JP2011138374A - 診断装置および診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラントに対する操作員による操作ミスを防止する。
【解決手段】プラントの過去の状態量の時間的変化を示す情報である記録用計測信号を所定のカテゴリごとに格納している運転操作挙動データベースを備えている。プラントの現在の状態量の時間変化を示す情報である学習・判定用計測信号データをプラントから抽出し、学習・判定用計測信号データを、所定のカテゴリに分類する。次に、分類されたカテゴリをキーにして運転操作挙動データベースを検索し、記録用計測信号で示されるデータから、プラントの現在の操作挙動に似ているプラントの過去の操作挙動を表す過去挙動データを取得する。そして、取得した過去操作挙動データに基づいた過去操作挙動画面を画像表示装置に表示させるための過去操作挙動画面生成データを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラントの過去の操作挙動を画像表示装置に表示させる診断装置および診断方法に関するものである。
近年、適応共鳴理論(Adaptive Resonance Theory:ART)という理論が研究されている。このARTは、多次元のデータを、その類似度に応じてカテゴリに分類するための理論である。
特許文献1に記載の技術は、ARTを用いることにより、プラント正常時の計測データを複数のカテゴリに分類している。そして、現在のプラントの計測データも同様にARTでカテゴリに分類し、このカテゴリが正常時に生成された複数のカテゴリとは異なる場合にのみ、異常と診断している。
特開2005−165375号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、1サンプル時間ごとに生成されるカテゴリが、正常時に生成されたカテゴリに含まれる場合であっても、連続する複数サンプル時間に生成されるカテゴリの出現頻度が正常時に生成されるカテゴリの出現頻度と異なる場合は、プラントに異常が生じている可能性がある。例えば、正常時には同じカテゴリ番号が連続して生成されるが、異常時には計測信号が振動し、1サンプル時間ごとに異なるカテゴリが生成される場合がある。この場合、異常時に生成されるカテゴリの番号が正常時と同じ番号のものであれば、正常と誤診してしまう。このため、プラントに対する操作ミスが発生する可能性がある、という問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、プラントにおいて、運転員による操作ミスを防止する診断装置および診断方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、プラントの過去の状態量の時間的変化を示す情報である記録用計測信号を所定のカテゴリごとに格納している運転操作挙動データベースを備えている。本発明では、まずプラントの現在の状態量の時間変化を示す情報である学習・判定用計測信号データをプラントから抽出し、所定のカテゴリに分類する。次に、分類されたカテゴリをキーにして運転操作挙動データベースを検索し、記録用計測信号で示されるデータから、プラントの現在の操作挙動に似ているプラントの過去の操作挙動を表す過去挙動データを取得する。そして、取得した過去操作挙動データに基づいた過去操作挙動画面を画像表示装置に表示させるための過去操作挙動画面生成データを生成する
このような構成を有する本発明では、プラントの現在の操作挙動に該当するカテゴリを算出するだけで、当該カテゴリと同じカテゴリに対応する、プラントの過去の操作挙動を運転操作挙動データベースから検索し、該当するものを呼び出すことができる。そして、プラントの現在の操作挙動と似ている過去のプラントの操作挙動を画面表示することができる。
本発明によれば、運転員が過去の運転操作経験(過去のプラントの操作挙動)をリアルタイムに容易に参照できるので、運転員による操作ミスを防止することができる、という効果がある。
本発明の一実施形態に係る診断装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータ分類部を示すブロック図である。 第1カテゴリのイメージを示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る診断装置の動作の流れを示すフローチャートである。 プラント操作挙動の時間的変化を示す波形図である。 本発明の一実施形態に係る運転操作挙動データベースを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る過去操作挙動画面を示す説明図である。 変形例に係る運転操作挙動データベースの操作記憶領域を示す説明図である。 変形例に係る過去操作挙動画面を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための実施形態例について説明する。以下に述べる実施の形態例は、本発明の好適な具体例である。そのため、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、下記の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。例えば、以下の説明で挙げる各パラメータの数値的条件は好適例に過ぎず、説明に用いた各図における寸法、形状および配置関係も概略的なものである。
以下の手順で説明を行う。
<本発明の一実施形態例の説明>
1.診断装置の構成
2.データ分類部の構成
3.診断装置の動作
<変形例>
<本発明の一実施形態例の説明>
本発明の一実施形態の例を、図1〜図7を参照して説明する。
[1.診断装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る診断装置を示すブロック図である。
診断装置100は、例えば原子力プラントや化学プラント等のプラント101の運転員の操作に応じた挙動(以下、「プラント操作挙動」という)を診断するものである。プラント操作挙動は、キーボード111やマウス112等を含む入力装置102に対する運転員の操作によって決定される。そして、診断装置100によるプラント操作挙動の診断結果示す表示画面は、ディスプレイ等よりなる画像表示装置103に表示される。
この診断装置100は、運転員の操作に関する演算処理を行うために、データ分類部106と、分類結果処理部107と、比較部109とを備えている。
そして、診断装置100は、当該演算処理を行うためのデータベースとして、計測信号データベース105と、運転操作挙動データベース108を有する。
さらに、診断装置100は、プラント101や入力装置102とデータのやり取りを行うための外部入力インターフェイスを含む入力部104と、画像表示装置103にデータを出力するための外部出力インターフェイスを含む出力部110とを備えている。
診断装置100の入力部104は、プラント101の各種状態量(温度や圧力、バルブ開度など)を計測した計測信号1と、キーボード111やマウス112等に対する運転員の操作に応じた外部入力信号2を取得する。そして、取得した計測信号1で表される各種状態量が、それぞれ時間情報と対応付けられて、学習・判定用計測信号データ4として計測信号データベース105に追記される。この計測信号データベース105は、データ分類部106からアクセス可能になるように、当該データ分類部106と接続されている。
データ分類部106は、計測信号データベース105に最も新しく追記された学習・判定用計測信号データ4を読み出し、この学習・判定用計測信号データ4のカテゴリ分類を行う。該当するカテゴリがない場合は、新たにカテゴリを生成する(以下、「第1カテゴリ生成・分類処理」という)。本例では、第1カテゴリ生成・分類処理で生成されるカテゴリのことを「第1カテゴリ」と呼ぶ。
また、データ分類部106は、生成した第1分類結果に対してカテゴリ分類をさらに行う。ここでも該当するカテゴリがない場合は、新たにカテゴリを生成する(以下、「第2カテゴリ生成・分類処理」という)。そして、データ分類部106は、第2カテゴリ生成・分類処理に応じた処理結果を、第2分類結果5として分類結果処理部107および比較部109に出力する。本例では、この第2カテゴリ生成・分類処理で生成されるカテゴリのことを「第2カテゴリ」と呼ぶ。なお、データ分類部106の詳細な構成については図2にて後述し、第1および第2カテゴリ生成・分類処理の具体例については図5にて後述する。
分類結果処理部107は、データ分類部106から入力される第2分類結果5に対応する時間情報をキーに計測信号データベース105を検索し、該当する学習・判定用計測信号データ4を取得する。そして、第2分類結果5に基づいて、取得した学習・判定用計測信号データ4および第2分類結果5を含むデータ(以下、「記録用信号データ9」という)を運転操作挙動データベース108の所定の領域に追記する。この運転操作挙動データベース108は、比較部109からアクセス可能になるように、当該比較部109と接続されている。なお、運転操作挙動データベース108の詳細については図6にて後述する。
ところで、比較部109は、現在のプラント操作挙動を確認するために、データ分類部106で現在算出している第2分類結果5をキーに運転操作挙動データベース108を検索する。そして、第2分類結果5に対応する記録用計測信号データ9を過去操作挙動データ10として取得する。この過去操作挙動データ10は、分類結果処理部107によって過去に運転操作挙動データベース108に登録された記録用計測信号データ9の中で、データ分類部106に現在入力されている学習・判定用計測信号データ4と似た変動をするデータに相当する。
比較部109は、運転操作挙動データベース108から取得した過去操作挙動データ10を所定の形式で画像表示装置103に表示させるための過去操作挙動画面生成データ12を生成し、出力部110を介して画像表示装置103に出力する。このときに画像表示装置103に表示される表示画面の例については、図7にて後述する。
[2.データ分類部の構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る診断装置のデータ分類部の構成を示すブロック図である。
本例では、第1および第2カテゴリ生成・分類処理を行う際に適応共鳴理論(Adaptive Resonance Theory:ART)用いた場合のデータ分類部106の構成およびこのデータ分類部106で行われる処理の手順について説明する。
データ分類部106は、データ前処理部201とARTモジュール202から構成される。
データ前処理部201は、計測信号データベース105から読み出した学習・判定用計測信号データ4を、ARTモジュール202で処理できる入力データに変換する。その変換手順は以下の通りである。
まず、データ前処理部201は、学習・判定用計測信号データ4の計測項目(温度や圧力、バルブ開度など)ごとに最大値および最小値を計算する。そして、計算した最大値および最小値を用いてデータを正規化する。
本例では、計測項目数がi個の学習・判定用計測信号データ4をxi(n)と定義する。なお、nはデータの個数を示す変数である。そして、n個のデータの中の最大値および最小値をそれぞれMax_i,Min_iとすると、正規化したデータNxi(n)は次式で計算される。
Figure 2011138374
ここで、αは、0.5よりも小さく0以上の定数であり、式(1)によりデータは[α,1−α]の範囲に正規化される。本例では、α=0.2とする。
次に、データ前処理部201は、正規化したデータNxi(n)の補数CNxi(n)を次式を用いて計算する。
Figure 2011138374
そして、データ前処理部201は、それぞれ式(1)および(2)で計算したデータNxi(n)およびCNxi(n)からなる入力ベクトルIを算出し、入力データとしてARTモジュール202に入力する。
ARTモジュール202は、データ前処理部201から入力された入力データを第1カテゴリに分類し、この第1カテゴリを第2カテゴリにさらに分類する。このARTモジュール202は、F0レイヤー203と、F1レイヤー204と、F2レイヤー205と、メモリ207と、一致度計算部206とを備える。そして、これらの各ブロックは相互に結合している。
F0レイヤー203は、データ前処理部201から入力される入力ベクトルIのノイズ除去を行うとともに、各時刻で正規化してF1レイヤー204および一致度計算部206に入力する正規化入力ベクトルu を生成する。F0レイヤー203で行われる正規化入力ベクトルu の計算手順は以下の通りである。
まず、入力ベクトルIから次式を用いてwを計算する。
Figure 2011138374
ここで、式(3)において、aは定数であり、入力ベクトルIに応じて適宜変更可能な値である。また、u は一回前にF0レイヤー203で算出された前回値である。
続いて、次式を用いてwを正規化してxを算出する。
Figure 2011138374
そして、次式を用いてxからノイズを除去してvを算出する。ただし、θはノイズを除去するための定数であり、入力ベクトルIに応じて適宜変更可能な値である。
Figure 2011138374
この式(5)によると、xの微少な値は0となるため、xからノイズが除去される。
最後に、次式を用いてvを正規化し、正規化入力ベクトルu を算出する。
Figure 2011138374
F1レイヤー204は、F0レイヤー203から入力される正規化入力ベクトルu を短期記憶として保持し、この正規化入力ベクトルu からF2レイヤーに入力するpを計算する。なお、pの計算は以下の式(7)〜(12)の手順で計算される。
Figure 2011138374
ここで、式(7)、(9)において、a、bはそれぞれ定数であり、入力ベクトルIに応じて適宜変更可能である。式(9)のf(・)は式(5)で示した関数に等しい。式(11)におけるpは一回前にF1レイヤー204で算出された前回値である。式(12)におけるTは後述するF2レイヤー205で算出される適合度Tの前回値である。
F2レイヤー205は、カテゴリごとに定義されている重み係数zijと、F1レイヤーで算出されたpを用いて、次式から適合度Tを計算する。そして、計算した適合度Tが最大となるjをカテゴリの候補として選択する。ここで、jとはカテゴリを区別するための符号や数字である。なお、重み係数は後述するメモリ207に記憶されているものが用いられる。
Figure 2011138374
一致度計算部206は、F0レイヤー203より入力される正規化入力ベクトルuと、F2レイヤー205で選択したカテゴリ候補jとの一致度rを、次式を用いて計算する。
Figure 2011138374
ここで、式(14)において、cは定数であり、入力ベクトルIに応じて適宜変更可能な値である。
一致度計算部206は、算出した一致度rが予め設定されているパラメータρよりも大きければ、F2レイヤー205で選択されたカテゴリjを入力ベクトルIのカテゴリとして採用するように、F2レイヤー205に指示を出す。そして、カテゴリjに対応する重み係数zijの更新を次式を用いて行う。なお、更新前の重み係数をzij(old)とし、更新後の重み係数をzij(new)とする。
Figure 2011138374
ここで、式(15)において、kwは学習率パラメータであり、入力ベクトルIを新しい重み係数に反映させる度合いを決定するものである。
一方、算出した一致度rがパラメータρ以下の場合は、一致度計算部206は、F2レイヤー205で選択されたカテゴリjを採用しないようにするためのリセット信号をF2レイヤー205に出力し、再度カテゴリの選択をF2レイヤー205に行わせる。すべてのカテゴリが採用されない場合は、新規カテゴリをF2レイヤー205に追加し、当該新規カテゴリを示す新しい重み係数を生成してメモリ207に記憶する。
以上のように、データ分類部106は、学習済みのARTモジュール202に新たな入力データが入力されると、当該入力データが過去のどのパターンに近いか(いかなるカテゴリに属するのか)を判定する。一方、入力データが過去に経験したことのないパターンであれば、当該入力データを新しいカテゴリに分類している。
図3は、第1分類結果の一例を示す説明図である。
縦軸は、例えば温度を正規化した計測データIi(i=0)の値を示しており、横軸は例えば圧力を正規化した計測データIi(i=1)の値を表している。このような計測データIは、ARTモジュール202で処理されると、複数のカテゴリ301に分類される。この分類処理が、前述した第1カテゴリ生成・分類処理であり、カテゴリ301が前述した第1カテゴリに相当する。
図2では、説明を簡単にするために省略したが、このカテゴリ301を入力データとしてARTモジュール202で処理することで、前述した第2カテゴリ生成・分類処理を行っている。なお、第2カテゴリ生成・分類処理の結果として生成される前述の第2カテゴリは、複数のカテゴリ301がさらに複数のカテゴリに分類されたものに相当する。
[3.診断装置の動作]
次に、診断装置の動作について図4〜7を参照して説明する。
図4は、運転操作挙動データベース108に保存するデータを生成する手順を示すフローチャートである。
まず、入力部104では、プラント101から該プラント101の各種状態量である計測信号1がリアルタイムで抽出されている(ステップS40)。そして、この計測信号1は時刻情報と対応付けられ、図5(a)に示すような学習・判定用計測信号データ4が生成される。生成された学習・判定用計測信号データ4は、計測信号データベース105に追記される。ここで、図5(a)において、縦軸は各計測項目(温度、圧力、バルブ開度)の大きさを示しており、横軸は時間軸を表している。
そして、データ分類部106では、入力部104から計測信号データベース105へ学習・判定用計測信号データ4が追記される度に、最新に追記された学習・判定用計測信号データ4が読み出される。そして、この学習・判定用計測信号データ4は、データ分類部106によって所定のカテゴリごとに分類される(ステップ41)。
ここで、ステップS41の処理について詳しく説明する。
まず、学習・判定用計測信号データ4に対して第1カテゴリ生成・分類処理が行われ、図5(b)に示すような第1分類結果が生成される。
図5(b)において、縦軸は第1カテゴリの種類を示しており、横軸は図5(a)の横軸と同じ時間軸を表している。各時刻t1,t2、t3、t4、t5、・・・前後の所定期間における温度、圧力およびバルブ開度の変動の特徴が似ている各種状態量が同じ第1カテゴリに属している。具体的には、時刻t3前後の所定期間において、温度、圧力およびバルブ開度が、当該時刻t3以前の期間である時刻t2前後の所定期間における温度、圧力およびバルブ開度と似たような変動をしている(図5(a)を参照)。そのため、時刻t3における第1カテゴリは、時刻t2における第1カテゴリと同じ「2」となっている(図5(b)を参照)。なお、時刻t2前後の期間における温度、圧力およびバルブ開度と似た変動は、当該時刻t2以前にはなく、「2」という第1カテゴリは、t2のときに初めて作成される。これと同様に、「3」および「4」第という第1カテゴリも、それぞれ時刻t4および時刻t5のときに初めて作成される。
以上の第1カテゴリ生成・分類処理が完了した後、データ分類部106では、さらに第1分類結果に対して第2カテゴリ生成・分類処理が行われ、図5(c)に示すような第2分類結果5が生成される。ここで、図5(c)において、縦軸は第2カテゴリの種類を示しており、横軸はトレンドを示している。トレンドとは時間情報の一種であり、本例では、図5において3つのカテゴリを含む期間を1つのトレンドと定義している。そして、トレンド1、トレンド2、トレンド3、・・・における、第1カテゴリの変動(図5(b)を参照)の特徴が似ているものが同じ第2カテゴリに属している。なお、トレンド2における第1カテゴリの変動(「2」、「2」、「3」)は、当該トレンド2以前にはなく、「B」という第2カテゴリは、トレンド2のときに初めて作成される。これと同様に、「C」という第2カテゴリも、トレンド3の時点で初めて作成される。
ステップ41の処理が完了した後、第2分類結果5は、データ分類部106から分類結果処理部107および比較部109へ出力される。そして、分類結果処理部107では、この第2分類結果5のトレンド以前の所定期間の学習・判定用計測信号データ4が、計測信号データベース105より取得される(ステップS42)。
さらに、分類結果処理部107では、第2分類結果5およびステップS42の処理で取得した学習・判定用信号データ4を含む記録用計測信号データ9を、第2分類結果5に基づいて運転操作挙動データベース108の所定の領域に追記する処理がなされる(ステップS43)。
ここで、ステップS43の処理について詳しく説明する。
分類結果処理部107では、第2分類結果5に対応する第2カテゴリをキーに、図6に示すような運転操作挙動データベース108の「第2カテゴリ」フィールドが検索される。該当するフィールドがある場合は、このフィールドを含むレコードの所定の領域に、ステップS42の処理で取得した学習・判定用信号データ4が追記される。
一方、該当するフィールドがない場合は、第2分類結果5に対応する第2カテゴリが「第2カテゴリ」フィールドに追記される。そして、この「第2カテゴリ」フィールド
を含むレコードの所定の領域に、学習・判定用信号データ4が追記される。
診断装置100では、以上のようなステップS40からステップS43の処理が繰り返されており、その結果、図6の運転操作挙動データベース108が生成されていく。この運転操作挙動データベース108は、各第2カテゴリにつき、直近の3つのトレンドデータが記憶されている状態になるように分類結果処理部107によって更新されている。トレンドデータとは、図5(a)に示すような温度、圧力バルブ開度を示す時系列データのことである。例えば、「第2カテゴリ」フィールドが「A」のレコードの「第1過去情報」に含まれる「トレンドデータ」フィールドには、当該「第1過去情報」に含まれる「時間(T)」フィールドに記憶されている「2009年1月1日0:00〜0:10」の期間以前の所定期間の「温度、圧力およびバルブ開度」が記憶されている。
ところで、比較部109には、データ分類部106から第2分類結果5が入力されている。そのため、比較部109は、現在のプラント操作挙動がいかなる第2カテゴリに該当するのか、を知っている状態である。例えば、現在のプラント操作挙動が、「A」という第2カテゴリに該当する場合、比較部109では「A」で運転操作挙動データベース108の「第2カテゴリ」フィールドが検索される。そして、フィールドが「A」のレコードの第1、第2および第3過去フィールドに記憶された3つの過去を示す情報が過去操作挙動データ10として取得される。ここでの過去操作挙動データ10は、「2009年1月1日0:00〜0:10」、「2005年1月1日0:15〜0:25」および「2003年1月1日1:00〜1:10」という時間情報(T)と、それぞれの時間情報(T)以前の所定期間に対応する「温度、圧力およびバルブ開度」である。
そして、比較部109では、取得した過去操作挙動データ10に基づいて、当該過去操作挙動データ10を所定の形式で画像表示装置103に表示させる過去操作挙動画面生成データ12が生成される。生成された過去操作挙動画面生成データ12は、出力部110を介して画像表示装置103に出力される。すると、画像表示装置103では、図7に示すように、「A」という第2カテゴリの過去操作挙動画面701が生成される。
図7は、過去操作挙動画面の一例を示す説明図である。
第1、第2および第3過去表示領域702,703,704には、運転操作挙動データベース108の第1、第2および第3過去フィードに記憶されている情報がそれぞれ表示される。本例では、この表示される情報は、「第2カテゴリ」フィールドが「A」であるレコードの第1、第2および第3過去フィールドに記憶されたものとなる。
つまり、第1過去領域の上側領域には、「2009年1月1日0:00〜0:10」という時間情報(T)が表示される。また、第1過去領域の下側領域には、上側領域に表示されている時間情報(T)以前の所定期間における「温度、圧力およびバルブ開度」の時間変化を示すグラフが表示される。このグラフの縦軸は、「温度、圧力およびバルブ開度」の大きさを示しており、横軸は時間軸を示している。
また、このグラフの○(白丸)印部分が、第1過去領域の下側領域に表示されている時間情報(T)における「温度、圧力およびバルブ開度」の時間変化である。○(白丸)印以外の部分は、当該時間情報(T)より前の所定期間における「温度、圧力およびバルブ開度」の時間変化に該当する。そして、このグラフにおいて現在のプラント操作挙動に相当する箇所にはカーソル705が表示される。なお、第2および第3表示領域の表示内容は、第1表示領域の表示内容と共通しているので、説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態では、プラント操作挙動に対して第2カテゴリに分ける処理を行っている。そして、当該プラント操作挙動を第2カテゴリごとに、リアルタイムでデータベース化することで、過去のプラント操作挙動がカテゴリごとに記憶された運転操作挙動データベースを構築している。そのため、現在のプラント操作挙動に該当するカテゴリを算出するだけで、当該カテゴリと同じカテゴリに対応する、過去のプラント操作挙動を運転操作挙動データベースから検索し、該当するものを呼び出すことができる。すなわち、現在のプラント操作挙動と似ている過去のプラント操作挙動を画面表示することができる。これにより、運転員が過去の運転操作経験をリアルタイムに容易に参照できるので、オペレーションミスの防止や初心者の訓練に有効である。
<変形例>
本発明の変形例を、図8,9を参照して説明する。
変形例に係る診断装置は、現在のプラント操作挙動に似ている過去のプラント操作挙動を運転操作データベースから検索する。そして、該当する過去のプラント操作挙動および当該過去のプラント操作挙動が適切か否かを示す情報を含む過去操作挙動画面を画像表示装置に表示する。そのため、変形例に係る診断装置は、運転操作挙動データベース108に、さらに図8に示す操作記憶領域801を設けた構成となっている。なお、過去操作挙動画面を画像表示装置に表示するための情報は、比較部によって生成される。
図8は、操作記憶領域を示す説明図である。
操作記憶領域801は、「操作内容」フィールドと、「操作前の第2カテゴリ」フィールドと、「結果」フィールドとよりなる。なお、「操作前の第2カテゴリ」フィールとは、「A」、「B」および「C」という3つのフィールドを含んで構成されている。
「操作内容」フィールドは、プラント101に対して運転員が行った操作の種類を示す情報が格納されている。本例では、「操作内容」フィールドに格納される情報を、「α操作」や「β操作」とする。
「操作前の第2カテゴリ」フィールドに含まれる「A」、「B」および「C」フィールドは、「操作内容」フィールドに格納された情報に対応する各操作において、「A」、「B」および「C」という第2カテゴリに対応するプラント操作挙動後に、プラント101に対して運転員が行った各種状態量の変更がそれぞれ格納されている。例として、フィールドが「α操作」のレコードの「A」、「B」および「C」フィールドには、状態量としての温度を示す「50℃」、「30℃」および「20℃」がそれぞれ格納されている。ここでは、温度のみが「A」、「B」および「C」フィールドに格納されている例を示したが、圧力やバルブ開度等他の状態量も「A」、「B」および「C」フィールドに格納するようにしてもよい。
「結果」フィールドは、「操作内容」フィールドに格納された情報に対応する各操作が正しい操作であるか否かを示す情報と、当該「操作内容」フィールドに格納された情報に対応する操作時の各種状態量の時間的変化が格納されている。例として、フィールドが「α操作」のレコードの「結果」フィールドには、「α操作」が正しい操作であることを示す「○」という情報と、「α操作」時の各種状態量の時間的変化(不図示)が記憶されている。なお、各種状態量の時間的変化は、計測信号データベース105より取得可能である。
図9は、変形例に係る過去操作挙動画面の一例を示す説明図である。
この過去操作挙動画面901は、例えば、第1および第2表示領域902,903の表示領域を有している。
第1表示領域902には、プラント101に対する正しい操作である「α操作」における各種状態量(温度、圧力、バルブ開度)の時間変化がグラフ表示される。一方、第2表示領域903には、プラント101に対する誤った操作である「β操作」における各種状態量の時間変化がグラフ表示される。なお、「α操作」および「β操作」に関する各種状態量の時間的変化は、操作記憶領域801のフィールドが「α操作」および「β操作」の各レコードの「結果」フィールドにそれぞれ格納された情報に相当する。
このグラフの縦軸は、「温度、圧力およびバルブ開度」の大きさを示しており、横軸は時間軸を示している。このグラフにおいて現在のプラント操作挙動に相当する箇所にはカーソル904が表示される。
以上説明したように、本実施形態においては、プラントに対する正しい操作および誤った操作に関する過去の情報を同時に画面表示することができる。これにより、運転員は、現時点において、いかなる操作をすればプラント操作挙動が適切となり、いかなる操作をすればプラント操作挙動が不適切になるのかを知ることができるので、初心者の訓練に有効である。
なお、上述した各実施形態では、第1カテゴリを数字として管理しているが、数字ではなく記号(例えば、「α」、「β」、「γ」)として管理することもできる。
また、上述した各実施形態では、第2カテゴリを記号として管理しているが、記号ではなく数字(例えば、「1」、「2」、「3」)として管理することもできる。
また、上述した各実施形態では、データ分類部106と、分類結果処理部107と、比較部109と、計測信号データベース105と、運転操作挙動データベース108とが全て診断装置100の内部にある。しかしながら、これらの各ブロックの一部を診断装置100の外部に配置し、データのみを通信することも可能である。
また、上述した各実施形態では、診断対象とするプラント101は1つであるが、診断装置100で複数のプラント101を診断することもできる。
また、上述した各実施形態では、プラントからリアルタイム抽出される計測信号1を利用して生成された運転操作挙動データベース108を備えているが、その代替として、予め作られた操作挙動データベースを備えていてもよい。
以上、本発明の実施形態の例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことはいうまでもない。
1…計測信号、2…外部入力信号、4…学習・判定用計測信号データ、5…第2分類結果、9…記録用計測信号データ、10…過去操作挙動データ、12…過去操作挙動画面生成データ、100…診断装置、101…プラント、102…入力装置、103…画像表示装置、104…入力部、105…計測信号データベース、106…データ分類部、107…分類結果処理部、108…運転操作挙動データベース、109…比較部、110…出力部、111…キーボード、112…マウス、201…データ前処理部、202…ARTモジュール、203…F0レイヤー、204…F1レイヤー、205…F2レイヤー、206…一致度計算部、207…メモリ、301…カテゴリ、701…過去操作挙動画面、702…第1過去表示領域、703…第2過去表示領域、704…第3過去表示領域、705…カーソル、801…操作記憶領域、901…過去操作挙動画面、902…第1表示領域、903…第2表示領域、904…カーソル

Claims (5)

  1. プラントの過去の状態量の時間的変化を示す情報である記録用計測信号を所定のカテゴリごとに格納している運転操作挙動データベースと、
    前記プラントの現在の状態量の時間変化を示す情報である学習・判定用計測信号データを前記プラントから抽出する入力部と、
    前記学習・判定用計測信号データを、前記所定のカテゴリに分類するデータ分類部と、
    前記データ分類部で分類されたカテゴリをキーにして前記運転操作挙動データベースを検索し、前記記録用計測信号で示されるデータから、前記プラントの現在の操作挙動に似ている前記プラントの過去の操作挙動を表す過去挙動データを取得するとともに、取得した過去操作挙動データに基づいた過去操作挙動画面を画像表示装置に表示させるための過去操作挙動画面生成データを生成する比較部と
    を備えた診断装置。
  2. 前記過去操作挙動画面は、前記プラントの状態量の時間的変化を示すグラフを含む画面である
    請求項1に記載の診断装置。
  3. 前記過去操作挙動画面は、前記プラントの現在時以降の操作挙動を仮想的に示す画面である
    請求項2に記載の診断装置。
  4. 前記運転操作挙動データベースは、前記プラントに対する操作の種類ごとに過去の操作挙動データが格納された操作記憶領域をさらに有し、
    今後の各操作に応じた前記プラントの操作挙動を示す前記過去の挙動データを前記運転操作挙動データベースから抽出する
    請求項1〜3のいずれかに記載の診断装置。
  5. プラントの現在の状態量の時間変化を示す情報である学習・判定用計測信号データを前記プラントから抽出する入力ステップ
    前記学習・判定用計測信号データを、所定のカテゴリに分類するデータ分類ステップと、
    前記データ分類ステップで分類されたカテゴリをキーにして、前記プラントの過去の状態量の時間的変化を示す情報である記録用計測信号を所定のカテゴリごとに格納している運転操作挙動データベースを検索し、前記記録用計測信号で示されるデータから、前記プラントの現在の操作挙動に似ている前記プラントの過去の操作挙動を表す過去挙動データを取得するとともに、取得した過去操作挙動データに基づいた過去操作挙動画面を画像表示装置に表示させるための過去操作挙動画面生成データを生成する比較ステップと
    を備えた診断方法。
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