JP2011128483A - マスク修正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】白欠陥の補正が、やり直し可能なマスク修正方法を提供する。
【解決手段】実質的に光を遮光する第1領域と、実質的に光を透過する第2領域とを有するマスクの白欠陥を修正するマスク修正方法において、第2領域上であって白欠陥部の近傍に形成され、白欠陥部の近傍の透過率が、白欠陥部が存在しないときに得られる第1透過率になるように透過率を調整する補助パターンを求める工程と、補助パターンを形成し、白欠陥部の近傍の第2透過率を求める工程と、第1透過率と第2透過率とを比較し、比較結果が基準値を満たすか否かを判定する工程と、比較結果が基準値を満たさない場合、比較結果が基準値を満たすように、比較結果に応じて補助パターンを修正または変更する工程と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マスク修正方法に関する。
従来、LSI等の製造に用いられるフォトリソグラフィ用のマスクにおいて、マスクの欠陥を修正する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このマスク修正方法は、マスクが遮光領域と透明領域とを有する透過型マスク、または反射領域と吸収領域とを有する反射型マスクにおける黒欠陥の修正方法である。
このマスク修正方法では、マスクが透過型の場合、まず黒欠陥部の遮光領域を設計寸法より小さくなるように修正し、その後に修正箇所の寸法を測定し、修正箇所の転写像が本来の欠陥が無い場合の転写像になるように修正部近傍の透過領域の透過率を低下させている。
然しながら、このマスク修正方法では、修正部にGaイオンを打ち込んで修正膜(Gaステイン)を形成し、修正部の線幅が正常部分と同じになるように修正している。
その結果、修正膜を形成する位置に高い制御精度が必要になるという問題がある。修正装置の修正誤差などにより、過剰に修正膜が形成された場合、再度修正することが難しくなるという問題がある。
そのため、高い制御精度が不要であり、過修正の場合でも、やり直し可能なマスク修正方法が求められていた。
特開平11−202475号公報
本発明は、白欠陥の補正がやり直し可能な修正方法を提供する。
本発明の一態様のマスク修正方法は、実質的に光を遮光する第1領域と、実質的に光を透過する第2領域とを有するマスクの白欠陥を修正するマスク修正方法において、前記第2領域上であって前記白欠陥部の近傍に形成され、前記白欠陥部の近傍の透過率が、前記白欠陥部が存在しないときに得られる第1透過率になるように前記透過率を調整する補正パターンを求める工程と、前記補正パターンを前記白欠陥部の近傍に形成し、前記白欠陥部の近傍の第2透過率を求める工程と、前記第1透過率と前記第2透過率とを比較し、比較結果が基準値を満たすか否かを判定する工程と、前記比較結果が前記基準値を満たさない場合、前記比較結果が前記基準値を満たすように、前記比較結果に応じて前記補正パターンを修正または変更する工程と、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、白欠陥の補正がやり直し可能なマスク修正方法が得られる。
本発明の実施例1に係るマスク修正方法を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係るマスクを示す平面図。 本発明の実施例1に係るマスクのA−A線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例1に係るマスクのB−B線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例1に係る修正されたマスクを示す図で、図5(a)はその平面図、図5(b)は図5(a)のC−C線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例1に係る修正されたマスクのC−C線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例1に係る修正されたマスクの補正パターンを示す図。 本発明の実施例1に係る補正パターンの幅と解像寸法との関係を説明するための図。 本発明の実施例1に係る修正されたマスクを比較例の修正されたマスクと対比して示す図で、図9(a)が本実施例の修正されたマスクを示す平面図、図9(b)が比較例の修正されたマスクを示す平面図。 本発明の実施例1に係る補正パターンの形成位置と解像寸法との関係を比較例と対比して説明するための図。 本発明の実施例2に係るマスクを示す平面図。 本発明の実施例2に係るマスクのE−E線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例2に係る修正されたマスクを示す平面図。 本発明の実施例2に係る修正されたマスクのF−F線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例3に係るマスクを示す図で、図15(a)はその平面図、図15(b)は図15(a)のG−G線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例3に係るマスクのG−G線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例3に係る修正されたマスクを示す図で、図17(a)はその平面図、図17(b)は図17(a)のH−H線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例3に係る修正されたマスクのH−H線に沿った光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例4に係る修正されたマスクを示す平面図。 本発明の実施例4に係る修正された別のマスクを示す平面図。 本発明の実施例5に係る修正されたマスクを示す断面図。 本発明の実施例5に係る修正されたマスクの光強度プロファイルを示す図。 本発明の実施例5に係る修正されたマスクの位相差を説明するための図。 本発明の実施例5に係る修正された別のマスクを示す断面図。 本発明の実施例5に係る修正された別のマスクの位相差を説明するための図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例に係るマスク修正方法について図1を用いて説明する。図1は本実施例のマスク修正方法を示すフローチャートである。本実施例は、マスクがストライプ状の遮光パターンを有する透過型マスクの場合の例である。
始に、本実施例のマスクについて、図2を用いて説明する。図2はマスクを示す平面図である。図2に示すように、本実施例のマスク10では、透明基板11、例えば合成石英板上に、ピッチPでラインアンドスペース(L/S)=1のストライプ状の遮光パターン12が形成されている。遮光パターン12は、例えばクロム(Cr)膜あるいはバイナリータイプのモリブデンシリサイド(MoSi)からなる膜である。
遮光パターン12が実質的に光を遮光する第1領域に相当し、透明基板11の遮光パターン12が形成されていない領域が実質的に光を透過する第2領域に相当する。
遮光パターン12のうちの遮光パターン12bには、マスク10の製造工程でストライプの側面がオーバーエッチングされて生じた幅a、長さbの矩形状の白欠陥部13が生じているものとする(a<b)。
図3および図4は、マスク10を透過した光の光強度プロファイルを示す図で、図3はマスク10の正常部を通るA−A線に沿った光強度プロファイルを示す図、図4はマスク10の白欠陥部13を通るB−B線に沿った光強度プロファイルを示す図である。
本光強度プロファイルは、遮光パターン12のピッチPが、例えばマスク上で360nmであり、露光波長が、例えば193nmの場合である。
ここでは、光強度プロファイルのピーク値のばらつきの許容幅△Sが、マスクの欠陥の有無を判定するスペックであると仮定する。即ち、遮光パターン12はピーク値がばらつきの許容幅△S内にあれば正常と判断され、ピーク値がばらつきの許容幅△Sを逸脱する不良と判断される。
図3に示すように、マスク10の正常部では、周期Pでピーク14a、14bおよびディップ15a、15bがそれぞれ揃った正弦波状の光強度プロファイルS1を示す。ピーク14aの値が、第1透過率に相当する。
これは、遮光パターン12を除く領域を通過した0次光と遮光パターン12で回折された±1次光とが集光され、遮光パターン12のピッチPと同じ周期のパターンが結像されるためである。
図4に示すように、マスク10の白欠陥部13では、周期Pでピーク16a、16bおよびディップ17a、17bがそれぞれ不揃いの正弦波状の光強度プロファイルS2を示す。
遮光パターン12aと遮光パターン12bの間に生じるピーク16aが、ばらつきの許容幅△Sを上廻っている。
これは、白欠陥部13の存在により、遮光パターン12aと遮光パターン12bの間の間隔が広がったために透過光強度が強くなり、光の透過率が増加したためである。
従って、遮光パターン12aと遮光パターン12bの間の光の透過率を減少させて、ピーク16aを小さくしてばらつきの許容幅△S内におさまるようにできれば、遮光パターン12bは正常と判断されることになる。
次に、本実施例の白欠陥13を修正する原理について、図5を用いて説明する。図5は白欠陥が修正されたマスクを示す図で、図5(a)はその平面図、図5(b)は図5(a)のC−C線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図である。ここで、C−C線は図2のB−B線と同一の線である。
図5に示すように、本実施例の白欠陥13を修正する原理は、第2領域上であって白欠陥部13の近傍に形成され、白欠陥部13の近傍の透過率が、白欠陥部13が存在しないときに得られる第1透過率になるように透過率を調整する補正パターン18を配置することにある。
ここでは、白欠陥部13を有する遮光パターン12bと白欠陥部13に対向する遮光パターン12aとの間に、白欠陥部13と離間して対向する矩形状の補正パターン18が形成されている。
これにより、遮光パターン12aと遮光パターン12bの間の間隔が実質的に狭められ、遮光パターン12aと遮光パターン12bの間の光の透過率が減少する。
透過率は、補正パターン18の幅w、長さl、厚さtおよび配置位置、例えば対向する遮光パターン12aから補正パターン18の中心部までの距離dを最適化することにより、調整することができる。
図6は白欠陥部13が修正されたマスク10のC−C線に沿った光強度プロファイルを示す図である。図6に示すように、補正パターン18により、透過光強度が弱められ、周期Pでピーク19a、19bおよびディップ20a、20bがそれぞれ揃った正弦波状の光強度プロファイルS3が得られる。ピーク19aの値が、第2透過率に相当する。
これにより、ピーク19aはばらつきの許容幅△S内におさまっている。その結果、遮光パターン12bは正常と判断され、白欠陥部13が修正される。
次に、補正パターン18の決定方法について、図7および図8を用いて説明する。図7は補正パターン18の幅wが異なるマスク10を示す平面図、図8は補正パターン18の幅wをパラメータとして、厚さtと開口部の解像寸法との関係をシミュレーションした結果を示す図で、実線がジャストフォーカスの場合を示す図、破線がデフォーカスの場合を示す図ある。
シミュレーションは、直接Maxwell方程式を解いて電磁場分布を求める時間領域差分法によりおこなった。
図7に示すように、補正パターン18は距離d=P/4に形成され、補正パターン18の長さlは白欠陥部13の長さbと等しく一定とし、補正パターン18の幅wのみをw1乃至w3に変えている(w1<w2<w3)。
図8に示すように、開口部の解像寸法と補正パターン18の厚さtとの関係は、厚さtが厚くなるほど、解像寸法は直線的に小さくなる。解像寸法と厚さtとの勾配は、幅wに依存し、幅wが広くなるほど、勾配が緩やかになる。
白欠陥部13が無い場合に本来得られるターゲット寸法W0との関係では、幅wが広くなるほど、ターゲット寸法W0が得られる厚さtは大きくなる。デフォーカスの場合でも、ジャストフォーカスの場合と同様の傾向である。
但し、各厚さt1、t2、t3において、ジャストフォーカスとデフォーカスとの解像寸法差は、幅wが広いほど大きくなる。これは、厚さtが大きくなるほど位相差のズレの影響が大きくなり、露光のマージンが失われることを示している。
一方、幅wが狭くなるほど、解像寸法と厚さtとの勾配がきつくなるので、ターゲット寸法に対する厚さtのマージンが少なくなる。即ち、リソグラフィー特性は良好であるが、修正が失敗する確率が大きくなることを示している。
従って、この例では補正パターン18を形成するマスク修正装置における厚さの制御性、再現性を考慮した上で、補正パターンの幅wは実施可能な最大限度のサイズとすることが望ましい。
図9は本実施例の修正されたマスクを比較例の修正されたマスクと対比して示す図で、図9(a)が本実施例の修正されたマスクを示す図、図9(b)が比較例の修正されたマスクを示す図である。
図10は本実施例の補正パターンの形成位置と開口部の解像寸法との関係を、比較例と対比して示す図で、実線が本実施例、一点鎖線が比較例を示す図である。ここで、比較例とは、修正部が正常部と同じになるように修正するマスク修正方法のことである。始に、比較例に付いて説明する。
図9に示すように、比較例では遮光パターン12bの白欠陥部13を埋める補正パターン21が形成されている。この補正パターン21の幅および長さは、基本的に白欠陥部13の幅aおよび長さbと同じになる。
同様に、補正パターン21の厚さは、材質が遮光パターン12bと同じ材質の場合、基本的に遮光パターン12bと同じ厚さになる。
一方、本実施例では、補正パターン18は遮光パターン12aと遮光パターン12bとの間に、白欠陥部13と離間して配置されているので、補正パターン18の幅w、長さl、厚さtは、上述した関係を満たす範囲内であれば任意である。
従って、図10に示すように、比較例では、ターゲット寸法W0が得られる位置△x2は、0からx1までと狭い範囲に限られる。その結果、補正パターン21の形成には、高い位置精度が必要である。
一方、本実施例では、ターゲット寸法W0が得られる位置△x1は、x1より大きいx2からx3までと広い範囲が可能である。その結果、補正パターン18の形成には、高い位置精度が不要である。
次に、図1に戻って本実施例のマスク修正法のフローについて説明する。始めに、マスク10の欠陥検査を行い、白欠陥部13を抽出する(ステップS11)。
マスク検査は、例えば実際の露光装置と同じ光学系を有し、露光装置が半導体基板上にマスク像を縮小投影するのに対し、CCD上に拡大投影することにより、マスクの転写像を直接観察することができるマスク検査装置などを用いてマスクの転写像を観察することにより行う。
次に、抽出した白欠陥部13の評価を行い、白欠陥部13のサイズ(幅a、長さb)を求める(ステップS12)。評価は、例えば測長SEM(Secondary Electron Microscope)を用いておこなう。
次に、光強度プロファイルが、白欠陥部13が存在しないときに得られる光強度プロファイル(第1透過率)になるように、補正パターン18のサイズ(幅w、長さl、厚さt)と、形成位置dを求める(ステップS13)。
具体的には、予め幅a、長さbが異なる各種の白欠陥部に対応する補正パターンの幅w、長さl、厚さt、および形成する位置dの組合せをシミュレーションにより求めて、データベース化しておくことが望ましい。これにより、その中から実際に修正する白欠陥部13に適合する最適な補正パターンを迅速に選択することできる。
光強度プロファイルは、基本的には補正パターンのサイズ(幅w、長さl、厚さt)と、形成する位置d、および補正パターン48の材質の消衰係数k、屈折率nを与えれば求められる。
従って、シミュレーションは、これらのパラメータを種々変えながら行い、必要な露光マージンに収まるようにこれらのパラメータの最適な組合せを求める。
次に、遮光パターン12aと遮光パターン12bとの間であって、白欠陥部13の近傍に求めた補正パターン18を形成する(ステップS14)。
補正パターン18の形成は、透明基板11上にCr膜を形成することにより行う。Cr膜の形成は、例えば真空チャンバー内にマスク10を収納し、プロセスガスとしてクロムヘキサカルボニルガスを流しながら、電子ビームを照射する。
電子がクロムヘキサカルボニルガスと衝突することにより、クロムヘキサカルボニルガスが分解・重合し、Cr膜が生成する。
生成したCr膜が、補正パターンのサイズ(幅w、長さl、厚さt)および形成する位置dに一致するように、予備実験によりプロセス条件(クロムヘキサカルボニルガス流量、電子ビーム強度、電子ビームのスキャン速度・位置など)を決めておくことが望ましい。
次に、上述したマスク検査装置により、修正箇所の転写像を求め、出来栄えを検査する(ステップS15)。
次に、光強度プロファイル(第2透過率)が、白欠陥部13が存在しないときに得られる本来の光強度プロファイル(第1透過率)になっているか否かをチェックする(ステップS16)。
光強度プロファイルが本来の光強度プロファイルになっている場合(ステップS16のYes)は、白欠陥が修正されたと判定されるので、次の工程へ行き、例えば別の白欠陥の修正を行う。
一方、光強度プロファイルが本来の光強度プロファイルになっていない場は、修正が不足しているのか(ステップS16のNo(不足))、修正し過ぎたかのか(ステップS16のNo(過剰))を判定する。
光強度プロファイルのピーク19aがばらつきの許容幅△Sを超えている(第2透過率が第1透過率より大きい)ときは、修正が不足していることを示している。
この場合、補助パターンを、例えばデータベースを参照して求め、補正パターン18に補助パターンを追加することにより補正パターン18を修正する(ステップS17)。その後ステップS15へ戻って修正された補正パターン18を再度検査し、ステップS16を繰り返す。
ここで、補助パターンとは、補正パターン18の厚さtを増加する、幅wを増加する、または厚さtと幅wの両方を増加する、長さlを増加するなどの種々の組合せによる補正パターン18のサイズの増分を意味している。
反対に、光強度プロファイルのピーク19aがばらつきの許容幅△Sを下廻っている(第2透過率が第1透過率より小さい)ときは修正が過剰であることを示している。
この場合、形成したCr膜をエッチングして補正パターン18を除去する(ステップS18)。その後ステップS13へ戻って新たな補正パターン18を求め、ステップS14からステップS16を繰り返す。
Cr膜のエッチングは、Cr膜を含む領域に、例えば二フッ化キセノン(XeF)ガス雰囲気中で補正パターンに電子ビーム照射することにより行う。
以上説明したように、本実施例のマスク修正方法では、遮光パターン12aと遮光パターン12bとの間であって白欠陥13の近傍に、透過率が本来の透過率になるように補正パターン18を形成している。
その結果、補正パターン18のサイズ(幅w、長さl、厚さt)および形成位置dが、白欠陥13のサイズ(幅a、長さb)および遮光パターン12の厚さに制限されることなく広範囲に設定することができる。
これにより、補正パターン18のサイズおよび形成位置に高い制御精度が不要になる。修正が不足している場合は、補正パターンに補助パターンを追加する修正を行い、修正が過剰になった場合は、補正パターンを削除して、もう一度始めからやり直すことができる。従って、白欠陥の補正が、やり直し可能なマスク修正方法が得られる。
ここでは、白欠陥部13が矩形状である場合について説明したが、その形状は特に限定されない。但し、幅aより長さbが大きい白欠陥部の方が、修正は容易である。
種々の白欠陥部に対して補正パターンをデータベース化しておき、その中から実際に修正する白欠陥部に適合する補正パターンを選択する場合について説明したが、その場で光強度プロファイルのシミュレーションを行って決定することも可能である。
また、黒欠陥が過剰に修正されることにより生じた白欠陥部に適用することも可能である。
本実施例のマスクについて図11および図12を用いて説明する。図11は本実施例のマスクを示す平面図、図12は図11のE−E線に沿った光強度プロファイルを示す図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施例が実施例1と異なる点は、マスクパターンをホールパターンとしたことにある。
即ち、図11に示すように、本実施例のマスク40は、透明基板11上に遮光膜41が形成され、遮光膜41にホールパターン42となる矩形状の開口が形成されている。遮光膜41は、例えば厚さが70nm、一辺の長さが200nm程度のMoSi膜である。
ホールパターン42は、ピッチPで碁盤目状に形成されている。ホールパターン42のうちのホールパターン42aには、一辺に沿って遮光膜41の一部が欠けている白欠陥部43が存在している。白欠陥部43は、例えば幅g、長さhの矩形状である。
図12に示すように、白欠陥部43を通るE−E線に沿った光強度プロファイルS5では、白欠陥部43を有するホールパターン42a内に生じるピーク44bが、白欠陥部を有しないホールパターン42d内に生じるピーク44aより高くなっている。
更に、ピーク44bの位置が、ホールパターン42aの中心より白欠陥部43側へシフトしている。
これは、ホールパターン42aにおいて、白欠陥部43側の開口面積が増加したため、白欠陥部43側の透過率が増加したためである。
本実施例のマスク40においても、図1に示すフローチャートに従って、マスク40の白欠陥部43を修正することができる。
本実施例の修正されたマスクについて、図13および図14を用いて説明する。図13は白欠陥が修正されたマスクを示す平面図、図14は図13のF−F線に沿った光強度プロファイルを示す図である。
図13および図14に示すように、ピーク44bがピーク44aに等しくなるように、ホールパターン42aの白欠陥部43側の透過率を低下させる補正パターン44を求め、ホールパターン42a内であって白欠陥部43の近傍に補正パターン44を形成する。
次に、図2に示すストライプ状のラインアンドスペースパターンと異なる点について、説明する。
補正パターン44は、白欠陥部43の長さhがある程度長い場合、補正パターン44の長さlを白欠陥部43の長さhより短くし、補正パターン44の幅wを白欠陥部43の幅gより大きくすることが望ましい。これは、修正により、マスク40のY方向の解像寸法が影響を受けて短くなるのを防止するためである。
更に、補正パターン44のX方向の中心位置は、ホールパターン42aの中心位置より白欠陥部43側に配置することが望ましい。これにより、白欠陥部43側にシフトしていたピーク44bの位置を、ホールパターン42aの中心位置に引き戻すことができる。
以上説明したように、本実施例では、白欠陥部43が生じたホールパターン42aに対して、白欠陥部43とは逆に幅wが長さlより大きい補正パターン44を、白欠陥部43の近傍に形成している。
その結果、一次元のラインアントスペースパターンと異なり、Y方向の解像寸法が影響を受けて短くなるのが防止され、二次元のホールパターンの白欠陥部を精度よく修正できる利点がある。
本実施例に係るマスクについて、図15および図16を用いて説明する。図15は本実施例のマスクを示す図で、図15はその平面図、図15(b)は図15(a)のG−G線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図、図16は図15のG−G線に沿った光強度プロファイルを示す図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施例が実施例1と異なる点は、マスクを反射型マスクとしたことにある。
ウェーハ上でハーフピッチ20nm以下のパターンを解像する方法として、EUV(Extreme Ultra Violet)光を用いたフォトリソグラフィ法がある。この露光技術では、紫外光露光に用いられる透過型マスクは使用できず、反射型マスクが用いられる。
露光に使われる光は、波長が13.5nmで、マスクに対して垂直方向から6°の斜入射となり、多層膜で反射した光が反射光学系を通ってウェーハに到達する。
図15に示すように、本実施例のマスク50は、熱膨張係数の非常に小さい素材からなる基板51上に、Si薄膜とMo薄膜とが40対程度積層された多層反射膜52が形成されている。
多層反射膜52の上には、多層反射膜52を保護するためのキャップ層53が形成されている。
キャップ層53の上には、EUV光の吸収材からなるストライプ状の吸収パターン54が形成されている。吸収パターン54のうちの吸収パターン54bには、ストライプの側面に沿って幅が10nm以下の矩形状の白欠陥部55が生じている。
ここで、吸収パターン54は実質的に光を遮光する第1領域であり、多層反射膜52は実質的に光を透過する第2領域である。
図16に示すように、白欠陥部55を通るG−G線に沿った光強度プロファイルS7では、吸収パターン54aと吸収パターン54bとの間に生じるピーク56aが、吸収パターン54bと吸収パターン54cとの間に生じるピーク56bより高くなり、ばらつきの許容幅△Sを超えている。また、吸収パターン54bの下に生じるディップ57aが吸収パターン54cの下に生じるディップ57bより高くなっている。
本実施例のマスク50においても、図1に示すフローチャートに従って、マスク50の白欠陥部55を修正することができる。
本実施例の修正されたマスクについて、図17および図18を用いて説明する。図17は白欠陥が修正されたマスクを示す図で、図17はその平面図、図17(b)は図17(a)のH−H線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図、図18は図14のH−H線に沿った光強度プロファイルを示す図である。
図17および図18に示すように、ピーク56aとピーク56bが等しくなるように、吸収パターン54aと吸収パターン54bとの間の白欠陥部55側の反射率を低下させる補正パターン58を求め、吸収パターン54aと吸収パターン54bとの間であって白欠陥部55の近傍に補正パターン58を形成する。補正パターン58は、補正パターン18と同様にCr膜を用いることができる。
以上説明したように、本実施例では、吸収パターン54bにおける白欠陥部55の近傍に、補正パターン18と同様にして補正パターン58を形成している。本手法は、反射型マスクに対しても問題なく適用できる利点がある。
本実施例に係るマスクについて、図19および図20を用いて説明する。図19は本実施例の修正されたマスクを示す断面図、図20は本実施例の修正された別のマスクを示す断面図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施例が実施例1と異なる点は、マスクをハーフトーン型位相シフトマスクとしたことにある。
即ち、図19に示すように、本実施例のマスク60は、透明基板11上に位相シフタとなるストライプ状の半透明パターン61が形成されている。半透明パターン61のうちの半透明パターン61bにはストライプ方向の側面に沿って幅が10nm以下の矩形状の白欠陥部62が生じている。半透明パターン61は、例えば厚さが50nm程度の金属の薄膜である。
ここで、半透明パターン61は実質的に光を遮光する第1領域であり、半透明パターン61が形成されていない透明基板11が実質的に光を透過する第2領域である。
本実施例のマスク60においても、図1に示すフローチャートに従って、マスク60の白欠陥部62を修正することができる。
半透明パターン61aと半透明パターン61bとの間の白欠陥部62側の透過率を低下させる補正パターン63を求め、半透明パターン61aと半透明パターン61bの間であって白欠陥部62の近傍に補正パターン63を形成する。
マスク60において、透明基板11および補正パターン63を通過した光の位相をφ1、半透明パターン61および補正パターン63が形成されていない透明基板11、例えば半透明パターン61bと半透明パターン61cとの間の透明基板11を通過した光の位相をφ2、透明基板11および半透明パターン61を通過した光の位相をφ3とする。
ハーフトーン型位相シフトマスクでは、φ2−φ3=πのときパターンの解像力が向上するので、基本的にはφ1=φ2であることが望ましい。
然し、補正パターン63により、φ1とφ2に差が生じ、φ1≠φ2となる。φ1とφ2の差は、補正パターン63の屈折率と厚さに依存する。
例えば露光波長が193nmのとき、石英からなる透明基板11の屈折率n1は1.56、Crからなる補正パターン63の屈折率n2は0.84である。補正パターン63の屈折率n2が1より小さいことから、φ1はφ2より小さくなる。
補正パターン63が透過率を大幅に低下させるものである場合、サイズが大きくなるとともに厚さt1が厚くなる。その結果、φ1とφ2の差が無視できなくなり、露光特性が悪化する。従って、φ1とφ2の差を補償するために補正パターン63の下地となるものが必要である。
図20はこのφ1とφ2の差を補償して修正された別のマスクを示す図である。図20に示すように、マスク70では、透明基板11と補正パターン63との間にφ1とφ2の差を補償するために透明台座71(段差部)が形成されている。
透明台座71は、例えばシリコン酸化膜である。φ1とφ2の差を補償するのに必要なシリコン酸化膜の厚さt2は、次式で表わされる。
n1t1+n2t2=1.0(t1+t2) (1)
例えば、補正パターン63の厚さt1が5nmとすると、透明台座71の厚さt2は1.5nmとなる。
透明台座71は、真空チャンバー内でプロセスガスとして、例えばTEOS(Tetra ethyl Ortho Silicate)ガスと酸素ガスとの混合ガスを、補正パターン63が形成される領域に吹きつけながら、電子ビームを照射することにより形成する。
以上説明したように、本実施例では、半透明パターン61bにおける白欠陥部62の近傍に、補正パターン18と同様にして補正パターン63を形成している。本手法は、ハーフトーン型位相シフトマスクに対しても問題なく適用できる利点がある。
ここでは、補正パターン63の屈折率n2が1より小さい場合について説明したが、n2が1より大きい場合は、逆に透明基板11に深さt2の溝(段差部)を形成し、溝に補正パターン63を形成すればよい。
透明基板11に溝を形成するには、例えば二フッ化キセノン(XeF)ガス雰囲気中で補正パターン63が形成される領域に電子ビーム照射する。
本実施例に係るマスクについて、図21および図22を用いて説明する。図21は本実施例の修正されたマスクを示す断面図、図22は図21のマスクの光強度プロファイルを示す図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施例が実施例1と異なる点は、補正パターンの厚さに勾配を設けたことにある。
即ち、図21に示すように、本実施例のマスク80では、補正パターン81は、白欠陥部13を有する遮光パターン12b側が厚く形成され、白欠陥部13と対向する遮光パターン12a側が薄く形成され、厚さに直線状の勾配を有している。
その結果、補正パターン81の厚い領域を通過する光の透過率は、補正パターン81の薄い領域を通過する光の透過率より低くなる。
図22に示すように、マスク80の白欠陥13を通る光強度プロファイルS8では、補正パターン81の厚さの勾配は、遮光パターン12aと遮光パターン12bとの間のピーク82aおよび遮光パターン12bの下のディップ83aを下げる方向に作用し、遮光パターン12aの下のディップ83cは変化が無いように作用する。
これにより、白欠陥部13により細くなった遮光パターン12b側のラインの解像寸法を選択的に補い、白欠陥部を有さない遮光パターン12a側の透過率に与える影響が低減される。
図1に示すステップS13において、補正パターンの設計パラメータが増えることから、より高精度な補正パターンを求めることができる。
厚さに勾配を有する補正パターン81は、例えばプロセスガスとしてクロムヘキサカルボニルガスを流しながら、選択スキャン可能な電子ビームを照射することにより形成する。
具体的には、白欠陥部13を有する遮光パターン12b側ほど電子ビームドーズ量を増加させ、白欠陥部13と対向する遮光パターン12a側ほど電子ビームドーズ量を減少させる。電子ビームドーズ量を増加させるほど、クロムヘキサカルボニルガスの分解量が増加し、厚いCr膜が形成される。
以上、説明したように、本実施例では、補正パターン81は厚さに勾配を有している。その結果、補正パターンの設計パラメータが増加し、より高精度な補正パターンを求めることができる利点がある。
ここでは、勾配が直線状である場合について説明したが、特に限定は無く、例えば階段状であっても、上凸または下凸あるいはS字状に湾曲していても構わない。
但し、補正パターン81の厚さに勾配を設けた場合、図23に示すように、補正パターン81の厚い領域を通過した光の位相φ1は、補正パターン81の薄い領域を通過した光の位相φ2より大きくなり、補正パターン81の厚さに応じて通過する光に位相差が生じる。
その結果、位相誤差によりフォーカスマージンが減少し、解像寸法に影響を及ぼす恐れがある。その場合は、位相差を補償する必要がある。
図24は厚さに勾配を有する補正パターンの位相差を補償したマスクを示す図、図25は図24に示すマスクの位相特性を示す図である。ここで、補正パターンの屈折率は1より大きいものとする。
図24に示すように、マスク90では、遮光パターン12aと遮光パターン12bとの間であって白欠陥部13の近傍に補正パターン91を形成するに当たって、透明基板11に深さに勾配を有する溝92(段差部)が形成されている。
即ち、溝92は白欠陥部13を有する遮光パターン12b側が深く、白欠陥部13と対向する遮光パターン12a側が浅く形成され、直線状の勾配が設けられている。
そして、溝92内に、白欠陥部13を有する遮光パターン12b側が厚く、白欠陥部13と対向する遮光パターン12a側が薄い補正パターン91が形成されている。
図25に示すように、溝92内に形成された補正パターン91では、透明基板11および補正パターン91の厚い領域を通過する光の位相φ1、透明基板11および補正パターン91の薄い領域を通過する光の位相φ2、透明基板11のみを通過する光の位相φ3を揃えることができる。
具体的には、位相φ1、φ2、φ3は次式で表わされる。
φ1= 2π(n3L1+n2M1+n1U1)/λ + φ0 (2)
φ2= 2π(n3L2+n2M2+n1U2)/λ + φ0 (3)
φ3= 2πn3L3/λ + φ0 (4)
L3= L1+M1+U1=L2+M2+U2 (5)
ここで、n1は大気の屈折率、n2は補正パターン91の屈折率、n3は透明基板11の屈折率、φ0は入射光の位相である。
L1は透明基板11の下面から溝92の遮光パターン12b側の底面までの距離、L2は透明基板11の下面から溝92の遮光パターン12a側の底面までの距離、L3は透明基板11の厚さである。
M1は補正パターン91の遮光パターン12b側の厚さ、M2は補正パターン91の遮光パターン12a側の厚さである。
U1は補正パターン91の遮光パターン12b側の上面から透明基板11の上面までの高さ、U2は補正パターン91の遮光パターン12a側の上面から透明基板11の上面までの高さである。
屈折率n1、n2、n3は既知であり、ここでは、n1、n2、n3は、n1=1、n2>n1、n2>n3の関係にあるとする。
これから、補正パターン91の厚さM1、M2は上述したシミュレーションにより導出されるので、位相φ1、φ2、φ3が等しくなるようにL1、L2、U1、U2の値を定めることができる。
10、40、50、60、70、80、90 マスク
11 透明基板
12 遮光パターン
13、43、55、62 白欠陥部
14a、14b、16a、16b、19a、19b、44a、44b、56a、56b、82a、82b ピーク
15a、15b、17a、17b、20a、20b、57a、57b、83a、83b、83c ディプ
18、20、44、58、63、81、91 補正パターン
41 遮光膜
42 ホールパターン
51 基板
52 多層反射膜
53 キャップ層
54 吸収パターン
61 半透明パターン
71 透明台座
92 溝

Claims (5)

  1. 実質的に光を遮光する第1領域と、実質的に光を透過する第2領域とを有するマスクの白欠陥を修正するマスク修正方法において、
    前記第2領域上であって前記白欠陥部の近傍に形成され、前記白欠陥部の近傍の透過率が、前記白欠陥部が存在しないときに得られる第1透過率になるように前記透過率を調整する補正パターンを求める工程と、
    前記補正パターンを前記白欠陥部の近傍に形成し、前記白欠陥部の近傍の第2透過率を求める工程と、
    前記第1透過率と前記第2透過率とを比較し、比較結果が基準値を満たすか否かを判定する工程と、
    前記比較結果が前記基準値を満たさない場合、前記比較結果が前記基準値を満たすように、前記比較結果に応じて前記補正パターンを修正または変更する工程と、
    を具備することを特徴とするマスク修正方法。
  2. 前記補正パターンの修正は、前記第2透過率が前記第1透過率より大きい場合に、前記第2透過率を下げる補助パターンを求め、前記補助パターンを前記補正パターンに追加することにより行い、
    前記補正パターンの変更は、前記第2透過率が前記第1透過率より小さい場合に、前記第2透過率を上げる別の補正パターンを求め、前記補正パターンを除去した後に、前記別の補正パターンを形成することにより行うことを特徴とする請求項1に記載のマスク修正方法。
  3. 前記第2領域および前記補正パターンを通過する光の位相と、前記第2領域を通過する光の位相との位相差に応じて、前記第2領域に前記位相差が小さくなるように段差部を形成する工程と、
    前記段差部に前記補正パターンを形成する工程と、
    具備することを特徴とする請求項1に記載のマスク検査方法。
  4. 前記補正パターンは、前記白欠陥部に近い方が厚く、前記白欠陥部に近い方と反対の方が薄いことを特徴とする請求項1に記載のマスク検査方法。
  5. 前記マスクは、前記第1領域が遮光領域であり、前記第2領域が透光領域である透過型マスク、または前記第1領域が吸収領域であり、前記第2領域が反射領域である反射型マスク、あるいは前記第1領域が半透明領域であり、前記第2領域が透光領域であるハーフトーン型位相シフトマスクであることを特徴とする請求項1に記載のマスク修正方法。
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