JP2011134113A - 情報提示装置、情報提示方法、及びプログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】2次元コード等は、広告等の本来目的とする内容やデザインを損なわないために、広告の占める面積に対して小さく表示されていることが多い。広告への影響を最小限に抑え、2次元コード等の撮像及び読み取りを容易にすることを目的とする。
【解決手段】センサーにより感知された移動体の情報に基づいて、各種の情報を提示する表示装置に移動体が近づいたか否かを判定し、移動体が表示装置に近づいたと判定した場合、各種の情報に関わる付加情報を表示装置に表示することによって課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報提示装置、情報提示方法、及びプログラムに関する。
街頭や店頭等に置かれたディスプレイに広告を表示する電子看板(いわゆるデジタルサイネージ)に注目が集まっている。大手のコンビニエンスストアは、大型ディスプレイに企業の広告等を表示するデジタルサイネージを使って、情報を発信する事業に乗り出すことを表明している。また、近年、商品等のより詳細な情報が掲載されたWEBページへ誘導する手段として、WEBページのアドレス(例えば、URL:Uniform Resource Locator)を埋め込んだ2次元コードが広く普及している。
ディスプレイに表示される2次元コードは、広告等が表示されている面積に対し、小さな面積で表示されていることが多いので、ユーザにとっては使い勝手がよくないという問題がある。
近年、動画像から人間の身振り手振りを認識するという画像処理に基づいた人間の動作認識に関する研究が多くなされており、ステレオカメラを用いて3次元位置測定を行い、物体までの距離を測定する技術が開示されている(非特許文献1)。
しかしながら、画像処理に基づいた人間の動作認識に関する技術においては、画像取得環境の制約やカメラやセンサー等のコストの問題、また、処理スピード等の解決すべき課題も多い。
他方、広告用の画像の大きさに影響を与えずにQRコード(登録商標)の撮像及び読み取りを容易にするために、広告用の画像を表示する表示装置とQRコード(登録商標)を表示する表示装置とを別々の表示装置に分けて表示させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、表示サイズと明るさとを時間に従って変化するアニメーションとして表示する2次元コードにより、携帯電話を調整しなくても映画館のスクリーンと各席を想定した距離から2次元コードを読み取ることができる技術が開示されている(特許文献2参照)。
また、表示部を有する遊技機において、2次元コードの表示により使用者に対して遊技情報の送信を行う遊技機が開示されている(特許文献3参照)。
特開2007−11230号公報 特開2008−269550号公報 特開2006−102207号公報
飯塚健男、中村恭之、 和田俊和著 「ステレオカメラによるリアルタイム3次元位置計測システム」 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2004) Proceedings Ipp.111-112 2004年7月
しかしながら、従来の付加情報としての2次元コード等は、広告等の本来目的とする内容やデザインを損なわないために、広告の占める面積に対して小さく表示されていることが多い。そのため、例えば、小さく表示された2次元コードをカメラ付き携帯電話で読み込もうとする場合、カメラを接写モードに切り替えたり、カメラをディスプレイに近づけたりして、ある程度大きく撮影する必要があり、手間がかかるという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、付加情報の表示が付加情報とは異なる他の表示に及ぼす影響を極力小さくし、付加情報の取得をより容易にすることを目的とする。
そこで、本発明に係る情報提示装置は、センサーにより感知された移動体の情報に基づいて、各種の情報を提示する表示装置に前記移動体が近づいたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいたと判定された場合、前記各種の情報に関わる付加情報を前記表示装置に表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、付加情報の表示が付加情報とは異なる他の表示に及ぼす影響を極力小さくし、付加情報の取得をより容易にすることができる。
情報提示システムの構成を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 ディスプレイと移動体と間の距離及び閾値の関係を示す図である。 付加情報の拡大倍率と距離との関係を示す図である。 表示処理に係るフローチャートを示す図である。 付加情報の拡大倍率と時間との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報提示システムの構成を示す図である。情報提示システムは、制御装置1、センサー3、ディスプレイ4、及びカメラ付き携帯電話6を有する。制御装置1、センサー3、及びディスプレイ4は、ケーブルや無線通信等のネットワーク2に接続され、互いに通信可能である。
制御装置1は、情報提示装置の一例であり、移動体7が接近したか否かを判定する処理等を行う。
ネットワーク2は、制御装置1及びセンサー3間、制御装置1及びディスプレイ4間で情報をやりとりするためのもので、ケーブルや無線通信等の情報伝達手段である。なお、例えば、制御装置1とセンサー3とディスプレイ4とを一体化する構成を採用すると、ネットワーク2が回路上の配線になり、ネットワーク2がケーブル等の有線であるときは外部からは見えなくなる。また、本実施形態では、制御装置1とセンサー3とディスプレイ4とが夫々別体である例を示すが、例えば、制御装置1とセンサー3とを1つの装置としてもよい。すなわち、制御装置1とセンサー3とディスプレイ4とを任意に組み合わせた装置を採用することができる。
センサー3は、ディスプレイ4に近づく移動体7を感知する。より具体的には、センサー3は、超音波センサーや赤外線センサー等のセンサー類であり、ディスプレイ4と移動体7との距離の検出や物体の検知等を行うための機器である。センサー3が設置される位置は、適宜変更できるが、本実施形態では、センサー3は、ディスプレイ4の上に設置されているものとする。
ディスプレイ4は、広告用の画像、後述の付加情報5の一例である2次元コード等を表示する。ディスプレイ4は、表示装置の一例であり、PDP(Plasma Display Panel)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスである。
付加情報5は、利用者の用に供する情報であり、2次元コード等のデジタルコードや地図、商品や会社のロゴ、或いは商品、サービス等の広告に付随する付加的な情報(画像データ、文字データ等)のことである。以下では、付加情報5として、2次元コードを例示して説明する。
カメラ付き携帯電話6は、付加情報5を撮像するための機器である。より具体的には、カメラ付き携帯電話6は、ディスプレイ4に拡大表示された2次元コードを撮像し、撮影した2次元コードをホームページのアドレス(URL)に変換し、ネットワークを介してホームページへアクセスするための装置である。
なお、移動体7は、ディスプレイ4に近づこうとする人等である。
ここで、各種の情報の一例である広告用の画像は、ある商品、サービス等を表す画像や文字等であり、静止画又は動画で提示(提供)されるものである。本実施形態では、利用者は、各種の情報に関わる付加情報の一例である拡大表示された2次元コードをカメラ付き携帯電話6で読み取り、当該商品及びサービス等の詳細な情報を提供しているホームページへアクセスし、ページを閲覧する。
図2は、制御装置1の構成を示す図である。制御装置1は、プログラム16を実行することで、情報取得処理部11、接近判定処理部12、停止判定処理部13、拡大表示処理部14、及び表示消去処理部15を実現する。
情報取得処理部11は、入力データとしての情報17をセンサー3からネットワーク2を介して取得する。入力データとしての情報17には、移動体の位置の情報(或いは距離情報)と時間の情報とが含まれる。接近判定処理部12は、取得された情報17に基づいて、移動体7がディスプレイ4に十分近づいたか否かを判定する。停止判定処理部13は、移動体7の速度に基づいて、移動体7が停止している状態であるか否かを判定する。
拡大表示処理部14は、接近判定処理部12での判定の結果に基づいて、移動体7が閾値を超えて近づいたと判定されれば、表示データ18を出力し、ディスプレイ4に付加情報5を表示する。表示消去処理部15は、移動体7が停止状態で、かつ、停止してからの時間が予め定められた閾値を超えた場合、移動体7が予め定められた閾値を超えてディスプレイ4から遠ざかった場合等に、付加情報5(画像)をディスプレイ4から消去する。
このように、制御装置1は、センサー3からの情報17の位置の情報等から算出した移動体7の速度により、移動体7の停止を判定し、移動体7が遠方からディスプレイ4に近づくとき、所定の拡大倍率で連続的又は段階的に付加情報5の大きさを変化させ、利用者が、より撮像しやすい大きさで付加情報5を提供する。本実施形態では、制御装置1は、センサー3からの情報17を十分短い時間間隔(例えば、十数ミリ秒)で取得している。そこで、連続的な表示とは、この短い時間間隔で表示画像を更新することや段階的な表示(後述する図3を参照のこと。)という場合より短い時間間隔で表示画像を変更することをいう。
ここで、制御装置1は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ハードディスク、通信インタフェース、ディスク読み取り装置、ビデオカード、マザーボード等の機器を有する。
CPUは、オペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラムに基づく四則演算、比較演算等の各種の演算及びハードウェアの制御を行う。メモリは、ハードディスク等から読み出されたオペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等を記憶する。通信インタフェースは、ネットワーク2を介して接続された外部装置(センサー3、ディスプレイ4等)との通信を行う。ビデオカードは、ディスプレイ4に出力する画像信号(表示データ18)を生成する。
本実施形態では、制御装置1のCPUが、ハードウェアに格納されたプログラムの手順に従って処理を行うことによって、制御装置1における機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
なお、制御装置1は、オペレーティングシステムや画像を表示するためのアプリケーションソフトウェア等を実行する汎用のコンピュータで実現できる。また、制御装置1は、一又は複数のマイクロチップ上に実装される場合もある。
次に、図3を参照して付加情報5の段階的な表示について説明する。図3は、ディスプレイ4と移動体7との間の距離d及び閾値の関係を示す図である。
図3に示すように、予め複数の距離の閾値を設けておき、制御装置1は、移動体7が何れかの閾値を超えてディスプレイ4に近づくたびに付加情報の大きさを変更する。すなわち、段階的な表示とは、このように付加情報5の大きさを変更することである。
段階的な表示の変更には、後述の拡大倍率z(式(2)(3)(4)を用いて算出される。)で、大きさを変更する構成と、元の画像(元画像)を拡大したサイズの異なる画像(換言するならば、予め定められた距離に対応して設けられた大きさが異なる付加情報5)を複数枚準備しておき、画像を切り替えて表示する構成とのどちらを採用してもよい。なお、段階的な表示の変更には、距離の閾値が1つの場合もある。
図3において、ディスプレイ4と移動体7と間の距離をdとすると、制御装置1は、移動体7がディスプレイ4に近づいてきたとき、より具体的には、距離dの値が所定の閾値DT1より小さくなったとき、付加情報5を拡大表示する。すなわち、距離dの値が閾値DT1より小さくなったとき、制御装置1は、所定の拡大倍率により、付加情報を連続的又は段階的に拡大表示する。
ここで、拡大倍率zは、式(1)に示す関数より正方向に凸となる関数により求められる。なお、ZLは、最終倍率を表し、DT1は、閾値である。
Figure 2011134113
図4は、付加情報5の拡大倍率zと距離dとの関係を示す図である。
式(1)に示す関数より正方向に凸となる関数を満足する関数の1つの例として、式(2)を示す。拡大倍率zは、ディスプレイ4と移動体7と間の距離d、ディスプレイ4の画面サイズS、補正係数c、移動体7がディスプレイ4に近づいたと判定する距離の閾値DT1により、式(2)の計算結果として得られる。
Figure 2011134113
ここで、係数kは、グラフの立ち上がりを決定するための係数であり、拡大表示の開始時にどの程度の割合で拡大するのか、すなわち、急に拡大するのか、ゆっくりと拡大するのかを決定するための係数である。
定数bは、最終倍率ZLに関係する定数である。
補正係数cは、移動体7の速度vの変化量Δvにより定まり、式(3)により得られる。
Figure 2011134113
付加情報5の大きさsIは、式(4)により定義される。ただし、I0は、元画像の大きさを表す。
Figure 2011134113
補正係数cは、移動体7の速度vの変化量Δvにより定まる係数で、このことは、人間等の移動体7がディスプレイ4に近づいてきた際に、急には停止することができないという特性のために必要な係数で、移動体7が停止した際に、付加情報5の拡大倍率を停止直前の拡大倍率より小さくなるように作用する。
上述したように、本実施形態では、移動体7がディスプレイ4に近づいてきたことを制御装置1で判定し、ディスプレイ4に2次元コード等の付加情報5を拡大表示する。2次元コードが拡大表示されると、利用者がカメラ付き携帯電話6で情報を取得することが容易になり、利便性が増す。
次に、図5を参照して、付加情報5の表示に係る処理(表示処理)を説明する。図5は、表示処理に係るフローチャートを示す図である。なお、図5において、S21は、情報取得処理部11での処理、S22は、接近判定処理部12での処理、S23,S24は、停止判定処理部13での処理、S25〜S29は、拡大表示処理部14での処理、S30〜S33は、表示消去処理部15での処理をそれぞれ示している。
情報取得処理部11は、センサー3からの情報17を取得し、ディスプレイ4と移動体7との距離dを計算する(S21)。
続いて、接近判定処理部12は、移動体7がディスプレイ4に近づいてきたと判定するための距離の閾値DT1(図3)を超えて近づいてきたとき、すなわち、d<DT1の関係が成り立つか否かを判定する(S22)。ここで、関係が成り立つと判定された場合、続いて、S23の処理が行われる。他方、関係が成り立たないと判定された場合、続いて、S21の処理が行われる。なお、接近判定処理部12は、距離dが順次短くなると、移動体7がディスプレイ4に近づいてきたと判定する。
S23では、停止判定処理部13は、時刻tと時刻t+Δtとにおける距離d(t),d(t+Δt)より、移動体7の速度vを算出する。
続いて、停止判定処理部13は、速度vの変化量Δvが閾値α以下であるか否かを判定する(S24)。この判定は、移動体7が停止したか否かの判定である。ここで、速度vの変化量Δvが閾値α以下であると判定された場合、S25の処理が行われる。他方、速度vの変化量Δvが閾値αより大きい(すなわち、移動体7が停止状態でない)と判定された場合、S26の処理が行われる。
S25では、拡大表示処理部14は、式(1)の補正係数cに0<c<1の値を設定する。これは、移動体7が停止した際に、拡大倍率zにより拡大表示された付加情報5を少しだけ小さな大きさに変更することを意味する。続いて、拡大表示処理部14は、S27の処理を行う。
S26では、拡大表示処理部14は、式(1)の補正係数cをc=1に設定する。続いて、拡大表示処理部14は、S27の処理を行う。
S27では、拡大表示処理部14は、式(2)に従って、拡大倍率zを算出する。続いて、拡大表示処理部14は、式(4)に従って、付加情報5として表示する画像のサイズを計算する(S28)。このとき、付加情報5の大きさの変更は、連続的に変更する場合と段階的に行う場合がある。例えば、段階的に行う場合は、拡大倍率zは、距離dの値が閾値DT1、DT2、DT3、・・・となったときに、式(2)のdの値をDT1、DT2、DT3、・・・とすることにより求められる。本実施形態では、何れの構成を採用するかについては適宜採用できる。続いて、拡大表示処理部14は、式(4)により得られた拡大画像である付加情報5をディスプレイ4に表示する(S29)。
続いて、表示消去処理部15は、速度vの変化量Δvが閾値α以下であり、且つ、この状態(すなわち移動体7が停止状態)になってからの時間が予め定められた閾値T以上であるか否かを判定する(S30)。ここで、表示消去処理部15は、条件を満たすと判定した場合(判定が真の場合)、S31の処理を行う。他方、表示消去処理部15は、条件を満たさないと判定した場合、S32の処理を行う。
S31では、表示消去処理部15は、表示されている付加情報5をディスプレイ4から消去する。
S32では、表示消去処理部15は、距離dが閾値DT1を超えて遠ざかっていったとき、すなわち、d>DT1の関係が成り立つか否かを判定する。移動体7がディスプレイ4から遠ざかるとは、図3において距離dが一旦、閾値DT1より小さくなり、その後、距離dが閾値DT1より大きくなった場合をいう。このとき、表示消去処理部15は、d>DT1の関係が成り立つと判定した場合、S33の処理を行う。他方、表示消去処理部15がd>DT1の関係が成り立たないと判定した場合、S21の処理が行われる。
S33では、表示消去処理部15は、表示されている付加情報5をディスプレイ4から消去する。
このように、表示消去処理部15は、移動体7が停止し、付加情報5の表示時間が閾値を超えたとき、表示された付加情報5をディスプレイ4から消す処理を行う。また、表示消去処理部15は、接近判定処理部12による判定の結果に基づいて、付加情報5の表示後、移動体7がディスプレイ4から遠ざかる場合(距離dが、予め定められた閾値より小さくなった後、前記閾値より大きくなった場合)、表示された付加情報5をディスプレイ4から消す処理を行う。
なお、表示消去処理部15は、接近判定処理部12による判定の結果に基づいて、移動体7がディスプレイ4に閾値DTn(予め定められた閾値のうちでもっとも小さい閾値)を超えて近づきすぎたと判定した場合、表示された付加情報5をディスプレイ4から消す処理を行ってもよい。ここで、移動体7がディスプレイ4に近づきすぎたときとは、図3において距離dが閾値DTnより小さくなった場合をいう。
上述した構成によれば、ディスプレイと移動体との距離及び算出した移動体の速度により、付加情報の大きさを変化(或いは、補正)して表示させるので、利用者は、2次元コード等の付加情報の撮像及び読み取りが容易になる。換言するならば、2次元コードを読み込もうとする利用者の動きに連動して、2次元コードが拡大表示されるので、ユーザビリティの向上が期待できる。
また、ディスプレイに移動体が近づくことを検出することにより、2次元コードを拡大表示させるので、元々の広告のデザイン性を損なわずに2次元コードの撮像及び読み取りが容易になる。
本実施形態は、上述した構成に限られるものではない。例えば、拡大倍率zを変更する別の形態として、拡大倍率zが時間tに関係して変わる構成を採用してもよい。例えば、移動体7が距離の閾値DT1を超えてディスプレイ4に近づいてきたとき、距離dに関係なく時間tで付加情報5の大きさを変更する構成を採用してもよい。
なお、ここでいう時間tは、移動体7が閾値DT1を超えてからの経過時間である。
図6は、付加情報5の拡大倍率zと時間tとの関係を示す図である。図6には、拡大倍率zと時間tとの関係がグラフとして表されている。
時間tに依存した拡大表示において、連続的な表示とは、画像を変更する時間間隔が数ミリ秒から数百ミリ秒の間隔で画像を変更する場合をいう。また、時間tに依存した拡大表示において、段階的な表示とは、画像を変更する時間間隔が0.5秒以上の場合をいう。
ここで、予備実験として行った2次元コードの情報を取得する時間(情報取得時間)に関する実験について説明する。
本実験では、ディスプレイから2メートル離れたところから、従来の2次元コードの大きさに相当する小さいサイズの2次元コード(15mm×15mm)と大きいサイズの2次元コード(160mm×160mm)をカメラ付き携帯電話を用いて読み取る。被験者は、2次元コードを撮像するのに、適度な大きさになるまで表示ディスプレイに近づき2次元コードの読み取りを行い、そのときにどのくらいの時間が掛かったかを測定した。携帯電話の使用機種は、「三菱電機製D705iμ」であった。
実験の結果、小さいサイズの情報取得時間の平均は11.6秒で、大きいサイズの情報取得時間の平均は6.1秒であり、そこには、情報取得時間に2倍近い差が見られた。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して装置に供給し、その装置のコンピュータ(CPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る説明した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更ができる。
1 制御装置
2 ネットワーク
3 センサー
4 ディスプレイ
5 付加情報
6 カメラ付き携帯電話
7 移動体

Claims (11)

  1. センサーにより感知された移動体の情報に基づいて、各種の情報を提示する表示装置に前記移動体が近づいたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいたと判定された場合、前記各種の情報に関わる付加情報を前記表示装置に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記判定手段は、前記センサーにより感知された前記移動体の情報に含まれる前記移動体と前記表示装置との距離の情報が予め定められた閾値より小さく、かつ前記距離の情報が順次短くなると、前記移動体が前記表示装置に近づいてきたと判定し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいてきたと判定されるに従って、前記付加情報を連続的に拡大して表示することを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  3. 前記判定手段は、前記センサーにより感知された前記移動体の情報に含まれる前記移動体と前記表示装置との距離の情報が予め定められた閾値より小さく、かつ前記距離の情報が順次短くなると、前記移動体が前記表示装置に近づいてきたと判定し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいてきたと判定されるに従って、前記付加情報を段階的に拡大して表示することを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  4. 前記表示手段は、前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいてきたと判定されるに従って、予め定められた距離の情報に対応して設けられた大きさが異なる付加情報を用いることで、前記段階的に拡大して表示することを特徴とする請求項3記載の情報提示装置。
  5. 前記表示手段は、前記センサーにより感知された前記移動体の情報に含まれる前記移動体と前記表示装置との距離の情報、及び前記表示装置の画面サイズに基づいて拡大倍率を算出し、前記拡大倍率に応じて前記付加情報を拡大して表示することを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  6. 前記判定手段は、前記センサーにより前記移動体が感知された時間の情報と前記距離の情報とから算出する前記移動体の速度に基づいて、前記移動体が停止したか否かを判定し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記移動体が停止したと判定された場合、前記拡大倍率より小さい拡大倍率を算出し、前記拡大倍率に応じて前記付加情報を拡大して表示することを特徴とする請求項5記載の情報提示装置。
  7. 前記表示手段は、予め定められた時間が経過すると、前記付加情報の表示を前記表示装置から消すことを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  8. 前記表示手段は、前記センサーにより感知された前記移動体の情報に含まれる前記移動体と前記表示装置との距離の情報が予め定められた閾値より小さい場合、前記付加情報の表示を前記表示装置から消すことを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  9. 前記表示手段は、前記センサーにより感知された前記移動体の情報に含まれる前記移動体と前記表示装置との距離の情報が予め定められた閾値より小さくなった後、前記距離の情報が前記予め定められた閾値より大きくなった場合、前記付加情報の表示を前記表示装置から消すことを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  10. 情報提示装置が実行する情報提示方法であって、
    センサーにより感知された移動体の情報に基づいて、各種の情報を提示する表示装置に前記移動体が近づいたか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記移動体が前記表示装置に近づいたと判定された場合、前記各種の情報に関わる付加情報を前記表示装置に表示する表示工程と、
    を有することを特徴とする情報提示方法。
  11. コンピュータを、
    センサーにより感知された移動体の情報に基づいて、各種の情報を提示する表示装置に前記移動体が近づいたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記移動体が前記表示装置に近づいたと判定された場合、前記各種の情報に関わる付加情報を前記表示装置に表示する表示手段と、
    して機能させるプログラム。
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