JP2011130304A - Infrared id-communication device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、赤外線ID通信装置に関するものであり、特に、複数の赤外線ID通信装置から送信される赤外線信号を同時に受信可能な場合において両者の混信を低減する技術に関するものである。 The present invention relates to an infrared ID communication device, and more particularly to a technique for reducing interference between the infrared ID communication devices when infrared signals transmitted from a plurality of infrared ID communication devices can be received simultaneously.
赤外線を用いた通信が広く用いられている。かかる赤外線通信の分野においては、複数の発信装置から同時に発信が行なわれた場合に、受信装置においてそれぞれの発信装置からの赤外線を良好に受信するための技術が提案されている。例えば特許文献1に記載の技術がそれである。
Communication using infrared rays is widely used. In the field of infrared communication, there has been proposed a technique for satisfactorily receiving infrared light from each transmitting device in a receiving device when a plurality of transmitting devices transmit simultaneously. For example, this is the technique described in
特許文献1には、データで変調される赤外線搬送波を用いてデータ送受信を行なう機器において、複数の周波数チャネルの通信を可能とするために、受信波のパルス数をカウントし、そのカウントに基づいてデータを判定する赤外線通信機器が開示されている。この特許文献1に記載の赤外線通信機器によれば、搬送周波数の異なる複数の周波数チャネルに対処することができる。
In
このように、特許文献1の方法によれば、赤外線搬送波を変調する周波数をチャネル毎に異ならせるものであるので、受信装置において周波数を弁別する必要がある。このためには、高速でカウントを行なうことによって隣接する周波数を弁別する必要があり、そのため、多数のチャネルを設定するためには受信装置における周波数分解能を高める必要がある。そのため、受信装置の作動の際のクロック周波数を高速にしたり、あるいは装置の構成が複雑になるという問題が生じ得る。
As described above, according to the method of
また、複数の端末が同時に送信を行なうことによる混信を防止するために、他の端末が送信していないかを確認してから送信を行なうLBT(Listen Before Talk)と呼ばれる手法が存在する。しかしながら、かかる方法を採用する場合には送信装置どうしが相互に通信を行なう必要がある。そのため、赤外線のように直進性の強い媒体を用いる場合には、複数の送信装置が通信可能に配置するのが困難である場合がある。また、送信装置が単に赤外線の送信のみを行なう場合においては、装置の構成を簡易なものにするため受信機能を有さない場合もあり、実装が困難となる場合もある。 Further, in order to prevent interference due to simultaneous transmission by a plurality of terminals, there is a technique called LBT (Listen Before Talk) in which transmission is performed after confirming whether other terminals are transmitting. However, when such a method is adopted, it is necessary for the transmission apparatuses to communicate with each other. For this reason, when a medium having a high straightness such as infrared rays is used, it may be difficult to arrange a plurality of transmission apparatuses so that they can communicate with each other. In addition, when the transmission device only transmits infrared rays, it may not have a reception function in order to simplify the configuration of the device and may be difficult to implement.
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、複数の通信装置が送信する場合であっても好適に受信可能な赤外線通信装置を提供することにある。 The present invention has been made in the background of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an infrared communication device that can be suitably received even when a plurality of communication devices transmit.
かかる目的を達成するための請求項1にかかる発明は、(a)予め設定された装置IDについての情報を少なくとも含むパケットを赤外線により送信する送信部を含む赤外線ID通信装置であって、(b)乱数を生成する乱数生成部と、(c)該乱数生成部によって生成された乱数に基づいて前記パケットを送信する送信タイミングを決定する送信タイミング決定部と、を有すること、を特徴とする赤外線ID通信装置である。
The invention according to
請求項1にかかる発明によれば、前記乱数生成部によって生成された乱数に基づいて前記送信タイミング決定部により送信タイミングが決定され、決定された送信タイミングに基づいて前記送信部によりパケットが送信されるので、複数の赤外線ID通信装置の通信範囲が重複する場合において、赤外線信号の干渉などによりデータが受信できないことを低減することができる。 According to the first aspect of the present invention, the transmission timing is determined by the transmission timing determination unit based on the random number generated by the random number generation unit, and the packet is transmitted by the transmission unit based on the determined transmission timing. Therefore, when the communication ranges of a plurality of infrared ID communication apparatuses overlap, it is possible to reduce the inability to receive data due to interference of infrared signals.
好適には、請求項2にかかる発明は、前記送信部による通信におけるタイムスロットの長さと前記タイムスロットにおいて送信されるパケットの長さとの比が2:1もしくはそれよりもタイムスロットの長さの方が長いこと、を特徴とする。このようにすれば、送信部による通信におけるタイムスロットの長さとそのタイムスロットにおいて送信されるパケットの長さとの比が2:1もしくはそれよりもタイムスロットの長さの方が長いものとされているので、通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることができる。 Preferably, in the invention according to claim 2, the ratio of the length of the time slot in the communication by the transmitting unit to the length of the packet transmitted in the time slot is 2: 1 or more than the length of the time slot. It is characterized by being longer. By doing this, the ratio of the length of the time slot in the communication by the transmitter to the length of the packet transmitted in the time slot is 2: 1 or the length of the time slot is longer than that. Therefore, it is possible to increase the probability of successful communication and shorten the time during which communication is not performed.
好適には、請求項3にかかる発明は、前記乱数生成部は、前記乱数として、赤外線ID通信装置のそれぞれに固有となるように予め設定された装置IDに基づいて疑似乱数を生成することを特徴とする。このようにすれば、赤外線ID通信装置のそれぞれにおける乱数生成部によって生成される乱数は個々の赤外線ID通信装置に固有のものとなる。 Preferably, in the invention according to claim 3, the random number generation unit generates a pseudo random number as the random number based on a device ID set in advance so as to be unique to each infrared ID communication device. Features. In this way, the random number generated by the random number generation unit in each infrared ID communication device is unique to each infrared ID communication device.
また好適には、請求項4にかかる発明は、(a)前記送信されるパケットの長さは固定であり、(b)前記タイムスロットの長さと前記パケット長さとの比が2:1であることを特徴とする。このようにすれば、パケットにおいてテキストデータが送信される場合のように固定長のパケットが送信される場合であっても通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることができる。
Preferably, in the invention according to
また好適には、請求項5にかかる発明は、(a)前記送信されるパケットの長さは可変長であり、(b)前記パケットの長さが最大になる場合に前記タイムスロットの長さとの比が2:1になること、を特徴とする。このようにすれば、パケットの長さが可変とされる場合であっても通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることが保証できる。
Further preferably, in the invention according to
また好適には、請求項6にかかる発明は、送信されるパケットのデータはエスケープシーケンスにより制御され、パケットデータとエスケープシーケンスの長さの和が前記タイムスロットの長さとの比が2:1であること、を特徴とする。このようにすれば、パケットに含まれる符号に対してエスケープシーケンス処理が行なわれることにより、送信データにパケット開始符号などの通信において特定の用途に用いられる符号と同一の内容を含む場合であっても通信が可能になるとともに、エスケープシーケンス処理によりパケットの長さが変化する場合であっても、パケットデータとエスケープシーケンスの長さの和が前記タイムスロットの長さとの比が2:1となるので、通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることが保証できる。
Further preferably, in the invention according to
また好適には、請求項7にかかる発明は、前記乱数生成部によって生成される乱数はM系列符号である。このようにすれば、M系列符号は0または1が連続して現れることが他の乱数に比べて少ない傾向があるため、前記送信タイミング決定部によって決定される送信タイミングが偏ることが低減される。
Preferably, in the invention according to
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の赤外線ID通信装置である送信端末と、その送信端末から送信される赤外線信号を受信する受信端末を含んで構成される赤外線ID通信システム10の構成の一例を示した図である。図1に示す赤外線ID通信システム10には、例として2台の送信端末12Aおよび12B(以下、両者を区別しない場合には送信端末12という。)および、1台の受信端末14が含まれている。
FIG. 1 is a diagram showing an example of a configuration of an infrared
送信端末12Aおよび12Bは、予め定められた規格に基づいて所定の赤外線信号IrAおよびIrBをそれぞれ送信する。一方、受信端末14においては、送信端末12のそれぞれから送信される赤外線信号を受信し、受信した赤外線信号に含まれる情報を取り出すことができる機能を有している。
The transmission terminals 12A and 12B transmit predetermined infrared signals IrA and IrB based on a predetermined standard, respectively. On the other hand, the
図2は、送信端末12の構成の概要を説明するブロック図である。図2に示すように、本実施例の送信端末12は、送信端末12全体の作動を制御するためのマイコン(マイクロコンピュータ)20を含んで構成される。このマイコン20は例えばCPU、RAM、ROM等を備えて構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行なう。また、予め定められた所定の赤外線信号を発生させる赤外LED(light emitting diode;発光ダイオード)26、および前記マイコン20からの制御によりその赤外LED26を駆動するドライバ回路24、赤外LED26から発生された赤外線信号を所定の放射角で放射するための光学系機構28を含む。前記所定の赤外線信号とは、例えば赤外線通信の規格であるIrDA規格において定められた波長が850乃至900nm程度の赤外線信号であるように定められる。また、光学系機構28は例えば赤外線レンズである。
FIG. 2 is a block diagram illustrating an outline of the configuration of the
また、マイコン20はその内部においてタイマ22を機能的に有している。このタイマ22は、例えば、予め定められた所定の間隔でパルス信号等のクロック信号を生成する。このクロック信号を用いて、後述するマイコン20の各機能の作動が同期させられる。
Moreover, the
送信端末12は、その送信端末12の作動状態や設定内容、あるいは送信端末12の固有の端末IDなどを表示するための表示装置としてのLCD(liquid crystal display;液晶表示ディスプレイ装置)30を有している。また、送信端末12の設定などのためにコンピュータなどを情報交換可能に接続するためのシリアルポート34、および、前記マイコン20からの制御によりそのシリアルポート34を介して前記コンピュータなどとの通信を制御するためのドライバ回路32などを含んでいる。また、これらの各機能を実現するために必要な電力を供給する電源回路36を含んでおり、この電源回路36には送信端末12の外部に設けられたACアダプタ38によって商用AC電源から変換された直流電流が供給されている。
The
図3は、前記マイコン20の有する機能の概要を説明する機能ブロック図である。図3に示すように、送信端末12は記憶装置40、乱数生成部42、送信タイミング決定部44、パケット生成部46、送信制御部52等を機能的に備えている。このうち、記憶装置40は、例えばRAMなどの記憶装置であり、予め設定された送信端末12を識別するための装置IDや、送信端末12の作動を制御するための制御プログラムなどについての情報が記憶されている。前記装置IDは個々の送信端末12について固有のものとなるように設定されている。
FIG. 3 is a functional block diagram for explaining an outline of the functions of the
乱数生成部42は、所定のアルゴリズムに従って0もしくは1からなる疑似乱数列を生成する。この疑似乱数列が本発明の乱数に対応する。前記所定のアルゴリズムに従って生成された疑似乱数列とは、例えば、線形帰還シフトレジスタ(Linear Feedback Shift Register;LFSR)によって生成されたM系列の疑似乱数列である。この疑似乱数列のビット数は、例えば赤外線ID通信システムにおける送信端末12の照射範囲の多重数(重なり度合い)などに応じて定められる。
The random
図4は、前記乱数生成部42が備える線形帰還シフトレジスタの一例であるガロアLFSR(Modular Shift Register Generator;MSRG)を説明する図である。この例においては8ビットのシフトレジスタが示されており、1ステップごとに、タップ(出力に関連するビット。図4の例においては、6、5、4。)においては出力と前段のビットとの排他的論理和を記憶するようになっている。またタップでないビット(図4の例においては8、7、3、2、1。)においては前段のビットを記憶するようになっている。図4のシフトレジスタに対応する生成多項式は、
h(x)=x8+x6+x5+x4+1
である。また、シフトレジスタにおける初期値は、前記送信端末12に固有のものとして定められる装置IDに対応した固有の初期値とされる。具体的には例えば装置IDを表わす符号の符号長が前記シフトレジスタ長さ(図4の例では8ビット)と等しいもしくはそれよりも短い場合には、前記装置IDを表わす符号を初期値の全部若しくは一部に割り当てることによって初期値が設定される。また、装置IDを表わす符号の符号長が前記シフトレジスタ長さよりも長い場合には、前記装置IDを表わす符号を例えばハッシュ関数に入力して演算することにより得られるハッシュ値を初期値として用いることができる。これにより、各送信端末12のそれぞれについて、乱数生成部42が生成する疑似乱数列を異なるものとすることができる。
FIG. 4 is a diagram for explaining a Galois LFSR (Modular Shift Register Generator; MSRG) which is an example of a linear feedback shift register included in the random
h (x) = x 8 + x 6 + x 5 + x 4 +1
It is. The initial value in the shift register is a unique initial value corresponding to a device ID determined as unique to the transmitting
図3に戻って、送信タイミング決定部44は、前記乱数生成部42が生成する疑似乱数に基づいて、後述する送信制御部52において送信端末12から赤外線信号が送信されるタイミングを決定する。具体的には、図5に示すように前記乱数生成部42によって生成される疑似乱数列の該当するビットが1であるタイムスロットの間は送信制御部52に対し後述のパケット生成部46により生成されるパケットの赤外線信号の送信を許可する。一方、前記乱数生成部42によって生成される疑似乱数列の該当するビットが0であるタイムスロットの間は送信制御部52に対しパケットを含む赤外線信号の送信を禁止する。なお、前記タイムスロットは、送信端末12の送信制御部52がデータを送信する際における、送信するか否かを決定する周期の時間に対応する。すなわちこのタイムスロットのそれぞれが、前記乱数生成部42によって生成される疑似乱数列の各ビットに対応させられている。前述のように、乱数生成部42によって発生される疑似乱数列は各送信端末12に固有の装置IDに基づいて生成されるので、それぞれ位相が異なる固有のものとなる。従って、複数の送信端末12の電源が一斉に投入され動作を開始した場合であっても、それぞれの送信端末12の送信タイミングが異なったものとなる。そのため、両者が赤外線信号の送信を同時に行なって相互に干渉し何れの赤外線信号も受信できなくなる状態の継続が回避される。
Returning to FIG. 3, the transmission
パケット生成部46は、送信制御部52によって送信される赤外線信号に含まれるデータとしてのパケット(フレーム)を生成する。図7に、本実施例においてパケット生成部46が生成するパケットのフォーマットの例を示す。図7に示すパケットには、BOF(Beginning of Frame)、Payload、FCS(Frame Check Sequence)、EOF(End of Frame)を表わす各符号がこの順で含まれている。このうち、BOFはパケットの開始を表わす符号であり、例えば16進数表現の「0x00」などで表わされる。またPayloadは送信されるデータなどを格納する部分であり、パケットの送信先を表わすA(アドレス)、パケットの種別、処理内容などを表わすC(コントロール)、送信するデータの本体を表わすI(インフォメーション)を含んでいる。本実施例においては、具体的には送信端末12によって行なわれる装置IDの送信は特定の受信端末に対して行なわれるものではないため、A(アドレス)についてはブロードキャストを表わす16進数表現の「0xff」が用いられる。また、C(コントロール)については、装置IDを送信するパケットであることを意味する符号が用いられる。さらに、I(インフォメーション)については、記憶装置40に記憶された装置IDに対応する符号が用いられる。また、FCSは誤り検出のための符号である。具体的には後述する誤り検出符号生成部50によって生成される誤り検出符号が用いられる。また、EOFはパケットの終端を表わす符号であり、例えば16進数表現の「0xC1」などで表わされる。
The
ところで、パケットにおいて符号が16進数により表現される場合においては、パケットに含まれるデータ、すなわち前記A、C、I、およびFCSに含まれるデータについても、パケットに含められる際に16進数で表現される。かかる場合において、16進数で表現されたパケットに含まれるデータに、例えば前記BOFやEOFなどで用いられる特定の意味を表わす符号と同一の符号が含まれる場合がある。かかる場合においては、パケットに含まれるデータが前記特定の意味を表わす符号と解釈されるおそれがある。 By the way, when the code is expressed in hexadecimal in the packet, the data included in the packet, that is, the data included in the A, C, I, and FCS is also expressed in hexadecimal when included in the packet. The In such a case, the data included in the packet expressed in hexadecimal may include the same code as a code representing a specific meaning used in, for example, the BOF or EOF. In such a case, the data included in the packet may be interpreted as a code representing the specific meaning.
かかる場合に対応するため、パケット生成部46は、エスケープシーケンス処理部48を機能的に有している。このエスケープシーケンス処理部48は、パケットに含まれるデータ、すなわち前記A、C、I、およびFCSに含まれるデータにおいて前記特定の意味を表わす符号と同一の符号が含まれる場合に、その符号の前にCE(Control Escape)符号を挿入するとともに、前記同一の符号を所定の処理規則により変更する。具体的には例えば、CE符号として「0x7d」を挿入し、前記同一の符号の特定ビットを反転させる等の処理を行なう。一方、かかるエスケープシーケンス処理部48によって処理の行なわれたパケットを受信した受信端末14においては、所定の復号処理を行なうことにより、エスケープシーケンス処理部48による処理前の符号を得ることができる。前述のようにエスケープシーケンス処理部48によりCE符号として「0x7d」を挿入し、前記符号の特定ビットを反転させる処理が行なわれる場合、受信端末14においては、受信したパケット中にCE符号「0x7d」を検出した場合にはそのCE符号を削除するとともに、そのCE符号に続く符号の特定ビットを反転させる処理を行なうことで、エスケープシーケンス処理部48による処理前の符号が得られる。このようにすれば、パケットに含まれるデータに前記特定の意味を表わす符号と同一の符号が含まれる場合に、その同一の符号を含まない符号に変換して送信することができる。
In order to cope with such a case, the
図3に戻って、誤り検出符号生成部50は、送信されるパケットにおけるデータに基づいて所定の数式などの生成規則に基づいて生成される誤り検出符号を生成する。受信端末14がこの誤り検出符号が付加されたパケットを受信した際に、所定の検出規則に基づいて、パケット通信において干渉、混信、ノイズ、妨害光などによるデータの誤りなどの異常が発生したか否かを検出することができる。このようにして誤り検出符号生成部50によって生成された誤り検出符号は、前記パケット(図7参照)におけるFCS符号として用いられる。
Returning to FIG. 3, the error detection
具体的には、本実施例において誤り検出符号生成部50が生成する誤り検出符号は、例えばCRC(Cyclic Redundancy Code)である。図6はこのCRC符号を算出される生成規則として用いられるシフトレジスタの例を説明する図である。図6のDataに送信されるパケットの内容が入力され、送信バイト毎にCRC値と送信倍とを生成多項式で除算され、その余りがBCC(Block Check Code)とされる。のBCCが誤り検出符号に対応する。図6のシフトレジスタに対応する生成多項式はx16+x12+x5+1であり、初期値として0xffffが用いられる。なお、このCRC符号はCRC−CCITTにおいて定義されたものと同一である。
Specifically, the error detection code generated by the error detection
図3に戻って、送信制御部52は、前記送信タイミング決定部44によって決定された送信タイミングに応じて、パケット生成部46によって生成されたパケットを含む赤外線信号の送信の制御を行なう。具体的にはドライバ回路24を介して赤外LED26から赤外線信号の送信の実行および停止を制御する。具体的には、赤外LED26の駆動電流をデータビットの1、0に対応してオンオフ駆動することにより変調して送信する。この送信制御部52が本発明の送信部に対応する。
Returning to FIG. 3, the
ここで、送信制御部52は、前記送信タイミング決定部44により送信を行なうものと決定されたタイムスロットにおいて、タイムスロットの長さと送信されるパケットの長さ(送信時間)との比が2:1となるように、もしくはそれよりもタイムスロットの長さの方が長くなるように送信を行なう。以下、かかる作動について説明する。
Here, in the time slot determined to be transmitted by the transmission
本実施例において図1に示すように複数の送信端末12が存在し、それぞれの送信端末12から赤外線信号が所定の放射角θにより送信される場合を考える。受信端末14が図1に示す位置にある場合には、受信端末14は送信端末12Aおよび送信端末12Bのそれぞれから送信される赤外線信号を受信することができる。そのため、送信端末12Aおよび送信端末12Bが同時に赤外線信号を送信すると、両者が干渉をするため、受信することが困難となる。
In this embodiment, as shown in FIG. 1, consider a case where there are a plurality of
かかる場合において、複数の送信端末12Aおよび12Bが連携することにより、例えば同時に複数の送信端末12から赤外線が送信されないように協調して作動することが考えられる。しかしながら、複数の送信端末12が協調して作動するためには連携のための機構が必要となり、装置が大きくなったり、あるいはコストが増大する問題がある。
In such a case, it is conceivable that the plurality of transmission terminals 12A and 12B cooperate to operate so that infrared rays are not transmitted from the plurality of
ここで、乱数によって複数の送信端末12が送信の実行および停止を切り換えることが考えられる。しかしながら、パケットの長さがタイムスロットの長さと同じとなるようにされると、他の端末が送信していないタイムスロットにおいて送信を行なうことができれば、受信することができる。しかしながら、複数の送信端末12のそれぞれのタイムスロットが同期されていることが保証されない状況においては、受信することが依然として困難である。
Here, it is conceivable that a plurality of
図8はかかる状況、すなわちパケットの長さaがタイムスロットの長さbと同じとされる場合(a=b)を説明する図である。図8においては、右向きに時間軸が設けられている。また、送信端末1(12A)および送信端末2(12B)のそれぞれについて、電波を送信する時間が四角で表わされている。図8において送信端末1と送信端末2のタイムスロットは同期されている。したがって、送信端末1が送信されているタイムスロットに送信端末2の送信が停止されていれば、受信端末14は送信端末1からのパケットの全体を受信することができる。また、送信端末2が送信されているタイムスロットに送信端末1の送信が停止されていれば、受信端末14は送信端末2からのパケットの全体を受信することができる。
FIG. 8 is a diagram for explaining such a situation, that is, a case where the packet length a is the same as the time slot length b (a = b). In FIG. 8, the time axis is provided in the right direction. Further, for each of the transmission terminal 1 (12A) and the transmission terminal 2 (12B), the time for transmitting radio waves is represented by a square. In FIG. 8, the time slots of the
しかしながら、タイムスロットは送信端末12の電源投入タイミングなどに基づいて開始されることから、複数の送信端末12のタイムスロットが同期することは非常に稀である。かかる場合においては、複数の送信端末12のタイムスロットがずれることにより、送信端末1が送信されているタイムスロットに送信端末2の送信が停止されていても、受信端末14は送信端末1からのパケットの例えば冒頭部や終端部のなどの一部分の受信を行なうことができず、結果として送信端末1からのパケットを受信することができないことになる。送信端末2が送信する場合についても同様である。
However, since the time slot is started based on the power-on timing of the
続いて、本発明の送信制御部52のように、送信を行なうタイムスロットにおいて、タイムスロットの長さbと送信されるパケットの長さ(送信時間)aとの比が2:1となるように送信を行なう場合について説明する。
Subsequently, as in the
2つの送信端末12が存在する場合において、送信端末2から送信される赤外線信号を受信端末14が受信することができる条件は、前述の通り、(1)ある同じタイムスロットで送信端末1が送信を休止し、かつ送信端末2が送信を行なうこと、および、(2)送信端末2のパケットが、その送信端末2の送信の前後に送信端末1から送信されるタイムスロットにおけるパケットと時間的に重ならないことである。なお、送信端末1のタイムスロットと送信端末2のタイムスロットとは長さは同じであるもののタイミングが非同期であって位相差が存在する。そのため、同じタイムスロットとは送信端末1のタイムスロットと送信端末2のタイムスロットとの相互の時間差が最も小さい方の組を指すものとする。また、前後のタイムスロットとは、同じタイムスロットの直前および直後のスロットを指すものとする。
In the case where there are two
このうち、前記(2)の条件を満たす確率は、非重複確率Pで表わされる。この非重複確率Pは、一方の送信端末(本実施例においては送信端末2)からの赤外線信号を受信可能な時間範囲T1の、その送信端末が赤外線信号を送信する際に取り得る時間差T2に対する割合として定義される。すなわち、
(非重複確率P)=(受信可能な時間範囲T1)/(取り得る時間差T2)
である。ここで、送信端末1のタイムスロットおよび送信端末2のタイムスロットの長さは同じであるとしているので、取り得る時間差の範囲、すなわち同じタイムスロットの開始時刻の時間差の範囲は、b/2から−b/2までであるので、取り得る時間差T2はbとなる。一方、受信可能な時間範囲T1は、受信端末14が送信端末2からの赤外線信号を受信可能であるために、送信端末2が赤外線信号の送信を開始可能な時間範囲に対応するものである。具体的には、送信端末1が送信を行なうタイムスロットのうち、送信端末1からの送信が完了した時点t1が送信端末2が最も早く送信が可能となる時点である。また、送信端末2からの送信が完了するとともに送信端末1の次の送信が開始されるような送信端末2からの送信が最も遅く送信が可能な時点である。そして、この最も早く送信が可能な時点から最も遅く送信が可能な時点の間隔が前記受信可能な時間範囲T1に相当する。
Among these, the probability satisfying the condition (2) is represented by a non-overlapping probability P. This non-overlapping probability P corresponds to a time difference T2 that can be taken when the transmitting terminal transmits an infrared signal in the time range T1 in which the infrared signal from one transmitting terminal (transmitting terminal 2 in this embodiment) can be received. Defined as a percentage. That is,
(Non-overlap probability P) = (receivable time range T1) / (possible time difference T2)
It is. Here, since the time slot of the
図9は受信可能な時間範囲T1の定義を説明する図である。図9に示すように、パケットの長さがa、タイムスロットの長さがbで表わされる場合において、送信端末2が最も早く送信が可能となる時点t1は、送信端末1が送信を行なうタイムスロットの終了時点t0よりもb−aだけ前の時点である。一方、送信端末2からの送信が最も遅く送信が可能な時点t2は、送信端末1が次に送信を行なうタイムスロットの開始時点t3よりもパケットの長さaだけ前の時点である。ここで、時刻t0乃至t3はタイムスロットbであるので、t3−t0=bである。従って、送信端末2からの送信が最も遅く送信が可能な時点t2は、送信端末1が送信を行なうタイムスロットの終了時点t0よりもb−aだけ後の時点であると言える。以上より、前記受信可能な時間範囲T1は、送信端末1が送信を行なうタイムスロットの境界t0の前後それぞれb−aの時間範囲となるので、T1=2×(b−a)である。
FIG. 9 is a diagram illustrating the definition of the receivable time range T1. As shown in FIG. 9, when the packet length is represented by a and the time slot length is represented by b, the time t1 when the transmission terminal 2 can transmit the earliest is the time at which the
前述のように、前記非重複確率Pは、
(非重複確率P)=(受信可能な時間範囲T1)/(取り得る時間差T2)
として定義されるので、
P=2×(b−a)/b
と表わされる。ここで、k=b/aとおくと
P=2(k−1)/k
と表わされる。なお、タイムスロットの時間利用率、すなわちタイムスロットにおける赤外線信号の送信時間の割合は、a/b=1/kで表わされる。
ここで、送信端末2のパケットの時間当たりの送信効率Qは、非重複確率Pに時間利用率(1/k)を乗じたもので表わされるので、
Q=P/k=2(k−1)/k2 ・・・(1)
となる。
As described above, the non-overlap probability P is
(Non-overlap probability P) = (receivable time range T1) / (possible time difference T2)
Is defined as
P = 2 × (ba) / b
It is expressed as Here, if k = b / a, then P = 2 (k−1) / k
It is expressed as The time slot utilization rate, that is, the ratio of the infrared signal transmission time in the time slot is represented by a / b = 1 / k.
Here, the transmission efficiency Q per packet of the transmission terminal 2 is expressed by multiplying the non-overlapping probability P by the time utilization factor (1 / k).
Q = P / k = 2 (k−1) / k 2 (1)
It becomes.
図10は、前記(1)式に表わされる送信端末2の送信効率Qと前記k、すなわちタイムスロット長さbのパケット長さaに対する比の関係を図示したものである。図10に示すように、k=2.0の場合に送信効率Qが最も高くなり、効率のよい通信が可能となる。言いかえれば、実効的な送信速度と送信端末1および送信端末2のそれぞれから送信される赤外線信号の両方を受信することのできる確立を高めることが両立できる。また、図10に示すようにk=2.0をピークとしてkが大きくなる場合と小さくなる場合との何れにおいても送信効率Qの値は下がる。両者を比較すると、kの値が2.0よりも大きくなる場合の方が、kが2.0よりも小さくなる場合に比べて送信効率Qの低下の度合いが緩やかである。従って、kの値は好ましくは2.0、あるいはそれ以上とすることにより、送信効率Qを高めることができる。なお、k=2.0が、送信部による通信におけるタイムスロットの長さと前記タイムスロットにおいて送信されるパケットの長さとの比が2:1であることに対応し、k>2.0が、送信部による通信におけるタイムスロットの長さと前記タイムスロットにおいて送信されるパケットの長さとの比が2:1より大きいことに対応する。
FIG. 10 illustrates the relationship between the transmission efficiency Q of the transmission terminal 2 expressed by the equation (1) and the ratio of k, that is, the time slot length b to the packet length a. As shown in FIG. 10, when k = 2.0, the transmission efficiency Q is the highest, and efficient communication is possible. In other words, it is possible to enhance both the effective transmission speed and the establishment of the ability to receive both infrared signals transmitted from the
具体的には例えば、タイムスロット長さbが設定された場合に、前記kの値が2.0もしくはそれより大きくなるようにパケットの長さaが決定される。ここで、パケットの長さaはパケットを送信するのに要する時間であるので、ドライバ回路24および赤外LED26の仕様や、マイコン20の性能などによって決定される送信端末12の通信速度に基づいて、パケットに含まれるデータの大きさL(以下、「パケットの大きさL」という。)の上限Lmaxを決定することができる。
Specifically, for example, when the time slot length b is set, the packet length a is determined so that the value of k becomes 2.0 or larger. Here, since the packet length a is the time required to transmit the packet, it is based on the communication speed of the
ところで、前述のようにパケットを生成するパケット生成部46においては、エスケープシーケンス処理部48によってエスケープシーケンス処理が行なわれる。エスケープシーケンス処理においては、CS符号を挿入することから、その挿入されたCS符号の分だけパケットの大きさが大きくなる。パケットに含まれる符号のうち、エスケープシーケンス処理の対象となる全ての符号において処理が行なわれた場合において、処理後のパケットの大きさが許容されるパケットの大きさの上限Lmaxを満たすようにすれば、常にパケットの大きさLは許容されるパケットの大きさの上限Lmaxを満たすことが保証される。
Incidentally, in the
具体的には、パケットを構成する符号のうち、PayloadのうちIに対応するデータの大きさ(長さ)をliとする。また、PayloadのうちI以外に対応する部分、BOF、FCSおよびEOFに対応するデータの大きさをfとすると、このfは固定された値である。Payloadにおける符号の全てに対してエスケープシーケンス処理が行なわれると、全ての符号に対してCS符号が挿入され、その結果Payloadに対応するデータの大きさは2倍になることから、Lmax≧f+2×liを満たすようにPayloadの長さが決定されればよい。 Specifically, of codes constituting a packet, the size (length) of data corresponding to I in Payload is set to li. Further, if the size of the data corresponding to portions other than I in Payload, BOF, FCS and EOF is f, this f is a fixed value. When escape sequence processing is performed on all the codes in Payload, CS codes are inserted into all the codes, and as a result, the data size corresponding to Payload is doubled, so that Lmax ≧ f + 2 × The length of Payload may be determined so as to satisfy li.
図11は、本実施例における送信端末12にマイコン20における赤外線信号の送信のための制御作動の一例を説明するフローチャートである。まず、疑似乱数生成部42に対応するステップ(以下「ステップ」を省略する。)SA1においては、疑似乱数列R()が生成される。具体的には例えば、図4に示すような線形帰還シフトレジスタを用いて、送信端末12のそれぞれに固有となるように予め定められた装置IDに基づいて設定される初期値に基づいて生成が行なわれる。
FIG. 11 is a flowchart illustrating an example of a control operation for transmitting an infrared signal in the
続くSA2においては、SA1で生成された疑似乱数列R()のうち、着目するビットを識別するためのカウンタiの値がリセットされ、その値が0とされる。このカウンタiは、実行されるタイムスロットを識別するためにも用いられることができる。 In the subsequent SA2, the value of the counter i for identifying the bit of interest in the pseudo random number sequence R () generated in SA1 is reset, and the value is set to zero. This counter i can also be used to identify the time slot to be executed.
タイマ22に対応するSA3においては、経過時間の計測が開始される。この時間の計測に伴って、タイムスロット1つ分に対応する時間が経過する毎に、次のタイムスロットの開始をさせるための割り込み信号を発生させられる。
In SA3 corresponding to the
SA4においては、SA3で開始されたタイマによる割り込み信号が発せられたか否かが判断される。割り込み信号が発せられた場合には、新たなタイムスロットが開始されるとして、本ステップの判断が肯定され、SA5以降が実行される。割り込み信号が発せられていない場合には、現在のタイムスロットの継続中であるとして、本ステップの判断が否定され、再度SA4が実行される。 In SA4, it is determined whether or not an interrupt signal is issued by the timer started in SA3. If an interrupt signal is issued, a new time slot is started and the determination in this step is affirmed, and SA5 and subsequent steps are executed. If the interrupt signal has not been issued, it is determined that the current time slot is continuing, the determination of this step is denied, and SA4 is executed again.
送信タイミング決定部44に対応するSA4においては、SA1で発生させられた疑似乱数列Rのi番目のビットの内容R(i)が1であるか否かが判断される。R(i)が1である場合には、本ステップの判断が肯定され、SA6が実行される。一方、R(i)が0である場合は、本ステップの判断が否定され、SA6が実行されることなくSA7が実行される。
In SA4 corresponding to the transmission
SA6は、SA5の判断が肯定された場合、すなわちR(i)の内容が1である場合に実行されるステップであり、送信制御部52に対応する。このSA6においては、予めパケット生成部46において生成されたパケットがドライバ回路24および赤外LED26などによって発生される赤外線信号により送信される。具体的には所定の周波数の赤外線搬送波が前記パケットに含まれるデータに基づいて変調されて送信される。
SA6 is a step executed when the determination of SA5 is affirmed, that is, when the content of R (i) is 1, and corresponds to the
SA7においては、カウンタiの値が、疑似乱数列R()の長さ(周期)LENGTHまで達したか否かが判断される。カウンタiの値が乱数の長さLENGTHと等しい、もしくはそれよりも大きい場合には、SA1で生成された疑似乱数列R()の最終ビットまで達したとして、本ステップの判断が肯定され、SA8が実行される。一方カウンタiの値が乱数の長さLENGTHよりも小さい場合には、SA1で生成された疑似乱数列R()の最終ビットまで達していないとして、本ステップの判断が否定され、SA9が実行される。 In SA7, it is determined whether or not the value of the counter i has reached the length (cycle) LENGTH of the pseudo random number sequence R (). If the value of the counter i is equal to or larger than the length LENGTH of the random number, the determination of this step is affirmed as reaching the last bit of the pseudo random number sequence R () generated in SA1, and SA8 Is executed. On the other hand, if the value of the counter i is smaller than the length LENGTH of the random number, it is determined that the final bit of the pseudo random number sequence R () generated in SA1 has not been reached, the determination of this step is denied, and SA9 is executed. The
SA7の判断が肯定された場合に実行されるSA8においては、疑似乱数列R()のうち着目するビットを最初のビットするため、カウンタiの値が0に戻される。そして、SA4以降が繰り返し実行される。 In SA8, which is executed when the determination of SA7 is affirmed, the value of the counter i is returned to 0 because the bit of interest in the pseudo random number sequence R () is the first bit. Then, SA4 and subsequent steps are repeatedly executed.
SA7の判断が否定された場合に実行されるSA9においては、疑似乱数列R()のうち着目するビットを次のビットするため、カウンタiの値に1が加えられる。そして、SA4以降が繰り返し実行される。 In SA9, which is executed when the determination of SA7 is negative, 1 is added to the value of the counter i in order to set the bit of interest in the pseudo random number sequence R () to the next bit. Then, SA4 and subsequent steps are repeatedly executed.
(実験例)
発明者らによって実施された実験の結果を以下に示す。2台の送信端末12Aおよび12Bにより装置IDを含む赤外線信号を送信させ、図1に示すように配置された受信端末14においてそれぞれの送信端末12から赤外線信号により送信されたパケットを受信した回数を計測した。送信端末12Aの装置IDを「A1233456789012345」、送信端末12Bの装置IDを「B098765432109876」とした。また、タイムスロットbを100msecとし、送信時間は10秒間とした。その他の条件として、通信速度は9600bpsであり、パケットの大きさは42バイトとした。また、8ビットの疑似乱数を用いたので、疑似乱数列の周期LENGTHは255である。このとき、受信端末14において、送信端末12Aからのパケットを22回、送信端末12Bからのパケットを26回それぞれ受信した。
(Experimental example)
The results of experiments conducted by the inventors are shown below. The number of times the two transmission terminals 12A and 12B transmit infrared signals including the device ID and the
前述のように、タイムスロットbを100msecとし、送信時間は10秒間としたので、100個のタイムスロットがある。疑似乱数により0と1の出現回数が約50%とすると、送信端末12Aおよび12Bの送信回数はタイムスロット数の約1/2である約50回となる。また、受信端末によってパケットが受信されるのは、送信端末12Aおよび12Bのうちいずれか一方が送信を実行し、他方が送信を停止している場合であるので、送信端末12Aおよび12Bからのパケットが受信端末14に受信される確率は、それぞれ前記約50回の約1/2である約25回となる。前記実験結果はこの理論値にほぼ一致するものである。
As described above, since the time slot b is 100 msec and the transmission time is 10 seconds, there are 100 time slots. If the number of occurrences of 0 and 1 is about 50% by the pseudo random number, the number of transmissions of the transmission terminals 12A and 12B is about 50, which is about 1/2 of the number of time slots. The packet is received by the receiving terminal when either one of the transmitting terminals 12A and 12B performs transmission and the other stops transmission. Therefore, the packet from the transmitting terminals 12A and 12B is received. Is received by the receiving
前述の実施例によれば、乱数生成部42によって生成された疑似乱数に基づいて送信タイミング決定部44により送信タイミングが決定され、決定された送信タイミングに基づいて送信制御部52によりパケットが送信されるので、複数の送信端末12の通信範囲が重複する場合において、赤外線信号の干渉などによりデータが受信できないことを低減することができる。
According to the above-described embodiment, the transmission
また前述の実施例によれば、送信制御部52による通信におけるタイムスロットの長さbとそのタイムスロットにおいて送信されるパケットの長さaとの比が2:1もしくはそれよりもタイムスロットの長さbの方が長いものとされているので、通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることができる。
Further, according to the above-described embodiment, the ratio between the time slot length b in the communication by the
また前述の実施例によれば、乱数生成部42は、乱数として、送信端末12のそれぞれに固有となるように予め設定された装置IDに基づいて疑似乱数を生成するので、送信端末12のそれぞれにおける乱数生成部42によって生成される乱数は個々の送信端末12に固有のものとなる。
Further, according to the above-described embodiment, the random
また前述の実施例によれば、送信されるパケットの長さは可変長であり、前記パケットの長さaが最大になる場合にタイムスロットの長さbとの比が2:1になるようにされているので、パケットの長さが可変とされる場合であっても通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることが保証できる。 Further, according to the above-described embodiment, the length of the transmitted packet is variable, and when the packet length a is the maximum, the ratio to the time slot length b is 2: 1. Therefore, even when the packet length is variable, it is possible to increase the probability of successful communication and to shorten the time during which communication is not performed.
また前述の実施例によれば、送信されるパケットのデータはエスケープシーケンス処理部48によりエスケープシーケンス制御され、パケットデータとエスケープシーケンス(CE符号)の長さの和が前記タイムスロットの長さとの比が2:1である。これにより、パケットに含まれる符号に対してエスケープシーケンス処理が行なわれることにより、送信データにパケット開始符号などの通信において特定の用途に用いられる符号と同一の内容を含む場合であっても通信が可能になるとともに、エスケープシーケンス処理によりパケットの長さが変化する場合であっても通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることが保証できる。
Further, according to the above-described embodiment, the data of the transmitted packet is escape sequence controlled by the escape
また前述の実施例によれば、乱数生成部42によって生成される乱数はM系列符号である。このようにすれば、M系列符号は0または1が連続して現れることが他の乱数に比べて少ない傾向があるため、送信タイミング決定部44によって決定される送信タイミングが偏ることが低減される。
Further, according to the above-described embodiment, the random number generated by the random
続いて、本発明の別の実施例について説明する。以下の説明において、実施例相互に共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。 Subsequently, another embodiment of the present invention will be described. In the following description, portions common to the embodiments are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
前述の実施例の送信端末12の構成に比べて、パケット生成部46がエスケープシーケンス処理部48を有さないように送信端末12のマイコン20を構成することができる。(図3参照)
Compared to the configuration of the
このようにすれば、マイコン20における処理を低減することができる。具体的には例えば、パケットのPayloadに含められるデータに、前記BOFやEOFなどで用いられる特定の意味を表わす符号と同一の符号が含まれないことがわかっている場合においては、エスケープシーケンス処理を行なう必要がないため、本実施例の構成を採用することができる。また、かかる場合においては、エスケープシーケンス処理が行なわれず、パケットの長さが固定とされることから、予め送信部による通信におけるタイムスロットの長さbと前記タイムスロットにおいて送信されるパケットの長さaとの比が2:1であることを満たす最大のパケットの大きさとなるようにパケットの大きさを設定できるので、パケットの大きさが可変である場合に比べて、より大きいPayloadを含むパケットを送信したり、タイムスロットの長さを小さくして時間当たりのパケット送信回数を増加させることができる。
In this way, processing in the
前述の実施例2によれば、送信されるパケットの長さaは固定であり、タイムスロットの長さbとパケット長さaとの比が2:1であるので、パケットにおいてテキストデータが送信される場合のように固定長のパケットが送信される場合であっても通信が成功する確率を高くするとともに、通信がされていない時間を短くすることができる。 According to the second embodiment described above, since the length a of the transmitted packet is fixed and the ratio of the time slot length b to the packet length a is 2: 1, text data is transmitted in the packet. Even when a fixed-length packet is transmitted as in the case where the communication is performed, the probability of successful communication can be increased and the time during which communication is not performed can be shortened.
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。 As mentioned above, although the Example of this invention was described in detail based on drawing, this invention is applied also in another aspect.
例えば、前述の実施例においては乱数生成部42によって生成される乱数はM系列の疑似乱数列とされたが、これに限定されない。例えばGOLD符号列や、拡散RS符号列が用いられても良い。また、疑似乱数に限定されず、乱数であっても同様の効果が得られる。
For example, in the above-described embodiment, the random number generated by the random
また前述の実施例においては、赤外線の波長などはIrDA規格に準じるものとされたが、これに限定されない。例えば赤外線の波長は他の波長のもの(例えば副搬送波で変調された可視光)であっても良いし、送信方式などもこれに限定されない。 In the above-described embodiments, the infrared wavelength and the like conform to the IrDA standard, but are not limited thereto. For example, the infrared wavelength may be other wavelengths (for example, visible light modulated by a subcarrier), and the transmission method is not limited to this.
また前述の実施例においては、誤り検出符号としてCRCが用いられたが、これに限定されず、例えばBCH符号や、ハミング符号などが用いられてもよい。 In the above-described embodiment, CRC is used as the error detection code. However, the present invention is not limited to this, and for example, a BCH code, a Hamming code, or the like may be used.
また、前述の実施例において、送信端末12の作動の一例が図11におけるフローチャートを用いて説明されたが、これに限定されるものではない。例えば、シリアルポートからの割り込みが常に可能な状態とされ、割り込みがあるとシリアルポートから入力される命令、例えば装置IDの更新や赤外LEDの駆動電流を変更して出力強度の設定などの作動が行なわれるようにすることができる。
Further, in the above-described embodiment, an example of the operation of the
また前述の実施例においては、赤外LED26から放射された赤外線を光学系28として設けられた赤外線レンズを用いて所定の放射角となるようにしたが、このような態様に限られない。例えば複数の赤外LED26を所定の間隔で配設し、アレイ駆動させることにより所定の方向において赤外線が放射されるようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the infrared radiation emitted from the
また前述の実施例においては、送信端末12には、電源回路36および電源回路に直流電流を供給するACアダプタ38が設けられたが、これに限られない。例えば送信端末12はこれらに代えて、乾電池や蓄電池により駆動されてもよい。
In the above-described embodiment, the
また前述の実施例においては、送信端末12はシリアルポート34、シリアルポート34を駆動するドライバ32、表示装置としてのLCD30を有していたが、これらは本発明の赤外線通信装置として実行される場合に必須の構成ではない。
In the above-described embodiment, the
また前述の実施例においては、送信制御部52は、赤外LED26の駆動電流をデータビットの1、0に対応してオンオフ駆動することにより変調して、パケットを含む赤外線信号の送信の制御を行なったが、これに限られない。例えば、副搬送波を用いた変調を用いることもできる。
Further, in the above-described embodiment, the
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。 In addition, although not illustrated one by one, the present invention is implemented with various modifications within a range not departing from the gist thereof.
12:送信端末(赤外線ID通信装置)
42:乱数生成部
44:送信タイミング決定部
48:エスケープシーケンス処理部
52:送信制御部(送信部)
a:パケットの長さ
b:タイムスロットの長さ
12: Transmission terminal (infrared ID communication device)
42: random number generation unit 44: transmission timing determination unit 48: escape sequence processing unit 52: transmission control unit (transmission unit)
a: Packet length b: Time slot length
Claims (7)
乱数を生成する乱数生成部と、
該乱数生成部によって生成された乱数に基づいて前記パケットを送信する送信タイミングを決定する送信タイミング決定部と、を有すること、
を特徴とする赤外線ID通信装置。 An infrared ID communication device including a transmission unit that transmits a packet including at least information about a preset device ID by infrared,
A random number generator for generating random numbers;
A transmission timing determination unit for determining a transmission timing for transmitting the packet based on the random number generated by the random number generation unit,
An infrared ID communication device characterized by the above.
を特徴とする請求項1に記載の赤外線ID通信装置。 The ratio of the length of a time slot in communication by the transmission unit to the length of a packet transmitted in the time slot is 2: 1 or the length of the time slot is longer than the ratio. The infrared ID communication device described.
を特徴とする請求項1または2に記載の赤外線ID通信装置。 The random number generation unit generates a pseudo-random number based on a device ID set in advance so as to be unique to each infrared ID communication device as the random number;
The infrared ID communication apparatus according to claim 1 or 2.
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の赤外線ID通信装置。 4. The infrared ID according to claim 1, wherein a length of the transmitted packet is fixed, and a ratio of the time slot length to the packet length is 2: 1. 5. Communication device.
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の赤外線ID通信装置。 The length of the transmitted packet is variable, and when the length of the packet is maximized, the ratio to the length of the time slot is 2: 1.
The infrared ID communication apparatus according to any one of claims 1 to 3.
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