JP2011095316A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像コンテンツの表示に関わる消費電力を削減する。
【解決手段】この画像表示装置は、映像コンテンツを選択する選択部と、前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出する抽出部と、前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、を具備する。
【選択図】図3
【解決手段】この画像表示装置は、映像コンテンツを選択する選択部と、前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出する抽出部と、前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、を具備する。
【選択図】図3
Description
本発明は、映像コンテンツの画像を最適なフレーム数で表示する画像表示装置および画像表示方法に関する。
映像コンテンツの画像を表示する液晶テレビは、動画を表現するために、静止画を連続して表示する。通常の液晶テレビでは、1秒間に60コマ(60Hz)表示されるが、近年では1秒間のコマ数を増やして、動画表現を滑らかにしようとする傾向がある。特に最近のテレビでは1秒間に240コマ表示が主流になりつつある。
一方、近年ではエネルギー資源の枯渇問題などから画像表示装置の低消費電力化が要望されている。
そこで、再生画像がMPEG動画像圧縮符号化方式の画像であった場合に、MPEG動画像圧縮符号化方式の画像信号から得られるアドレス情報と画像の差分情報を利用して、変化のあった領域の画像部分だけを書き替える液晶(LED)表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
そこで、再生画像がMPEG動画像圧縮符号化方式の画像であった場合に、MPEG動画像圧縮符号化方式の画像信号から得られるアドレス情報と画像の差分情報を利用して、変化のあった領域の画像部分だけを書き替える液晶(LED)表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記した先行技術には、映像コンテンツのフレーム数が固定であるため、映像コンテンツが属する場合であっても消費電力はほぼ変わることはなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、映像コンテンツの表示によってはさらに消費電力が削減できる画像表示装置および画像表示方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の画像表示装置は、映像コンテンツを選択する選択部と、前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出する抽出部と、前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の画像表示装置は、映像コンテンツを選択する選択部と、前記選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報を検出する検出部と、前記検出された人体情報に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の画像表示方法は、映像コンテンツを選択するステップと、前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出するステップと、前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定するステップと、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の画像表示方法は、映像コンテンツを選択するステップと、前記選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報を検出するステップと、前記検出された人体情報に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定するステップと、前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、映像コンテンツの表示に関わる消費電力を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、画像表示装置としてデジタル放送受信装置を例として説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の一実施形態に係る画像表示装置10の概略構成を表す構成図である。図2は、本発明の一実施形態に係るリモコンの概略構成を示す構成図である。図3は、本発明の実施形態1に係る画像表示装置を表すブロック図である。
図1は本発明の一実施形態に係る画像表示装置10の概略構成を表す構成図である。図2は、本発明の一実施形態に係るリモコンの概略構成を示す構成図である。図3は、本発明の実施形態1に係る画像表示装置を表すブロック図である。
図1に示すように、画像表示装置10は、アンテナ11(図3参照)からデジタル放送電波を受信する。画像表示装置10は、有料放送の受信履歴を映像配信サービス事業者の図示しないコンテンツ配信サーバに対して送信する。画像表示装置10は、コンテンツ配信サーバからコンテンツを取得する。また、画像表示装置10には、たとえば図示しない、コンテンツ音声を発生するスピーカ、限定受信用のBCAS(BS Conditional Access Systems)カードを挿入するためのカードスロットなどを備える。画像表示装置10は、リモートコントローラ(以下、「リモコン」という)100によって遠隔操作可能になっている。
図2に示すように、リモコン100は、画像表示装置10の操作部22(図3参照)の一部として機能する。リモコン100は、テレビ機能操作スイッチ群130、表示機能操作スイッチ群140、録画再生操作スイッチ群150、数値入力スイッチ群160を備える。録画再生操作スイッチ群150は、コンテンツの抽出要求を画像表示装置10へ送信するための指示を入力するコンテンツ抽出スイッチ151を備える。リモコン100は、このコンテンツ抽出スイッチ151からの入力に基づいて、コンテンツの抽出要求を画像表示装置10へ送信する。リモコン100は、複数のコンテンツから1つのコンテンツを視聴するために選択する選択部として機能する。
また、リモコン100は、録画再生操作スイッチ群150や数値入力スイッチ群160などを使用して、後述するフレーム数データベース17(図3参照)に記憶されているジャンルに対応するフレーム数の変更を可能にする。
これにより、本実施形態では、ユーザの好みにあわせたフレーム数の設定が可能になり、画像表示装置の汎用性を高めることができる。
これにより、本実施形態では、ユーザの好みにあわせたフレーム数の設定が可能になり、画像表示装置の汎用性を高めることができる。
図3に示すように、画像表示装置10は、アンテナ11、チューナ部12、デコード部13、一時格納メモリ14、ジャンル抽出部15、最適フレーム数決定部16、フレーム数データベース17、フレームタイミング算出部18、フレーム作成部19、表示制御部20、ディスプレイ21、操作部22、受光部23を有する。
操作部22は、図示しない、電源ボタン、停止ボタン、再生ボタン、録画ボタン、早送りボタン、巻戻しボタンを有する。電源ボタンは、画像表示装置10の電源をオン/オフするためのボタンである。停止ボタンは、コンテンツデータの再生、録画などの停止操作を行うためのボタンである。再生ボタンは、コンテンツデータの再生操作を行うためのボタンである。録画ボタンは、コンテンツデータを図示しない光ディスクまたは磁気ディスクに記憶させる録画操作を行うためのボタンである。早送りボタンは、再生中のコンテンツデータの早送り操作を行うためのボタンである。巻戻しボタンは、再生中のコンテンツデータの巻戻し操作を行うためのボタンである。
受光部23は、リモコン100からのコンテンツの抽出要求を含む操作信号(たとえば赤外線信号)を受信する。
チューナ部12は、たとえばデジタルチューナから構成され、アンテナ11を介してデジタル放送電波で送られてくるコンテンツデータを受信・選局する。
デコード部13は、この受信されたコンテンツデータの画像信号をディスプレイ21に表示できる信号にデコードする。
チューナ部12は、たとえばデジタルチューナから構成され、アンテナ11を介してデジタル放送電波で送られてくるコンテンツデータを受信・選局する。
デコード部13は、この受信されたコンテンツデータの画像信号をディスプレイ21に表示できる信号にデコードする。
一時格納メモリ14は、この受信されたコンテンツデータの画像信号などを一時格納しておくものである。なお、磁気ディスクは、受信データを処理したコンテンツデータ、番組表情報、操作履歴データ、グループ情報、閾値、プログラムを記憶する。番組表情報は、たとえばEPG(Electronic Program Guide)やECG(Electronic Content Guide)などの電子番組表である。
ジャンル抽出部15は、受信した番組表情報、上述したEPGやECGなどの電子番組表から選局された番組(コンテンツデータ)のジャンル(特徴部)を抽出する。ジャンル抽出部15は、この番組表情報として番組名、番組内容からジャンルのキーワードを抽出する。すなわち、ジャンル抽出部15は、フレーム数データベース17で後述する、番組大ジャンル、小ジャンルのキーワードを抽出する。なお、この抽出では、複数の番組大ジャンルおよび小ジャンルが抽出される場合がある。
最適フレーム数決定部16は、フレーム数データベース17から、ジャンル抽出部15で抽出されたジャンルに対応するジャンルを検索する。さらに、最適フレーム数決定部16は、この検索したジャンルに対応するコンテンツデータの最適フレーム数を決定する。なお、ジャンル抽出部15で抽出されたジャンルが複数ある場合、最適フレーム数決定部16は、フレーム数が最も多く設定されている小ジャンルのフレーム数を、コンテンツデータの最適フレーム数として決定する。
図4は、図3に示したフレーム数データベース17の構成を示す図である。
図4に示すように、フレーム数データベース17は、たとえば「スポーツ」、「教養」、「バラエティ」などの「番組大ジャンル」と、「野球」、「ニュース」、「お笑い」などの「小ジャンル」と、この「小ジャンル」に対応する「フレーム数」とから構成される。たとえば、フレーム間で部分的に動きの大きいジャンル「スポーツ」−「野球」に対応する「フレーム数」は、120/1secであり、フレーム間で全体的に動きの大きいジャンル「スポーツ」−「サッカー」に対応する「フレーム数」は、240/1secであり、フレーム間で動きの小さいジャンル「教養」−「ニュース」に対応する「フレーム数」は、60/1secである。
図4に示すように、フレーム数データベース17は、たとえば「スポーツ」、「教養」、「バラエティ」などの「番組大ジャンル」と、「野球」、「ニュース」、「お笑い」などの「小ジャンル」と、この「小ジャンル」に対応する「フレーム数」とから構成される。たとえば、フレーム間で部分的に動きの大きいジャンル「スポーツ」−「野球」に対応する「フレーム数」は、120/1secであり、フレーム間で全体的に動きの大きいジャンル「スポーツ」−「サッカー」に対応する「フレーム数」は、240/1secであり、フレーム間で動きの小さいジャンル「教養」−「ニュース」に対応する「フレーム数」は、60/1secである。
フレームタイミング算出部18は、現在のフレーム数を最適フレーム数決定部16で決定されたフレーム数に変換するものである。
図5は、フレーム挿入タイミングを説明するための図である。
本実施形態に係る画像表示装置10は、たとえば1秒間に60コマ(60Hz)の表示をデフォルトで240コマ(240Hz)表示に補完している。そこで、フレームタイミング算出部18は、60Hzのフレーム数を最適フレーム数決定部16で決定された、たとえば120Hzのフレーム数に変換するタイミングを算出する。
図5は、フレーム挿入タイミングを説明するための図である。
本実施形態に係る画像表示装置10は、たとえば1秒間に60コマ(60Hz)の表示をデフォルトで240コマ(240Hz)表示に補完している。そこで、フレームタイミング算出部18は、60Hzのフレーム数を最適フレーム数決定部16で決定された、たとえば120Hzのフレーム数に変換するタイミングを算出する。
つまり、フレームタイミング算出部18は、60Hzのフレームから、図5に示すように120Hzのフレーム数に変換する場合には、連続するフレームを1つおきに補完するタイミングを算出している。
また、フレームタイミング算出部18は、120Hzのフレーム数に変換する場合には、連続するフレームに対し、1つおきにフレームを増やしていくものとする。
フレーム作成部19は、フレームタイミング算出部18によって算出されたタイミングで表示するためのフレームを作成するものである。
表示制御部20は、フレーム作成部19によって作成されたフレームで画像をディスプレイ21に表示させるための制御を行う。
ディスプレイ21は、たとえば液晶ディスプレイからなり、フレーム作成部19によって作成されたフレーム数で映像コンテンツの画像を表示する。
表示制御部20は、フレーム作成部19によって作成されたフレームで画像をディスプレイ21に表示させるための制御を行う。
ディスプレイ21は、たとえば液晶ディスプレイからなり、フレーム作成部19によって作成されたフレーム数で映像コンテンツの画像を表示する。
次に、図6を参照してこの画像表示装置10の画像表示動作を説明する。
まず、この画像表示装置10では、アンテナ11を介してチューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送(コンテンツデ−タ)を受信する(ステップS101)。ジャンル抽出部15が、受信した番組表情報から選局されたコンテンツデータのジャンル(番組大ジャンル、小ジャンル)を抽出する(ステップS102)。
まず、この画像表示装置10では、アンテナ11を介してチューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送(コンテンツデ−タ)を受信する(ステップS101)。ジャンル抽出部15が、受信した番組表情報から選局されたコンテンツデータのジャンル(番組大ジャンル、小ジャンル)を抽出する(ステップS102)。
次に、最適フレーム数決定部16が、フレーム数データベース17にアクセスして、この抽出されたジャンルに対応するジャンルを検索し、この検索したジャンルに対応するフレーム数を検知する。そして、この検知したフレーム数をコンテンツデータの最適フレーム数として決定する(ステップS103)。なお、抽出されたジャンルが複数ある場合は、検知したフレーム数の中から最も多いフレーム数を、コンテンツデータの最適フレーム数として決定する。
次に、フレームタイミング算出部18が、決定されたフレーム数で画像を表示するために、フレームの作成タイミングを算出する(ステップS104)。そして、フレーム作成部19が、この算出されたタイミングでフレームを補完し、表示のためのフレームを作成する(ステップS105)。
そして、表示制御部20が、この作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS106)。
そして、表示制御部20が、この作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS106)。
このように、この実施形態に係る画像表示装置によれば、映像コンテンツの内容(番組ジャンル)にあわせたフレーム数を表示するので、不要な表示を削減して映像コンテンツの表示に関わる消費電力を削減することができる。
また、本実施形態では、番組ジャンルに基づいたフレーム数で画像を表示するので、ジャンル毎に異なる固定フレーム数で映像コンテンツの画像を表示することができる。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2に係る画像表示装置10を表すブロック図である。
本実施形態が実施形態1と異なる点は、映像コンテンツの特徴点として、フレーム間の動きベクトルを抽出し、この動きベクトルに基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する点である。
図7に示すように、本実施形態では、実施形態1のジャンル抽出部15に代えて、動きベクトル抽出部24を備える。動画像は画素ごとに動きベクトル情報を持つので、その情報量は莫大である。そこで、動きベクトル抽出部24は、たとえばブロックマッチングの抽出方法を用いてフレームのブロックごとに動きベクトル情報を抽出する。
図7は、本発明の実施形態2に係る画像表示装置10を表すブロック図である。
本実施形態が実施形態1と異なる点は、映像コンテンツの特徴点として、フレーム間の動きベクトルを抽出し、この動きベクトルに基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する点である。
図7に示すように、本実施形態では、実施形態1のジャンル抽出部15に代えて、動きベクトル抽出部24を備える。動画像は画素ごとに動きベクトル情報を持つので、その情報量は莫大である。そこで、動きベクトル抽出部24は、たとえばブロックマッチングの抽出方法を用いてフレームのブロックごとに動きベクトル情報を抽出する。
図8は、図7に示した動きベクトル抽出部24が抽出する動きベクトル情報の一例を示す図である。
図8において、横軸は動きベクトルの大きさを表し、縦軸は任意の動きベクトルを有するブロックの度数(動きの大きさ)を表す。ここで、ブロックとは、たとえば映像コンテンツのフレームを、m×n画素の領域に分割した場合の各領域を意味する。
図8において、横軸は動きベクトルの大きさを表し、縦軸は任意の動きベクトルを有するブロックの度数(動きの大きさ)を表す。ここで、ブロックとは、たとえば映像コンテンツのフレームを、m×n画素の領域に分割した場合の各領域を意味する。
この図8を考察すると、ブロックの動きベクトルは動きの小さい方へ偏っていることが認識される。このことから、フレームは、以前のフレームを基準に動きの小さいフレーム、すなわち静止画に近いものとなっている。
本実施形態では、たとえばこの度数に2つの閾値s1,s2を設定し、最適フレーム数決定部16が、抽出された動きベクトル情報と閾値s1,s2に基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する。すなわち、最適フレーム数決定部16は、度数がs1以上の場合は240Hzのフレーム数を最適フレーム数に決定し、度数がs2以上でs1未満の場合は120Hzのフレーム数を最適フレーム数に決定し、度数がs2未満の場合は60Hzのフレーム数を最適フレーム数に決定する。なお、ブロックごとに決定された最適フレーム数が異なる場合は、最も多いフレーム数を最適フレーム数に決定する。
フレーム数データベース17は、この設定された閾値の上記範囲と、この範囲での最適フレーム数が対応づけて記憶されている。すなわち、度数xがx≧s1のときに240Hzの最適フレーム数が、s1>x≧s2のときに120Hzの最適フレーム数が、x<s2のときに60Hzの最適フレーム数が対応づけて記憶されている。最適フレーム数決定部16は、この記憶された対応関係から、抽出された動きベクトルでの最適フレーム数を決定することができる。
次に、図9を参照してこの画像表示装置10の画像表示動作を説明する。
まず、この画像表示装置10では、チューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送を受信し(ステップS201)、動きベクトル抽出部24が、フレーム間の動きベクトルをブロックごとに抽出する(ステップS202)。
まず、この画像表示装置10では、チューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送を受信し(ステップS201)、動きベクトル抽出部24が、フレーム間の動きベクトルをブロックごとに抽出する(ステップS202)。
次に、最適フレーム数決定部16が、フレーム数データベース17にアクセスして、この抽出されたジャンルに対応するジャンルを検索し、この検索したジャンルに対応するフレーム数を検知する。そして、この検知したフレーム数をコンテンツデータの最適フレーム数として決定する(ステップS203)。なお、抽出されたジャンルが複数ある場合は、検知したフレーム数の中から最も多いフレーム数を、コンテンツデータの最適フレーム数として決定する。
以降の動作は、実施形態1と同様で、フレームタイミング算出部18が、決定されたフレーム数に基づいて、フレームの作成タイミングを算出し(ステップS204)、フレーム作成部19が、この算出されたタイミングでフレームを作成し(ステップS205)、表示制御部20が、この作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS206)。
このように、この実施形態に係る画像表示装置によれば、映像コンテンツの内容(動きベクトル)にあわせたフレーム数を表示するので、不要な表示を削減して映像コンテンツの表示に関わる消費電力を削減することができる。
また、本実施形態では、動きベクトルに基づいたフレーム数で画像を表示するので、抽出される動きベクトル情報の経時変化に応じて変動する最適フレーム数で映像コンテンツの画像を順次表示することができる。
(実施形態3)
図10は、本発明の実施形態3に係る画像表示装置10を表すブロック図である。
本実施形態が実施形態1と異なる点は、選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報に基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する点である。
図10に示すように、本実施形態では、実施形態1のジャンル抽出部15に代えて、人体情報検出部25を備える。この人体情報検出部25は、ユーザの脈拍を検出するもので、たとえばデジタル脈拍計から構成される。
図10は、本発明の実施形態3に係る画像表示装置10を表すブロック図である。
本実施形態が実施形態1と異なる点は、選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報に基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する点である。
図10に示すように、本実施形態では、実施形態1のジャンル抽出部15に代えて、人体情報検出部25を備える。この人体情報検出部25は、ユーザの脈拍を検出するもので、たとえばデジタル脈拍計から構成される。
本実施形態では、たとえばこの脈拍数に2つの閾値t1,t2を設定し、最適フレーム数決定部16が、検出された脈拍数と閾値t1,t2に基づいて、映像コンテンツのフレーム数を決定する。すなわち、最適フレーム数決定部16は、脈拍数yがy≧t1のときに240Hzのフレーム数を最適フレームに決定し、t1>y≧t2のときに120Hzのフレーム数を最適フレームに決定し、y<t2のときに60Hzのフレーム数を最適フレームに決定する。
フレーム数データベース17は、この設定された閾値の上記範囲と、この範囲での最適フレーム数が対応づけて記憶されている。すなわち、脈拍数yがy≧t1のときに240Hzの最適フレームが、t1>y≧t2のときに120Hzの最適フレームが、y<t2のときに60Hzの最適フレーム数が対応づけて記憶されている。最適フレーム数決定部16は、この記憶された対応関係から、検出された脈拍での最適フレーム数を決定することができる。
次に、図11を参照してこの画像表示装置10の画像表示動作を説明する。
まず、チューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送を受信し(ステップS301)、表示制御部20が、予め設定されたフレーム数、たとえば240Hzのフレーム数で作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS302)。
まず、チューナ部12が、選局されたテレビ局からデジタル放送などのテレビ放送を受信し(ステップS301)、表示制御部20が、予め設定されたフレーム数、たとえば240Hzのフレーム数で作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS302)。
次に、人体情報検出部25が、映像コンテンツの画像を視聴しているユーザの脈拍を検出する(ステップS303)。次に、最適フレーム数決定部16が、フレーム数データベース17にアクセスして、この検出された脈拍数が含まれる脈拍の範囲を検索し、この検索した脈拍の範囲に対応する最適フレーム数を検知する。そして、この検知したフレーム数をコンテンツデータの最適フレーム数として決定する(ステップS304)。
以降の動作は、実施形態1と同様で、フレームタイミング算出部18が、決定されたフレーム数に基づいて、フレームの作成タイミングを算出し(ステップS305)、フレーム作成部19が、この算出されたタイミングでフレームを作成し(ステップS306)、表示制御部20が、この作成されたフレームを用いてディスプレイ21への映像コンテンツの画像表示を行う(ステップS307)。
このように、この実施形態に係る画像表示装置によれば、映像コンテンツの画像を視聴するユーザの脈拍にあわせたフレーム数を表示するので、不要な表示を削減して映像コンテンツの表示に関わる消費電力を削減することができる。
なお、本実施形態では、ユーザの脈拍を検出し、この脈拍数に基づいて、最適フレーム数を決定したが、本発明はこれに限らず、たとえば選択された映像コンテンツを視聴しているときのユーザの発汗状態や脳波の状態を検出し、この発汗量や脳波の波形に基づいて、最適フレーム数を決定してもよいし、また脈拍を含むこれらの検出結果を組み合せて用い、これら組み合せの結果に基づいて、最適フレーム数を決定してもよい。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の発明を構成できる。例えば実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…画像表示装置、11…アンテナ、12…チューナ部、13…デコード部、14…一時格納メモリ、15…ジャンル抽出部、16…最適フレーム数決定部、17…フレーム数データベース、18…フレームタイミング算出部、19…フレーム作成部、20…表示制御部、21…ディスプレイ、22…操作部、23…受光部、24…動きベクトル抽出部、25…人体情報検出部、100…リモコン。
Claims (15)
- 映像コンテンツを選択する選択部と、
前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出する抽出部と、
前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、
前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、
を具備することを特徴とする画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記映像コンテンツの特徴部として、前記選択された映像コンテンツのジャンルを抽出し、
前記決定部は、前記抽出されたジャンルに基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記選択された映像コンテンツのジャンルを、この映像コンテンツの番組表の情報から抽出する
ことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記番組表の情報として番組名、番組内容からジャンルのキーワードを抽出する
ことを特徴とする請求項2または3記載の画像表示装置。 - 前記ジャンルと、前記ジャンルに対応するフレーム数をそれぞれ記憶する記憶部を
さらに備え、
前記決定部は、前記記憶部から、前記選択された映像コンテンツのジャンルに対応する前記ジャンルを検索し、この検索したジャンルに対応するフレーム数を、前記選択されたコンテンツのフレーム数に決定する
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記選択された映像コンテンツの複数のジャンルを抽出し、
前記決定部は、前記抽出された複数のジャンルに対応する前記フレーム数から、最も多いフレーム数を前記選択された映像コンテンツのフレーム数に決定する
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記映像コンテンツの特徴部として、前記選択された映像コンテンツのフレーム間の画像の変更量を抽出し、
前記決定部は、前記抽出された画像の変更量に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記抽出部は、前記画像の変更量として、前記選択された映像コンテンツのフレーム間の動きベクトルを抽出し、
前記決定部は、前記抽出された動きベクトルに基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。 - 映像コンテンツを選択する選択部と、
前記選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報を検出する検出部と、
前記検出された人体情報に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する決定部と、
前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示する表示部と、
を具備することを特徴とする画像表示装置。 - 前記検出部は、前記ユーザの人体情報として、脈拍を検出し、
前記決定部は、前記検出された脈拍数に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項9記載の画像表示装置。 - 映像コンテンツを選択するステップと、
前記選択された映像コンテンツの特徴部を抽出するステップと、
前記抽出された特徴部に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定するステップと、
前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示するステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 前記抽出するステップでは、前記映像コンテンツの特徴部として、前記選択された映像コンテンツのジャンルを抽出し、
前記決定するステップでは、前記抽出されたジャンルに基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項11記載の画像表示方法。 - 前記抽出するステップでは、前記映像コンテンツの特徴部として、前記選択された映像コンテンツのフレーム間の画像の変更量を抽出し、
前記決定するステップでは、前記抽出された画像の変更量に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項11記載の画像表示方法。 - 前記抽出するステップでは、前記画像の変更量として、前記選択された映像コンテンツのフレーム間の動きベクトルを抽出し、
前記決定するステップでは、前記抽出された動きベクトルに基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定する
ことを特徴とする請求項13記載の画像表示方法。 - 映像コンテンツを選択するステップと、
前記選択された映像コンテンツの画像視聴時に変化するユーザの人体情報を検出するステップと、
前記検出された人体情報に基づいて、前記映像コンテンツのフレーム数を決定するステップと、
前記決定されたフレーム数で前記映像コンテンツの画像を表示するステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。
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JP2009246443A Pending JP2011095316A (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | 画像表示装置および画像表示方法 |
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JP (1) | JP2011095316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013137407A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Brother Ind Ltd | 画像表示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009071809A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-04-02 | Panasonic Corp | 映像表示装置ならびに補間画像生成回路および方法 |
JP2009122367A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Sharp Corp | 画像表示装置及び画像表示方法 |
JP2009175182A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
-
2009
- 2009-10-27 JP JP2009246443A patent/JP2011095316A/ja active Pending
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