JP2011130165A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルムのダーク領域において、画像再現性が向上し、画像のS/N比を改善することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フィルムをスキャンする読取装置であって、照明の光量を変えて第1の画像と第2の画像とをスキャンし、第1の画像データ、第2の画像データを出力するスキャン手段と、上記第1の画像への照明による光量と上記第2の画像への照明による光量との比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正するゲイン補正手段と、上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成し、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成に用いる画像を選択する画像選択手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、透過原稿用光源を、写真フィルムに照射し、透過した光を、読み取り用センサで光電変換することによって、写真フィルムに記録されている画像情報を取得する画像読取装置に関する。
写真フィルムに記録されている画像情報を、イメージスキャナ等の画像読取装置で読み取る手段として、従来、次の画像読み取り装置が知られている。透過原稿用光源からフィルムに光を照射し、この透過光を読み取り用センサの光電効果によって、電気信号に変換し、画像情報を取得する画像読み取り装置が知られている。透過原稿用光源は、CCFL(冷陰極管)やLED等であり、読み取り用センサは、たとえばCCDセンサである。
上記画像読取装置において、写真フィルムが設置されていない状態で、読み取り用センサに光を照射し、センサに入射された光によって光電変換された電気信号が、測定系の測定信号の最大値にほぼ一致し、かつ飽和しないように透過原稿用光源の光量を調整する。また、CCD等の読み取り用センサからの電気信号を増幅する増幅装置の増幅率を調整した後に、本スキャンに向けて、プレスキャンと呼ばれる実際のフィルムを読み込ませる。これによって、増幅装置の増幅率、CCDへの照明の光量を再度調整し、本スキャンでフィルムを読み取る。
コンピュータに接続したカメラで、同じ被写体像について露出を変えて複数コマ撮影し、コンピュータで、適正な明るさに撮影された被写体の部分を合成し、全体として適正な明るさをもつ画像を得る露出合成モードが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−32847号公報
上記従来例によれば、増幅率Gと読み取り用センサへの照明光量とは、写真フィルムプレスキャン時におけるハイライトポイントHpを基準として設定される。したがって、写真フィルムのダーク領域を読み込む際に、光量が足りず、この場合、増幅率を上げることによって電気信号レベルを確保するので、ダーク領域での読み取り画像のS/N比が小さくなる傾向がある。
本発明は、フィルムのダーク領域において、画像再現性が向上し、画像のS/N比を改善することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、フィルムをスキャンする読取装置であって、照明の光量を変えて第1の画像と第2の画像とをスキャンし、第1の画像データ、第2の画像データを出力するスキャン手段と、上記第1の画像への照明による光量と上記第2の画像への照明による光量との比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正するゲイン補正手段と、上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成し、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成に用いる画像を選択する画像選択手段とを有することを特徴とする画像読取装置である。
本発明によれば、フィルムのダーク領域において、画像再現性が向上し、画像のS/N比を改善することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1である画像読取装置100を示す模式図である。 回路基板部101の内部を示す機能ブロック図である。 従来の読み取り方法における説明図である。 読取のトリガ信号と光源の点灯とデータ転送のタイミングとの図である。 画像の濃度レベルと、センサ出力ビットレベルとの関係を示す図である。 実施例1の説明図である。
発明を実施するための形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像読取装置100を示す模式図である。
画像読取装置100は、回路基板部101と、光電変換するセンサ102と、透過原稿用光源103と、フィルム原稿104と、ホスト105とを有する。
回路基板部101は、シェーディング補正等を行う画像処理回路と、A/D変換回路と、加算手段である画像合成回路と、メモリ等を有する。
図2は、回路基板部101の内部を示す機能ブロック図である。
回路基板部101は、読み取り用センサ102と、A/D変換回路202と、画像処理回路203と、メモリ回路204と、画像データ変換回路205と、画像合成回路206とを有する。
A/D変換回路202は、読み取ったアナログの画像データを多値のデジタルに変換する。画像処理回路203は、シェーディング補正等を行う。メモリ回路204は、シェーディングデータや各種の設定値及び画像データ等を保管する。
画像データ変換回路205は、蓄積時間T’で読み取った画像データを、閾値aと比較し、閾値a以下であれば、0に変換する回路である。また、画像データ変換回路205は、蓄積時間T’’で読み取ったデータが飽和の値(8bitで255)に達していなければ、b=a/255×b’に変換し、飽和している値を、0に変換する。
画像合成回路206は、照明の点灯時間の異なる2種類の画像データを合成する手段である。
読み取り動作が開始されると、画像読取装置100は、キャリブレーションを行う。つまり、透過原稿用光源103からの光量の調整や、A/D変換回路202における信号増幅率の調整、シェーディングを行う。上記キャリブレーションでは、透過原稿用光源103からの直接光を受光した場合におけるセンサ102の出力信号が、A/D変換回路202における入力レンジに収まるように調整する。しかも、上記キャリブレーションでは、A/D変換回路202に設定するアナログoffsetとアナログGainとを設定する。
上記キャリブレーションでは、まず、照明の基本光量Tにおいて、出力調整(調光)を行う。フィルム原稿104が設置されていない状態で、読み取り用センサ102に、透過原稿用光源103が光を照射する。読み取り用センサ102に入射された光を光電変換した電気信号が、A/D変換回路202の測定信号最大値にほぼ一致し、かつ蓄積電荷量が飽和しないように、透過原稿用光源103の点灯時間を変える。これによって、光量を調整し、その点灯時間T0を、メモリ回路204に格納する。また、読み取り用センサ102からの電気信号を増幅するA/D変換回路202に搭載されている増幅装置のアナログGainとアナログOffsetとを調整し、A/D変換回路202に設定する。
次に、画像を補正するために、白、黒のシェーディングデータを、調光結果から取得する。
透過原稿用光源103からの直接光による各画素のセンサ出力信号を、Vmaxとし、透過原稿用光源103を消灯したときのセンサ出力信号を、Vminとする。白のシェーディングデータWshdと、黒のシェーディングデータDshdとは、次のようになる。
Wshd=gain×(Vmax+offset)
Dshd=gain×(Vmin+offset)
シェーディングによる白レベルのターゲット値(目標値)を、Wtargetとすると、各画素のシェーディングゲインGshdは、
Gshd=Wtarget/(Wshd−Dshd)
=Wtarget/(gain×(Vmax−Vmin))
になる。
その後に、プレスキャンし、本スキャンに向けてのセンサ102の照明の点灯時間と、A/D変換回路202の増幅率と、A/D変換回路によって変換されたデジタルの多値データとを、シェーディングデータに従い、設定する。なお、プレスキャンは、本スキャン前に、実際の読み取り原稿のフィルムを読み込ませる動作である。
写真フィルムが設置されていない状態で、設定されている照明の点灯時間を、T0とし、増幅率を、G0とすると、このプレスキャン時に、照明の点灯時間T0、増幅率G0で設定されている条件で、画像情報を得ることができる。
本スキャンに向けての読み取り条件を、プレスキャン画像に基づいて、次のように設定する。プレスキャンにおいて取得した画像データのうちで、最も明るい画素データHpを、次のように設定する。なお、そのときのセンサ出力を、Vpとする。
Hp={Wtarget/(Wshd−Dshd)}×{gain×(Vp+offset)−Dshd}
={Wtarget/(Wshd−Dshd)}×gain×(Vp−Vmin)
となる。
本スキャン時における画像データの最も明るい画素データのターゲット値(補正目標値)Hp targetを次のようにして求めることができる。なお、トータルゲインを、Gagとする。
Hp target=Gag×Hp
ここで、トータルゲインGagは、Integration Gain(IG)、Analog Gain(AG)、ガンマテーブル(Gamma)の3要素からなり、
Gag=IG×AG×Gamma
である。
したがって、本スキャン時のスキャン条件は、次のようになる。
蓄積時間T’=IG×T
アナログゲインgain’=AG×gain
ここで、光消灯時の各画素のセンサ出力信号を、Vmin’とすると、黒シェーディングデータDshd’は、
Dshd’=gain’×(Vmin’+offset)
となるが、Vmin’は、暗電流等が支配的であるので蓄積時間比率に比例する。
Vmin’=IG×Vmin
また、対象フィルムを、本スキャンした場合におけるハイライトポイントHp’を次のようにして求める。なお、そのときのセンサ出力を、Vp’(=IG×Vp)とする。
Hp’={Wtarget/(Wshd−Dshd)}×{gain’×(Vp’+offset)−Dshd’}
={Wtarget/(Wshd−Dshd)}×{AG×gain×(IG×Vp+offset)−AG×gain×(IG×Vmin+offset)}
=(IG×AG)×{Wtarget/(Wshd−Dshd)}×gain×(Vp−Vmin)
=(IG×AG)×Hp
上記シェーディング補正処理がかかった画像に、ガンマテーブルが最終的に当てられるので、最終出力のハイライトポイントHfinalは、
Hfinal=Gamma×Hp’
=(IG×AG×Gamma)×HP
=Gag×Hp
となる。
Hfinalが飽和した値とならないように、IGとAGとを定めることによって、蓄積時間T’が定まる。
上記計算によって設定された本スキャン用の蓄積時間T’に、ダーク部のS/N比を改善するために、センサ102に送られる光量を確保する。このために、蓄積時間を延長した蓄積時間T’’を設定する。ここで、T’’は、仮にT’’=2T’とするが、実施例1おいて、センサ102の出力特性に基づいて設定する。
蓄積時間がT’である場合における光源の点灯時間を、T0とし、蓄積時間がT’’である場合における光源の点灯時間を、T1とし、T1=3×T0とする。この場合、蓄積時間がT’’である期間の光量は、蓄積時間T’の期間の光量の3倍になる。
センサ102は、照明の光量を変えて第1の画像と第2の画像とをスキャンし、第1の画像データ、第2の画像データを出力するスキャン手段である。
画像データ変換回路205は、上記第1の画像への照明による光量と上記第2の画像への照明による光量との比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正するゲイン補正手段である。
画像合成回路206は、上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成する回路である。また、画像合成回路206は、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成に用いる画像を選択する画像選択手段である。上記第1の画像データは、蓄積電荷が飽和せずにフィルム全域を読み取り可能な第1の照明の光量でスキャンした場合のデータである。また、上記第2の画像データは、フィルムの一定の明領域において蓄積電荷が飽和して読み取る第2の照明の光量でスキャンした場合のデータである。なお、上記一定の明領域では、上記第1の画像データの合成比率を高くし、それ以外の領域では、上記第2の画像データの合成比率を高くする。
上記第1の画像データを、第1の読み取り動作によって取得し、上記第1の読み取り動作後に、上記第2の画像データを、第2の読み取り動作によって取得する。また、上記照明の光量の比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正する。そして、上記第1の画像データをゲイン補正した画像と上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成した後の画像を、上記第3の画像とする。なお、上記第1の画像の読み取り範囲と上記第2の画像の読み取り範囲とは、予め指定、または設定されている読み取り範囲よりも広い範囲である。
センサ102は、上記第1の照明の光量で1ライン分の画像を取得した後に、上記第2の照明の光量で1ライン分の画像を取得し、これを交互に繰り返すことによって、上記第1の画像データと上記第2の画像データとを取得する。
画像データ変換回路205は、上記照明の光量の比率に応じて、上記第1の画像データをゲイン補正し、上記第2の画像データをゲイン補正する。そして、画像合成回路206は、上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像との読み取り位置のズレ量を補正した後の画像を、上記第3の画像とする。
画像データ変換回路205は、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成の比率を変化させる合成比率変化手段である。
図3は、従来の読み取り方法における読み取りのトリガ信号SHと、光源の点灯と、データ転送のタイミングとを示す図である。
図4は、実施例1における読み取り方法において、読み取りのトリガ信号SH1、SH2と、光源の点灯と、データ転送のタイミングとを示す図である。
上記実施例の方式において、図4に示すように、1ラインにおける読み取り時間Tを、T=T’+T’’=3T’として設定する。透過原稿用光源の点灯は、蓄積時間がT’の期間と、蓄積時間がT’’の期間とで、夫々パルス点灯し、パルス幅は、ここでは、蓄積時間がT’’の方を3倍の長さとしている。
1ラインの画像読み取りを開始するトリガ信号SH1が発行されると、蓄積時間T’における読み取りが開始される。次に、蓄積時間が延長されたT’’における読み取りを開始するトリガ信号SH2が発行されると、蓄積時間T’’で読み取りが開始される。このときに、蓄積時間T’で読み取られた1ライン分の画像データは、トリガ信号SH2で、センサ102から出力され、A/D変換回路202がデジタルの多値化信号を出力する。そして、画像処理回路203が、シェーディング補正し、ガンマ処理し、メモリ回路204に格納する。
蓄積時間T’’で読み取られた画像データは、次のラインを読み取るトリガ信号SH1の発行時に、センサ102が出力し、上記と同様に、デジタルの多値化信号を出力し、メモリ回路204に格納される。
メモリ回路204に格納された画像データは、画像合成回路206で合成される。
蓄積時間T’と蓄積時間T’’とによって、読み取りセンサ102が読み取ったアナログ画像データを、A/D変換回路202が多値化し、画像処理回路203が、シェーディング補正等を実行する。そして、蓄積時間T’、T’’における画像データは、画像データ変換回路205によって、次の演算が行われる。
図5は、フィルムに記録されている画像の濃度レベルと、センサ出力8ビットレベルとの関係を示す図である。
図6は、実施例1の説明図である。
図6に示すように、蓄積時間T’に取得された画像データAにおける各画素の多値データのうちで、あるレベルa以下のデータについては、0に変換する。レベルa以上のデータについては、データを変換せずに、そのまま、メモリ回路204に格納する。画像データAを上記のように変換することによって得られた画像データを、A’とする。
蓄積時間T’’に取得された画像データBは、光量を3倍にした。したがって、蓄積時間T’において、画像データ値のあるレベルa(飽和レベルの約1/3)以上であった画素について、蓄積時間T’’では、8bit換算で255の値で飽和する。蓄積時間T’’で取得した各画素画像データの多値データのうちで、8bitでの255以下のデータb’については、
b=a/255×b’
と変換する。b以上のデータについては、データを0に変換し、メモリ回路204に格納する。
画像データBを変換することによって得られた画像データを、B’とする。
画像合成回路206は、上記演算回路によって変換処理された画像データA’、B’の各画像データを、図6に示すように、
C=A’+B’
の和算する。この処理の結果、合成画像データCは、図5に示すように、ダーク領域a以下のレベル画像データについては、蓄積時間T’’で得られた画像データになり、蓄積時間T’に比べて、トータルゲインが低く処理された画像である。したがって、合成画像データCは、ダーク領域におけるS/N比が低下しない画像データである。
上記実施例では、T’’=2Tであるが、T’’≧T1>T0としてもよい。
また、上記実施例では、蓄積時間よりも短い時間で光源を点灯しているが、冷陰極管を使用する場合等には、光源を点灯したままで蓄積時間T’’>T’とするようにしてもよい。
本発明では、フィルム読み取り時において、1ライン中で、通常の照明の点灯時間と延長した照明の点灯時間との2種類の照明の点灯時間によって読み取る。そして、照明の点灯時間の異なる2種類の画像を、読み取り用センサの光入力についての出力特性に基づいて合成する。よって、本発明によれば、フィルムのダーク領域における画像再現性が向上し、S/N比を改善した画像を取得できるという効果を奏する。
100…画像読取装置、
103…透過原稿用光源、
203…画像処理回路、
205…画像データ変換回路、
206…画像合成回路。

Claims (6)

  1. フィルムをスキャンする読取装置であって、
    照明の光量を変えて第1の画像と第2の画像とをスキャンし、第1の画像データ、第2の画像データを出力するスキャン手段と;
    上記第1の画像への照明による光量と上記第2の画像への照明による光量との比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正するゲイン補正手段と;
    上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成し、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成に用いる画像を選択する画像選択手段と;
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1であって、
    上記第1の画像データは、蓄積電荷が飽和せずにフィルム全域を読み取り可能な第1の照明の光量でスキャンした場合のデータであり、
    上記第2の画像データは、フィルムの一定の明領域において蓄積電荷が飽和して読み取る第2の照明の光量でスキャンした場合のデータであり、
    上記一定の明領域では、上記第1の画像データの合成比率を高くし、それ以外の領域では、上記第2の画像データの合成比率を高くすることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1であって、
    上記第1の画像データを、第1の読み取り動作によって取得し、上記第1の読み取り動作後に、上記第2の画像データを、第2の読み取り動作によって取得し、
    上記照明の光量の比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正し、
    上記第1の画像データをゲイン補正した画像と上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成した後の画像を、上記第3の画像とすることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項3であって、
    上記第1の画像の読み取り範囲と上記第2の画像の読み取り範囲とは、予め指定、または設定されている読み取り範囲よりも広い範囲であることを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1であって、
    上記第1の照明の光量で1ライン分の画像を取得した後に、上記第2の照明の光量で1ライン分の画像を取得し、これを交互に繰り返すことによって、上記第1の画像データと上記第2の画像データとを取得し、
    上記照明の光量の比率に応じて、上記第1の画像データをゲイン補正し、上記第2の画像データをゲイン補正し、
    上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像との読み取り位置のズレ量を補正した後の画像を、上記第3の画像とすることを特徴とする画像読取装置。
  6. フィルムをスキャンする読取装置であって、
    照明の光量を変えて第1の画像と第2の画像とをスキャンし、第1の画像データ、第2の画像データを出力するスキャン手段と;
    上記照明の光量の比率に応じて、上記第1の画像データと上記第2の画像データとをゲイン補正するゲイン補正手段と;
    上記第1の画像データをゲイン補正した画像と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像とを合成し、第3の画像を生成するに際し、上記第1の画像データをゲイン補正した画像のデータ値と、上記第2の画像データをゲイン補正した画像のデータ値とに応じて、上記合成の比率を変化させる合成比率変化手段と;
    を有することを特徴とする画像読取装置。
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