JP2011130939A - 車椅子用移乗板 - Google Patents

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Matsuhiro Igarashi
松弘 五十嵐
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Abstract

【課題】
本発明は、要介護者と介護者の移乗の労力の負担を減らし、安全で容易に操作ができ、小さな空間で使用できる車椅子用移乗板を提供することを課題とする。
【解決手段】
車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板1と、該矩形板1に取り付けられたヒンジ2,3と、該ヒンジ2,3に取り付けられた固定側移乗板4と、該固定側移乗板4に取り付けられて伸縮するスライドガイド5,6と、該スライドガイド5,6に取り付けられた移動側移乗板7と、該移動側移乗板7に取り付けられたヒンジ8,9と、該ヒンジ8,9に取付けられた肘掛10と、該肘掛10にかぶせられた肘掛カバー11と、前記移動側移乗板7に取り付けられた留め金板ばね13と、該留め金板ばね13に取り付けられた解除つまみ14とよりなる構成とし、前記スライドガイド5,6により連結した前記固定側移乗板4から前記移動側移乗板7を出し入れし、伸ばして移乗先へのブリッジとして使用し、縮めて前記車椅子の側部に、垂直方向に収納することを特徴とする車椅子用の移乗板。
【選択図】図2

Description

本発明は、車椅子用移乗板に関するものである。
立位で移乗できない要介護者の車椅子とベッドとの移乗は、介護者が要介護者を抱きかかえて移乗しなければならないので要介護者、介護者ともに大きな労力の負担であり、特に介護者の腰を痛める原因になっている。リフトや吊具の使用での移乗もあるが、用具で要介護者を拘束する形になり、要介護者にとって窮屈で苦痛であり、介護者にとっても複雑で手間が掛かる。また用具の設置空間が必要である。
前述した問題点を解決しようとした移乗台を付属させた車椅子(特許文献 2004−121723号広報)があるが、十分な解決には至っていないのでここでその問題点を列記する。
問題点1 操作が複雑で時間が掛かる。
移乗板側の後輪を後に移動し、固定する。
後輪を移動するので、後輪の代わりに負荷を受ける浮上機構・接地体を固定する。
移乗板の負荷を受け持つ保持脚体の据付とその高さ調整が必要である。
前記保持脚体は別置場所から使用場所まで運ばねばならない。
問題点2 部品点数が多く、コスト高である。
問題点3 操作が複雑なので誰でも使えるというわけにはいかない、保守点検には専任者が必要である。
2004−121723号公報
本発明は、要介護者と介護者が要介護者の移乗の労力の負担を減らし、容易に操作ができ、低コストで製作でき、小さな空間で使用できる車椅子用移乗板を提供することを課題とする。
車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板1と、該矩形板1に取り付けられたヒンジ2,3と、該ヒンジ2,3に取り付けられた内側固定筐体4と、該内側固定筐体4に取り付けられて伸縮するスライドガイド5,6と、該スライドガイド5,6に取り付けられた外側移動筐体7と、該外側移動筐体7に取り付けられたヒンジ8,9と、該ヒンジ8,9に取付けられた肘掛10と、該肘掛10にかぶせられた肘掛カバー11と、前記外側移動筐体7に取り付けられた留め金板ばね13と、該留め金板ばね13に取り付けられた解除ツマミ14とよりなる構成とし、前記スライドガイド5,6により連結した前記内側固定筐体4から前記外側移動筐体7を出し入れし、伸ばして移乗先へのブリッジとして使用し、縮めて前記車椅子の側部に垂直方向に収納することを特徴とする車椅子用移乗板。
本発明の車椅子用移乗板を使用することにより、介護者は要介護者のベッドと車椅子との移乗に要介護者を抱きかかえる負担がなくなる。移乗板の設置はノブ1個を取り外し、移乗板を引き伸ばし、移乗板の先を移乗先に乗せるだけで完了するので、容易にスピィディに行うことができる。また移乗板は要介護者一人を乗せる程度の大きさで、コンパクトであり、小さな空間で移乗が行える。部品点数の少ない移乗板を追加するだけで移乗の機能を発揮できるので制作・保守のコストが小さい。
実施例1の正面図 図1の左側面図 実施例1の動作図1(正面図) 実施例1の動作図2(正面図) 実施例1の動作完了図(平面図) 実施例1の要介護者の移乗状態図 図4−aのA矢視拡大図 図5のB矢視拡大図 実施例2の正面図 図7の左側面図 図7C部拡大図 実施例2の動作図1(正面図) 実施例2の動作図2(正面図) 実施例2の動作完了図(平面図) 実施例2の要介護者の移乗状態図
本発明の実施例1を図1、図2、図3−a、図3−b、図4−a、図4−b、図5及び図6により説明する。図1は正面図であり、図2はその左側面図であり、図3−a、図3−b、図4−a、図4−b、は動作図である。図5、図6は要部拡大図である。
本実施例1の構成を図2にて説明をする。本実施例1は2枚の移乗板をスライドガイドにて伸縮する方式である。
本実施例1の車椅子用移乗板A40は、車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板1と、該矩形板1に取り付けられたヒンジ2,3と、該ヒンジ2,3に取り付けられた固定側移乗板4と、該固定側移乗板4に取り付けられて伸縮するスライドガイド5,6と、該スライドガイド5,6に取り付けられた移動側移乗板7と、該移動側移乗板7に取り付けられたヒンジ8,9と、該ヒンジ8,9に取付けられた肘掛10と、該肘掛10にかぶせられた肘掛カバー11と、前記移動側移乗板7に取り付けられた留め金板ばね13と、該留め金板ばね13に取り付けられた解除つまみ14と、車椅子側部のフレームAの取り付け穴を通して前記移動側移乗板7の側面のブロック7aを固定するためのノブ12とよりなる構成である。
移乗板としての使用方法を説明する。
まず、かぶせてあるだけの肘掛カバー11を外す。図2の前記フレームAの取り付け穴を通して前記移動側移乗板7の側面のブロック7aをとめてあるノブ12を外すと、移乗板A40は矩形板1に取り付けられたヒンジ2,3を回転中心に時計の12時から7時の範囲で回転自由となる。
図3―a、図3―bにて説明する。
前記移乗板A40をゆっくり、水平に近づけながら、前記スライドガイド5,6により連結した前記固定側移乗板4から、前記移動側移乗板7を引き出す。引き出し限度の位置で前記移動側移乗板7に取付けられた留め金板ばね13が前記固定側移乗板4の溝に入り込み、引き伸ばした状態が固定される。前記移動側移乗板7の先端に該移動側移乗板7に取付けられたヒンジ8,9に連結した肘掛10が下方に垂れ下がっているので、これを前記ヒンジ8,9を回転中心に反時計回りに回転させ、前記肘掛10の端部を前記移動側移乗板7の先端部に密着させると、同移乗板A40は一直線となる。
上記のように一直線になった前記移乗板A40を図4−aのようにベッドにブリッジとして渡す。車椅子の駐車ブレーキが掛かって、車椅子は動かないので、要介護者は図4−bのように、前記移乗板A40の上に腰掛ながら、安心して車椅子とベッドの間を移乗できる。
前記移乗板A40の車椅子側部への垂直の収納は、図4−aの前記留め金板ばね13に取付けられた解除つまみ14を矢印方向に引けば前記移乗板A40の引き伸ばしを固定した状態は解除される。前記移乗板A40を引き伸ばしとは逆の手順で縮め、そして垂直まで回転させ、ノブ12で前記移乗板A40をフレームAに固定し、肘掛カバー11をかぶせれば収納は完了である。
本発明の実施例2を図7、図8、図9、図10−a、図10−b、図11−a及び図11−bにより説明する。図7は正面図であり、図8はその左側面図であり、図9は要部拡大図であり、図10−a、図10−b、図11−a、図11−b、は動作図である。
本実施例2の構成を図8と図9にて説明をする。本実施例2は2枚の移乗板を1組のヒンジで、垂直方向に折りたたみ収納したものを、水平にまたその逆に伸縮する方式である。
本実施例2の車椅子用移乗板B50は、車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板15と、該矩形板15に取り付けられたヒンジ16,17と、該ヒンジ16,17に取り付けられた移乗板(1)18と、該移乗板(1)18に取り付けられたヒンジ19,20と、該ヒンジ19,20に取り付けられた移乗板(2)21と、前記移乗板(1)18にピン2本を差し込んで取り付けられた肘掛22と、車椅子側部のフレームBの取り付け穴を通して前記移乗板(1)18の側面を固定するためのノブ23と、移乗板(2)21の穴を通して該移乗板(2)21と前記移乗板(1)18とを固定するためのノブ24とよりなる構成とし、前記2枚の移乗板(1)18と移乗板(2)21と2組のヒンジ16,17とヒンジ19,20が1組になって水平に連なって伸びまた、縮んで前記車椅子の側部に垂直方向に2枚折り畳んで収納できる
移乗板としての使用方法を図8,図9により説明する。
まず、ピン2本を差し込んで前記移乗板(1)18に取り付けてある肘掛22を外す。次に移乗板(2)21の穴を通して該移乗板(2)21と前記移乗板(1)18とを固定するためのノブ24をはずし、前記フレームCの取り付け穴を通して前記移乗板(1)18をとめてあるノブ23を外すと、移乗板B50は矩形板15に取り付けられたヒンジ16,17を回転中心に回転自由となる。
図10―a、図10―bにて説明する。
2枚に折り畳まれている前記移乗板B50をゆっくり、反時計方向に回転させながら、2枚のうちの1枚である前記移乗板(2)21を水平に引き出す。前記移乗板(1)18と前記移乗板(2)21とを連結しているヒンジ19,20を回転中心に、前記移乗板(1)18の端面と前記移乗板(2)21との端面を密着させれば前記移乗板B50はヒンジ16,17を回転中心にして一直線となる。
上記のように一直線になった前記移乗板B50を図11−aのようにベッドにブリッジとして渡す。車椅子の駐車ブレーキが掛かって、車椅子は動かないので、要介護者は図11−bのように、前記移乗板B50の上に腰掛ながら、安心して車椅子とベッドの間を移乗できる。
前記移乗板B50の車椅子側部への垂直の収納は、前記移乗板B50を引き伸ばしとは逆の手順で縮め、そして垂直まで回転させ、車椅子フレームCの通し穴と前記移乗板(1)18とを前記ノブ23で固定し、移乗板(2)21の穴を通して該移乗板(2)21と前記移乗板(1)18とを固定するためのノブ24を取り付け、肘掛22のピン2本を前記移乗板(1)18に差し込んで該肘掛22を取り付ければ収納完了である。
1 矩形板
2 ヒンジ
3 ヒンジ
4 固定側移乗板
5 スライドガイド
6 スライドガイド
7 移動側移乗板
8 ヒンジ
9 ヒンジ
10 肘掛
11 肘掛カバー
12 ノブ
13 留め金ばね板
14 解除ツマミ
15 矩形板
16 ヒンジ
17 ヒンジ
18 移乗板(1)
19 ヒンジ
20 ヒンジ
21 移乗板(2)
22 肘掛
23 ノブ
24 ノブ
30 車椅子
40 移乗板A
50 移乗板B

Claims (3)

  1. 車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板1と、該矩形板1に取り付けられたヒンジ2,3と、該ヒンジ2,3に取り付けられた固定側移乗板4と、該固定側移乗板4に取り付けられて伸縮するスライドガイド5,6と、該スライドガイド5,6に取り付けられた移動側移乗板7と、該移動側移乗板7に取り付けられたヒンジ8,9と、該ヒンジ8,9に取付けられた肘掛10と、該肘掛10にかぶせられた肘掛カバー11と、前記移動側移乗板7に取り付けられた留め金板ばね13と、該留め金板ばね13に取り付けられた解除つまみ14とよりなる構成とし、前記スライドガイド5,6により連結した前記固定側移乗板4から前記移動側移乗板7を出し入れし、伸ばして移乗先へのブリッジとして使用し、縮めて前記車椅子の側部に、垂直方向に収納することを特徴とする車椅子用移乗板。
  2. 車椅子側部のフレームBに取り付けられた矩形板15と、該矩形板15に取り付けられたヒンジ16,17と、該ヒンジ16,17に取り付けられた移乗板(1)18と、該移乗板(1)18に取り付けられたヒンジ19,20と、該ヒンジ19,20に取り付けられた移乗板(2)21と、前記移乗板(1)18に取り付けられた肘掛22とよりなる構成とし、前記2枚の移乗板(1)18と移乗板(2)21と2組のヒンジ16,17とヒンジ19,20が1組になって水平に連なって伸びて移乗先へのブリッジとし、また縮んで前記車椅子の側部に垂直方向に2枚折重なって収納できることを特徴とする車椅子用移乗板。
  3. 前記移乗板(2)21は前記移乗板(1)18より長くし、また矩形形状の一部をカットして後輪を移動せずに、垂直方向に折り重なった前記移乗板(1)18と前記移乗板(2)21とを水平になるまで干渉されずに展開できることを特徴とする請求項2の車椅子用移乗板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061148A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Honda Access Corp 車両用乗員移乗装置
JP2014188200A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Sakai Medical Co Ltd 車椅子
CN111513939A (zh) * 2019-11-25 2020-08-11 中山大学附属第一医院 护理椅

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