JP2011146192A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】外力の作用に起因するリテーナの変形・破損を防止できるコネクタを提供する。
【解決手段】ロック位置からロック解除位置に弾性変形によって変位するロックアーム13を有するコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2のコネクタ嵌合時の押圧側に操作部31を有し、操作部31への押圧力によって、ロック位置のロックアーム13の変位を規制する規制位置からロック位置のロックアーム13の変位を許容する規制解除位置に変位するリテーナ30とを備えた雌コネクタ1であって、操作部31は、コネクタハウジング2のコネクタ嵌合時の押圧側に支持部32を介して隙間を空けて支持され、支持部32を中心として両側にコネクタ嵌合方向の押圧力Fを受けると支持部32を撓み支点として両側が撓み変形し、操作部31の撓み変形によって規制アーム33が規制位置から規制解除位置に変位する。
【選択図】図9

Description

本発明は、相手コネクタに係止するロックアームの変位をリテーナによって規制するコネクタに関する。
この種の従来のコネクタとしては、特許文献1に開示されたものがある。コネクタである雌コネクタ100は、図19に示すように、一対の雌端子101と、この一対の雌端子101を保持する一対のフェライト部材102等を内蔵するコネクタハウジング110とリテーナ120とを有する。コネクタハウジング110は、ハウジング本体111とこれの上方を覆うように装着されたカバー115とから構成されている。
ハウジング本体111は、上方に向かって突設する一対のロックアーム114を有する。各ロックアーム114は、内面側に突出する内面突起114aと外面側に突出する外面突起114bとを有する。
カバー115は、ハウジング本体111に固定された固定カバー部116と、この固定カバー部116にヒンジ部117を介して連結された可動カバー部118とから構成されている。可動カバー部118は、ハウジング本体111の上方に固定されずに単に配置されている。可動カバー部118はリテーナ120の操作部を兼用している。
リテーナ120は、操作部である可動カバー部118と、可動カバー部118の切欠き部が下方に向かって折り曲げされることによって一体に形成された板バネ部121と、可動カバー部118の両側より垂設された一対の規制アーム122とを備えている。
板バネ部121は、その下端がハウジング本体111の上面に当接している。板バネ部121のバネ力によって可動カバー部118は、ハウジング本体111の上面より隙間を空けて配置されている。
各規制アーム122は、その最下部に規制面部122aを有すると共に、規制面部122aの上方に逃げ溝122bを有する。一対の規制アーム122は、ハウジング本体111のロックアーム114の内側に配置されている。
一方、雄コネクタ130は、図20に示すように、ハウジング本体131を有する。ハウジング本体131には、コネクタ挿入口132aを有するコネクタ嵌合室132が形成されている。コネクタ嵌合室132には、コネクタ挿入口132aより奥位置に被係止部133が形成されている。コネクタ嵌合室132の底面には、一対の雄端子134が立設されている。
次に、雌コネクタ100を雄コネクタ130に嵌合する動作を説明する。雌コネクタ100をその可動カバー部118を押圧することによって雄コネクタ130のコネクタ嵌合室132に挿入する。すると、図20に示すように、一対のロックアーム114の外面突起114bが雄コネクタ130のコネクタ挿入口132aの周壁に突き当たる。この状態より更に可動カバー部118の押圧を続けると、雄コネクタ130側からの反力によって板バネ部121が撓み変形して可動カバー部118が下方に変位し、これに伴って一対の規制アーム122も下方に変位する。これにより、一対の規制アーム122の逃げ溝122bの位置と一対のロックアーム114の内面突起114aが対向配置する。すると、図21に示すように、雄コネクタ130からの反力によって一対のロックアーム114がロック解除位置に弾性変位し、雌コネクタ100がコネクタ嵌合室132に挿入される。
雌コネクタ100がコネクタ嵌合室132の嵌合完了位置まで挿入されると、図22に示すように、一対の雌端子101と一対の雄端子134間が適正状態で嵌合されると共に、一対のロックアーム114が弾性復帰変形して雄コネクタ130の被係止部133に係止される。雌コネクタ100の嵌合完了位置への挿入後に、可動カバー部118の押圧力を解除すると、可動カバー部118が板バネ部121の弾性復帰変形によって上方に変位し、一対の規制アーム122も上方に変位する。これにより、一対の規制アーム122の規制面部122aとロ一対のロックアーム114の内面突起114aが対向配置し、一対のロックアーム114のロック解除位置への変位が一対の規制アーム122によって規制される。従って、雌コネクタ100と雄コネクタ130が強いコネクタ嵌合力によって嵌合される。
特表2003−527726号公報
しかしながら、前記従来例では、リテーナ120の操作部である可動カバー部118にどの位置であっても上方からの押圧力が作用すると、板バネ部121が弾性変形する。板バネ部121は長時間に亘って弾性変形されると、変形・破損の恐れがある。特に、製品の搬送中には長時間に亘って何らかの原因によって可動カバー部118に押圧力が作用する事態が発生する可能性があり、外力によるリテーナ120の変形・破損を防止する対策が求められている。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、外力の作用に起因するリテーナの変形・破損を極力防止できるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ロック位置からロック解除位置に弾性変形によって変位するロックアームを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合時の押圧側に操作部を有し、前記操作部への押圧力によって、ロック位置の前記ロックアームの変位を規制する規制位置からロック位置の前記ロックアームの変位を許容する規制解除位置に変位するリテーナとを備え、相手コネクタへの嵌合過程では、前記リテーナの前記操作部を介して前記コネクタハウジングをコネクタ嵌合方向に押圧し、前記リテーナを規制解除位置に変位させて前記ロックアームのロック解除位置への移動を許容する状態として前記コネクタハウジングの嵌合方向への移動を許容し、嵌合完了位置では、前記ロックアームが前記相手コネクタに係止するロック位置に弾性復帰変形によって変位し、前記操作部への押圧力の解除により前記リテーナが規制解除位置から規制位置に変位して前記ロックアームのロック位置からの変位を規制するコネクタであって、前記リテーナの前記操作部は、前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合時の押圧側に支持部を介して隙間を空けて支持され、前記支持部を中心として両側にコネクタ嵌合方向の押圧力を受けると前記支持部を撓み支点として両側が撓み変形し、前記操作部の撓み変形によって前記リテーナの規制部が規制位置から規制解除位置に変位することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記操作部の両側に、コネクタ嵌合方向の直交方向に配置された一対の補助操作部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のコネクタであって、前記各補助操作部に係止突部を設け、前記コネクタハウジングの一対の指掛け部に係止溝部を設け、一対の前記補助操作部を押圧して前記操作部を撓み変形した状態では、前記係止突起が前記係止溝部に入り込むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングの前記操作部が配置された面に、前記操作部の撓み変形量が大きく取れるように切欠部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングの一対の規制部の根本箇所に対応する前記コネクタハウジングの箇所に、切欠部を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコネクタであって、前記支持部は、前記コネクタハウジングに線接触で支持されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載のコネクタであって、前記コネクタハウジングに、前記支持部を支持する支持受溝を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リテーナの操作部は、その両側にのみ、且つ、同時に押圧力が作用しなければ、支持部を撓み支点として撓み変形することがないため、外力の作用に起因するリテーナの変形・破損を極力防止できる。
又、操作部自体が撓み変形するため、操作部が従来例の板バネ部に相当する部位を兼用するため、リテーナの省スペース化、構成のシンプル化等が可能である。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、コネクタ解除時にはリテーナの一対の補助操作部を把持して規制部を規制解除位置へと変位させ、一対の補助操作部を把持した状態でコネクタハウジングを嵌合解除方向に引き抜けば良いため、嵌合解除作業を片手での連続した作業で行うことができ、嵌合解除作業性が良い。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、一対の補助操作部を把持した状態でコネクタを嵌合解除方向に引き抜く際に、リテーナからコネクタハウジングに大きな引き抜き力が作用させることになるが、補助操作部の係止突部がコネクタハウジングの係止溝部に嵌り込み、大きな引き抜き力を伝達可能であるため、リテーナ自体を構造的に強度アップさせる必要がなく、強度アップに伴うリテーナの大型化等を回避できる。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、支持部の高さを高くすることなく操作部の撓み変形を大きくすることができるため、コネクタの大型化を招来することなく、規制部の規制位置と規制解除位置の位置変位量を大きく取ることができるため、半嵌合状態の発生を極力防止できる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、操作部を撓み変形させてもこれに伴って変位する規制部がコネクタハウジングに干渉しないため、コネクタ嵌合力の低減となる。
又、規制部の根本箇所がコネクタハウジングに干渉する場合、その結果としてロックアームに干渉する先端側の位置が正規位置より変位してロック位置のロックアームの変位を規制できない状態が発生する恐れがあるが、このような事態の発生を防止できるため、高いコネクタ保持力を維持できる。
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、操作部が支持部の中心線を撓み中心線として確実に撓むため、操作部がねじれた状態で撓み変形する等の事態が発生せず、規制部がスムーズに規制位置から規制解除位置に変位する。これにより、コネクタ嵌合作業の不良を回避できる。又、規制部にガイド機能を持たせる必要がないため、ガイド機能追加に起因する重量アップ、金型構造の複雑化等を回避できる。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明の効果に加え、リテーナがコネクタハウジングの所定の位置に装着され、操作部の撓み中心がコネクタハウジングに対して正確な位置に設定されるため、規制部がよりスムーズに規制位置から規制解除位置に変位する。
本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合前の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合状態の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、下面側から見たリテーナの斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、リテーナを押圧した状態の雌コネクタの断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌コネクタと雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。 (a)はリテーナ設置面にテーパ面を設けていない雌コネクタであって、操作部を撓み変形させた状態を示す断面図、(b)はリテーナ設置面にテーパ面を設けていない雌コネクタであって、操作部を撓み変形させていない状態を示す断面図である。 リテーナの支持部を高くした雌コネクタの断面図である。 変形例のリテーナの斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、雌コネクタの分解斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、雌コネクタの断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は規制アームの根本箇所が規制されない場合の規制アームの変形状態を示す斜視図、(b)は規制アームの根本箇所が規制を受けた場合の規制アームの変形状態を示す斜視図である。 従来例の雌コネクタの分解斜視図である。 従来例の雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 従来例の雌コネクタと雄コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 従来例の雌コネクタと雄コネクタの嵌合状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図12は本発明の第1実施形態を示し、図1は雌コネクタ1と雄コネクタ40の嵌合前の斜視図、図2は雌コネクタ1と雄コネクタ40の嵌合状態の斜視図、図3は雌コネクタ1と雄コネクタ40の分解斜視図、図4及び図5はそれぞれ雌コネクタ1の分解斜視図、図6は下面側から見たリテーナ30の斜視図、図7はリテーナ30を押圧した状態の雌コネクタ1の断面図、図8〜図12はそれぞれ雌コネクタ1と雄コネクタ40の嵌合動作を説明する断面図である。
図1及び図2に示すように、コネクタ装置Aは、本発明に係るコネクタであるプラグ形態の雌コネクタ1と、相手コネクタであるソケット形態の雄コネクタ40とから構成されている。例えば自動車のエアバックシステムに適用される。
図3〜図7に示すように、雌コネクタ1は、コネクタハウジング2とこれに装着されたリテーナ30とを備えている。コネクタハウジング2は、ハウジング本体10とこれの上方を覆うように組み付けされたカバー20とから構成されている。コネクタハウジング2には、一対の雌端子3と、この一対の雌端子3を支持し、ノイズ防止用の一対のフェライト部材4等が収容されている。
ハウジング本体10の両側面の対向位置には、上下方向に延びるスライド溝11がそれぞれ形成されている。ハウジング本体10の両側面の上端には、下方に向かって延び、且つ、各スライド溝11に間隔を空けて平行に配置された一対のロックアーム13が設けられている。各ロックアーム13の先端側にはロック部14が設けられている。各ロック部14は、ロックアーム13の弾性変形によってロック位置からロック解除位置に変位する。各ロック部14の内面側の下部には、アーム逃げ用の切欠部14aがそれぞれ形成されている。各ロック部14の外面の上下箇所は、コネクタ嵌合室42への挿入、引き抜き動作をスムーズにするため、それぞれテーパ面に形成されている。
ハウジング本体10の両側面の上端部で、且つ、一対のロックアーム13の両外側位置には、指掛け部15がそれぞれ突設されている。各指掛け部15の下部には、係止溝部15aが形成されている。
ハウジング本体10の下面には、一対の端子挿入口16が開口されている。この一対の端子挿入口16より、一対の雌端子3に嵌合される雄コネクタ40の一対の雄端子45が挿入される。
カバー20は、一対のハウジング用係止アーム21を有する。この一対のハウジング用係止アーム21等がハウジング本体10に係止されている。カバー20の上面、つまり、コネクタ嵌合時の押圧側の面には、周辺箇所より一段低いリテーナ設置面22が形成されている。リテーナ設置面22の中央には、ほぼ断面半円弧状の支持受溝23が形成されている。支持受溝23は、リテーナ設置面22の幅全域に亘って配置されている。リテーナ設置面22の両端部は、下記するリテーナ30の操作部31の両側の撓み変形量を大きく取れるように、各端に向かうに従って徐々に下方に傾斜する切欠部であるテーパ面22aに形成されている。
リテーナ30は、プレート状の操作部31と、操作部31の底面の中央位置より下方に突出された支持部32と、支持部32を中心として操作部31の左右同じ位置より直交方向に垂設された一対の規制部である規制アーム33と、操作部31の両端から各規制アーム33と同一方向に垂設された一対の補助操作部34とを備えている。リテーナ30は、合成樹脂製である。
操作部31は、リテーナ設置面22上に支持部32を介して配置されている。これにより、操作部31は、コネクタハウジング2のコネクタ嵌合時の押圧側に配置されている。操作部31は、リテーナ設置面22上に隙間D(図8に示す)を空けて配置されている。これにより、操作部31は、支持部32を撓み支点(撓み中心線)として撓み変形できるようになっている。
支持部32は、支持受溝23に入り込んだ状態でリテーナ設置面22に支持されている。支持部32は、図6(a)に示すように、その接触側がほぼ断面半円状で、且つ、操作部31の幅方向の全域に亘って設けられている。これにより、支持部32は、カバー20に点接触ではなく線接触で支持されている。
一対の規制アーム33は、ハウジング本体10のスライド溝11とロックアーム13との間に挿入されている。各規制アーム33は、その最下部に規制面部33aを有すると共に、この規制面部33aの上方位置に逃げ溝33bを有する。各規制面部33aの内面側には、スライド突起33cがそれぞれ突設されている。一対のスライド突起33cとハウジング本体10のスライド溝11の上端面11a(図8等に示す)の干渉によってリテーナ30はハウジング本体10から脱落しないようになっている。
一対の規制アーム33は、操作部31の撓み変形によって、ロック位置のロック部14の変位を規制する規制位置(図8、図12の位置)からロック位置のロック部14の変位を許容する規制解除位置(図9、図10、図11の位置)に変位する。
一対の補助操作部34は、コネクタ嵌合方向の直交方向に沿って配置されている。各補助操作部34の両端には、係止突部34aがそれぞれ突設されている。各補助操作部34の両端の係止突部34aは、一対の補助操作部34を共に押圧して操作部31を撓み変形させた状態で、指掛け部15の係止溝部15aに入り込む。補助操作部34の係止突部34aが指掛け部15の係止溝部15aに完全に入り込んだ状態では、補助操作部34と指掛け部15の双方の表面がほぼ面一になる。
一方、雄コネクタ40は、図3及び図8に示すように、ハウジング本体41を有する。ハウジング本体41には、コネクタ挿入口42aを有するコネクタ嵌合室42が形成されている。ハウジング本体41には、コネクタ嵌合室42のコネクタ挿入口42aより奥位置に被係止部43が形成されている。コネクタ嵌合室42には、相手ハウジングガイド部材44と共に一対の雄端子45が立設されている。
次に、雌コネクタ1を雄コネクタ40に嵌合する動作を説明する。コネクタ嵌合前の状態では、雌コネクタ1は、その規制アーム33が規制位置に位置し、ロックアーム13のロック部14はロック位置にロックされている。
リテーナ30の操作部31の両側を同時に押圧力Fで押圧し、雌コネクタ1を雄コネクタ40のコネクタ嵌合室42に挿入する。すると、図8に示すように、各ロックアーム13のロック部14が雄コネクタ40のコネクタ挿入口42aの周壁に突き当たる。この状態より更に操作部31の押圧力Fを作用し続けると、雄コネクタ40側からの反力によって操作部31が支持部32を撓み支点として撓み変形し、図9に示すように、一対の規制アーム33が規制解除位置に変位する。一対のロックアーム13の各ロック部14は、一対の規制アーム33の規制面部33aからの干渉を受けない状態となり、各ロック部14がロック解除位置に変位可能となる。すると、図10に示すように、雄コネクタ40からの反力によって一対のロックアーム13がロック解除位置に弾性変位し、雄コネクタ40のコネクタ嵌合室42への挿入が許容される。
図11に示すように、雌コネクタ1が嵌合完了位置まで挿入されると、一対の雌端子3と一対の雄端子45間が所望の状態で嵌合される。又、一対のロックアーム13がコネクタ挿入口42aの周壁より奥位置に移動するため、一対のロックアーム13が弾性復帰変形して雄コネクタ40の被係止部43に係止される。雌コネクタ1が嵌合完了位置まで挿入された後、操作部31への押圧力を解除すると、図12に示すように、操作部31の両側が撓み復帰変形し、一対の規制アーム33が規制位置に変位する。各規制アーム33の規制面部33aがロックアーム13のロック部14の対向位置となり、各ロックアーム13のロック解除位置への変位は、規制アーム33によって規制される。従って、雌コネクタ1と雄コネクタ40が強いコネクタ嵌合力によって嵌合される。
雌コネクタ1を雄コネクタ40から嵌合解除するには、一対の補助操作部34を把持して、一対の補助操作部34間に押圧力を作用させると、操作部31が支持部32を撓み支点として撓み変形し、一対の規制アーム33が下方に変位する。これにより、一対のロックアーム13のロック部14が規制アーム33の規制面部33aからの干渉を受けなくなり、ロック解除位置に変位可能となる。
補助操作部34を把持した状態で雌コネクタ1を雄コネクタ40より引き抜く。すると、一対のロックアーム13のロック部14が弾性変形によってロック解除位置に変位し、雌コネクタ1が雄コネクタ40のコネクタ嵌合室42より引き抜かれる。
以上説明したように、リテーナ30の操作部31は、コネクタハウジング2のコネクタ嵌合時の押圧側に支持部32を介して隙間Dを空けて支持され、支持部32を中心として両側にコネクタ嵌合方向の押圧力Fを受けると支持部32を撓み支点として両側が撓み変形し、操作部31の撓み変形によって一対の規制アーム33が変位す。従って、リテーナ30の操作部31は、その両側にのみ、且つ、同時に押圧力Fが作用しなければ、支持部32を撓み支点として撓み変形することがないため、外力の作用に起因するリテーナ30の変形・破損を極力防止できる。
又、操作部31は、それ自体が撓み変形するので、操作部31が従来例の板バネ部に相当する部位を兼用するため、リテーナ30の省スペース化、構成のシンプル化等が可能である。
操作部31の両端部に、コネクタ嵌合方向の直交方向に配置された一対の補助操作部34を設けた。従って、コネクタ解除時にはリテーナ30の一対の補助操作部34を把持して規制アーム33を規制解除位置へと変位させ、一対の補助操作部34を把持した状態で雌コネクタ1を嵌合解除方向に引き抜けば良いため、嵌合解除作業を片手での連続した作業で行うことができ、嵌合解除作業性が良い。
各補助操作部34に係止突部34aを設け、ハウジング本体10の一対の指掛け部15で、且つ、係止突部34aの対向位置には係止溝部15aを設け、一対の補助操作部34を押圧して操作部31を撓み変形した状態では、係止突部34aが係止溝部15aに入り込む。従って、一対の補助操作部34を把持した状態で雌コネクタ1を嵌合解除方向に引き抜く際に、リテーナ30からコネクタハウジング2に大きな引き抜き力が作用させることになるが、補助操作部34の係止突部34aが係止溝部15aに入り込み、大きな引き抜き力を伝達可能であるため、リテーナ30自体を構造的に強度アップさせる必要がなく、強度アップに伴うリテーナ30の大型化等を回避できる。
操作部31が配置されたリテーナ設置面22に、操作部31の撓み変形量が大きく取れるようにテーパ面22aを設けた。従って、支持部32の高さを高くすることなく操作部31の撓み変形を大きく取ることができるため、雌コネクタ1の大型化を招来することなく、規制アーム33の規制位置と規制解除位置の変位量が大きくなり、半嵌合状態の発生を極力防止できる。具体的には、図7に示すように、リテーナ設置面22にテーパ面22aを設けない場合に比較してd1だけ大きく撓み変形させることができる。
つまり、図13(a)に示すように、操作部31を撓み変形させた状態における各規制アーム33の規制面部33aと各ロックアーム13のロック部14の非干渉用隙間d2と、図13(b)に示すように、操作部31を撓み変形させない状態における各規制アーム33の規制面部33aと各ロックアーム13のロック部14との干渉幅d3は、共に大きい方が規制アーム33によるロック部14の制御が確実となり望ましい。これら寸法d2,d3を共に大きく設定するに、図14に示すように、支持部32の高さを高くして操作部31とリテーナ設置面22間の隙間D1を大きくしても良い。但し、支持部32の高さを高くすると、操作部31がカバー20の上面よりh1だけ高くなるため、雌コネクタ1の大型化になる。前記実施形態では、リテーナ設置面22の両側をテーパ面22aとすることによって、支持部32を高くすることなく操作部31の撓み変形量を大きく取ることができるようにした。
支持部32は、カバー20のリテーナ設置面22に線接触で支持されている。従って、操作部31が支持部32の中心線を撓み中心線として確実に撓むため、操作部31がねじれた状態で撓み変形する等の事態が発生せず、規制アーム33がスムーズに規制位置から規制解除位置に変位する。これにより、コネクタ嵌合作業の不良を回避できる。又、規制アーム33にガイド機能を持たせる必要がないため、ガイド機能追加に起因する重量アップ、金型構造の複雑化等を回避できる。
ここで、図15に示すように、支持部32Aを操作部31の幅全体ではなくほぼ半球形状としても良い。但し、このように支持部32Aを構成すると、支持部32Aがカバー20に点接触で支持されるため、図15にて矢印で示すように、操作部31がねじれた状態で撓み変形する可能性がある。これに対し、この実施形態のように支持部32を構成すると、操作部31が支持部32の中心線を撓み中心線として、つまり、ねじれることなく撓み変形する。従って、リテーナ30がスムーズに変形する。
カバー20には、支持部32の接触側が入り込む支持受溝23が設けられた。従って、リテーナ30がコネクタハウジング2の所定の位置に装着され、操作部31の撓み中心がコネクタハウジング2に対して正確な位置に設定されるため、規制アーム33がよりスムーズに規制位置から規制解除位置に変位する。
(第2実施形態)
図16〜図18は、本発明の第2実施形態を示し、図16は雌コネクタ1の分解斜視図、図17は操作部31の両側を押圧した状態の雌コネクタ1の断面図、図18(a)は規制アーム33の根本箇所がフリー状態の時の変形を示す斜視図、図18(b)は規制アーム33の根本箇所が規制状態の時の変形を示す斜視図である。
図16及び図17に示すように、第2実施形態に係る雌コネクタ1は、前記第1実施形態のものと比較するに、ハウジング本体10Aとカバー20Aの構成が一部相違する。つまり、リテーナ30の一対の規制アーム33の根本箇所に対応するハウジング本体10A及びカバー20Aの箇所に切欠部25,26が設けられている。
従って、図17に示すように、操作部31を撓み変形させてもこれに伴って変位する一対の規制アーム33の根本箇所がハウジング本体10Aやカバー20Aに干渉しないことため、コネクタ嵌合力の低減となる。
つまり、規制アーム33の根本箇所がハウジング本体10Aやカバー20Aに干渉する場合、図18(b)に示すように、その結果としてロック部14に干渉する先端側の位置(規制面部33a)が正規位置より変位してロック位置のロック部14の変位を確実に規制できない状態が発生する恐れがある。これに対し、規制アーム33の根本箇所がハウジング本体10Aやカバー20Aに干渉する場合、図18(a)に示すように、ロック部14に干渉する先端側の位置(規制面部33a)が正規位置に変位してロック位置のロック部14を確実に規制する。これにより、高いコネクタ保持力を維持できる。
1 雌コネクタ(コネクタ)
13 ロックアーム
15 指掛け部
15a 係止溝部
23 支持受溝
25,26 切欠部
30 リテーナ
31 操作部
32 支持部
33 規制アーム(規制部)
34 補助操作部
34a 係止突部
40 雄コネクタ(相手コネクタ)

Claims (7)

  1. ロック位置からロック解除位置に弾性変形によって変位するロックアームを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合時の押圧側に操作部を有し、前記操作部への押圧力によって、ロック位置の前記ロックアームの変位を規制する規制位置からロック位置の前記ロックアームの変位を許容する規制解除位置に変位するリテーナとを備え、
    相手コネクタへの嵌合過程では、前記リテーナの前記操作部を介して前記コネクタハウジングをコネクタ嵌合方向に押圧し、前記リテーナを規制解除位置に変位させて前記ロックアームのロック解除位置への移動を許容する状態として前記コネクタハウジングの嵌合方向への移動を許容し、嵌合完了位置では、前記ロックアームが前記相手コネクタに係止するロック位置に弾性復帰変形によって変位し、前記操作部への押圧力の解除により前記リテーナが規制解除位置から規制位置に変位して前記ロックアームのロック位置からの変位を規制するコネクタであって、
    前記リテーナの前記操作部は、前記コネクタハウジングのコネクタ嵌合時の押圧側に支持部を介して隙間を空けて支持され、前記支持部を中心として両側にコネクタ嵌合方向の押圧力を受けると前記支持部を撓み支点として両側が撓み変形し、前記操作部の撓み変形によって前記リテーナの規制部が規制位置から規制解除位置に変位することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記操作部の両側に、コネクタ嵌合方向の直交方向に配置された一対の補助操作部を設けたことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタであって、
    前記各補助操作部に係止突起を設け、前記コネクタハウジングの一対の指掛け部に係止溝部を設け、一対の前記補助操作部を押圧して前記操作部を撓み変形した状態では、前記係止突部が前記係止溝部に入り込むことを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングの前記操作部が配置された面に、前記操作部の撓み変形量が大きく取れるように切欠部を設けたことを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングの一対の規制部の根本箇所に対応する前記コネクタハウジングの箇所に、切欠部を設けたことを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記支持部は、前記コネクタハウジングに線接触で支持されることを特徴とするコネクタ。
  7. 請求項6に記載のコネクタであって、
    前記コネクタハウジングに、前記支持部を支持する支持受溝を設けたことを特徴とするコネクタ。
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