JP2011100325A - ログ管理装置及びログ管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害が発生する可能性がある場合に早い段階で詳細なログを取得可能なログ管理装置及びログ管理方法を提案する。
【解決手段】ログ管理手段は、取得された新たなログと同内容のログがログ管理テーブルに格納されていない場合、新たなログの内容に基づいて対応するログ詳細度制御情報を決定し、新たなログに対応づけてログ管理テーブルに格納する手段と、新たなログのリンク先ログの識別情報として、新たなログの直前に取得されたログの識別情報を取得し、新たなログに対応づけてログ管理テーブルに格納する手段と、ログ管理テーブルに格納されているログのログ詳細度制御情報が詳細記録を示す場合であって、該ログのリンク先ログが該ログのみからリンクされている場合、ログ管理テーブルに格納されている該リンク先ログのログ詳細度制御情報を詳細記録に変更する手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ログ管理装置及びログ管理方法に関する。
通常、サーバはアプリケーションの動作状況等をログに記録する。記録される内容には、正常な状態を示す内容からエラー状態を示す内容まで様々な事象が含まれる。エラー状態を示す内容がログとして記録されると、サーバは記録されたログを解析して障害の原因を分析する。
障害の原因を究明するためには、ログを詳細に記録することが望ましいが、ログを詳細に記録するとログの取得量が多くなるため、サーバにかかる負荷が高くなりサーバの性能が低下するという問題が生じていた。
このような問題を解消するために、例えば特許文献1に記載のサービスプロセッサでは、自サービスプロセッサの負荷が閾値未満である場合にはログを自サービスプロセッサ内のメモリに保存し、自サービスプロセッサの負荷が閾値以上である場合にはログを他のサービスプロセッサ内のメモリに保存する。また、特許文献2に記載の通信処理装置では、障害の状態に応じて、取得するログ詳細度を制御する。
特開2009−110078号公報 特開平05−314040号公報
上記文献などの従来技術によれば、負荷を分散しながらログを詳細に取得することができるため、サーバの性能が低下するという問題は軽減する。
しかし、従来技術では、障害が発生した段階でログ詳細度を変更するものであるため、障害が回復しログの詳細度が簡易なものに戻った後に再び同一の障害が発生した場合、その障害が発生した処理については詳細なログが取得できないという問題があった。
そこで、本発明は、障害が発生する可能性がある場合に早い段階で詳細なログを取得可能なログ管理装置及びログ管理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明は、アプリケーションのログファイルに出力されるログに関して、所定単位処理のログである単位ログごとに、該単位ログに付与された識別情報と、該単位ログに続けて記録する際のログ詳細度制御情報と、該単位ログにリンクする他の単位ログ(以下、「リンク単位ログ」と呼ぶ)の識別情報とを対応づけて格納するログ管理テーブルと、アプリケーションのログファイルを監視し、ログ管理テーブルを更新するログ管理手段と、ログ詳細度制御情報に基づいて、アプリケーションのログファイルに出力されるログ詳細度を変更するログ詳細度変更手段と、を備え、ログ管理手段は、アプリケーションに関して取得された新たな単位ログと同内容の単位ログがログ管理テーブルに格納されていない場合、新たな単位ログの内容に基づいて対応するログ詳細度制御情報を決定し、新たな単位ログに対応づけてログ管理テーブルに格納する手段と、新たな単位ログのリンク単位ログの識別情報として、新たな単位ログの直前に取得された単位ログの識別情報を取得し、新たな単位ログに対応づけてログ管理テーブルに格納する手段と、ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が詳細記録を示す場合であって、該単位ログのリンク単位ログが該単位ログのみからリンクされている場合、ログ管理テーブルに格納されている該リンク単位ログのログ詳細度制御情報を詳細記録に変更する手段と、
を備える。
また、本発明は、アプリケーションのログファイルに出力されるログに関するログ管理装置のログ管理方法であって、ログ管理方法は、アプリケーションのログファイルを監視するステップと、アプリケーションのログファイルに出力されるログに関して、所定単位処理のログである単位ログごとに、該単位ログに付与された識別情報と、該単位ログに続けて記録する際のログ詳細度制御情報と、該単位ログにリンクする他の単位ログ(以下、「リンク単位ログ」と呼ぶ)の識別情報とを対応づけて格納するログ管理テーブルを更新するステップと、ログ詳細度制御情報に基づいて、アプリケーションのログファイルに出力されるログ詳細度を変更するステップと、を実行し、更新するステップは、アプリケーションに関して取得された新たな単位ログと同内容の単位ログがログ管理テーブルに格納されていない場合、新たな単位ログの内容に基づいて対応するログ詳細度制御情報を決定し、新たな単位ログに対応づけてログ管理テーブルに格納するステップと、新たな単位ログのリンク単位ログの識別情報として、新たな単位ログの直前に取得された単位ログの識別情報を取得し、新たな単位ログに対応づけてログ管理テーブルに格納するステップと、ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が詳細記録を示す場合であって、該単位ログのリンク単位ログが該単位ログのみからリンクされている場合、ログ管理テーブルに格納されている該リンク単位ログのログ詳細度制御情報を詳細記録に変更するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、障害が発生する可能性がある場合に早い段階で詳細なログを取得することができる。
本実施形態によるコンピュータシステム100の構成を示したブロック図である。 ログ管理テーブル80の構成を示す説明図である。 制御管理テーブル90の構成を示す説明図である。 アプリケーション手段2の負荷を監視するフローチャートである。 ログ詳細度を切り替えるフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図面中、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
(1)コンピュータシステムの構成
図1は、本実施形態によるコンピュータシステム100の構成を示したブロック図である。コンピュータシステム100は、サーバコンピュータ1(以下、サーバ1という。)がネットワーク12を介してクライアントコンピュータ10と通信可能に接続される構成である。
サーバ1は、CPU(図示せず)、CPUにバス結合されたメモリ(図示せず)、入力部(図示せず)、表示部(図示せず)、および入出力インタフェース(図示せず)など、通常のコンピュータ装置と同様のハードウェアを備えている。サーバ1は、物理的には、専用化したシステム、あるいは汎用の情報処理装置のいずれであってもよい。たとえば、一般的な構成の情報処理装置において、本発明のログ管理方法における処理を規定したソフトウェアを起動することにより、サーバ1を実現することもできる。
サーバ1は、機能的にはアプリケーション実行手段2及びログ管理装置13等を備えている。ログ管理装置13は、負荷監視手段7,ログ詳細度変更手段6,ログ監視手段(ログ管理手段)5,ログ管理データベース8,及び制御管理データベース9等を備えている。これらの機能は、主にCPUがメモリに格納されるプログラムを実行し、各ハードウェアを制御することにより、実現することができる。なお、負荷監視手段7,ログ詳細度変更手段6,ログ監視手段5,ログ管理データベース8,及び制御管理データベース9は、その全部又は一部をアプリケーション実行手段2の一部に含めることも可能であり、その全部又は一部を他のコンピュータに組み込むことも可能である。
アプリケーション実行手段2は、サーバ1が保持するサーバアプリケーション3(以下、単にアプリケーション3という。)を実行し、アプリケーション3の動作状況について所定処理(所定単位処理)ごとのログを記録したログファイル4を作成する。負荷監視手段7は、アプリケーション実行手段2での負荷状況を監視する。ログ詳細度変更手段6は、アプリケーション実行手段2の負荷状況に応じて、ログファイル4に出力されるログのログ詳細度を変更する。ログ監視手段5は、ログファイル4に出力されるログと,後述するログ管理データベース8に蓄積されるログと,を監視し、ログ詳細度を切り替える。なお、本実施形態のログ詳細度としては、出力されるログを簡易に記録する「通常(簡易記録)」と、出力されるログを詳細に記録する「詳細(詳細記録)」との2種類としている。
ログ管理データベース8は、ログ管理テーブル80を保持するデータベースである。ログ管理テーブル80は、蓄積されるログを、所定処理の流れを含めて管理するテーブルである。また、ログ管理テーブル80は、ログファイル4に出力されるログに関して、所定処理のログ(単位ログ)ごとに付与されるログ番号を格納する「ログ番号」欄と,出力される単位ログに続けて記録する際のログ詳細度を切り替えるためのログ詳細度制御情報を格納する「切替フラグ」欄と,出力される単位ログの内容を格納する「ログ内容」欄と,出力された単位ログと該ログにリンクする他の単位ログとの対応付けをリンク単位ログとして格納する「リンク情報」欄と,から構成されている。
本実施形態の「切替フラグ」欄に格納されるログ詳細度制御情報のうち、「エラー固定」は、一のアプリケーション3に属した所定処理がエラーで終了した場合に格納される制御情報をいう。また、「正常」は、一のアプリケーション3に属した所定処理が正常に終了した場合に格納される制御情報をいう。さらに、「エラー」は、ログ監視手段5により、エラーに至る可能性があると判断した場合に格納される制御情報をいう。
制御管理データベース9は、制御管理テーブル90を保持するデータベースである。制御管理テーブル90は、アプリケーション3のログの情報をその実行単位(スレッド)ごとに管理するテーブルであり、アプリケーション3のスレッドごとに付与されたスレッド番号を格納する「スレッド番号」欄と,該スレッドに関して前回出力された単位ログ(前回単位ログ)のログ番号を格納する「ログ番号」欄と,から構成されている。
クライアントコンピュータ10は、サーバ1と同様、CPU(図示せず)、CPUにバス結合されたメモリ(図示せず)、入力部(図示せず)、表示部(図示せず)、および入出力インタフェース(図示せず)など、通常のコンピュータ装置と同様のハードウェアを備え、クライアントアプリケーション11を保持している。
(2)負荷監視処理
上述のように構成されたサーバ1が自身の負荷を監視する負荷監視処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。負荷監視処理は、サーバ1が起動している間、常時実行してもよいし、監視コマンドに基づいて実行してもよい。
まず、負荷監視手段7はアプリケーション実行手段2の負荷を確認し(S1)、アプリケーション実行手段2の負荷が予め指定された閾値を超えているか否かを判断する(S2)。
負荷監視手段7は、アプリケーション実行手段2の負荷が予め指定された閾値を超えていないと判断した場合には(S2NO)、ログ詳細度変更手段6が出力される単位ログのログ詳細度を確認し、ログ詳細度が「通常」になっている場合には、ログ詳細度を「詳細」に設定する(S3)。
一方、負荷監視手段7は、アプリケーション実行手段2の負荷が予め指定された閾値を超えていると判断した場合には(S2YES)、ログ詳細度変更手段6が出力される単位ログのログ詳細度を確認し、ログ詳細度が「詳細」になっている場合には、ログ詳細度を「通常」に設定する(S4)。
ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を変更すると(S3,S4)、負荷監視手段7は予め指定された時間待機する(S5)。
予め指定された時間が経過すると、負荷監視手段7はアプリケーション実行手段2が停止しているか否かを判断する(S6)。
負荷監視手段7はアプリケーション実行手段2が停止していないと判断すると(S6NO)、再びステップS1に戻り、アプリケーション実行手段2の負荷を監視する。一方、負荷監視手段7はアプリケーション実行手段2が停止していると判断すると(S6YES)、負荷監視処理を終了する。
このように、本実施形態ではアプリケーション実行手段2が停止せずにアプリケーション3を実行している間、負荷監視手段7がアプリケーション実行手段2の負荷を監視するため、ログ詳細度変更手段6は出力される単位ログに関してアプリケーション実行手段2の負荷に応じたログ詳細度に随時変更することができる。
(3)ログ切替処理
上述のように構成されたサーバ1が自身のログを監視してログ管理テーブル80の切替フラグを切り替えるログ切替処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2のログファイル4に出力される新たな単位ログ(今回単位ログ)を取得する(S11)。ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、今回単位ログと同じ内容の単位ログがログ管理テーブル80に存在するか否かを判断する(S12)。
ログ監視手段5は、今回単位ログと同じ内容の単位ログがログ管理テーブル80に存在しない、と判断すると(S12NO)、今回単位ログの内容に基づいて切替フラグ(ログ詳細度制御情報)を決定する。具体的には、一のアプリケーション3に属した所定処理が正常に終了した場合には切替フラグを「正常」に、エラーで終了した場合には切替フラグを「エラー固定」にする。ログ監視手段5は、今回単位ログに対応するログ番号と,切替フラグ(ログ詳細度制御情報)と,ログ内容と,をログ管理テーブル80に登録し(S13)、ステップS14にすすむ。一方、ログ監視手段5は、今回単位ログと同じ内容の単位ログがログ管理テーブル80に存在する、と判断した場合には(S12YES)、ステップS14にすすむ。
次に、ログ監視手段5は、制御管理データベース9を参照し、今回単位ログを出力したスレッドについて、制御管理テーブル90に、前回単位ログのログ番号が登録されているか否かを判断する(S14)。
ログ監視手段5は、制御管理テーブル90に前回単位ログに付与されたログ番号が登録されていると判断すると(S14YES)、今回単位ログに付与されたログ番号に対応するログ管理テーブル80の「リンク情報」欄に前回単位ログのログ番号を格納することでリンクを張り(S15)、ステップS16にすすむ。一方、ログ監視手段5は、制御管理テーブル90に前回単位ログに付与されたログ番号が登録されていないと判断した場合には(S14NO)、ステップS16にすすむ。
次に、ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、今回単位ログの切替フラグが「エラー」又は「エラー固定」であるか否かを判断する(S16)。
ログ監視手段5は、今回単位ログの切替フラグが「正常」であると判断すると(S16NO)、ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を「通常」(簡易記録)に設定する(S17)。また、ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照してリンクを順次たどり、リンクされるリンク単位ログの切替フラグが「エラー」であると判断した場合には、「正常」に変更する(S18)。
一方、ログ監視手段5は、今回単位ログの切替フラグが「エラー」又は「エラー固定」であると判断すると(S16YES)、ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を「詳細」(詳細記録)に設定する(S19)。また、ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照してリンクを順次たどり、リンクされるリンク単位ログの切替フラグが「正常」であり、他の単位ログからリンクが張られていない場合には、リンク単位ログの切替フラグを「エラー」に変更する(S20)。
ログ監視手段5は、今回単位ログを出力したスレッドについて、今回単位ログのログ番号を制御管理テーブル90に登録すると(S21)、アプリケーション実行手段2が停止しているか否かを判断する(S22)。
ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2が実行していると判断すると(S22NO)、再びステップS11に戻り、引き続きログ切替処理を実行する。
一方、ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2が停止していると判断すると(S22YES)、ログ切替処理を終了する。
(3−1)ログ切替処理の具体例
上述したログ切替処理をサーバ1が具体的に実行する例について、図5のフローチャートを用いて説明する。ログ切替処理の開始当初、ログ管理テーブル80,及び制御管理テーブル90には何らの情報も登録されていないものとする。また、最初の単位ログ(第1の単位ログ)として、「スレッド番号002,処理Bのエラーログ」が出力され、次の単位ログ(第2の単位ログ)として、「スレッド番号001,処理Aの正常ログ」が出力され、さらにその次の単位ログ(第3の単位ログ)として、「スレッド番号001,処理Bのエラーログ」が出力された後、ログ切替処理を終了するものとする。
(3−1A)第1のログが出力された場合のログ切替処理
まず、ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2のログファイル4に出力される第1の単位ログ「スレッド番号002,処理Bのエラーログ」を取得する(S11)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照するが、何らの情報も登録されていないため、第1の単位ログである今回単位ログと同じ内容の単位ログがログ管理テーブル80に存在しないと判断し(S12NO)、ログ管理テーブル80に、ログ番号「1」,切替フラグ「エラー固定」,ログ内容「処理Bでエラーが発生」,を登録する(S13)。次にログ監視手段5は、制御管理データベース9を参照するが、制御管理テーブル90には何らの情報も登録されていないため、前回単位ログのログ番号は存在しないと判断する(S14NO)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、今回単位ログの切替フラグが「エラー固定」であると判断すると(S16YES)、ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を「詳細」に設定する(S19)。ログ監視手段5は、ログ管理テーブル80を参照してリンクを順次たどろうとするが、今回単位ログは最初のログであり、リンクされるリンク単位ログがない。このため、ログ監視手段5は、ステップS20を実行することなく、今回単位ログのログ番号「1」を制御管理テーブル90に登録する(S21)。ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2が実行していると判断し(S22NO)、引き続き、ステップS11を実行する。
(3−1B)第2のログが出力された場合のログ切替処理
ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2のログファイル4に出力される第2の単位ログ「スレッド番号001,処理Aの正常ログ」を取得する(S11)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照するが、第2の単位ログである今回単位ログと同じ内容のログがログ管理テーブル80に存在しないと判断し(S12NO)、ログ管理テーブル80に、ログ番号「2」,切替フラグ「正常」,ログ内容「処理Aで正常に完了」,を登録する(S13)。ログ監視手段5は、制御管理データベース9を参照するが、制御管理テーブル90には、前回単位ログのログ番号は登録されていないと判断する(S14NO)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、今回単位ログの切替フラグが「正常」であると判断すると(S16YES)、ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を「通常」に設定する(S17)。ログ監視手段5は、ログ管理テーブル80を参照してリンクを順次たどろうとするが、リンクされるリンク単位ログはない。このため、ログ監視手段5は、ステップS18を実行することなく、今回単位ログのログ番号「2」を制御管理テーブル90に登録する(S21)。ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2が実行していると判断し(S22NO)、引き続き、ステップS11を実行する。
(3−1C)第3のログが出力された場合のログ切替処理
ログ監視手段5は、アプリケーション実行手段2のログファイル4に出力される第3の単位ログ「スレッド番号001,処理Bのエラーログ」を取得する(S11)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、第3の単位ログと同じ内容の単位ログ(ログ番号「1」)がログ管理テーブル80に存在すると判断する(S12YES)。ログ監視手段5は、制御管理データベース9を参照し、今回単位ログを出力したスレッドについて、制御管理テーブル90に、前回単位ログのログ番号「2」が登録されていると判断する(S14YES)。
ログ監視手段5は、今回単位ログに付与されたログ番号「1」に対応するログ管理テーブル80の「リンク情報」欄に、前回単位ログのログ番号「2」を格納することで、リンクを張る(S15)。
ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照し、今回単位ログの切替フラグが「エラー固定」であると判断すると(S16YES)、ログ詳細度変更手段6がログ詳細度を「詳細」に設定する(S19)。また、ログ監視手段5は、ログ管理データベース8を参照してリンクを順次たどり、リンクされるリンク単位ログ(この場合、ログ番号「2」の単位ログ)の切替フラグが「正常」であり、かつ、他の単位ログからリンクが張られていないので、リンク単位ログの切替フラグを「エラー」に変更する(S20)。
ログ監視手段5は、スレッド1について、今回単位ログのログ番号「1」を、制御管理テーブル90内の、前回単位ログの「ログ番号」欄に上書き登録すると(S21)、アプリケーション実行手段2が停止していると判断し(S22YES)、ログ切替処理を終了する。
このように、ログ監視手段5が、今回単位ログ(新たな単位ログ)と今まで蓄積されたログとを照合し、前回単位ログを今回単位ログに対応付けてリンク単位ログとして管理することにより、一のアプリケーション3で出力した一連のログの流れを関連付けて管理することができる。また、今回単位ログが障害を示す内容であった場合には、リンク付けしたリンク単位ログのログ詳細度を切り替えているため、サーバ1は障害に至るまでのログの流れを把握して障害発生の可能性を予測することができる。これにより、障害が回復し、再び同一の障害が発生した場合に、より早い段階で詳細なログに切り替えられているので、詳細なログに基づいて障害を分析することができる。
なお、本実施形態のログ詳細度は、説明の便宜上「詳細」と「通常」の2種類としたが、アプリケーションの負荷に応じて段階的に複数の詳細度を設定することも可能である。
以上、サーバが監視する自サーバに以前と同じ障害が生じた場合には、当該障害に対する一連のログを把握できるとともに、前回検出した段階よりも早い段階で詳細なログを取得することができる。
本発明は、サーバアプリケーションを動作させる環境に広く適用することができる。また、複数のコンピュータ装置がネットワークを介して通信可能に構成されることよってコンピュータ装置の負荷分散を行うシステムにおいて、ログ詳細度の変更が可能であれば本発明を適用することができる。
1…サーバ、2…アプリケーション実行手段、3…サーバアプリケーション、4…ログファイル、5…ログ監視手段、6…ログ詳細度変更手段、7…負荷監視手段、8…制御管理データベース、80…制御管理テーブル、9…ログ管理データベース、90…ログ管理テーブル、10…クライアントコンピュータ、11…クライアントアプリケーション、12…ネットワーク、13…ログ管理装置、100…コンピュータシステム。

Claims (6)

  1. アプリケーションのログファイルに出力されるログに関して、所定単位処理のログである単位ログごとに、該単位ログに付与された識別情報と、該単位ログに続けて記録する際のログ詳細度制御情報と、該単位ログにリンクする他の単位ログ(以下、「リンク単位ログ」と呼ぶ)の識別情報とを対応づけて格納するログ管理テーブルと、
    前記アプリケーションのログファイルを監視し、前記ログ管理テーブルを更新するログ管理手段と、
    前記ログ詳細度制御情報に基づいて、前記アプリケーションのログファイルに出力されるログ詳細度を変更するログ詳細度変更手段と、を備え、
    前記ログ管理手段は、
    前記アプリケーションに関して取得された新たな単位ログと同内容の単位ログが前記ログ管理テーブルに格納されていない場合、前記新たな単位ログの内容に基づいて対応するログ詳細度制御情報を決定し、前記新たな単位ログに対応づけて前記ログ管理テーブルに格納する手段と、
    前記新たな単位ログのリンク単位ログの識別情報として、前記新たな単位ログの直前に取得された単位ログの識別情報を取得し、前記新たな単位ログに対応づけて前記ログ管理テーブルに格納する手段と、
    前記ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が詳細記録を示す場合であって、該単位ログのリンク単位ログが該単位ログのみからリンクされている場合、前記ログ管理テーブルに格納されている該リンク単位ログのログ詳細度制御情報を詳細記録に変更する手段と、
    を備えることを特徴とするログ管理装置。
  2. 前記ログ管理手段が、
    前記ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が簡易記録を示す場合、前記ログ管理テーブルに格納されている該単位ログのリンク単位ログのログ詳細度制御情報を簡易記録に変更する手段を備えることを特徴とする請求項1記載のログ管理装置。
  3. 前記ログ管理装置は、予め設定されている前記アプリケーションの負荷閾値と、前記監視するアプリケーションの負荷とを比較する負荷監視手段を有し、
    前記ログ詳細度変更手段は、該比較結果に応じて、前記アプリケーションのログファイルに出力されるログ詳細度を変更することを特徴とする請求項1又は2記載のログ管理装置。
  4. アプリケーションのログファイルに出力されるログに関するログ管理装置のログ管理方法であって、
    前記方法は、
    前記アプリケーションのログファイルを監視するステップと、
    前記アプリケーションのログファイルに出力されるログに関して、所定単位処理のログである単位ログごとに、該単位ログに付与された識別情報と、該単位ログに続けて記録する際のログ詳細度制御情報と、該単位ログにリンクする他の単位ログ(以下、「リンク単位ログ」と呼ぶ)の識別情報とを対応づけて格納するログ管理テーブルを更新するステップと、
    前記ログ詳細度制御情報に基づいて、前記アプリケーションのログファイルに出力されるログ詳細度を変更するステップと、を実行し、
    前記更新するステップは、
    前記アプリケーションに関して取得された新たな単位ログと同内容の単位ログが前記ログ管理テーブルに格納されていない場合、前記新たな単位ログの内容に基づいて対応するログ詳細度制御情報を決定し、前記新たな単位ログに対応づけて前記ログ管理テーブルに格納するステップと、
    前記新たな単位ログのリンク単位ログの識別情報として、前記新たな単位ログの直前に取得された単位ログの識別情報を取得し、前記新たな単位ログに対応づけて前記ログ管理テーブルに格納するステップと、
    前記ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が詳細記録を示す場合であって、該単位ログのリンク単位ログが該単位ログのみからリンクされている場合、前記ログ管理テーブルに格納されている該リンク単位ログのログ詳細度制御情報を詳細記録に変更するステップと、
    を含むことを特徴とするログ管理方法。
  5. 前記更新するステップは、
    前記ログ管理テーブルに格納されている単位ログのログ詳細度制御情報が簡易記録を示す場合、前記ログ管理テーブルに格納されている該単位ログのリンク単位ログのログ詳細度制御情報を簡易記録に変更するステップを含むことを特徴とする請求項4記載のログ管理方法。
  6. 前記方法は、予め設定されている前記アプリケーションの負荷閾値と、前記監視するアプリケーションの負荷とを比較するステップと、
    該比較結果に応じて、前記新たな単位ログのログ詳細度を変更するステップと、を実行することを特徴とする請求項4又は5記載のログ管理方法。
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