JP2011091536A - トポロジー推定装置、トポロジー推定方法 - Google Patents

トポロジー推定装置、トポロジー推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】MAC学習テーブルの一部に欠落がある場合、また、そのネットワークトポロジーが1対多のツリー構造である場合でも、ネットワークトポロジーを推定する。
【解決手段】複数の通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定装置であって、複数の通信装置それぞれが保持する送信先情報を取得し、送信先情報と送信先情報の取得元である通信装置とを関連付ける送信先情報一覧を生成し、送信先情報一覧に基づき、葉ノード及び根ノードを、該葉ノードから該根ノードに至る経路上に存在する通信装置の組合せを基準にしてグループ分けを行い、各グループに対応する葉ノード及び根ノードの数と、各グループに対応する通信装置の数とに関する所定の規則に合致する1以上のグループを選択し、選択されたグループに対応する葉ノード及び根ノードに関するデータを除外した送信先情報一覧に基づき、前記通信装置の接続関係を推定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを構成する通信装置間の接続関係を推定する技術に関する。
ネットワーク運用を行うための業務システムを適正に稼働させるためには、品質の高いネットワークデータベースの構築が必要となる。近年、ネットワークが大規模、複雑化し、ネットワークを構成する機器間の物理的、論理的な接続構成(以下、トポロジーという。)を把握、管理することが難しくなっている。そのため、ネットワークの維持やメンテナンスに掛かる時間、コスト及び当該維持・メンテナンスの複雑さを最小限に抑えることが必要である。
そこで、ネットワークのトポロジーを自動的に作成する手段として、ネットワーク機器より収集したMAC(Media Access Control)学習テーブル内のMACアドレスの組合せの関係を利用する手法がある(特許文献1等)。
上記従来手法は、まず、ネットワーク機器より収集したMAC学習テーブルで学習するポートのうち、最も多く登録されているポートを求める。そして、得られたポートの複数のMACアドレスが、第2のスイッチのMACアドレスの複数のポートに登録されたMACアドレスの組合せと一致することを確認する。それに加え、第1のスイッチのMAC学習テーブルにおける得られたポート以外の複数ポートに登録されたMACアドレスの組合せが、第2のスイッチのMAC学習テーブルにおける1つのポートに登録された複数のMACアドレスと一致することを確認する。そして、上記従来手法は、これら2つの要件が満たされた場合、第1のスイッチと第2のスイッチとが接続するとみなす。
図1には、上記従来手法による例を示す。図1では、「m1、m2、…」は加入者装置のMACアドレスを示し、「SW−1、SW−2」はトポロジー作成対象となるLayer2スイッチを示す。そして、各スイッチはMAC学習テーブルを保持するものとする。また、図1において、「IF1、IF2、…」はLayer2スイッチのポートを示し、当該ポートに隣接して記載する四角囲みの中の「m1、m2、…」は各ポートで学習しているMACアドレスを示す。
そして、図1で示すように、上記手法は、MACアドレスが最も多く登録されているSW−1のポートIF1が、SW−2のポートIF1、IF2、IF3のMACアドレスの組合せ(m1、m2、m3、m4)と一致することを確認する。さらに、上記手法は、この要件に加え、SW−1のIF1以外のポートIF2、IF3のMACアドレスの組合せ(m5、m6)が、SW−2のIF4のMACアドレスと一致することを確認し、SW−1とSW−2とは接続しているとみなす。
特許第4008432号公報
しかし、上記従来手法の場合、通信キャリアなどの大規模ネットワークでは、(1)学習されたMACアドレスがエージングタイムアウトにより、消去される。(2)大規模ネットワークで採用される大型SWでは、MAC学習の高速化のため、ハッシュテーブルを使用することがあるが、ハッシュの重複により、学習されたMACアドレスが上書きされる(ハッシュが重複した古いMACアドレスが消去される)。スイッチの保有するMAC学習テーブルのMACアドレスが、エージング処理等によって、一部が欠落した場合、MACアドレスの組合せが一致しなくなり、上記従来手法では、実際に物理接続されている機器でも、接続条件とみなされない。従って本来大規模ネットワークでこそネットワーク構成を自動で抽出したいにもかかわらず、実用上この手法を使えないという問題がある。ここで、通信キャリアなどの大規模ネットワークで学習されるMACアドレス数は加入者数に応じて多くなり、エイジング処理やハッシュテーブルでの重複が発生する結果MACアドレスの欠落が発生し、この様な場合には、上記問題の発生が顕著となる。
図2には、図1におけるSW−1のポートIF1のMACアドレスm3がエイジング処理により欠落した場合の例を示す。この場合、MACアドレスが最も多く登録されているSW−1のポートIF1が、SW−2の複数のポートとの組合せと一致しなくなるため、上記従来手法によれば、SW−1とSW−2とは接続しているとみなされない。
また、例えば、インターネットへの接続を目的としたネットワークの場合、インターネットへの接続点を頂点とするツリートポロジーとするのが標準的である。しかし、上記従来手法は、1対多のツリー構造であるネットワークのトポロジー推定に適用することができないという問題点もある。
図3には、インターネットへの接続点を頂点とするツリートポロジーとなるネットワークの例を示す。図3において、葉ノードである加入者装置は、全て認証スイッチを経由してインターネット通信をしているものとする。この場合、SW−1のIF1のMACアドレスの組合せは、SW−2のIF1、IF2及びIF3の組合せと一致するが、SW−1のIF1以外のポートがポートIF3のみとしか一致せず、複数ポートと一致しない。そのため、上記従来手法によれば、SW−1とSW−2とは接続しているとみなされない。
そこで、本発明では、上記問題点に鑑み、トポロジーの解析対象となる装置が保持するMAC学習テーブルの一部に欠落がある場合でも、その欠落しているMACアドレスを解析対象から除外し解析の精度を高めること、及びそのネットワークトポロジーが1対多のツリー構造である場合でもネットワークのトポロジーを推定することができるトポロジー推定装置、及びトポロジー推定方法を提供することを目的とする。
開示のトポロジー推定装置の一形態では、通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定装置であって、前記各通信装置が、該各通信装置の備える送受信ポートと該送受信ポートを介して接続される葉ノード又は根ノードのアドレスとを関連付ける送信先情報を保持する場合、前記複数の通信装置それぞれが保持する前記送信先情報を取得し、該送信先情報と該送信先情報の取得元である通信装置とを関連付ける送信先情報一覧を生成する送信先情報一覧生成手段と、前記送信先情報一覧に基づき、前記葉ノード及び前記根ノードを、該葉ノードから該根ノードに至る経路上に存在する前記通信装置の組合せを基準にしてグループ分けを行うグルーピング手段と、前記各グループに対応する前記葉ノード及び根ノードの数と、該各グループに対応する前記通信装置の数とに関する所定の規則に合致する1以上の該グループを選択するグループ選択手段と、選択された前記グループに対応する前記葉ノード及び根ノードに関するデータを除外した前記送信先情報一覧に基づき、前記通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定手段と、上記ネットワークのトポロジーが1対多のツリー構造である場合でもネットワークのトポロジーを推定する手段と、を有することを特徴とする。
開示のトポロジー推定装置は、トポロジーの解析対象となる装置が保持するMAC学習テーブルの一部に欠落がある場合でも、その欠落している部分を解析対象から除外し解析の精度を高めることができる。また、そのネットワークトポロジーが1対多のツリー構造である場合でも、ネットワークのトポロジーを推定することができる。
従来技術を説明する図である。 従来技術の問題点を説明する図(その1)である。 従来技術の問題点を説明する図(その2)である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置による処理の流れを説明する図である。 本実施の形態に係る分析MAC学習テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係るMAC毎パターンテーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係るパターン信頼度テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係る装置毎パターン集計テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係るポート毎パターンテーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係る接続先テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係るMAC学習テーブル分析処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るMAC学習テーブル補正処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るトポロジー作成処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例において解析対象とするネットワークの構成を説明する図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における分析MAC学習テーブル(その1)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるMAC毎パターンテーブル(その1)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるパターン信頼度テーブル(その1)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるパターン信頼度テーブル(その2)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるMAC毎パターンテーブル(その2)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における分析MAC学習テーブル(その2)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるパターン信頼度テーブル(その3)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるMAC毎パターンテーブル(その3)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における分析MAC学習テーブル(その3)を示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例におけるポート毎パターンテーブルを示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における装置毎パターン集計テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における接続トポロジー作成処理のフローチャートである。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における接続トポロジー作成処理を説明する図である。 本実施の形態に係るトポロジー推定装置の処理例における接続先テーブルを示す図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本実施の形態に係るトポロジー推定装置の動作原理)
図4乃至図14を用いて、本実施の形態に係るトポロジー推定装置100の動作原理について説明する。図4は、本実施の形態に係るトポロジー推定装置100の機能ブロック図である。図4で示すように、トポロジー推定装置100は、MAC学習テーブル分析処理部110、MAC学習テーブル補正処理部120、トポロジー作成処理部130を有する。さらに、トポロジー推定装置100は、分析MAC学習テーブル140、MAC毎パターンテーブル150、パターン信頼度テーブル160、装置毎パターン集計テーブル170、ポート毎パターンテーブル180、接続先テーブル190を有する。
なお、特許請求の範囲における送信先情報一覧生成手段は、MAC学習テーブル分析処理部110に含まれ、特許請求の範囲におけるグルーピング手段は、MAC学習テーブル分析処理部110に含まれる。また、特許請求の範囲におけるグループ選択手段は、MAC学習テーブル補正処理部120に含まれ、特許請求の範囲におけるトポロジー推定手段は、トポロジー作成処理部130に含まれる。そして、特許請求の範囲における第2グループ選択手段は、トポロジー作成処理部130に含まれる。
図5で示すように、トポロジー推定装置100は、はじめにトポロジー推定処理の対象となるネットワークを構成する通信装置(例えば、Layer2スイッチ)それぞれが保持するMAC学習テーブルを収集し、収集した全てのMAC学習テーブルを分析する。これは、MAC学習テーブル分析処理部110による処理に該当する。
次に、トポロジー推定装置100は、MAC学習テーブル分析処理部110による分析結果に基づき信頼度の低いMACアドレスを抽出し、抽出したMACアドレスをトポロジー推定処理から除外する。これは、MAC学習テーブル補正処理部120による処理に該当する。
さらに、トポロジー推定装置100は、MAC学習テーブル補正処理部120により信頼度の低いものが除外されたデータを利用して、通信装置間の接続関係を推定する。これは、トポロジー作成処理部130による処理に該当する。ここで、トポロジー推定装置100によるトポロジー推定処理の対象となるネットワークは、1対多のツリー構造となる通信ネットワークであるものとする。
ここで、図6乃至図11を用いて、トポロジー推定装置100が備える各テーブルの構成について説明する。図6で示すように、分析MAC学習テーブル140は、項目として「学習グループ」、「装置」、「ポート」、「学習MACアドレス」、「IF分類」を備える。「学習グループ」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる通信装置が備えるポートの学習単位をさらにグループ分けする情報であり、VLAN(Virtual Local Area Network) IDが該当する。「装置」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる各通信装置であり、各通信装置はMAC学習テーブルを保持する。「ポート」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる通信装置が備えるポートである。「学習MACアドレス」は、通信装置毎及びポート毎に学習しているMACアドレスである。「IF分類」は、ネットワークの根ノード方向にある(上位装置向け)ポートを識別するための情報である。
図7で示すように、MAC毎パターンテーブル150は、項目として「学習グループ」、「学習MACアドレス」、「経由スイッチパターン」、「パターン番号」、「分析有無」、「MAC分類」を備える。「学習グループ」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる通信装置(例えば、Layer2スイッチ)が備えるポートの学習単位をさらにグループ分けする情報である。「学習MACアドレス」は、分析MAC学習テーブル140で保持される学習MACアドレスである。「経由スイッチパターン」は、学習MACアドレスが経由する通信装置群である。「パターン番号」は、学習MACアドレスと経由スイッチに付した通番である。「分析有無」は、MACアドレスについて、トポロジー推定装置100による処理対象とするか否かを識別する情報である。「MAC分類」は、ネットワークの根ノード方向にある(上位装置向け)MACアドレスを識別するための情報である。
図8で示すように、パターン信頼度テーブル160は、項目として「パターン番号」、「保有MAC数」、「経由接続スイッチ数」、「分析有無」、「パターン分類」を備える。「パターン番号」は、学習MACアドレスと経由スイッチに付した通番である。「保有MAC数」は、MAC毎パターンテーブルのパターン番号毎のMAC数である。「経由接続スイッチ数」は、パターン番号に対応する経由スイッチパターン内のスイッチ数である。「分析有無」は、パターンについて、トポロジー推定装置100による処理対象とするか否かを識別する情報である。「パターン分類」は、ネットワークの根ノード方向に関連する(上位装置向け)パターンを識別するための情報である。
図9で示すように、装置毎パターン集計テーブル170は、項目として「装置」、「パターン数」を備える。「装置」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる各通信装置である。「パターン数」は、MAC毎パターンテーブル150に含まれる装置毎のパターン数である。
図10で示すように、ポート毎パターンテーブル180は、項目として「学習グループ」、「経由ポートパターン」、「パターン番号」、「パターンの種類」を備える。「学習グループ」は、トポロジー推定装置100による処理対象となる通信装置が備えるポートの学習単位をさらにグループ分けする情報である。「経由ポートパターン」は、学習MACアドレスが経由する通信装置、及び当該通信装置のポートである。「パターン番号」は、学習MACアドレスと経由スイッチとに付した通番である。「パターンの種類」は、「パターン番号」がネットワークの根ノード方向に関連するパターンであるか否かを識別するための情報である。
図11で示すように、接続先テーブル190は、項目として「接続元装置」、「接続元ポート」、「接続先装置」、「接続先ポート」を備える。「接続元装置」は、接続元となる通信装置である。「接続元ポート」は、接続元装置が備え、接続元となるポートである。「接続先装置」は、接続先となる通信装置である。「接続先ポート」は、接続先装置が備え、接続先となるポートである。
次に図12を用いて、MAC学習テーブル分析処理部110による処理を説明する。S1200でMAC学習テーブル分析処理部110は、処理対象であるネットワーク内の各通信装置からMAC学習テーブルを読み出し、読み出した各通信装置の識別情報と読み出したMAC学習テーブルとを関連付けて、分析MAC学習テーブル140に保存する。
S1202でMAC学習テーブル分析処理部110は、分析MAC学習テーブル140を参照して、葉ノードから根ノードまでの経路上に存在する通信装置を、該葉ノードに対応するMACアドレス毎に抽出し、MAC毎パターンテーブル150を作成する。さらに、MAC学習テーブル分析処理部110は、MAC毎パターンテーブル150内の「経由スイッチパターン」の欄に含まれる通信装置の組合せが同一のものに対し、同じパターン番号を割り当て、MAC毎パターンテーブル150内の「パターン番号」の欄に記入する。
S1204でMAC学習テーブル分析処理部110は、MAC毎パターンテーブル150を参照して、「パターン番号」毎に、対応する学習MACアドレスの数と「経由スイッチパターン」の欄に含まれる通信装置の数とを算出する。そして、MAC学習テーブル分析処理部110は、算出した「パターン番号」と、学習MACアドレスの数と、通信装置の数とを関連付けて、パターン信頼度テーブル160に格納する。
さらに、S1206でMAC学習テーブル分析処理部110は、パターン信頼度テーブル160を、トポロジー推定装置100が備える表示装置に表示する。
次に図13を用いて、MAC学習テーブル補正処理部120による処理を説明する。S1300でMAC学習テーブル補正処理部120は、ユーザから、保有MAC数の下限数nと経由スイッチ数の上限数oとを受け付ける。
S1302でMAC学習テーブル補正処理部120は、パターン信頼度テーブル160を参照し、保有MAC数が“n”以下であり、かつ、経由接続スイッチ数が“o”以下であるパターンを抽出し、抽出したパターンに対応する「分析有無」の欄を分析対象外とする。これは、保有MAC数が少ないパターンについては、エイジング処理等によるデータ欠落が生じた可能性があると推定され、また、経由接続スイッチ数が多いパターンについては、根ノードに関連するデータであると推定されることによる。つまり、MAC学習テーブル補正処理部120は、これら2つの要件を同時に満たすパターンを、信頼度が低いデータと判断し、分析対象外とする。
そして、S1302でMAC学習テーブル補正処理部120は、MAC毎パターンテーブル150を参照し、分析対象外と判断されたパターンに対応する学習MACアドレスを、分析MAC学習テーブル140内から消去する。このようにして、トポロジー推定装置100は、分析MAC学習テーブル140の補正を可能とし、エイジング処理等によりMACアドレスが欠落した場合のトポロジー推定の精度を向上させる。
次は図14を用いて、トポロジー作成処理部130による処理を説明する。トポロジー作成処理部130は、ツリー構造のトポロジーとなっているネットワーク構成を推定する。S1400でトポロジー作成処理部130は、ユーザから、保有MAC数の下限数pと経由スイッチ数の下限数qとを受け付ける。そして、トポロジー作成処理部130は、パターン信頼度テーブル160を参照し、保有MAC数が“p”以下であり、かつ、経由接続スイッチ数が“q”以上であるパターンを抽出する。そして、トポロジー作成処理部130は、抽出したパターンに対応する「パターン分類」の欄に上位装置向けポートの識別子を格納する。ここで、上位装置向けポートとは、各通信装置が備えるポートであって、根ノード方向にある他の通信装置と接続しているポートのことをいう。
そして、S1400でトポロジー作成処理部130は、パターン信頼度テーブル160を参照し、MAC毎パターンテーブル150の「MAC分類」の欄及び分析MAC学習テーブル140の「IF分類」の欄に上位向けポートの識別子を格納する。
S1402でトポロジー作成処理部130は、分析MAC学習テーブル140を参照し、各葉ノードから根ノードに至る経路上の通信装置及び該通信装置で利用するポートの組合せを、ポート毎パターンテーブル180の「経由ポートパターン」の欄に格納する。そして、トポロジー作成処理部130は、「経由ポートパターン」における組合せが同一のものに対し、同じパターン番号を付与し、ポート毎パターンテーブル180の「パターン番号」の欄に格納する。
S1404でトポロジー作成処理部130は、MAC毎パターンテーブル150を参照し、各通信装置に対応しているパターン番号の数を集計し、集計結果を装置毎パターン集計テーブル170に格納する。ここで、トポロジー推定装置100の解析対象はツリー構造であるため、装置毎パターン集計テーブル170における「パターン数」が多い通信装置ほど、ネットワーク内で根ノードに近い階層に存在することを示している。
S1406でトポロジー作成処理部130は、通信装置間の接続関係を推定する。トポロジー作成処理部130は、ポート毎パターンテーブル180の「経由ポートパターン」欄に含まれる各通信装置に対し、装置毎パターン集計テーブル170における「パターン数」が多い順に通信装置が接続していると推定する。そして、トポロジー作成処理部130は、上位装置の下位装置向けポートは、ポート毎パターンテーブル180の「上位向け」ポートでないパターンに含まれる装置のポートと接続するものと推定する。また、トポロジー作成処理部130は、下位装置の上位装置向けポートは、ポート毎パターンテーブル180の上位装置向けポートで接続しているものと推定する。そして、トポロジー作成処理部130は、推定した通信装置の接続関係を接続先テーブル190に格納する。
上で説明した動作原理に基づき、トポロジー推定装置100は、MAC学習テーブルに学習されている各MACアドレスの信頼度を数値化し、信頼度の低いMACアドレスを除外することで、精度の高いネットワークトポロジーを推定することが出来る。
(本実施の形態に係るトポロジー推定装置による処理例)
図15乃至図29を用いて、トポロジー推定装置100による処理例を説明する。図15で示すように、本処理例においてトポロジー推定装置100は、1対多のツリー構造をなす通信ネットワークの構成を推定する。ここで、通信ネットワークの構成とは、通信ネットワークに含まれる通信装置(Layer2スイッチ)の接続関係である。
図15において、通信ネットワークの葉ノードは加入者装置であり、各加入者装置の下部に記載されるm1、m2、m3、m4、m5、m6及びm7は各加入者装置のMACアドレスである。また、通信ネットワークの根ノードは認証ルータであり、当該認証ルータのMACアドレスはmrである。さらに、SW−1、SW−2、SW−3、SW−4及びSW−5はLayer2スイッチであり、各スイッチはMAC学習テーブルを保持する。また、IF1、IF2及びIF3は各スイッチの送受信ポートであり、IF1、IF2及びIF3の近傍に記載されるm1、m2、m3、m4、m5、m6、m7及びmrは、MAC学習テーブル上で各ポートと関連付けて学習されたMACアドレスである。
また、図15で示すように、スイッチSW−2のMAC学習テーブルにおいて、m4のMACアドレスがエイジング処理により欠落しているものとする。
(1)MAC学習テーブル分析処理部110による処理
ここでは再度、図12で示すフローチャートを用いて、本処理例を説明する。S1200でMAC学習テーブル分析処理部110が、トポロジー解析対象であるスイッチSW−1、SW−2、SW−3、SW−4、SW−5それぞれが保持するMAC学習テーブルを読み出し、分析MAC学習テーブル140に格納する。図16で示すように、分析MAC学習テーブル140において、MAC学習テーブルを読み出したスイッチと当該スイッチが保持するMAC学習テーブルの内容とが関連付けて保持される。
次に、S1202でMAC学習テーブル分析処理部110が、分析MAC学習テーブル140に基づいて、MAC毎パターンテーブル150の各項目を格納する。つまり、MAC毎パターンテーブル150では、分析MAC学習テーブル140上で各MACアドレスと関連付けて保持されているスイッチを全て抽出し、MACアドレス毎に抽出したスイッチを列挙している。そして、S1202でMAC学習テーブル分析処理部110が、MAC毎パターンテーブル150の「経由スイッチパターン」内の組合せ毎にパターン番号を付与し、「パターン番号」欄に格納する。すると、図17で示すように、MAC学習テーブル分析処理部110によって、5つのパターン番号が付与される。
さらに、S1204でMAC学習テーブル分析処理部110が、MAC毎パターンテーブル150に基づいて、パターン信頼度テーブル160の各項目を格納する。例えば、パターン1については、学習MACアドレスm1及びm2と対応するため、保有MAC数は2となり、経由スイッチパターンにはSW−1、SW−2及びSW−3が格納されているため、経由接続スイッチ数は3となる。一方、パターン3については、学習MACアドレスm3のみと対応するため、保有MAC数は1となり、経由スイッチパターンにはSW−1及びSW−4が格納されているため、経由接続スイッチ数は2となる。図18には、S1204で生成されるパターン信頼度テーブル160を示す。
そして、S1206でMAC学習テーブル分析処理部110が、図18に示すパターン信頼度テーブル160を表示装置に表示し、MAC学習テーブル分析処理部110による処理が終了する。
(2)MAC学習テーブル補正処理部120による処理
ここでは再度、図13で示すフローチャートを用いて、本処理例を説明する。S1300でMAC学習テーブル補正処理部120が、ユーザから分析MAC学習テーブル140の補正条件“n”及び“o”を受け付ける。本処理例においては、“n=2”、“o=5”とする。
S1302でMAC学習テーブル補正処理部120が、パターン信頼度テーブル160において、保有MAC数が“n=2”以下であり、かつ、経由接続スイッチ数が“o=5”以下であるパターンを抽出する。すると、図19で示すように、MAC学習テーブル補正処理部120はパターン3を抽出し、パターン3の「分析有無」欄にトポロジー推定装置100の分析対象外とする識別子を格納する。MAC学習テーブル補正処理部120は、パターン信頼度テーブル160において、保有MAC数が小さいほどデータ欠落に関連するパターンであると推定し、また、経由接続スイッチ数が大きいほど認証ルータに関連するパターンであると推定する。
S1302でMAC学習テーブル補正処理部120が、図20で示すようにMAC毎パターンテーブル150におけるパターン3の「分析有無」欄に分析対象外とする識別子を格納する。次いで、MAC毎パターンテーブル150でパターン3はMACアドレスm4に対応するため、S1302でMAC学習テーブル補正処理部120が、図21で示すように分析MAC学習テーブル140からMACアドレスm4を消去する。つまり、MAC学習テーブル補正処理部120はパターン3について信頼度が低いと判断し、これによりトポロジー推定装置100はエイジング処理により欠落しているMACアドレスm4を処理対象データから除外することができる。
(3)トポロジー作成処理部130による処理
ここでは再度、図14で示すフローチャートを用いて、本処理例を説明する。S1400でトポロジー作成処理部130が、ユーザから、上位装置向けポートの判定条件“p”及び“q”を受け付ける。本処理例においては、“p=1”、“q=5”とする。ツリートポロジーの場合、上位装置向けポートは、パターン(保有MAC数)が少なく、経由接続スイッチ数がネットワーク内の総スイッチ数に近い値になるという性質がある。
そして、S1400でトポロジー作成処理部130が、パターン信頼度テーブル160において、保有MAC数が“p=1”以下であり、かつ、経由接続スイッチ数が“q=5”以上であるパターンを抽出する。すると、図22で示すように、トポロジー作成処理部130はパターン5を抽出し、パターン5の「パターン分類」欄に上位装置向けポートである旨の識別子を格納する。トポロジー作成処理部130は、パターン信頼度テーブル160において、保有MAC数が小さいほど上位装置向けポートに関連するパターンであると推定し、また、経由接続スイッチ数(ホップ数)が多いほど上位装置向けポートに関連するパターンであると推定する。
次いで、S1400でトポロジー作成処理部130が、図23で示すようにMAC毎パターンテーブル150におけるパターン5の「MAC分類」欄に上位装置向けポートとする識別子を格納する。さらに、パターン5はMACアドレスmrに対応するため、S1400でトポロジー作成処理部130が、図24で示すように分析MAC学習テーブル140のMACアドレスmrに対応する「IF分類」欄に上位装置向けポートとする識別子を格納する。
S1402でトポロジー作成処理部130が、図24で示す分析MAC学習テーブル140に基づいて、ポート毎パターンテーブル180の各項目を格納する。例えば、MACアドレスm1については、「SW−1 IF1」、「SW−2 IF1」及び「SW−3 IF1」と対応するため、「経由ポートパターン」欄は「SW−1 IF1、SW−2 IF1、SW−3 IF1」となる。また、MACアドレスm6については、「SW−1 IF2」及び「SW−5 IF1」と対応するため、「経由ポートパターン」欄は「SW−1 IF2、SW−5 IF1」となる。図25には、S1402で生成されるポート毎パターンテーブル180を示す。
S1404でトポロジー作成処理部130が、図23で示すMAC毎パターンテーブル150に基づいて、装置毎パターン集計テーブル170の各項目を格納する。この際、トポロジー作成処理部130は、分析対象外の識別子が付されたパターン3に対応するデータ及び上位装置向けポートである旨の識別子が付されたパターン5に対応するデータを除いて、装置毎パターン集計テーブル170の各項目を格納する。例えば、スイッチSW−1については、パターン1、パターン2及びパターン4の3パターンあるため、装置毎パターン集計テーブル170の「パターン数」欄には3と格納される。また、スイッチSW−4については、パターン2のみであるため、装置毎パターン集計テーブル170の「パターン数」欄には1と格納される。図26には、S1404で生成される装置毎パターン集計テーブル170を示す。
次に、S1406でトポロジー作成処理部130が、装置毎パターン集計テーブル170及びポート毎パターンテーブル180に基づいて、Layer2スイッチ間の接続関係を推定する。ここで、図27で示すフローチャートを用いて、S1406におけるトポロジー作成処理部130による接続トポロジー作成処理の詳細を説明する。
トポロジー作成処理部130は、S2700−1で始まりからS2700−2で終わる処理を、ポート毎パターンテーブル180におけるパターン番号毎に繰り返す。ここで、トポロジー作成処理部130により当該処理が行われているパターン番号をiとすると、本処理例ではi=1〜7(iは自然数である。)となる。また、トポロジー作成処理部130は、S2702−1で始まりからS2702−2で終わる処理を、ポート毎パターンテーブル180における各パターンに含まれるスイッチ毎に繰り返す。ここで、トポロジー作成処理部130により当該処理が行われているスイッチをjとすると、本処理例ではi=1の場合スイッチj=SW−1、SW−2、SW−3となり、i=5の場合スイッチj=SW−1、SW−5となる。
S2704でトポロジー作成処理部130は、装置毎パターン集計テーブル170を参照して、パターンiに含まれるスイッチであり、スイッチjのパターン数より大きく、かつ、最小のパターン数であるスイッチXを抽出する。S2704においてスイッチXが抽出できた場合はS2706に移行し、S2704においてスイッチXが抽出できない場合はS2702−2に移行する。
S2706でトポロジー作成処理部130は、スイッチjとスイッチXとがポート毎パターンテーブル180の上位装置向けパターンに含まれる場合、S2708に移行する。一方、S2706でトポロジー作成処理部130は、スイッチjとスイッチXとがポート毎パターンテーブル180の上位装置向けパターンに含まれない場合、S2702−2に移行する。
S2708でトポロジー作成処理部130は、以下の<1>から<4>までの処理を実行することで、接続先テーブル190の各項目を格納する。<1>トポロジー作成処理部130は、スイッチjを「接続元装置」欄に格納する。<2>トポロジー作成処理部130は、上位装置向けパターンに含まれるスイッチjのポートを「接続元ポート」欄に格納する。<3>トポロジー作成処理部130は、スイッチXを「接続先装置」欄に格納する。<4>トポロジー作成処理部130は、パターンiに含まれるスイッチXのポートを「接続先ポート」欄に格納する。
ここで、図28を用いて、本処理例における接続トポロジー作成処理(S1406)の一部を説明する。なお、ここではパターン番号i=1である場合の処理について具体的に説明するが、パターン番号i=2〜7である場合の処理も同様に行われる。
ポート毎パターン1(i=1)のSW−1については、装置毎パターン集計テーブル170を参照すると、ポート毎パターン1に含まれるSW−1、SW−2、SW−3の中でパターン数が最大となる。したがって、SW−1については上位の接続対象は無いこととなる(S2704で「抽出できない」場合に該当)。
ポート毎パターン1(i=1)のSW−2については、装置毎パターン集計テーブル170を参照すると、SW−1がS2704の条件に合致するため、スイッチXとしてSW−1が抽出される。次に、スイッチSW−2及びSW−1(スイッチX)は、ポート毎パターンテーブル180を参照すると、上位装置向けパターンに含まれるため(S2706で「含まれる場合」に該当)、S2708に移行する。そして、S2708においてポート毎パターンテーブル180を参照して、「接続元装置」欄にはSW−2を格納し、「接続元ポート」欄にはIF3を格納し、「接続先装置」欄にはSW−1を格納し、「接続先ポート」欄にはIF1を格納する。
ポート毎パターン1(i=1)のSW−3については、装置毎パターン集計テーブル170を参照すると、SW−2がS2704の条件に合致するため、スイッチXとしてSW−2が抽出される。次に、スイッチSW−3及びSW−2(スイッチX)は、ポート毎パターンテーブル180を参照すると、上位装置向けパターンに含まれるため(S2706で「含まれる場合」に該当)、S2708に移行する。そして、S2708においてポート毎パターンテーブル180を参照して、「接続元装置」欄にはSW−3を格納し、「接続元ポート」欄にはIF3を格納し、「接続先装置」欄にはSW−2を格納し、「接続先ポート」欄にはIF1を格納する。
図29には、上記で説明した接続トポロジー作成処理(S1406)を、全てのポート毎パターン番号i(=1〜7)について実行した結果を示す。つまり、トポロジー作成処理部130は、図15で示すネットワークを構成するスイッチSW−1、SW−2、SW−3、SW−4及びSW−5の接続関係を、図29で示す接続先テーブル190のように推定する。
このように、トポロジー推定装置100は、上記(1)、(2)、(3)で説明した処理を行うことで、トポロジーの解析対象となる通信装置のMAC学習テーブルの一部に欠落がある場合でも、1対多のツリー構造であるネットワークのトポロジーを推定するができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 トポロジー推定装置
110 MAC学習テーブル分析処理部
120 MAC学習テーブル補正処理部
130 トポロジー作成処理部
140 分析MAC学習テーブル
150 MAC毎パターンテーブル
160 パターン信頼度テーブル
170 装置毎パターン集計テーブル
180 ポート毎パターンテーブル
190 接続先テーブル

Claims (8)

  1. 通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定装置であって、
    前記各通信装置が、該各通信装置の備える送受信ポートと該送受信ポートを介して接続される葉ノード又は根ノードのアドレスとを関連付ける送信先情報を保持する場合、
    前記複数の通信装置それぞれが保持する前記送信先情報を取得し、該送信先情報と該送信先情報の取得元である通信装置とを関連付ける送信先情報一覧を生成する送信先情報一覧生成手段と、
    前記送信先情報一覧に基づき、前記葉ノード及び前記根ノードを、該葉ノードから該根ノードに至る経路上に存在する前記通信装置の組合せを基準にしてグループ分けを行うグルーピング手段と、
    前記各グループに対応する前記葉ノード及び根ノードの数と、該各グループに対応する前記通信装置の数とに関する所定の規則に合致する1以上の該グループを選択するグループ選択手段と、
    選択された前記グループに対応する前記葉ノード及び根ノードに関するデータを除外した前記送信先情報一覧に基づき、前記通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定手段と、を有することを特徴とするトポロジー推定装置。
  2. 前記所定の規則は、前記葉ノード及び根ノードの数が所定のノード数以下であり、かつ、前記通信装置の数が所定の通信装置数以下である規則であることを特徴とする請求項1に記載のトポロジー推定装置。
  3. 前記トポロジー推定手段は、通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係が1対多のツリー構造であるネットワークトポロジーの推定を行う場合、前記通信装置毎に、前記通信装置の組合せの中で該各通信装置を要素として含む前記グループの数を算出し、算出した該通信装置毎の該グループの数に基づき前記通信装置の接続関係を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載のトポロジー推定装置。
  4. 通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係が1対多のツリー構造であるネットワークトポロジーの推定を行う場合、前記葉ノード及び根ノードの数が所定のノード数以下であり、かつ、前記通信装置の数が所定の通信装置数以上である前記グループを選択する第2グループ選択手段を有し、
    前記トポロジー推定手段は、前記第2グループ選択手段により選択された前記グループに対応する前記送受信ポートを、前記各通信装置における前記根ノード方向の送受信ポートと推定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のトポロジー推定装置。
  5. 通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係を推定するトポロジー推定方法であって、
    前記各通信装置が、該各通信装置の備える送受信ポートと該送受信ポートを介して接続される葉ノード又は根ノードのアドレスとを関連付ける送信先情報を保持する場合、
    送信先情報一覧生成手段が、前記複数の通信装置それぞれが保持する前記送信先情報を取得し、該送信先情報と該送信先情報の取得元である通信装置とを関連付ける送信先情報一覧を生成するステップと、
    グルーピング手段が、前記送信先情報一覧に基づき、前記葉ノード及び前記根ノードを、該葉ノードから該根ノードに至る経路上に存在する前記通信装置の組合せを基準にしてグループ分けを行うステップと、
    グループ選択手段が、前記各グループに対応する前記葉ノード及び根ノードの数と、該各グループに対応する前記通信装置の数とに関する所定の規則に合致する1以上の該グループを選択するステップと、
    トポロジー推定手段が、選択された前記グループに対応する前記葉ノード及び根ノードに関するデータを除外した前記送信先情報一覧に基づき、前記通信装置の接続関係を推定するステップと、を有することを特徴とするトポロジー推定方法。
  6. 前記所定の規則は、前記葉ノード及び根ノードの数が所定のノード数以下であり、かつ、前記通信装置の数が所定の通信装置数以下である規則であることを特徴とする請求項5に記載のトポロジー推定方法。
  7. 前記トポロジー推定手段は、通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係が1対多のツリー構造であるネットワークトポロジーの推定を行う場合、前記通信装置毎に、前記通信装置の組合せの中で該各通信装置を要素として含む前記グループの数を算出し、算出した該通信装置毎の該グループの数に基づき前記通信装置の接続関係を推定することを特徴とする請求項5又は6に記載のトポロジー推定方法。
  8. 通信ネットワークに含まれる複数の通信装置の接続関係が1対多のツリー構造であるネットワークトポロジーの推定を行う場合、第2グループ選択手段が、前記葉ノード及び根ノードの数が所定のノード数以下であり、かつ、前記通信装置の数が所定の通信装置数以上である前記グループを選択するステップを有し、
    前記トポロジー推定手段は、前記第2グループ選択手段により選択された前記グループに対応する前記送受信ポートを、前記各通信装置における前記根ノード方向の送受信ポートと推定することを特徴とする請求項5乃至7の何れか一に記載のトポロジー推定方法。
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