JP2011097768A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2011097768A
JP2011097768A JP2009250406A JP2009250406A JP2011097768A JP 2011097768 A JP2011097768 A JP 2011097768A JP 2009250406 A JP2009250406 A JP 2009250406A JP 2009250406 A JP2009250406 A JP 2009250406A JP 2011097768 A JP2011097768 A JP 2011097768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cradle
shutter plate
drawer
shutter
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009250406A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Sawano
幸資 澤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009250406A priority Critical patent/JP2011097768A/ja
Publication of JP2011097768A publication Critical patent/JP2011097768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Trip Switchboards (AREA)

Abstract

【課題】引出形電気機器の断路部の位置に関係なく、構造がシンプルで、コンパクトな充電部のシャッタを具備したスイッチギヤを得る。
【解決手段】台車12に搭載された引出形電気機器である低圧VT6が、VTクレードル13に収容されており、左右両側に折曲部16aを有し、上部側が低圧クレードル13の前面上部に回動自在に支持されたシャッタ板16と、台車12の後部両側に立設されたアーム12aに回動自在に設けられて、シャッタ板16の折曲部16a端面と係合し転動するローラ22とを備え、低圧VT6がVTクレードル13内の所定位置にあるときは、ローラ22で折曲部16aの端面が押し上げられてシャッタ板16がVTクレードル13の内部上方に回動し、低圧VT6が前方に引き出されたときは、シャッタ板16が自重で垂下してVTクレードル13の前面を塞ぐように構成した。
【選択図】図2

Description

この発明は、引出形電気機器が台車に搭載されて筐体内に配置されたスイッチギヤに関し、特に、引出形電気機器の主回路への接続、断路の状態に応じて開閉するシャッタを備えたスイッチギヤに関するものである。
引出形電気機器を備えるスイッチギヤは、点検時の安全性を確保するため、引出形電気機器を盤外に引き出したときに盤側の主回路導体が露出することがないように、シャッタを設けることが多い。
従来の、シャッタを設けた閉鎖配電盤として、例えば、次のような技術が知られている。すなわち、筐体の遮断器室に、車輪を有する引出形遮断器が出し入れ可能に収容され、引出形遮断器の背面には遮断器側端子が突設され、遮断器の背後にある母線室と遮断器室とを区画する隔壁に、主回路母線に繋がった固定側端子(ブッシング)が絶縁支持されている。引出形遮断器が遮断器室に押し込まれたときは、前記両端子が接続状態となり、前面側に引き出されたときは、断路状態となる。断路状態のとき、充電部である固定側端子がシャッタで覆われて安全が確保できるようになっている。
シャッタの開閉機構は、固定側端子の前面側にあってシャッタ支えに支持されて上下動可能なシャッタと、シャッタ支えと一端が係合し他端が回動自在に軸支され途中にローラが設けられシャッタ駆動レバーと、引出形遮断器に装着された駆動部材とを有し、遮断器の出し入れ動作に連動して、駆動部材がシャッタ駆動レバーのローラに係合して移動することで、シャッタ駆動レバーの一端側が上下動し、その駆動力でシャッタ支えと共にシャッタが上下動するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−66008号公報(第2頁−5頁、第2図−第5図)
スイッチギヤ内に配置される引出形電気機器として、特許文献1のような遮断器の場合
では、通常、遮断器側端子は遮断器の背面側上下方向に突出しているので、それと接離する固定側端子も垂直な隔壁に上下方向に並べて配置されている。すなわち、両端子が接離する断路部は、引出形電気機器の背面隔壁に設けられる。もし引出形電気機器がクレードルに載置される場合であれば、クレードルの背面に設けられる。したがって、断路部にシャッタを設ける場合は、上記特許文献1のように、垂直な隔壁に上下配置された固定側端子の前面にシャッタを配置し、上下駆動させる方式をとるのが一般的である。
ところが、引出形電気機器の中には、例えば、低圧計器用変圧器のように、背面に突出した接続端子を持たないものがある。そこで、台車後部に低圧計器用変圧器の中継端子を設け、特許文献1のような断路部を背面隔壁に配置することも考えられるが、その場合は
奥行き寸法が大きくなるという問題がある。
低圧回路の限られたスペースで、できるだけコンパクトに引出形電気機器を収納するために、断路部は、例えば、台車下部に接触形のジャンクションを配置するような構造が採用される場合がある。断路部を下部に配置した場合は、特許文献1のような上下駆動形の
シャッタ構造をそのまま適用できないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、引出形電気機器と主回路とを接離する断路部の配置位置に関係なく、構造がシンプルで、コンパクトに設置できる充電部のシャッタを具備したスイッチギヤを提供すことを目的とする。
この発明に係るスイッチギヤは、台車に搭載された引出形電気機器が、クレードルに出し入れ可能に収容されて筐体内に配置されたスイッチギヤにおいて、左右両側に前方に向けて略直角に折り曲げられた折曲部を有し、上部側がクレードルの前面上部に回動自在に支持されて前後方向に回動可能なシャッタ板と、台車の後部両側に立設されたアームに回動自在に設けられてシャッタ板の折曲部の端面と係合し転動するローラとを備え、引出形電気機器がクレードルに収容されて所定位置にあるときは、ローラで折曲部の端面が押し上げられてシャッタ板がクレードルの内側上方に回動し、引出形電気機器が前方に引き出されたときは、シャッタ板が自重で垂下してクレードルの前面を塞ぐように構成したものである。
この発明のスイッチギヤによれば、引出形電気機器に設けるシャッタ部の構成として、左右両側に折曲部を有し、上部側がクレードルの前面上部に回動自在に支持されて前後方向に回動可能なシャッタ板と、台車の後部両側に立設されたアームに設けられてシャッタ板の折曲部の端面と係合し転動するローラとを備え、引出形電気機器が所定位置にあるときは、ローラで折曲部の端面が押し上げられてシャッタ板がクレードルの内側上方に回動し、前方に引き出されたときは、シャッタ板が自重で垂下してクレードルの前面を塞ぐように構成したので、簡単な部品構成で、充電部を露出することなくクレードルの前面を容易に覆うことができ、点検等の作業時の安全性を向上させることができる。
また、引出形電気機器と主回路側とを電気的に接離する断路部の配置位置に関係なく、充電部の露出を防ぐシャッタを備えたスイッチギヤを提供できる。
この発明の実施の形態1によるスイッチギヤを示す側面断面図である。 図1のスイッチギヤに収納される引出形電気機器である低圧VTを収容した低圧VTユニットを示す図であり、(a)は前面図、(b)は側面図である。 図2のVTクレードルを示す図であり、(a)は前面図、(b)は側面図である。 図3のA部の拡大詳細図である。 図3のB部の拡大詳細図である。 図2のVT台車を示す図であり、(a)は上面図、(b)は前面図、(c)は(b)のC−Cから見た側面図である。 図6のD部の拡大詳細図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1によるスイッチギヤを図に基づいて説明する。
まず、図1にしたがってスイッチギヤの全体構成から説明する。本実施の形態では、ス
イッチギヤとして、低圧遮断器と低圧計器用変圧器が収容された低圧受電盤の場合を例に挙げて説明する。
図1において、筐体1は、内部が隔壁2により区画され、背面側は母線室3、前面下段側は低圧遮断器4が収容された遮断器室5、そして前面上段側は本願発明が対象とする引出形電気機器6のユニットが収容された制御室7となっている。
本実施の形態では、引出形電気機器6の具体例として、低圧計器用変圧器(以下、低圧
VTと略称する)の場合を例に説明することにする。したがって、以下の説明では「引出形電気機器」という呼称に替えて単に「低圧VT」と表記する。
低圧VT6は、後述するVT台車に搭載され、更に、後述するVTクレードルに収容されて低圧VTユニットとなる。VTクレードルの壁面の一部は上記の隔壁2を兼用している。
母線室3には、バスダクト(図示せず)から引き込まれた引込用母線8が低圧遮断器4の一方の端子に主回路断路部(図示せず)を介して接続されている。低圧遮断器4の他方の端子は同じく主回路断路部(図示せず)を介して連絡母線9に接続され、連絡母線9は、隣接する母線連絡盤(図示せず)に接続されるように構成されている。また、連絡母線9から分岐した分岐導体10を介して、低圧VT6に後述の接続手段を経由して接続されている。なお、上下に配置された低圧VT6のうち、下段は接地系低圧VTを示し、上段は非接地系低圧VTを示しているが基本的構成は同じである。
筐体1の前面側と背面側には、開閉扉11が設けられている。
上記で説明した図1の構成は一例を示すものであり、本願発明の説明に必要な最小限の
部品構成を示している。隔壁による区画や、母線の配置や、収容する部品はスイッチギヤの仕様によって適宜最適な構成が取られるのは言うまでもない。
また、図示した低圧遮断器4も引出形電気機器であるが、背面側に主回路断路部を有するので、背景技術の項で説明した特許文献1に記載のシャッタ機構と同様のシャッタ機構
を適用可能である。本願発明は、特に、低圧VT6のような、背面側に主回路断路部を持たない引出形電気機器の場合にも適用できるシャッタ構造に特徴を有するので、以下では低圧VTユニット部を中心に説明する。
図2は低圧VTユニットを示す図であり、(a)は前面図、(b)は側面断面図である。低圧VTユニットは、低圧VT6がVT台車12(詳細は後述する)に搭載されて、スイッチギヤの筐体1に固定されたVTクレードル13に、前後方向に移動可能に収容されて構成されている。
低圧VT6は、1次電圧が440V以下の回路電圧を、計器や継電器に扱いやすい電圧
に変換するものである。概略直方体状をし、上面に1次と2次の端子が設けられている。また、上面に保護ヒューズを備えている場合もある。
VT台車12の下部に低圧VT6の1次側端子と電気的に接続された台車側接触端子14が設けられている。一方、VTクレードル13の床面には台車側接触端子14と接触する固定側接触端子15が設けられている。台車側接触端子14は、ばね圧により付勢されて、図のような収納状態において固定側接触端子15と所定の接触圧で接触を保つように構成されている。
また、VTクレードル13には、VTクレードル13前面側上部に一端が支持されて前後方向に回動可能なシャッタ板16(詳細は後述する)が備えられている。
図3は、VTクレードル13を示す図であり、(a)は前面図、(b)は側面断面図である。VTクレードル13は、前面が開口した箱状になっており、床面側には先に説明した固定側接触端子15が設けられている。この固定側接触端子15は、図1で説明した分岐導体10と電気的に接続されている。前面開口部には、前後方向に回動して開閉可能なシャッタ板16が取り付けられている。シャッタ板16は、金属製の板状部材からなり、左右両側に前方に向けて直角に折り曲げられた折曲部16aを有し、折曲部16aの上部側がVTクレードル13の前面上部に回動自在に支持されている。
折曲部16aの長手方向の端面が、後述するローラ22と係合しガイドするガイド部16bとなる。ガイド部16bは、回動支持側から離れるにしたがって折曲幅が広くなるような傾斜を有し、下端側近くでは平行になっている。
図4は、図3のA部の拡大図であり、シャッタ板16の回動支持部の詳細を示す。折曲部16a上部に設けた軸穴にシャッタ軸17を差し込み、VTクレードル13の側壁の前面側上部に設けた取付穴に固定することでシャッタ板16が回動自在に支持されている。すなわち、シャッタ板16はシャッタ軸17を中心にして下部側が前後にスイングするスイング式シャッタである。なお、支持構造は図4に限定するものではなく、シャッタ前面上端部をクレードル前面上部にヒンジで取り付ける等の方法でも良い。
図3に戻り説明する。シャッタ板16の下部側にも、両側面の折曲部16aと同じ方向に(すなわち前方に)折り曲げられた下側折曲部16cが形成されている。この作用は後述する。
なお、シャッタ板16の製作においては、折曲部は1枚の金属板を折り曲げて形成するのが一般的であるが、別部材を溶接等で接合して製作しても良い。(すなわち、本願のシャッタ部の説明で「折り曲げ」というときは、加工方法ではなく形状を指している。)
更に、シャッタ板16がVTクレードル13の前面開口部を塞ぐように回動したとき、所定の位置(閉位置)で停止できるように、ストッパ18がVTクレードル13の底面に固着されている。
また、シャッタ板16がVTクレードル13の内側上方に回動したときにも所定位置で停止できるように、VTクレードル13の後部壁にもストッパ19が固着されている。図3(b)のB部のストッパ部を拡大して図5に示す。図のように、ストッパ19には、シャッタ板16を固定できるように、固定具として固定ボルト20が設けられている。固定具は固定ボルトに限定するものではなく、ばね性を有する凹状部材に凸状の係止部材を挿入して固定するようなものでも良い。ボルトの場合には、ストッパ側にねじ穴を設けるだけでよく、簡単で安価に構成できる。
図6は、低圧VT6を搭載するVT台車12を示す図であり、(a)は上面図、(b)は前面図、(c)は(b)のC−C方向から見た側面断面図である。
VT台車12の下部側には前後方向に回動する車輪21を有し、前面には引き手が設けられている。また、VT台車12の下部側には、先に説明したように、台車側接触端子14が設けられている。そして、後部両側にアーム12aが立設されており、アーム12aの上部にはローラ22が回動自在に取り付けられている。図6(a)のD部のローラ部を拡大して図7に示す。アーム12aの内側にローラ22を配置し、ローラ22側からアーム12aに設けたローラ軸取付穴に向けてローラ軸23を差し込んで、アーム12aにナットで締め付けて固定している。ローラ22は、車輪と逆方向に回動する。なお、ローラ軸23は一般のボルトでよい。
次に、動作について説明する。
上記のように構成されたVT台車12に低圧VT6を搭載し、低圧VT6の端子と台車側接触端子14とを電気的に接続する。
VTクレードル13に低圧VT6を搭載したVT台車12を挿入し収容する場合は、VT台車12のアーム12aに取り付けられたローラ22が、シャッタ板16の両サイドの折曲部16aの端面に形成された傾斜付きのガイド部16bを押し上げて(図3(b)参照)、シャッタ板16をVTクレードル13の内側上方にスイングさせる。VT台車12が所定位置まで挿入されると、台車側接触端子14と固定側接触端子15とが接触し、図2(b)に示す状態となって、シャッタ板16は全開状態となる。
ガイド部16bを図のように傾斜させていることで、ローラ22の位置を低くでき、ガイド部16bを押し上げる力を少なくでき、また、滑らかに回動させることができる。
この状態から、低圧VT6の点検,清掃や取替が必要となった場合、低圧VT6をVT台車12ごと前面側に引き出す作業となる。この動作を説明すると、VTクレードル13
からVT台車12の引き手をもって前方に引き出す動作で、VT台車12のアーム12aに取り付けられたローラ22がシャッタ板16のガイド部16bを転動し、シャッタ板16が自重により下方にスイングする。台車側接触端子14は固定側接触端子15から離れて電気的接続が遮断され主回路と切り離される。VT台車12がVTクレードル13の前面開口部の外に出ると、シャッタ板16が自重で垂下して完全に閉じられて、図3(b)に実線で示すような状態となる。閉位置にはストッパ18を設けているので、余分に前方にスイングすることが防止される。金属製のシャッタ板16は接地電位のため、VTクレードル13の室内は電気的に隔離され安全が確保されることになる。
この後、図示していないが、専用のリフター等で、筐体1から低圧VT6を搬出する。これにより、低圧VT6や直列接続された保護用ヒューズなどの点検、清掃を確実に実施することができる。
点検時に、例えば、VTクレードル13の固定側接触端子15等に異常が発見されて、当該接触端子の部品交換が必要な作業が発生したような場合は、シャッタ板16が閉じた状態から押し上げて開いて作業する必要がある。この点検作業をやりやすくするために、図5で説明したように、シャッタ板16が全開したときに、その状態を保持するための、固定ボルト20等からなる固定具がストッパ19に設けられており、シャッタ板16をストッパ19に固定できるようにしている。
固定側接触端子15は充電状態にあるので、シャッタ板16を手で押し上げて作業をする場合や、閉状態で誤ってシャッタ板16を手で押したときに、充電部に手や点検用具などが接触するのを防止するため、先に説明したように、シャッタ板16の下部側を大きく前方に曲げて袋状になった下側折曲部16cを設けている。これによりシャッタ板16を手で内側にスイングさせたときに下側折曲部16cでガードされて安全性が向上する。
なお、上述の固定具や下側折曲部は、シャッタ板をより簡単な構成にする場合には必ずしも必要ではなく、省略することも可能である。
以上までの説明では、引出形電気機器を低圧VTとして説明したが、これに限定するものではなく、例えば遮断器ユニットや高圧VTユニット等にも同様に適用できる。
また、断路部を引出形電気機器の下部に設けたもの以外に、機器背面に断路部があるような場合にも適用可能である。
以上のように、実施の形態1のスイッチギヤによれば、台車に搭載された引出形電気機器が、クレードルに出し入れ可能に収容されて筐体内に配置されスイッチギヤにおいて、左右両側に前方に向けて略直角に折り曲げられた折曲部を有し、上部側がクレードルの前面上部に回動自在に支持されて前後方向に回動可能なシャッタ板と、台車の後部両側に立設されたアームに回動自在に設けられてシャッタ板の折曲部の端面と係合し転動するローラとを備え、引出形電気機器がクレードルに収容されて所定位置にあるときは、ローラで折曲部の端面が押し上げられてシャッタ板がクレードルの内側上方に回動し、引出形電気機器が前方に引き出されたときは、シャッタ板が自重で垂下してクレードルの前面を塞ぐように構成したので、引出時に充電部を露出することなくVTクレードルの前面を全体に亘って容易に覆うことができ、点検等の安全性を向上させることができる。
また、クレードルの背面側に設けられて上下駆動で開閉するようなシャッタと比較して、部品点数を削減できるとともに調整が容易となり、奥行き寸法の縮小化が図れる。
また、引出形電気機器と主回路側とを電気的に接離する断路部の配置位置に関係なく、充電部の露出を防ぐシャッタを備えたスイッチギヤを提供できる。
また、シャッタがクレードルの前面を塞ぐように回動したとき、所定の位置で停止できるようにストッパを設けたので、余分な回動がなくなる。
また、引出形電気機器が前方に引き出された状態で、シャッタ板をクレードルの内側上方へ回動させた位置で固定できるストッパを設けたので、クレードル内の保守点検が容易になる。
また、シャッタ板の下部側に、前方に折り曲げられた下部折曲部を形成したので、クレードルから引出形電気機器が引き出されてシャッタが全閉時に、シャッタを手で押し上げて開いても、手や手に持った工具がクレードル内部の充電部に接触するのを防止でき、安全性が向上する。
更にまた、引出形電気機器を低圧計器用変圧器とした場合は、コンパクト化が要求される低圧回路の限られたスペースでも、主回路側とを電気的に接離する断路部の配置位置を気にすることなく、充電部の露出を防ぐシャッタを設けることができる。
1 筐体 2 隔壁
3 母線室 4 低圧遮断器
5 遮断器室 6 低圧VT(引出形電気機器)
7 制御室 8 引込用母線
9 連絡母線 10 分岐導体
11 開閉扉 12 VT台車
12a アーム 13 VTクレードル
14 台車側接触端子 15 固定側接触端子
16 シャッタ板 16a 折曲部
16b ガイド部 16c 下部折曲部
17 シャッタ軸 18 ストッパ
19 ストッパ 20 固定ボルト(固定具)
21 車輪 22 ローラ
23 ローラ軸。

Claims (5)

  1. 台車に搭載された引出形電気機器が、クレードルに出し入れ可能に収容されて筐体内に配置されスイッチギヤにおいて、
    左右両側に前方に向けて略直角に折り曲げられた折曲部を有し、上部側が前記クレードルの前面上部に回動自在に支持されて前後方向に回動可能なシャッタ板と、
    前記台車の後部両側に立設されたアームに回動自在に設けられて前記シャッタ板の前記折曲部の端面と係合し転動するローラとを備え、
    前記引出形電気機器が前記クレードルに収容されて所定位置にあるときは、前記ローラで前記折曲部の端面が押し上げられて前記シャッタ板が前記クレードルの内側上方に回動し、前記引出形電気機器が前方に引き出されたときは、前記シャッタ板が自重で垂下して前記クレードルの前面を塞ぐように構成されていることを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 請求項1記載のスイッチギヤにおいて、
    前記シャッタ板が前記クレードルの前面を塞ぐように回動したとき、所定の位置で停止できるようにストッパが設けられていることを特徴とするスイッチギヤ。
  3. 請求項1または請求項2記載のスイッチギヤにおいて、
    前記引出形電気機器が前方に引き出された状態で、前記シャッタ板を前記クレードルの内側上方へ回動させた位置で固定できるストッパが設けられていることを特徴とするスイッチギヤ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のスイッチギヤにおいて、
    前記シャッタ板の下部側に、前方に折り曲げられた下部折曲部が形成されていることを特徴とするスイッチギヤ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のスイッチギヤにおいて、
    前記引出形電気機器は低圧計器用変圧器であることを特徴とするスイッチギヤ。
JP2009250406A 2009-10-30 2009-10-30 スイッチギヤ Pending JP2011097768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009250406A JP2011097768A (ja) 2009-10-30 2009-10-30 スイッチギヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009250406A JP2011097768A (ja) 2009-10-30 2009-10-30 スイッチギヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011097768A true JP2011097768A (ja) 2011-05-12

Family

ID=44114074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009250406A Pending JP2011097768A (ja) 2009-10-30 2009-10-30 スイッチギヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011097768A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106389131A (zh) * 2016-05-13 2017-02-15 金粤堂本草养生文化(深圳)有限公司 饮具
CN110970255A (zh) * 2019-12-10 2020-04-07 广东电网有限责任公司 低压熔断开关挡板
CN112436422A (zh) * 2020-11-19 2021-03-02 浙江龙呈电力设备有限公司 一种便于维修的预装式地埋变电箱及其固定组件

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106389131A (zh) * 2016-05-13 2017-02-15 金粤堂本草养生文化(深圳)有限公司 饮具
CN110970255A (zh) * 2019-12-10 2020-04-07 广东电网有限责任公司 低压熔断开关挡板
CN110970255B (zh) * 2019-12-10 2022-05-27 广东电网有限责任公司 低压熔断开关挡板
CN112436422A (zh) * 2020-11-19 2021-03-02 浙江龙呈电力设备有限公司 一种便于维修的预装式地埋变电箱及其固定组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101197494B (zh) 带有导出式导轨板的可抽出式功率单元的关断和隔离机构
US20180090913A1 (en) Medium voltage switchgear enclosure
US8727456B1 (en) Draw out control compartment
EP2887473B1 (en) Safety shutter of vacuum circuit breaker
US11742638B2 (en) Switchgear system having contact arm assembly for switchgear circuit breaker
US8212163B2 (en) Withdrawable device of vacuum circuit breaker
KR100996520B1 (ko) 산업용 로봇의 컨트롤러 및 이를 이용한 로봇 시스템
US11742639B2 (en) Switchgear system having truck driven shutter mechanism
JP5714127B2 (ja) スイッチギヤ
AU2011224131B2 (en) Electrical switching apparatus and levering assembly therefor
US20220271518A1 (en) Medium-voltage switchgear system having single phase breaker control
US7124488B2 (en) Retrofit breaker adapter system and method
US11735893B2 (en) Switchgear system having chain driven circuit breaker and associated methods
US11757265B2 (en) Switchgear system having translatable and rotatable truck and associated method
US9831645B2 (en) Spring loaded, bistable connect/disconnect for MCC unit
EP3029789B1 (en) Withdrawable switchgear with bushing-type current transformer
KR101099420B1 (ko) 도어 인터록 유닛을 구비한 배전반
CA2728315C (en) Electrical switching apparatus and mounting assembly therefor
JP2011097768A (ja) スイッチギヤ
JP2012151952A (ja) スイッチギヤ
CN110176722B (zh) 配电板
RU2285319C1 (ru) Шкаф комплектного распределительного устройства и выдвижной элемент шкафа комплектного распределительного устройства
JP4917515B2 (ja) 配電盤
JP4661432B2 (ja) 引出形回路遮断器
KR101922157B1 (ko) 인출형 계기용 변압기를 구비하는 배전반