JP2011138378A - 情報処理装置、およびその制御方法、プログラムおよび記録媒体。 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の面付けに必要であった台割作成工程を必要とせずに、作業工程の短縮をする。
【解決手段】情報処理装置のユーザにより、面付け処理を行うDTPデータを選択と面付けテンプレートが選択されると、情報処理装置のCPU201は、選択されたDTPデータのページ数を取得してそれに応じてテンプレートを複製し、DTPデータのノンブル情報からページ番号情報を抽出し、選択されたテンプレートとDTPデータのページ番号情報を対応付けることにより台割表を作成することなく面付けファイルを生成する。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置のユーザにより、面付け処理を行うDTPデータを選択と面付けテンプレートが選択されると、情報処理装置のCPU201は、選択されたDTPデータのページ数を取得してそれに応じてテンプレートを複製し、DTPデータのノンブル情報からページ番号情報を抽出し、選択されたテンプレートとDTPデータのページ番号情報を対応付けることにより台割表を作成することなく面付けファイルを生成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、DTPソフトウェアを用いた面付け作業を行う際の技術に関する。
DTP(Desk Top Publishing)における製本データのレイアウト作業において、面付けのコンピータ処理を行う場合には、印刷するページの配置順番や天地の向きを指定するために、面付けテンプレートを選択して、その面付けテンプレートの各位置に配置すべきページファイルを関連付ける作業を行っていた。
たとえば、特許文献1には、印刷機の予定表である台割表のデータから、各印刷機で使用する刷版の面付けを自動化するページ面付け方法および装置を提供する技術が開示されている。
また、特許文献2には、プレートフォーマット(面付けフォーマット)、台割り表をコンピュータ内で統一的に管理し、プレートフォーマットデータ、台割りデータをもとに各ページごとの原稿を自動的に面付けすることを可能とする技術が開示されている。
また、特許文献3には、DTPで作成したページ・ファイルから、所望のページ・ファイルを組合わせた折ファイルを作成し、折ファイルに面付けテンプレートを指定し、指定した面付けテンプレートと前記折のページ・ファイルとを関連付けて面付けしてファイルを作成する技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1の発明では、手動的な作成作業によって作成された台割りデータとページ情報を要すため、ユーザによる作業負荷が大きい。また、上記特許文献2の発明では、版に割り振られるページの順番、各ページの天地などの複数ページ分のページ情報を面付けして一枚の版を作るために必要なデータを入力することによって刷版フォーマットデータを設定する工程を要するため、ユーザによる情報入力の作業負荷が大きい。
また、従来面付け作業を行う際には、台割表と呼ばれるDTPデータの全ページの構成と内容を、16ページや32ページなどの用紙の折単位ごとに区切って、ページ構成を確認できるようにした表に振り分けて編集段階から印刷・製本工程まで、チェックシートとして使ってきた。この台割表は従来ユーザの手作業に作成され、DTPデータの印刷・製本が行われていたため、台割表を作成する業務を軽減することが望まれている。
そこで、本発明の目的は、従来の面付けに必要であった台割作成工程を必要とせずに、工程の短縮を実現可能な仕組みを備える情報処理装置を提供することである。
即ち、本発明は、面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶するページ情報記憶手段を備える情報処理装置において、前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定する面付けテンプレート指定手段と、前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定するページ番号情報判定手段と、前記ページ番号情報判定手段により、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完する補完手段と、前記補完手段で前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する作成手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記DTPデータの所定の位置を検索してページ毎に前記ページ番号情報を抽出する抽出手段を更に備え、前記ページ番号情報記憶手段は、前記抽出手段により前記DTPデータを検索して所定の位置から抽出された前記ページ情報を該DTPデータのページ毎に対応付けて記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記抽出手段は、前記DTPデータの所定の位置から前記ページ番号情報を抽出すると、前記DTPデータを検索する検索範囲を縮小することを特徴とする。
また、本発明は、前記ページサイズ情報記憶手段により記憶された前記DTPデータのページサイズ情報と、前記面付けテンプレート指定手段で指定した面付けテンプレートに含まれるサイズ情報とが等しいサイズであるか否かを判定するサイズ判定手段と、前記サイズ判定手段で前記ページサイズ情報と前記面付けテンプレートとが等しいサイズではないと判定された場合、前記面付けテンプレートのサイズを変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記補完手段により補完される前記ページ番号情報を不可視のページ番号情報として補完することを特徴とする。
また、本発明は、前記DTPデータの所定の位置を検索してページ毎に前記ページ番号情報を抽出する抽出手段を更に備え、前記ページ番号情報記憶手段は、前記抽出手段により前記DTPデータを検索して所定の位置から抽出された前記ページ情報を該DTPデータのページ毎に対応付けて記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記抽出手段は、前記DTPデータの所定の位置から前記ページ番号情報を抽出すると、前記DTPデータを検索する検索範囲を縮小することを特徴とする。
また、本発明は、前記ページサイズ情報記憶手段により記憶された前記DTPデータのページサイズ情報と、前記面付けテンプレート指定手段で指定した面付けテンプレートに含まれるサイズ情報とが等しいサイズであるか否かを判定するサイズ判定手段と、前記サイズ判定手段で前記ページサイズ情報と前記面付けテンプレートとが等しいサイズではないと判定された場合、前記面付けテンプレートのサイズを変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記補完手段により補完される前記ページ番号情報を不可視のページ番号情報として補完することを特徴とする。
本発明によれば、従来の面付けに必要であった台割作成工程を必要とせずに、工程の短縮を実現可能な仕組みを備える情報処理装置を提供することが可能になる。
本発明の実施の形態においては、DTPソフトウェア(DTPアプリケーション)がインストールされている情報処理装置において処理が実行されるものとして説明する。情報処理装置の構成は、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
例えば、DTPソフトウェアは、一般的に、ユーザが利用するコンピュータ(情報処理装置)にインストールされ、処理が実行されるが、スタンドアローン型のコンピュータに限られるものではない。例えば、ユーザが使う端末がシンクライアントの場合、DTPソフトウェアはサーバ(情報処理装置)にインストールされ、サーバにおいて処理が実行される。
本発明における「面付け」とは、製本の折り単位に各ページがページ順になるように、製本仕様に基づいて各ページを配列する処理のことを指す。従来この面付け作業は手作業で行われていたが、DTPや専用システムでは、自動面付けソフトで面付けしてフィルムや刷版に出力できるようになった。例えば、図3はDTPデータを面付けテンプレートに振り分ける振分け例を示している。
以下、図面を用いて本発明における面付け処理について説明していく。まず、図1は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
151は、テンプレート記憶管理部であり、本発明の情報処理装置は、後述する外部メモリ211等にDTPデータを面付けするためのテンプレートを記憶管理している。
152は、テンプレート選択受付部であり、本発明の情報処理装置は、ユーザ操作に応じてDTPデータを面付けするためのテンプレート選択を受け付ける。
153は、ページ情報付加部であり、本発明の情報処理装置は、面付け処理で複製したテンプレートに応じたページ情報を付加する。
154は、ページ番号情報取得部であり、本発明の情報処理装置は、DTPデータの所定位置に記載されているページ番号情報の取得をする。
155は、ページサイズ情報取得部であり、本発明の情報処理装置は、DTPデータを面付けする際のページサイズ情報を取得する。
156は、演算部であり、本発明の面付け処理において、主に、テンプレート複製後のページ数の演算を実行する。
157は、面付け部であり、面付け処理をするために選択されたDTPデータの面付け処理を行う。
158は、出力部であり、面付け処理が完了したDTPデータの出力指示を行う。
次に図2を用いて、本発明における情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、本発明の情報処理装置におけるハードウエア構成の一例を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やFD或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるCFメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
情報処理装置は、中央演算処理装置(CPU)201、ROM202、RAM203、システムバス204、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208がシステムバス204を介して接続されている。また、入力コントローラ205には例えばキーボード(入力装置)209が、ビデオコントローラ206には例えばディスプレイ(CRT)に代表される出力部210が、メモリコントローラ207にはハードディスク(以下、HD)211やUSBインターフェース(不図示)を備える。
次に図4を用いて、本発明における情報処理装置で行う面付け処理の一連の流れについて説明する。図4は、DTPソフトウェアにおける面付け処理の一連の流れを示すフローチャートである。本処理は、DTPソフトウェアがインストールされている情報処理装置により実行される。
まず、ユーザの起動指示に従って、DTPソフトウェアを起動し、操作画面を表示する。ユーザは、操作画面を介して文書登録・環境設定などの作業を行う。
S401において、情報処理装置のCPU201は、ユーザ操作に応じて、面付け処理を行うDTPデータの選択を受け付ける。図9は、S401において情報処理装置に表示されるDTPデータの選択画面である。図9のDTPデータ901の選択を受け付ける。DTPデータは、情報処理装置の記憶部に記憶されているデータや、本発明の情報処理装置と不図示のローカルエリアネットワークを介してアクセスできるサーバに記憶されているデータである。なお、DTPデータの形式は、情報処理装置にインストールされるクライアントソフト毎に異なる。
面付けを行うDTPデータの選択を受け付けると、S402において、情報処理装置のCPU201は、先程選択したDTPデータを面付けするテンプレートの選択を受け付ける。図10は、テンプレート選択画面であり、DTPデータの製本時の綴じ方(平綴じ、中綴じ、袋綴じなど)や、配置するページ数の選択を受け付け、使用可能なテンプレートを表示する。
ステップS403において、ユーザの操作によるDTPデータのアクセサリ(トンボ等)を変更するか否かの選択を受け付ける。アクセサリ変更を行うと選択された場合、ステップS410で面付けのテンプレートをコピーし、ステップS411で、アクセサリ(トンボと版面外情報)の変更を受け付ける。図11は、ステップS411で行われる、アクセサリの変更を行う画面の一例である。
ステップS403において、アクセサリの変更を行わない選択を受け付けると、ステップS404において、情報処理装置は、ステップS401で選択したDTPデータの全てのページ数を演算し、全てのページを配置するためにテンプレートを複製し、複製されたテンプレートの数を返す。この複製されたテンプレートを折という。順に1折、2折と増加する。本処理については、後述の図5で詳細を説明する。
ステップS405において、情報処理装置は、DTPデータの管理情報、もしくはDTPデータ内のノンブル情報を取得し、取得したノンブル情報から、ページ数とデータの対応を紐付けする。本処理については、後述の図6で詳細を説明する。
ステップS406において、情報処理装置は、DTPデータの仕上がりサイズを取得し、テンプレートサイズの変更を行う。本処理については、後述の図7で詳細を説明する。
ステップS407において、情報処理装置は、複数ページからなるDTPデータを、1ページ単位に分割する。
ステップS408において、情報処理装置は、ステップS405でノンブル情報から取得した、ページ数とDTPデータの対応が紐づけられたページ対応情報を用いて、ステップS407で分割されたDTPデータを、S404で生成されたテンプレートに配置する。
ステップS409において、情報処理装置は、配置された面付けデータを出力する。
次に、図5を用いて、図4のステップS404のテンプレート複製/折数計算処理について詳細に説明する。
図5は、本発明におけるDTPデータの面付け時のテンプレート複製/折数計算処理の詳細処理を示すフローチャートである。
ステップS501において、情報処理装置は、ステップS402で選択を受け付けたテンプレートの表裏合計のページ数を取得する。具体的には、例えば、図10での面付けテンプレート選択画面で選択されたテンプレートの表裏ページの合計数を演算する。
ステップS502において、情報処理装置は、S501で取得したテンプレートの表裏ページ合計数が、ステップS401で選択を受け付けたDTPデータの全ページ数より多いか否かを判別する。この処理によって、テンプレートの複製が必要か否かが決定する。
ステップS503において、情報処理装置は、ステップS502で少ないと判別された場合、テンプレートを複製し保存する。
次に、ステップS504において、情報処理装置は、ステップS402で選択を受け付けたDTPデータの綴じ方の情報を取得する。
次に、ステップS505において、情報処理装置は、複製したテンプレート内の配置ページ番号を変更する。
具体的には、中綴じ以外の場合、テンプレートの表裏に配置する全ページ数をnとし、複製されたテンプレートの順番(折数)をmとし、複製したテンプレートの配置するページ番号は、複製元の配置ページ番号にn×(m−1)を足す。
中綴じの場合、テンプレート内の配置ページ数は、(n/2)までのページは正で順に指定され、(n/2)以降は負で―n/2から逆順に指定される。この中綴じのページ数の変更は、複製されたテンプレート内の配置ページ数が正のとき(n/2)を足す、負のとき、(n/2)を引く。
ステップS506において、情報処理装置は、複製したテンプレートの数をカウントし、全てのページ数から折数をつける。
本処理によれば、選択されたDTPデータのページ数に基づいてテンプレート複製をすることが可能になる。
次に、図6を用いて、図4のステップS405のページ配置/定義処理について詳細に説明する。
ステップS601において、情報処理装置は、ステップS401で受け付けたDTPデータにページ情報が含まれているか否かを判定する。
ここでいうページ情報とは、DTPデータ内のページデータとページ番号情報を定義した情報のことであり、ページ情報があるか否かの判定は、XML形式の外部データがあるかどうかを判定し、あればその外部データからページ番号情報を取得する。ない場合は、ステップS602に進んでDTPデータのそれぞれのページに付されているノンブルを取得する。
ステップS602において、情報処理装置は、ノンブル取得処理を実行する。本ステップの詳細処理については、図8において説明する。
ステップS603において、情報処理装置は、ステップS602で生成されたノンブル(ページ数)とデータの対応を紐づけた情報の不足を判定する。具体的には、ページ情報とデータの対応の確認を行い、ノンブル情報が全てない場合には、ステップS604に進んで、ノンブル情報の入力を受け付ける。
ステップS604において、情報処理装置は、ページ情報に不足があった場合、前後のページ数情報から補完する。例えば、2ページ目だけページ番号(ノンブル)がない場合、前後から判別するが、例えば、「1、<判定不能>、3」とページ情報を読み取った場合には、「<判定不能>」のページに「2」を補完する。同様に他のページも処理を繰り返していく。
ステップS605において、情報処理装置は、ステップS604において補完したページ数情報をDTPデータに印字されない不可視情報として付加する。例えば、透明なノンブルを埋め込む。
次に、図7を用いて、図4のステップS406のテンプレートサイズ変更処理について詳細に説明する。
テンプレートサイズの変更処理は、ステップS401で選択されたDTPデータの用紙サイズと、ステップS402で選択された面付けテンプレートの用紙サイズが同じサイズとなっているか否かを確認し、夫々の用紙サイズが異なっている場合にはテンプレートの用紙サイズを変更する処理を行う。
ここで、テンプレートの用紙サイズを変更する理由としては、DTPデータはその作成されたサイズでの画素やアスペクト比が一番美しい数値であり、拡大、縮小をしてしまうと、データの美しさが損なわれてしまうため、DTPデータのサイズはそのままにしておく必要があるからである。
ステップS701において、情報処理装置のCPU201は、ステップS401で受け付けたDTPデータの数を取得する。
ステップS702において、情報処理装置のCPU201は、ステップS401で受け付けたDTPデータの仕上がりサイズを取得する。DTPデータは、通常印刷物は切断するため、(切断位置に誤差が生じても紙の色が出ないように)実際の印刷物が出来上がるサイズより、数ミリ大きく作成される。
ここで言う仕上がりサイズとは、DTPデータの仕上がり形式であり、A4サイズ、B5サイズ等、様々なサイズが想定される。また、ステップS401で選択を受け付けるDTPデータは、全て同じサイズというわけではなく、データが作成された時点の情報を反映している。
ステップS703において、情報処理装置のCPU201は、ステップS402受け付けたテンプレートの配置ページの仕上がりサイズを取得する。
ステップS704において、情報処理装置のCPU201は、S703のテンプレートの仕上がりサイズをS702の仕上がりサイズへ変更する。
次に、図8を用いて、図4のステップS406のテンプレートサイズ変更処理について詳細に説明する。
ステップS801において、情報処理装置のCPU201は、ステップS401で選択されたDTPデータが読み込み可能かを判断する。判断の方法は、いくつかのアプリケーションで読み込みを実行し、エラー処理により判断する。ここでいう読込可能なDTPデータとは、情報処理装置にインストールされている自動面付けソフトの仕様毎に異なる。例えば、PDF形式のデータがそれに当たる。
DTPデータが読み込み可能であれば、ステップS802に進み、ソフトで読み込みができない場合には、ステップS801−2に進み、読み込みができない形式のデータを読み込み可能なデータへ変換する。ステップS801−2でのデータ変換の方法は本発明の主要部とは異なるため、特に限定しない。
ステップS802において、情報処理装置のCPU201は、読み込まれたDTPデータに文字コード情報があるかを判定する。文字コードの情報があると判定された場合には、ステップS803に進み、文字コードの情報がない場合には、ステップS802−2、およびステップS802−3に進み、DTPデータを画像化した後、OCR識別処理により画像化した文字を識別する。
ステップS803において、情報処理装置のCPU201は、初期値以下のDTPデータの紙面下部の文字を検索し、メモリに保存する。
ステップS804において、情報処理装置のCPU201は、ステップS803でメモリに保存した文字と、数字(半角、全角)、漢数字、ローマ数字を順に照合し、ページ数(ノンブル)を取得する。
ステップS806において、情報処理装置のCPU201は、ステップS804で取得されたページ番号とDTPデータの対応を一覧として蓄積する。
ステップS805において、情報処理装置のCPU201は、ステップS803で文字が取得された文字位置より、検索範囲を縮小する。
ステップS807において、最後のページまでノンブル情報を付加したかどうかを判定し、ノンブル情報が付加されていないページがまだあれば、ステップS803に戻って紙面下部の文字を検索する。
以上、本発明によれば、従来の面付けに必要であった台割作成工程を必要とせずに、工程の短縮を実現可能な仕組みを備える情報処理装置を提供することが可能になる。
具体的に、本発明は、面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶する情報処理装置において、前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定し、前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定を行い、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完し、前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する。
具体的に、本発明は、面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶する情報処理装置において、前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定し、前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定を行い、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完し、前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
151 テンプレート記憶管理部
152 テンプレート選択受付部
153 ページ情報付加部
154 ページ番号情報取得部
155 ページサイズ情報取得部
156 演算部
157 面付け部
158 出力部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 KB、マウス
210 モニタ
211 外部メモリ
152 テンプレート選択受付部
153 ページ情報付加部
154 ページ番号情報取得部
155 ページサイズ情報取得部
156 演算部
157 面付け部
158 出力部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 KB、マウス
210 モニタ
211 外部メモリ
Claims (8)
- 面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶するページ情報記憶手段を備える情報処理装置において、
前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定する面付けテンプレート指定手段と、
前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定するページ番号情報判定手段と、
前記ページ番号情報判定手段により、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完する補完手段と、
前記補完手段で前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する作成手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記DTPデータの所定の位置を検索してページ毎に前記ページ番号情報を抽出する抽出手段を更に備え、
前記ページ番号情報記憶手段は、前記抽出手段により前記DTPデータを検索して所定の位置から抽出された前記ページ情報を該DTPデータのページ毎に対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記抽出手段は、前記DTPデータの所定の位置から前記ページ番号情報を抽出すると、前記DTPデータを検索する検索範囲を縮小することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記ページサイズ情報記憶手段により記憶された前記DTPデータのページサイズ情報と、前記面付けテンプレート指定手段で指定した面付けテンプレートに含まれるサイズ情報とが等しいサイズであるか否かを判定するサイズ判定手段と、
前記サイズ判定手段で前記ページサイズ情報と前記面付けテンプレートとが等しいサイズではないと判定された場合、前記面付けテンプレートのサイズを変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記補完手段により補完される前記ページ番号情報を不可視のページ番号情報として補完することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶するページ情報記憶手段を備える情報処理装置における制御方法であって、
前記情報処理装置の面付けテンプレート指定手段が、前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定する面付けテンプレート指定ステップと、
前記情報処理装置のページ番号情報判定手段が、前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定するページ番号情報判定ステップと、
前記情報処理装置の補完手段が、前記ページ番号情報判定ステップにより、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完する補完ステップと、
前記情報処理装置の作成手段が、前記補完ステップで前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する作成ステップ
とを含むことを特徴とする制御方法。 - 面付け処理を実行するDTPデータの選択を受け付け、前記DTPデータのページサイズ情報を含む情報と前記DTPデータに付されるページ番号情報とを含む情報を記憶するページ情報記憶手段を備える情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を
前記DTPデータを面付けするための面付けテンプレートを指定する面付けテンプレート指定手段と、
前記DTPデータの全てのページにページ番号情報が含まれているか否かを判定するページ番号情報判定手段と、
前記ページ番号情報判定手段により、前記DTPデータに前記ページ番号情報が含まれていないページがあると判定された場合、前記ページ番号情報がない前記DTPデータのページにページ番号情報を補完する補完手段と、
前記補完手段で前記ページ番号情報を補完した後に、前記面付けテンプレートと前記DTPデータに含まれるページ番号情報とを関連付けることにより面付けファイルを作成する作成手段
として機能させるコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009298724A JP2011138378A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、およびその制御方法、プログラムおよび記録媒体。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009298724A JP2011138378A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、およびその制御方法、プログラムおよび記録媒体。 |
Publications (1)
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ID=44349735
Family Applications (1)
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JP2009298724A Pending JP2011138378A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、およびその制御方法、プログラムおよび記録媒体。 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015141495A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 富士フイルム株式会社 | データ処理装置、方法及びプログラム |
CN112766433A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-07 | 重庆盛泰光电有限公司 | 一种产品自动追溯系统 |
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2009
- 2009-12-28 JP JP2009298724A patent/JP2011138378A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015141495A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 富士フイルム株式会社 | データ処理装置、方法及びプログラム |
US9367525B2 (en) | 2014-01-28 | 2016-06-14 | Fujifilm Corporation | Data processing apparatus for page ordering, data processing method, and nontransitory storage medium for same |
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CN112766433B (zh) * | 2020-12-30 | 2024-02-27 | 盛泰光电科技股份有限公司 | 一种产品自动追溯系统 |
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