JP2011145348A - サブイメージ光学系及びこれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながら、結像性能に優れたサブイメージ光学系及びこれを有する光学機器を提供する。
【解決手段】対物レンズ11によって所定結像面(焦点板14)上に結像された被写体像を正立光学系(ペンタプリズム)16を介して接眼光学系17により観察するファインダー光学系1の光軸から偏心させた光軸を持ち、前記被写体像を撮像素子23上に縮小投影するサブイメージ光学系2であって、前記撮像素子23上における前記被写体像の最大像高をyとし、前記サブイメージ光学系2の焦点距離をfとしたとき、以下の条件式0.03<y/f<0.50を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一眼レフカメラ等の光学機器に用いられ、所定の結像面(焦点板)上に結像した被写体像を撮像素子に縮小投影する光学系(サブイメージ光学系)に関する。
従来から、一眼レフカメラのペンタプリズム部は実装スペースが小さいため、この種の光学系を小さなレンズで構成して測光を行い、その結果を用いて露出制御や、オートフォーカス等に利用する光学技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平09−318990号公報
ところで、最近のデジタルカメラでは、ユーザーの撮影を支援するため多機能化が進み、例えば、被写体の顔にピントを合わせる顔認識機能、画像内での主被写体の移動に追従してフォーカス位置が変化して主被写体への合焦を容易とする自動追尾機能、カメラ本体の背面液晶画面にリアルタイムで画像表示をするリアルタイム表示機能等を有するものがある。このような機能を展開するためには、電子画像を用いた詳細な解析が必要であり、既存の測光光学系を利用しようとすると、(測光が目的の場合には問題は殆どないが)収差性能の不足、特に色収差補正の不足が指摘されていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、小型でありながら、結像性能に優れたサブイメージ光学系及びこれを有する光学機器を提供することを目的とする。
本発明を例示する第一の態様によれば、対物レンズによって所定結像面上に結像された被写体像を正立光学系を介して接眼光学系により観察するファインダー光学系の光軸から偏心させた光軸を持ち、前記被写体像を撮像素子上に縮小投影するサブイメージ光学系であって、前記撮像素子上における前記被写体像の最大像高をyとし、前記サブイメージ光学系全体の焦点距離をfとしたとき、次式 0.03 < y/f < 0.50 の条件を満足することを特徴とするサブイメージ光学系が提供される。
本発明を例示する第二の態様によれば、上記態様のサブイメージ光学系及びファインダー光学系を有することを特徴とする光学機器が提供される。
本発明によれば、小型でありながら、結像性能に優れたサブイメージ光学系及びこれを有する光学機器を提供することができる。
本実施形態に係るサブイメージ光学系を有する一眼レフカメラの概略構成図である。 第1実施例に係るサブイメージ光学系の概略構成図である。 第1実施例に係るサブイメージ光学系の諸収差図である。 第2実施例に係るサブイメージ光学系の概略構成図である。 第2実施例に係るサブイメージ光学系の諸収差図である。 第3実施例に係るサブイメージ光学系の概略構成図である。 第3実施例に係るサブイメージ光学系の諸収差図である。 複層型の回折光学素子の模式断面図であり、(a)は分離複層型の回折光学素子の模式断面図であり、(b)は密着複層型の回折光学素子の模式断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明は、一眼レフカメラのユーザーの撮影支援を行うため、一眼レフカメラ等の光学機器内に設けられたサブイメージ光学系の小型化及び性能向上に関わるものである。
まず、図1を用いて本実施形態に係るサブイメージ光学系を有する一眼レフカメラ(光学機器)の構成について説明する。この図1に示すように、一眼レフカメラCAMは、ファインダー光学系1と、サブイメージ光学系2とを有して構成される。
ファインダー光学系1は、物体側から順に、対物レンズ11と、ミラー12と、撮影用の撮像素子13と、焦点板14と、コンデンサレンズ15と、正立光学系(ペンタプリズム)16と、接眼光学系17とが配置されている。
なお、撮影用の撮像素子13と焦点板14とは、光学的に共役な位置に配設されている。また、ミラー12は、ファインダー光学系1の光軸に対して45度の角度で挿入されており、通常時(撮影待機状態)には(動作せずに)対物レンズ11を通った被写体(不図示)からの光を反射して焦点板14に結像させ、またシャッターレリーズ時にはミラーアップ状態となって跳ね上がり(図中ではその状態を破線で示している)、対物レンズ11を通った被写体からの光を撮影用の撮像素子13に結像するようになっている。
このような構成のファインダー光学系1では、被写体からの光は、対物レンズ11を透過し、ミラー12で反射され、焦点板14上で結像された後、コンデンサレンズ15を介して正立光学系16に入射し、この正立光学系16で正立像となった後、接眼光学系17を介して、観察者に観察される。
次に、本実施形態に係るサブイメージ光学系について説明する。なお、本実施形態に係るサブイメージ光学系2は、例えば、被写体の測光機能、この測光情報を基に、被写体の顔にピントを合わせる顔認識機能、画像内での主被写体の移動に追従してフォーカス位置が変化して主被写体への合焦を容易とする自動追尾機能、カメラ本体の背面液晶画面にリアルタイムで画像表示するリアルタイム表示機能など、一眼レフカメラのユーザーの撮影支援を行うために、上記カメラCAMにファインダー光学系1とともに搭載されるものである。
図1に示すように、サブイメージ光学系2は、上記ファインダー光学系1の光軸から偏心させた光軸を持ち、焦点板14上に結像された被写体像を縮小投影するものであり、物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、結像レンズ22と、撮像素子23(例えばCCDやCMOS等)とを有して構成される。
光学プリズム21は、正立光学系16の射出面側に設けられ、ファインダー光学系1の光軸より光路を分割し、屈曲させて被写体からの光をサブイメージ光学系2(より具体的には結像レンズ22)に導く。結像レンズ22は、光学プリズム21により分割されたファインダー光学系1からの光を撮像素子23上に被写体像を結像する。撮像素子23は、結像レンズ22によって結像された被写体像を電子画像に変換する。
このような構成のサブイメージ光学系では、焦点板14に結像した被写体像からの光束は、コンデンサレンズ15及びペンタプリズム16を経て、光学プリズム21で光軸から分割された後、結像レンズ22を介して、撮像素子23上に再結像され、電子画像に変換されるようになっている。
そして、本実施形態に係るサブイメージ光学系2は、撮像素子23上における被写体像の最大像高をyとし、サブイメージ光学系2の全体の焦点距離をfとしたとき、以下の条件式(1)を満足するように構成されている。
0.03 < y/f < 0.50 …(1)
上記条件式(1)は、本実施形態のサブイメージ光学系2の基本的な構成要件を示すものである。この条件式(1)の上限値を上回ると、像高yが大きくなり過ぎてしまい、画面周辺で十分な結像性能が得られなくなる。特に、像面湾曲が著しく大きくなる。逆に、条件式(1)の下限値を下回ると、像高yが小さくなり過ぎてしまい、撮像素子上での解像度が不足し、良好な画質が得られなくなる。また、像自身が小さくなるため、被写体の判別がし辛くなる不都合が生じる。
なお、本実施形態の効果を十分に発揮するには、条件式(1)の上限値を0.40とすることが好ましい。また、本実施形態の効果を十分に発揮するには、条件式(1)の下限値を0.07とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2は、物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、(結像レンズ22として)正の屈折力を持つ第1の正レンズとを有し、正立光学系16におけるファインダー光学系1の光軸に沿った硝路長をLとしたとき、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
10.0 < L/f < 35.0 …(2)
上記条件式(2)は、サブイメージ光学系2の全体の焦点距離fと、正立光学系16のファインダー光学系1の光軸に沿った硝路長Lとの適正な関係を示すものである。この条件式(2)の上限値を上回ると、ファインダー光学系1の光軸に沿った硝路長Lが大きくなり過ぎてしまい、該光学系、ひいてはカメラ全体の大型化を招くばかりか、色収差の発生が大きくなる不都合を生じる。また、ファインダーの倍率の大きさも制限されるという不都合が生じる。逆に、条件式(2)の下限値を下回ると、正立光学系16のファインダー光学系1の光軸に沿った硝路長Lが小さくなり過ぎてしまい、ファインダーの視野が正立光学系16の枠でけられてしまい、十分な視野が確保し辛くなるおそれがある。また、サブイメージ光学系2の焦点距離fが大きくなる場合には、該光学系の全長が大きくなってしまうおそれがある。
なお、本実施形態の効果を十分に発揮するには、条件式(2)の上限値を30.0とすることが好ましい。また、本実施形態の効果を十分に発揮するには、条件式(2)の下限値を12.0とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2を構成する撮像素子23が、横方向に100列以上及び縦方向に100行以上の2次元マトリクス状に配列された複数の画素から構成されていることが好ましい。これにより、本実施形態のサブイメージ光学系2では、顔の識別や動体の追尾をより精密に行うことが可能となる。
さらに、本実施形態においては、上記構成の基、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を配置することによって、小型化及び結像性能の向上を図っている。
ここで、回折光学素子について説明する。従来より、屈折光学系や反射光学系では達し得ない高性能化・小型化を目指して、例えば光ディスク用のピックアップ用レンズなどの光学系に回折光学面を組み込む試みが種々行われてきた。しかしながら、このような回折光学面を有する単層型の回折光学素子では、設計波長からずれた波長域の光によりフレアが発生し、画質・結像性能を損ねてしまう問題があり、その使用はレーザー光源などの単一波長や狭い波長域での使用に限られていた。
そこで、近年、複層型(または積層型)と呼ばれる回折光学素子が提案されている。このタイプの回折光学素子は、例えば、鋸歯状に形成された回折光学面(レリーフパターン)を有し、異なる屈折率及び分散を有した複数の光学素子要素を分離あるいは密着させた形で積層させてなるものであり、所望の広波長域(例えば、可視光領域)のほぼ全域で高い回折効率が保たれる。すなわち、回折効率の波長特性が良好であるという特徴を有している。
複層型の回折光学素子の構造について説明すると、一般に、図8(a),(b)に示すように、第1の材質からなる第1光学素子要素111と、これとは屈折率や分散値が異なる第2の材質からなる第2光学素子要素112とから構成され、それぞれの光学素子要素の対向し合う面には鋸歯状の回折格子111a,112aが形成されている。そして、特定の2波長に対して色消し条件を満足させるように、第1光学素子要素111の格子高さ(溝の高さ)h1を所定の値に決定し、第2光学素子要素112の格子高さh2を別の所定の値に決定する。これにより、特定の2波長に対しては回折効率が1.0となり、その他の波長に対してもかなり高い回折効率を得ることができるようになる。このように、回折光学素子を複層型にすることで、回折光学素子をほぼ全波長に対して適用することができるようになる。なお、回折効率とは、透過型の回折光学素子において、該回折光学素子に入射する光の強度I0と、回折光学素子を透過した光に含まれる一次回折光の強度I1との割合η(=I1/I0)として定義される。
また、所定条件を満たすことにより、図8(b)に示すように、第1光学素子要素111の格子高さh1と、第2光学素子要素112の格子高さh2とを一致させた、いわゆる密着複層型の回折光学素子を達成することが可能となる。この密着複層型の回折光学素子では、図8(a)に示す分離複層型に比べ、格子高さの誤差感度(公差)が緩くなったり、格子面の面粗さの誤差感度(公差)が緩くなったりする等、製造し易くなるメリットがあり、生産性に優れ、量産性が高く、光学製品のコストダウンに好都合であるという利点を有している。
そこで、本実施形態に係るサブイメージ光学系2では、このような密着複層型回折光学素子の性質を利用して、小型化及び結像性能、特に色収差補正の向上を図っている。
具体的には、サブイメージ光学系2内に、異なる光学材料からなる2つの回折素子要素を接合するとともに、当該接合面に回折格子溝が形成された回折光学面を有する複層型の回折光学素子を設け、前記2つの光学素子要素における、d線に対する屈折率差をΔNdとし、F線に対する屈折率差をΔNFとし、C線に対する屈折率差をΔNCとしたとき、以下の条件式(3),(4)を満足することが好ましい。
0.005 < ΔNd < 0.45 …(3)
ΔNF < ΔNC …(4)
上記条件式(3)は、サブイメージ光学系2内に配置する複層型の回折光学素子における、2つの光学素子要素のd線における屈折率差ΔNdの適切なる範囲を規定するものである。このような複層型の回折光学素子を構成する2つの光学素子要素は、一方の光学素子要素が相対的に高屈折率低分散の材料であり、他方の光学素子要素が相対的に低屈折率高分散の材料からなることが必須であるが、どちらの材料が物体側(光の入射側)に配置されても構わない。但し、製造上の誤差感度を所望の程度まで低減させるためには、d線に対する2つの光学素子要素の屈折率差ΔNdが0.45以下であることが好ましい。また、2つの光学素子要素の屈折率差ΔNdが0.20以下であればより好ましい。さらに、本実施形態の効果を十分に発揮するには、2つの光学素子要素の屈折率差ΔNdの下限値は0.10とすることが好ましい。
このような条件式(3)においては、上限値を上回ると、屈折率差ΔNdが大きくなり過ぎてしまい、格子の製造誤差感度が大きくなる不都合が生じる。逆に、条件式(3)の下限値を下回ると、回折格子の高さが大きくなり過ぎてしまい、製造上不利となるばかりか、段差部分により光の進行に対する影が生じて、ブレーズ光の回折効率の低下と壁に当たる光による散乱や反射による迷光が大きくなり、画質を損ねる原因となる。
また、上記条件式(4)は、設計中心波長をd線として、これに対する長波長側の光線としてC線を、短波長側の光線としてF線をそれぞれ設定した場合、回折光学素子を構成する2つの光学材料における長波長側の屈折率差ΔnCと、短波長側の屈折率差ΔnFとの適切なる大小関係を規定するものである。この条件式(4)を満足する場合は、回折光学面を通過する光の光路差(格子の崖(段差部分)の高さ×屈折率差)が各波長に比例することから、広い波長範囲に亘って、十分に高い回折効率を得ることができる。逆に、条件式(4)を満足しない場合は、長波長側と短波長側における回折効率の低下が著しく、十分な光学性能が得られない。
また、本実施形態においては、前記回折光学面の回折格子溝の輪帯数は50本以下であり、最小ピッチは15μm以上であることが好ましい。
この条件は、回折格子溝の最小ピッチの適切な範囲を規定するものである。通常、格子のピッチが小さいと、回折角が大きくなり、回折光学面の色分散が大きくなるので色収差の補正に効果的である。しかしながら、格子のピッチが小さくなり過ぎると、回折光学面の加工が困難になるだけでなく、回折フレアの発生が大きくなるので好ましくない。このため、格子の最小ピッチを適切な範囲に規定することは重要である。なお、上記の条件を外れると、回折格子溝のピッチが小さくなる傾向が強まり、製造が困難となってコストアップに繋がるばかりか、回折光学面の格子によるフレア発生が大きくなり画質の低下を招き易くなる。
また、本実施形態においては、前記回折光学面の回折格子溝の最小ピッチをpとし、前記2つの回折素子要素のうち一方の光軸上の軸上厚さをdとしたとき、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
p/d > 0.05 …(5)
上記条件式(5)は、回折格子溝の最小ピッチpと、2つの回折素子要素のうち一方の光軸上の軸上厚さdとの適切な関係を示すものである。この条件式(5)の下限値を下回ると、回折格子溝の最小ピッチpが細かくなり過ぎてしまい、回折効率が低下するばかりか、製作し辛くなる不都合が起き易くなり、先端径が同じバイトであっても切削加工する際の回折効率の低下が大きくなってしまうため、好ましくない。
なお、本実施形態の効果を十分に発揮するためには、条件式(5)の下限値を0.15とすることが好ましい。
また、本実施形態に係るサブイメージ光学系は、物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、絞りと、結像レンズ22として(物体側から順に並んだ)第2の正レンズ及び前記第1の正レンズを有し、第2の正レンズの焦点距離をf1とし、第1の正レンズの焦点距離をf2としたとき、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
0.4 < f1/f2 < 2.0 …(6)
上記条件式(6)は、結像レンズ22を構成する(物体側から順に並んだ)、第2の正レンズと、第1の正レンズの適正なるパワー配置を示すものである。この条件式(6)の上限値を上回っても、逆に下限値を下回っても、収差補正上の困難が発生し、特に球面収差の補正が困難となる。
なお、本実施形態の効果を十分に発揮するためには、条件式(6)の上限値を1.5とすることが好ましい。また、本実施形態の効果を十分に発揮するためには、条件式(6)の下限値を0.6とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を配置する場合、結像レンズ22を構成する、前記第2の正レンズの物体側レンズ面、及び、前記第1の正レンズの像側レンズ面のいずれか一方に設けることが好ましい。このような構成により、収差補正をより良好に行うことができる。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を配置する場合、回折光学面は正屈折力であり、この回折光学面の位相差を、超高屈折率法を用いて、光軸に垂直な方向の高さをhとし、高さhにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(h)とし、基準の曲率半径(頂点曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、 S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2}+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ からなる条件式で表す場合、2次の非球面係数C2は、以下の条件式(7)を満足することが好ましい。
−1.0×105 < C2 < −1.0×1010 …(7)
上記条件式(7)は、回折光学面の位相関数の2次の非球面係数C2の適正なる範囲を示すものである。この条件式(7)の上限値を上回ると、回折光学面のパワーが弱くなり過ぎ、軸上色収差が補正不足となる。逆に、条件式(7)の下限値を下回ると、回折光学面のパワーが強くなり過ぎ、軸上色収差が補正過剰となる。また、格子ピッチが小さくなり過ぎてしまい、フレアが発生し易くなるばかりか、製造し辛くもなるという不都合が生じる。
なお、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(7)の上限値を−1.0×109とすることが好ましい。また、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(7)の下限値を−1.0×106とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を設ける場合、回折光学面の主波長(d線)の回折効率設計値をEdとし、主波長に対する短波長(g線)での回折効率設計値をそれぞれEgとし、主波長に対する長波長(C線)での回折効率設計値をECとしたとき、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
(Eg+EC)/(2×Ed) > 0.9 …(8)
上記条件式(8)は、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を設ける場合、該素子における広波長域化した使用光に対する回折効率のバランスについて、適切な範囲を規定するものである。この条件式(8)の下限値を下回ると、主波長(設計中心波長)であるd線に対して、相対的に短波長であるg線及び長波長であるC線のうち、少なくとも一方の波長において回折効率が低下しすぎて、回折フレアが大きくなり、画質を損ねてしまう。すなわち、ブレーズされた以外の波長や画角等の光が不要な回折光となってしまい、フレアの発生が大きくなってしまい、良好な画質が得られなくなってしまう。
本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(8)の効果を確実にするために、下限値を0.80にすることが好ましい。また、回折光学素子の用途に応じて、条件式(8)の上限値を0.95にすることが好ましい。なお、回折効率の計算は、スカラー計算で行っている。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系を構成するレンズ面のうち、前記絞りに最も近いレンズ面は非球面であり、この非球面の形状を、光軸に垂直な方向の高さをhとし、高さhにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(h)とし、基準の曲率半径(頂点曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとし、近軸曲率半径をRとしたとき、 S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2}+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ 、及び、 R=1/(1/r+2C2) からなる条件式で表す場合、近軸曲率半径R=∞及び2次の非球面係数C2=0であることが好ましい。
上記構成によれば、サブイメージ光学系において、絞りに最も近いレンズ面が近軸曲率半径R=∞、すなわち平面である場合、このレンズ面を非球面に形成し、さらに2次の非球面係数C2を0とすることにより、(軸上色収差よりも優先して)倍率色収差を良好に補正することも可能である。このように本実施形態のサブイメージ光学系2は、用途に応じてレンズを構成することが可能である。
なお、本実施形態のサブイメージ光学系においては、(結像レンズ22を構成する)前記第2の正レンズは像側に凸面を向けた平凸レンズであり、前記第1の正レンズは両凸レンズであることが好ましい。または、前記第2の正レンズは像側に凸面を向けた正メニスカスレンズであり、前記第1の正レンズは、物体側に凸面を向けた平凸レンズであることが好ましい。このような構成によれば、サブイメージ光学系2の小型化及び結像性能の向上に貢献することができる。
さらに、本実施形態に係るサブイメージ光学系においては、以下の構成要件を満たすことが好ましい。
上記回折光学素子を構成する2つの光学材料(回折光学素子要素)において、d線に対する屈折率の差をΔNdとし、主分散(NF−NC)の差をΔ(NF−NC)としたとき、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
−20.0<ΔNd/Δ(NF−NC)<−2.0 …(9)
上記条件式(9)は、回折光学素子を構成する2つの光学材料のd線における屈折率差Δndと、主分散の差Δ(nF−nC)との適切な関係を規定するものである。この条件式(9)は、上記したような密着複層型の回折光学素子において、広波長域に亘り高い回折効率を得るための重要な条件である。この条件式(9)の範囲を逸脱すると、使用波長域の全域に亘る高い回折効率を得ることができず、光の利用効率が低下するという不都合が生じる。
なお、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(9)の上限値を−3.0とすることが好ましい。また、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(9)の下限値を−8.0とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、撮像レンズ22を構成する(物体側から順に並んだ)、第2の正レンズの像側のレンズ面の曲率半径をr3とし、第1の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をr4としたとき、以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
0.5 < |r3/r4| < 2.0 …(10)
上記条件式(10)は、互いに対向する、第2の正レンズの像側のレンズ面の曲率半径r3と、第1の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径r4の適正なる範囲を示すものである。本実施形態においては、第2の正レンズの像側のレンズ面の曲率半径r3は像側に凸(<0)であり、第1の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径r4は物体側に凸(>0)であることがより好ましい。このような条件式(10)の上限値を上回ると、諸収差のうち、像面湾曲が甚大となって不都合である。逆に、条件式(10)の下限値を下回ると、諸収差のうち、球面収差が甚大となって不都合である。いずれの場合も、良好な収差バランスは得られない。
なお、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(10)の上限値を1.5とすることが好ましい。また、本実施形態に係る発明の効果を十分に発揮するためには、条件式(10)の下限値を0.7とすることが好ましい。
また、本実施形態においては、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を設ける場合、回折光学面の崖(格子の段差部分)を瞳(入射瞳もしくは射出瞳)の中心に向けて傾きを与えること、すなわち主光線に倣って傾きを与えることが好ましい。この構成によれば、回折光学面の崖による散乱とブレーズ光の回折効率の低下を軽減することができる。さらに、このような傾きを有することで、回折光学素子の形成製法として金型を用いた樹脂成形法を用いることが可能となるため、生産性が上がりコストダウンが図れて好ましい。
さらに、実際に光学系を構成するためには、以下に述べる構成要件を満たすことが好ましい。
本実施形態に係るサブイメージ光学系2において、実効Fナンバーは、光量を確保するために2.5より小さいことが好ましい。これにより、暗いシーンでも鮮明な像を得ることができる。なお、実効Fナンバーは、2.1以下であるとより好ましい。
また、本実施形態に係るサブイメージ光学系2において、前記絞りと、最も絞り側のレンズ面との間の距離が、5mm以内であることが好ましい。これにより、光学系全体の小型化を図ることができる。さらには、最も絞り側のレンズ面のパワーが、周辺部で凹パワーとなっていることが好ましい。また、この最も絞り側のレンズ面の有効径端でのサグ量は、200μm以下であることが好ましい。
また、本実施形態に係るサブイメージ光学系2において、縮小倍率βの大きさは0.1より小さいことが好ましい。これにより、光学系全体の小型化を図ることができる。なお、本実施形態のサブイメージ光学系2は偏心系なので、縮小倍率βは、偏心光軸近傍の微小光束を考え、物体(スクリーン上)と像(撮像素子上)の微小物体の大きさの比、すなわち物体の大きさ/像の大きさで定義する。
また、本実施形態において、サブイメージ光学系2内に回折光学素子を設ける場合、該素子の成形性を良好に保ち、優れた量産性を確保するために、2つの光学素子要素を構成する材料のうち一方は、光学材料の粘度(未硬化物粘度)が少なくとも40mPa・s以上であることが好ましい。この条件を外れた場合、すなわち光学材料として粘度が40mPa・s未満の樹脂を用いた場合、成型中に樹脂が流れ易くなってしまうので、精密形状を成型することが難しい。さらに、他方の光学素子要素を構成する光学材料の粘度は、少なくとも2000mPa・s以上であることが好ましい。
また、本実施形態において、サブイメージ光学系2内に設けられる回折光学素子は、2つの光学素子要素を構成する光学材料は、いずれもUV硬化型樹脂であるようにしてもよい。この構成により、生産効率がアップするので好ましい。また、工数が削減でき、コストダウンにも繋がり、好都合である。
また、本実施形態において、サブイメージ光学系2内に設けられる回折光学素子は、空気との界面側を非球面形状とすることにより、収差補正の自由度を上げることが可能である。
また、本実施形態において、サブイメージ光学系2内に設けられる回折光学素子は、格子の段差部分を階段状のステップや粗面として正反射を防ぐ構造とすれば、迷光が減ってより好ましい。
また、本実施形態においては、上記回折光学素子を構成する光学材料(光学素子要素)は、比重が2.0以下の樹脂材料であるようにしてもよい。これは、ガラスに比して樹脂は比重が小さいため、回折光学素子を有するサブイメージ光学系2の軽量化に有効である。さらに、その効果をより十分に発揮するには、比重が1.6以下の樹脂材料であることが好ましい。
また、本実施形態において、サブイメージ光学系2内に設けられる回折光学素子は、回折光学面の屈折力が正パワーの場合であっても、負パワーの場合であっても、高屈折率の材料からなる光学素子の山側をシャープにさせることが、製造時に回折効率の低下を抑制するには重要である。換言すれば、回折光学面が凹パワーの場合には、入射瞳ないしは射出瞳に近い方を低屈折率の材料からなる光学素子で構成する必要がある。
なお、以上の説明した構成の回折光学素子を組み込んで得られる複数の構成要素からなる光学系も、本実施形態の範囲を逸脱するものではない。さらには、屈折率分布型レンズ、結晶材料レンズなどを組み込んで得られる光学系に関しても同様である。
以下に、本実施形態に係るサブイメージ光学系2の3つの実施例を示すが、各実施例において、結像レンズ22の回折光学素子に形成された回折光学面の位相差は、通常の屈折率と後述する非球面式(a)とを用いて行う超高屈折率法により計算した。超高屈折率法とは、非球面形状と回折光学面の格子ピッチとの間の一定の等価関係を利用するものであり、本実施例においては、回折光学面を超高屈折率法のデータとして、すなわち、後述する非球面式(a)及びその係数により示している。なお、本実施例では収差特性の算出対象として、d線、C線、F線及びg線を選んでいる。本実施例において用いられたこれらd線、C線、F線及びg線の波長と、各スペクトル線に対して設定した超高屈折率法の計算に用いるための屈折率の値を次の表1に示す。
(表1)
波長 屈折率(超高屈折率法による)
d線 587.562nm 10001.0000
C線 656.273nm 11170.4255
F線 486.133nm 8274.7311
g線 435.835nm 7418.6853
各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の式(a)で示す。
S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2
+C22+C4×y4+C6×y6+C8×y8+C10×y10 …(a)
なお、各実施例において、回折光学面が形成されたレンズ面には、表中の面番号の右側に*印を付しており、非球面式(a)は、この回折光学面の性能の諸元を示している。
(第1実施例)
第1実施例について、図2、図3及び表2を用いて説明する。図2は、第1実施例に係るサブイメージ光学系2の概略構成図である(但し、光路に沿った展開図となっている。また、後述する面番号を括弧付けで示している)。図2に示すように、第1実施例に係るサブイメージ光学系2は、(ファインダー光学系1を構成する焦点板14、コンデンサレンズ15、正立光学系(ペンタプリズム)16を経た後に)物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、絞りSと、結像レンズ22と、フィルター群FL(例えば、ローパスフィルタや赤外カットフィルタ等)と、撮像素子23とを有して構成される。
結像レンズ22は、物体側から順に並んだ、像側に凸面を向けた平凸レンズL1(請求項における第2の正レンズに該当)と、両凸レンズL2(請求項における第1の正レンズに該当)とを有して構成される。
なお、像面Iは撮像素子23上に形成され、該撮像素子はCCDやCMOS等から構成されている。(像面Iの説明については、以降の実施例についても同様である。)
上記構成のサブイメージ光学系2では、焦点板14上に結像される被写体像からの光束は、コンデンサレンズ15及び正立光学系16を経て、光学プリズム21に入射した後、内部で1回反射してから射出し、絞りSを経て、結像レンズ22に入射する。そして、結像レンズ22に入射した光は収束し、フィルター群FLを介して、撮像素子23の撮像面I上に再結像し、被写体の電子画像としての情報を得ることができるようになっている。
表2に、上記構成を有する第1実施例に係るサブイメージ光学系2の諸元を示す。この表2において、第1欄mは物体側からの各光学面の番号(右の*は、回折光学面として形成されているレンズ面)であって、図2に示した面番号1〜17に対応している。また、第2欄rは各光学面の曲率半径(回折光学面の場合は、ベースとなる非球面の基準となる球面の曲率半径)、第3欄dは各光学面から次の光学面(又は像面)までの光軸上の距離、さらに第4欄nd、第5欄ng、第6欄nC、及び、第7欄nFはそれぞれd線、g線、C線、及び、F線に対する屈折率を示している。さらに、表には前記条件式(1)〜(4)、(6)、(8)〜(10)に対応する値、すなわち、条件対応値も示している(なお、本実施例に係るサブイメージ光学系2は回折光学素子を搭載していないため、条件式(5)及び(7)については該当しない)。
なお、以下の全ての諸元において掲載される、曲率半径r、面間隔d、その他長さの単位は、特記がない場合は「mm」が使われている。但し、光学系は、比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることが可能である。
以上の表の説明は、他の実施例においても同様である。
(表2)
m r d nd ng nC nF
1 0.00000 1.00000 1.516330 1.526210 1.513850 1.521900
2 0.00000 0.20000 1.000000
3 0.00000 5.10000 1.516330 1.526210 1.513850 1.521900
4 -62.00000 0.50000 1.000000
5 0.00000 93.66500 1.516330 1.526210 1.513850 1.521900
6 0.00000 0.30000 1.000000
7 0.00000 5.28067 1.491080 1.501900 1.488540 1.497070
8 0.00000 1.00000 1.000000
9 0.00000 1.00000 1.000000 (絞りS)
10 0.00000 1.50000 1.525100 1.536900 1.522400 1.531700
11 -5.80000 0.10000 1.000000
12 5.54700 1.50000 1.490800 1.501600 1.488300 1.496900
13 -13.03100 1.00000 1.000000
14 0.00000 1.0000 1.491080 1.501900 1.488540 1.497070
15 0.00000 2.00000 1.000000
16 0.00000 0.50000 1.516330 1.526210 1.513850 1.521900
17 0.00000 0.21372 1.000000
[非球面データ]
第10面 κ=1.0000 C2=0.00000×1004=-2.30000×10-3
6=2.00000×10-48=-5.50000×10-310=-3.00000×10-6
第11面 κ=1.0000 C2=0.00000×1004=-3.300000×10-4
6=-1.450000×10-48=1.20000×10-310=9.00000×10-7
第13面 κ=1.0000 C2=0.00000×1004=2.00000×10-4
6=1.00000×10-48=-8.00000×10-310=1.30000×10-5
[条件対応値]
λd(基準波長)=0.587562(μm)
y=0.77
f=4.79
L=93.665
Eg=0.982
EC=0.982
Ed=1.0
f1=11.046
f2=8.144
Δ(NF−Nc)=-0.0041
r3=-5.8
r4=-5.547
β =-0.07143
(1)y/f=0.161
(2)L/f=19.554
(3)ΔNd=0.0293
(4)ΔNF=0.0259、 ΔNC=0.0305、 ∴ΔNF < ΔNC
(6)f1/f2=1.356
(8)(Eg+EC)/(2×Ed)=0.982
(9)ΔNd/Δ(NF−Nc)=-7.1463
(10)|r3/r4|=1.0456
表2に示すように、第1実施例に係るサブイメージ光学系2では、上記条件式(1)〜(4)、(6)、(8)〜(10)を全て満たすことが分かる。
図3に、この第1実施例に係るサブイメージ光学系2に係る諸収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差、及び、倍率色収差)を示す。各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高をそれぞれ示す。なお、球面収差図では最大口径に対するFナンバーの値、非点収差図と歪曲収差図では像高の最大値をそれぞれ示し、コマ収差図では各像高の値を示す。また、非点収差図では実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。以上の収差図の説明は、他の実施例においても同様である。
図3中の各収差図から明らかなように、第1実施例に係るサブイメージ光学系2では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることが分かる。
(第2実施例)
第2実施例について、図4、図5及び表3を用いて説明する。図4は、第2実施例に係るサブイメージ光学系2の概略構成図である(但し、光路に沿った展開図となっている。また、後述する面番号を括弧付けで示している)。図4に示すように、第2実施例に係るサブイメージ光学系2は、(ファインダー光学系1を構成する焦点板14、コンデンサレンズ15、正立光学系(ペンタプリズム)16を経た後に)物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、絞りSと、結像レンズ22と、撮像素子23とを有して構成される。
結像レンズ22は、物体側から順に並んだ、密着複層型回折光学素子L1と、物体側レンズ面(平面)にこの回折光学素子L1が接合して形成された平凸レンズL2(請求項における第2の正レンズに該当)、両凸レンズL3(請求項における第1の正レンズに該当)とを有して構成される。
上記構成のサブイメージ光学系2では、焦点板14上に結像される被写体像からの光束は、コンデンサレンズ15及び正立光学系16を経て、光学プリズム21に入射した後、内部で1回反射してから射出し、絞りSを経て、結像レンズ22に入射する。そして、結像レンズ22に入射した光は収束して、撮像素子23の撮像面I上に再結像し、被写体の電子画像としての情報を得ることができるようになっている。
表3に、上記構成を有する第2実施例に係るサブイメージ光学系2の諸元を示す。
(表3)
m r d nd ng nC nF
1 0.00000 1.40000 1.516330 1.526210 1.513850 1.521900
2 0.00000 0.20000 1.000000
3 0.00000 4.50000 1.729157 1.745696 1.725101 1.738436
4 -79.95745 1.60000 1.000000
5 0.00000 95.63500 1.568832 1.581410 1.565770 1.575870
6 0.00000 0.30000 1.000000
7 0.00000 5.38067 1.490800 1.501600 1.488300 1.496900
8 0.00000 1.00000 1.000000
9 0.00000 2.00000 1.000000 (絞りS)
10 0.00000 0.10000 1.557100 1.571300 1.553800 1.565000
11* 0.00000 0.00000 10001 7418.6853 11170.4255 8274.7311
12 0.00000 0.10000 1.527800 1.549100 1.523300 1.539100
13 0.00000 1.50000 1.525100 1.536900 1.522400 1.531700
14 -5.75000 0.10000 1.000000
15 5.30000 1.50000 1.490800 1.501600 1.488300 1.496900
16 -27.18312 4.11400 1.000000
[非球面データ]
第12面 κ=1.0000 C2=-6.10000×10-74=1.000000×10-8
6=0.00000×10-08=0.00000×10-010=0.00000×10-0
第14面 κ=1.0000 C2=0.00000×10-04=-3.30000×10-4
6=-1.45000×10-48=1.00000×10-510=9.00000×10-7
第16面 κ=1.0000 C2=0.00000×10-04=1.30000×10-3
6=-7.90000×10-68=1.10000×10-510=1.00000×10-6
[条件対応値]
λd(基準波長)=0.587562(μm)
y=0.845
f=4.83
L=95.63
p=0.029
d=0.1
Eg=0.982
EC=0.982
Ed=1.0
f1=10.950
f2=9.176
Δ(NF−Nc)=-0.0041
r3=-5.75000
r4=5.30000
β =-0.07143
(1)y/f=0.175
(2)L/f=19.799
(3)ΔNd=0.0293
(4)ΔNF=0.0259、 ΔNC=0.0305、 ∴ΔNF < ΔNC
(5)p/d=0.29
輪帯数=37
(6)f1/f2=1.193
(7)C2=-6.10000×10-7
(8)(Eg+EC)/(2×Ed)=0.982
(9)ΔNd/Δ(NF−Nc)=-7.1463
(10)|r3/r4|=1.08497
表3に示すように、第2実施例に係るサブイメージ光学系2では、上記条件式(1)〜(10)を全て満たすことが分かる。
図5に、この第2実施例に係るサブイメージ光学系2に係る諸収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差、及び、倍率色収差)を示す。図5中の各収差図から明らかなように、第2実施例に係るサブイメージ光学系2では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることが分かる。
(第3実施例)
第3実施例について、図6、図7及び表4を用いて説明する。図6は、第3実施例に係るサブイメージ光学系2の概略構成図である(但し、光路に沿った展開図となっている。また、後述する面番号を括弧付けで示している)。図6に示すように、第3実施例に係るサブイメージ光学系2は、(ファインダー光学系1を構成する焦点板14、コンデンサレンズ15、正立光学系(ペンタプリズム)16を経た後に)物体側から順に並んだ、光学プリズム21と、絞りSと、結像レンズ22と、撮像素子23とを有して構成される。
結像レンズ22は、物体側から順に並んだ、像側に凸面を正メニスカスレンズL1(請求項における第2の正レンズに該当)と、物体側に凸面を向けた平凸レンズL2(請求項における第1の正レンズに該当)と、この平凸レンズL2の平面に接合されて形成された密着複層型回折光学素子L3とを有して構成される。
上記構成のサブイメージ光学系2では、焦点板14上に結像される被写体像からの光束は、コンデンサレンズ15及び正立光学系16を経て、光学プリズム21に入射した後、内部で1回反射してから射出し、絞りSを経て、結像レンズ22に入射する。そして、結像レンズ22に入射した光は収束して、撮像素子23の撮像面I上に再結像し、被写体の電子画像としての情報を得ることができるようになっている。
表4に、上記構成を有する第3実施例に係るサブイメージ光学系2の諸元を示す。
(表4)
m r d nd ng nC nF
1 0.00000 1.40000 1.516330 1.521900 1.526210 1.513850
2 0.00000 3.00000 1.000000
3 0.00000 4.50000 1.729160 1.745700 1.725100 1.738440
4 -79.95745 1.60000 1.000000
5 0.00000 95.63500 1.568830 1.581410 1.565770 1.575870
6 0.00000 6.00000 1.491080 1.501900 1.488540 1.497070
7 0.00000 1.50000 1.000000
8 0.00000 2.50000 1.000000 (絞りS)
9 -94.62400 1.30000 1.524700 1.536490 1.521960 1.531290
10 -5.16288 0.10000 1.000000
11 5.67744 1.30000 1.524700 1.536490 1.521960 1.531290
12 0.00000 0.10000 1.527800 1.549100 1.523300 1.539100
13* 0.00000 0.00000 10001 7418.6853 11170.4255 8274.7311
14 0.00000 0.10000 1.557100 1.571300 1.553800 1.565000
15 0.00000 4.42068 1.000000
[非球面データ]
第9面 κ=0.5000 C2=0.00000×10-04=-1.18030×10-3
6=7.90940×10-68=2.20840×10-610=-1.64430×10-6
第11面 κ=1.0000 C2=0.00000×10-04=3.30490×10-4
6=1.45010×10-48=-1.00000×10-510=-8.00000×10-7
第14面 κ=1.0000 C2=-6.00000×10-74=2.36060×10-8
6=0.00000×10-08=0.00000×10-010=0.00000×10-0
[条件対応値]
λd(基準波長)=0.587562(μm)
y=0.858
f=5.04
L=95.63
p=0.036
d=0.1
Eg=0.982
EC=0.982
Ed=1.0
f1=10.356
f2=10.821
Δ(NF−Nc)=-0.0041
r3=-5.16288
r4=5.67744
β =-0.07262
(1)y/f=0.170
(2)L/f=18.974
(3)ΔNd=0.0293
(4)ΔNF=0.0259 、 ΔNC=0.0305、 ∴ΔNF < ΔNC
(5)p/d=0.36
輪帯数=41
(6)f1/f2=0.957
(7)C2=-6.00000×10-7
(8)(Eg+EC)/(2×Ed)=0.982
(9)ΔNd/Δ(NF−Nc)=-7.1463
(10)|r3/r4|=0.90937
表4に示すように、第3実施例に係るサブイメージ光学系2では、上記条件式(1)〜(10)を全て満たすことが分かる。
図7に、この第3実施例に係るサブイメージ光学系2に係る諸収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差、コマ収差、及び、倍率色収差)を示す。図7中の各収差図から明らかなように、第3実施例に係るサブイメージ光学系2では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることが分かる。
以上説明したように、第1〜第3実施例に係るサブイメージ光学系2は、小型で、良好な結像性能を達成することができ、一眼レフカメラ等の光学機器に好適である。なお、本発明を分かりやすくするために、実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
1 ファインダー光学系
11 対物レンズ
12 ミラー
13 撮影用の撮像素子
14 焦点板
15 コンデンサレンズ
16 ペンタプリズム(正立光学系)
2 サブイメージ光学系
21 光学プリズム
22 結像レンズ
23 撮像素子
S 絞り
I 像面
CAM デジタル一眼レフカメラ(光学機器)

Claims (16)

  1. 対物レンズによって所定結像面上に結像された被写体像を正立光学系を介して接眼光学系により観察するファインダー光学系の光軸から偏心させた光軸を持ち、前記被写体像を撮像素子上に縮小投影するサブイメージ光学系であって、
    前記撮像素子上における前記被写体像の最大像高をyとし、前記サブイメージ光学系全体の焦点距離をfとしたとき、次式
    0.03 < y/f < 0.50
    の条件を満足することを特徴とするサブイメージ光学系。
  2. 前記サブイメージ光学系は、物体側から順に並んだ、前記正立光学系の射出面側に配置され、前記ファインダー光学系の光軸より光路を分割して屈曲させるプリズムと、正の屈折力を持つ第1の正レンズとを有し、
    前記正立光学系における前記ファインダー光学系の光軸に沿った硝路長をLとしたとき、次式
    10.0 < L/f < 35.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のサブイメージ光学系。
  3. 前記撮像素子は、横方向に100列以上及び縦方向に100行以上の2次元マトリクス状に配列された複数の画素から構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサブイメージ光学系。
  4. 前記サブイメージ光学系は、
    異なる光学材料からなる2つの回折素子要素を接合し、当該接合面に回折格子溝が形成された回折光学面を有する回折光学素子を有し、
    前記2つの光学素子要素における、d線に対する屈折率差をΔNdとし、F線に対する屈折率差をΔNFとし、C線に対する屈折率差をΔNCとしたとき、次式
    0.005 < ΔNd < 0.45
    ΔNF < ΔNC
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  5. 前記回折光学面の回折格子溝の輪帯数は50本以下であり、最小ピッチは15μ以上であることを特徴とする請求項4に記載のサブイメージ光学系。
  6. 前記回折光学面の回折格子溝の最小ピッチをpとし、前記2つの回折素子要素のうち一方の光軸上の軸上厚さをdとしたとき、次式
    p/d > 0.05
    の条件を満足することを特徴とする請求項4又は5に記載の光学系。
  7. 前記サブイメージ光学系は、物体側から順に並んだ、絞りと、第2の正レンズと、前記第1の正レンズとを有し、
    前記第2の正レンズの焦点距離をf1とし、前記第1の正レンズの焦点距離をf2としたとき、
    0.4 < f1/f2 < 2.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  8. 前記回折光学素子は、前記第1の正レンズの像側レンズ面、及び、前記第2の正レンズの物体側レンズ面のいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項7に記載のサブイメージ光学系。
  9. 前記回折光学素子の前記回折光学面は、正屈折力であり、
    前記回折光学面の位相差を、超高屈折率法を用いて、光軸に垂直な方向の高さをhとし、高さhにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(h)とし、基準の曲率半径(頂点曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、 S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2}+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ からなる条件式で表す場合、
    前記条件式の2次の非球面係数C2は、次式
    −1.0×105 < C2 < −1.0×1010
    の条件を満足することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  10. 前記回折光学面の主波長(d線)の回折効率設計値をEdとし、前記主波長に対する短波長(g線)での回折効率設計値をそれぞれEgとし、前記主波長に対する長波長(C線)での回折効率設計値をECとしたとき、次式
    (Eg+EC)/2 > 0.9×Ed
    の条件を満足することを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  11. 前記サブイメージ光学系を構成するレンズ面のうち、前記絞りに最も近いレンズ面は非球面であり、
    前記非球面の形状を、光軸に垂直な方向の高さをhとし、高さhにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(h)とし、基準の曲率半径(頂点曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとし、近軸曲率半径をRとしたとき、 S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2}+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ 、及び、 R=1/(1/r+2C2) からなる条件式で表す場合、
    前記条件式の近軸曲率半径R及び2次の非球面係数C2は、それぞれ次式
    R=∞
    2=0
    の条件を満足することを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のサブイメージ光学系。
  12. 前記第2の正レンズは、像側に凸面を向けた平凸レンズであり、
    前記第1の正レンズは、両凸レンズであることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  13. 前記第2の正レンズは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズであり、
    前記第1の正レンズは、物体側に凸面を向けた平凸レンズであることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  14. 前記撮像素子により撮像された前記被写体像に基づいて、
    前記被写体像の測光、前記被写体像の中から人物の顔領域の検出、前記被写体像の中から主被写体の追尾のうち、少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のサブイメージ光学系と、前記ファインダー光学系とを有する光学機器。
  16. 前記サブイメージ光学系により取得された情報に基づいて、
    前記ファインダー光学系を構成する前記対物レンズの焦点調整を行うことを特徴とする請求項15に記載の光学機器。
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