JP2011129890A - 均一な電流拡がりを有するled - Google Patents

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Abstract

【課題】向上した電流均一性と低減した順方向動作電圧とを有する窒化物ベースの発光デバイス(LED)を提供すること。
【解決手段】窒化物発光デバイスは、該デバイス表面上の対向する端部領域に配置されるpパッド及びnパッドと、該pパッドから該nパッドに向かって延びる第1のp枝電極及び第2のp枝電極を備え、該第1のp枝電極は、該デバイスの長さ方向に沿って延び、該第2のp枝電極は、該デバイスの幅方向と長さ方向とに沿って延びるように曲がり部分を含み、さらに該nパッドから該pパッドに向かって延びるn枝電極を備え、該n枝電極の遠位端部は、該第2のp枝電極の該曲がり部分に向かって角度を付けられている。
【選択図】図4

Description

(技術分野)
本発明の少なくとも1つの実施形態は、概して、窒化物ベースの発光デバイス(LED)、及び/又は、より均一な電流拡がりとより高い効率とを達成するための枝電極の構成に関する。
(背景)
窒化物ベースのLEDは、それらの相対的に高い光出力の可能性のために、様々な用途(例えば、一般照明、バックライト、自動車用ランプ)に対してますます開発されている。しかしながら、窒化物ベースのLEDの効率は、まだ、一般照明の市場における技術の大量採用に対する障害のままである。
図1は、従来の窒化物ベースのLEDの断面図である。図1を参照すると、従来の窒化物ベースのLEDは、基板2上に形成されたn型半導体層4を含む。基板2は、サファイア、炭化ケイ素、窒化ガリウム又はケイ素で形成され得る。発光活性領域6は、n型半導体層4の垂直上方に形成される。p型半導体層8は活性領域6上に形成される。これらの層は、MOVPE(有機金属気相成長法)、MBE(分子線エピタキシー法)、又はHVPE(ハロゲン化気相エピタキシー法)を含む種々の周知の方法によって堆積され得る。結果として、垂直方向にスタックされたp−i−n接合が形成される。
金属n接続パッド10(以後nパッド)は、n型半導体層4との電気接続において形成される。これは、n型半導体層4の表面を曝露させるように、p型半導体層8及び活性領域6を部分的に介してエッチングすることによって達成される。nパッド10は、LEDチップへの外部電気接続が構成されることを可能にする最小のサイズでなければならない。金属n枝電極(又は複数のn枝電極)は、また、n型半導体層4と電気的接触をしながら、nパッド10から延びるように形成され得る。n枝電極は、本質的に、薄い金属のストリップであり、この金属のストリップは、n型半導体層4と電気的接触をしながら、nパッド10から延びる。n枝電極の主要な目的は、デバイスのn型半導体層4上に電流が拡がるような相対的に低い抵抗の経路を提供することである。n枝電極は、金属がデバイスによって発せられた光を吸収し、効率を低減するので、相対的に小さい表面領域を有するべきである。
透明な電気伝導性の電流拡散層12は、p型半導体層8と電気的な接触をするように、p型半導体層8上に形成される。結果として、p型半導体層8の表面全体にわたって電流を拡げる比較的低い抵抗の経路が提供される。p型半導体層8の伝導率はn型半導体層4の伝導率よりも一般的にかなり低いので、電流拡散層12は、しばしば、窒化物LEDに使用される。電流拡散層12は、ITO(酸化インジウムスズ)、ZnO(酸化亜鉛)、InZnO(酸化インジウム亜鉛)又は他の適切な材料で構成され得る。
金属p接続パッド(以後pパッド)14は、電流拡散層12と電気的接触をして形成される。pパッド14は、また、LEDへの外部電気接続が構成されることを可能にする最小の物理的サイズでなければならない。金属p枝電極(又は複数のp枝電極)は、また、電流拡散層12と電気的接触をしながら、pパッド14から延びるように形成され得る。
従来の窒化物LEDにおいて、n型半導体層4及び電流拡散層12のシート抵抗が異なることが一般的である。この不整合は、枝電極がないと、電流が活性領域6全体にわたり均一に拡がらないことを意味している。均一性を向上させるために、n枝電極及びp枝電極が使用され得る。枝電極は、LEDが、より効率的に、そして低電力において動作することを可能にする。枝電極は、電流は、nパッド10とpパッド14との間の物理的距離の大部分を高伝導性金属内において進み、かなり短い距離を低伝導性p型半導体層8、n型半導体層4及び電流拡散層12において進むことを可能にするので、枝電極は、nパッド10とpパッド14との間の全抵抗経路を低減する。枝電極は、p型半導体層8、n型半導体層4及び電流拡散層12よりもかなり高い伝導率であるので、枝電極は、活性領域6を通る電流均一性を向上させる。結果として、枝電極の構成は、活性領域6の各部分を通る全抵抗経路を支配し、全体としての活性領域6を通る電流分布を決定する。
均一な電流拡散は、「電流集中」と呼ばれる現象を防ぐため、有益である。電流集中は、nパッド10とpパッド14との間の経路の全抵抗が、活性領域6の比較的小さい領域を通ってかなり小さい場合に起こり、その領域を通る相対的に大きな電流密度をもたらす。このことは、活性領域6の発光効率が温度と共に減少するので、局所的な加熱をもたらし、デバイスの効率を低減する。この工程のより詳細な説明は、非特許文献1におけるショックレー−リードの再結合の記載に見出され得、この文献の全内容が本明細書において参照により援用される。また、比較的低い電流密度の領域又はダークスポットは、製造することが比較的高価である活性領域6全体を最良に使用していないので、望ましくない。LED活性領域6を通る均一な電流分布を達成し、順方向動作電圧を低減することにおける枝電極の構成の有効性は、枝電極の構成の形状に対して比較的感度が高い。
特許文献1は、枝電極構成を有する窒化物ベースのLEDを開示し、この例が図2に示される。図2を参照すると、n枝電極22は、nパッド18から、直線で、チップの中心までpパッド16に向かって延びる。第1のp枝電極及び第2のp枝電極は、pパッド16から、チップの対向する側に向かって、中心のn枝電極24の両側まで延びる。この構成の問題は、この構成が活性領域を通る電流の不均一な分布をもたらすことである。特に、この構成は、チップの4つの角領域における比較的低電流密度の領域(図2においてAでマーキング)と、p枝電極20及び21の端部の周りの電流集中(図2においてBでマーキング)とをもたらす。特許文献1は、また、p枝電極20、21と、n枝電極22との間の均一な距離を維持することを教示する。この制約は、電流集中と、比較的低い電流密度の領域とをもたらし得る。
特許文献2は、n枝電極が、nパッドからチップの側部に沿ってpパッドに向かわないで延びる、枝電極構成を有する窒化物ベースのLEDを開示する。また、2つの分岐したp電極は、中心線の両側でnパッドに向かって延びる。この参照の複数の実施形態の1つにおいて、p電極の端部は、p電極の端部の周りの電流集中を低減するために、nパッドから離れるように曲げられる。この構成の問題は、活性領域を通る電流密度が、チップの他の領域(チップの上部角領域及びp電極の外側)よりも低い、チップの比較的大きな領域が存在することである。また、n電極とp電極との間の平均の間隔が比較的大きくなり、その結果、より大きい動作電圧をもたらし、チップの効率を低減する。
特許文献3は、枝電極がその長さ方向に沿ってテーパ加工されている枝電極を有する窒化物ベースのLEDを開示する。この構成の問題は、電極と半導体層との間の接触抵抗を、その長さ方向に沿って増加させることである。このことは、結果として、接触抵抗が最も低い電極の基部に向かう電流集中をもたらす。
米国特許第6,614,056号明細書 米国特許第7,531,841号明細書 米国特許第6,650,018号明細書
「Light−Emitting Diodes」、E.Fred Schubert、Cambridge University Press
(概要)
本発明の例示的な実施形態は、向上した電流均一性と低減した順方向動作電圧とを有する窒化物ベースの発光デバイス(LED)に関する。例示的な実施形態にしたがって、n電極とp電極との間の抵抗経路をそれらの長さの関数として変更することによって、活性領域を通る電流分布が、LEDチップ全体にわたりより均一になり得、順方向動作電圧が低減され得る。このことは、デバイスの総合光変換効率を増加させ、電力消費を低減し、その結果、デバイスの総合効率を増加させる。
本発明の非限定的な実施形態にしたがう窒化物発光デバイスは、デバイス表面上の対向する端部領域に配置されたpパッドとnパッドとを含み得る。例えば、pパッド及びnパッドは、デバイスの対角線上の角領域に配置され得る。第1のp枝電極及び第2のp枝電極は、pパッドからnパッドに向かって延び得、ここで、第1のp枝電極は、デバイスの長さ方向に沿って延びる、第2のp枝電極は、デバイスの幅方向及び長さ方向に沿って延びるように曲がり部分を含み得る。n枝電極は、nパッドからpパッドまで延び得、n枝電極の遠位端部は、第2のp枝電極の曲がり部分に向けて角度を付けられる。
本発明の別の非限定的な実施形態にしたがう窒化物発光デバイスは、デバイス表面上の対向する端部領域に配置されたpパッドとnパッドとを含み得る。第1のp枝電極及び第2のp枝電極は、pパッドからnパッドに向かって延び得る。n枝電極は、nパッドからpパッドに向かって延び得、n枝電極と、第1及び第2のp枝電極との間の距離は、nパッドへの距離が相対的に近くなることに関連して相対的に増加する。
本発明の第1の非限定的な実施形態にしたがうと、窒化物ベースのLEDは、p型半導体層と接触する透明な電流拡散層を有し得、この電流拡散層の上でデバイスの1つの角領域においてp接触パッドが形成される。pパッドから2つのp枝電極が延び、2つのp枝電極のうちの第1の電極は、チップの長い辺に平行に延びる。第2のp枝電極は、チップの短い辺に平行に延び、その後、チップの長い辺に平行に進むように曲がる。nパッドは、pパッドと対向する角領域に形成され、n型層と接触する。n型層と電気的に接触するn枝電極は、次いで、チップの中心線に沿うまで、短い部分間を対角線上に延び、ここから、n枝電極はチップの長い辺に平行な方向に延びる。電極の端部は、n接触パッド及びp接触パッドの両方と対向し、n枝電極に最も近い角領域に向かって曲げられる。この角領域は、以後、問題となる角領域と呼ばれる。n枝電極がこのように曲げられる理由は、問題となる角領域における活性領域を通る電流密度を増加させることである。この傾きは、チップのこの角領域の活性領域を通るp電極からn電極まで進む電流に対する全抵抗経路を低減する効果を有する。n接触パッド及びp接触パッドを、チップの角領域に配置することによって、チップの角領域における低電流密度の領域という従来技術の共通の問題を取り除く。このことだけでは、1つの角領域、すなわち、前述の問題となる角領域が、依然低い電流密度を有したままである。曲げられたn電極は、次いで、この問題を解決し、非常に均一な電流密度と低減された順方向動作電圧を有するチップをもたらす。
本発明の第2の非限定的な局面は、本発明の第1の局面と同一の構造及び枝電極構成を有する窒化物ベースのLEDを含み得、問題となる角領域に形成された追加の枝(角拡張部)を有している。この枝は、問題となる角領域において第2のp枝電極の頂点で開始し、問題となる角領域においてチップの頂点に向かって延びる。この特別なp枝電極は、問題となる角領域の活性領域を通るp枝電極からn枝電極まで進む電流に対する抵抗経路を低減することによって、問題となる角領域の活性領域を通る電流密度をさらに増加させる。
本発明の第3の非限定的な局面は、本発明の第1の局面に記載された電極構成と同一の電極構成を有する窒化物ベースのLEDを含み得、第1のp枝電極の端部がnパッドに向けて曲げられていることが追加されている。これは、活性領域のこの領域を通りn電極とp電極との間を流れる電流に対する全抵抗経路を低減することによって、nパッドと第1のp電極の端部との間に低電流密度の領域が形成されることを防ぐ。
本発明の第4の非限定的な局面は、本発明の第1の局面に記載された電極構成と同一の電極構成を有するが、代わりに、p枝電極がpパッドから別個に延び、p電極の余分の枝がpパッドを元のp電極の両方の枝に接続する窒化物ベースのLEDを含み得る。このことは、n枝電極とp枝電極との間の平均距離を低減し、結果として、チップの順方向動作電圧を低減するという利点を有する。チップからの光抽出に関して有利である、電流分布に対するわずかな不均一性を導入するという効果もまた有する。pパッドのすぐ下で生成された光は、金属のpパッドによる吸収に起因して低い抽出効率を有する。この吸収を低減するために、pパッドの下の活性領域を通る電流密度を低減することが有利である。このことに伴う問題は、チップの他の領域における電流密度を増加させなければならず、このことに関連する全ての問題を生じることであり、これらの問題は既に議論してきた。その結果、これらの2つの効果の間にはトレードオフがある。この実施形態において、活性領域を通る電流分布は、余分の枝を追加する前には比較的均一であったので、pパッドの下の電流密度を低減する効果は、活性領域の残りの部分を通る平均電流密度をわずかに増加させる効果を有するが、電流集中の領域を全く生じさせず、その結果チップの全体の効率が増加する。
本発明の第5の非限定的な局面は、本発明の第1の局面に記載された電極構成と同一の電極構成を有する窒化物ベースのLEDを含み得、第2のp枝電極の端部において、枝が2つに分岐し、2つの新しい枝(端部拡張部)は、この頂点からほぼ対向する方向に延びることが追加されている。この特別な特徴の目的は、p枝電極の端部を、その端部が面するnパッドの辺により平行にさせることである。この特徴なしでは、電流は、nパッドの辺に沿う全ての点からp枝電極の端部における単一の点まで流れ、p枝電極の端部において電流集中を生じさせる。この特徴があると、p枝電極は、nパッドにほぼ平行であり、その結果、nパッド及びp枝電極上の対向する点の間の抵抗経路が等しくなる。このことは、nパッドから流れ出る電流を、p枝電極のより大きな領域に流れ込ませることにより、チップのこの領域における電流集中効果を低減する。このことは順方向動作電圧を低減し、チップ動作をより効率的にする。
本発明の第6の非限定的な局面は、p型層と接触する透明な電流拡散層を有する窒化物ベースのLEDを含み得、n型層と接触する短い辺の中心のチップの辺においてnパッドを有する。次いで、pパッドは、チップの辺においてLEDと対向する辺の中心に位置する。n枝電極は、nパッドからpパッドに向かってチップの中心線上を延びる。2つのp枝電極は、中心のn枝電極の両側に沿って、pパッドから対向する辺に向かって延びる。n枝電極とp枝電極との間の距離は、その長さ方向に沿って徐々に増加し、その長さ方向に沿ったp電極とn電極との間の全抵抗経路を増加する。このことは、n電極とp電極との間の距離が一定に保たれている場合に、従来技術において観測されたp電極の端部における問題となる電流集中を防ぐ。このことは、次に、チップの活性領域を通る電流均一性を増加させ、チップの効率を増加させ、順方向動作電圧を低減する。
本発明の第7の非限定的な局面は、p型層と接触する透明な電流拡散層を有する窒化物ベースのLEDを含み得る。次いで、pパッドは、チップの辺において、LEDチップと対向する辺の中心に位置する。n枝電極は、nパッドからpパッドに向かってチップの中心線上を延びる。2つのp枝電極は、中心のn枝電極の両側に沿って、pパッドから対向する辺に向かって延びる。この実施形態において、前述の実施形態と同一の原理が使用されることによって、n電極とp電極との間の抵抗は、それらの長さ方向に沿って変化する。この実施形態において、このことは、n電極の幅をその長さ方向に沿って徐々に増加させることによって達成される。このことは、n層と接触するn電極の領域が、単位長さ当たりに増加し、n電極からn層に通る電流に対する単位長さ当たりの抵抗を低減する。この実施形態は、前述の実施形態の利点を全て有する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
窒化物発光デバイスであって、
該デバイス表面上の対向する端部領域に配置されるpパッド及びnパッドと、
該pパッドから該nパッドに向かって延びる第1のp枝電極及び第2のp枝電極であって、該第1のp枝電極は、該デバイスの長さ方向に沿って延び、該第2のp枝電極は、該デバイスの幅方向と長さ方向とに沿って延びるように曲がり部分を含む、第1のp枝電極及び第2のp枝電極と、
該nパッドから該pパッドに向かって延びるn枝電極であって、該n枝電極の遠位端部は、該第2のp枝電極の該曲がり部分に向かって角度を付けられている、n枝電極と
を備えている、窒化物発光デバイス。
(項目2)
上記pパッド及び上記nパッドは、上記デバイスの対角線上の角領域に配置される、上記項目に記載のデバイス。
(項目3)
上記n枝電極は、上記第1のp枝電極と上記第2のp枝電極との間に延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目4)
上記n枝電極の近位端部は、上記デバイスの中心線に向かって一定の角度で延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目5)
上記n枝電極の大部分が上記デバイスの中心線に沿って延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目6)
上記第2のp枝電極の上記曲がり部分から、上記デバイスの対角線上の角領域に隣接する角領域に向かって外側に延びる角拡張部をさらに備えている、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目7)
上記第1のp枝電極の遠位端部は、上記nパッドに向かって角度を付けられている、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目8)
上記第1のp枝電極及び上記第2のp枝電極は、共通の点において上記pパッドと接触する、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目9)
上記第1のp枝電極及び上記第2のp枝電極を上記pパッドに接続する共通コネクタをさらに備えている、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目10)
上記第2のp枝電極の遠位端部から延びる第1の端部拡張部と第2の端部拡張部とをさらに備えている、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目11)
上記第1の端部拡張部及び上記第2の端部拡張部は、対向する方向に延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目12)
透明な電流拡散層をさらに備え、上記pパッドは、該透明な電流拡散層上に配置される、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目13)
窒化物発光デバイスであって、
該デバイス表面上の対向する端部領域に配置されたpパッド及びnパッドと、
該pパッドから該nパッドに向かって延びる第1のp枝電極及び第2のp枝電極と、
該nパッドから該pパッドに向かって延びるn枝電極であって、該n枝電極と該第1のp枝電極との間の距離及び該n枝電極と該第2のp枝電極との間の距離は、該nパッドへの近さにおける相対的な増加に関連して相対的に増加する、デバイス。
(項目14)
上記n枝電極は、上記第1のp枝電極と上記第2のp枝電極との間に延びる、上記項目に記載のデバイス。
(項目15)
上記pパッド及びnパッドは、上記デバイスの中心線に対して中心を合わせられる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目16)
上記n枝電極は、上記デバイスの中心線に沿って延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目17)
上記デバイスは、該デバイスの長手方向の軸に対して対称である、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目18)
上記第1のp枝電極及び上記第2のp枝電極は、上記nパッドに向かう延長の間に分岐する、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目19)
上記n枝電極の幅は一定のままである、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目20)
上記n枝電極の幅は上記pパッドに対して近づくにつれて増加する、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目21)
上記第1のp枝電極及び上記第2のp枝電極の大部分は、平行に延びる、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(摘要)
本発明の非限定的な実施形態にしたがう窒化物発光デバイス(LED)は、pパッドとnパッドとを含み得、pパッド及びnパッドは、このデバイス表面上の対向する端部領域に配置される。第1のp枝電極及び第2のp枝電極は、pパッドからnパッドに向かって延び得、ここで第1のp枝電極はデバイスの長さ方向に沿って延びる。第2のp枝電極は、デバイスの幅方向及び長さ方向に沿って延びるように曲がり部分を有し得る。n枝電極は、nパッドからpパッドまで延び得、n枝電極の遠位端部は、第2のp枝電極の曲がり部分に向けて角度を付けられる。代替的に、p枝電極及びn枝電極は、n枝電極と、第1及び第2のp枝電極との間の距離が、nパッドへ近づくにつれて増加するように構成され得る。結果として、例示的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDは、向上した電流均一性、より低い順方向動作電圧、及びより高い総合効率を提示し得る。
図1は、従来の窒化物ベースの発光デバイス(LED)の断面図である。 図2は、窒化物ベースのLEDの従来の枝電極構成の平面図である。 図3は、本発明の非限定的な実施形態にしたがう、半導体層上の枝電極の断面図である。 図4は、本発明の第1の非限定的な実施形態にしたがう、窒化物ベースの枝電極構成の平面図である。 図5は、2つの窒化物ベースのLEDに対する、順方向動作電圧に対する動作電流を示すグラフであり、そのうちの1つは、第1の非限定的な実施形態にしたがう電極構成を有し、1つは従来の電極構成を有する。 図6は、本発明の第2の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。 図7は、本発明の第3の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。 図8は、本発明の第4の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。 図9は、本発明の第5の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。 図10は、本発明の第6の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。 図11は、本発明の第7の非限定的な実施形態にしたがう窒化物ベースのLEDの枝電極構成の平面図である。
(例示的な実施形態の詳細な説明)
要素又は層が、別の要素又は層「の上に」ある、別の要素又は層「に接続される」、別の要素又は層「に連結される」、又は別の要素又は層「を覆う」ように言及される場合、他の要素又は層のすぐ上に存在し得るか、他の要素又は層に接続され得るか、他の要素又は層に連結され得るか、又は他の要素又は層を覆い得るか、あるいは、介在要素又は介在層が存在し得ることが理解される。反対に、要素が別の要素又は層の「すぐ上に」ある、別の要素又は層に「直接的に接続される」、又は別の要素又は層に「直接的に連結される」ように言及される場合、介在要素又は介在層は存在しない。同様の数字は、明細書全体にわたり、同様の要素をいう。本明細書で使用される場合、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上の任意の組み合わせ及び全ての組み合わせを含む。
用語、第1、第2、第3などは様々な要素、構成要素、領域、層及び/又は部分を記載するために本明細書において使用され得るが、これらの要素、構成要素、領域、層及び/又は部分は、これらの用語に限定されないことが理解される。これらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、層又は部分を、別の要素、構成要素、領域、層又は部分と区別するためにのみ使用される。したがって、以下で論じられる第1の要素、構成要素、領域、層又は部分は、例示的な実施形態の教示から逸脱することなしに、第2の要素、構成要素、領域、層又は部分と呼ばれ得る。
空間的に相対的な用語、例えば、「〜の下」、「〜より下」、「下部」、「〜より上」、「上部」などは、図面に示される1つの要素又は特徴と、別の要素又は特徴との関係性を説明する記載を容易にするために本明細書において使用され得る。空間的に相対的な用語が、図面に描かれる向きに加えて、使用中又は動作中におけるデバイスの様々な向きを包含することが意図されることが理解される。例えば、図面内のデバイスが、ひっくり返される場合、他の要素又は特徴「より下」又は「の下」にあるように記載される要素は、他の要素又は特徴の上に向けられる。したがって、用語「より下」は、上及び下の向きの両方を包含し得る。デバイスは、他のように向けられ(90度又は他の向きで回転され)、本明細書において使用される空間的に相対的な記述はそれに応じて解釈される。
本明細書で使用される専門用語は、様々な実施形態を説明する目的のみを意図し、例示的な実施形態を限定することは意図されていない。本明細書で使用される場合、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「前記、該(the)」は、文脈上明確に規定されない限り、複数形を同様に含むことが意図される。用語「含む、備える」及び/又は「含んでいる、備えている」は、本明細書中で使用される場合、規定された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を明示するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素及び/又はこれらの群を排除しないことがさらに理解される。
例示的な実施形態は、例示的な実施形態の理想的な実施形態(及び中間構造物)の概略図である断面図を参照して、本明細書において記載される。そのようなものとして、例えば、製造技術及び/又は許容範囲の結果としての図面の形状からの変化形が予測される。したがって、例示的な実施形態は、本明細書に示される領域の形状に限定されるように解釈されるべきではないが、例えば、製造から生じる形状の偏差を含むように解釈されるべきである。
他に規定されない限り、本明細書で使用される(技術用語及び科学用語を含む)全ての用語は、当業者によって一般的に理解される意味と同一の意味を有する。一般的に使用される辞書において規定される用語を含む用語が、関連技術に関連する用語の意味と矛盾しない意味を有するように解釈されるべきであり、本明細書においてそのように明示的に規定されない限り、理想的な意味又は過度に形式的な意味において解釈されない。
p枝電極は、電流が、チップの領域に対して、そしてp型層又は(使用される場合には)電流拡散層内により容易に拡がるための比較的低抵抗の経路を提供し得、ここで、p電極はp型層又は電流拡散層と電気的に接触する。n枝電極は、電流が、チップの領域に対して、そしてn型層により容易に拡がるためのかなり低い抵抗の経路を提供し得、ここで、n電極はn型層と電気的に接触する。p枝電極材料の所望の電気特性は、この材料が比較的高い電気伝導率を有し、p層との適切な電気接触を構成することである。同様に、n枝電極材料の所望の特性は、比較的高い電気伝導性を有し、p層又は(使用される場合には)電流拡散層と適切な電気的接触を構成することである。これらの要件を満たすために、枝電極は、金属又は異なる金属の複数の層から構成され得る。
図3は、LED層30上に形成される枝電極28の断面を示す。p枝電極に対して、関連するLED層30は、p型層又は電流拡散層である。他方、n枝電極に対して、関連するLED層30は、n型層である。枝電極の幅34及び高さ32は、電気的性能(幅34及び高さ32が増加するにつれ一般的に増加する)と、光学的性能及びコスト(これらは共に幅34及び高さ32が増加するにつれ減少する)との間のトレードオフである。枝電極の全抵抗は、幅34及び高さ32と共に減少し、枝電極28と、枝電極28が接触する半導体層30との間の接触抵抗もまた、電極の幅34と共に減少する。対照的に、枝電極28の材料コストは、また、幅34及び高さ32と共に増加し、同様に光学吸収も増加し、このことがLEDの全体の効率を低減する。p枝電極は、約1マイクロメートル〜25マイクロメートルの範囲(例えば、約3マイクロメートル〜10マイクロメートル)の幅を有し得る。n枝電極もまた、約1マイクロメートル〜25マイクロメートルの範囲(例えば、約3マイクロメートル〜10マイクロメートル)の幅を有し得る。両方の枝電極の高さは、約100nm〜約400nmの範囲内(例えば、約250nm〜約2000nmの範囲内)にあり得る。
図4は、本発明の一実施形態を示し、窒化物ベースのLEDは、透明な電流拡散層36を有し、この電流拡散層36上でデバイスの1つの角領域においてp接触パッド38が形成される。p接触パッド38から延びているのは、2つのp枝電極40及び42である。第1のp枝電極40は、チップの長い辺に平行に延びる。第2のp枝電極42は、チップの短い辺に平行に延び、その後チップの長い辺に平行に走るように曲げられる。nパッド44は、pパッド38と対向する角領域に形成される。n枝電極は、チップの中心線に沿うまで、短い部分46だけnパッド44から対角線上に延び、ここから、n枝電極は、チップの最も長い辺の方向に長い部分48だけ延びる。チップの全長に対する割合として表されるn枝電極の長い部分48の長さは、約0.05〜約0.7(例えば、約0.1〜約0.6)である。n枝電極の端部部分50は、n接触パッド44及びp接触パッド38の両方と対向し、n枝電極に最も近い角領域に向かって曲げられる。Zは、n枝電極の曲げられた端部部分50の始点及びLEDチップの上部右手角によって規定される、直線の垂直軸に対する傾きの角度を示す。n枝電極の曲げられた端部部分50の垂直軸に対する傾きの角度は、約Z−35度〜Z+15度(例えば、約Z−25度〜Z+5度)であり得る。n枝電極の直線部分の端部と、n電極の曲げられた部分とp電極との交点との間の距離の割合として表わされる、n枝電極の曲げられた端部部分50の長さは、約0.05〜約0.8(例えば、約0.1〜約0.6)であり得る。
電気的シミュレーションがこの第1の実施形態の例に対して行われた。シミュレーションのためのチップサイズは、200×560マイクロメートルであった。nパッド及びpパッドは両方とも、半径45マイクロメートルの円の領域を少なくとも有し、この領域は外部の電気的ワイヤ接続がチップに対してなされることを可能にする。p枝電極は、6マイクロメートルの幅と1000nmの高さとを有し、電流拡散層と電気的に接触し、電流拡散層が同様にp層と電気的に接触する。n枝電極は、12マイクロメートルの幅と1000nmの高さとを有し、n層と電気的に接触する。n型層と電気的に接触するn枝電極とnパッドとを形成するために、n型層の表面を曝露するために、電流拡散層、p型層及び活性領域の一部をエッチングして取り去る必要がある。このことは、当業者に公知の任意の標準的な適切なエッチング技術によってなされ得る。エッチングされた領域は、n接触パッド及びn枝電極の辺の周りに6マイクロメートルの境界を含む。この境界は、n電極及びn接触パッドが、エッチングによって曝露されたn層表面上に形成される場合に、アライメント(位置合わせ)誤差を許容する。異なる電流における動作電圧及び活性領域を通る電流密度の均一性を予測するために、この電極構成の電気的シミュレーションが行われた。電流の均一性の数値的測定として、平均電流密度に対する最大電流密度の割合が使用され得る。この割合が低ければ低いほど、活性領域を通ってより均一に電流は拡散し、電流集中は起こらなくなる。完全に均一な電流分布は、1の割合を与える。比較のために、図2に示される従来の電極構成も、また、この例と同一の寸法でシミュレーションされた。100mAの動作電流におけるシミュレーション結果から計算された電流均一性の比は、従来技術に対し1.58であり、本例に対しては1.27であった。このことは、従来技術に対する本発明の活性領域を通る電流均一性において有意な改善を示している。
図5は、また、2つの窒化物LED(1つは本実施形態の例示的な実施形態に従う電極構成を有し、1つは図2に示される従来の電極構成を有する)についての動作電流に対する順方向電圧のグラフを示す。両方のLEDは同一のチップ及び電極寸法を有する。これは、従来の電極構成を有するLEDに対する、本実施形態の例示的な実施形態にしたがう電極構成を有するLEDに対する順方向電圧における明確な低減を示す。
図6に示される本発明の別の実施形態は、電流拡散層及び第1の実施形態に記載されるような電極構成を有する窒化物ベースのLEDであり、さらに、チップの角領域における第2のp枝電極から延びる角拡張部52が追加されており、ここで、第2のp枝電極は、長い辺に平行に進むために、チップの短い辺に平行に進んだ後に曲がる。この特別な枝は、チップの角領域にほぼ向かう方向に延び、チップの角領域までの距離の割合として表わされるその長さは、約0.1〜約0.8(例えば、約0.2〜約0.6)である。この余分のp枝電極(角拡張部)52は、電流がp枝電極からn枝電極まで、この角領域の活性領域を通って進むための抵抗経路を低減することによってチップのこの角領域における活性領域を通る電流密度をさらに増加させる。
図7に示される本発明の別の実施形態は、電流拡散層及び第1の実施形態に記載されるような電極構成を有する窒化物ベースのLEDであり、さらに、第1のp枝電極の端部部分54がnパッド5に向けて曲げられている。第1のp枝電極は、チップの長い辺に平行にpパッドから、チップの長さの割合として約0.4〜約0.95(約0.5〜約0.9)で表される位置まで延びる。p枝電極の端部部分54は、次いで、約5度〜約80度(例えば、約20度〜約65度)の角度Yでnパッド55に向かって曲げられる。第1のp枝電極の端部部分54は、チップの長さの割合で表される地点が約0.55〜約0.99(例えば、約0.65〜約0.95)になるまで、角度Yで延びる。第1のp枝電極の曲げられた端部部分54の利点は、低電流密度の領域(領域は図6においてCでマーキングされている)が、nパッド55と、第1のp電極54の端部との間に形成されることを防ぐことである。このことは、活性領域の領域を通る、n電極とp電極との間を流れる電流の全抵抗経路を低減する効果を有する。
図8に示される本発明の別の実施形態は、電流拡散層及び第1の実施形態において記載されるような電極構成を有する窒化物ベースのLEDであり、さらに、pパッド56から別個に延びるp枝電極60及び62の代わりに、共通コネクタ58がpパッド56を両方のp枝電極60及び62に接続している。チップの垂直軸に対するこのコネクタ58の角度Xは、約5度〜約75度(例えば、約10度〜約50度)に存在し得る。コネクタ58の位置は、コネクタ58がpパッド56の辺と接するという事実によって規定される。コネクタ58の端点は、第1の電極60及び第2の電極62との交点である。この交点は、また、第1のp枝電極60及び第2のp枝電極62の始点としても作用する。この実施形態の利点は、LEDの順方向動作電圧を低減することと、pパッド56のすぐ下の活性領域を通る電流密度を低減することによってもたらされる全体の光抽出効率を向上させることとである。
図9に示される本発明の別の実施形態は、電流拡散層及び第1の実施形態に記載されるような電極構成を有する窒化物ベースのLEDであり、さらに、第2のp枝電極64の端部において、枝は2つに分割され、そして2つの新しい枝(端部拡張部)66及び68は、この頂点からほぼ対向する方向に延びる。新しい枝の各々1つと、元の枝との間の傾きの角度は、約45度〜約135度(例えば、約80度〜約100度)であり得る。nパッド70の幅の割合として表される、チップの辺に向かって延びる新しい枝68の長さは、約0.05〜約0.45(例えば、約0.1〜約0.3)であり得る。n電極72に隣接するp層の辺までの距離の割合として表される、n枝電極72に向かって延びる新しい枝66の長さは、約0.05〜約0.45(例えば、約0.1〜約0.3)であり得る。
この特別な特徴の目的は、第1の拡張部66及び第2の拡張部68を、それらが面するnパッド70の辺により平行にさせることである。この特徴なしでは、電流は、nパッド70の辺に沿った全ての点から、第2のp枝電極64の端部の単一の点まで流れ、第2のp枝電極64の端部において電流集中を生じさせる。この特徴があると、第1の端部拡張部66及び第2の端部拡張部68は、nパッド70にほぼ平行であり、その結果、nパッド70とp枝電極64との対向する点の間の抵抗経路はほぼ等しい。このことは、nパッド70から流れ出る電流を、第1の端部拡張部66及び第2の端部拡張部68のより大きな領域内に流すことを引き起こし、それにより、チップのこの領域における電流集中効果を低減する。このことは、順方向動作電圧を低減し、チップをより効率的に動作させる。
図10に示される本発明の別の実施形態は、透明な電流拡散層74を有し、この電流拡散層74の上に最も短い辺の中心にデバイスの1つの端部において、pパッド76が形成される。nパッド78は、次いで、チップの辺において、LEDチップの対向する辺の中心に位置する。n枝電極80は、nパッド78からpパッド76に向かってチップの中心線上に延びる。第1のp枝電極82及び第2のp枝電極84は、pパッド76から、n枝電極80の両側に沿って対向する辺に向かって延びる。n枝電極80と、p枝電極82、84との間の距離は、その長さ方向に沿って徐々に増加し、nパッド78への近さが増加することに関して、n枝電極80と、p枝電極82、84との間の全抵抗経路を増加させる。n枝電極80と、p枝電極82、84との間の距離は、n枝電極80に沿った各点から、各p枝電極82、84の長さ方向に沿った各点までの距離が同一であるように対称であり得る。n枝電極80がnパッド78から延びる方向をy方向、この方向に直交する方向をx方向であると仮定すると、同一のy値を有する、n枝電極80及びp枝電極82、84上の2つの単一の点の間の間隔は、約0.05w〜約0.35wから、約0.25w〜約0.5wまでの間(約0.15w〜約0.25wから、約0.35w〜約0.45wまでの間)で徐々に変化し、ここでwは、LEDチップの全幅である。このことは、従来技術において観測されたp電極の端部における電流集中の問題を防ぎ、チップの活性領域を通る電流均一性を増加させる。
図11に示される本発明の別の実施形態は、透明な電流拡散層86を有する窒化物ベースのLEDであり、この電流拡散層86上に、短い辺の中心においてデバイスの1つの端部領域にpパッド88が形成される。nパッド90は、次いで、チップの辺においてLEDチップの対向する辺の中心に位置する。n枝電極92は、nパッド90からpパッド88まで、チップの中心線上を延びる。2つのp枝電極94、96は、pパッド88から、n枝電極92の両側に沿って対向する辺に向かって延びる。n枝電極92の幅は、nパッド90への近さが減少していくと、その長さ方向に沿って徐々に増加し、その結果、n枝電極92の端部は、nパッド90から突出したときの初期幅の約1.2倍〜4倍の幅を有する(例えば、初期幅の約1.5〜2.5倍)。このことは、n層に接触するn枝電極92の領域が、単位長さ当たり増加し、それにより、n枝電極92からn層に通る電流に対する単位長さ当たりの接触抵抗を低減する。この実施形態は、先述の実施形態の利点の全てを有している。
本発明の例示的な実施形態が本明細書に開示されてきたが、他の変化形が実行可能であり得ることが理解されるべきである。このような変化形は、本発明の精神及び範囲から逸脱しているとみなされるべきではなく、当業者に明白な全てのこのような修正は以下の特許請求の範囲の範囲内に含まれることが意図される。
36 透明な電流拡散層
38 pパッド
40、42 p枝電極
44 nパッド
50 n枝電極の端部部分

Claims (21)

  1. 窒化物発光デバイスであって、
    該デバイス表面上の対向する端部領域に配置されるpパッド及びnパッドと、
    該pパッドから該nパッドに向かって延びる第1のp枝電極及び第2のp枝電極であって、該第1のp枝電極は、該デバイスの長さ方向に沿って延び、該第2のp枝電極は、該デバイスの幅方向と長さ方向とに沿って延びるように曲がり部分を含む、第1のp枝電極及び第2のp枝電極と、
    該nパッドから該pパッドに向かって延びるn枝電極であって、該n枝電極の遠位端部は、該第2のp枝電極の該曲がり部分に向かって角度を付けられている、n枝電極と
    を備えている、窒化物発光デバイス。
  2. 前記pパッド及び前記nパッドは、前記デバイス表面上の対角線上の角領域に配置される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記n枝電極は、前記第1のp枝電極と前記第2のp枝電極との間に延びる、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記n枝電極の近位端部は、前記デバイスの中心線に向かって一定の角度で延びる、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記n枝電極の大部分が前記デバイスの中心線に沿って延びる、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記第2のp枝電極の前記曲がり部分から、前記デバイス表面上の対角線上の角領域に隣接する角領域に向かって外側に延びる角拡張部をさらに備えている、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記第1のp枝電極の遠位端部は、前記nパッドに向かって角度を付けられている、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記第1のp枝電極及び前記第2のp枝電極は、共通の点において前記pパッドと接触する、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記第1のp枝電極及び前記第2のp枝電極を前記pパッドに接続する共通コネクタをさらに備えている、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記第2のp枝電極の遠位端部から延びる第1の端部拡張部と第2の端部拡張部とをさらに備えている、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記第1の端部拡張部及び前記第2の端部拡張部は、対向する方向に延びる、請求項10に記載のデバイス。
  12. 透明な電流拡散層をさらに備え、前記pパッドは、該透明な電流拡散層上に配置される、請求項1に記載のデバイス。
  13. 窒化物発光デバイスであって、
    該デバイス表面上の対向する端部領域に配置されたpパッド及びnパッドと、
    該pパッドから該nパッドに向かって延びる第1のp枝電極及び第2のp枝電極と、
    該nパッドから該pパッドに向かって延びるn枝電極であって、該n枝電極と該第1のp枝電極との間の距離及び該n枝電極と該第2のp枝電極との間の距離は、該nパッドへの近さにおける相対的な増加に関連して相対的に増加する、デバイス。
  14. 前記n枝電極は、前記第1のp枝電極と前記第2のp枝電極との間に延びる、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記pパッド及びnパッドは、前記デバイスの中心線に対して中心を合わせられる、請求項13に記載のデバイス。
  16. 前記n枝電極は、前記デバイスの中心線に沿って延びる、請求項13に記載のデバイス。
  17. 前記デバイスは、該デバイスの長手方向の軸に対して対称である、請求項13に記載のデバイス。
  18. 前記第1のp枝電極及び前記第2のp枝電極は、前記nパッドに向かう延長の間に分岐する、請求項13に記載のデバイス。
  19. 前記n枝電極の幅は一定のままである、請求項18に記載のデバイス。
  20. 前記n枝電極の幅は前記pパッドに対して近づくにつれて増加する、請求項13に記載のデバイス。
  21. 前記第1のp枝電極及び前記第2のp枝電極の大部分は、平行に延びる、請求項20に記載のデバイス。
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