、表示パネル122には、ピアノが有する操作部である鍵盤の画像402a−hおよび画像402i−nを含む画像400が表示されている。このうち、画像402a−hは、白鍵の画像である。また、画像402i−nは、黒鍵の画像である。
これに応じて、被覆部材330には、図5に示すように、画像402a−hに対応する位置に、白鍵を模した突起形状を有する凸部332a−hが形成されている。また、被覆部材330には、画像402i−nに対応する位置に、黒鍵を模した突起形状を有する凸部332i−nが形成されている。具体的には、被覆部材330において、凸部332a−hは、タッチパネル124上に当該被覆部材330が重ねられている状態において、端末装置100を被操作面側から平面視したときに、画像402a−hと重なるように、画像402a−hと同位置かつ同形状に形成されている。また、凸部332i−nは、タッチパネル124上に当該被覆部材330が重ねられている状態において、端末装置100を被操作面側から平面視したときに、画像402i−nと重なるように、画像402i−nと同位置かつ同形状に形成されている。
同位置とは、画像402と対応する凸部332とが完全に重なる位置であることが好ましいが、これに限らず、少なくとも、凸部332の操作を、対応する鍵盤の操作としてタッチパネル124へ伝達することができるように、画像402の一部と対応する凸部332の一部とが重なる位置であればよい。同形状とは、画像402の輪郭と、対応する凸部332とが完全に一致する形状であることが好ましいが、これに限らず、たとえば、画像402と対応する凸部332とが、互いに大きさが異なる相似形状を有するものであってもよい。
ユーザーは、操作したい鍵盤に対応する凸部332に対して、押下などの操作をおこなう。凸部332に対しておこなわれた操作は、当該被覆部材330を介して、タッチパネル124の被操作面における、対応する画像402の位置に伝達される。このようにして、ユーザーは、所望の鍵盤を操作することができる。制御装置110は、タッチパネル124からの出力信号によって、ユーザーの操作内容を検出し、検出した操作内容に応じたピアノの演奏音を図示を省略するスピーカーから出力する。
第2実施形態の携帯端末100によれば、鍵盤の画像402a−nを表示パネル122に表示したことで、ユーザーは、操作したい所望の鍵盤の位置を、視覚的に容易に特定することができる。また、鍵盤の画像402a−nに対応する凸部332a−nを被覆部材330に形成したことで、ユーザーは、操作したい所望の鍵盤の位置を、触覚的にも容易に特定することができる。特に、表示パネル122、タッチパネル124、および被覆部材330を重ね合わせ、鍵盤の画像402a−nと対応する凸部332a−nとを、同位置かつ同形状としたことで、ユーザーは、操作したい所望の鍵盤をより容易かつ確実に特定することができるうえ、実際にピアノを操作しているかのような操作感を得ることができる。このような、携帯端末100を用いることで、ユーザーは、ピアノの画像を視認しにくい状態または視認できない状態であっても、凸部332によって、鍵盤の位置を容易に特定することができる。また、ピアノの演奏になれていないユーザーにとっては、ピアノの演奏の練習に有効である。また、ピアノの演奏になれているユーザーにとっては、ピアノと違和感なく演奏することができる。
以上、本発明の第1の実施形態および第2の実施形態について説明したが、本発明は上述した第1の実施形態および第2の実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の第1の実施形態および第2の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
第1実施形態において、被覆部材130には、弦の画像202a−fに対応する凸部132が形成されていない。しかしながら、第1実施形態の携帯端末100において、これらの画像に対応する凸部132が形成されていてもよい。
第1実施形態において、被覆部材130は、フレットを模しており、周辺部分よりも突起している凸部132を有しているが、被覆部材130は、フレットを模しており、周辺部分よりも陥没している凹部を有してもよい。この場合、凹部は、被覆部材130に形成された開口であってもよい。同様に、第2実施形態において、被覆部材330は、鍵盤を模しており、周辺部分よりも突起している凸部332を有しているが、被覆部材330は、鍵盤を模しており、周辺部分よりも陥没している凹部を有してもよい。この場合、凹部は、被覆部材330に形成された開口であってもよい。
第1実施形態および第2実施形態において、表示パネル122は、液晶パネルに限らず、有機ELパネルなど、その他の表示パネルであってもよい。タッチパネル124は、表示パネル122の表示面に重ねて設けられていなくてもよい。被覆部材130および被覆部材330は、タッチパネル124に対して密着して設けられているが、タッチパネル124と間隔を有して設けられていてもよい。第1実施形態において、被覆部材130は、透過性を有していなくてもよい。この場合であっても、ユーザーは、凸部132によって、フレットの位置および所望する弦の所望する操作位置を容易に特定することができる。同様に、第2実施形態において、被覆部材330は、透過性を有していなくてもよい。この場合であっても、ユーザーは、凸部332によって、操作したい鍵盤の位置を容易に特定することができる。
第1実施形態において、タッチパネル124は被覆部材130に対する操作位置を検出するので、表示パネル122は、ギターのネック部の画像を表示しなくてもよく、表示ユニット120が表示パネル122を有していなくてもよい。この場合であっても、ユーザーは、凸部132によって、フレットの位置および所望する弦の所望する操作位置を容易に特定することができる。同様に、第2実施形態において、タッチパネル124は被覆部材330に対する操作位置を検出するので、表示パネル122は、ピアノの画像を表示しなくてもよく、表示ユニット120が表示パネル122を有していなくてもよい。この場合であっても、ユーザーは、凸部332によって、操作したい鍵盤の位置を容易に特定することができる。
第1実施形態および第2実施形態において、被覆部材130および被覆部材330の材料は、少なくとも、当該被覆部材130および被覆部材330に対する操作を、タッチパネル124の被操作面に伝達することができる性質もしくは構造を有するものであればよく、柔軟性、弾力性、および透過性の、いずれかを有していないか、もしくはいずれも有していなくてもよい。被覆部材130および被覆部材330は、一体成型されているものに限らず、複数の部品によって構成されていてもよい。たとえば、被覆部材130および被覆部材330は、複数の操作部ごとの、複数の部品によって構成されていてもよい。これらの場合、部品ごとに、タッチパネル124の被操作面上の対応する位置に貼り付けるようにしてもよい。
たとえば、第1実施形態において、被覆部材130は、フレットの形状を模した、複数の棒状または板状の部品によって構成されていてもよい。この場合、複数の部品のそれぞれを、タッチパネルの被操作面上における、対応するフレットの画像の位置に貼り付けるようにしてもよい。同様に、第2実施形態において、被覆部材330は、鍵盤の形状を模した、複数の板状または棒状の部品によって構成されていてもよい。この場合、複数の部品のそれぞれを、タッチパネルの被操作面上における、対応する鍵盤の画像の位置に貼り付けるようにしてもよい。
反対に、第1実施形態において、被覆部材130は、フレットを含まない部分(周辺部分)の形状を模した、複数の棒状または板状の部品によって構成されていてもよい。この場合、複数の部品のそれぞれを、タッチパネルの被操作面上における、対応する周辺部分の画像の位置に貼り付けるようにしてもよい。同様に、第2実施形態において、被覆部材330は、鍵盤を含まない部分(周辺部分)の形状を模した、複数の板状または棒状の部品によって構成されていてもよい。この場合、複数の部品のそれぞれを、タッチパネルの被操作面上における、対応する周辺部分の画像の位置に貼り付けるようにしてもよい。
第1実施形態において、凸部132は、凸部132以外の部分と異なる色で示されていても良い。凸部132は、凸部132以外の部分と異なる表面処理が施されていてもよい。たとえば、凸部132の表面には、ユーザーに対して抵抗感、ざらつき感などを与える表面処理が施されていてもよい。凸部132の表面または近傍には、凸部132に対応する操作部の名称、機能などが示されていてもよい。凸部132は、中空構造を有しても良い。同様に、第2実施形態において、凸部332は、凸部332以外の部分と異なる色で示されていても良い。凸部332は、凸部332以外の部分と異なる表面処理が施されていてもよい。たとえば、凸部332の表面には、ユーザーに対して抵抗感、ざらつき感などを与える表面処理が施されていてもよい。凸部332の表面または近傍には、凸部332に対応する操作部の名称、機能などが示されていてもよい。凸部332は、中空構造を有しても良い。
第1実施形態において、被覆部材130は、タッチパネル124の被操作面に予め固着されているものであってもよい。また、被覆部材130は、タッチパネル124の被操作面に対して着脱可能なものであってもよい。また、タッチパネル124の被操作面を構成する表面ガラスなどの表面部材に、凸部132が形成され、当該表面部材が、被覆部材130としての機能を有してもよい。同様に、第2実施形態において、被覆部材330は、タッチパネル124の被操作面に予め固着されているものであってもよい。また、被覆部材330は、タッチパネル124の被操作面に対して着脱可能なものであってもよい。また、タッチパネル124の被操作面を構成する表面ガラスなどの表面部材に、凸部332が形成され、当該表面部材が、被覆部材330としての機能を有してもよい。
第1実施形態において、携帯情報端末100は、複数の演奏機器の機能を有し、利用する演奏機器をユーザーの選択によって切り替えることができてもよい。これに応じて、タッチパネル124には、複数の演奏機器に対応する複数の被覆部材が、ユーザーの選択によって交互に着脱することができてもよい。同様に、第2実施形態において、携帯情報端末100は、複数の演奏機器の機能を有し、利用する演奏機器をユーザーの選択によって切り替えることができてもよい。これに応じて、タッチパネル124には、複数の演奏機器に対応する複数の被覆部材330が、ユーザーの選択によって交互に着脱することができてもよい。第1実施形態および第2実施形態において、携帯情報端末100は、ギターおよびピアノ以外の演奏機器の機能を有してもよい。これに応じて、タッチパネル124には、ギターおよびピアノ以外の演奏機器に対応する被覆部材が設けられてもよい。
本発明の被覆部材は、携帯可能かつ小型の情報端末装置への適用に限らない。たとえば、被覆部材は、大型の情報端末装置など、携帯することが困難な情報端末装置へ適用してもよい。また、本発明の被覆部材は、情報端末装置が備える表示装置への適用に限らない。本発明の被覆部材は、他の装置が備える表示装置や、表示装置単体にも適用してもよい。これらの場合、表示装置は、少なくとも、表示パネルおよびタッチパネルを有しているものであればよい。また、被覆部材は、タッチパネルのみを覆うだけでなく、表示装置また情報端末装置の一部または全体をさらに覆うものであってもよい。なお、対象の装置が、複数のタッチパネルを備える場合、被覆部材は、これらをそれぞれ覆うものであってもよい。この場合、被覆部材は、タッチパネルごとに切り離されているものであってもよく、一体成型されているものであってもよい。
100…携帯端末、110…制御装置、120…表示ユニット、122…表示パネル、124…タッチパネル、130…被覆部材、132…凸部、200…画像、202…画像、204…画像、330…被覆部材、332…凸部、400…画像、402…画像

Claims (4)

  1. 所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネルの前記被操作面を覆う被覆部材であって、
    前記演奏機器の操作部を模した凹部または凸部が、前記被操作面上の前記操作部に対応する位置に形成されている
    ことを特徴とする被覆部材。
  2. 前記演奏機器の操作部を表示する表示パネル上に前記タッチパネルが重ねられており、かつ前記タッチパネル上に当該被覆部材が重ねられている状態において、
    前記凹部および前記凸部は、
    被操作面側から平面視したときに、前記操作部と重なるように、前記操作部と同位置かつ同形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の被覆部材。
  3. 演奏機器の操作部を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルに表示された前記操作部に対する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネルと、
    請求項1または2に記載の被覆部材と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  4. 所定の演奏機器が備える操作部に対応した検出部を被操作面上に有する、演奏操作の入力に用いられるタッチパネル
    を備え、
    前記タッチパネルの表面には、
    前記演奏機器の操作部を模した凹部または凸部が、前記被操作面上の前記操作部に対応する位置に形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5399583B1 (ja) * 2013-06-11 2014-01-29 株式会社バンダイ 画像表示装置
JP2019032384A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 株式会社コルグ 電子楽器、電気楽器、プログラム

Cited By (2)

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