JP2011103722A - 超電導回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置における線材の利用効率を向上可能であり、高出力密度の得られる大規模発電に対応しつつ様々な規模の発電に利用することができる超電導回転機を提供する。
【解決手段】超電導回転機1は、酸化物超電導導体を巻いて成る複数の超電導界磁コイルを、一つの円周を軸とする軸周り方向で磁束を発生可能に、当該円周に沿って並べた超電導界磁コイル群2と、前記磁束に交わるように配置された複数の電機子コイルを含む電機子コイル群4と、超電導界磁コイル群2を電機子コイル群4に対して回転させる回転体とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、超電導コイルを含む発電可能な超電導回転機に関する。
近時、下記特許文献1に記載されるような、超電導発電機を用いた風力発電システムが提案されている。超電導発電機としては、特許文献1の[0011]及び[0042]並びに図1等に記載されるように、ブレードの回転軸に連結される回転体と、回転体の周りに配設される電機子コイルと、電機子コイルの外周に配置される磁気シールドと、回転体の内部中心に配置される液冷媒が充填された冷却室と、冷却室の外周囲に配置された超電導磁界コイルを備えたものが想定されている。このような超電導発電機では、固定された円筒状の電機子コイル中を、これと同軸に配置された超電導磁界コイルが回転することで、回転数に比例した周波数の交流電圧が電機子コイルに誘導される。
特開2006−141128号公報
しかし、このような風力発電システムにおける超電導発電機では、十分な出力を得るために、電機子コイルに大量の線材を用いなければならない。加えて、電機子コイルが1組であるため、出力密度に限界が生じる。
そこで、請求項1に記載の発明は、装置における線材の利用効率を向上可能であり、高出力密度の得られる大規模発電に対応しつつ様々な規模の発電に利用することができる超電導回転機を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、酸化物超電導導体を巻いて成る複数の超電導界磁コイルを、一つの円周を軸とする軸周り方向で磁束を発生可能に、当該円周に沿って並べた超電導界磁コイル群と、前記磁束に交わるように配置された複数の電機子コイルを含む電機子コイル群と、前記超電導界磁コイル群及び/又は前記電機子コイル群を相対回転させる回転手段とを有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、上記目的に加えて、軸周り方向に沿う磁束を極めて効率良く形成する目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイルは、前記軸周り方向を軸方向として配置されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記目的に加えて、各超電導界磁コイルを効率良く低コストにて作製する目的を達成するため、上記発明において、各前記超電導界磁コイルは、一つ以上のコイルユニットから形成されることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記目的に加えて、高臨界温度による冷却管理容易性や機械的強度、磁場耐性等に優れた超電導界磁コイルとして更なる特性向上を図る目的を達成するため、上記発明において、前記酸化物超電導導体は、RE−123系酸化物超電導体(REBaCu7−δ、REはイットリウムを含む希土類元素)であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記目的に加えて、超電導界磁コイルにおいて、機械的強度を更に高くして座屈を回避可能とし、耐久性を一層向上し、又高磁場をより安定した状態で生成する目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイルは、積層パンケーキコイルであることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記目的に加えて、円周を軸とする軸周り方向における磁束を更に強力にする目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイル群は、前記軸周り方向に沿って並べられた複数の前記超電導界磁コイルを有する超電導界磁コイルセットを含むことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、上記目的に加えて、円周の周りにおける横方向の磁束を極めて効率良く形成する目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイルセットは、外方界磁コイル、前方界磁コイル、及び後方界磁コイルの少なくとも何れかを含むことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記目的に加えて、より一層効率良く円周軸周り方向の磁束を形成する目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイルセットは、前斜方界磁コイル及び/又は後斜方界磁コイルを含むことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、上記目的に加えて、三相機を効率的に形成する目的を達成するため、上記発明において、前記電機子コイル群は、三相交流に係る各相に対応した前記電機子コイルをそれぞれ有する電機子コイルセットを含むことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、上記目的に加えて、効率的に配置された超電導界磁コイルに対して電機子コイルを適切に配置する目的を達成するため、上記発明において、前記電機子コイル群は、前記外方界磁コイルに沿う前側外方電機子コイル及び/又は後側外方電機子コイル、前方界磁コイルに沿う前方電機子コイル、後方界磁コイルに沿う後方電機子コイルの内の少なくとも何れかを含むことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、上記目的に加えて、超電導界磁コイル及び電機子コイルにつき回転の容易性にも配慮して効率的に配置する目的を達成するため、上記発明において、前記超電導界磁コイルセットは、前記外方界磁コイル、前記前方界磁コイル、及び前記後方界磁コイルを含んでいると共に、前記電機子コイル群は、前記前側外方電機子コイル及び前記後側外方電機子コイル、並びに前記前方界磁コイルの外方の前記前方電機子コイル及び前記後方界磁コイルの外方の前記後方電機子コイルを含んでいることを特徴とするものである。
本発明によれば、回転方向から見て横方向に磁束を発生可能な超電導界磁コイルを多極的に配置すると共に、相対回転する超電導界磁コイルからの当該磁束を順次受ける電機子コイルを同様に多極的に配置している。よって、装置における線材の利用効率を向上可能であり、高出力密度の得られる大規模発電に対応しつつ様々な規模の発電に対応可能な超電導回転機を提供することができる、という効果を奏する。
本発明の超電導回転機の斜視概念図である。 図1の超電導回転機における超電導界磁コイルセットの説明図である。 図1の超電導回転機における複数の超電導界磁コイルセットないし電機子コイルセットの一部分の説明図である。 (a)は図2の超電導界磁コイルセットの中央断面説明図(特徴点における特徴的方向の磁束密度の指示を含む)であり、(b)は本発明の変更例における同様の図である。 図2の超電導界磁コイルセットによる各電機子コイル近傍の磁束密度分布を示すグラフである。 図2の超電導界磁コイルセットが超電導界磁コイル群の円周に沿って回転する場合における、各電機子コイルに鎖交する磁束と回転角度の関係を示すグラフである。 図6の磁束により発生する、図3の電機子コイルの一つにおける一巻き(1ターン)当たりの誘導起電力と、(回転開始からの)時間の関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施の形態の例につき、適宜図面に基づいて説明する。なお、当該形態は、下記の例に限定されない。
図1は本発明に係る超電導回転機1の斜視説明図であって、超電導回転機1は、回転手段としての図示しない回転体に取り付けられた超電導界磁コイル群2と、図示しない機枠に固定された電機子コイル群4と、超電導界磁コイル群2の周辺に冷媒を冷却して供給する図示しない冷却装置ないしポンプと、超電導界磁コイル群2周辺の冷媒を密封する図示しない冷却室と、超電導界磁コイル群2へ電力を供給する電力供給装置(電源)と、前記回転体につき固定ないし固定解除をすることにより回転の許容ないし禁止をするロック装置と、これらの制御を行う図示しない制御装置を有する。当該制御装置は、超電導界磁コイル群2(あるいはその内の後述する所定のコイルないしコイルセット)の電流・電圧や、電機子コイル群4(あるいはその内の後述する所定のコイルないしコイルセット)からの起電力における電圧や電流等を制御し、又前記冷媒の温度や送出量等を制御し、更にロック装置の固定ないし解除を制御する。なお、電機子コイル群4は、好ましくは三相巻線とされるものであるが、図1においては便宜上簡略化して図示している。
超電導界磁コイル群2には、図2にも示す、超電導界磁コイルセット20が複数組(20組)含まれている。各超電導界磁コイルセット20は、外方界磁コイル21と、前方界磁コイル22と、後方界磁コイル23と、前斜方界磁コイル24と、後斜方界磁コイル25とを有する。前斜方界磁コイル24及び後斜方界磁コイル25は(外径・内径・高さ・巻数等において)同じコイル(コイルユニット)で形成されており、外方界磁コイル21、前方界磁コイル22、及び後方界磁コイル23は、それぞれ2つのコイルユニットを軸方向で重ねて形成されている。なお、超電導界磁コイルセット20の数を極数とする。図1の超電導回転機の極数は20である。
当該コイルユニットは、超電導導体を線状にして成る超電導線材を、輪状の中心線の全体に対して所定間隔をおいて巻くことで形成されている。超電導線材の材質としては、金属系(ニッケルチタン,ニオブスズ等、4.2Kで超電導状態)や酸化物系(ビスマス系あるいはRE−Ba−Cu−O系等、77Kで超電導状態に入り、20Kで特性の良好な超電導状態となる)の双方を用いることができるが、臨界温度が高く比較的高温で超電導状態となり、又臨界磁界も高いことから酸化物超電導導体を用いることが好ましく、酸化物超電導導体の内でも、作製コストが比較的に高いものの、磁場に強く、耐熱耐食性ニッケル基合金(ハステロイ・登録商標)が線材構成材となるために機械的強度も良好な、主成分がRE−Ba−Cu−Oで表せる酸化物超電導導体を用いることが更に好ましい。なお、前者のビスマス系酸化物超電導線材の具体例としては、住友電気工業株式会社製Bi2223(BiSrCaCu10)が挙げられ、後者のRE−Ba−Cu−O系酸化物超電導線材の具体例としては、American Superconductor Corporation(AMSC)社製YBCO(YBaCu7−δ)が挙げられる。なお、前記冷却装置は、冷媒を臨界温度以下で前記冷却室に供給可能な温度まで冷却する。
ここで、主成分がRE−Ba−Cu−Oで表せる酸化物超電導導体において、REはY(イットリウム),Sm(サマリウム),Gd(ガドリニウム),Ho(ホルミウム)といった希土類元素のうち少なくとも1つ又は2つ以上の任意の組合せであり、Baはバリウム、Cuは銅、Oは酸素である。又、好ましくは、酸化物超電導導体はREがYであるイットリウム系酸化物超電導導体とし、より好ましくはYBaCu7−δを始めとするY−123系酸化物とし、あるいはYBaCu7−δのYの全部又は一部を他の希土類金属に置き換えたもの(RE−123系酸化物超電導体)とする。
又、酸化物超電導導体は、表面に結晶配向性を有する基板(線材構成材)上に形成されている。基板は、好ましくは、Cu(銅),Ni(ニッケル),Ti(チタン),Mo(モリブデン),Nb(ニオブ),Ta(タンタル),W(タングステン),Mn(マンガン),Fe(鉄),Ag(銀)等の金属あるいはこれらの合金から成る金属層を備えており、より好ましくは、ステンレス,インコネル,ハステロイから成る金属層を備えている。
更に、好ましくは、酸化物超電導導体と基板との間に、金属酸化物から成る中間層が配置される。中間層は、パイロクロア構造,希土類−C構造,ペロブスカイト型構造あるいは蛍石型構造を有し、例えば、BaZrO(Zrはジルコニウム),Y,MgO(Mgはマグネシウム),SrTiO(Srはストロンチウム,Tiはチタン),YSZ(イットリア安定ジルコニア)、又はGdZr等のLn−M−O系化合物(Lnは1種以上のランタノイド元素,MはSr・Zr・Ga(ガリウム)の群から選択される1種以上の元素)等である。中間層は、スパッタ法、電子線ビーム蒸着法等で形成されるが、好ましくはIBAD法(Ion Beam Assisted Deposition、イオンビームアシスト法)により成膜される。
超電導界磁コイル群2において、各超電導界磁コイルセット20は、一つの円周に沿うように配置されている。各超電導界磁コイルセット20にあっては、外方界磁コイル21の軸の方向が前後方向となり、前方界磁コイル22ないし後方界磁コイル23の軸の方向が当該円周の径方向となるように配置されており、即ち外方界磁コイル21や前方界磁コイル22ないし後方界磁コイル23の各軸方向が、当該円周を軸とした場合の軸周り方向に沿って(当該円周に対しほぼ中心でほぼ直交する円板の辺縁に沿って)配置されている。従って、外方界磁コイル21や前方界磁コイル22ないし後方界磁コイル23は、当該円周を取り巻く方向(軸周り方向)の磁束を発生可能である。又、前斜方界磁コイル24ないし後斜方界磁コイル25も、同様に前記円周を囲む軸周り方向の磁束を発生可能である。なお、このような軸周り方向における磁束を形成するものは、従来のように回転子において放射方向で磁束を付与するものと比較して、回転方向に対しほぼ横になる方向で磁束を発生させることから、横方向磁束型(Transverse Flux型)に類するものであるが、厳密には単なる横方向ではなく軸周り方向であるから、横方向磁束型を強化した方式であると言い得る。
又、超電導界磁コイル群2を支持する前記回転体は、円盤状であり、辺縁が前斜方界磁コイル24ないし後斜方界磁コイル25に沿うような山形状となっている。更に、当該辺縁を覆うように前記冷却室が配置されており、当該冷却室は電機子コイル群4を避けた形状となっている。そして、当該冷却室の内部において、超電導界磁コイル群2が、冷却室壁(回転体の辺縁を含む)に固定されたアームを介して固定されている。
一方、電機子コイル群4には、図3にも一部示すように、電機子コイルセット40が複数組(10組)含まれている。各電機子コイルセット40は、前側外方U相電機子コイル41、前方U相電機子コイル42、前側外方V相電機子コイル43、前方V相電機子コイル44、前側外方W相電機子コイル45、及び前方W相電機子コイル46、並びにこれらと外方界磁コイル21を挟んでそれぞれ対称的に配置される、後側外方U相電機子コイル、後方U相電機子コイル、後側外方V相電機子コイル、後方V相電機子コイル、後側外方W相電機子コイル、及び後方W相電機子コイル(何れもほぼ図示されない)を有する。これらのコイルは、互いに同様に形成され、銅等の通常の(必ずしも超電導導体でない)材質における線材で形成される。
電機子コイル群4において、各電機子コイルセット40は、前記円周に沿うように配置されている。各電機子コイルセット40は、前方U相電機子コイル42、前方V相電機子コイル44、及び前方W相電機子コイル46が前方界磁コイル22に沿い(対向可能な傾きとなり)、前側外方U相電機子コイル41、前側外方V相電機子コイル43、前側外方W相電機子コイル45、後側外方U相電機子コイル、及び後側外方W相電機子コイルが外方界磁コイル21に沿い(対向可能な傾きとなり)、後方U相電機子コイル、後方V相電機子コイル、及び後方W相電機子コイルが後方界磁コイル23に沿う(対向可能な傾きとなる)状態で配置されている。
前方U相電機子コイル42、前方V相電機子コイル44、及び前方W相電機子コイル46は、前方界磁コイル22の外方に隣接しており、後方U相電機子コイル、後方V相電機子コイル、及び後方W相電機子コイルは、後方界磁コイル23の外方に隣接している。又、各電機子コイルセット40の幅(前記円周に沿う寸法)は、2組の超電導界磁コイルセット20の幅と同等とされており、一つの電機子コイルセット40で2極をカバーするものとされている。
このような超電導回転機1は、制御装置による制御により、以下のように動作する。なお、超電導回転機1は、風力回転機へ発電機として組み込まれている。即ち、当該風力回転機のブレードに前記回転体が接続されていると共に、前記機枠がナセルに取り付けられあるいはナセルとされている。又、電機子コイル群4は、送電系統と電気的に接続されている。
まず、制御装置は、ロック装置を作動させて回転体を固定すると共に、冷却装置ないしポンプを動作させ、冷却された冷媒を冷却室に送り、超電導界磁コイル群2が超電導状態となる温度まで伝導冷却により冷却し、冷媒の温度を安定させる。そして、制御装置は、超電導界磁コイル群2に対し、徐々に電圧を付加し、所定の電流密度となるまで超電導界磁コイル群2に電流を流す。当該電流密度が生じ、超電導状態により電流が安定すれば、制御装置は超電導界磁コイル群2への電圧の付加を停止して、定常状態に移行させる。
当該定常状態において、各超電導界磁コイルセット20は、図4(a)に示すような磁束密度に係る磁場を発生している。ここで、超電導界磁コイル群2の前記円周の最外径を5.5メートル(m)とし、前記コイルユニットの外径ないし内径を順に500ミリメートル(mm),300mmとし、前記コイルユニットの超電導線材をYBCOとし、コイル電流密度を1.4×10アンペア毎平方メートル(A/m)としており、この場合の磁束密度の最大値は11.7テスラ(T)である。なお、当該電流密度に余裕を持って対応可能な線材断面として、例えば4mm×0.25mmのものが考えられ、又一つのユニットコイル当たりの線材体積として、例えば0.0126mのものが考えられる。更に、図4(a)(及び後述の図4(b))において、理想的には対称分布となるところ、誤差等のために対称分布になっていない箇所がある。又、図4(a)(及び後述の図4(b))では便宜のため超電導界磁コイルセット20を寝かせているが、本説明では図1や図2の状態を念頭におき、当該状態における方向等において記載する。
即ち、超電導界磁コイル群2の前記円周の径方向をx方向(外方を正)とし、前記円周の周方向をy方向(前方から見て反時計回り方向(左)を正)とし、前記円周の軸方向(円周を含む面の鉛直方向)をz方向(前方を正)とし、磁束密度の単位をTとすると、外方界磁コイル21内面の最外方前後における磁束密度のx成分が前方3.7,後方−3.8となり、最右方(前から見て)前後のy成分が前方4.4,後方−4.4となり、最内方前後における磁束密度のx成分が前方−3.9,後方4.2となる。
又、前方界磁コイル22内面の最前方内外における磁束密度のz成分が内方3.9,外方−4.0となり、最右方内外のy成分が内方4.0,外方−4.7となり、最後方内外における磁束密度のz成分が内方−4.0,外方4.8となる。
更に、後方界磁コイル23内面の最前方内外における磁束密度のz成分が内方−4.2,外方4.8となり、最右方内外のy成分が内方−4.3,外方4.5となり、最後方内外における磁束密度のz成分が内方3.9,外方−3.6となる。
そして、このような超電導界磁コイル群2の磁場により、電機子コイル群4付近では、図5に示すような磁束密度分布が生じ得る。図5において、ラインAは前方U相電機子コイル42付近での磁束密度分布を表し、角度は前方U相電機子コイル42と磁束密度のなす角度であり、又ラインBは前側外方U相電機子コイル41付近での磁束密度分布を表し、角度は前側外方U相電機子コイル41と磁束密度のなす角度である。なお、V相ないしU相についても同様な磁束密度分布が生じ得る。又、後側ないし後方については対称的な磁束密度分布が生じ得る。
図5によれば、前側外方U相電機子コイル41と前方U相電機子コイル42でほぼ同様な磁束密度分布を生じていることが分かり、従ってある一つの電機子コイル(例えば前側外方U相電機子コイル41)における磁場分布と同様な磁場分布が他の電機子コイルに発生しているといえる。
次に、制御装置は、ロック装置を解除して回転体の回転を許容する。回転体は、風力を受けたブレードによって回転し、回転体上の超電導界磁コイル群2が、機枠上の電機子コイル群4に対して回転し、電機子コイル群4の内方を辿るように移動する。
すると、前方U相電機子コイル42(電機子コイルA)、及び前側外方U相電機子コイル41(電機子コイルB)では、ある超電導界磁コイルセット20に対する相対位置(超電導界磁コイルセット20となす角度・ラジアン)に応じ、図6に示すような鎖交磁束(ウェーバー・Wb)が発生する。なお、便宜のため、基本的に各電機子コイル一巻き当たりについて考える。
そして、回転体の回転速度を12rpm(毎分12回転)とすると、前方U相電機子コイル42あるいは前側外方U相電機子コイル41(電機子コイルB)の一巻き当たりでは、図7に示すような誘導起電力(ボルト・V)が発生する。なお、12rpmであるため、誘導起電力の出力電圧の周期は0.5秒(s)である。
従って、図7における誘導起電力の波形をv(t)とし、前記周期をTとし、角周波数をωとして、次の[数1]〜[数3]により電機子コイル一巻き当たりの誘導起電力の基本波実行値Aを求めることができる。
Figure 2011103722
Figure 2011103722
Figure 2011103722
即ち、前方U相電機子コイル42の誘導起電力実行値は2.90Vであり、前側外方U相電機子コイル41の誘導起電力実行値は2.96Vであり、これらの平均値は2.93Vである。
そして、各電機子コイルの巻数(コイル巻数)を20とし、各電機子コイルの断面積を余裕を持って5000mmとし、各電機子コイルの電流密度を2A/mmとして総電流をゆとりある10kA(キロアンペア)とすると、電機子コイル群4における合計誘導起電力(発電機出力)等は、次の[表1]に示すようなものとなり、特に発電機出力は3.4メガワット(MW)に至る。
Figure 2011103722
更に、次の[表2]に示すように、このような超電導界磁コイル群2ないし電機子コイル群4を有する超電導回転機1を基本とし、所定のパラメータを変更することによって、風力回転機用の発電機としては最大級である10MWもの出力を発生することも可能となる。
Figure 2011103722
即ち、例えば「改モデルA」として示したように、回転体の回転速度をゆとりある10rpmとする一方、超電導界磁コイル群2における電流密度を1.68×10A/mとすることで最大磁束密度を14.0Tとすると共に、各電機子コイルの断面積を15000mmとし、更に総電流を30kAとして線電流を1500Aとすると、10MWの出力が得られる。
又、「改モデルB」として示したように、回転体の回転速度をゆとりある10rpmとする一方、超電導界磁コイル群2あるいは電機子コイル群4の最外径(全体の外径)を6.6mとし、超電導界磁コイル群2の極数を24とすると共に、各電機子コイルの断面積を12000mmとし、更に総電流を24kAとして線電流を1200Aとすると、10MWの出力が得られる。
以上の超電導回転機1では、酸化物超電導導体を巻いて成る複数の超電導界磁コイルを、一つの円周を軸とする軸周り方向で磁束を発生可能に、当該円周に沿って並べた超電導界磁コイル群2と、前記磁束に交わるように配置された複数の電機子コイルを含む電機子コイル群4と、超電導界磁コイル群2を電機子コイル群4に対して回転させる回転体とを有しているため、比較的にコンパクトな超電導界磁コイルや電機子コイルを並べるというシンプルな構成によって、これらコイルにおける線材の利用効率が良好であり、又様々な規模での発電が可能な超電導回転機1を提供することができ、特に極めて大規模で高出力密度の得られる風力回転機用発電機を効率の極めて良好な状態で提供することができる、という効果を奏する。
又、前記超電導界磁コイルは、前記軸周り方向を軸方向として配置されているため、当該軸周り方向に沿う磁束を極めて効率良く形成することができ、効率の良好な発電に寄与することができる。
更に、各前記超電導界磁コイルは、一つ以上の同一のコイルユニットから形成されるため、各超電導界磁コイルを、電機子コイルに対する磁束形成の役割(電機子コイルへの磁束の影響度合)等に応じて効率良く低コストにて作製することができる。
又更に、前記酸化物超電導導体は、RE−123系酸化物超電導体(REBaCu7−δ、REはイットリウムを含む希土類元素)であるため、超電導界磁コイルにつき高臨界温度による冷却管理容易性や機械的強度、磁場耐性等に優れたものとして形成することができ、様々な規模の発電が可能な超電導回転機1をより一層簡便に提供することが可能となる。
加えて、超電導界磁コイル群2は、前記軸周り方向に沿って並べられた複数の前記超電導界磁コイルを有する超電導界磁コイルセット20を含むので、円周を囲む軸周り方向における磁束を更に強力にすることができ、より一層大規模な発電が可能である超電導回転機1をシンプルな構成で提供することができる。
又、超電導界磁コイルセット20は、外方界磁コイル21、前方界磁コイル22、及び後方界磁コイル23を含むため、円周軸の軸周りにおける横方向の磁束を極めて効率良く形成することができ、様々な規模の効率良い発電の実現に寄与することができる。
更に、超電導界磁コイルセット20は、前斜方界磁コイル24及び後斜方界磁コイル25を含むため、より一層効率良く円周軸周り方向の磁束を形成することができる。
又更に、電機子コイル群4は、三相交流に係る各相に対応した前側外方U相電機子コイル41、前方U相電機子コイル42、前側外方V相電機子コイル43、前方V相電機子コイル44、前側外方W相電機子コイル45、及び前方W相電機子コイル46、並びに後側外方U相電機子コイル、後方U相電機子コイル、後側外方V相電機子コイル、後方V相電機子コイル、後側外方W相電機子コイル、及び後方W相電機子コイルを有する電機子コイルセット40を含むため、三相交流に簡易に対応することができ、大規模を含む様々な規模の三相交流電圧をシンプルな構成によって発電することができる。
加えて、電機子コイル群4は、外方界磁コイル21に沿う前側外方電機子コイル41及び後側外方電機子コイル、前方界磁コイル22に沿う前方電機子コイル42、後方界磁コイル23に沿う後方電機子コイルを含むので、効率的に配置された超電導界磁コイルに対して電機子コイルを適切に配置することができ、大規模を含む様々な規模の発電をより一層効率的な構成によって発電することができる。
又、超電導界磁コイルセット20は、外方界磁コイル21、前方界磁コイル22、及び後方界磁コイル23を含んでいると共に、電機子コイル群4は、前側外方電機子コイル41及び後側外方電機子コイル、並びに前方界磁コイル22の外方に配置された前方電機子コイル42、及び後方界磁コイルの外方に配置された後方電機子コイルを含んでいるため、前方界磁コイル22ないし後方界磁コイル23と外方界磁コイル21の間に電機子コイルを効率良く配置することができ、電機子コイル群4の内側において超電導界磁コイル群2を回転させるための構成をなし易くすることができて、装置全体を動作容易ないしメンテナンス容易にしながら、様々な規模の発電を可能とすることができる。
なお、主に上記形態を変更して成る、本発明の他の形態を例示する。
図4(b)に示すように、少なくとも一つの超電導界磁コイルセットにおいて、前斜方界磁コイル及び/又は後斜方界磁コイルを省略する。図4(b)のものにおいて、外方界磁コイル内面の前後や前方界磁コイル内面及び後方界磁コイル内面の内外における磁束密度の大きさは図4(a)のものに僅かに不足する程度のものとなっており、図4(a)のものと同等の起電力を発生しながら、超電導界磁コイル群の構成をシンプルにすることができ、又超電導界磁コイル群における線材使用量を低減することができる。
又、各種コイルの少なくとも何れかにつき、帯状の超電導線材をパンケーキ巻きして形成されたパンケーキコイル、あるいはパンケーキコイルを複数重ねた積層パンケーキコイルとする。これらの場合、励磁時において電磁力が圧縮応力として線材構成材(ハステロイ)に対して印加されるようにすることができ、機械的強度を更に高くして座屈を回避することができて、耐久性を一層向上し、又高磁場をより安定した状態で生成することができるようになる。
あるいは、超電導界磁コイルセットにおける各コイルの配置につき傾きや間の角度を変更して良いし、コイルの数を増減して良い。超電導界磁コイル群を、複数種類の超電導界磁コイルセットで(交互を始めとする所定の規則において並べて)構成しても良いし、コイルセットの数(極数)を増減しても良い。電機子コイルセットや電機子コイル群について、超電導界磁コイルセットや超電導界磁コイル群と同様に変更することができる。各電機子コイルにつき、超電導界磁コイルと同様に、円周軸の軸周り方向に対し垂直に設置することも可能である。各電機子コイルセットの構成につき、単相に対応するシンプルなものとしたり、前方界磁コイルの内方や斜方界磁コイルの各面に隣接するものを含めたりすることができる。
又、極数に対する電機子コイルセットの数(超電導界磁コイルセットと電機子コイルセットの個数の比率)を増減することもできる。あるいは、制御装置は、一体の装置であっても良いし、機能等に応じて分散されたものであっても良い。あるいは、ロック装置等を省略する。超電導界磁コイル群を回転させて電機子コイル群を固定したり、超電導界磁コイル群と電機子コイル群を互いに逆向きに回転させたりする。改モデルにおいて、他の様々な組合せにおけるパラメータを変更し、あるいはパラメータの増減幅を変更する。風力回転機以外の他の機械に導入する。
1 超電導回転機
2 超電導界磁コイル群
4 電機子コイル群
20 超電導界磁コイルセット
21 外方界磁コイル(超電導界磁コイル)
22 前方界磁コイル(超電導界磁コイル)
23 後方界磁コイル(超電導界磁コイル)
24 前斜方界磁コイル(超電導界磁コイル)
25 後斜方界磁コイル(超電導界磁コイル)
40 電機子コイルセット
41 前側外方U相電機子コイル(電機子コイル)
42 前方U相電機子コイル(電機子コイル)
43 前側外方V相電機子コイル(電機子コイル)
44 前方V相電機子コイル(電機子コイル)
45 前側外方W相電機子コイル(電機子コイル)
46 前方W相電機子コイル(電機子コイル)

Claims (11)

  1. 酸化物超電導導体を巻いて成る複数の超電導界磁コイルを、一つの円周を軸とする軸周り方向で磁束を発生可能に、当該円周に沿って並べた超電導界磁コイル群と、
    前記磁束に交わるように配置された複数の電機子コイルを含む電機子コイル群と、
    前記超電導界磁コイル群及び/又は前記電機子コイル群を相対回転させる回転手段と
    を有することを特徴とする超電導回転機。
  2. 前記超電導界磁コイルは、前記軸周り方向を軸方向として配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超電導回転機。
  3. 各前記超電導界磁コイルは、一つ以上のコイルユニットから形成される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超電導回転機。
  4. 前記酸化物超電導導体は、RE−123系酸化物超電導体(REBaCu7−δ、REはイットリウムを含む希土類元素)である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の超電導回転機。
  5. 前記超電導界磁コイルは、積層パンケーキコイルである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の超電導回転機。
  6. 前記超電導界磁コイル群は、前記軸周り方向に沿って並べられた複数の前記超電導界磁コイルを有する超電導界磁コイルセットを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の超電導回転機。
  7. 前記超電導界磁コイルセットは、外方界磁コイル、前方界磁コイル、及び後方界磁コイルの少なくとも何れかを含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の超電導回転機。
  8. 前記超電導界磁コイルセットは、前斜方界磁コイル及び/又は後斜方界磁コイルを含む
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の超電導回転機。
  9. 前記電機子コイル群は、三相交流に係る各相に対応した前記電機子コイルをそれぞれ有する電機子コイルセットを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の超電導回転機。
  10. 前記電機子コイル群は、前記外方界磁コイルに沿う前側外方電機子コイル及び/又は後側外方電機子コイル、前方界磁コイルに沿う前方電機子コイル、後方界磁コイルに沿う後方電機子コイルの内の少なくとも何れかを含む
    ことを特徴とする請求項7ないし請求項9の何れかに記載の超電導回転機。
  11. 前記超電導界磁コイルセットは、前記外方界磁コイル、前記前方界磁コイル、及び前記後方界磁コイルを含んでいると共に、
    前記電機子コイル群は、前記前側外方電機子コイル及び前記後側外方電機子コイル、並びに前記前方界磁コイルの外方の前記前方電機子コイル及び前記後方界磁コイルの外方の前記後方電機子コイルを含んでいる
    ことを特徴とする請求項10に記載の超電導回転機。
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