JP2011114885A - 非接触電力伝送装置 - Google Patents
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- H04B5/266—
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- H04B5/79—
Abstract
【課題】非接触にて電力伝達を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルと2次コイルとの間での情報の伝達を実現する。
【解決手段】充電器には、交番電力を生成する回路としてスイッチング素子FET1〜FET4によるフルブリッジ回路11の中点間に1次コイルL1を含む共振回路12が接続されたフルブリッジ複合共振回路10を設ける。そして、1次側制御装置13により、1次コイルL1に交番電力が誘起される態様でスイッチング素子FET1〜FET4の各々に対するオン/オフ制御を行うとともに、2次コイルL2に伝達すべき情報に基づいて共振回路12を含むフルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値を変更することにより1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅を変調する。携帯機器では、2次コイルL2に誘起される交番電力を全波整流し、その直流電力のレベルから2次側制御装置24を通じて情報の復調を行う。
【選択図】図1
【解決手段】充電器には、交番電力を生成する回路としてスイッチング素子FET1〜FET4によるフルブリッジ回路11の中点間に1次コイルL1を含む共振回路12が接続されたフルブリッジ複合共振回路10を設ける。そして、1次側制御装置13により、1次コイルL1に交番電力が誘起される態様でスイッチング素子FET1〜FET4の各々に対するオン/オフ制御を行うとともに、2次コイルL2に伝達すべき情報に基づいて共振回路12を含むフルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値を変更することにより1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅を変調する。携帯機器では、2次コイルL2に誘起される交番電力を全波整流し、その直流電力のレベルから2次側制御装置24を通じて情報の復調を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁誘導を利用して機器間の電力伝送を非接触にて行う非接触電力伝送装置に関する。
従来より、例えば携帯電話やデジタルカメラ等の携帯機器にその電源として内蔵される2次電池(バッテリ)を非接触で充電する非接触電力伝送装置が知られている。この装置では、携帯機器及びこれに対応する専用の充電器にそれぞれ充電用の電力を授受する1次コイルと2次コイルとを設け、それら両コイルによる電磁誘導により充電器から携帯機器に交番電力を伝送するとともに、携帯機器側でこれを直流電力に変換して2次電池の充電を行うようになっている。
このような非接触充電においては、充電器と携帯機器との間で相互が適合するものかどうかの認証を充電動作前に行うことが誤動作等を防止する上で望ましい。そこで、例えば特許文献1においては、充電器から携帯機器に交番電力を送電する際に、この交番電力を所定の周波数で周波数変調することにより、認証等のための情報を交番電力に重畳するようにしている。こうして、携帯機器では、充電器から周波数変調されて送電された交番電力を受電するとともに、この周波数変調された交番電力の復調を通じて上記認証等のための情報を受信するようにしている。
このように特許文献1に記載の装置によれば、充電器から携帯機器に送電される交番電力に認証等のための情報が重畳されることから、充電器と携帯機器との間で通信を行う上で別途の通信機器を設ける必用もなく、構成上の簡略化が図られるようになる。
ところで、構成上の簡略化が図られるとはいえ、こうした交番電力の周波数変調及び復調を通じて充電器と携帯機器との間で通信を行うためには、電力変換回路の他に周波数変調及び復調のための専用回路の搭載が必要であり、その簡略化にも自ずと限界がある。すなわち、非接触電力伝送装置としての構成上の簡略化を図る上では、なお改良の余地を残すものとなっている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、非接触にて電力伝送を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルと2次コイルとの間での情報の伝達を実現することのできる非接触電力伝送装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、交番電力が供給された1次コイルから発生する交番磁束を2次コイルに交差させることにより前記1次コイルに供給した交番電力を前記2次コイルを介して受電し、この受電した受電電力を直流電力に変換して負荷に供給する非接触電力伝送装置において、前記交番電力を生成する回路としてスイッチング素子に接続された前記1次コイルを含んで構成される共振回路と、前記1次コイルに前記交番電力が誘起される態様で前記スイッチング素子に対するオン/オフ制御を行う
とともに、前記2次コイルに伝達すべき情報に基づいて前記共振回路としての抵抗値を変更することにより前記1次コイルに誘起される交番電力の振幅を変調する1次側制御装置と、前記1次コイルでの交番電力の振幅の変化に応じて前記2次コイルに受電される交番電力の振幅の変化から前記2次コイルに伝達すべき情報を復調する2次側制御装置とを備えることを要旨とする。
とともに、前記2次コイルに伝達すべき情報に基づいて前記共振回路としての抵抗値を変更することにより前記1次コイルに誘起される交番電力の振幅を変調する1次側制御装置と、前記1次コイルでの交番電力の振幅の変化に応じて前記2次コイルに受電される交番電力の振幅の変化から前記2次コイルに伝達すべき情報を復調する2次側制御装置とを備えることを要旨とする。
上記共振回路としての抵抗値が変化した場合には、スイッチング素子によるスイッチング動作を通じて上記1次コイルに誘起される交番電力の振幅も変化する。このため、上記構成によれば、共振回路としての抵抗値を2次コイルに伝達すべき情報に応じて変更することにより、1次コイル及び2次コイルには、この情報に応じて振幅が変化する交番電力が誘起されるようになる。すなわち、交番電力の誘起とその誘起される電力(電圧)の振幅変調とが同時に行われるようになる。これにより、上記2次コイルに誘起される交番電力の振幅の変化を1次コイルから伝達された情報として復調するようにすれば、非接触にて電力伝達を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルと2次コイルとの間での情報の伝達を実現することができるようになるとともに、上記交番電力の伝送及び情報の伝達にかかる1次側及び2次側制御装置としての制御も容易となる。
請求項2に記載の発明は、前記共振回路は、スイッチング素子によるフルブリッジ回路の中点間に前記1次コイルを含む共振回路が接続されたフルブリッジ複合共振回路として構成され、前記共振回路としての抵抗値の変更が、前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値の変更として行われることを要旨とする。
上記構成によるように、スイッチング素子によるフルブリッジ回路の中点間に上記1次コイルを含む共振回路が接続されたフルブリッジ複合共振回路として上記共振回路を構成することとすれば、スイッチング素子による交番電力の生成効率、ひいては交番電力の伝送効率が好適に高められるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の非接触電力伝送装置において、前記1次コイルを含む共振回路と前記フルブリッジ回路を構成する各スイッチング素子との間には所定の抵抗値からなる抵抗素子と開閉器との並列回路が挿入されてなり、前記1次側制御装置は、前記開閉器の開閉制御を通じて前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値を変更することを要旨とする。
上記構成によれば、上記開閉器の開閉制御を通じて1次コイルと各スイッチング素子との間に抵抗素子と開閉器との並列回路が介在されることにより、スイッチング素子のスイッチング動作に伴って誘起される交番電力(電圧)の振幅は、上記抵抗素子が介在されるときと同抵抗素子が開閉器によってスルーされるときとで異なるようになり、フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値を、より高い自由度のもとに変更することができるようになる。すなわち、こうした抵抗値の変更による上記交番電力の振幅の変調にかかる自由度が高められるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の非接触電力伝送装置において、前記フルブリッジ回路を構成する各スイッチング素子は、そのオン時に導通状態となる端子間の抵抗であるオン抵抗が可変に構成されており、前記1次側制御装置は、それら各スイッチング素子のオン抵抗を変えることで前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値を変更することを要旨とする。
通常、スイッチング素子においては、そのオン時に導通状態となる端子間における抵抗、すなわちオン抵抗を有しており、このオン抵抗が大きいほど同素子における電圧降下が増大するようになる。このため、上記1次コイルに供給される交番電力(電圧)の振幅は
、オン抵抗に起因する電圧降下が生じる分だけ低下するようになる。すなわち、上記構成によれば、スイッチング素子のオン抵抗の抵抗値を通じて、1次コイルに誘起される交番電力の振幅を容易に変調することができるようになる。
、オン抵抗に起因する電圧降下が生じる分だけ低下するようになる。すなわち、上記構成によれば、スイッチング素子のオン抵抗の抵抗値を通じて、1次コイルに誘起される交番電力の振幅を容易に変調することができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の非接触電力伝送装置において、前記1次側制御装置は、前記スイッチング素子に印加される制御電圧の電圧値を変更することで前記各スイッチング素子のオン抵抗を変更することを要旨とする。
通常、スイッチング素子のオン抵抗は、同スイッチング素子の制御電圧(スイッチング素子が例えば電界効果トランジスタであればゲート電圧)の電圧値に相関するものであり、制御電圧が高いほどオン抵抗が低くなり、制御電圧が低いほどオン抵抗も高くなる。このため、上記構成によれば、スイッチング素子の制御電圧の変更を通じてスイッチング素子のオン抵抗の抵抗値を変更することができるようになり、こうした抵抗値の変更を通じた上記情報の伝達をより簡易に実現することができるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の非接触電力伝送装置において、前記1次側制御装置と前記各スイッチング素子の制御電圧印加端子との間には直列もしくは並列接続された複数の抵抗素子とそれら抵抗素子の合成抵抗を可変とする開閉器とを備える回路が挿入されてなり、前記1次側制御装置は、前記開閉器の開閉制御を通じて前記スイッチング素子に印加される制御電圧の電圧値を変更することを要旨とする。
上記構成によれば、1次側制御装置と上記各スイッチング素子の制御電圧印加端子との間に介在された合成抵抗の変更を通じて、スイッチング素子に印加される制御電圧の電圧値、換言すれば、スイッチング素子のオン抵抗が変更されるようになる。これにより、スイッチング素子の制御電圧の電圧値の変更を通じた上記オン抵抗の変更をより高い自由度のもとに行うことができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置において、前記スイッチング素子が電界効果トランジスタからなることを要旨とする。
上記構成によるように、上記スイッチング素子を電界効果トランジスタによって構成することとすれば、スイッチング素子のオン/オフ制御を通じた交番電力の生成、及びその振幅の変調を容易に実現することができるようになる。
上記構成によるように、上記スイッチング素子を電界効果トランジスタによって構成することとすれば、スイッチング素子のオン/オフ制御を通じた交番電力の生成、及びその振幅の変調を容易に実現することができるようになる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置において、前記1次コイルを含む共振回路及び前記1次側制御装置は充電器に搭載されてなり、前記2次コイル及び前記2次側制御装置は前記充電器により非接触にて前記負荷たる2次電池が充電される携帯機器に搭載されてなることを要旨とする。
本発明は、請求項8にかかる発明のように、1次コイルを含む共振回路及び1次側制御装置を充電器に搭載されるとともに、2次コイル及び2次側制御装置が上記充電器により非接触にて負荷たる2次電池が充電される携帯機器に搭載された非接触電力伝送装置に適用して特に有効であり、こうした構成によって、充電器から携帯機器への交番電力の伝送と充電器から携帯機器に伝達すべき情報の伝達とをより簡易に実現することができるようになる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の非接触電力伝送装置において、前記2次側制御装置は、前記復調した情報に基づき当該携帯機器と前記充電器との対応の有無を判断し、当該携帯機器に対応する充電器であることを条件に前記2次コイルを介して受電される電力の前記2次電池への充電を許可することを要旨とする。
上記構成によれば、2次電池に対する充電が、2次コイルに受電された交番電力の振幅の変化から復調された上記情報に基づき携帯機器と充電器との対応の有無の判断に基づき、2次電池が搭載される携帯機器に対応する充電器であることを条件に行われる。これにより、1次コイルと2次コイルとの間での情報の伝達に基づくそれら各コイル間の電力の伝送を的確に行うことができるようになり、ひいてはこうして伝達される電力に基づく2次電池への充電を高い信頼性のもとに行うことができるようになる。
本発明にかかる非接触電力伝送装置によれば、非接触にて電力伝達を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルと2次コイルとの間での情報の伝達を実現することができるようになる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明にかかる非接触電力伝送装置を具体化した第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。この実施の形態の装置は、電源(負荷)としての2次電池を備えたデジタルカメラ、シェーバ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯機器と、この携帯機器の2次電池に非接触で電力を供給する充電器とを有して構成されている。
以下、本発明にかかる非接触電力伝送装置を具体化した第1の実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。この実施の形態の装置は、電源(負荷)としての2次電池を備えたデジタルカメラ、シェーバ、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯機器と、この携帯機器の2次電池に非接触で電力を供給する充電器とを有して構成されている。
まず、図1に示すように、この非接触電力伝送装置は、上記充電器には、交番電力を生成する回路としてのフルブリッジ複合共振回路10が搭載されている。このフルブリッジ複合共振回路10は、電界効果トランジスタからなるスイッチング素子FET1〜FET4によるフルブリッジ回路11の中点間に交番電力が供給される1次コイルL1を含む共振回路12が接続されて構成されている。一方、上記携帯機器には、上記フルブリッジ複合共振回路10により1次コイルL1に誘起された交番電力を2次コイルL2を介して受電し、この受電した交番電力を直流電力に変換して電源であるとともに負荷でもある2次電池23に供給する2次側回路20が搭載されている。
このうち、充電器に搭載されたフルブリッジ複合共振回路10は、マイクロコンピュータからなる1次側制御装置13により制御電圧(ゲート電圧)がゲート抵抗R1〜R4を
介して各スイッチング素子FET1〜FET4に印加されることによって、それらスイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御が行われる。すなわち、同図1に例示したフルブリッジ回路11にあっては、スイッチング素子FET1及びFET4とスイッチ
ング素子FET2及びFET3とが上記ゲート電圧に応じて交互にオン/オフされることにより、電源E1から常時供給されている直流電力によって上記共振回路12を構成する1次コイルL1に交番電力が誘起されるようになる。なお、このときに共振回路12を通じて発振される交番電力の発振周波数は100〜200kHz程度であり、上記スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ時間の割合であるディーティ比は「95%」程度に設定されているとする。
介して各スイッチング素子FET1〜FET4に印加されることによって、それらスイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御が行われる。すなわち、同図1に例示したフルブリッジ回路11にあっては、スイッチング素子FET1及びFET4とスイッチ
ング素子FET2及びFET3とが上記ゲート電圧に応じて交互にオン/オフされることにより、電源E1から常時供給されている直流電力によって上記共振回路12を構成する1次コイルL1に交番電力が誘起されるようになる。なお、このときに共振回路12を通じて発振される交番電力の発振周波数は100〜200kHz程度であり、上記スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ時間の割合であるディーティ比は「95%」程度に設定されているとする。
そして、こうした発振により1次コイルL1から発生する交番磁束を携帯機器側の2次コイルL2に交差させることにより、1次コイルL1に誘起された交番電力を2次コイルL2に受電させ、該2次コイルL2を介して上記充電器にて生成した電力を携帯機器に伝送する。ちなみに、上記共振回路12において、1次コイルL1に直列に接続されているコンデンサC1は、ゼロ電流スイッチングをさせるためにあり、スイッチング素子FET1〜FET4のターンオフ時のスイッチング損失を低減している。また、1次コイルL1に並列に接続されているコンデンサC2は、ゼロ電圧スイッチングをさせるためにあり、スイッチング素子FET1〜FET4のターンオン時のスイッチング損失を低減している。
また、本実施の形態においては、上記1次コイルL1と各スイッチング素子FET1〜FET4との間に、所定の抵抗からなる抵抗素子R7〜R10と開閉器SW1〜SW4との並列回路が挿入されている。そして、本実施の形態では、各開閉器SW1〜SW4の開閉状態が充電器側から携帯機器側に伝達すべき情報に基づき上記1次側制御装置13によって併せて制御されることにより、共振回路12を含むフルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値が変更される。すなわち、1次側制御装置13による開閉制御を通じて各開閉器SW1〜SW4が開状態とされることによって、1次コイルL1と各スイッチング素子FET1〜FET4との間に抵抗素子R7〜R10が介在された状態とされ、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値が増大する。これにより、各スイッチング素子FET1〜FET4を介して上記1次コイルL1に誘起される電圧が低下し、1次コイルL1に誘起される交番電力(電圧)の振幅が低下するようになる。逆に、上記各開閉器SW1〜SW4が閉状態とされた場合には、1次コイルL1と各スイッチング素子FET1〜FET4との間に介在された各抵抗素子R7〜R10がスルー(非介在)された状態となり、1次コイルL1に誘起される交番電力(電圧)の振幅も本来の高い状態に維持される。すなわち、上記各開閉器SW1〜SW4の開閉制御を通じて上記1次コイルL1に誘起される交番電力(電圧)が振幅変調されるようになる。
一方、上記2次コイルL2を介してこのような交番電力が受電される2次側回路20には、上記フルブリッジ複合共振回路10と当該2次側回路20とのインピーダンス整合を行うためのコンデンサC3が2次コイルL2に並列に接続されている。そして、2次コイルL2により受電された交番電力は、このコンデンサC3を介してダイオードD1〜D4からなる全波整流回路21に入力され、この全波整流回路21により全波整流されることによって直流電力に変換される。こうした全波整流回路21の出力端子a及びbには、平滑用のコンデンサC4、及び全波整流回路21により変換された直流電力(電圧)を昇圧するDC−DCコンバータ22がそれぞれ並列に接続されており、この昇圧された電力(電圧)が負荷としての上記2次電池23に供給(充電)される。
他方、上記全波整流回路21により全波整流された直流電力(電圧)は、ダイオードD5、抵抗素子R5及びR6、コンデンサC5を順に介して、マイクロコンピュータからなる2次側制御装置24にも取り込まれる。この2次側制御装置24は、上記全波整流され
た直流電圧のレベルの変化、すなわち上記変調された振幅の変化を監視して、上述した充電器側から携帯機器側に伝達すべき情報、例えば8ビット等からなる充電器IDを復調する部分である。
た直流電圧のレベルの変化、すなわち上記変調された振幅の変化を監視して、上述した充電器側から携帯機器側に伝達すべき情報、例えば8ビット等からなる充電器IDを復調する部分である。
非接触電力伝送装置としてこのような構成によれば、1次コイルL1と2次コイルL2との電磁結合を通じて、充電器で生成された交流電力を非接触で携帯機器に送電することができるようになる。また、こうした充電器と携帯機器との間では、電力の供給対象とする上記2次電池23の充電にあたり、この2次電池23が搭載される携帯機器の規格が充電器の規格に適合しているかといった認証用の情報の授受が可能であることが望ましい。そこで、本実施の形態では、上記フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更を通じて1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅を変調し、上記2次側制御装置24を通じてこれを復調することにより、充電器と携帯機器との間での情報の伝達を可能としている。
次に、上記1次側制御装置13による交番電力の振幅の変調態様について図2を参照して説明する。なお、この図2において、図2(a)は、1次コイルL1に誘起される交番電力の推移例を示しており、図2(b)は、2次コイルL2に誘起される交番電力の推移例を示している。また、図2(c)は、上記2次側制御装置24に取り込まれる直流電力の電圧値の推移を示している。
すなわち、図2(a)に示すように、1次コイルL1に誘起される交番電力は、各開閉器SW1〜SW4の切り替えを通じて上記各抵抗素子R7〜R10がスルー(非介在)とされている間は振幅A1aのもとに推移する(図2(a)期間T1)。また、図2(b)に示すように、2次コイルL2には、この1次コイルL1に誘起された交番電力の振幅A1aに応じて振幅A2aの交番電力が誘起されるようになる(図2(b)期間T1)。これにより、図2(c)に示すように、2次コイルL2に誘起されて上記全波整流回路21により全波整流された直流電力の電圧値は電圧Vaとなる(図2(c)期間T2)。そして、この直流電力が取り込まれる2次側制御装置24では、その電圧値Vaが上記各抵抗素子R7〜R10の抵抗の介在/非介在(スルー)を識別する閾値V0を超えたか否かの判断に基づき、充電器から伝達された情報が論理レベル「H」あるいは論理レベル「L」のいずれであるかの判定が行われる。すなわち、期間T1においては、1次側制御装置13から伝達された情報が論理レベル「H」であると判断される。
一方、上記各開閉器SW1〜SW4による切り替えを通じて各抵抗素子R7〜R10が介在されると、図2(a)に示すように、上記共振回路12に流れる電流の減少(印加される電圧の低下)に伴って1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅が上記振幅A1aから振幅A1bへと低下する(図2(a)期間T2)。また、図2(b)に示すように、このとき2次コイルL2に誘起される交番電力の振幅も、1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅の低下に伴って振幅A2aから振幅A2bへと低下する(図2(b)期間T2)。これにより、上記2次側制御装置24に取り込まれる直流電力の電圧値も電圧Vaから電圧Vbへと低下するようになる。そして、この電圧値Vbが上記閾値V0よりも低いことから、2次側制御装置24では、期間T2において1次側制御装置13から伝達された情報が論理レベル「L」であると判定される。
このように、本実施の形態では、上記各開閉器SW1〜SW4による各抵抗素子R7〜R10の介在/非介在(スルー)の切り替えを通じてフルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値を変更することにより、1次コイルL1及び2次コイルL2に誘起される交番電圧の振幅を変調し、かつこの変調した振幅を上記2次側制御装置24による復調を通じて上記情報の伝達を行うことができるようにしている。なお、本実施の形態では、上記抵抗値の変更を通じた交番電力の振幅の変調により、1次コイルL1から2次コイルL2に
伝達すべき情報を上述のように例えば8ビットの情報に変調することとしている。これにより、上記各スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフによる電力伝送と振幅の変復調とを同時に行うことができるようになり、非接触電力伝送装置としての構成のさらなる簡略化が図られるようになる。
伝達すべき情報を上述のように例えば8ビットの情報に変調することとしている。これにより、上記各スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフによる電力伝送と振幅の変復調とを同時に行うことができるようになり、非接触電力伝送装置としての構成のさらなる簡略化が図られるようになる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる非接触電力伝送装置によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達を、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変化に応じて変化する1次コイルL1及び2次コイルL2に各々誘起される交番電力の振幅の変化に基づき行うこととした。このため、1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達を行う上で、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御を通じた電力伝送と1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達とを同時に行うことができるようになる。これにより、非接触にて電力伝送を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルL1と2次コイルL2との間での情報の伝達を実現することができるようになるとともに、上記交番電力の伝送及び情報の伝達にかかる制御も容易となる。
(1)1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達を、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変化に応じて変化する1次コイルL1及び2次コイルL2に各々誘起される交番電力の振幅の変化に基づき行うこととした。このため、1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達を行う上で、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御を通じた電力伝送と1次コイルL1から2次コイルL2への情報の伝達とを同時に行うことができるようになる。これにより、非接触にて電力伝送を行うにあたり、より簡易な構成のもとに1次コイルL1と2次コイルL2との間での情報の伝達を実現することができるようになるとともに、上記交番電力の伝送及び情報の伝達にかかる制御も容易となる。
(2)充電器側の共振回路を、4つのスイッチング素子FET1〜FET4からなるフルブリッジ回路11の中点間に1次コイルL1を含む共振回路12が接続されたフルブリッジ複合共振回路10として構成することとした。これにより、フルブリッジ回路11を構成するスイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御を通じて生成された交番電力の伝送効率が好適に高められるようになる。
(3)共振回路12を含むフルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値を、1次コイルL1を含む共振回路12とフルブリッジ回路11を構成する各スイッチング素子FET1〜FET4との間に介在された各抵抗素子R7〜R10の介在/非介在(スルー)を切り替える各開閉器SW1〜SW4による開閉制御を通じて変更することとした。これにより、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値をより高い自由度のもとに変更することができるようになり、ひいては、こうした抵抗値の変更による上記交番電力の振幅の変調にかかる自由度が高められるようになる。
(4)上記スイッチング素子FET1〜FET4を、電界効果トランジスタによって構成することとした。これにより、それらスイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフ制御を通じた交番電力の生成とその振幅の変調とをより容易に実現することができるようになる。なお、上記開閉器SW1〜SW4についても、これを電界効果トランジスタ等のスイッチング素子にて実現できることはいうまでもない。
(第2の実施の形態)
以下、本発明にかかる非接触電力伝送装置の第2の実施の形態について図3〜図5を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更を、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン時に導通状態となる端子間の抵抗値(オン抵抗の値)の変更として行うものであり、その基本的な構成は先の第1の実施の形態と共通になっている。よって、それら各要素についての重複する説明は割愛する。
以下、本発明にかかる非接触電力伝送装置の第2の実施の形態について図3〜図5を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態は、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更を、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン時に導通状態となる端子間の抵抗値(オン抵抗の値)の変更として行うものであり、その基本的な構成は先の第1の実施の形態と共通になっている。よって、それら各要素についての重複する説明は割愛する。
図3は、先の図1に対応する図として、本実施の形態の非接触電力伝送装置についてその概略構成を示したものである。
すなわち、この図3に示すように、本実施の形態の非接触電力伝送装置では、先の開閉器SW1〜SW4及び上記抵抗素子R7〜R10が割愛されている。そして、各スイッチング素子FET1〜FET4に印加される制御電圧としてのゲート電圧の電圧値が充電器
側から携帯機器側に伝達すべき情報に基づき1次側制御装置13によって調整されることにより、それらスイッチング素子のオン抵抗が変更され、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値が変更される。図4に、こうした各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の特性例を示す。
すなわち、この図3に示すように、本実施の形態の非接触電力伝送装置では、先の開閉器SW1〜SW4及び上記抵抗素子R7〜R10が割愛されている。そして、各スイッチング素子FET1〜FET4に印加される制御電圧としてのゲート電圧の電圧値が充電器
側から携帯機器側に伝達すべき情報に基づき1次側制御装置13によって調整されることにより、それらスイッチング素子のオン抵抗が変更され、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値が変更される。図4に、こうした各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の特性例を示す。
この図4に実線L1として示すように、スイッチング素子FET1〜FET4に印加されるゲート電圧の電圧値が例えば電圧V1であるときには、スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗は抵抗値Raに保たれる。一方、同図4に実線L2として示すように、スイッチング素子FET1〜FET4に印加されるゲート電圧の電圧値が電圧V1から電圧V2へと低下すると(V2<V1)、スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗値は抵抗値Raから抵抗値Rbへと増大するようになる(抵抗Rb>Ra)。
そこで、本実施の形態では、こうしたスイッチング素子FET1〜FET4の特性に鑑み、上記1次側制御装置13が出力するゲート電圧の電圧値の調整を通じて、すなわち、スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の変更を通じて上記1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅変調を行うこととする。
以下、本実施の形態の非接触電力伝送装置による情報の伝達態様について図5を参照して説明する。なお、この図5において図5(a)は、スイッチング素子FET1〜FET4に印加されるゲート電圧(制御電圧)の推移例を示している(便宜上、時間軸を拡大して図示)。また、図5(b)は、1次コイルL1に誘起される交番電力の推移例を、図5(c)は、2次コイルL2に誘起される交番電力の推移例を、図5(d)は、上記2次側制御装置24に取り込まれる直流電力の電圧値の推移を示している。
すなわち、図5(a)に示すように、各スイッチング素子FET1〜FET4に先の図4に示した特性に基づき上記電圧値V1のゲート電圧が印加されているとすると、それら各スイッチング素子FET1〜FET4はそのオン抵抗が抵抗値Raとなる。これにより、図5(b)に期間T1として示すように、1次コイルL1に誘起される交番電力は、振幅A1aのもとに推移する。また、図5(c)に示すように、2次コイルL2には、この1次コイルL1に誘起された交番電力の振幅A1aに応じて振幅A2aの交番電力が誘起されるようになる(図5(c)期間T1)。これにより、図5(d)に示すように、2次側制御装置24には、電圧値が電圧Vaの直流電力が取り込まれるようになる(図5(d)期間T1)。そして、この直流電力が取り込まれる2次側制御装置24では、その電圧値である電圧Vaが上記1次側制御装置13によるゲート電圧の電圧値が上記電圧V1及び上記電圧V2のいずれであるかを識別する閾値V0を超えたか否かの判断に基づき、充電器から伝達された情報が論理レベル「H」あるいは論理レベル「L」のいずれであるかの判定が行われる。すなわち、期間T1においては、1次側制御装置13から伝達された情報が論理レベル「H」であると判断される。
一方、上記1次側制御装置13による制御電圧の調整を通じて各スイッチング素子FET1〜FET4に印加されるゲート電圧の電圧値が上記電圧V1から電圧V2へと低下されているとすると、これに伴って各スイッチング素子FET1〜FET4はそのオン抵抗が上記抵抗値Raから上記抵抗値Rbへと増大するように変化する(図4)。このため、図5(b)に示すように、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の増大に伴って1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅は上記振幅A1aから振幅A1bへと低下する(図5(b)期間T2)。また、図5(c)に示すように、2次コイルL2に誘起される交番電力の振幅も、1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅の低下に伴って振幅A2aから振幅A2bへと低下する(図5(c)期間T2)。これにより、上記2次側制御装置24に取り込まれる直流電力の電圧値も電圧Vaから電圧Vbへと低下するようになる。そして、この電圧Vbが上記閾値V0よりも低いことから、2次側制御装置24
では、期間T2において1次側制御装置13から伝達された情報が論理レベル「L」であると判定される。
では、期間T2において1次側制御装置13から伝達された情報が論理レベル「L」であると判定される。
このように、本実施の形態では、各スイッチング素子FET1〜FET4に印加されるゲート電圧の電圧値の調整を通じてそれら各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗を変更することにより、1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅を変調するようにしている。すなわち、1次コイルL1から2次コイルL2への上記情報の伝達を1次側制御装置13によって印加される各スイッチング素子FET1〜FET4へのゲート電圧の電圧値の変更として行うようにしている。これによっても、上記スイッチング素子FET1〜FET4のオン/オフによる電力伝送とその振幅の変復調とを同時に行うことができるようになり、非接触電力伝送装置としての構成の簡略化が図られるようになる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる非接触電力伝送装置によっても、先の第1の実施の形態による前記(1)、(2)、及び前記(4)に準じた効果が得られるとともに、前記(3)の効果に代えて以下の効果が得られるようになる。
(3A)フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更を、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の変更によって実現することとした。これにより、スイッチング素子FET1〜FET4そのものの特性を活かす態様で、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更が可能となる。また、各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗の変更を、制御電圧であるゲート電圧の電圧値の変更によって行うようにしたため、フルブリッジ複合共振回路10としての抵抗値の変更を通じた上記交番電力の振幅変調を、より簡易な構成のもとに実現することができるようにもなる。
(他の実施の形態)
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・上記各実施の形態では、充電器から携帯機器側、すなわち1次コイルL1から2次コイルL2へ充電器ID等の情報を伝達する場合についてのみ言及した。しかし、図1あるいは図3に例示した装置において、
(イ)携帯機器側には、上記2次コイルL2に誘起される交番電力(電圧)の振幅を2次側制御装置24からの指令のもとに変調することのできる回路を付加する。
(ロ)充電器側には、この変調によって生じる2次コイルL2での交番電力(電圧)の振幅の変化を抽出する回路を付加するとともに、1次側制御装置13に、この抽出された交番電力(電圧)の振幅変化から上記携帯機器側で変調された情報を復調する機能を持たせる。
といった拡張を行うことで、これら充電器及び携帯機器に図6に例示するような相互通信機能を持たせることもできる。
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・上記各実施の形態では、充電器から携帯機器側、すなわち1次コイルL1から2次コイルL2へ充電器ID等の情報を伝達する場合についてのみ言及した。しかし、図1あるいは図3に例示した装置において、
(イ)携帯機器側には、上記2次コイルL2に誘起される交番電力(電圧)の振幅を2次側制御装置24からの指令のもとに変調することのできる回路を付加する。
(ロ)充電器側には、この変調によって生じる2次コイルL2での交番電力(電圧)の振幅の変化を抽出する回路を付加するとともに、1次側制御装置13に、この抽出された交番電力(電圧)の振幅変化から上記携帯機器側で変調された情報を復調する機能を持たせる。
といった拡張を行うことで、これら充電器及び携帯機器に図6に例示するような相互通信機能を持たせることもできる。
すなわち図6に示すように、ステップS101において充電器に携帯機器が設置されると、上記2次側制御装置24を起動させるための電力が1次コイルL1と2次コイルL2との電磁結合を通じて2次側回路20に送電される(ステップS102)。
こうして、2次側回路20に送電された電力が2次側制御装置24に供給されることにより2次側制御装置24が起動される(ステップS103)。そして、この起動された2次側制御装置24により、該2次側制御装置24が起動した旨を1次側制御装置13に伝達するための上記変調が2次コイルL2を介して行われる。
1次側制御装置13では、こうした変調による起動信号が上記1次コイルL1に誘起されている交番電力(電圧)の振幅の変化として抽出され、この抽出された起動信号の復調が行われる。これにより、携帯機器から充電器への情報としての起動信号の伝達が行われ
る(ステップS104)。
る(ステップS104)。
1次側制御装置13(充電器)では、2次側制御装置24(携帯機器)から起動信号が伝達されると、充電器の規格等を示す認証用の情報である例えば8ビットからなる充電器IDを示す情報が上述した1次コイルL1に誘起される交番電力の振幅の変化として充電器から携帯機器へ伝達される(ステップS105)。
この充電器IDを示す情報が携帯機器に伝達されると、この情報が上記2次側制御装置24により復調される。この復調を通じて充電器の規格等が携帯機器の規格等に適合した機器であると判断されることにより、例えば8ビットからなる携帯機器IDを示す情報と同携帯機器に対する充電を許可する旨の情報とが上記2次コイルL2を介した変調により携帯機器から充電機器へと伝達される(ステップS106)。
こうして1次側制御装置13では、充電器に設置された携帯機器が同充電器の規格に適合したものであるとして、上記2次電池23に対する電力供給を行う(ステップS107)。これにより、1次コイルL1と2次コイルL2との間での情報の伝達に基づくそれら各コイルL1及びL2間の電力の伝送を的確に行うことができるようになり、ひいては、こうした電力による2次電池への充電を高い信頼性のもとに行うことができるようになる。
・上記各実施の形態、並びに上記変形例(拡張例)では、1次コイルL1と2次コイルL2との間で伝達すべき情報に8ビットからなる情報を用いることとしたが、この情報のビット数は任意であり、例えば4ビット、あるいは16ビット等からなる情報を採用するようにしてもよい。
・上記第2の実施の形態では、上記1次側制御装置13自体が出力する制御電圧の電圧値の調整を通じて各スイッチング素子FET1〜FET4のオン抵抗を変更することとした。これに限らず、上記1次側制御装置13と各スイッチング素子FET1〜FET4の制御電圧印加端子(ゲート端子)との間に直列もしくは並列接続された複数の抵抗素子とそれら抵抗素子の合成抵抗を可変とする開閉器とを備える回路を挿入し、この挿入された開閉器の開閉制御を通じて各スイッチング素子FET1〜FET4に印加される制御電圧(ゲート電圧)の電圧値を変更するようにしてもよい。これにより、スイッチング素子の制御電圧の電圧値の変更を通じた上記オン抵抗の変更、ひいては、フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値の変更をより高い自由度のもとに行うことができるようになる。
・上記各実施の形態、並びに上記変形例(拡張例)では、スイッチング素子FET1〜FET4として電界効果トランジスタを用いることとした。この他、上記交番電力を生成する回路を構成するスイッチング素子としては、各種電力用トランジスタを用いることも可能である。
・上記各実施の形態、並びに上記変形例(拡張例)では、共振回路を、スイッチング素子によるフルブリッジ回路11の中点間に1次コイルL1を含む共振回路が接続されたフルブリッジ複合共振回路10として構成することとした。これに限らず、上記共振回路は、交番電力を生成する回路としてスイッチング素子に拡張された1次コイルL1を含んで構成される回路であればよい。
・上記各実施の形態、並びに上記変形例(拡張例)では、1次コイルL1を含む共振回路及び上記1次側制御装置13を充電器に搭載することとし、2次コイルL2及び上記2次側制御装置24を携帯機器に搭載することとした。しかし、1次コイルL1を含む共振回路及び上記1次側制御装置13、あるいは、2次コイルL2及び上記2次側制御装置2
4の搭載対象は、これら充電器や携帯機器には限られない。要は、携帯を要しない機器間であっても1次コイルL1に誘起される交番電力の変調を通じて1次コイルL1から2次コイルL2に各種情報を伝達することを意図するものであれば本発明の適用は可能である。
4の搭載対象は、これら充電器や携帯機器には限られない。要は、携帯を要しない機器間であっても1次コイルL1に誘起される交番電力の変調を通じて1次コイルL1から2次コイルL2に各種情報を伝達することを意図するものであれば本発明の適用は可能である。
10…フルブリッジ複合共振回路、11…フルブリッジ回路、12…共振回路、13…1次側制御装置、20…2次側回路、21…全波整流回路、22…DC−DCコンバータ23…2次電池、24…2次側制御装置、C1〜C5…コンデンサ、L1…1次コイル、L2…2次コイル、FET1〜FET4…スイッチング素子、D1〜D5…ダイオード、R1〜R4…ゲート抵抗、R5〜R10…抵抗素子、SW1〜SW4…開閉器。
Claims (9)
- 交番電力が供給された1次コイルから発生する交番磁束を2次コイルに交差させることにより前記1次コイルに供給した交番電力を前記2次コイルを介して受電し、この受電した受電電力を直流電力に変換して負荷に供給する非接触電力伝送装置において、
前記交番電力を生成する回路としてスイッチング素子に接続された前記1次コイルを含んで構成される共振回路と、
前記1次コイルに前記交番電力が誘起される態様で前記スイッチング素子に対するオン/オフ制御を行うとともに、前記2次コイルに伝達すべき情報に基づいて前記共振回路としての抵抗値を変更することにより前記1次コイルに誘起される交番電力の振幅を変調する1次側制御装置と、
前記1次コイルでの交番電力の振幅の変化に応じて前記2次コイルに受電される交番電力の振幅の変化から前記2次コイルに伝達すべき情報を復調する2次側制御装置と
を備えることを特徴とする非接触電力伝送装置。 - 前記共振回路は、スイッチング素子によるフルブリッジ回路の中点間に前記1次コイルを含む共振回路が接続されたフルブリッジ複合共振回路として構成され、前記共振回路としての抵抗値の変更が、前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値の変更として行われる
請求項1に記載の非接触電力伝送装置。 - 請求項2に記載の非接触電力伝送装置において、
前記1次コイルを含む共振回路と前記フルブリッジ回路を構成する各スイッチング素子との間には所定の抵抗値からなる抵抗素子と開閉器との並列回路が挿入されてなり、前記1次側制御装置は、前記開閉器の開閉制御を通じて前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値を変更する
ことを特徴とする非接触電力伝送装置。 - 請求項2に記載の非接触電力伝送装置において、
前記フルブリッジ回路を構成する各スイッチング素子は、そのオン時に導通状態となる端子間の抵抗であるオン抵抗が可変に構成されており、前記1次側制御装置は、それら各スイッチング素子のオン抵抗を変えることで前記フルブリッジ複合共振回路としての抵抗値を変更する
ことを特徴とする非接触電力伝送装置。 - 前記1次側制御装置は、前記スイッチング素子に印加される制御電圧の電圧値を変更することで前記各スイッチング素子のオン抵抗を変更する
請求項4に記載の非接触電力伝送装置。 - 前記1次側制御装置と前記各スイッチング素子の制御電圧印加端子との間には直列もしくは並列接続された複数の抵抗素子とそれら抵抗素子の合成抵抗を可変とする開閉器とを備える回路が挿入されてなり、前記1次側制御装置は、前記開閉器の開閉制御を通じて前記スイッチング素子に印加される制御電圧の電圧値を変更する
請求項5に記載の非接触電力伝送装置。 - 前記スイッチング素子が電界効果トランジスタからなる
請求項1〜6のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置。 - 前記1次コイルを含む共振回路及び前記1次側制御装置は充電器に搭載されてなり、前記2次コイル及び前記2次側制御装置は前記充電器により非接触にて前記負荷たる2次電
池が充電される携帯機器に搭載されてなる
請求項1〜7のいずれか一項に記載の非接触電力伝送装置。 - 前記2次側制御装置は、前記復調した情報に基づき当該携帯機器と前記充電器との対応の有無を判断し、当該携帯機器に対応する充電器であることを条件に前記2次コイルを介して受電される電力の前記2次電池への充電を許可する
請求項8に記載の非接触電力伝送装置。
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