JP2011107878A - 位置検出装置、位置検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像された画像から、計算コストを軽減し、かつ、高精度、高速に位置検出ができる位置検出装置、位置検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】位置検出装置10は、画像データ取り込み部101と、テンプレート生成部102と、特徴点抽出部103と、計算対象領域抽出部104と、テンプレート・マッチング部105と、基準点座標・回転角度検出部106と、画像出力部107とから構成されている。また、位置検出装置10には、モデルおよび入力画像を撮像するカメラ11と、位置検出結果を表示する画像表示装置13が接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置検出装置、位置検出方法に関する。
カメラ等で撮像された画像を用いて位置検出方法は、例えば、撮像された画像からLaplacianフィルター等を用いて特徴点情報を抽出し、抽出された特徴点情報を二値化し、二値化された特徴点情報を用いて、「直線」、「円」を検出するハフ変換、任意の形状を検出する一般化ハフ変換、相関によるテンプレート・マッチングなどが知られている。
これらの位置検出方法の中でも、任意の形状を検出できる一般化ハフ変換は、道路標識の認識や、文字認識、部品識別など適用範囲が非常に広い。一般化ハフ変換では、検出対象となるモデルの画像をモデル画像として、位置検出装置に登録する。モデル画像の情報を登録後、検出物体の撮像を行い、撮像された画像から一般ハフ変換の手法を用いて検出物体の種別の識別や位置、および回転角度を検出する。
図15を用いて、一般化ハフ変換を用いた検出物体(図形)の位置検出方法の概要を説明する。一般化ハフ変換では、まずモデル画像の登録を行う。図15のように、画像処理されたモデル画像に対して1つの基準点aを設定して、図形上の任意の特徴点xを、その点でのエッジの接線とxaのベクトルとのなす角θ、およびxaのベクトルの距離rで表す。複数の特徴点についてθとrを求め、これらを関連付けモデル画像情報として登録する。
次に、検出する図形が含まれた画像をカメラで撮像して、撮像された画像に対して画像処理により特徴点を抽出する。抽出された複数あるいはすべての特徴点について、各特徴点のエッジの接線を求める。そして、任意の特徴点がモデル画像のどこかの特徴点であると仮定して、登録されたモデル画像情報(θとr)とモデル画像の回転角度(0゜〜360゜)を対応させてベクトルを生成する。生成されたベクトルを、このベクトルの組合せで表現されるパラメーター空間内の領域に1票として投票する。
回転角度ごとに投票がおこなわれた結果、回転角度の仮定がもっとも正しい場合、投票空間での基準点への投票数が多くなる。検出物体(図形)の特徴点に関する投票が終了後、パラメーター空間での閾値を設定して、もっとも投票が多かった座標を抽出して、検出物体(図形)の基準点の座標と回転角度を求める。これらの手続きにより、検出物体(図形)の種別の識別と位置、および回転角度を検出することができる(例えば、非特許文献1参照)。
テンプレート・マッチングは、まずモデル画像を登録する。この登録されたモデル画像からテンプレートを生成する。次に、撮像された画像全体に対して生成されたテンプレートを、位置や回転角度、および大きさを変えて重ね合わせることにより比較照合(マッチング)を行い、最も相違度の低い(または類似度の高い)画像領域を抽出することで、検出したい図形の位置を検出することができる。相違度あるいは類似度の比較には、SAD(輝度の絶対差の総和;Sum of Absolute Differences)やSSD(輝度の絶対さの2乗和;Sum of Squared Differences)、またはNCC(正規化相互相関関数;Normalize cross correlation)等が用いられる。
また、検出したい対象の図形の大きさや回転角度が未知の場合は、様々の大きさや回転角度のテンプレートを用意し、各々のテンプレートを用いてマッチングを行うことで、検出したい図形の位置や回転角度を検出することができる。(例えば、非特許文献2参照)。
安居院猛、中嶋正之、「画像情報処理」、森北出版、1991年2月25日、p117−118 田村秀行、「コンピュータ画像処理」、オーム社、2002年12月20日、p252−254
一般化ハフ変換を用いて精度良く図形の位置検出を検出するためには、前処理での特徴点の位置座標を精密に検出する必要があり、さらに、ハフ変換の投票におけるモデル画像情報の回転角度を細かくして比較する必要がある。このため、検出位置精度を上げるには、計算コスト(演算量、演算時間、使用メモリ容量等)の増大を招くという課題があった。
また、テンプレート・マッチングを用いて精度良く図形の位置検出するためには、撮像された画像全体に対して、大きさ(拡大率、縮小率)の比率間隔、および回転角度の間隔を細かくした多数のテンプレートを用意し、各々のテンプレートを用いてマッチングを行う必要がある。このため、検出位置精度を上げるには、計算コストの増大を招くという課題があった。
このため、ハフ変換またはテンプレート・マッチングを用いて精度良く、かつ計算コストを下げて図形の位置検出するためには、ハフ変換またはテンプレート・マッチングを用いて荒い精度で位置検出を行い、その後、別の方法で検出位置精度を高める等の工夫が行われている。しかしながら、どちらの場合も一般化ハフ変換またはテンプレート・マッチングのみの検出を行った後、精度を上げるための精密な再検出を行う必要があるため、計算コストが増大するという課題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、計算コストを削減し、高精度かつ高速に図形の位置、回転角度を検出することが可能な位置検出装置、位置検出方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、対象物のモデルを含むモデル画像情報から生成されたテンプレートを用いて、マッチング対象である入力画像に対してテンプレート・マッチングを行うことにより前記対象物の位置を検出する位置検出装置において、
前記モデル画像を用いて、前記対象物の輪郭を構成する複数の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、前記特徴点抽出部で抽出された特徴点の数が予め定められた閾値より多い前記モデル画像内の計算対象領域を抽出する計算対象領域抽出部と、前記入力画像の前記計算対象領域抽出部で抽出された計算対象領域に対してテンプレート・マッチングを行うテンプレート・マッチング部と、前記テンプレート・マッチング部のテンプレート・マッチング結果に基づき、前記入力画像に前記対象物が含まれている場合、前記対象物の大きさ、位置および回転角度を検出する位置検出部とを備えることを特徴としている。
また、本発明は、位置検出装置において、前記計算対象領域抽出部における閾値は、前記モデル画像の前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点の密度を算出し、前記算出された前記特徴点の密度に基づき算出された閾値であることを特徴としている。
また、本発明は、位置検出装置において、前記計算対象領域抽出部は、前記特徴点抽出部が抽出した前記モデル画像の特徴点が回転した場合、変化量が大きい前記モデル画像の周辺部の前記特徴点を含む計算対象領域を抽出することを特徴としている。
また、本発明は、対象物のモデルを含むモデル画像情報から生成されたテンプレートを用いて、マッチング対象である入力画像に対してテンプレート・マッチングを行うことにより前記対象物の位置を検出する方法において、
前記モデル画像を用いて、前記対象物の輪郭を構成する複数の特徴点を抽出する特徴点抽出工程と、前記特徴点抽出工程で抽出された特徴点の数が予め定められた閾値より多い前記モデル画像内の計算対象領域を抽出する計算対象領域抽出工程と、前記入力画像の前記計算対象領域抽出工程で抽出された計算対象領域に対してテンプレート・マッチングを行うテンプレート・マッチング工程と、前記テンプレート・マッチング工程のテンプレート・マッチング結果に基づき、前記入力画像に前記対象物が含まれている場合、前記対象物の大きさ、位置および回転角度を検出する位置検出工程と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、検出画面の全画面に対してテンプレート・マッチング処理を行わなくても、モデルに応じた計算対象領域を設定することで、全画面でテンプレート・マッチング処理を行う場合より高速に検出物体の位置検出が可能になる。また、テンプレート・マッチング処理を行う領域を全画面ではなく、特定の領域にしたため、テンプレート・マッチング処理におけるテンプレートの拡大処理や回転処理を細かく設定しても、従来の全画面に対してテンプレート・マッチング処理を行うより計算コストが少ないため、高精度な検出が可能になる。
本発明の実施形態に係る位置検出装置の構成の一例を示す図である。 相違度を説明する図である。 同実施形態に係るカメラで撮像されたモデル画像の一例を示す図である。 同実施形態に係る特徴点抽出部2がモデル画像から抽出した特徴点の例を説明する図である。 同実施形態に係る検出物体が平行移動した検出画像の一例である。 同実施形態に係る検出物体がモデル画像に対して回転している一例を示す図である。 同実施形態に係る解像度の影響を説明する図である。 同実施形態に係る位置検出手順のフローチャートである。 同実施形態に係る位置検出手順のフローチャートである 同実施形態に係るモデル画像における計算対象領域の一例を説明する図である。 同実施形態に係るモデル画像における計算対象領域の一例を説明する図である。 同実施形態に係る他の計算対象領域の一例を説明する図である。 同実施形態に係る他の計算対象領域の一例を説明する図である。 同実施形態に係る他の計算対象領域の例を説明する図である。 一般化ハフ変換を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図14を用いて説明する。なお、本発明は係る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
図1は、本実施形態における位置検出装置10のシステム全体の一例を示す概略図である。図1のように、位置検出装置10は、画像データ取り込み部101と、テンプレート生成部102と、特徴点抽出部103と、計算対象領域抽出部104と、テンプレート・マッチング部105と、基準点座標・回転角度検出部106と、画像出力部107と、DB(データベース)部108とから構成されている。また、位置検出装置10には、モデルおよび入力画像を撮像するカメラ11と、位置検出結果を表示する画像表示装置13が接続されている。
カメラ11は、例えば受光レンズとCCDカメラ等で構成され、モデルもしくは検出物体の画像を撮影し、撮影した画像データを位置検出装置10に送信する。画像表示装置13は、位置検出装置10から位置検出結果の表示用の画像が入力され、入力された画像を表示する。
画像データ取り込み部101は、カメラ11により撮影されたモデルのモデル画像もしくは入力画像(探索画像)を取り込み、取り込んだモデル画像もしくは入力画像をテンプレート生成部102とテンプレート・マッチング部105に出力する。
テンプレート生成部102は、画像取り込み部101が取り込んだモデル画像、あるいは予め取得したモデル画像をDB108から取り込む。また、テンプレート生成部102は、取り込んだ入力画像あるいはDB108から取り込んだモデル画像を用いて、テンプレート・マッチングで使用するためのテンプレート画像を生成し、生成したテンプレート画像をテンプレート・マッチング部105に出力する。
特徴点抽出部103は、テンプレート生成部102が生成したテンプレート画像を取り込む。また、特徴点抽出部103は、取り込んだテンプレート画像にLaplacianフィルター等を用いて画像処理を行い、モデルの特徴点を抽出する。また、特徴点抽出部103は、画像処理により抽出された複数あるいはすべての特徴点に関して、特徴点の座標、および輝度情報等を含む特徴点情報を計算対象領域抽出部104に出力する。
計算対象領域抽出部104は、特徴点抽出部103が抽出したモデルの特徴点情報を取り込む。また、計算対象領域抽出部104は、取り込んだモデルの特徴点情報を用いて閾値以上の特徴点が存在する領域を抽出する。なお、ここで使用する閾値は、予め定めておくか、モデル画像から抽出した特徴点の密度を算出して、算出した密度に基づいて閾値を設定するようにしても良い。また、計算対象領域の大きさは、予め定めておくか、モデル画像から抽出された特徴点の密度を算出して、算出した密度に基づいて計算対象領域の大きさを設定するようにしても良い。また、計算対象領域は、モデル画像が回転した場合に、後述するように特徴点の変化量(移動量)が大きな領域を設定する。
また、計算対象領域抽出部104は、抽出した計算対象領域に関する情報(計算対象領域の全ての画素の座標、計算対象領域の重心座標など)をテンプレート・マッチング部105に出力する。
テンプレート・マッチング部105は、テンプレート生成部102が生成したテンプレート画像と、計算対象領域抽出部104が抽出した計算対象領域に関する情報と、画像取り込み部101が取り込んだ入力画像とを取り込む。また、テンプレート・マッチング部105は、取り込んだテンプレート画像と、計算対象領域に関する情報と、入力画像とを用いて、入力画像とモデルとのテンプレート・マッチングを行い、相違度を求める。ただし、本実施形態におけるテンプレート・マッチングは、検出画像の全画面に行うのではなく、計算対象領域に関する情報に基づき、計算対象領域に対してのみ行う。
図2は、相違度を説明する図である。図2に示すように、検出しようとする対象を表すテンプレートt(x,y)を画像f(x,y)中の点(u,v)の位置に重なるようにし、t(x,y)とそれに重なる画像部分の相違度は、例えば次式(1)〜式(3)により算出する。
Figure 2011107878
Figure 2011107878
Figure 2011107878
または、検出物体とモデルとのテンプレート・マッチングを行って類似度を求める。類似度は、例えばSAD(輝度の絶対差の総和)を、次式(4)を用いて算出する。式(2)において、I(i,j)はモデル画像の各画素(i,j)の輝度値であり、I(i,j)は検出画像の各画素(i,j)の輝度値である。
Figure 2011107878
また、テンプレート・マッチング部105は、計算対象領域の全ての画素に対して相違度または類似度を算出し、算出した相違度または類似度をその座標と関連付けた配列変数Dとして、基準点座標・回転角度検出部106に出力する。
基準点座標・回転角度検出部106は、テンプレート・マッチング部105が算出した相違度または類似度の配列変数Dを取り込む。また、基準点座標・回転角度検出部106は、取り込んだ配列変数Dから閾値以下の相違度を抽出し、抽出した閾値以下の相違度の極小値を求める。または、基準点座標・回転角度検出部106は、入力された配列変数Dから閾値以上の類似度を抽出し、抽出した閾値以上の類似度の極大値を求める。この閾値は、予め定められた値を用いるか、あるいは、モデル画像に基づき最適な閾値を生成して使用する。
また、基準点座標・回転角度検出部106は、求めた相違度の極小値に基づき、検出物体の位置座標、回転角度、大きさ(拡大率または縮小率)を検出する。または、基準点座標・回転角度検出部106は、求めた類似度の極大値に基づき、検出物体の位置座標、回転角度、大きさ(拡大率または縮小率)を検出する。また、基準点座標・回転角度検出部106は、算出した検出物体の位置座標、回転角度、大きさ(拡大率または縮小率)に関する情報を画像出力部107に出力する。
画像出力部107は、基準点座標・回転角度検出部106が検出した位置情報を取り込み、取り込んだ位置情報を用いて位置検出結果を表示する情報を生成して、画像表示装置12に出力する。
画像表示装置13は、画像出力部107が生成した位置検出結果を表示する情報を取り込み、取り込んだ位置検出結果を表示する情報を表示する。
次に、テンプレート・マッチングにおいて、モデル画像の全画面を、マッチングを行う対象としなくても検出物体の位置や回転角度が検出できる理由を図3〜図7を用いて説明する。図3は、カメラ11で撮像されたモデル画像の一例を示す図である。図3のように、撮像されたモデル画像201には、図形(モデル)202が含まれている。
次に、図4は、特徴点抽出部102がモデル画像201から抽出した特徴点221a〜pの例を説明する図である。図4において、基準点211はモデル画像201の重心(図心であっても可)である。図4のように、モデル202が、突起部や交差部などが特徴的な形状を有する図形の場合、モデル画像201の全体を比較しなくても、これらの特徴的な複数の部分のみ抽出して、モデル画像201と検出画像で比較すれば、検出したい物体の位置の検出できる。
図5は、モデル202を平行移動した検出画像231の一例である。図5では、検出物体の大きさおよび回転角度は図4のモデル画像201と同じであり、検出物体233を右に平行移動しただけである。図5において、図形202は移動前のモデルであり、図形233は移動後の検出物体の図形であり、特徴点221oと221p(+字マーク)は移動前のモデルの特徴点であり、特徴点241oと241p(×マーク)は移動後の検出物体233の特徴点である。この場合、特徴点の移動量(221oから241o、または221pから241p)は、検出画像231内で同じであり、すなわち検出画像231全体に対して相違度を求めても、特徴点を含む検出画像の一部、例えば領域237の範囲で相違度を求めても相違度としては同一である。すなわち、検出物体を検出する上で重要な複数の特徴点が存在する範囲のみで相違度を算出して位置検出を行うことも可能であり、検出のための計算コストを軽減できる。
次に、検出物体が回転している場合について、図6を用いて説明する。図6は、検出物体253がモデル画像に対して回転している一例を示す図である。図6のように、モデル画像に対して検出物体253は反時計回りで回転している。図6において、特徴点261jと261pについて注目すると、基準点211から近い距離r1にある特徴点221j(+字マーク)は、回転後に特徴点261j(×マーク)に回転移動する。一方、基準点211から遠い距離r2にある特徴点221p(+字マーク)は、回転後に特徴点261p(×マーク)に回転移動する。回転による特徴点の移動量は、基準点211からの半径に依存し、r1の位置にある特徴点よりr2の位置にある特徴点の方が、回転移動量は大きい。
また、位置検出は、カメラ11及び位置検出装置10内の解像度の影響も受ける。図7は、解像度の影響を説明する図である。例えば、図7のように直線が検出画像内に存在し、この直線が5度の回転角度を有している特徴点303の場合、基準点301から半径r3の位置では解像度上、回転移動していないのと同じ座標305を有するため移動量が検出できない。一方、基準点301から半径r4の位置では、座標307を有するので移動量が検出できる。すなわち、モデル画像に対して検出物体が回転している場合、基準点近くで相違度を求めても、上述したように解像度の影響により回転していること、すなわち本来あるべき位置に特徴点の座標および回転角度が検出できない場合も発生する。これらは結果として誤差やノイズとなり、計算コストの増大を招いている。このため、モデル画像全体の相違度を算出するのではなく、特徴点の移動量が大きく、かつノイズになりにくい位置のみを相違度の演算対象、すなわち計算対象領域として、テンプレート・マッチングを行うことにより、高精度、かつ高速に検出物体の位置や回転角度を算出できる。
次に、検出物体の位置を検出する手順を、図8〜図11を用いて説明する。図8と9は、位置検出手順のフローチャートである。図10と図11は、モデル画像における計算対象領域の一例を説明する図である。
まず、カメラ11でモデルの画像を撮影して、位置検出装置10の画像データ取り込み部101が撮影されたモデル画像を取り込む(ステップS1)。また、画像データ取り込み部101は、取り込んだモデル画像をテンプレート生成部102に出力する。
次に、テンプレート生成部102は、画像データ取り込み部101が取り込んだ画像データを取り込む。また、テンプレート生成部102は、取り込んだ画像データを用いてテンプレート画像を生成する(ステップS2)。また、テンプレート生成部102は、生成したテンプレート画像を特徴点抽出部103とテンプレート・マッチング部105に出力する。
次に、特徴点抽出部103は、テンプレート生成部102が生成したモデル画像を取り込む。また、特徴点抽出部103は、取り込んだモデル画像に対して、Laplacianフィルター等の画像処理を用いて、モデルの特徴点を抽出する(ステップS2)。また、特徴点抽出部102は、抽出された複数あるいはすべての特徴点に関する情報(座標および輝度等)を計算対象領域抽出部104に出力する。
計算対象領域抽出部104は、特徴点抽出部103が抽出したモデルの特徴点に関する情報を取り込む。また、計算対象領域抽出部104は、取り込んだ特徴点に関する情報を用いて、例えば、少なくとも1つの特徴点が存在する領域を計算対象領域の候補として抽出する(ステップS4)。なお、計算対象領域の大きさは、モデルに合わせた予め定められた大きさの画素数の大きさ、またはモデル画像から抽出された特徴点の密度を算出して、算出された密度に基づいて算出された大きさであり、例えば、5×5ピクセルである。
次に、計算対象領域抽出部104は、抽出した計算対象領域の候補に、閾値以上の特徴点があるか否かを判定する(ステップS5)。なお、ここで使用する閾値は、モデルに合わせて予め定めておくか、モデル画像から抽出された特徴点の密度を算出して、算出された密度に基づいて閾値を設定するようにしても良い。また、計算対象領域抽出部104は、抽出した計算対象領域に関する情報(計算対象領域の全ての画素の座標、計算対象領域の重心座標など)をテンプレート・マッチング部105に出力する。
ステップS5の判定の結果、抽出した計算対象領域の候補に閾値以上の特徴点がないと判定した場合(ステップS5;No)、ステップS4に戻り、計算対象領域抽出部104は別の計算対象領域の候補を抽出する。一方、ステップS5の判定の結果、抽出した計算対象領域の候補に閾値以上の特徴点があると判定した場合(ステップS5;Yes)、ステップS6に進む。
次に、テンプレート・マッチング部105は、相違度を格納する配列変数Dの初期化等のテンプレート・マッチング処理を行うための初期化を行う(ステップS6)。
次に、カメラ11で検出物体の画像を撮影して、位置検出装置10の画像データ取り込み部101が撮影された入力画像データを取り込む(ステップS7)。また、画像データ取り込み部101は、取り込んだ入力画像データをテンプレート・マッチング部105に出力する。
次に、テンプレート・マッチング部105は、テンプレート生成部102が生成したモデルのテンプレート画像と、計算対象領域抽出部104が抽出したモデルの計算対象領域に関する情報と、画像データ取り込み部101が取り込んだ入力画像が入力される。また、テンプレート・マッチング部105は、入力されたモデルのテンプレート画像とモデルの計算対象領域に関する情報と入力画像を用いて、ステップS9〜ステップS20の処理によりテンプレート・マッチング処理を行う。
まず、テンプレート・マッチング部105は、モデルのテンプレート画像に対して、設定されている最小拡大率、例えば0.7倍に設定し、設定した拡大率に基づいて拡大処理を行う(ステップS9)。拡大処理後、テンプレート・マッチング部105は、モデルのテンプレートに対して、設定されている回転角度の最小値=0゜に設定し、設定した回転角度に基づいて回転処理を行う(ステップS10)。回転処理後、テンプレート・マッチング部105は、モデルのテンプレート画像に対して、計算対象領域のY軸の最小値に設定する(ステップS11)。Y軸設定処理後、テンプレート・マッチング部105は、モデルのテンプレート画像に対して、計算対象領域のX軸の最小値に設定する(ステップS12)。
X軸設定処理後、テンプレート・マッチング部105は、ステップS11とステップS12で設定された計算対象領域の座標に、検索ポイントを移動する(ステップS13)。検索ポイントを移動後、テンプレート・マッチング部105は、拡大処理および回転処理されたテンプレートと、ステップS11とステップS12で設定された計算対象領域の座標との相違度を計算する(ステップS14)。次に、テンプレート・マッチング部105は、計算された相違度と座標を関連付けて配列変数Dとして、テンプレート・マッチング部105内の記憶部に記憶する(ステップS15)。
次に、テンプレート・マッチング部105は、計算対象領域のX軸の最大値まで処理が終了しているか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16で、計算対象領域のX軸の最大値まで処理が終了していないと判定した場合、ステップS12に戻り、テンプレート・マッチング部105は計算対象領域のX軸の次の値(1画素分を加算)に設定し、ステップS12〜ステップS16を繰り返す。ステップS16で、計算対象領域のX軸の最大値まで処理が終了していると判定した場合、ステップS17に進み、テンプレート・マッチング部105は計算対象領域のY軸の最大値まで処理が終了しているか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17で、計算対象領域のY軸の最大値まで処理が終了していないと判定した場合、ステップS11に戻り、テンプレート・マッチング部105は計算対象領域のY軸の次の値(1画素分を加算)に設定し、ステップS11〜ステップS17を繰り返す。
ステップS17の判定の結果、計算対象領域のY軸の最大値まで処理が終了していると判定した場合、ステップS18に進み、テンプレート・マッチング部105は、テンプレートに対する回転処理角度を最大値(例えば360゜)まで処理が終了しているか否かを判定する(ステップS18)。ステップS18で、テンプレートに対する回転処理角度を最大値(例えば360゜)まで処理が終了していないと判定した場合、ステップS10に戻り、テンプレート・マッチング部105は、テンプレートに対する次の回転処理角度(例えば1゜分を加算)を設定し、ステップS10〜ステップS18を繰り返す。ステップS18で、テンプレートに対する回転処理角度を最大値(例えば360゜)まで処理が終了したと判定した場合、ステップS19に進み、テンプレート・マッチング部105はテンプレートに対する拡大率が最大値(例えば1.5倍)まで処理が終了しているか否かを判定する(ステップS19)。ステップS19の判定の結果、テンプレートに対する拡大率を最大値まで処理が終了していないと判定した場合、ステップS9〜ステップS19を繰り返す。
ステップS19の判定の結果、テンプレートに対する拡大率を最大値まで処理が終了したと判定した場合、ステップS20に進み、基準点座標・回転角度検出部106はステップS9〜ステップS19で算出した全ての相違度の中から、モデルに合わせて設定されている閾値以下かつ極小値を抽出する。また、基準点座標・回転角度検出部106は、抽出した極小値の相違度に対応する配列変数Dの拡大率、回転角度および座標を抽出し、抽出した拡大率、回転角度および座標に基づき、検出物体の位置、拡大率および回転角度を検出して画像出力部107に出力する(ステップS20)。
画像出力部107は、基準点座標・回転角度検出部106から検出された検出物体の位置、拡大率および回転角度に関する情報が入力され、入力された情報を画像表示装置13に出力する。
画像表示装置13は、画像出力部107から入力された検出物体の位置、拡大率および回転角度に関する情報を位置検出結果として表示する。
以上で、検出物体の位置検出処理を終了する。
なお、図8〜図9のフローチャートでは、モデル画像と検出画像の相違度を求めてテンプレート・マッチングを行い位置検出する例について説明したが、モデル画像と検出画像の類似度を求めてテンプレート・マッチングを行い位置検出しても良い。この場合、ステップS15で類似度を計算し、ステップS20でモデルに合わせて設定されている閾値以上の類似度の極大値を求めて位置検出を行う。
なお、図8〜図9のフローチャートでは、テンプレート生成部102は、カメラ11が撮像した画像データを用いてテンプレート画像を生成する例について説明したが、DB部108に記憶されている予め取得した画像を読み出して、読み出した画像を用いてテンプレート画像を生成しても良い。
なお、図8〜図9のフローチャートでは、ステップS7で入力画像データを取り込む例を説明したが、入力画像データを取り込むタイミングはこれに限られず、例えばステップS1より先に取り込んでも良く、テンプレート・マッチング部105がテンプレート・マッチングを行う前であれば良い。
図10と図11は、モデル画像における計算対象領域の一例を説明する図である。図10のように、モデル202が存在するモデル画像201において、特徴点が定められた閾値以上存在する領域として、計算対象領域301〜304を設定した例である。このように、計算対象領域は、モデル画像201の基準点211から距離が大きく、かつ特徴点が複数含まれている領域を設定することが望ましい。また、図11のように、モデル202に対して、検出物体310が基準軸320を中心に角度θ回転している場合、計算対象領域303以外の領域で特徴点が検出できている。これらの計算対象領域301、302および304で、それぞれテンプレート・マッチング処理を行えば、それぞれ拡大率=1、回転角度θにおいて最小の相違度が得られることになる。
以上のように、検出画面301の全画面に対してテンプレート・マッチング処理を行わなくても、モデル202に応じた計算対象領域を設定することで、全画面でテンプレート・マッチング処理を行う場合より高速に検出物体の位置検出ができる。また、テンプレート・マッチング処理を行う領域を全画面ではなく、特定の領域にしたため、テンプレート・マッチング処理におけるテンプレートの拡大処理や回転処理を細かく設定しても、従来の全画面に対してテンプレート・マッチング処理を行うより計算コストが少ないため、高精度な検出が可能になった。
図12と図13は、他の計算対象領域の一例を説明する図である。図12はモデル画像201であり、モデル画像201に対して、外周を囲む領域601を計算対象領域に設定した一例である。図10と同様に、計算対象領域601は、モデル画像201の基準点211から距離が大きく、かつ特徴点が複数含まれている。図13は検出画像701であり、検出物体702の特徴点は、モデル画像201で設定された計算対象領域601に複数含まれているため、この計算対象領域601内のみでテンプレート・マッチング処理を行うことで、従来の画像全体に対してテンプレート・マッチング処理を行う場合より、高精度で高速な位置検出を行うことが可能になる。
図14(a)〜(f)は、他の計算対象領域の例を説明する図である。図14(a)〜(f)も、計算対象領域801〜804、811〜814、821〜821、831〜832、841〜844、851〜854は、モデル画像の基準点から距離が大きく、かつ特徴点が複数含まれている。このため、各計算対象領域内のみでテンプレート・マッチング処理を行うことで、従来の画像全体に対してテンプレート・マッチング処理を行う場合より、高精度で高速な位置検出を行うことが可能になる。
なお、本実施形態では、検出画像に対して1回のテンプレート・マッチングにより位置検出する例について説明したが、検出画像に対して従来技術のように、事前に一般化ハフ変換もしくはテンプレート・マッチングにより荒い精度で、検出物体の拡大率、回転角度および位置を検出した後に、検出精度を上げるため本実施形態の位置検出を行うようにしても良い。このように、精度を上げる位置検出に本実施形態の方法を用いれば、計算対象領域のみでテンプレート・マッチングを行うため、従来の方法より計算コストを削減でき、かつ高精度、高速な位置検出を行うことが可能になる。
なお、実施形態の図1の機能の全て、もしくは一部を、光学式計測装置の図示しないCPU(中央演算装置)に接続されたROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)もしくはUSB(Universal Serial Bus) I/Fを介して接続されるUSBメモリー等の記憶装置に保存されているプログラムにより実行することも可能である。
10・・・位置検出装置
11・・・カメラ
13・・・画像表示装置
101・・・画像データ取り込み部
102・・・テンプレート生成部
103・・・特徴点抽出部
104・・・計算対象領域抽出部
105・・・テンプレート・マッチング部
106・・・基準点座標・回転角度検出部
107・・・画像出力部
108・・・DB部
221a〜221p・・・モデルの特徴点
401〜404・・・計算対象領域

Claims (4)

  1. 対象物のモデルを含むモデル画像情報から生成されたテンプレートを用いて、マッチング対象である入力画像に対してテンプレート・マッチングを行うことにより前記対象物の位置を検出する位置検出装置において、
    前記モデル画像を用いて、前記対象物の輪郭を構成する複数の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
    前記特徴点抽出部で抽出された特徴点の数が予め定められた閾値より多い前記モデル画像内の計算対象領域を抽出する計算対象領域抽出部と、
    前記入力画像の前記計算対象領域抽出部で抽出された計算対象領域に対してテンプレート・マッチングを行うテンプレート・マッチング部と、
    前記テンプレート・マッチング部のテンプレート・マッチング結果に基づき、前記入力画像に前記対象物が含まれている場合、前記対象物の大きさ、位置および回転角度を検出する位置検出部と、
    を備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記計算対象領域抽出部における閾値は、
    前記モデル画像の前記特徴点抽出部により抽出された前記特徴点の密度を算出し、
    前記算出された前記特徴点の密度に基づき算出された閾値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記計算対象領域抽出部は、
    前記特徴点抽出部が抽出した前記モデル画像の特徴点が回転した場合、変化量が大きい前記モデル画像の周辺部の前記特徴点を含む計算対象領域を抽出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 対象物のモデルを含むモデル画像情報から生成されたテンプレートを用いて、マッチング対象である入力画像に対してテンプレート・マッチングを行うことにより前記対象物の位置を検出する方法において、
    前記モデル画像を用いて、前記対象物の輪郭を構成する複数の特徴点を抽出する特徴点抽出工程と、
    前記特徴点抽出工程で抽出された特徴点の数が予め定められた閾値より多い前記モデル画像内の計算対象領域を抽出する計算対象領域抽出工程と、
    前記入力画像の前記計算対象領域抽出工程で抽出された計算対象領域に対してテンプレート・マッチングを行うテンプレート・マッチング工程と、
    前記テンプレート・マッチング工程のテンプレート・マッチング結果に基づき、前記入力画像に前記対象物が含まれている場合、前記対象物の大きさ、位置および回転角度を検出する位置検出工程と、
    を備えることを特徴とする位置検出方法。
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