JP2011101465A - 遮断器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散型電源から電力系統への潮流を抑制するとともに、同分散型電源からの電力を負荷のために有効に利用する。
【解決手段】分散型電源と接続される蓄電池と、電力系統と蓄電池との間の第1の線路に介挿される遮断器と、蓄電池の充電量が所定量未満である場合、第1の線路が接続されるように遮断器を制御し、蓄電池の充電量が所定量以上である場合、第1の線路が遮断されるように遮断器を制御する制御装置と、を備え、蓄電池の充電量が所定量未満である場合、分散型電源又は電力系統からの電力が負荷に供給され、蓄電池の充電量が所定量以上である場合、分散型電源又は蓄電池からの電力が負荷に供給される遮断器制御装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遮断器制御装置に関する。
電力系統に分散型電源(例えば、太陽電池、燃料電池、風力発電装置等)が連系したシステムが知られている。
分散型電源は原則として電力系統に常時接続されているため、分散型電源から電力系統への潮流が生じ得る(例えば、特許文献1、2参照)。
そこで、システム全体の潮流や周波数等を安定制御するためには、例えば、システムにおける負荷を含む種々の箇所を常時監視し、この監視結果が分散型電源から電力系統への逆潮流の虞を示す場合(これは例えば電力系統の事故等に起因する)、電力系統から分散型電源を解列させる制御が行なわれる。
特開2003−9425号公報 特開2008−22650号公報
しかしながら、前述した制御では、例えば系統事故等以外は分散型電源が電力系統に常時接続されていることを前提としている。この場合、分散型電源から電力系統への潮流を想定しつつシステム全体の潮流や周波数等を安定化させる必要があるため、分散型電源を転送遮断するための判断基準となる監視対象の種類が多かったり、この判断基準自体が複雑であったりするという問題がある。そして、これは制御システムの複雑化につながる。
また、前述した制御では、分散型電源からの余剰電力(即ち、対応する負荷への供給分を超えた分の電力)は、電力系統を管理する電力会社によって購入されたり、或いは例えば負荷調整器等によって消費されたりする。ユーザは、自己の分散型電源の出力の一部を電力会社に売電しつつ、同電力会社から電力系統を通じて不足分を入力する買電もすることになるために、電力の売買システムが複雑になる。尚、分散型電源からの余剰電力を前述した負荷調整器で消費した場合、これは単にエネルギーの廃棄となってしまうため不経済である。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、分散型電源から電力系統への潮流を抑制するとともに、同分散型電源からの電力を負荷のために有効に利用することにある。
前記課題を解決するための発明は、分散型電源と接続される蓄電池と、電力系統と前記蓄電池との間の第1の線路に介挿される遮断器と、前記蓄電池の充電量が所定量未満である場合、前記第1の線路が接続されるように前記遮断器を制御し、前記蓄電池の充電量が所定量以上である場合、前記第1の線路が遮断されるように前記遮断器を制御する制御装置と、を備え、前記蓄電池の充電量が所定量未満である場合、前記分散型電源又は前記電力系統からの電力が負荷に供給され、前記蓄電池の充電量が所定量以上である場合、前記分散型電源又は前記蓄電池からの電力が前記負荷に供給される遮断器制御装置である。
分散型電源から電力系統への潮流が抑制されるとともに、同分散型電源からの電力が負荷のために有効に利用される。
本実施の形態の遮断器制御装置の構成例を示す系統図である。 本実施の形態の遮断器制御動作における親局の処理手順例を示すフローチャートである。 日射が十分に有り且つ蓄電池の充電残量率が40%以上の場合の潮流の状態の一例を示す図である。 日射が十分には無く且つ蓄電池の充電残量率が40%以上の場合の潮流の状態の一例を示す図である。 日射が十分に有り且つ蓄電池の充電残量率が40%未満の場合の潮流の状態の一例を示す図である。 日射が十分には無く且つ蓄電池の充電残量率が40%未満の場合の潮流の状態の一例を示す図である。
===遮断器制御装置の構成===
図1を参照しつつ、本実施の形態の遮断器制御装置1の構成例について説明する。尚、同図は、遮断器制御装置1の構成例を示す系統図である。また、同図では、後述する配電線2等の電力線を実線で示し、後述する通信回線70等の通信線を点線で示している。
図1に例示されるように、遮断器制御装置1は、蓄電池41と、遮断器21と、親局(制御装置)50及び子局(制御装置)60とを備えている。
蓄電池41は、配電線3、4を介してユーザの太陽電池(分散型電源)31と接続された充放電可能な電池であり、後述するように、太陽電池31又は電力系統から充電し、ユーザの負荷24へ放電するようになっている。
遮断器21は、電力系統(図1の紙面左側にあるが、それ自体は不図示)と蓄電池41との間の線路、即ち「配電線2における“配電線4との分岐点”と“電力系統”との間」及び「配電線4」からなる線路(第1の線路)に介挿され、例えば、閉状態となることにより同線路を接続し、開状態となることにより同線路を遮断する開閉装置である。
親局50は、蓄電池41の充電量に応じて、遮断器21の開閉動作を制御する情報処理装置である。本実施の形態では、蓄電池41の充電量は、以下述べる子局60が備える所定の検出手段(不図示)によって検出されるものとする。尚、遮断器21の開閉制御も所定の子局を通じて行なわれるが、同子局は図1では省略されている。
子局60は、蓄電池41と通信可能に接続されて、同蓄電池41の充電量を検出するための所定の検出手段を備え、同検出手段により検出された充電量に係る情報を、通信回線70を通じて、親局50に送信する情報処理装置である。
また、図1に例示されるように、遮断器制御装置1は、コンバータ22と、インバータ23と、計器用変圧器2aと、変流器22aとを更に備えている。
コンバータ22は、遮断器21と蓄電池41との間の線路、即ち「配電線2における“配電線4との分岐点”と“遮断器21”との間」及び「配電線4」からなる線路(第2の線路)に介挿され、電力系統からの電力を交流値から直流値へ変換する変換器である。尚、コンバータ22が例えばサイリスタ変換器の場合、そのサイリスタの制御も親局50によって所定の子局及び通信線を通じて行なわれるが、図1では子局及び通信線ともに省略されている。
インバータ23は、太陽電池31及び蓄電池41と負荷24との間の線路、即ち「配電線2における“配電線3、4との分岐点”と“負荷24”との間」(第3の線路)に介挿され、太陽電池31又は蓄電池41からの電力を直流値から交流値へ変換する変換器である。尚、インバータ23が例えばサイリスタ変換器の場合、そのサイリスタの制御も親局50によって所定の子局及び通信線を通じて行なわれるが、図1では子局及び通信線ともに省略されている。
計器用変圧器2aは、配電線2における遮断器21と電力系統との間に介挿され、配電線2における電力系統側の電圧を検出する交流電圧計である。尚、計器用変圧器2aの制御も所定の子局を通じて行なわれるが、同子局は図1では省略されている。
変流器22aは、本実施の形態では、コンバータ22の一部を構成する電力系統側の電線22bに設けられて、電力系統からの電流を検出する交流電流計である。尚、変流器22aの制御も所定の子局を通じて行なわれるが、同子局は図1では省略されている。また、変流器22aは、必ずしもコンバータ22に内蔵されている必要はなく、要するに、後述する電力系統の事故に起因して発生する過電流を検出可能であれば、如何なる箇所に設けられていてもよい。
尚、図1の例示では、親局50は、計器用変圧器2a、遮断器21、コンバータ22等とは別体であるが、これに限定されるものではなく、例えばコンバータ22等の内部に組み込まれていても良い。
===遮断器制御装置の動作===
図2乃至図6を参照しつつ、前述した構成を備えた遮断器制御装置1の動作例について説明する。尚、図2は、遮断器制御動作における親局50の処理手順例を示すフローチャートである。図3は、日射が十分に有り且つ蓄電池41の充電残量率が40%以上の場合の潮流の状態の一例を示す図である。図4は、日射が十分には無く且つ蓄電池41の充電残量率が40%以上の場合の潮流の状態の一例を示す図である。図5は、日射が十分に有り且つ蓄電池41の充電残量率が40%未満の場合の潮流の状態の一例を示す図である。図6は、日射が十分には無く且つ蓄電池41の充電残量率が40%未満の場合の潮流の状態の一例を示す図である。
図2に例示されるように、親局50は、現時点で、遮断器21が開状態又閉状態の何れの状態にあるかを判別する(S100)。具体的には、親局50は、遮断器21の子局(不図示)から同遮断器21の状態を示す情報を受信し、同情報が開状態又は閉状態の何れを示しているかを判別する。
<<<1.遮断器が開状態の場合>>>
遮断器21の状態が開状態であると判別した場合(S100:開)、親局50は、子局60に充電池41の充電量を検出させ、これに基づく充電残量率(「充電量」/「充電可能量」×100%)を示す情報を充電量の検出結果として受信し、同充電残量率が40%未満であるか否かを判別する(S101)。尚、この40%未満という水準は、例えば、遮断器21を閉状態として電力系統と蓄電池41とを接続したとき、同蓄電池41から電力系統へ逆潮流が発生しない水準を意味する。また、子局60による充電量の検出結果は、このような充電残量率に限定されるものではなく、充電量それ自体であってもよい。この場合、ステップS101の判別処理における充電量との比較対象は、「40%」に対応する所定量である。
<1−1.充電残量率≧40%の場合>
充電残量率が40%以上であると判別した場合(S101:NO)、親局50は、ステップS101の判別処理を再度実行する。
親局50がステップS101からステップS101:NOを経由して再度ステップS101を繰り返し実行している間、例えば日射が有り太陽電池31が十分に発電できる場合(図3)、図3の太線の矢印で例示されるように、太陽電池31からの電力は蓄電池41に充電されるとともに負荷24に供給される。一方、これと平行して、蓄電池41は負荷24に向けて電力を放電する。
また、親局50がステップS101からステップS101:NOを経由して再度ステップS101を繰り返し実行している間、例えば日射が無く太陽電池31が十分に発電できない場合(図4)、図4の太線の矢印で例示されるように、蓄電池41は負荷24に向けて電力を放電する。
つまり、蓄電池41の充電残量率が40%以上の場合、電力系統から負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41が解列された状態で、基本的に、蓄電池41に充電された電力が負荷24に供給され、特に日射が有れば、更に太陽電池31からの電力が負荷24に供給されるとともに蓄電池41に充電される。これは、特に電力系統に事故等が発生していなくても、同電力系統とは解列された状態で、太陽電池31の電力が蓄電池41を通じて負荷24に有効利用されることを意味する。
<1−2.充電残量率<40%の場合>
充電残量率が40%未満であると判別した場合(S101:YES)、親局50は、計器用変圧器2aにより検出された電圧が所定水準にあるか否か(即ち、計器用変圧器2aの電圧値が所定値以上であるか否か)を判別する(S102)。尚、この所定値とは、例えば、電力系統から負荷24へ潮流が発生するための同電力系統の出力側の電圧の最小値である。電力系統に短絡事故や地絡事故等が発生すると、同電力系統の出力側の電圧はこの所定値未満となる。つまり、ステップS102の処理は、電力系統に短絡事故や地絡事故等が発生している(S102:NO)又は発生していない(S102:YES)の何れであるかの判別処理を意味する。
計器用変圧器2aの電圧値が所定値未満であると判別した場合(S102:NO)、親局50は、ステップS101の処理を再度実行する。つまり、蓄電池41の充電残量率が40%未満の場合であっても、電力系統に短絡事故や地絡事故等が発生している場合、遮断器21の開状態が維持される。これにより、事故中の電力系統に対する太陽電池31及び蓄電池41からの逆潮流が防止される。
計器用変圧器2aの電圧値が所定値以上であると判別した場合(S102:YES)、親局50は、遮断器21の子局(不図示)に対し投入指令を送信して、遮断器21を開状態から閉状態とする(S103)。つまり、蓄電池41の充電残量率が40%未満であり且つ電力系統に短絡事故や地絡事故等が発生していない場合、遮断器21は閉状態となって、電力系統と、負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41とが連系される。尚、図示してはいないが、本実施の形態では、蓄電池41の充電残量率が100%となった場合、親局50は、遮断器21を閉状態から開状態とするようになっている。
<<<2.遮断器が閉状態の場合>>>
遮断器21の状態が閉状態であると判別した場合(S100:閉)、親局50は、子局60に充電池41の充電量を検出させ、これに基づく充電残量率(「充電量」/「充電可能量」×100%)を示す情報を充電量の検出結果として受信し、同充電残量率が40%以上であるか否かを判別する(S104)。
<2−1.充電残量率<40%の場合>
充電残量率が40%未満であると判別した場合(S104:NO)、親局50は、変流器22aにより検出された電流が過電流であるか否か(即ち、変流器22aの電流値が過電流に該当する所定値以上であるか否か)を判別する(S105)。尚、この所定値とは、電力系統の事故に起因して発生する過電流を示す値であり、例えばユーザの負荷24に損傷等を与える虞のある電流の最小値である。電力系統に事故が発生すると、その事故によっては、電力系統の出力側からの電流はこの所定値以上となる。つまり、ステップS105の処理は、電力系統から過電流が流れ込む(S105:YES)又は流れ込まない(S105:NO)の何れであるかの判別処理を意味する。
変流器22aの電流値が所定値未満であると判別した場合(S105:NO)、親局50は、ステップS104の処理を再度実行する。
親局50がステップS104からステップS104:NO、S105、及びS105:NOを経由してステップS104を繰り返し実行している間、例えば日射が有り太陽電池31が十分に発電できる場合(図5)、図5の太線の矢印で例示されるように、電力系統からの電力及び太陽電池31からの電力は蓄電池41に充電されるとともに負荷24に供給される。
また、親局50がステップS104からステップS104:NO、S105、及びS105:NOを経由してステップS104を繰り返し実行している間、例えば日射が無く太陽電池31が十分に発電できない場合(図6)、図6の太線の矢印で例示されるように、電力系統からの電力は蓄電池41に充電されるとともに負荷24に供給される。
つまり、蓄電池41の充電残量率が40%未満の場合、電力系統に負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41が連系された状態で、基本的に、電力系統からの電力が負荷24に供給されるとともに蓄電池41に充電され、特に日射が有れば、更に太陽電池31からの電力が負荷24に供給されるとともに蓄電池41に充電される。尚、図示してはいないが、本実施の形態では、蓄電池41の充電残量率が100%となった場合、親局50は、遮断器21を閉状態から開状態とするようになっている。
変流器22aの電流値が所定値以上であると判別した場合(S105:YES)、親局50は、遮断器21の子局(不図示)に対し遮断指令を送信して、遮断器21を閉状態から開状態とする(S106)。つまり、蓄電池41の充電残量率が40%未満の場合であっても、電力系統から過電流が流れ込んでいる場合、遮断器21は開状態となって、電力系統から負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41が解列されるため、特にユーザの負荷24等が保護されるとともに、日射量が十分であれば、同負荷24には太陽電池31から電力も供給される。
<2−2.充電残量率≧40%の場合>
充電残量率が40%以上であると判別した場合(S104:YES)、親局50は、遮断器21の子局(不図示)に対し遮断指令を送信して、遮断器21を閉状態から開状態とする(S106)。つまり、蓄電池41の充電残量率が40%以上の場合、遮断器21は開状態となって、電力系統から負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41が解列される。これは、特に電力系統に事故等が発生していなくても、同電力系統とは解列された状態で、太陽電池31の電力が蓄電池41を通じて負荷24に有効利用されることを意味する。
以上述べたように、本実施の形態の遮断器制御装置1によれば、蓄電池41の充電量が所定量(例えば40%)未満である場合、太陽電池31又は電力系統からの電力が負荷24に供給される。一方、蓄電池41の充電量が所定量以上である場合、太陽電池31又は蓄電池41からの電力が負荷24に供給される。このように、特に電力系統に事故等が発生していなくても、同電力系統に太陽電池31が常時連系されることがないため、太陽電池31から電力系統への潮流が抑制されるとともに、太陽電池31からの電力が負荷24のために有効に利用される。
また、この遮断器制御装置1は、コンバータ22及びインバータ23を更に備えたことによって、電力系統から供給される電力及び負荷24へ供給される電力が交流値である一方、太陽電池31及び蓄電池41を直流電源とする一般的なシステムに対し適用可能である。
また、この遮断器制御装置1によれば、蓄電池41の充電残量率が所定量(例えば40%)未満であり且つ電力系統に短絡事故や地絡事故等が発生していない場合、遮断器21は閉状態となって、電力系統と太陽電池31及び蓄電池41とが連系される。これにより、太陽電池31から電力系統への潮流が抑制される。
また、この遮断器制御装置1によれば、電力系統から過電流が流れ込んでいる場合、遮断器21は開状態となって、電力系統から負荷24、太陽電池31、及び蓄電池41が解列されるため、ユーザの負荷24が保護されるとともに、同負荷24には太陽電池31又は蓄電池41から電力も供給される。
また、この遮断器制御装置1によれば、太陽電池31からの余剰電力が蓄電池41に充電されるため、この蓄電池41からの電力が負荷24に供給されることによって、太陽電池31からの電力が負荷24のためにより一層有効に利用される。
また、余剰電力の発生が日射量等に応じて変動する太陽電池31を分散型電源としているため、本実施の形態の遮断器制御装置1を適用すれば、この余剰電力を蓄電池41に充電しておくことを通じて、太陽電池31からの電力をより一層有効に負荷24に供給できる。
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良されるとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態では、分散型電源は太陽電池31であったが、これに限定されるものではない。分散型電源は、例えば、燃料電池や風力発電装置等であってもよい。特に、風力発電装置の場合、余剰電力の発生が風速等に応じて変動するため、前述した遮断器制御装置1を適用すれば、この余剰電力を蓄電池41に充電しておくことを通じて、風力発電装置からの電力をより一層有効に負荷24に供給できる。
前述した実施の形態では、遮断器21の開閉状態の判断基準である蓄電池41の充電残量率を40%としたが、これに限定されるものではない。前述したように、例えば、遮断器21を閉状態として電力系統と蓄電池41とを接続したとき、同蓄電池41から電力系統へ逆潮流が発生しない充電量の最大値に対応する充電残量比率であれば、如何なる値であってもよい。
1 遮断器制御装置 2、3、4 配電線 2a 計器用変圧器
21 遮断器 22 コンバータ 22a 変流器
22b 電線 23 インバータ 24 負荷
31 太陽電池 41 蓄電池 50 親局
60 子局 70 通信回線

Claims (6)

  1. 分散型電源と接続される蓄電池と、
    電力系統と前記蓄電池との間の第1の線路に介挿される遮断器と、
    前記蓄電池の充電量が所定量未満である場合、前記第1の線路が接続されるように前記遮断器を制御し、前記蓄電池の充電量が所定量以上である場合、前記第1の線路が遮断されるように前記遮断器を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記蓄電池の充電量が所定量未満である場合、前記分散型電源又は前記電力系統からの電力が負荷に供給され、前記蓄電池の充電量が所定量以上である場合、前記分散型電源又は前記蓄電池からの電力が前記負荷に供給される
    ことを特徴とする遮断器制御装置。
  2. 前記遮断器と前記蓄電池との間の第2の線路に介挿され、前記電力系統からの電力を交流値から直流値へ変換するコンバータと、
    前記分散型電源及び前記蓄電池と前記負荷との間の第3の線路に介挿され、前記分散型電源又は前記蓄電池からの電力を直流値から交流値へ変換するインバータと、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の遮断器制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記蓄電池の充電量が所定量未満であり、且つ、前記第1の線路の電圧が前記電力系統から前記負荷へ向かう潮流を発生する電圧である場合、前記第1の線路が接続されるように前記遮断器を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記第1の線路の電流が前記電力系統の事故に起因して発生する過電流である場合、前記第1の線路が遮断されるように前記遮断器を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器制御装置。
  5. 前記蓄電器は、前記分散型電源から前記負荷へ供給されない余剰電力を充電する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮断器制御装置。
  6. 前記分散型電源は、太陽電池である
    ことを特徴とする請求項5に記載の遮断器制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013027127A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Kajima Corp 既設構造物の改修方法および改修建築物における電力制御方法並びにこれらに用いる電力制御盤

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