JP2011135544A - メッセージ送信装置、メッセージ受信装置およびメッセージ配信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メッセージ送信装置1Cは、メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を外部から入力し識別子記憶手段14に書き込み記憶させる識別子登録手段19を備え、個別メッセージ生成手段16が、識別子記憶手段14に記憶されている個別識別子を宛先として個別メッセージを生成することを特徴とする。
【選択図】図17
Description
このようなデジタル放送においては、放送番組の視聴を契約の有無により制限するため、放送番組の契約を行っていないデジタル放送受信装置(以下、受信装置という)において、画面上に契約を行っていない旨のメッセージを表示させる等の処理を行っている。
この個別の受信装置において視聴を制限する方法としては、受信装置ごとに予め付与されるICカード(CAS〔Conditional Access System〕カード)により制限する方法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
このように、現在は、個々の受信装置に配布されたICカードの識別子を用いて、放送事業者側から、個別のメッセージを配信することで、受信装置における視聴制限等の処理を行っている。
このように、従来のICカードを用いた方法では、管理コストやカード製造に係るコストが大きくなってしまうという問題がある。
そして、メッセージ送信装置は、個別メッセージ生成手段において、外部から指定された個人情報に対応する個別識別子を宛先として個別メッセージを生成する。
ここで、限定受信方式識別は、複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するためのメッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である。また、パケット識別子は、共通メッセージおよび個別メッセージを送信するパケットの識別子である。
また、サービス記述子は、メッセージ送信装置から、メッセージ送信を行っている(メッセージサービスを実施している)旨を示す識別子であって、限定受信方式識別や事業者の識別コードを含んだものである。
これによって、メッセージ受信装置側では、メッセージサービスが実施されていることを認識することができるとともに、同時に複数のメッセージが配信された場合であっても、自身へのメッセージを認識することができる。
そして、メッセージ受信装置は、個別メッセージ受信手段において、個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている個別識別子と一致する場合に、個別メッセージを当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信する。
そして、メッセージ受信装置は、メッセージ識別テーブル受信手段のサービス記述子解析手段によって、限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定する。
そして、メッセージ受信装置は、メッセージ識別テーブル受信手段の限定受信方式記述子解析手段によって、メッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられているパケット識別子を抽出する。
そして、メッセージ受信装置は、放送受信手段によって、放送データから、限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出する。
一方、メッセージ送信装置は、メッセージ受信装置で生成されたメッセージ受信装置の個別識別子をメッセージの宛先とした個別メッセージを生成してメッセージ受信装置に送信する。
そして、メッセージ受信装置は、個別メッセージ受信手段において、個別メッセージの宛先が、記憶手段に記憶されている個別識別子と一致する場合に、個別メッセージを当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信する。
そして、メッセージ送信装置は、放送送信手段によって、メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の共通メッセージ生成手段および個別メッセージ生成手段ごとに異なるパケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信する。
そして、メッセージ受信装置は、メッセージ識別テーブル受信手段の限定受信方式記述子解析手段によって、メッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられているパケット識別子を抽出する。
そして、メッセージ受信装置は、放送受信手段によって、放送データから、限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出する。
請求項1,6,12に記載の発明によれば、メッセージ受信装置で生成された個別識別子に対して、メッセージ送信装置が、個別メッセージを送信することができる。これによって、メッセージ受信装置では、従来のような放送事業者側が配布するICカードを用いることがなく、ICカードのコストを削減することができる。さらに、放送事業者側では、予めすべてのメッセージ受信装置の識別子を管理しておく必要がなく、個別識別子を通知してきたメッセージ受信装置を管理すればよいため、識別子を管理するコストを軽減させることができる。
[デジタル放送システムの概要]
最初に、図1を参照して、第1実施形態に係るデジタル放送システム(メッセージ配信システム)SAの構成の概要について説明する。
なお、ここでは、デジタル放送受信装置5Aの有する個別識別子ID2は、視聴者によって、電話等によって、放送事業者に通知され、デジタル放送送信装置1Aに登録されるものとする。
まず、視聴者は、デジタル放送受信装置5Aの表示画面に表示される個別識別子ID2を、電話、ハガキ、インターネット等によって、放送事業者に通知する(ステップSA1)。そして、放送事業者が、デジタル放送送信装置1Aに個別識別子ID2を登録する。そして、デジタル放送送信装置1Aは、以降の動作において、個別のデジタル放送受信装置5Aを個別識別子ID2によって特定し、個別のメッセージ(個別メッセージ)を送信することができる。
以下、第1実施形態に係るデジタル放送システムSAにおけるデジタル放送送信装置1Aおよびデジタル放送受信装置5Aの構成および動作について詳細に説明する。
まず、図3を参照(適宜図1参照)して、第1実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Aは、個別識別子登録手段10と、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13と、識別子記憶手段14と、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16と、放送送信手段17と、を備えている。なお、図3では、デジタル放送受信装置5Aを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、コンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
また、ここでは、図示を省略するが、個別識別子ID2宛にメッセージ情報Msgを送信するための個別メッセージを生成する個別メッセージ情報通知生成手段を個別メッセージ生成手段16に備える構成としてもよい。
また、この受信機種別PKは、図50(b)に示すように、ビットごとに種別を割り当てることとしてもよい。これによって、複数の種別を一度に指定することができる。
なお、この受信機種別PKは、メッセージ情報通知を生成する際に、外部から入力することとしてもよいし、予めメッセージ情報記憶手段11にメッセージ情報と対応付けておいてもよい。
すなわち、メッセージ情報通知生成手段151は、図53に示すように、EMM共通メッセージセクション構造のEMMメッセージセクションヘッダ内の領域R1に、メッセージ制御情報Mcを記述し、EMMメッセージ本体のメッセージコード本体の領域R2にメッセージ情報Msgを記述することで、共通メッセージを生成する。
すなわち、メッセージ制御情報通知生成手段161は、図54に示すように、EMM個別メッセージセクション構造のEMMメッセージ本体(1,2,…,N)の識別子情報領域R3に、個別識別子ID2を記述し、EMMメッセージ本体(1,2,…,N)のメッセージコード領域R4にメッセージ制御情報Mcを記述することで、個別メッセージを生成する。
図3に戻って、デジタル放送送信装置1Aの構成について説明を続ける。
なお、デジタル放送送信装置1Aは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
次に、図4を参照(適宜図1参照)して、第1実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Aは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53と、表示手段54と、初期化手段55と、を備えている。なお、図4では、デジタル放送受信装置5Aを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
具体的には、メッセージ情報通知解析手段511は、メッセージ情報通知(図49(a)参照)の宛先であるメッセージ制御情報Mcが、記憶手段53に記憶されているメッセージ制御情報Mcと一致する場合に、メッセージ情報通知の内容であるメッセージ情報Msgをメッセージ表示手段542に出力する。
例えば、メッセージ制御情報通知解析手段521は、個別メッセージの宛先が記憶手段53に記憶されている個別識別子と同一の個別識別子であって、個別メッセージの内容であるメッセージ制御情報が「放送チャンネル契約あり(0x0001)」であった場合、記憶手段53のメッセージ制御情報Mcに“0x0001”の値を書き込む。
また、例えば、メッセージ制御情報Mcとして、“0x0000”が「放送チャンネル契約なし」、“0x0001”が「放送チャンネル契約あり」とした場合、メッセージ制御情報Mcには、初期値として、“0x0000”を設定しておく。
これによって、登録処理が完了していないデジタル放送受信装置5Aにおいて、コンテンツの視聴を制限することができる。
これによって、放送事業者側で、デジタル放送送信装置1Aで登録を受け付けたデジタル放送受信装置5Aの種別の割合を把握することができる。
この画面上に表示された個別識別子ID2は、視聴者が、電話、ハガキ、インターネット等によって、氏名等の個人情報とともに放送事業者に通知することとする。
例えば、メッセージ表示手段542は、メッセージ情報通知解析手段511から入力されるメッセージとして、「このチャンネルは未契約です」等のメッセージを表示画面に表示する。
例えば、メッセージ制御情報Mcとして、“0x0000”が「放送チャンネル契約なし」、“0x0001”が「放送チャンネル契約あり」とした場合、初期化手段55は、メッセージ制御情報Mcを、初期値である“0x0000”に設定する。これによって、デジタル放送受信装置5Aの所有者が変わる場合であっても、デジタル放送受信装置5Aを初期状態に設定し直すことができる。
なお、デジタル放送受信装置5Aは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
次に、図5を参照(構成については、適宜図3,4参照)して、第1実施形態に係るデジタル放送システムSAの動作について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Aは、初期設定時において、表示手段54の個別識別子表示手段541によって、記憶手段53に記憶されている個別識別子ID2を読み出して、画面上に表示する(ステップS10)。そして、視聴者は、画面上に表示された個別識別子ID2の値を、電話、ハガキ、インターネット等によって、氏名等の個人情報PDとともに放送事業者に通知する(ステップS11)。
そして、デジタル放送送信装置1Aは、個別メッセージ生成手段16のメッセージ制御情報通知生成手段161によって、ステップS13で入力された個別識別子ID2を宛先、メッセージ制御情報Mcを内容とした個別メッセージ(メッセージ制御情報通知)を生成する(ステップS15)。例えば、ここでは、このメッセージ制御情報通知のメッセージ制御情報Mcを、「放送チャンネル契約あり(0x0001)」とする。
そして、デジタル放送送信装置1Aは、放送送信手段17によって、ステップS15で生成された個別メッセージ(メッセージ制御情報通知)を、放送波Wを介して、デジタル放送受信装置5Aに送信する(ステップS16)。
これによって、デジタル放送受信装置5Aの記憶手段53には、メッセージ制御情報Mcとして、「放送チャンネル契約あり(0x0001)」が書き込まれることになる。
そして、デジタル放送送信装置1Aは、放送送信手段17によって、ステップS19で生成した共通メッセージ(メッセージ情報通知)を、放送波Wを介して、デジタル放送受信装置5Aに送信する(ステップS20)。
このように、デジタル放送受信装置5Aは、メッセージ制御情報Mcによって、グループ化(ここでは、契約の有無によるグループ化)されることになる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。図4のデジタル放送受信装置5Aでは、個別識別子ID2を視聴者から放送事業者に通知してもらうために、表示手段54の個別識別子表示手段541によって、個別識別子ID2を設定画面等の画面上に表示する形態としていた。
なお、この変形例におけるシステム構成は、図1に示したデジタル放送システムSAのデジタル放送送信装置1Aおよびデジタル放送受信装置5Aを、それぞれ後記するデジタル放送送信装置1A2(図6)およびデジタル放送受信装置5A2(図7)に置き換えた構成となる。
まず、図6を参照して、第1実施形態の変形例に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1A2は、図3で説明したデジタル放送送信装置1Aに、データ放送用データ記憶手段23と、データカルーセル符号化手段24と、を付加して構成している。なお、図6では、デジタル放送受信装置5A2(図7)を識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信、データ放送に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、データ放送以外のコンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
ここで、データ放送用データ記憶手段23およびデータカルーセル符号化手段24以外の構成については、図3で説明したデジタル放送送信装置1Aの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
この個別識別子ID2を表示させるプログラムは、例えば、個別識別子ID2を、16進数表現で表示させたり、10進数表現で表示させたり等、その表示形式については、放送事業者が独自に決めることができる。
このように生成されたパケットデータは、放送送信手段17を介して、データ放送として、デジタル放送受信装置5A2(図7)に送信される。
次に、図7を参照して、第1実施形態の変形例に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5A2は、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53と、表示手段54Eと、初期化手段55と、データカルーセル復号手段61と、を備えている。なお、図7では、デジタル放送受信装置5A2を識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信、データ放送に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、データ放送以外のコンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
これによって、データ放送によって、個別識別子ID2の画面表示形態が、すべてのデジタル放送受信装置で共通化されることになる。
これによって、放送事業者は、視聴者の契約内容によって、デジタル放送受信装置5A2におけるデータ放送の提示内容を変更することができる。
この第1実施形態の変形例に係るデジタル放送システムの動作は、基本的に、図5で説明した動作と同じである。ただし、デジタル放送受信装置5Aが、図5のステップS10において、個別識別子表示手段541によって、設定画面に個別識別子ID2を表示するのに対し、デジタル放送受信装置5A2は、BML復号手段544によって、データ放送の画面に個別識別子ID2を表示する機能が付加された点が異なっている。
すなわち、デジタル放送送信装置1A2(図6)は、図5のステップS10の前に、データカルーセル符号化手段24によって、データ放送として個別識別子ID2等を表示するためのBMLデータDtを送信する。そして、デジタル放送受信装置5A2(図7)は、データカルーセル復号手段61によって、カルーセル伝送で送信されるデータ(DII、DDB)をBMLデータDtに復号し、BML復号手段544によって、記憶手段53から個別識別子ID2を読み出して、画面上に表示する(ステップS10)。
以降の動作については、図5で説明したデジタル放送システムSAの動作と同一であるため、説明を省略する。
次に、第1実施形態の変形例2について説明する。図3のデジタル放送送信装置1Aでは、1つのメッセージ(個別メッセージ、共通メッセージ)を、デジタル放送受信装置5A(図4)に送信する形態としていた。
なお、この変形例2におけるシステム構成は、図1に示したデジタル放送システムSAのデジタル放送送信装置1Aおよびデジタル放送受信装置5Aを、それぞれ後記するデジタル放送送信装置1A3(図8)およびデジタル放送受信装置5A3(図9)に置き換えた構成となる。
まず、図8を参照して、第1実施形態の変形例2に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1A3は、図3で説明したデジタル放送送信装置1Aにおいて、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段70)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段70が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備える構成とした。
なお、図8では、デジタル放送受信装置5A3(図9)を識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、データ放送を含むコンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
このCAT生成手段71は、複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための受信装置側に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、共通メッセージおよび個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すCAサービス記述子(サービス記述子)と、限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成する。
このCAT生成手段71が生成するCATは、図55(a)に示すように、当該テーブルを識別するテーブル識別等を含んだセクションヘッダと、各種の記述子を配置する記述子領域と、CRC(チェックサム)とで構成される。
なお、この記述子領域には、後記するCAサービス記述子生成手段711が生成するCAサービス記述子や、限定受信方式記述子生成手段712が生成する限定受信方式記述子を複数配置することとする。
「事業体識別」は、メッセージサービスを実施する事業体を識別すための固有のコードである。このコードは、個々のCAサービス記述子生成手段7111,…,711nにおいて、それぞれ予め既知の情報であるものとする。
「限定受信方式識別」は、受信装置側における限定受信方式の種類を識別するための識別子(CA System id)である。この識別子は、外部から入力手段(図示せず)を介して、入力することとする。
なお、他のCAサービス記述子の内容については、一般的なCAサービス識別子の内容と同一であるため、説明を省略する。
「限定受信方式識別」は、図55(b)で説明した限定受信方式識別と同じ識別子(CA System id)である。この識別子は、外部から入力手段(図示せず)を介して、入力することとする。この識別子によって、限定受信方式記述子とCAサービス識別子とが対応付けられることになる。
「限定受信PID」は、受信装置側でメッセージを識別して受信するための識別子である。具体的には、限定受信PIDは、共通メッセージ生成手段15や個別メッセージ生成手段16が生成するEMMを、MPEG−2 TSで配信する際のパケット識別子(PID)とする。この識別子は、外部から入力手段(図示せず)を介して、入力することとする。この識別子によって、受信装置側では、どのPIDで配信されるEMMを受信するのかを識別することができる。
これによって、デジタル放送送信装置1A3は、異なるメッセージを異なるPIDで複数同時に送信することができる。
次に、図9を参照して、第1実施形態の変形例2に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5A3は、放送受信手段50A(50)と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53と、表示手段54と、初期化手段55と、記憶手段62と、CAT処理手段63と、を備えている。なお、図9では、デジタル放送受信装置5A3を識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、データ放送を含むコンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
この放送受信手段50Aは、デジタル放送送信装置1A3(図8参照)から送信されたストリームデータから、CATを抽出し、抽出したCATを、CAT処理手段63に出力する。なお、放送受信手段50Aは、CATに予め定められているTSのPIDを探索することで、ストリームデータからCATを抽出することができる。
ここでは、CAT処理手段63は、CAサービス記述子解析手段631と、限定受信方式記述子解析手段632と、を備えている。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図10を参照して、第2実施形態に係るデジタル放送システムSBの構成の概要について説明する。
まず、図11を参照(適宜図10参照)して、第2実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Bは、個別識別子登録手段10Bと、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13と、識別子記憶手段14と、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16と、放送送信手段17と、通信送受信手段18と、を備えている。なお、図11では、デジタル放送受信装置5Bを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、コンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
このように、デジタル放送送信装置1Bは、従来のCASカードのカード番号のように、放送事業者において、予め受信装置ごとに固有の識別子を管理しておく必要がない。また、デジタル放送送信装置1Bは、識別子(個別識別子ID2)を登録する際にオペレータ等の人手を介することなく、識別子登録処理を自動化することができる。
なお、デジタル放送送信装置1Bは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Bは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Bは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図12を参照(適宜図10参照)して、第2実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Bは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53と、表示手段54Bと、初期化手段55と、個別識別子登録要求手段56と、通信送受信手段57と、を備えている。なお、図12では、デジタル放送受信装置5Bを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
この個別識別子ID2をデジタル放送送信装置1Bに登録することで、デジタル放送送信装置1Bは、個別識別子ID2を宛先としたメッセージを、デジタル放送受信装置5Bに送信することが可能になる。
また、デジタル放送受信装置5Bは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Bは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Bは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
次に、図13を参照(適宜図10参照)して、第2実施形態に係るデジタル放送受信装置の他の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5B2は、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52Bと、記憶手段53Bと、表示手段54Bと、初期化手段55と、個別識別子登録要求手段56Bと、通信送受信手段57と、を備えている。
個別メッセージ処理手段52B、記憶手段53Bおよび個別識別子登録要求手段56B以外の構成については、図12で説明したデジタル放送受信装置5Bの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
個別識別子登録要求手段56Bは、通信送受信手段57に設定されている個別情報(個別識別子ID2)と記憶手段53Bに記憶されている個人情報PDとを登録する旨の要求(識別子登録要求)を、通信送受信手段57を介して、デジタル放送送信装置1Bに送信する点を除き、図12で説明した個別識別子登録要求手段56と同じものである。
なお、デジタル放送受信装置5B2は、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
次に、図14を参照(構成については、適宜図11,12参照)して、第2実施形態に係るデジタル放送システムSBの動作について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Bは、個別識別子登録要求手段56によって、記憶手段53に記憶されている個別識別子ID2と個人情報PDとを読み出す(ステップS10B)。そして、デジタル放送受信装置5Bは、通信送受信手段57によって、ステップS10Bで読み出した個別識別子ID2と個人情報PDとをデジタル放送送信装置1Bに送信する(ステップS11B)。
なお、図13で説明したデジタル放送受信装置5B2においては、ステップS10Bにおいて、通信送受信手段57の個別情報(MACアドレス)を個別識別子ID2として読み出す点のみが異なり、以降の動作は同じである。
ステップS15以降の動作(グループ化処理)については、図5で説明したデジタル放送システムSAの動作と同一であるため、説明を省略する。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図15を参照して、第3実施形態(本発明)に係るデジタル放送システムSCの構成の概要について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Cが自ら生成した個別識別子を表示画面に表示し、視聴者は、その表示された個別識別子ID2を、電話、ハガキ、インターネット等によって、放送事業者に通知する(ステップSC1)。そして、放送事業者が、デジタル放送送信装置1Cに個別識別子ID2を登録する。そして、デジタル放送送信装置1Cは、以降の動作において、個別のデジタル放送受信装置5Cを個別識別子ID2によって特定し、個別のメッセージ(個別メッセージ)を送信する。
以下、第3実施形態に係るデジタル放送システムSCにおけるデジタル放送送信装置1Cおよびデジタル放送受信装置5Cの構成および動作について詳細に説明する。
まず、図17を参照(適宜図15参照)して、第3実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Cは、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13と、識別子記憶手段14と、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16と、放送送信手段17と、識別子登録手段19と、を備えている。
ここで、識別子登録手段19以外の構成は、図3で説明したデジタル放送送信装置1Aの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
一方、まだ個別識別子ID2が識別子記憶手段14に登録されていない場合、登録の指示を個別識別子登録手段192に通知する。
このように、デジタル放送送信装置1Cは、従来のCASカードのカード番号のように、放送事業者において、予め受信装置ごとに固有の識別子を管理しておく必要がない。
なお、デジタル放送送信装置1Cは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Cは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Cは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図18を参照(適宜図15参照)して、第3実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Cは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53Cと、表示手段54と、初期化手段55と、個別識別子再設定手段58と、計時手段59と、個別識別子生成手段60と、を備えている。なお、図18では、デジタル放送受信装置5Cを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
ここで、記憶手段53C、個別識別子再設定手段58、計時手段59および個別識別子生成手段60以外の構成は、図4で説明したデジタル放送受信装置5Aの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、個別識別子ID2は、予め識別子として用いない初期値を設定しておくものとする。例えば、各識別値の初期値として、値“0”を設定しておく。これによって、初期設定時前に、当該デジタル放送受信装置5C宛のメッセージでないメッセージを誤って受信することを防止することができる。
また、デジタル放送受信装置5Cは、デジタル放送受信装置5Cが生成する個別識別子により、デジタル放送受信装置5C固有のメッセージを受信することが可能になるため、従来のような受信装置ごとのCASカード等のICカードが不要となり、コストを軽減させることができる。
なお、デジタル放送受信装置5Cは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Cは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Cは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
次に、図19を参照(構成については、適宜図17,18参照)して、第3実施形態に係るデジタル放送システムSCの動作について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Cは、初期設定時において、個別識別子生成手段60によって、個別識別子ID2を生成する(ステップS10C)。具体的には、デジタル放送受信装置5Cは、まず、個別識別子生成手段60の乱数発生手段601によって、乱数を発生させる。そして、デジタル放送受信装置5Cは、仮識別子生成手段602によって、記憶手段53Cに記憶されている受信機情報Tiと、計時手段59で計時される現在時刻と、乱数発生手段601で発生させた乱数とを連結することで、仮識別子ID1を生成する。さらに、デジタル放送受信装置5Cは、ハッシュ関数演算手段603によって、仮識別子ID1のハッシュ値を演算することで個別識別子ID2を生成する。
ステップS11以降の動作については、図5で説明したデジタル放送システムSAの動作と基本的には同じであるため、説明を省略する。ただし、デジタル放送システムSCでは、ステップS11〜13において、個別識別子が重複している場合は、ステップS10Cに戻って、再度、個別識別子を生成する手順から動作が行われる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。図18のデジタル放送受信装置5Cでは、個別識別子ID2を視聴者から放送事業者に通知してもらうために、表示手段54の個別識別子表示手段541によって、個別識別子ID2を設定画面等の画面上に表示する形態としていた。
なお、この変形例におけるシステム構成は、図15に示したデジタル放送システムSCのデジタル放送送信装置1Cおよびデジタル放送受信装置5Cを、それぞれ後記するデジタル放送送信装置1C2(図20)およびデジタル放送受信装置5C2(図21)に置き換えた構成となる。
まず、図20を参照して、第3実施形態の変形例に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。このデジタル放送送信装置1C2は、図17で説明したデジタル放送送信装置1Cに、データ放送用データ記憶手段23と、データカルーセル符号化手段24とを付加して構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送送信装置1A2(図6)およびデジタル放送送信装置1C(図17)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、図21を参照して、第3実施形態の変形例に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。このデジタル放送受信装置5C2は、図18で説明したデジタル放送受信装置5Cに、データカルーセル復号手段61を付加し、さらに、表示手段54にBML復号手段544を付加して新たな表示手段54Eとして構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送受信装置5A2(図7)およびデジタル放送受信装置5C(図18)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
この第3実施形態の変形例に係るデジタル放送システムの動作は、基本的に、図19で説明した動作と同じである。ただし、デジタル放送受信装置5Cが、図19のステップS10において、個別識別子表示手段541によって、設定画面に個別識別子ID2を表示するのに対し、デジタル放送受信装置5C2は、BML復号手段544によって、データ放送の画面に個別識別子ID2を表示する機能が付加された点が異なっている。
以降の動作については、図19で説明したデジタル放送システムSCの動作と同一であるため、説明を省略する。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図22を参照して、第4実施形態に係るデジタル放送システムSDの構成の概要について説明する。
まず、図23を参照(適宜図22参照)して、第4実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Dは、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13と、識別子記憶手段14と、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16と、放送送信手段17と、通信送受信手段18と、識別子登録手段19Bと、を備えている。なお、図23では、デジタル放送受信装置5Dを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、コンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
なお、デジタル放送送信装置1Dは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Dは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Dは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図24を参照(適宜図22参照)して、第4実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Dは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52と、記憶手段53Cと、表示手段54Bと、初期化手段55と、個別識別子登録要求手段56Cと、通信送受信手段57と、計時手段59と、個別識別子生成手段60と、を備えている。なお、図24では、デジタル放送受信装置5Dを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
個別識別子登録要求手段56Cおよび通信送受信手段57以外の構成については、図18で説明したデジタル放送受信装置5Cの構成と同一のものであるため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、デジタル放送受信装置5Dは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Dは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Dは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
次に、図25を参照(構成については、適宜図23,24参照)して、第4実施形態に係るデジタル放送システムSDの動作について説明する。
そして、デジタル放送送信装置1Dは、識別子登録手段19Bの個別識別子重複判定手段191Bによって、ステップS12Bで受信した個別識別子ID2が、識別子記憶手段14に登録(記憶)されているか否かを判定(重複確認)する(ステップS13B)。
なお、ステップS15以降の動作については、図19で説明したデジタル放送システムSCの動作と同一である。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図26を参照して、第5実施形態に係るデジタル放送システムSEの構成の概要について説明する。
このデジタル放送システムSEは、デジタル放送送信装置1Eが、識別子管理装置3が管理する識別子(指定識別子)を、デジタル放送受信装置5E,5E,…ごとに個別に配信し、その指定識別子を用いて、デジタル放送受信装置5E宛の個別のメッセージ情報を送信することを可能にしている。なお、この指定識別子は、前記した第1〜第4実施形態で説明したデジタル放送受信装置で保持、あるいは生成される個別識別子とは異なり、放送事業者側で個々のデジタル放送受信装置を管理するために個々のデジタル放送受信装置に付与する識別子である。すなわち、この指定識別子は、放送事業者側で体系化された識別子である。
まず、視聴者は、デジタル放送受信装置5Eの表示画面に表示される個別識別子ID2を、電話、ハガキ、インターネット等によって、放送事業者に通知する(ステップSE1)。そして、放送事業者が、デジタル放送送信装置1Eに個別識別子ID2を登録することで、デジタル放送送信装置1Eは、新たな識別子(指定識別子ID3)を識別子管理装置3から取得する(ステップSE2)。そして、デジタル放送送信装置1Eは、個別識別子ID2を宛先とした個別メッセージで、デジタル放送受信装置5Eに指定識別子ID3を送信する(ステップSE3)。そして、デジタル放送送信装置1Eは、以降の動作において、個別のデジタル放送受信装置5Eを指定識別子ID3によって特定し、個別メッセージを送信する。
以下、第5実施形態に係るデジタル放送システムSEにおけるデジタル放送送信装置1E、識別子管理装置3およびデジタル放送受信装置5Eの構成および動作について詳細に説明する。
まず、図28を参照(適宜図26参照)して、第5実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Eは、個別識別子登録手段10Cと、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13Bと、識別子記憶手段14Bと、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16Bと、放送送信手段17と、通信送受信手段20と、指定識別子取得手段21と、を備えている。
なお、個別識別子登録手段10Cは、個別識別子ID2と視聴者の個人情報PDとを入力された段階で、指定識別子取得手段21に対して、指定識別子ID3を取得する旨の指示を出力する。
ここでは、指定識別子通知生成手段162は、個別識別子ID2を宛先、指定識別子ID3を内容としたメッセージ(指定識別子通知)を生成する。すなわち、指定識別子通知生成手段162は、個別識別子ID2を保持しているデジタル放送受信装置5Eに対して個別のメッセージ(指定識別子通知)を生成する。この指定識別子ID3がデジタル放送受信装置5Eに送信されることで、以降の個別メッセージを、放送事業者側が管理する指定識別子ID3を宛先として配信することができる。
このメッセージ情報通知のフォーマットは、ARIBのSTD−B25で規格化されているEMM共通メッセージのデータ形式としてもよい。
このメッセージ制御情報通知および指定識別子通知のフォーマットは、STD−B25で規格化されているEMM個別メッセージのデータ形式としてもよい。
図28に戻って、デジタル放送送信装置1Eの構成について説明を続ける。
なお、指定識別子登録手段212は、指定識別子ID3を識別子記憶手段14Bの識別子データベースに登録した後、指定識別子ID3によりデジタル放送受信装置5Eを一元管理できるため、当該指定識別子ID3に対応する個別識別子ID2を初期化または無効化することとしてもよい。
なお、デジタル放送送信装置1Eは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Eは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Eは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図29を参照(適宜図26参照)して、第5実施形態に係る識別子管理装置の構成について説明する。ここでは、識別子管理装置3は、通信送受信手段30と、指定識別子配信手段31と、指定識別子生成手段32と、指定識別子記憶手段33と、を備えている。
ここでは、指定識別子生成手段32は、指定識別子要求受信手段311から、指定識別子ID3を生成する旨の要求を入力した段階で、指定識別子ID3を生成し、指定識別子送信手段312に出力するとともに、指定識別子記憶手段33に書き込み記憶する。
このように、識別子管理装置3は、個々のデジタル放送送信装置1Eを識別するための識別子(指定識別子ID3)を、要求に応じて順次生成するため、ICカード(CASカード等)のカード番号のように予め識別子を管理しておく必要がなく、ICカードのコストやそれらを管理するコストを削減することができる。
次に、図30を参照(適宜図26参照)して、第5実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Eは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52Cと、記憶手段53Dと、表示手段54Cと、初期化手段55Bと、を備えている。なお、図30では、デジタル放送受信装置5Eを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
ここで、個別メッセージ処理手段52C、記憶手段53D、表示手段54Cおよび初期化手段55B以外の構成については、図4で説明したデジタル放送受信装置5Aの構成と同一のものであるため、説明を省略する。
例えば、メッセージ制御情報通知解析手段521Cは、個別メッセージの宛先が記憶手段53Dに記憶されている指定識別子と同一の指定識別子であって、個別メッセージの内容であるメッセージ制御情報が「放送チャンネル契約あり(0x0001)」であった場合、記憶手段53Dのメッセージ制御情報Mcに“0x0001”の値を書き込む。
なお、この指定識別子表示手段543は、指定識別子ID3が記憶手段53Dに登録された後に機能するものとする。
例えば、メッセージ制御情報Mcとして、“0x0000”が「放送チャンネル契約なし」、“0x0001”が「放送チャンネル契約あり」とした場合、初期化手段55Bは、メッセージ制御情報Mcを、初期値である“0x0000”に設定する。
なお、デジタル放送受信装置5Eは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Eは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Eは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
次に、図31を参照(構成については、適宜図28〜30参照)して、第5実施形態に係るデジタル放送システムSEの動作について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Eは、初期設定時において、表示手段54Cの個別識別子表示手段541によって、記憶手段53Dに記憶されている個別識別子ID2を読み出して、画面上に表示する(ステップS10)。そして、視聴者は、画面上に表示された個別識別子ID2の値を、電話、ハガキ、インターネット等によって、氏名等の個人情報PDとともに放送事業者に通知する(ステップS11)。
ステップS14で識別子記憶手段14Bの識別子データベースに個別識別子ID2が登録された後、デジタル放送送信装置1Eは、指定識別子取得手段21の指定識別子要求手段211によって、指定識別子ID3を取得する旨の要求(指定識別子要求)を生成し、通信送受信手段20を介して、識別子管理装置3に指定識別子要求を送信する(ステップS30)。
これによって、デジタル放送受信装置5Eの記憶手段53Dには、メッセージ制御情報Mcとして、「放送チャンネル契約あり(0x0001)」が書き込まれることになる。
このように、デジタル放送受信装置5Eは、メッセージ制御情報Mcによって、グループ化(ここでは、契約の有無によるグループ化)されることになる。
次に、第5実施形態の変形例について説明する。図30のデジタル放送受信装置5Eでは、個別識別子ID2を視聴者から放送事業者に通知してもらうために、表示手段54Cの個別識別子表示手段541によって、個別識別子ID2を設定画面等の画面上に表示する形態としていた。
なお、この変形例におけるシステム構成は、図27に示したデジタル放送システムSEのデジタル放送送信装置1Eおよびデジタル放送受信装置5Eを、それぞれ後記するデジタル放送送信装置1E2(図32)およびデジタル放送受信装置5E2(図33)に置き換えた構成となる。
まず、図32を参照して、第5実施形態の変形例に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。このデジタル放送送信装置1E2は、図28で説明したデジタル放送送信装置1Eに、データ放送用データ記憶手段23と、データカルーセル符号化手段24とを付加して構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送送信装置1A2(図6)およびデジタル放送送信装置1E(図28)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、図33を参照して、第3実施形態の変形例に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。このデジタル放送受信装置5E2は、図30で説明したデジタル放送受信装置5Eに、データカルーセル復号手段61を付加し、さらに、表示手段54CにBML復号手段544を付加して新たな表示手段54Fとして構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送受信装置5A2(図7)およびデジタル放送受信装置5E(図30)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
この第5実施形態の変形例に係るデジタル放送システムの動作は、基本的に、図31で説明した動作と同じである。ただし、デジタル放送受信装置5Eが、図31のステップS10において、個別識別子表示手段541によって、設定画面に個別識別子ID2を表示するのに対し、デジタル放送受信装置5E2は、BML復号手段544によって、データ放送の画面に個別識別子ID2を表示する機能が付加された点が異なっている。
以降の動作については、図31で説明したデジタル放送システムSEの動作と同一であるため、説明を省略する。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図34を参照して、第6実施形態に係るデジタル放送システムSFの構成の概要について説明する。
まず、図36を参照(適宜図34参照)して、第6実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Fは、個別識別子登録手段10Dと、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13Bと、識別子記憶手段14Cと、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16Cと、放送送信手段17と、通信送受信手段20と、指定識別子取得手段21と、第2通信送受信手段22と、を備えている。なお、図36では、デジタル放送受信装置5Fを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、コンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
なお、個別識別子登録手段10Dは、個別識別子ID2と視聴者の個人情報PDとを受信した段階で、指定識別子取得手段21に対して、指定識別子ID3を取得する旨の指示を出力する。
なお、デジタル放送送信装置1Fは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Fは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Fは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図37を参照(適宜図34参照)して、第6実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Fは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52Dと、記憶手段53Dと、表示手段54Dと、初期化手段55Bと、個別識別子登録要求手段56Dと、通信送受信手段57Bと、を備えている。なお、図37では、デジタル放送受信装置5Fを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
なお、デジタル放送受信装置5Fは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Fは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Fは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
次に、図38を参照(構成については、適宜図36,37参照)して、第6実施形態に係るデジタル放送システムSFの動作について説明する。
まず、デジタル放送受信装置5Fは、個別識別子登録要求手段56Dによって、記憶手段53Dに記憶されている個別識別子ID2と個人情報PDとを読み出す(ステップS10B)。そして、デジタル放送受信装置5Fは、通信送受信手段57Bによって、ステップS10Bで読み出した個別識別子ID2と個人情報PDとをデジタル放送送信装置1Fに送信する(ステップS11B)。
以上の動作によって、デジタル放送システムSFは、予め受信装置にICカードを付与することなく、個々の受信装置の識別子を管理し、メッセージを送信することが可能になる。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図39を参照して、第7実施形態に係るデジタル放送システムSGの構成の概要について説明する。
このデジタル放送システムSGは、識別子管理装置3が管理する識別子(指定識別子)を、デジタル放送受信装置5G,5G,…ごとに個別に配信し、その指定識別子を用いて、デジタル放送受信装置5G宛の個別のメッセージ情報を送信することを可能にしている。
なお、デジタル放送システムSGの動作の概要は、図27で説明したデジタル放送システムSEの動作と同様であるため説明を省略する。
まず、図40を参照(適宜図39参照)して、第7実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Gは、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13Bと、識別子記憶手段14Bと、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16Bと、放送送信手段17と、識別子登録手段19Cと、通信送受信手段20と、指定識別子取得手段21と、を備えている。
ここで、識別子登録手段19C以外の構成は、図28で説明したデジタル放送送信装置1Eの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、デジタル放送送信装置1Gは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Gは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Gは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図41を参照(適宜図39参照)して、第7実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Gは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52Cと、記憶手段53Eと、表示手段54Cと、初期化手段55Bと、個別識別子再設定手段58と、計時手段59と、個別識別子生成手段60と、を備えている。なお、図41は、デジタル放送受信装置5Gを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
また、個別識別子再設定手段58、計時手段59および個別識別子生成手段60については、図18で説明したデジタル放送受信装置5Cの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
また、記憶手段53Eに記憶する各種情報は、図30の記憶手段53Dに記憶する各種情報に、図18の記憶手段53Cに記憶する受信機情報Tiを付加したものである。
また、デジタル放送受信装置5Gは、放送事業者が管理する指定識別子により、デジタル放送受信装置5G固有のメッセージを受信することが可能になるため、従来のような受信装置ごとのCASカード等のICカードが不要となり、コストを軽減させることができる。
なお、デジタル放送受信装置5Gは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Gは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Gは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
図42には、第7実施形態に係るデジタル放送システムSGの動作を示すフローチャートを示している。
ここで、ステップS10CからステップS14までの動作は、図19で説明したデジタル放送システムSCの動作と同一である。また、ステップS30以降の動作については、図31で説明したデジタル放送システムSEの動作と同一である。よって、ここでは、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
次に、第7実施形態の変形例について説明する。図41のデジタル放送受信装置5Gでは、個別識別子ID2を視聴者から放送事業者に通知してもらうために、表示手段54Cの個別識別子表示手段541によって、個別識別子ID2を設定画面等の画面上に表示する形態としていた。
なお、この変形例におけるシステム構成は、図39に示したデジタル放送システムSGのデジタル放送送信装置1Gおよびデジタル放送受信装置5Gを、それぞれ後記するデジタル放送送信装置1G2(図43)およびデジタル放送受信装置5G2(図44)に置き換えた構成となる。
まず、図43を参照して、第7実施形態の変形例に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。このデジタル放送送信装置1G2は、図40で説明したデジタル放送送信装置1Gに、データ放送用データ記憶手段23と、データカルーセル符号化手段24とを付加して構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送送信装置1A2(図6)およびデジタル放送送信装置1G(図40)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、図44を参照して、第7実施形態の変形例に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。このデジタル放送受信装置5G2は、図41で説明したデジタル放送受信装置5Gに、データカルーセル復号手段61を付加し、さらに、表示手段54CにBML復号手段544を付加して新たな表示手段54Fとして構成している。
そこで、ここでは、デジタル放送受信装置5A2(図7)およびデジタル放送受信装置5G(図41)と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
この第7実施形態の変形例に係るデジタル放送システムの動作は、基本的に、図42で説明した動作と同じである。ただし、デジタル放送受信装置5Gが、図42のステップS10において、個別識別子表示手段541によって、設定画面に個別識別子ID2を表示するのに対し、デジタル放送受信装置5G2は、BML復号手段544によって、データ放送の画面に個別識別子ID2を表示する機能が付加された点が異なっている。
以降の動作については、図42で説明したデジタル放送システムSGの動作と同一であるため、説明を省略する。
[デジタル放送システムの概要]
次に、図45を参照して、第8実施形態に係るデジタル放送システムSHの構成の概要について説明する。
まず、図46を参照(適宜図45参照)して、第8実施形態に係るデジタル放送送信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送送信装置1Hは、メッセージ情報記憶手段11と、メッセージ制御情報記憶手段12と、メッセージ制御情報個別更新手段13Bと、識別子記憶手段14Cと、共通メッセージ生成手段15と、個別メッセージ生成手段16Cと、放送送信手段17と、識別子登録手段19Dと、通信送受信手段20と、指定識別子取得手段21と、第2通信送受信手段22と、を備えている。なお、図46では、デジタル放送受信装置5Hを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送送信装置の機能、例えば、コンテンツ配信に関連する構成については図示を省略している。
ここで、識別子登録手段19D以外の構成については、図36で説明したデジタル放送送信装置1Fの構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、デジタル放送送信装置1Hは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ送信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送送信装置1Hは、図8で説明したデジタル放送送信装置1A3と同様に、共通メッセージや個別メッセージを生成するための構成(メッセージ生成手段)を複数備え、さらに、各メッセージ生成手段が生成するメッセージ情報を識別するための情報を付加するCAT生成手段71を備えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送送信装置1Hは、異なるメッセージを複数同時に送信することができる。
次に、図47を参照(適宜図45参照)して、第8実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。ここでは、デジタル放送受信装置5Hは、放送受信手段50と、共通メッセージ処理手段51と、個別メッセージ処理手段52Dと、記憶手段53Eと、表示手段54Dと、初期化手段55Bと、個別識別子登録要求手段56Cと、通信送受信手段57Bと、計時手段59と、個別識別子生成手段60と、を備えている。なお、図47では、デジタル放送受信装置5Gを識別するための識別子および当該識別子を用いたメッセージ配信に関連する構成のみを図示し、一般的なデジタル放送受信装置の機能、例えば、コンテンツ受信に関連する構成については図示を省略している。
また、個別識別子登録要求手段56C、計時手段59および個別識別子生成手段60については、図24で説明したデジタル放送受信装置5Dの構成と同一であり、記憶手段53Eは、図41の記憶手段53Eと同一である。よって、ここでは、同一の符号を付して説明を省略する。なお、デジタル放送受信装置5Hは、一般的なコンピュータを前記した各手段として機能させるプログラム(メッセージ受信プログラム)により動作させることができる。
この場合、デジタル放送受信装置5Hは、図9で説明したデジタル放送受信装置5A3と同様に、記憶手段62と、CAT処理手段63とをさらに備え、放送受信手段50を図9で説明した放送受信手段50Aに置き換えて構成すればよい。
これによって、デジタル放送受信装置5Hは、異なるメッセージから、自身へのメッセージを抽出して受信することができる。
図48には、第8実施形態に係るデジタル放送システムSHの動作を示すフローチャートを示している。
ここで、ステップS10EからステップS14までの動作は、図25で説明したデジタル放送システムSDの動作と同一である。また、ステップS30以降の動作については、図38で説明したデジタル放送システムSFの動作と同一である。よって、ここでは、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
10 個別識別子登録手段
11 メッセージ情報記憶手段
12 メッセージ制御情報記憶手段
13 メッセージ制御情報個別更新手段
14 識別子記憶手段
15 共通メッセージ生成手段
151 メッセージ情報通知生成手段
16 個別メッセージ生成手段
161 メッセージ制御情報通知生成手段
162 指定識別子通知生成手段
17 放送送信手段
18 通信送受信手段
19 識別子登録手段
191 個別識別子重複判定手段
192 個別識別子登録手段
193 個別識別子再要求手段
20 通信送受信手段
21 指定識別子取得手段
211 指定識別子要求手段
212 指定識別子登録手段
22 第2通信送受信手段
23 データ放送用データ記憶手段
24 データカルーセル符号化手段
3 識別子管理装置
30 通信送受信手段
31 指定識別子配信手段
311 指定識別子要求受信手段
312 指定識別子送信手段
32 指定識別子生成手段
33 指定識別子記憶手段
5 デジタル放送受信装置(メッセージ受信装置)
50 放送受信手段
51 共通メッセージ処理手段(共通メッセージ受信手段)
52 個別メッセージ処理手段(個別メッセージ受信手段)
521 メッセージ制御情報通知解析手段
522 指定識別子通知解析手段
53 記憶手段(制御情報記憶手段)
54 表示手段
541 個別識別子表示手段
542 メッセージ表示手段
543 指定識別子表示手段
544 BML復号手段
55 初期化手段
56 個別識別子登録要求手段
57 通信送受信手段
58 個別識別子再設定手段
59 計時手段
60 個別識別子生成手段
601 乱数発生手段
602 仮識別子生成手段
603 ハッシュ関数演算手段
61 データカルーセル復号手段
62 記憶手段(限定受信方式識別記憶手段)
63 CAT処理手段(メッセージ識別テーブル受信手段)
631 CAサービス記述子解析手段(サービス記述子解析手段)
632 限定受信方式記述子解析手段
70 メッセージ生成手段
71 CAT生成手段(メッセージ識別テーブル生成手段)
711 CAサービス記述子生成手段
712 限定受信方式記述子生成手段
Claims (15)
- メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置で生成され、予め放送事業者側に通知された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子と、前記メッセージ受信装置の使用者の個人情報とを外部から入力し、当該個別識別子が前記識別子記憶手段に記憶されているか否かを判定する個別識別子重複判定手段と、
この個別識別子重複判定手段において、当該個別識別子が記憶されていないと判定された場合に、当該個別識別子を前記個人情報とともに前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、外部から指定された個人情報に対応する前記個別識別子を宛先として個別メッセージを生成することを特徴とするメッセージ送信装置。 - 前記個別メッセージ生成手段は、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報を宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信装置。 - 前記メッセージ制御情報通知生成手段は、前記個別識別子が前記識別子記憶手段に記憶された後、放送番組を視聴可能とするグループを示すメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成することを特徴とする請求項2に記載のメッセージ送信装置。
- データ放送で送信するBMLデータを記憶するデータ放送用データ記憶手段と、
前記BMLデータをカルーセル伝送により伝送可能なセクションデータに符号化するデータカルーセル符号化手段と、をさらに備え、
前記BMLデータには、前記メッセージ受信装置の記憶手段に記憶されている前記個別識別子を読み出して予め定めた表示形式で画面上に表示させる指示が記述され、
前記放送送信手段が、前記符号化されたBMLデータを前記放送データとして送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のメッセージ送信装置。 - 複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のメッセージ送信装置。 - メッセージ送信装置から放送データとして送信されるメッセージ受信装置に対して共通のメッセージである共通メッセージを、放送受信手段を介して受信する共通メッセージ受信手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信される個別メッセージを、前記放送受信手段を介して受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置において、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致する場合に、前記個別メッセージを当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信することを特徴とするメッセージ受信装置。 - 前記個別メッセージ受信手段は、前記共通メッセージとして送信されるメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段をさらに備え、
前記共通メッセージ受信手段は、前記放送受信手段を介して前記放送データとして受信した前記共通メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されているメッセージ制御情報と一致する場合に、前記共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のメッセージ受信装置。 - 外部からの指示により、前記記憶手段に記憶されている前記メッセージ制御情報および前記個別識別子を初期化する初期化手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のメッセージ受信装置。
- 前記個別識別子生成手段は、前記内部情報として、乱数発生手段で発生される乱数、計時手段で計時される現在時刻、または、予め定めた受信機情報の少なくとも1つに対して、予め定めたハッシュ関数によりハッシュ値を演算し、前記個別識別子を生成することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載のメッセージ受信装置。
- 前記放送受信手段で受信したセクションデータから、BMLデータを復号するデータカルーセル復号手段と、
このデータカルーセル復号手段で復号されたBMLデータを復号し可視化するBML復号手段と、をさらに備え、
前記BML復号手段が、前記BMLデータに記述されている指示に基づいて、前記記憶手段に記憶されている個別識別子を読み出して指示された表示形式で画面上に表示することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載のメッセージ受信装置。 - 複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか一項に記載のメッセージ受信装置。 - 共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置と、放送受信手段を介して、前記共通メッセージを受信する共通メッセージ受信手段と、前記放送受信手段を介して、前記個別メッセージを受信する個別メッセージ受信手段とを備えたメッセージ受信装置と、を備え、メッセージの配信を行うメッセージ配信システムであって、
前記メッセージ送信装置は、前記個別メッセージ生成手段において、予め外部の入力手段を介して入力された前記メッセージ受信装置の個別識別子をメッセージの宛先とした個別メッセージを生成して、前記メッセージ受信装置に送信し、
前記メッセージ受信装置は、
当該メッセージ受信装置の内部情報に基づいて、当該メッセージ受信装置を個別に識別するための前記個別識別子を生成して記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子生成手段と、
この個別識別子生成手段で生成された個別識別子を、放送事業者側に通知するための情報として表示する個別識別子表示手段と、を備え、
前記個別メッセージ受信手段は、個別メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子と一致する場合に、前記個別メッセージを当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信することを特徴とするメッセージ配信システム。 - 前記メッセージ送信装置は、
前記個別メッセージ生成手段に、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報を処理する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段に、前記メッセージ制御情報を宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備え、
前記メッセージ受信装置は、
前記個別メッセージ受信手段に、前記メッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして受信した際に、前記メッセージ制御情報を前記記憶手段に書き込み記憶させるメッセージ制御情報通知解析手段をさらに備え、
前記共通メッセージ受信手段に、前記放送受信手段を介して前記放送データとして受信した前記共通メッセージの宛先が、前記記憶手段に記憶されているメッセージ制御情報と一致する場合に、前記共通メッセージに付加されているメッセージ情報を当該メッセージ受信装置宛のメッセージとして受信するメッセージ情報通知解析手段を備えることを特徴とする請求項12に記載のメッセージ配信システム。 - 前記メッセージ送信装置は、
BMLデータをカルーセル伝送により伝送可能なセクションデータに符号化するデータカルーセル符号化手段をさらに備え、
前記メッセージ受信装置は、
前記セクションデータからBMLデータを復号するデータカルーセル復号手段と、
このデータカルーセル復号手段で復号されたBMLデータを復号し可視化するBML復号手段と、をさらに備え、
前記BMLデータに、前記メッセージ受信装置の記憶手段に記憶されている前記個別識別子を読み出して予め定めた表示形式で画面上に表示させる指示を記述しておくことで、前記BML復号手段が、前記記憶手段に記憶されている個別識別子を読み出して画面上に表示することを特徴とする請求項12または請求項13に記載のメッセージ配信システム。 - 前記メッセージ送信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えるとともに、
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
前記放送送信手段が、前記メッセージ識別テーブルを放送データとして送信するとともに、複数の前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段ごとに異なる前記パケット識別子を付加して、生成したメッセージをパケットデータとして送信し、
前記メッセージ受信装置は、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための識別子である限定受信方式識別を予め記憶する限定受信方式識別記憶手段と、
限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、当該限定受信方式識別とパケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを、前記放送受信手段を介して受信するメッセージ識別テーブル受信手段と、を備え、
前記メッセージ識別テーブル受信手段は、
前記限定受信方式識別記憶手段に記憶されている限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数のサービス記述子において探索し、同一の限定受信方式識別が存在する場合に、メッセージ送信が行われていると判定するサービス記述子解析手段と、
このサービス記述子解析手段でメッセージ送信が行われていると判定した際に、当該限定受信方式識別と同じ識別子を、前記複数の限定受信方式記述子において探索し、同一の限定受信方式識別に対応付けられている前記パケット識別子を抽出する限定受信方式記述子解析手段と、を備え、
前記放送受信手段が、前記放送データから、前記限定受信方式記述子解析手段が抽出したパケット識別子を有するパケットデータを、当該メッセージ受信装置へのメッセージとして抽出することを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか一項に記載のメッセージ配信システム。
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