JP2011134417A - Onboard device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に搭載された車載装置に関し、特に、HDD(Hard Disk Drive)を内蔵した車載装置に関する。 The present invention relates to an in-vehicle device mounted on a vehicle, and more particularly to an in-vehicle device having a built-in HDD (Hard Disk Drive).
下記の特許文献1には、HDDを搭載した車載オーディオシステムであって、HDDに加わる振動レベルが所定の振動レベルを超過した場合等、HDD環境が正常動作保証範囲を逸脱していると判定した場合に、HDD環境が正常動作保証範囲に戻るのを待って、HDD内に記録されている全てのオーディオファイルについて、HDD内に記録されているエラー訂正符号(ECC)を用いたエラーチェックと、エラーが発生しているオーディオファイルのエラー訂正を行う車載オーディオシステムが開示されている。
In
ところで、HDDを有する車載装置では、車両が走行中に、データをHDDに書き込む場合があり、データの書き込み中にHDDに大きな振動が加わると、データが正しく書き込まれない場合がある。誤ったデータがHDDに書き込まれてしまうと、その誤ったデータを基にECCが作成された場合には、当該ECCを用いてHDD内のデータが訂正されても、訂正後のデータは、やはり書き込み時に誤ったデータのままである。 By the way, in an in-vehicle device having an HDD, data may be written to the HDD while the vehicle is traveling, and if a large vibration is applied to the HDD during data writing, the data may not be written correctly. If incorrect data is written in the HDD, if an ECC is created based on the incorrect data, the corrected data is still used even if the data in the HDD is corrected using the ECC. Incorrect data remains when writing.
HDDにデータが書き込まれるたびに、正しく書き込まれたか否かをチェックすることも考えられるが、車載装置の限られた計算機リソースでは、処理に膨大な時間がかかる。上記特許文献1に開示されている技術では、HDDには予めデータが正しく書き込まれていることが前提となっており、車両の走行中の振動等により誤ったデータが書き込まれた場合については考慮されていない。
Although it is conceivable to check whether or not data has been written correctly every time data is written to the HDD, it takes an enormous amount of time for processing with the limited computer resources of the in-vehicle device. In the technique disclosed in
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、振動の多い環境下でもHDD内に正しいデータが書き込まれた状態を実現することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to realize a state in which correct data is written in the HDD even in an environment with a lot of vibration.
上記課題を解決するために、本発明は、例えば、車両に搭載される車載装置であって、外部からデータを取得するデータ取得部と、データ取得部が取得したデータを、HDD(Hard Disk Drive)に書き込むデータ書込部と、データ書込部によってデータがHDDに書き込まれている間に、HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定する振動判定部と、振動判定部により、データ書込部によってデータがHDDに書き込まれている間にHDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定された場合に、データ書込部に、データ取得部が取得したデータをHDDへ再度書き込ませる再書込指示部とを備えることを特徴とする車載装置を提供する。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides, for example, an in-vehicle device mounted on a vehicle, a data acquisition unit that acquires data from the outside, and data acquired by the data acquisition unit is represented by an HDD (Hard Disk Drive ), A vibration determination unit that determines whether or not vibration exceeding a predetermined magnitude is applied to the HDD while data is being written to the HDD by the data writing unit, and a vibration When the determination unit determines that vibration exceeding a predetermined size is applied to the HDD while data is being written to the HDD by the data writing unit, the data acquisition unit acquires the data writing unit. The vehicle-mounted device is provided with a rewrite instruction unit that rewrites the data to the HDD.
本発明の車載装置によれば、振動の多い環境下でもHDD内に正しいデータが書き込まれた状態を実現することができる。 According to the in-vehicle device of the present invention, it is possible to realize a state in which correct data is written in the HDD even in an environment with a lot of vibration.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態における車載装置10の構成を示すブロック図である。車載装置10は、データ取得部11、一時保持メモリ12、データ書込部13、エラー判定部14、再書込指示部15、HDD16、およびアプリケーション処理部19を備える。
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of an in-vehicle device 10 according to an embodiment of the present invention. The in-vehicle device 10 includes a
HDD16は、振動判定部17およびデータ記憶部18を有する。データ記憶部18内には、例えば、地図データ、道路データ、および音楽データ等が記憶される。アプリケーション処理部19は、データ記憶部18に記憶されたデータを用いて、経路探索や音楽データの再生等の処理を実行する。
The
図2は、アプリケーション処理部19の詳細な構成の一例を示すブロック図である。アプリケーション処理部19は、現在位置算出部190、経路探索部191、経路誘導部192、および音楽データ再生部193を有する。センサ21は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機や方位センサ、距離センサ等であり、測地衛星から送信されたGPS信号や、車両の進行方位、車両の移動距離等を測定し、測定情報を現在位置算出部190に供給する。
FIG. 2 is a block diagram illustrating an example of a detailed configuration of the
現在位置算出部190は、センサ21から供給された測定情報およびデータ記憶部18が記憶する道路データに基づいて、車載装置10が搭載された車両が例えば所定距離(例えば10m)移動する毎に、例えばマップマッチング等により当該車両の現在位置を算出し、算出した車両の現在位置および進行方向を示す情報を経路探索部191および経路誘導部192に提供する。
The current
経路探索部191は、出発地点、目的地点、および経由地点の座標や、探索条件等を含む探索情報を、タッチパネル等の入力装置22を介してユーザから受け付けた場合に、データ記憶部18内の道路データを参照し、当該探索情報に基づいて、例えばダイクストラ法等のアルゴリズムを用いて、経由地点を通り出発地点から目的地点へ至る経路を探索し、探索結果を表示装置23に表示する。
The
そして、経路探索部191は、入力装置22を介してユーザから探索された経路のいずれかを指定する情報を受け付けた場合に、ユーザによって指定された経路を誘導経路として経路誘導部192へ送る。なお、経路探索部191は、車両の現在位置を出発地点として経路探索を実行してもよい。
When the
経路誘導部192は、経路探索部191から誘導経路を示す情報を受け取った場合に、データ記憶部18が記憶する、車両の現在位置付近の地図データを取得し、取得した地図データで示される地図上に車両の現在位置を示すカーマークを重畳させた画像を表示装置23に表示することにより、経路誘導を開始する。
When the
そして、経路誘導部192は、現在位置算出部190によって算出された車両の現在位置およびデータ記憶部18が記憶する道路データを参照して、誘導経路上において、車両の前方所定距離以内に、進行方向を指示すべき案内地点が存在する場合に、当該案内地点に関する画像を表示装置23に表示すると共に、誘導を示す音声をスピーカ24を介して再生することにより、進むべき方向を案内する。
Then, the
音楽データ再生部193は、入力装置22を介してユーザから音楽データの再生を指示された場合に、該当する音楽データをデータ記憶部18から取得し、取得した音楽データをスピーカ24を介して再生する。
The music
データ取得部11は、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)、メモリカード等の記録媒体20が車載装置10に装着された場合に、再書込指示部15からの指示に応じて、当該記録媒体20から所定サイズのデータブロックを読み出し、読み出したデータを一時保持メモリ12に保持させる。一時保持メモリ12は、例えば半導体メモリである。
When the
データ書込部13は、一時保持メモリ12が保持するデータを、HDD16内のデータ記憶部18に書き込む。データ記憶部18は、例えば磁気ヘッドと磁気ディスクを有し、データ書込部13から受け取ったデータに応じた磁界を磁気ヘッドに発生させ、発生した磁界に応じた磁化パターンを磁気ディスクに形成することにより、データ書込部13から受け取ったデータを磁気ディスクに記憶する。また、データ書込部13は、データをデータ記憶部18に書き込む前に、データの書き込み開始を振動判定部17に通知し、データの書き込みが終了した場合に、データの書き込み終了を振動判定部17に通知する。
The
振動判定部17は、例えば図3に示すように、センサ171、カウンタ172、および振動判定処理部173を有する。センサ171は、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合に、カウンタ172の値をインクリメントする(例えば1増加させる)。
For example, as shown in FIG. 3, the
振動判定処理部173は、データ書込部13からデータの書き込み開始を通知された場合に、カウンタ172の値を読み出して保持する。そして、データ書込部13からデータの書き込み終了を通知された場合に、振動判定処理部173は、カウンタ172の値を読み出し、読み出したカウンタ172の値と、保持しているカウンタ172の値とを比較する。
The vibration
そして、読み出したカウンタ172の値と、保持しているカウンタ172の値とが異なる場合、振動判定処理部173は、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定し、その旨をエラー判定部14および再書込指示部15に通知する。
When the value of the read counter 172 is different from the value of the held counter 172, the vibration
一方、読み出したカウンタ172の値と、保持しているカウンタ172の値と一致する場合、振動判定処理部173は、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わらなかった判定し、その旨をエラー判定部14および再書込指示部15に通知する。
On the other hand, when the read value of the counter 172 matches the value of the held counter 172, the vibration
エラー判定部14は、振動判定部17により、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間にHDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定された場合に、直前に書き込まれたブロックのデータをデータ記憶部18から読み出すと共に、当該データに対応するブロックのデータを、一時保持メモリ12から読み出す。
The
そして、エラー判定部14は、データ記憶部18から読み出したデータと、一時保持メモリ12から読み出したデータとが一致するか否かを判定することにより、データ記憶部18に正しくデータが書き込まれたか否かを判定し、判定結果を再書込指示部15に通知する。
Then, the
再書込指示部15は、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった旨を振動判定部17から通知された場合に、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示する。
The
また、エラー判定部14がデータ記憶部18に正しくデータが書き込まれなかったと判定した場合、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示する。一方、エラー判定部14がデータ記憶部18に正しくデータが書き込まれたと判定した場合、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータを消去すると共に、次のデータブロックの読み出しをデータ取得部11に指示する。
When the
また、再書込指示部15は、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わらなかった旨を振動判定部17から通知された場合にも、一時保持メモリ12内のデータを消去すると共に、次のデータブロックの読み出しをデータ取得部11に指示する。
Further, the
図4は、車載装置10の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、記録媒体20が車載装置10に装着され、図示しない入力装置を介してユーザからデータの書き込みが指示された場合に、車載装置10は、本フローチャートに示す動作を開始する。
FIG. 4 is a flowchart illustrating an example of the operation of the in-vehicle device 10. For example, when the
なお、振動判定部17内のセンサ171は、車載装置10に電源が投入された後に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かの監視を開始し、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合にはカウンタ172の値をインクリメントする処理を実行する。
The
まず、データ取得部11は、装着された記録媒体20から所定サイズのデータブロックを読み出し、読み出したデータを一時保持メモリ12に保持させる(S100)。そして、データ書込部13は、データの書き込み開始を振動判定部17に通知する。
First, the
ここで、データ取得部11が大きさサイズのデータブロックを記録媒体20から読み出して一時保持メモリ12に保持させると、一時保持メモリ12内のデータをHDD16へ書き込む際に振動があった場合、再度大きなサイズのデータブロックをHDD16に書き込む必要があり、再書き込みに要する時間が長くなる場合がある。
Here, when the
一方、データ取得部11が小さなサイズのデータブロックを記録媒体20から読み出して一時保持メモリ12に保持させると、再書き込みを行う場合の時間が短縮されるが、書き込むべき全体のデータに対して、読み出しと書き込みの処理にかかるオーバヘッドが全体として大きくなる場合がある。
On the other hand, when the
そのため、データ取得部11が一度に読み出して一時保持メモリ12に保持させるデータブロックのサイズは、車載装置10の処理能力と、予め定められた大きさを超える振動の発生頻度との関係を考慮して、システム設計者等により予め定められる。
Therefore, the size of the data block that the
図4に戻って説明を続ける。振動判定部17内の振動判定処理部173は、カウンタ172の値を読み出して保持する(S101)。そして、データ書込部13は、一時保持メモリ12内のデータブロックをHDD16内のデータ記憶部18に書き込み(S102)、データの書き込み終了を振動判定部17に通知する。
Returning to FIG. 4, the description will be continued. The vibration
次に、振動判定処理部173は、カウンタ172の値を読み出し(S103)、読み出したカウンタ172の値と、ステップS101で読み出して保持していたカウンタ172の値とが異なるか否か、すなわち、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定する(S104)。
Next, the vibration
データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合(S104:Yes)、車載装置10は、後述する再書込処理を実行する(S200)。
When vibration exceeding a predetermined size is applied to the
一方、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わっていない場合(S104:No)、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータを消去し(S105)、次のデータブロックの読み出しをデータ取得部11に指示する。
On the other hand, when data exceeding the predetermined size is not applied to the
次に、データ取得部11は、書き込むべきデータが全て書き込まれたか否かを判定する(S106)。書き込むべきデータが全て書き込まれていない場合(S106:No)、データ取得部11は、再びステップS100に示した処理を実行する。一方、書き込むべきデータが全て書き込まれた場合(S106:Yes)、車載装置10は、本フローチャートに示す動作を終了する。
Next, the
図5は、再書込処理(S200)の一例を示すフローチャートである。 FIG. 5 is a flowchart illustrating an example of the rewrite process (S200).
まず、再書込指示部15は、車載装置10に内蔵されているタイマの値Tを0にリセットしてスタートさせ(S201)、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示する。データ書込部13は、一時保持メモリ12内に保持されているデータを、HDD16内のデータ記憶部18に再度書き込む(S202)。
First, the
次に、エラー判定部14は、書き込まれたブロックのデータをデータ記憶部18から読み出す(S203)。そして、エラー判定部14は、データ記憶部18から読み出したデータに対応するブロックのデータを、一時保持メモリ12から読み出し、データ記憶部18から読み出したデータと、一時保持メモリ12から読み出したデータとが一致するか否かを判定することにより、データ記憶部18に正しくデータが書き込まれたか否かを判定する(S204)。
Next, the
データ記憶部18に正しくデータが書き込まれていない場合(S204:No)、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示し、データ書込部13は、再びステップS202に示した処理を実行する。
When the data is not correctly written in the data storage unit 18 (S204: No), the
一方、データ記憶部18に正しくデータが書き込まれた場合(S204:Yes)、再書込指示部15は、車載装置10に内蔵されているタイマの値Tが予め定められた値t1を超えたか否かを判定する(S205)。予め定められた値t1とは、例えば5分である。車載装置10に内蔵されているタイマの値Tが予め定められた値t1を超えた場合(S205:Yes)、再書込指示部15は、ステップS105に示した処理を実行する。
On the other hand, if the data is correctly written into the data storage unit 18 (S204: Yes), rewrite
一方、車載装置10に内蔵されているタイマの値Tが予め定められた値t1を超えていない場合(S205:No)、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータを消去し(S105)、次のデータブロックの読み出しをデータ取得部11に指示する。
On the other hand, when the value T of the timer built in the in-vehicle device 10 does not exceed the predetermined value t 1 (S205: No), the
次に、データ取得部11は、書き込むべきデータが全て書き込まれたか否かを判定する(S207)。書き込むべきデータが全て書き込まれた場合(S207:Yes)、車載装置10は、本フローチャートに示す動作を終了する。
Next, the
一方、書き込むべきデータが全て書き込まれていない場合(S207:No)、データ取得部11は、装着された記録媒体20から所定サイズのデータブロックを読み出し、読み出したデータを一時保持メモリ12に保持させる(S208)。そして、データ書込部13は、データの書き込み開始を振動判定部17に通知する。
On the other hand, when all the data to be written is not written (S207: No), the
次に、振動判定部17内の振動判定処理部173は、カウンタ172の値を読み出して保持する(S209)。そして、データ書込部13は、一時保持メモリ12内のデータブロックをHDD16内のデータ記憶部18に書き込み(S210)、データの書き込み終了を振動判定部17に通知する。
Next, the vibration
次に、振動判定処理部173は、カウンタ172の値を読み出し(S211)、読み出したカウンタ172の値と、ステップS209で読み出して保持していたカウンタ172の値とが異なるか否か、すなわち、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定する(S212)。
Next, the vibration
データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わっていない場合(S212:No)、再書込指示部15は、再びステップS205に示した処理を実行する。一方、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合(S212:Yes)、再書込指示部15は、再びステップS201に示した処理を実行する。
When the
図6は、車載装置10の機能を実現するコンピュータ30の構成の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ30は、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、HDD34、入出力インターフェイス(I/F)35、およびメディアインターフェイス(I/F)36を備える。
FIG. 6 is a hardware configuration diagram illustrating an example of the configuration of the computer 30 that implements the functions of the in-vehicle device 10. The computer 30 includes a central processing unit (CPU) 31, a random access memory (RAM) 32, a read only memory (ROM) 33, an
CPU31は、ROM33またはHDD34に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM33は、コンピュータ30の起動時にCPU31によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ30のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
The
HDD34は、CPU31によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。このHDD34は、例えば、図1に示したHDD16(振動判定部17およびデータ記憶部18を含む)を構成することができる。CPU31は、入出力インターフェイス35を介して、スピーカや表示装置等の出力装置、および、キーパッドやタッチパネル、マイク等の入力装置を制御する。CPU31は、入出力インターフェイス35を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU31は、生成したデータを、入出力インターフェイス35を介して出力装置へ出力する。
The
メディアインターフェイス36は、記録媒体37に格納されている地図データや音楽データ、プログラムデータ等を読み取り、RAM32を介してCPU31に提供する。CPU31は、記録媒体37から読み取った地図データや音楽データ等をHDD34に書き込む。このメディアインターフェイス36は、いわゆるDVDメカに相当するものであり、例えば、図1に示したデータ取得部11を構成することができる。
The
また、CPU31は、記録媒体37から読み取ったプログラムデータを、メディアインターフェイス36を介して記録媒体37からRAM32上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。このCPU31は、例えば、図1に示したエラー判定部14、再書込指示部15、およびアプリケーション処理部19を構成することができ、RAM32は、図1に示した一時保持メモリ12を構成することができる。
The
CPU31は、これらのプログラムを、記録媒体37から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、無線または有線通信により、これらのプログラムを取得してもよい。記録媒体37は、例えばDVD、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
The
以上、本発明の実施の形態について説明した。 The embodiment of the present invention has been described above.
上記説明から明らかなように、本実施形態の車載装置10によれば、車両の走行中等、振動の多い環境下でもHDD内に正しいデータが書き込まれた状態を実現することができる。 As is clear from the above description, according to the in-vehicle device 10 of the present embodiment, it is possible to realize a state in which correct data is written in the HDD even under an environment where there is a lot of vibration such as when the vehicle is running.
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。 In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, Many deformation | transformation are possible within the range of the summary.
例えば、上記した実施形態において、車載装置10は、HDD16に所定のブロックのデータが書き込まれるたびに、データの書き込み中にHDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定するが、本発明はこれに限られない。例えば、車載装置10は、所定時間毎(例えば1分毎)にHDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定し、予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定した場合に、前回予め定められた大きさを超える振動が加わっていないと判定されてから、今回予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定されるまでにHDD16に書き込まれたデータを全て再度書き込むようにしてもよい。
For example, in the above-described embodiment, every time a predetermined block of data is written to the
また、上記した実施形態において、車載装置10は、HDD16内に記憶させるべきデータを記録媒体20から取得したが、本発明はこれに限られず、車載装置10は、記録媒体20を介さずに、無線または有線通信により、車載装置10の外部からHDD16内に記憶させるべきデータを取得してもよい。
Further, in the above-described embodiment, the in-vehicle device 10 has acquired the data to be stored in the
また、上記した実施形態において、車載装置10は、記録媒体20から取得したデータを一時保持メモリ12に保持させるが、本発明はこれに限られず、車載装置10は、データをHDD16に再度書き込む段階、および、HDD16内に書き込まれたデータのエラーを判定する段階で、記録媒体20から再度、対応するデータのブロックを読み出すようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the in-vehicle device 10 stores the data acquired from the
また、上記した実施形態において、振動判定部17は、HDD16の内部に設けられるが、本発明はこれに限られず、振動判定部17は、HDD16の外部に設けられてもよく、振動判定部17の振動判定処理部173のみがHDD16の外部に設けられてもよい。振動判定部17の振動判定処理部173のみがHDD16の外部に設けられる場合、振動判定部17のセンサ171およびカウンタ172は、一般的なHDDが有するSMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)の機能を用いて実現されてもよい。
In the embodiment described above, the
また、上記した実施形態では、図4のステップS104において、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合(S104:Yes)、再書込指示部15は、車載装置10に内蔵されているタイマの値Tを0にリセットした上で(図5のS201)、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示し、データ書込部13は、一時保持メモリ12内に保持されているデータを、HDD16内のデータ記憶部18に再度書き込むが(S202)、本発明はこれに限られない。
Further, in the above-described embodiment, while the data is being written in the
例えば、例えば図7の点線に示すような処理を実行してもよい。すなわち、図4のステップS104において、データ書込部13によってデータがHDD16内のデータ記憶部18に書き込まれている間に、HDD16に予め定められた大きさを超える振動が加わった場合(S104:Yes)、再書込指示部15は、車載装置10に内蔵されているタイマの値Tを0にリセットする(図7のS201)。
For example, a process as indicated by a dotted line in FIG. 7 may be executed. That is, in step S104 of FIG. 4, when vibration exceeding a predetermined size is applied to the
そして、エラー判定部14は、書き込まれたブロックのデータをデータ記憶部18から読み出し(S220)、データ記憶部18から読み出したデータに対応するブロックのデータを、一時保持メモリ12から読み出して、データ記憶部18から読み出したデータと、一時保持メモリ12から読み出したデータとが一致するか否かを判定することにより、データ記憶部18に正しくデータが書き込まれたか否かを判定する(S221)。
Then, the
データ記憶部18に正しくデータが書き込まれている場合(S221:Yes)、再書込指示部15は、ステップS205に示した処理を実行する。一方、データ記憶部18に正しくデータが書き込まれていない場合(S221:No)、再書込指示部15は、一時保持メモリ12内のデータの再書き込みをデータ書込部13に指示する。データ書込部13は、一時保持メモリ12内に保持されているデータを、HDD16内のデータ記憶部18に再度書き込み(S222)、エラー判定部14は、再びステップS220に示した処理を実行する。
When data is correctly written in the data storage unit 18 (S221: Yes), the
これにより、データの書き込み中に予め定められた大きさを超える振動がHDD16に加わった場合であっても、データがHDD16に正しく書き込まれている場合には、無駄な再書き込み動作を省くことができる。
As a result, even when vibration exceeding a predetermined magnitude is applied to the
10・・・車載装置、11・・・データ取得部、12・・・一時保持メモリ、13・・・データ書込部、14・・・エラー判定部、15・・・再書込指示部、16・・・HDD、17・・・振動判定部、171・・・センサ、172・・・カウンタ、173・・・振動判定処理部、18・・・データ記憶部、19・・・アプリケーション処理部、20・・・記録媒体、30・・・コンピュータ、31・・・CPU、32・・・RAM、33・・・ROM、34・・・HDD、35・・・入出力インターフェイス、36・・・メディアインターフェイス、37・・・記録媒体
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... In-vehicle apparatus, 11 ... Data acquisition part, 12 ... Temporary holding memory, 13 ... Data writing part, 14 ... Error determination part, 15 ... Rewrite instruction | indication part, DESCRIPTION OF
Claims (5)
外部からデータを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部が取得したデータを、HDD(Hard Disk Drive)に書き込むデータ書込部と、
前記データ書込部によってデータが前記HDDに書き込まれている間に、前記HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったか否かを判定する振動判定部と、
前記振動判定部により、前記データ書込部によってデータが前記HDDに書き込まれている間に前記HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定された場合に、前記データ書込部に、前記データ取得部が取得したデータを前記HDDへ再度書き込ませる再書込指示部と
を備えることを特徴とする車載装置。 An in-vehicle device mounted on a vehicle,
A data acquisition unit for acquiring data from the outside;
A data writing unit for writing the data acquired by the data acquisition unit to an HDD (Hard Disk Drive);
A vibration determining unit that determines whether or not vibration exceeding a predetermined size is applied to the HDD while data is being written to the HDD by the data writing unit;
When it is determined by the vibration determination unit that vibration exceeding a predetermined size is applied to the HDD while data is being written to the HDD by the data writing unit, the data writing unit An in-vehicle apparatus comprising: a rewrite instruction unit that rewrites the data acquired by the data acquisition unit to the HDD.
前記振動判定部により、前記データ書込部によってデータが前記HDDに書き込まれている間に前記HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定された場合に、前記HDD内に書き込まれたデータが誤っているか否かを判定するエラー判定部をさらに備え、
前記再書込指示部は、
前記エラー判定部によって前記HDD内に書き込まれたデータが誤っていると判定された場合に限り、前記データ書込部に、前記データ取得部が取得したデータを前記HDDへ再度書き込ませることを特徴とする車載装置。 The in-vehicle device according to claim 1,
When it is determined by the vibration determination unit that vibration exceeding a predetermined size is applied to the HDD while data is being written to the HDD by the data writing unit, the data is written into the HDD. An error determination unit for determining whether or not the data is incorrect,
The rewrite instruction unit
The data writing unit causes the data acquired by the data acquisition unit to be rewritten to the HDD only when the error determination unit determines that the data written in the HDD is incorrect. In-vehicle device.
前記エラー判定部は、
前記振動判定部によって前記データ書込部による前記HDDへのデータの書き込み中に前記HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定された後、予め定められた期間は、前記データ書込部によってデータが前記HDDに書き込まれる都度、前記HDD内に書き込まれたデータが誤っているか否かの判定を行い、
前記再書込指示部は、
前記エラー判定部によって前記HDD内に書き込まれたデータが誤っていると判定された場合に、前記データ書込部に、前記データ取得部が取得したデータを前記HDDへ再度書き込ませることを特徴とする車載装置。 The in-vehicle device according to claim 2,
The error determination unit
After the vibration determination unit determines that vibration exceeding a predetermined size is applied to the HDD during the data writing to the HDD by the data writing unit, the predetermined period is Each time data is written to the HDD by the loading unit, it is determined whether the data written in the HDD is incorrect,
The rewrite instruction unit
When the error determination unit determines that the data written in the HDD is incorrect, the data writing unit causes the data acquired by the data acquisition unit to be rewritten to the HDD. In-vehicle device.
半導体メモリをさらに備え、
前記データ取得部は、
外部から取得したデータを前記半導体メモリ内に保持し、
前記エラー判定部は、
前記HDDから読み出したデータと、前記半導体メモリに保持されているデータとが異なる場合に、前記HDD内に書き込まれたデータが誤っていると判定し、
前記データ書込部は、
前記再書込指示部から、前記データ取得部が取得したデータの前記HDDへの再書き込みを指示された場合に、前記半導体メモリ内に保持されているデータを前記HDDに再度書き込むことを特徴とする車載装置。 The in-vehicle device according to any one of claims 1 to 3,
A semiconductor memory,
The data acquisition unit
Holds data acquired from outside in the semiconductor memory,
The error determination unit
If the data read from the HDD is different from the data held in the semiconductor memory, it is determined that the data written in the HDD is incorrect,
The data writing unit
The data stored in the semiconductor memory is rewritten to the HDD when the rewrite instruction unit instructs to rewrite the data acquired by the data acquisition unit to the HDD. In-vehicle device.
前記振動判定部は、
前記HDDに加えられた予め定められた大きさの振動を検出するセンサと、
前記センサによって前記HDDに加えられた予め定められた大きさの振動が検出された場合に値をインクリメントするカウンタと、
前記データ書込部によって前記HDDにデータが書き込まれる前のカウンタの値と、前記データ書込部によって前記HDDにデータが書き込まれた後のカウンタの値とが異なる場合に、前記データ書込部によってデータが前記HDDに書き込まれている間に前記HDDに予め定められた大きさを超える振動が加わったと判定する振動判定処理部と
を有することを特徴とする車載装置。 The in-vehicle device according to any one of claims 1 to 4,
The vibration determination unit
A sensor for detecting a predetermined magnitude of vibration applied to the HDD;
A counter that increments a value when a predetermined amount of vibration applied to the HDD is detected by the sensor;
The data writing unit when the value of the counter before data is written to the HDD by the data writing unit is different from the value of the counter after data is written to the HDD by the data writing unit And a vibration determination processing unit that determines that vibration exceeding a predetermined magnitude is applied to the HDD while data is being written to the HDD.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294954A JP2011134417A (en) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | Onboard device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294954A JP2011134417A (en) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | Onboard device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011134417A true JP2011134417A (en) | 2011-07-07 |
Family
ID=44346975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009294954A Pending JP2011134417A (en) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | Onboard device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011134417A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108563403A (en) * | 2018-04-03 | 2018-09-21 | 北京公共交通控股(集团)有限公司 | A kind of bus date storage method and device |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009294954A patent/JP2011134417A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108563403A (en) * | 2018-04-03 | 2018-09-21 | 北京公共交通控股(集团)有限公司 | A kind of bus date storage method and device |
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