JP2011122912A - 試料に含まれる被測定物質を定量する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】固定化抗体と試料液に含まれる浮遊抗体との間で生じる競合によって生じる測定誤差を抑制する方法を提供すること。
【解決手段】センサにより試料液に含まれる被測定物質24を定量する。試料液は浮遊抗体22を含有し、センサはプロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原19、および固定化抗体12を具備する。被測定物質24は固定化抗体12に特異的に結合する。試料液をセンサに供給してペプチドおよび標識化抗原19を試料液に溶解してペプチドを浮遊抗体22に結合させ、次に試料液を固定化抗体12に到達させて標識化抗原19および被測定物質24を固定化抗体12に結合させ、最後に固定化抗体12に結合された被測定物質24の量に基づいて被測定物質24の濃度を求める。
【選択図】図1
【解決手段】センサにより試料液に含まれる被測定物質24を定量する。試料液は浮遊抗体22を含有し、センサはプロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原19、および固定化抗体12を具備する。被測定物質24は固定化抗体12に特異的に結合する。試料液をセンサに供給してペプチドおよび標識化抗原19を試料液に溶解してペプチドを浮遊抗体22に結合させ、次に試料液を固定化抗体12に到達させて標識化抗原19および被測定物質24を固定化抗体12に結合させ、最後に固定化抗体12に結合された被測定物質24の量に基づいて被測定物質24の濃度を求める。
【選択図】図1
Description
本発明は、試料に含まれる被測定物質を定量する方法に関する。
生体試料液に含まれる抗原のような被測定物質に対して特異的に結合する抗体を用いて、当該被測定物質を検出または定量するために、基体にプロテインAまたはプロテインGを介して当該抗体を固定する方法が知られている。例えば、非特許文献1を参照。
非特許文献1の他、特許文献1〜4および非特許文献2は本開示に関連し得る。
インターネット<URL:http://www.biacore.com/jp/>
インターネット<URL:http://www.aist.go.jp/aist#j/press#release/pr2007/pr20070910/pr20070910.html>(特にプロテインAに関する記述)
図5は、基体9にプロテインAまたはプロテインG11を介して固定された複数の固定化抗体12を反応部13に具備しているセンサを例示している。
図5のセンサは、複数の標識化抗原19を標識化抗原保持部17に具備している。標識化抗原19は、固定化抗体12に特異的に結合する抗原19aおよび蛍光物質のような標識19bを具備している。
図6は、図5に示されるセンサを用いて被測定物質を検出または定量する方法を示す。以下の説明では、被測定物質は固定化抗体12と特異的に結合する抗原24であること、および抗原24は抗原19aと実質的に同一であることが仮定される。
図6の左側から右側に向けて、抗原24を含む生体試料液が供給される。標識化抗原保持部17に到達した生体試料液は、標識化抗原19を溶解する。
生体試料は図6の右側に向けてさらに進行し、固定化抗体12に到達する。すると、抗原24および標識化抗原19は、固定化抗体12に特異的に結合する。
固定化抗体12に特異的に結合する抗原24の量が増加すると、固定化抗体12に特異的に結合する標識化抗原19の量が減少する。標識化抗原19の量と抗原24の量との間のこの関係を予め検量線として求めておく。固定化抗体12に特異的に結合した標識化抗原19の量から、生体試料液に含まれる抗原24の濃度を求め得る。
しかし、生体試料液には、抗原24だけでなく、IgG、IgMのような浮遊抗体22も含まれている。
反応部13に到達した浮遊抗体22は固定化抗体12と置換し得る。すなわち、当該固定化抗体12が生体試料に溶解し、当該浮遊抗体22がプロテインAまたはプロテインG11を介して基体9に固定され得る。本明細書において用いられる用語「競合」は、当該置換を意味する。
当該浮遊抗体22は、抗原24および標識化抗原19のいずれとも特異的に結合しない。従って、当該浮遊抗体22の量が増加すると、固定化抗体12に特異的に結合する抗原24および標識化抗原19のいずれの量も減少する。このことは、生体試料液に含まれる抗原24の濃度が本来の正確な濃度よりも大きく求められるという誤差を引き起こす。
より具体的な当該誤差を以下に示す。ここでは、以下の(a)〜(e)を仮定する。(a)生体試料液は10分子の抗原24および1分子の浮遊抗体22を含有する。(b)標識化抗原保持部17は10分子の標識化抗原19を保持する。(c)反応部13は5分子の固定化抗体12を具備する。(d)1分子の固定化抗体12は2分子の抗原と特異的に結合し得る。(e)生体試料液は抗原および抗体を均一に含有する。
標識化抗原19を溶解した生体試料液は、反応部13に到達する。
競合が生じないと仮定すると、5分子の固定化抗体12は、5分子の抗原24および5分子の標識化抗原19と特異的に結合する。残余の5分子の抗原24および5分子の標識化抗原19は除去される。
5分子の標識化抗原19から得られる蛍光強度に基づいて、生体試料液が含有する抗原24の濃度を求める。すなわち、5分子の標識化抗原19から得られる蛍光強度は、5分子の抗原24が固定化抗体12と結合していることを意味する。
しかし、実際には競合が生じる。具体的には、1分子の浮遊抗体22が1分子の固定化抗体12と置換し、1分子の浮遊抗体22および4分子の固定化抗体12が反応部13に固定される。
1分子の浮遊抗体22は、抗原24および標識化抗原19のいずれとも特異的に結合しない。4分子の浮遊抗体22が、4分子の抗原24および4分子の標識化抗原19と特異的に結合する。4分子の標識化抗原19から得られる蛍光強度は、6分子の抗原24が固定化抗体12と結合していることを意味する。従って、競合により、求められる抗原24の濃度は大きくなる。
本発明の目的は、試料に含まれる被測定物質を定量する方法であって、競合によって生じる測定誤差を抑制する方法を提供することである。
本発明の方法は、センサを用いて試料液に含まれる被測定物質(24)を定量する方法であって、
ここで
当該試料液は浮遊抗体(22)を含有し、
当該センサは、プロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原(19)、および固定化抗体(12)を具備しており、
当該標識化抗原(19)は、当該固定化抗体(12)に特異的に結合する抗原(19a)および標識(19b)を具備しており、
当該被測定物質(24)は当該固定化抗体(12)に特異的に結合し、
当該方法は、
当該試料液を当該センサに供給し、当該ペプチドおよび当該標識化抗原(19)を当該試料液に溶解して当該ペプチドを当該浮遊抗体(22)に結合させる工程、
当該試料液を前記固定化抗体(12)に到達させ、当該標識化抗原(19)および当該被測定物質(24)を当該固定化抗体(12)に結合させる工程、および
当該固定化抗体(12)に結合された被測定物質(24)の量に基づいて、被測定物質(24)の濃度を求める工程、
を順に有する。
ここで
当該試料液は浮遊抗体(22)を含有し、
当該センサは、プロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原(19)、および固定化抗体(12)を具備しており、
当該標識化抗原(19)は、当該固定化抗体(12)に特異的に結合する抗原(19a)および標識(19b)を具備しており、
当該被測定物質(24)は当該固定化抗体(12)に特異的に結合し、
当該方法は、
当該試料液を当該センサに供給し、当該ペプチドおよび当該標識化抗原(19)を当該試料液に溶解して当該ペプチドを当該浮遊抗体(22)に結合させる工程、
当該試料液を前記固定化抗体(12)に到達させ、当該標識化抗原(19)および当該被測定物質(24)を当該固定化抗体(12)に結合させる工程、および
当該固定化抗体(12)に結合された被測定物質(24)の量に基づいて、被測定物質(24)の濃度を求める工程、
を順に有する。
本発明によれば、競合による測定時の誤差が抑制される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の方法に用いられるセンサを示す。
図1は、本発明の方法に用いられるセンサを示す。
当該センサは、プロテインAまたはプロテインGの1以上のドメインからなるペプチド15、標識化抗原19、および固定化抗体12を具備している。ペプチド15および標識化抗原19は基体9上に保持されている。固体化抗体12は、基体9上に固定されている。
プロテインAまたはプロテインGはA、B、C、D、およびEの5つのドメインから構成されていることが知られている。センサは、いずれか1つのドメインからなるペプチド15を具備する。2以上のドメインからなるペプチド15が基体9上に保持されていてもよい。ドメインBおよびドメインDの複合体からなるペプチド15が基体9上に保持されることが好ましい。2以上のドメインの複合体からなる2種類以上のペプチド15が基体9上に保持されていてもよい。
ただし、本発明においては、ペプチド15として全ドメインA〜Eからなるペプチドを用いてはならない。全ドメインA〜Eからなるペプチドは、プロテインAまたはプロテインGである。すなわち、ペプチド15としてプロテインAまたはプロテインGを用いてはならない。
基体9の形状は限定されない。板状の基体9、すなわち基板が用いられることが好ましい。
本明細書において用いられる用語「保持」は、液体により容易に溶解するように基体9上に具備されていることを意味する。具体的には、試薬を風による乾燥または凍結乾燥によって基体9に配置させることである。本明細書において用いられる用語「固定」は、液体により溶解することが困難であるように基体9上に具備されていることを意味する。具体的には、化学結合または抗原抗体反応によって試薬を基体9に配置させることである。
標識化抗原19および固定化抗体12は、図5に示されるそれらと同一である。
ペプチド15は、標識化抗原保持部17の近くのペプチド保持部18に保持されることが好ましい。なぜなら、試料液が供給された時に、標識化抗原19と共にペプチド15が試料液に溶解されることが好ましいからである。
次に、上記のセンサを用いて試料液に含まれる被測定物質24を定量する方法を説明する。
被測定物質24は固定化抗体12に特異的に結合する。試料液は生体成分由来であることが好ましい。従って、被測定物質24は抗原であることが好ましい。標識化抗原19の抗原19aと区別するために、本明細書では、試料液に含まれる抗原24を浮遊抗原と述べることがある。具体的な試料液としては血漿を挙げることができる。ヒト血漿が好ましい。
まず、図2の左側から右側に向けて、浮遊抗体22を含有する試料液をセンサの流路14に供給する。
試料液は標識化抗原19およびペプチド15を溶解する。
プロテインAまたはプロテインGの各ドメインA〜Eは、いずれも抗体のFc領域に結合することが知られている。
そのため、浮遊抗体22を含有する試料液がプロテインAまたはプロテインGの1以上のドメインからなるペプチド15を溶解したときに、図3に示すように、ペプチド15が浮遊抗体22に結合する。より詳細には、浮遊抗体22のFc領域にペプチド15が結合する。いずれのドメインA〜Eも、浮遊抗体22のFc領域に結合する能力を有する。
次に、試料液はさらに図2の矢印16に示すように左側から右側に向けて進行し、反応部13に到達する。
図4に示すように、反応部13では、被測定物質24および標識化抗原19が固定化抗体12と結合する。このとき、浮遊抗体22はペプチド15に結合しているので、浮遊抗体22は固定化抗体12と置換されない。従って、競合は発生しない。これにより、本発明は競合による測定時の誤差を抑制する。
固定化抗体12の量は、想定される抗原24および標識化抗体19の合計量より小さい。当該合計量よりも固定化抗体12の量が大きいと、想定される抗原24の量に拘わらず、全ての量の抗原24および標識化抗体19が固定化抗体12に結合する。これは、常に一定量の標識化抗体19が固定化抗体12に結合することを意味する。これでは、抗原24の量に応じて標識化抗体19の量が変化しない。従って、被測定物質である抗原24を定量することはできない。
より具体的には以下の通りである。段落番号0013と同様に、以下のような場合を仮定する。
標識化抗原保持部17は10分子の標識化抗原19を保持する。反応部13は100分子の固定化抗体12を具備する。生体試料液は10分子の抗原24を有すると想定されたと仮定する。
100分子の固定化抗体12は、合計200個の抗原と結合し得る。よって、10分子の標識化抗原19および10分子の抗原24は、全て固定化抗体12に結合する。
試料液が50分子の抗原24を含有していても、合計60分子の抗原は全て固定化抗体12に結合する。
以上の通り、抗原の合計量よりも固定化抗体12の量が大きいと、被測定物質である抗原24を定量することはできない。
試料液に含有されている抗原24の量は未知であるので、標識化抗原19の量を固定化抗体12の量よりも多くすることが望ましい。固定化抗体12に2分子の標識化抗原19が結合する場合、固定化抗体12の量よりも2倍以上の量の標識化抗原19が標識化抗原保持部17に保持されることが好ましい。
標識19bとしてはフェロセンを挙げることができる。標識19bを測定する方法は特に限定されず、電極を用いた電気化学的な公知の測定方法を挙げることができる。
本発明は、生体由来の試料液に含まれる抗原を定量するために好適である。
上記の開示内容から導出される本発明は以下の通りである:
1. センサを用いて試料液に含まれる被測定物質(24)を定量する方法であって、
ここで
前記試料液は浮遊抗体(22)を含有し、
前記センサは、プロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原(19)、および固定化抗体(12)を具備しており、
前記標識化抗原(19)は、前記固定化抗体(12)に特異的に結合する抗原(19a)および標識(19b)を具備しており、
前記被測定物質(24)は前記固定化抗体(12)に特異的に結合し、
前記方法は、
前記試料液を前記センサに供給し、前記ペプチドおよび前記標識化抗原(19)を前記試料液に溶解して前記ペプチドを前記浮遊抗体(22)に結合させる工程、
前記試料液を前記固定化抗体(12)に到達させ、前記標識化抗原(19)および前記被測定物質(24)を前記固定化抗体(12)に結合させる工程、および
前記固定化抗体(12)に結合された被測定物質(24)の量に基づいて、被測定物質(24)の濃度を求める工程、
を順に有する。
2. 前記ペプチドがプロテインAまたはGのBドメインおよびDドメインの複合体から構成される、前記項目1の方法。
3. 前記被測定物質が前記試料液に含まれる浮遊抗原である、前記項目1の方法。
1. センサを用いて試料液に含まれる被測定物質(24)を定量する方法であって、
ここで
前記試料液は浮遊抗体(22)を含有し、
前記センサは、プロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原(19)、および固定化抗体(12)を具備しており、
前記標識化抗原(19)は、前記固定化抗体(12)に特異的に結合する抗原(19a)および標識(19b)を具備しており、
前記被測定物質(24)は前記固定化抗体(12)に特異的に結合し、
前記方法は、
前記試料液を前記センサに供給し、前記ペプチドおよび前記標識化抗原(19)を前記試料液に溶解して前記ペプチドを前記浮遊抗体(22)に結合させる工程、
前記試料液を前記固定化抗体(12)に到達させ、前記標識化抗原(19)および前記被測定物質(24)を前記固定化抗体(12)に結合させる工程、および
前記固定化抗体(12)に結合された被測定物質(24)の量に基づいて、被測定物質(24)の濃度を求める工程、
を順に有する。
2. 前記ペプチドがプロテインAまたはGのBドメインおよびDドメインの複合体から構成される、前記項目1の方法。
3. 前記被測定物質が前記試料液に含まれる浮遊抗原である、前記項目1の方法。
11 プロテインAまたはプロテインG
12 固定化抗体
13 反応部
14 流路
15 ペプチド
17 標識化抗原保持部
18 ペプチド保持部
19 標識化抗原
19a 抗原
19b 標識
9 基体
22 浮遊抗体
24 被測定物質(浮遊抗原)
12 固定化抗体
13 反応部
14 流路
15 ペプチド
17 標識化抗原保持部
18 ペプチド保持部
19 標識化抗原
19a 抗原
19b 標識
9 基体
22 浮遊抗体
24 被測定物質(浮遊抗原)
Claims (3)
- センサを用いて試料液に含まれる被測定物質(24)を定量する方法であって、
ここで
前記試料液は浮遊抗体(22)を含有し、
前記センサは、プロテインAまたはプロテインGを構成する1以上かつ4以下のドメインからなるペプチド、標識化抗原(19)、および固定化抗体(12)を具備しており、
前記標識化抗原(19)は、前記固定化抗体(12)に特異的に結合する抗原(19a)および標識(19b)を具備しており、
前記被測定物質(24)は前記固定化抗体(12)に特異的に結合し、
前記方法は、
前記試料液を前記センサに供給し、前記ペプチドおよび前記標識化抗原(19)を前記試料液に溶解して前記ペプチドを前記浮遊抗体(22)に結合させる工程、
前記試料液を前記固定化抗体(12)に到達させ、前記標識化抗原(19)および前記被測定物質(24)を前記固定化抗体(12)に結合させる工程、および
前記固定化抗体(12)に結合された被測定物質(24)の量に基づいて、被測定物質(24)の濃度を求める工程、
を順に有する。 - 前記ペプチドがプロテインAまたはGのBドメインおよびDドメインの複合体から構成される、請求項1の方法。
- 前記被測定物質が前記試料液に含まれる浮遊抗原である、請求項1の方法。
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