JP2011139207A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オブジェクトの視認を困難としつつ、特定の方法によってのみオブジェクトを視認し得る画像を容易に形成する。
【解決手段】画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを保存するパターン保存手段101と、対象画像の各画素が所定のオブジェクトに係る画素か非オブジェクトに係る画素かを判断するオブジェクト判別手段102と、前記対象画像と前記分割パターンとを対比して、前記オブジェクトに係る画素の配置又は非オブジェクトに係る画素の配置に対応した色値を前記分割パターンから抽出する設定色抽出手段103と、前記抽出した各色値を、前記対象画像の対応する画素に設定する色設定手段104と、色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成する画像形成手段105と、形成された画像を所定の被出力媒体に出力する出力制御手段106とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像中に含まれる文字や図形等を隠して出力する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
領収書、証券、証明書などの重要な印刷物には、原本の複写を抑止するために、複写により文字や画像が浮かび上がる特殊な模様が背景に印刷されたもの(例えば、地紋印刷等)がある。
しかし、この様な地紋印刷等は、複写することにより伝達情報を認識することができるため、機密情報に対しては有効でない場合がある。
このため、特許文献1には、目視では認識できず、かつ、複写によっても再現されない隠し絵の作成方法が開示されている。
この隠し絵の作成方法によれば、印刷に用いる顔料を特別な材質を用いて生成することによって、特定の文字や図形等を単なる目視では認識し難い画像に加工して印刷させることができる。
特開2006−255925号公報
しかしながら、上述した特許文献1の隠し絵の作成方法にあっては、可視光域で目視による判別が不能になる同色になるように各インクの組み合わせを工夫している。
このため、インクの原材料として、蛍光発光材料、赤外線発光材料、紫外線発光材料、磁性材料など、センシング可能な機能性材料を少なくとも含む特殊な顔料が不可欠となっていた。
さらに、この隠し絵の作成方法では、作成された隠し絵を浮かび上がらせて認識するための材料や道具が必要となる。
したがって、隠し絵を生成するためのみならず、これを再現するための余分な手間やコストが生じていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、所定の分割パターンにもとづいてオブジェクト又は非オブジェクトに係る画素の色を変更することにより、オブジェクトの視認を困難としつつ、特定の方法によってのみオブジェクトを視認し得る画像を容易に形成する画像形成装置及び画像形成方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の画像形成装置は、画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを保存するパターン保存手段と、対象画像の各画素が所定のオブジェクトに係る画素か非オブジェクトに係る画素かを判断するオブジェクト判別手段と、前記対象画像と前記分割パターンとを対比して、前記オブジェクトに係る画素の配置又は非オブジェクトに係る画素の配置に対応した色値を前記分割パターンから抽出する設定色抽出手段と、前記抽出した各色値を、前記対象画像の対応する画素に設定する色設定手段と、色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成する画像形成手段と、形成された画像を所定の被出力媒体に出力する出力制御手段とを備える構成としてある。
また、本発明の画像形成方法は、画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを保存するステップと、対象画像の各画素が所定のオブジェクトに係る画素か非オブジェクトに係る画素かを判断するステップと、前記対象画像と前記分割パターンとを対比して、前記オブジェクトに係る画素の配置又は非オブジェクトに係る画素の配置に対応した色値を前記分割パターンから抽出するステップと、前記抽出した各色値を、前記対象画像の対応する画素に設定するステップと、色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成するステップと、形成された画像を所定の被出力媒体に出力するステップとを有する方法としてある。
本発明によれば、所定情報の視認を困難としつつ、特定の方法によってのみ所定情報を視認し得る画像を容易に形成することができる。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係る画像処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る分割パターンを説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る対象画像の例を示した説明図である。 本発明の第一実施形態に係る設定色抽出処理を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る色設定処理を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る出力制御処理を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置による出力結果を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る画像処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る分割パターンを説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る設定色抽出処理を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る色設定処理を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置による出力結果を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<第一実施形態>
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。
この図に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、複写機及びプリンタの機能を併せ持つものとする。
具体的には、画像形成装置1は、用紙収容部2、用紙収容部2の用紙を搬送する搬送機構3、原稿の画像に対応するトナー像を形成するための感光体ドラム4、用紙に転写されたトナー像を定着させるための定着ローラ5、読み取り部6などを備える。
複写機として使用する場合は、画像形成装置1上部に備えられた読み取り部6にセットされた原稿を読み取って、用紙に画像を複写する。原稿は、手動で読み取り部6にセットすることもでき、自動原稿搬送装置により自動的に読み取り部6へ順次送ることもできる。
また、プリンタとして使用する場合は、画像形成装置1に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)7からの印刷内容のデータを受け取り、これを用紙に印刷する。
なお、PC7は、制御部8を備えており、制御部8は半導体メモリやハードディスクドライブなどからなる記憶装置9を備えるとともに、ワープロソフトなどのアプリケーションソフトにより、文書を作成することが可能である。画像形成装置1をプリンタとして使用する場合は、制御部8により、画像データが生成された後、画像形成装置1の制御部10へと送られる。画像データは、制御部10により受け取られ、記憶装置11に記憶される。記憶された画像データは、制御部10により必要な処理が施される。制御部10は、処理後の画像データにもとづく、画像形成装置1の各部を制御して画像の印刷を行う。
画像形成装置1の制御部10は、半導体メモリやハードディスクドライブなどからなる記憶装置11を備えている。複写機として使用する場合は、読み取り部6より読み込まれた原稿の画像データが記憶装置11に記憶され、記憶された画像データは、制御部10により必要な処理が施される。制御部10は、処理後の画像データにもとづき、画像形成装置1の各部を制御して複写を行う。
特に、制御部10は、特定の方法によって見ない限り、文字や図形などを視認することが困難な特殊な画像に変更する制御を行う。
例えば、図2(a)に示す文字を含む対象画像については、同図(b)に示すように文字(「り」)を複数に分割し、かつ、各分割画像にそれぞれ異なる色を割り当てて(イ)〜(ニ)の画像を形成し、透過性を有するシートにそれぞれ印刷するようにする。
このため、同図(b)に示すように、(イ)〜(ニ)の画像からは文字(「り」)を認識することはできない。
ただし、同図(c)に示すように、これらの画像を重ね合わせることによって文字(「り」)を視認することができる。つまり、特定の方法によってのみ画像に隠された情報を知ることができる仕組みとなっている。
したがって、本実施形態に係る制御部10によれば、情報の機密性を保持しつつ、特定の者に対してのみ情報を開示し得る画像を形成することができる。
以下、このような画像形成処理を制御する制御部10について、図3を参照しながら詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る制御部の構成を示したブロック図である。
この図に示すように、制御部10は、ソフトウェアにより実現する機能的な構成として、パターン保存手段101と、オブジェクト判別手段102と、設定色抽出手段103と、色設定手段104と、画像形成手段105と、出力制御手段106とを備える。
パターン保存手段101は、画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを予めメモリやハードディスクなどの記憶媒体に保存する。
例えば、パターン保存手段101は、図4に示す6×6のマトリクスからなる複数の分割パターン(P0〜P3)を保存する。
画素の配置と色値との組み合わせは、各分割パターンの(0,0)≦(X',Y')≦(5,5)において、「色値有り」を示す所定のフラグ(例えば「1」)を分散して配置することによって行うことができる。
フラグは、例えば、一定の規則(例えば、一定のマス目間隔など)にしたがって一様に、又は、上記範囲の座標値を乱数を用いて分散させて配置することができる。
また、これらフラグは、このマトリクス内に含まれるすべての座標を網羅しつつ、かつ、分割パターン相互間で重複しないよう配置する。
また、図4は、緑(パターンP0)、藍(パターンP1)、赤(パターンP2)、黄(パターンP3)からなる4つの分割パターンを示したものであり、パターン保存手段101は、これら各分割パターンをそれぞれ保存する。
ただし、分割パターンはこのような態様に限定されるものではなく、例えば、マトリクスの格子数や色のバリエーションを問わず適用することができる。
また、パターン保存手段101は、これらの分割パターンを合成して一の分割パターン(合成パターン)として保存することもできる。
オブジェクト判別手段102は、対象画像の各画素が文字、図形、写真等のオブジェクトを形成する画素であるか、背景などオブジェクト以外の非オブジェクトを形成する画素であるかを判別する。
図5(a)は、本実施形態の画像形成装置の処理対象となる画像の例を示した説明図である。
なお、本実施形態に係る制御部10は、対象画像全体を小マトリクスに区切り、小マトリクスごとに各種処理を実行することができる。
このため、オブジェクト判別手段102は、同図に示すように、画像全体(X,Y)=(m,n)を、(X’,Y’)=(6,6)ごとに区切り、6×6マトリクスごとにオブジェクト判別を実行することができる。
この結果、同図(b)に示す範囲(0≦X≦5、0≦Y≦5)において、オブジェクト判別手段102は、(X',Y')=(1,0)、(4,0)、(1,1)、(4,1)、(1,2)、(2,2)、(4,2)、(4,3)、(3,4)、(4,4)、(1,5)、(2,5)、(3,5)の各画素がオブジェクト画素であると判別することができる。
また、同図において、オブジェクト判別手段102は、(X',Y')=(0,0)、(2,0)、(3,0)、(5,0)、(0,1)、(2,1)、(3,1)、(5,1)、(0,2)、(3,2)、(5,2)、(0,3)、(1,3)、(2,3)、(3,3)、(5,3)、(0,4)、(1,4)、(2,4)、(5,4)、(0,5)、(4,5)、(5,5)の各画素が非オブジェクト画素であると判別することができる。
そして、上述の処理を繰り返し行うことにより、対象画像全体についてオブジェクト判別を行うことができる。
なお、係るオブジェクト判別処理は、上述のように小マトリクス単位で行う方法の他、画像全体から直接判別することも可能である。
設定色抽出手段103は、各分割パターンと対象画像とを対比することによって、オブジェクト画素又は非オブジェクト画素の配置に対応した色値を各分割パターンから抽出する。
図6は、オブジェクト画素の配置に対応した色値を分割パターンにもとづいて抽出する処理を説明するための説明図である。
同図(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る設定色抽出手段103は、「り」を含む対象画像と、4つの分割パターン(P0〜P3)をそれぞれ対比することによって、「り」の文字部分を構成する各画素に対応する色値を各分割パターンから抽出する(同図(b)太枠部参照)。
例えば、対象画像と各分割パターンとを重ね、「り」の文字の構成画素とフラグとが重複する座標を分割パターンごとに抽出する。
これにより、パターンP0については、(X',Y')=(4,2)、(3,4)、(1,5)、パターンP1については、(X',Y')=(1,1)、パターンP2については、(X',Y')=(1,0)、(4,0)、(3,5)、パターンP3については、(X',Y')=(4,1)、(1,2)、(2,2)、(4,3)、(4,4)、(2,5)がそれぞれ抽出される。
したがって、同図(c)に示すように、設定色抽出手段103は、(X',Y')=(4,2)、(3,4)、(1,5)の各座標に対応する色値として緑、(X',Y')=(1,1)の座標に対応する色値として藍、(X',Y')=(1,0)、(4,0)、(3,5)の各座標に対応する色値として赤、(X',Y')=(4,1)、(1,2)、(2,2)、(4,3)、(4,4)、(2,5)の各座標に対応する色値として黄をそれぞれ抽出することができる。
色設定手段104は、設定色抽出手段103によって抽出された各色値を対象画像の対応する画素に設定する。
本実施形態においては、オブジェクト画素の配置に対応した色値として抽出された色値を、対象画像中の対応する画素に設定する。
画像形成手段105は、色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成する。
具体的には、一の色値が設定された各画素にもとづく一の画像を分割パターンに係る色値ごとにそれぞれ形成する。
例えば、これによって、図6(a)に示す対象画像は、図7に示す複数の画像に分割される。
つまり、オブジェクトが色ごとに区分された複数の分割画像として形成されることとなる。
出力制御手段106は、画像形成手段105によって形成されたそれぞれの画像を、複数の被出力媒体に各々出力する。
ここで、被出力媒体は、一定の透過性を有する複数の記録媒体を用い、例えば、透明シートや透過フィルム等(以下、透明シート等と呼称する。)を用いる。
例えば、図7に示す緑の色値が設定された画像データにもとづき感光体ドラム4上に画像を現像し、これを透明シート等に転写し、定着ローラ5により定着させる処理を行う。そして、この処理を、藍、赤、黄の各色値についてそれぞれ行う。
これにより、図8に示すように、4つの透明シート等上に、緑の画像、藍の画像、赤の画像、黄の画像が印刷される。
ところで、図8を見ただけでは、これらの画像からオブジェクトを視認することはできない。
図9は、これらの透明シート等を重ね合わせた様子を示した図である。
このように、色値ごとに印刷された各透明シート等を重ね合わせることによって、文字(「り」)を視認することができる。
次に、本実施形態に係る画像形成方法について、図10を参照して説明する。
図10は、本発明の第一実施形態に係る画像形成方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係る画像形成方法においては、前処理として予め複数の分割パターンを作成し、パターン保存手段101がこれを不揮発性メモリやハードディスク等に保存しておく(S101)。本実施形態では、P0〜P3の各分割パターンを保存するものとする。
ここで、対象画像の画像データを入力する(S102)。具体的には、図5(a)に示す画像データが入力されたものとする。
なお、入力された画像データは、画像全体を格子状に分割することができ、分割された画像単位(画素)にもとづき以降の画像処理を行うことができる。
すなわち、画像データの入力に伴いその画像データの読み取りを行う。この読み取りは、例えば、(X,Y)=(0,0)の画素を読み取ることから始めることができる。そして、(X,Y)=(0,0)の読み取りが終わると、そこからX方向(主走査方向)に1画素分シフトした画素について読み取りを行う。そして、主走査方向の1ライン分の画素の読み取りが終わると、Y方向(副走査方向)に1画素分シフトして、主走査方向の1ライン分の画素の読み取りを行う。このX方向及びY方向の読み取りを繰り返し行うことにより、全画素について読み取りを行う(後述するS108〜S111参照)。
次に、入力した画像の各画素の座標(X,Y)を正規化する(S103)。
この正規化は、所定のマトリクスごとに区切って画像処理を行うための処理である。
本実施形態の場合、以下の演算式(1)によって、座標(X,Y)を(X’,Y’)に置き換える処理を行う。
X’=MOD(X,6)、Y’=MOD(Y,6)・・・・(1)
これにより、例えば、座標(X,Y)=(0,0)は(X’,Y’)=(0,0)、座標(X,Y)=(10,20)は、(X’,Y’)=(4,2)に置換される。
なお、上記式は、分割パターンの構成に伴って変更するようにする。例えば、分割パターンの構成を8×8マトリクスとした場合、上記式は、次式(2)のように変更すると良い。
X’=MOD(X,8)、Y’=MOD(Y,8)・・・・(2)
続いて、オブジェクト判別手段102が、対象画像の画素について、各画素が文字画素か否かを判別する(S104)。
ここで、任意の座標(X,Y)を置換した(X’,Y’)の画素が文字画素でないと判別された場合(S104:NO)、その座標(X,Y)の画素は、非印字画素として記憶される(S105)。例えば、図5において、座標(0,0)は文字画素でないため非印字画素として記憶される。
(X’,Y’)の画素が文字画素であると判別された場合(S104:YES)、分割パターン(N)を参照する(S106)。ここで、分割パターン(N)とは、P0を意味する。
具体的には、変更色抽出手段103が、対象画像と分割パターンとを対比して設定すべき色値を画素ごとに抽出する。
例えば、(X’,Y’)=(1,1)に配置される画素の場合、図4に示す分割パターンP0の座標(X’,Y’)=(1,1)には色値有りを示す所定のフラグ「1」が設定されていないため、色値の抽出は行われない。この場合、他のいずれかの分割パターンから色値が抽出されることとなる。
また、(X’,Y’)=(4,2)に配置される画素の場合、分割パターンP0の(X’,Y’)=(4,2)にはフラグ「1」が設定されているため、この色値(緑)を抽出する。すなわち、設定色抽出手段103は、(X’,Y’)=(4,2)について緑の色値を抽出する。
次いで、色設定手段104は、分割パターンにもとづき色設定を行う(S107)。具体的には、設定色抽出手段103が各分割パターンから抽出した色値を対象画像の対応する画素に割り当てる。
例えば、設定色抽出手段103が、(X’,Y’)に対応する色値として、分割パターンP0から緑の色値を抽出した場合、(X’,Y’)の置換前の(X,Y)に配置される画素に緑の色値を設定する。
次に、(X,Y)におけるXの値が、最大値(X=MAX_X)であるか否かを確認する(S108)。
ここで、Xの値が最大値でない場合(S108:NO)、X=X+1とする(S109)。すなわち、次の読み取り対象を、主走査方向に1画素分シフトし、以降、S103〜S107の処理を行う。一方、Xが最大値である場合(S108:YES)、(X,Y)におけるYの値が最大値(Y=MAX_Y)か否かを確認する(S110)。
Yの値が最大値でない場合(S110:NO)、X=0とするとともに、Y=Y+1とする(S111)。すなわち、読み取り対象を、副走査方向に1画素分シフトし、以降、その主走査方向の全画素についてS103〜S107の処理を行う。
他方、Xの値が最大値で、かつ、Yの値が最大値である場合(S110:YES)、画像形成手段105が、分割パターン(N)にもとづく画像を形成する(S112)。ここでの(N)は、分割パターンの数に対応するものであり、ここでは、分割パターンP0にもとづく緑の色値にもとづく一画像を形成する。
なお、最終的には、分割パターンP0〜P3のそれぞれにもとづいて複数の画像が形成される。
次に、その直前の画像処理に用いた分割パターンが最大値(N=MAX_N)か否かを確認する(S113)。すなわち、本実施形態の場合、分割パターンがP3か否かを確認する。
分割パターンが、最後の分割パターンでない場合(S113:NO)、N=N+1として次の分割パターンに切り替えるとともに、X=0,Y=0にする(S114)。
例えば、これまでN=0に相当する分割パターンP0にもとづいてS103〜S112の処理を行っていた場合、次は、N=1に対応する分割パターンP1にもとづいて同様の処理を行う。
他方、分割パターンが最大値である場合(S113:YES)、出力制御手段106が、形成された画像ごとに印刷処理を行う(S115)。
これにより、対象画像のすべての画素について、各分割パターンとの対比により各色値が設定されて形成された画像全体の出力処理が行われる。
なお、印刷処理は、透過性を有する透過シート等に対して各々行う。
具体的には、図8に示すように、文字「り」の分割画像が、緑、藍、赤、黄ごとに各透明シート等に印刷される。
以上、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置1によれば、パターン保存手段101が所定の色値ごとに生成された分割パターンを保存し、オブジェクト判別手段102が、対象画像の各画素がオブジェクト画素か否かを判別し、設定色抽出手段103が対象画像と分割パターンとを対比してオブジェクト画素に対応する色値を抽出する。
また、色設定手段104が、設定色抽出手段103によって抽出された色値を対応する画素に設定し、画像形成手段105が色値が設定された画素にもとづいて画像を形成するようにしている。
具体的には、一の色値が設定された各画素にもとづく一の画像を各分割パターンに係る色値ごとにそれぞれ形成する。
そして、出力制御手段106が、形成された画像を所定の被出力媒体に出力するようにしている。
具体的には、色値ごとに形成されたそれぞれの画像を複数の被出力媒体(一定の透過性を有するもの)に各々出力するようにしている。
このため、本実施形態の画像形成装置1によれば、情報の機密性を保持しつつ、特定の者に対してのみ情報を開示し得る画像を形成することができる。
具体的には、この画像形成処理によって出力された印刷物のみならず、その印刷物を複写する場合であっても、機密性を保持することができる。
また、このような情報を重ね合わせることのみによって元の情報を再現し、容易に視認できるようになる。
さらに、本実施形態に係る画像形成装置1は、プログラムによって実現することができるため、ハードウェア構成を追加又は変更する必要が無く、簡易に本発明を実現することができる。
<第二実施形態>
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
本実施形態の画像形成装置は、第一実施形態とほぼ同様の構成及び機能を有する。
例えば、本実施形態の画像形成装置は、特定の方法でなければ文字や図形などを視認できない画像を形成し出力する点においては、第一実施形態と同様である。
ただし、本実施形態においては、図11に示すように、同図(a)に示す対象画像の文字画素の部分はCyan系の複数の色で表し、背景画素の部分はMagenta系の複数の色で表して、同図(b)に示す1つの合成画像を形成する。
すなわち、オブジェクト(又は非オブジェクト)のみを対象として画像処理を行うのではなく、画像全体を対象とする点において第一実施形態とは異なる。
また、オブジェクトの色値と非オブジェクトの色値を、色の吸収性に関する規則性にもとづいて設定するようにしている。
これにより、同図(b)に示すように、印刷結果にはモザイク処理が施され、一見しただけではオブジェクトを視認することは困難としている。
ところが、この印刷結果を所定のカラーフィルタ(例えば、赤の半透明シート等)を通して見ることによって印刷物に隠された文字等を容易に視認できるようになる。
したがって、このような画像形成方法によっても、情報の機密性を保持しつつ、特定の者に対してのみ情報を開示し得る画像を形成することができる。
その他の構成については第一実施形態と同様である。したがって、各構成部及び各手段については図1又は図3に用いた符号と同一の符号を用いて説明するとともに、同様の処理等については詳細な説明は省略する。
本実施形態において、図3に示すパターン保存手段101は、第一実施形態と同様、画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた分割パターンを予めメモリやハードディスクなどの記憶媒体に保存する。
ただし、本実施形態においてパターン保存手段101が保存する分割パターンは、特定の色光に対し一定の非吸収性又は吸収性を有する色値(以下、第一の色値という。)を用いる。
ここで、「特定の色光に対し一定の非吸収性又は吸収性を有する色値」とは、特定のカラーフィルタを通して見た場合に画素が見えなくなる色や画素が浮かび上がる色のことをいう。
例えば、特定の色光を赤色光とした場合、赤紫、黄赤、赤、黄などのMagentaの色相に含まれる色値は、赤色光に対し一定の非吸収性を有する。
このような色値で形成された文字等を、赤の半透明シート等を通して見ると、文字等はあたかも消失したように見える(すなわち見づらい)。
これに対し、青や薄青などCyanの色相に含まれる色値は、赤色光に対し一定の吸収性を有する。
したがって、このような色値で形成された文字等を、赤の半透明シートを通して見ると、文字の部分だけが際立って見える。
具体的には、赤の半透明シートを用いる場合、図12(a)に示すように、赤色光を吸収しない赤紫、黄赤、赤、黄をそれぞれ示すフラグ(a1、b1、c1、d1)によって各分割パターンを生成する。
各フラグの配置は、第一実施形態と同様であり、例えば、(0,0)≦(X',Y')≦(5,5)において分散させる。
例えば、各色ごとに「所定の色値有り」を示す所定のフラグを各分割パターンの所定の座標に設定することによって行う。例えば、赤紫の分割パターンでは「a1」、黄赤の分割パターンでは「b1」、赤の分割パターンでは「c1」、黄の分割パターンでは「d1」、といったフラグを設定する。
これらのフラグは、このマトリクス内に含まれるすべての座標を網羅しつつ、かつ、分割パターン相互間で重複しないよう設定する。
なお、本実施形態においては、図12(b)に示すように、各分割パターンを合成した合成パターンを用いる。
設定色抽出手段103は、分割パターンと対象画像とを対比することによって、オブジェクト画素又は非オブジェクト画素の配置に対応した第一の色値を分割パターンから抽出する。
本実施形態では、非オブジェクト画素の配置に対応した第一の色値を合成パターンから抽出するものとする。
図13は、非オブジェクト画素の配置に対応した第一の色値を合成パターンから抽出する処理を説明するための説明図である。
同図(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る設定色抽出手段103は、「り」を含む対象画像と、合成パターンとを対比することによって、「り」の文字以外の部分を構成する各画素に対応する色値をこの合成パターンから抽出する(同図(b)斜線部参照)。
例えば、対象画像と合成パターンとを重ね、フラグと「り」の背景画素とが重複する座標を抽出する。
これにより、赤紫については、(X',Y')=(0,0)、(2,1)、(1,3)、(5,5)、黄赤については、(X',Y')=(5,0)、(3,2)、(1,4)、(5,4)、赤については、(X',Y')=(0,1)、(3,1)、(5,2)、(0,3)、(2,4)、(0,5)、黄については、(X',Y')=(2,0)、(3,0)、(5,1)、(0,2)、(2,3)、(3,3)、(5,3)、(0,4)、(4,5)がそれぞれ抽出される。
したがって、同図(c)に示すように、設定色抽出手段103は、(X',Y')=(0,0)、(2,1)、(1,3)、(5,5)の各座標に対応する色値として赤紫、(X',Y')=(5,0)、(3,2)、(1,4)、(5,4)の各座標に対応する色値として黄赤、(X',Y')=(0,1)、(3,1)、(5,2)、(0,3)、(2,4)、(0,5)の各座標に対応する色値として赤、(X',Y')=(2,0)、(3,0)、(5,1)、(0,2)、(2,3)、(3,3)、(5,3)、(0,4)、(4,5)の各座標に対応する色値として黄をそれぞれ抽出することができる。
色設定手段104は、設定色抽出手段103によって分割パターンから抽出した第一の色値を対象画像中の対応するオブジェクト画素もしくは非オブジェクト画素に設定するとともに、この第一の色値が割り当てられない画素に当該第一の色値の補色に相当する第二の色値を設定する。
本実施形態においては、合成パターンには赤色光に対し一定の非吸収性を有する赤紫、黄赤、赤、黄などの色値(第一の色値)が割り当てられているため、非オブジェクト画素に合成パターンから抽出されたこれらの色値を設定する。
一方、オブジェクト画素には、赤色光に対し一定の吸収性を有する色値、すなわち、赤の補色関係にあるCyanの色相に含まれる色を第二の色値として設定する。
画像形成手段105は、色値が設定された画素にもとづいて画像を形成する。
本実施形態の場合、図14に示す画像が形成される。すなわち、文字部分(斜線部)はCyan系の色値、背景部分はMagenta系の各色値(a1:赤紫、b1:黄赤、c1:赤、d1:黄)がそれぞれ設定された画像が形成される。
出力制御手段106は、画像形成手段105によって形成された画像を、一の被出力媒体に出力する。
ここで、被出力媒体は、通常のプリント用紙等でよく、第一実施形態と異なり透過性は必要としない。
これにより、図15に示すように、画像全体にモザイク処理が施された画像が出力される。
したがって、これらを見ただけでは何が示されているかを認識することはできないが、この印刷物を赤の半透明シートを通して見ると、文字部分のみが浮かび上がる。
このため、第一実施形態と同様、特定の者(このカラーシートで見ることを知っている者)に対してのみ情報を知得することが可能となる。
つぎに、本実施形態に係る画像形成方法について、図16を参照して説明する。
図16は、本発明の第二実施形態に係る画像形成方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係る画像形成方法においては、前処理として予め所定の分割パターンを作成し、パターン保存手段101がこれを不揮発性メモリやハードディスク等に保存しておく(S201)。
本実施形態の場合、図12(a)に示すP0〜P3の各分割パターンを合成した、同図(b)に示す合成パターンを作成・保存する。
つまり、各分割パターンの各画素の配置にはいずれも赤色光を吸収しないMagenta系の色値(赤紫、黄赤、赤、黄)が割り当てられる。
ここで、対象画像の画像データを入力する(S202)。具体的には、図5に示す画像データが入力されたものとする。
入力された画像データは、画像全体を格子状に分割し、この分割された画像単位(画素)に基づき、以降の画像処理を行うことができる。
次に、入力した画像の各画素の座標(X,Y)を正規化する(S203)。
具体的には、分割パターンの構成が6×6マトリクスである場合、X’=MOD(X,6)、Y’=MOD(Y,6)の演算処理を行い、座標(X,Y)を(X’,Y’)に置き換える。
続いて、オブジェクト判別手段102が、対象画像の画素について、各画素が文字画素か否かを判別する(S204)。
ここで、任意の座標(X,Y)を置換した(X’,Y’)の画素が文字画素であると判別された場合(S204:YES)、色設定手段104は、その座標(X,Y)の画素を所定のフィルタ吸収色の色値に設定する。
具体的には、フィルタを赤の半透明シートとすると、文字部分の画素にCyan系の色値(すなわち、赤色光を吸収する色)を設定する。
一方、任意の座標(X,Y)を置換した(X’,Y’)の画素が、文字画素でない場合(S204:NO)、分割パターンを参照する(S206)。
具体的には、設定色抽出手段103が、対象画像と合成パターンとの対比にもとづき、設定すべき色値を画素ごとに抽出する。
そして、色設定手段104は、抽出した各画素ごとの色値にもとづいて対象画像の色値を設定する(S207)。
例えば、任意の座標(X,Y)を置換した(X’,Y’)の画素が文字画素でない場合、合成パターンからこれら座標に対応する色値を抽出する。
具体的には、(X’,Y’)=(0,0)や(2,0)に配置される画素が文字画素でない場合、図13(b)に示す合成パターンの座標(X’,Y’)=(0,0)、(2,0)には色値有りを示す所定のフラグ「a1」、「d1」がそれぞれ割り当てられているため、該当する色値(「a1」:赤紫、「d1」:黄)が抽出される。
次に、(X,Y)におけるXの値が、最大値(X=MAX_X)であるか否かを確認する(S208)。
ここで、Xの値が最大値でない場合(S208:NO)、X=X+1とする(S209)。すなわち、次の読み取り対象を、主走査方向に1画素分シフトし、以降、S203〜S207の処理を行う。一方、Xが最大値である場合(S208:YES)、(X,Y)におけるYの値が最大値(Y=MAX_Y)か否かを確認する(S210)。
Yの値が最大値でない場合(S210:NO)、X=0とするとともに、Y=Y+1とする(S211)。すなわち、読み取り対象を、副走査方向に1画素分シフトし、以降、その主走査方向の全画素についてS203〜S207の処理を行う。
他方、Xの値が最大値で、かつ、Yの値が最大値である場合(S210:YES)、画像形成手段105が、合成パターンにもとづく一の画像を形成する(S212)。この処理により、図14に示す画像が形成される。
そして、出力制御手段106が、形成された画像ごとに印刷処理を行う(S213)。この処理により、図15に示す印刷物を得ることができる。
以上のように構成された本実施形態によれば、第一実施形態と同様、情報の機密性を保持しつつ、特定の者に対してのみ情報を開示し得る画像を形成することができる。
具体的には、文字画素の部分は特定の色光を吸収する(又は吸収しない)色で表し、背景画素の部分はその色と補色の関係にある色で表して、1つの合成画像を形成するようにしている。
このため、印刷結果にはモザイク処理が施され、一見しただけではそのオブジェクトを視認することは困難となっている。
ところが、この印刷結果を所定のカラーフィルタを通して見ることによって印刷物に隠された文字等を容易に視認できるようになる。
したがって、第一実施形態と同様の構成であるにもかかわらず、異なる画像形成処理が可能であり、かつ、係る画像形成処理によっても第一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、第二実施形態においては、文字部分を赤色光を吸収する色値で構成し、背景部分を赤色光を吸収しない色値(つまり赤の補色)によって画像を形成したが、これを逆に表すことによっても同様の作用効果を奏することができる。
本発明は、カラー画像を形成しうるプリンタ、複写機、MFP等の画像形成装置に適用される。
1 画像形成装置
10 制御部
101 パターン保存手段
102 オブジェクト判別手段
103 設定色抽出手段
104 色設定手段
105 画像形成手段
106 出力制御手段

Claims (8)

  1. 画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを保存するパターン保存手段と、
    対象画像の各画素が所定のオブジェクトに係る画素か非オブジェクトに係る画素かを判断するオブジェクト判別手段と、
    前記対象画像と前記分割パターンとを対比して、前記オブジェクトに係る画素の配置又は非オブジェクトに係る画素の配置に対応した色値を前記分割パターンから抽出する設定色抽出手段と、
    前記抽出した各色値を、前記対象画像の対応する画素に設定する色設定手段と、
    色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成する画像形成手段と、
    形成された画像を所定の被出力媒体に出力する出力制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段は、
    一の色値が設定された各画素にもとづく一の画像を各分割パターンに係る色値ごとにそれぞれ形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記出力制御手段は、
    前記色値ごとに形成されたそれぞれの画像を複数の被出力媒体に各々出力する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の被出力媒体は、一定の透過性を有する被印刷媒体である
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記分割パターンは、画素の配置と特定の色光に対し一定の非吸収性又は吸収性を有する色値とが組み合わせられてなり、
    前記色設定手段は、
    前記分割パターンから抽出した前記非吸収性又は吸収性を有する色値を対象画像中の対応するオブジェクトに係る画素又は非オブジェクトに係る画素に設定するとともに、この色値が設定されない画素に当該色値の補色に相当する色値を設定し、
    前記画像形成手段は、
    色値が設定された各画素にもとづいて前記オブジェクト及び非オブジェクトに係る画像を形成し、
    前記出力制御手段は、
    形成された前記オブジェクト及び非オブジェクトに係る画像を所定の被出力媒体に出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記分割パターンは、
    一の色値と組み合わせた各画素の配置を所定領域内において分散させた
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記分割パターンは、
    一の色値と組み合わせた各画素の配置と当該一の色値以外の色値と組み合わせた各画素の配置とが所定領域内において重複しない
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の画像形成装置。
  8. 画素の配置と所定の色値とを各色値ごとに組み合わせた複数の分割パターンを保存するステップと、
    対象画像の各画素が所定のオブジェクトに係る画素か非オブジェクトに係る画素かを判断するステップと、
    前記対象画像と前記分割パターンとを対比して、前記オブジェクトに係る画素の配置又は非オブジェクトに係る画素の配置に対応した色値を前記分割パターンから抽出するステップと、
    前記抽出した各色値を、前記対象画像の対応する画素に設定するステップと、
    色値が設定された各画素にもとづいて所定の画像を形成するステップと、
    形成された画像を所定の被出力媒体に出力するステップとを有する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016218514A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 コニカミノルタ株式会社 印刷システム印刷装置印刷管理装置プログラム

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