JP2011111775A - 開閉ゲート - Google Patents

開閉ゲート Download PDF

Info

Publication number
JP2011111775A
JP2011111775A JP2009268015A JP2009268015A JP2011111775A JP 2011111775 A JP2011111775 A JP 2011111775A JP 2009268015 A JP2009268015 A JP 2009268015A JP 2009268015 A JP2009268015 A JP 2009268015A JP 2011111775 A JP2011111775 A JP 2011111775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
open
frame portion
vertical frame
lower frame
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009268015A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumasa Ishisako
立壮 石迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON IKUJI KK
Nihon Ikuji Co Ltd
Original Assignee
NIHON IKUJI KK
Nihon Ikuji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON IKUJI KK, Nihon Ikuji Co Ltd filed Critical NIHON IKUJI KK
Priority to JP2009268015A priority Critical patent/JP2011111775A/ja
Publication of JP2011111775A publication Critical patent/JP2011111775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】
掃き出し窓に安定して設置することができる開閉ゲートを提供する。
【解決手段】
本発明に係る開閉ゲート1は、水平方向に伸びる下フレーム部2と、下フレーム部2の一端に連結され鉛直上方に伸びる第1縦フレーム部3と、下フレーム部2の他端に連結され鉛直上方に伸びる第2縦フレーム部4と、第1縦フレーム部3と第2縦フレーム部4の間で開閉作動する開閉ドア5と、下フレーム部2の下面に設けられた嵌め込み部6と、を備えている。そして、嵌め込み部6は、掃き出し窓100の下枠104に設けられたレール部分106に嵌め込むことができるよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、人やペットなどの移動を制限する開閉ゲートに関し、特に一般家庭で使用可能な開閉ゲートに関する。
開閉ゲートは一般家庭においても広く普及しており、キッチンの入り口や階段の前に設置することで、小さな子供やペットがキッチンに入ったり階段を上ったりしないようにすることができる(特許文献1及び2参照)。
特開2004−130121号公報 特開2008−202337号公報
ところで、一般的な住宅では「掃き出し窓」と呼ばれる床面から天上付近まで達するような人の出入りを想定した窓が多く使用されている。例えば、ベランダの入り口などはこの掃き出し窓が採用されることが多く、それらのほとんどはアルミサッシや樹脂サッシなどからできており、窓(引戸)のレールは断面凸状に形成されている。また、ベランダについていえば、子供がベランダから誤って転落するという事故が後を絶たない状況にある。これは、子供がベランダに侵入しなければ生じ得なかった事故である。さらに、ベランダに限らず、掃き出し窓から小さな子供やペットが屋外に出るのを防止したい場合もある。
ところが、従来の一般家庭用の開閉ゲートは、室内における人やペットの移動を制限することを目的としており、いずれも掃き出し窓に設置できないか、又は、設置できたとしても安定的に設置できる構造にはなかった。本発明はこのような問題点に着目してなされたものであって、本発明は掃き出し窓に安定して設置することができる開閉ゲートを提供することを目的としている。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、本発明に係る開閉ゲートは、水平方向に伸びる下フレーム部と、前記下フレーム部の一端に連結され鉛直上方に伸びる第1縦フレーム部と、前記下フレーム部の他端に連結され鉛直上方に伸びる第2縦フレーム部と、前記第1縦フレーム部と第2縦フレーム部の間で開閉作動する開閉ドアと、前記下フレーム部の下面に設けられた嵌め込み部と、を備え、前記嵌め込み部は、掃き出し窓の下枠に設けられたレール部分に嵌め込むことができるよう構成されている。かかる構成によれば、開閉ゲートの下フレーム部を掃き出し窓のレール部分にしっかりと固定することができる。
また、上記の開閉ゲートにおいて、前記嵌め込み部は、正面から見て横方向に伸びる嵌め込み溝を有し、前記嵌め込み溝は、前記レール部分に設けられた断面凸状のレールを挿入できるよう形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、嵌め込み溝にレール部分のレールを挿入することができるため、開閉ゲートの下フレーム部を掃き出し窓のレール部分にしっかりと固定することができる。
また、上記の開閉ゲートにおいて、前記嵌め込み溝は底部分から先端部に向かって徐々に広くなるよう形成されるようにしてもよい。掃き出し窓のレールの厚みは製品によって若干異なるが、上記の構成によれば、掃き出し窓のレールの厚みにかかわらず、その厚みに対応する溝幅の位置にまでレールを挿入することで、レールを嵌め込み溝にしっかりと固定することができる。よって、掃き出し窓のレールの厚みの違いに影響されることなく、開閉ゲートを掃き出し窓に固定することができる。
また、上記の開閉ゲートにおいて、正面から見て左右の一端から外側へ伸長可能に設けられた第1伸長部材をさらに備え、前記第1伸長部材は先端部分に第1押面部を有し、前記第1押面部は縦長であって、横幅が20〜30mmに形成されるようにしてもよい。掃き出し窓の縦枠の内側には、引戸を閉めたときにその引戸の先端部分を格納する幅が32mm程度の格納溝が設けられている。そして、上記の構成によれば、第1押面部の横幅が20〜30mmであるため、第1押面部をその格納溝に挿入することができる。また、第1押面部の横幅が従来の屋内用のものに比べて小さいが、第1押面部の形状を縦長にすることにより、全体としての接触面積が小さくなることもない。これにより、開閉ゲートの第1押面部をしっかりと縦枠に接触させ、開閉ゲートを掃き出し窓に強固に固定することができる。なお、上記の「縦長」とは、回転しても常に縦が長いという意味ではなく、ある一の方向を横方向とし、この横方向に直角な方向を縦方向とした場合に、縦方向の寸法が横方向の寸法よりも長いという意味である。
また、上記の開閉ゲートにおいて、正面から見て左右の他端から外側へ伸長可能に設けられた第2伸長部材をさらに備え、前記第2伸長部材は先端部分に第2押面部を有し、前記第2押面部の先端面には、伸長方向へ突出する係止部が形成されるように構成してもよい。かかる構成によれば、第2伸長部材を伸長させて第2押面部の先端面を引戸に接触させたとき、係止片を引戸に引っ掛かるように位置させることができる。これにより、開閉ゲートに前後方向の力がかかったとしても、係止片が引戸に引っかかることにより、開閉ゲートが掃き出し窓から外れるのを防止することができる。
本発明によれば、開閉ゲートの下フレーム部を掃き出し窓のレール部分にしっかりと固定することができる。よって、掃き出し窓に安定して設置することができる開閉ゲートを提供することができる。
本発明の実施形態に係る開閉ゲートの正面図である。 本発明の実施形態に係る嵌め込み部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1伸張部材周辺の分解図である。 本発明の実施形態に係る第2伸張部材周辺の分解図である。 本発明の実施形態に係る開閉ゲートの取り付け状態を示した概略横断面図であり、(a)は引戸を開けた状態を示しており、(b)は引戸を閉めた状態を示している。 本発明の実施形態に係る嵌め込み部の使用状態を示した斜め側面図である。
以下、本発明に係る開閉ゲートの実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(開閉ゲートの構造)
まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係る開閉ゲート1の構成について説明する。本実施形態に係る開閉ゲート1は、下フレーム部2と、第1縦フレーム部3と、第2縦フレーム部4と、開閉ドア5と、嵌め込み部6と、第1伸長部材7と、第2伸長部材8と、を備えている。以下、各構成要素について順に説明する。
下フレーム部2は、開閉ゲート1の下方部分に位置する部材である。下フレーム部2は棒状の形状を有しており水平方向に伸びている。また、下フレーム部2は、一端側(図1では紙面右側)に第1縦フレーム部3が連結されており、他端側(図1では紙面左側)に第2縦フレーム部4が連結されている。別の言い方をすれば、下フレーム部2は、第1縦フレーム部3と第2縦フレーム部4とをつなぐ連結部材としての役割を果たしている。なお、本実施形態において、第1縦フレーム部3と第2縦フレーム部4とを直接つなぐ部材は下フレーム部2以外には存在しないため、下フレーム部2は開閉ゲート1の剛性を保つうえで重要な部材である。また、下フレーム部2の厚みは20〜30mmであることが望ましい。後述するように、下フレーム部2が引戸102(図5(b)参照)と干渉しないようにするためである。さらに、下フレーム部2の両端面の2箇所には挿入穴9が形成されており、これらの両挿入穴9に隣接して同軸上に回転ナット10が設けられている。この回転ナット10は、下フレーム部2に対して回転可能に取り付けられており、その中央には雌ねじが形成されている。
第1縦フレーム部3は、開閉ゲート1の右左の一方であって第2縦フレーム部4と反対側に位置する部材である(図1では紙面右側に位置している。)。第1縦フレーム部3は、下フレーム部2の端部に連結しており、鉛直方向に伸びている。本実施形態に係る第1縦フレーム部3は、2本の縦棒部材11と、これらを上方でつなぐ横棒部材12とによって形成されている。なお、第1縦フレーム部3は図1に図示する場合とは異なり板状の部材により形成することもできるが、本実施形態のように各棒部材11、12によって形成すれば、掃き出し窓100(図5(a)(b)参照)を介して入る外からの光が遮られることはない。また、第1縦フレーム部3の厚みは、下フレーム部2と同様に、引戸102(図5(b)参照)と干渉しないように20〜30mmであることが望ましい。さらに、第1縦フレーム部3の横棒部材12の外側端面には挿入穴13が形成されており、この挿入穴13に隣接して同軸上に回転ナット10が設けられている。この回転ナット10は、横棒部材12に対して回転可能に取り付けられており、その中央には雌ねじが形成されている。
第2縦フレーム部4は、開閉ゲート1の右左の一方であって第1縦フレーム部3と反対側に位置する部材である(図1では紙面左側に位置している。)。第2縦フレーム部4は、下フレーム部2の端部に連結しており、鉛直方向に伸びている。本実施形態に係る第2縦フレーム部4は、第1縦フレーム部3と同様に、2本の縦棒部材14と、これらを上方でつなぐ横棒部材15とによって形成されている。第2縦フレーム部4についても、板状の部材により形成することもできるが、本実施形態のように各棒部材14、15によって形成すれば掃き出し窓100(図5(a)(b)参照)を介して入る外からの光が遮られることはない。また、第2縦フレーム部4の厚みは、下フレーム部2等と同様に、引戸102(図5(b)参照)と干渉しないように20〜30mmであることが望ましい。さらに、第2縦フレーム部4の横棒部材15の外側端面には挿入穴16が形成されており、この挿入穴16に隣接して同軸上に回転ナット10が設けられている。この回転ナット10は、横棒部材15に対して回転可能に取り付けられており、その中央には雌ねじが形成されている。
開閉ドア5は、開閉ゲート1の中央に位置するドア部材である。開閉ドア5は、複数の縦棒部材17と、これらを上方でつなぐ上横棒部材18と、下方でつなぐ下横棒部材19によって構成されている。開閉ドア5もまた板状の部材により形成することもできるが、本実施形態のように各棒部材17〜19によって形成すれば掃き出し窓100(図5(a)(b)参照)を介して入る外からの光が遮られることはない。また、第2縦フレーム部4の横棒部材15と開閉ドア5の上横棒部材18との間には、内部の軸部材21を軸として両側の部材(横棒部材15及び上横棒部材18)を互いに揺動可能に接続するヒンジ装置20が設けられている。さらに、開閉ドア5の下横棒部材19の下面のうち上記のヒンジ装置20の下方にあたる部分には鉛直下方に伸びる軸棒22が固定されているとともに、下フレーム部2の上面のうちこの軸棒22に対応する位置に軸受穴23が設けられている。かかる構成により、開閉ドア5は、ヒンジ装置20の軸部材21及び軸棒22を回転軸として開閉動作を行うことができる。
また、第1縦フレーム部3の横棒部材12と開閉ドア5の上横棒部材18との間にはラッチ装置24が設けられており、開閉ドア5が閉められると自動的に開閉ドア5が第1縦フレーム部3に係止した状態(空締り状態)となる。そして、ラッチ装置24の上面に設けられた開閉ボタン25を押すことにより空締り状態が解除される。さらに、開閉ドア5の下横棒部材19の下面のうち、第1縦フレーム部3側の部分には上下に作動するロックバー26が設けられているとともに、下フレーム部2の上面のうち前記のロックバー26に対応する部分にはロックバー挿入穴27が形成されている。そして、ロックバー26は先端が球状に形成されており、図示しない付勢部材により下方に付勢されている。これにより、開閉ドア5が閉まる際には、ロックバー26は先端が下フレーム部2に接触することにより一旦上方に移動し、その後ロックバー挿入穴27に入り込むことになる。ロックバー26がロックバー挿入穴27に挿入された状態では、水平方向の移動のみでは開閉ドア5を開けることができない。なお、開閉ドア5は上方にわずかに浮かすことができるように構成されており、開閉ドア5を上方に移動させつつ開けるようにすれば、開閉ドア5を開けることができる。
嵌め込み部6は、下フレーム部2の下面に位置する部材である。本実施形態では、図1に示すように、嵌め込み部6は、下フレーム部2の下面のうち、第1縦フレーム部3付近及び第2縦フレーム部4付近の2箇所に設けられている。2箇所に設けられた嵌め込み部6は、同じ形状を有しており、図2に示すようにその中央部分に嵌め込み溝28を有している。この嵌め込み溝28は、正面から見て横方向に伸びており、溝幅は掃き出し窓100のレール105の幅に略等しく形成されている(図6参照)。具体的には、嵌め込み溝28の横幅は、2〜4mmに形成されている。また、本実施形態では、嵌め込み溝28の溝幅は、先端部分を除いて、ほぼ同じになるよう形成されているが、底部分から先端部に向かうに従って徐々に溝幅が広くなるよう形成してもよい。なお、嵌め込み部6は、貫通孔34を介して図示しないボルトによって下フレーム部2に固定される。
第1伸長部材7は、突っ張ることで開閉ゲート1を安定させるための部材である。本実施形態に係る第1伸長部材7は、下フレーム部2の一方の端面(図1では紙面右側の端面)と、第1縦フレーム部3の横棒部材12の外側端面との2箇所に設けられている。図3に示すように、本実施形態に係る第1伸長部材7は、雄ねじが形成された軸部29と、先端部分に位置する第1押面部30とを有している。なお、図3は、第1縦フレーム部3の挿入穴13の周辺を図示しているが、下フレーム部2の第1縦フレーム部3側に位置する挿入穴9の周辺も基本的に同じ構造である。第1押面部30は縦長の楕円形状を有しており、本実施形態では横幅が28mmに形成されているが、横幅は20〜30mmであることが望ましい。これは、後述するように、第1押面部30は掃き出し窓100の縦材107に設けられた幅およそ32mmの収容溝109(図5(a)(b)参照)に挿入するためである。また、第1伸長部材7は、下フレーム部2や第1縦フレーム部3に取り付けられた回転ナット10にねじ込まれており、根元部分にあたる軸部29は挿入穴9、13(図1参照)に挿入されている。そして、回転ナット10を第1伸長部材7に対して回転させることで(第1伸長部材7を回転させない状態で回転ナット10を回転させることで)、第1伸長部材7を外側へ伸長させ、また、収縮させることができる。
第2伸長部材8は、突っ張ることで開閉ゲート1を安定させるための部材である。本実施形態に係る第2伸長部材8は、下フレーム部2の他方の端面(図1では紙面左側の端面)と、第2縦フレーム部4の横棒部材15の端面部分との2箇所に設けられている。図4に示すように、本実施形態に係る第2伸長部材8は、雄ねじが形成された軸部31と、先端部分に位置する第2押面部32とを有している。なお、図4は、第2縦フレーム部4の挿入穴16の周辺を図示しているが、下フレーム部2の第2縦フレーム部4側に位置する挿入穴9の周辺も基本的に同じ構造である。第2押面部32は長方形の形状を有しており、第2押面部32の先端面には、伸長方向へ突出する係止部33が形成されている。係止部33は、直線状の形状を有しており、先端面の端部に位置している。つまり、第2押面部32は、断面L字状に形成されている。また、第2伸長部材8は、下フレーム部2の及び第2縦フレーム部4に取り付けられた回転ナット10にねじ込まれており、根元部分にあたる軸部31は挿入穴9、16(図1参照)に挿入されている。そして、回転ナット10を第2伸長部材8に対して回転させることで(第2伸長部材8を回転させない状態で回転ナット10を回転させることで)、第2伸長部材8を外側へ伸長させ、また、収縮させることができる。
以上が、本実施形態に係る開閉ゲートの構成である。
(開閉ゲートの取付け方法)
次に、図5及び図6を参照して、本実施形態に係る開閉ゲート1の掃き出し窓100への取り付け方法について説明する。ここで開閉ゲート1を取り付ける掃き出し窓100は、図5(a)(b)に示すように、引き違えて開閉を行う2枚の引戸101、102と、その2枚の引戸101、102を囲むように形成された枠材103とから主に構成されている。そして、図6に示すように、枠材103のうち下方に位置する下枠104には断面凸状のレール105とその周辺部分からなるレール部分106が形成されており、左右両側に位置する縦枠107、108の内側には引戸101、102を閉めたときに引戸101、102の先端部分が収容される収容溝109、110が形成されている。さらに、本実施形態では、掃き出し窓100の外側(屋外側)に網戸111が取り付けられている。なお、図5(a)(b)において紙面上方が屋外側であり、紙面下方が屋内側である。
まず、図5(a)に示すように、開閉ゲート1を屋外側の引戸101と縦枠107との間に仮置きする。このとき、仮置きする方向に注意が必要である。すなわち、開閉ゲート1のうち第1伸長部材7が設けられている部分が縦枠107側に位置し、第2伸長部材8が引戸101側に位置するようにして、開閉ゲート1を仮置きする。
続いて、図6に示すように、開閉ゲート1の嵌め込み部6に形成された嵌め込み溝28に下枠104のレール105を挿入する。上記のように、嵌め込み溝28の溝幅はレール105の幅に略等しく形成されているため、嵌め込み溝28にレール105が挿入されると開閉ゲート1の下フレーム部2は掃き出し窓100の下枠104に固定される。これにより、開閉ゲート1は、少なくとも前後方向(図5(a)(b)の紙面上下方向)への移動が制限される。なお、嵌め込み溝28の溝幅が底部分から先端部に向かって広がるように形成されている場合、レール105を嵌め込み溝28に挿入すると、レール105の厚みに対応する溝幅の位置で停止する。かかる構成によれば、製品の違いによる掃き出し窓100のレール105の厚みの違いに影響されることなく、レール105を嵌め込み溝28にしっかりと固定することができる。
続いて、図5に戻って、第1伸長部材7を縦枠107に向かって伸長させる。上記のように、回転ナット10(図3参照)を回転させれば、第1伸長部材7を外側(縦枠107側)へ伸長させることができる。そして、第1伸長部材7の第1押面部30を縦枠107の内側に設けられた収容溝109に進入させる。収容溝109の溝幅は、一般的な掃き出し窓100では32mm程度であるため、本実施形態のように第1押面部30の横幅が20〜30mmに形成されていれば、第1押面部30を収容溝109に進入させることができる。そして、第1伸長部材7をさらに伸長させて、第1押面部30の先端面を収容溝109の底面に強く接触させる。なお、本実施形態に係る第1押面部30の横幅は、家庭用として市販されている従来の開閉ゲートのものに比べて小さいが、形状を縦長にすることにより、十分な接触面積を確保でき、第1押面部30を収容溝109の底面にしっかりと押し当てることができる。
続いて、第2伸長部材8を引戸101に向かって伸長させる。上記のように、回転ナット10(図4参照)を回転させれば、第2伸長部材8を外側(引戸101側)へ伸長させることができる。そして、引戸101の端面(図5では紙面左側の端面)に第2押面部32の先端面を接触させる。このとき、第2押面部32の係止部33は、引戸101の端面に接することなく、引戸101の端面の屋内側、すなわち2枚の引戸101、102の間に位置させる。このように取り付けることにより、例えば開閉ゲート1に子供が寄り掛かるなどして、屋内側から屋外側へ力がかかったとしても、係止部33が外側の引戸101の先端部分に引っ掛かる(係止する)ことにより、開閉ゲート1が屋外側へ外れることはない。このように、第1伸長部材7を伸長させる(突っ張る)とともに、第2伸長部材8を伸長させる(突っ張る)ことにより、開閉ゲート1を安定して掃き出し窓100に設置することができる。
以上のように、本実施形態に係る開閉ゲート1は、掃き出し窓100のレール105に嵌め込み可能な嵌め込み部6を有するとともに、掃き出し窓100の枠材103の形状に対応させた第1伸長部材7、及び引戸101の形状に対応させた第2伸長部材8を有するため、開閉ゲート1を掃き出し窓100に安定して設置することができる。そして、上記のように、本実施形態に係る下フレーム部2、第1縦フレーム部3、第2縦フレーム部4、及び開閉ドア5の厚みをそれぞれ20〜30mmになるよう構成することにより、その厚みは引戸101、102の厚みと同じか、それよりもより小さくなるため、図5(b)に示すように開閉ゲート1が固定された引戸101とは異なる方の引戸102の開閉を阻害することもなく、また、図5(a)(b)に示すように網戸111が取り付けられている場合も、網戸111を自由に開閉することができる。
なお、以上では、係止部33が引戸101の室内側に位置するようにして開閉ゲート1を掃き出し窓100に設置する場合について説明したが、ペットがベランダ側から室内側へ侵入するのを防止する場合など、開閉ゲート1が主に屋外側から屋内側に力がかかるような場合には、係止部33が屋外側に位置するように設置するのが望ましい。また、以上では、開閉ゲート1を屋外側の引戸101に取り付ける場合について説明したが、屋内側の引戸102に取り付けるようにしてもよい。
以上、本発明に係る実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上記の実施形態では、嵌め込み部6の嵌め込み溝28に下枠104のレール105を挿入することにより、嵌め込み部6をレール部分106に嵌め込む場合について説明したが、嵌め込み部6の形状をレール105脇の溝の形状に対応させて形成し、その溝に嵌め込み部6を挿入することによって、嵌め込み部6をレール部分106に嵌め込むようにしてもよい。要は、掃き出し窓100の下枠104に形成されたレール部分106の凹凸形状に対応して嵌め込み部6を形成することにより、その嵌め込み部6がレール部分106に嵌め込み可能な構成であればよい。
本発明によれば、掃き出し窓に安定して設置することができる開閉ゲートを提供することができる。よって、本発明は、開閉ゲートの技術分野において有益である。
1 開閉ゲート
2 下フレーム部
3 第1縦フレーム部
4 第2縦フレーム部
5 開閉ドア
6 嵌め込み部
7 第1伸長部材
8 第2伸長部材
28 嵌め込み溝
30 第1押面部
32 第2押面部
33 係止部
100 掃き出し窓
101 引戸
102 引戸
103 枠材
104 下枠
105 レール
106 レール部分
107 縦枠
108 縦枠
109 収容溝
110 収容溝

Claims (5)

  1. 水平方向に伸びる下フレーム部と、
    前記下フレーム部の一端に連結され鉛直上方に伸びる第1縦フレーム部と、
    前記下フレーム部の他端に連結され鉛直上方に伸びる第2縦フレーム部と、
    前記第1縦フレーム部と第2縦フレーム部の間で開閉作動する開閉ドアと、
    前記下フレーム部の下面に設けられた嵌め込み部と、を備え、
    前記嵌め込み部は、掃き出し窓の下枠に設けられたレール部分に嵌め込むことができるよう構成されている、
    開閉ゲート。
  2. 前記嵌め込み部は、正面から見て横方向に伸びる嵌め込み溝を有し、
    前記嵌め込み溝は、前記レール部分に設けられた断面凸状のレールを挿入できるよう形成されている、
    請求項1に記載の開閉ゲート。
  3. 前記嵌め込み溝は底部分から先端部に向かって徐々に広くなるよう形成されている、
    請求項2に記載の開閉ゲート。
  4. 正面から見て左右の一端から外側へ伸長可能に設けられた第1伸長部材をさらに備え、
    前記第1伸長部材は先端部分に第1押面部を有し、
    前記第1押面部は縦長であって、横幅が20〜30mmに形成されている、
    請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載の開閉ゲート。
  5. 正面から見て左右の他端から外側へ伸長可能に設けられた第2伸長部材をさらに備え、
    前記第2伸長部材は先端部分に第2押面部を有し、
    前記第2押面部の先端面には、伸長方向へ突出する係止部が形成されている、
    請求項1乃至4のうちいずれか一の項に記載の開閉ゲート。
JP2009268015A 2009-11-25 2009-11-25 開閉ゲート Pending JP2011111775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009268015A JP2011111775A (ja) 2009-11-25 2009-11-25 開閉ゲート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009268015A JP2011111775A (ja) 2009-11-25 2009-11-25 開閉ゲート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011111775A true JP2011111775A (ja) 2011-06-09

Family

ID=44234325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009268015A Pending JP2011111775A (ja) 2009-11-25 2009-11-25 開閉ゲート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011111775A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8615928B2 (en) Safety gate
US10947774B1 (en) Free standing sliding panel footed barrier
US8607502B2 (en) Gate apparatus with springless automatic return gate
US20120255234A1 (en) Safety gate
US11585132B2 (en) Magnetic safety gate latch
US7150244B2 (en) Window adaptable pet door
US7396056B2 (en) Childproof gate lock
KR200397158Y1 (ko) 방충창용 모서리 고정구
US20150096258A1 (en) Door assembly
US20170292325A1 (en) Barrier gate pressure fit extension mechanism
JP2011111775A (ja) 開閉ゲート
KR200460717Y1 (ko) 창틀 이탈방지 기능을 갖는 문틀프레임
KR101133264B1 (ko) 이탈방지용 샷시문
EP1635009A2 (en) Hinged wall access panel
KR102214744B1 (ko) 가구와 천장 사이의 틈새 가림장치
JP6297422B2 (ja) サッシ
KR102206070B1 (ko) 방충창 이탈방지용 스토퍼 및 이를 구비한 창호
JP2018105103A (ja) 戸車及び建具
KR101574230B1 (ko) 양개 방화문의 작은 방화문 고정장치
JP7055036B2 (ja) 建具
JP6043170B2 (ja) 開口部装置
KR101321121B1 (ko) 돌출되지 않게 설치되는 경첩
US20200224489A1 (en) Pet Door Apparatus
JP6749833B2 (ja) 建具
KR200486677Y1 (ko) 풀다운창이 결합된 미서기창